++雑記++

2005年7月の日記

2005年7月23日(土)
イタリア人街
2005年7月22日(金)
炊飯器
2005年7月21日(木)
保険
2005年7月18日(月)
賞味期限
2005年7月16日(土)
ポンド
2005年7月15日(金)
単位
2005年7月14日(木)
Epicure
2005年7月12日(火)
AGW
2005年7月11日(月)
イカとタコ
2005年7月10日(日)

2005年7月8日(金)
引越し
2005年7月7日(木)
フェスティバル
2005年7月6日(水)
花火
2005年7月3日(日)
国旗
2005年7月2日(土)
インターネット
2005年7月1日(金)
Word
イタリア人街
お知らせです.
7/24-8/6の期間,更新ができません.
というのも,サンプリングに行ってしまうためです.

場所はカナダの北西,ユーコンです.
基本的にキャンプ生活を送るので
更新は何一つできないと思います.

サンプリングから帰ってきたら
ユーコンの写真などをアップする予定です.
また,あまり専門的にならない程度に
サンプリングがどのようなものか紹介できたらと
思っています.

更新を楽しみにされていた方,申し訳ありません.
しばしお待ちください.

さて,先週の金曜日から日曜日にかけて
またまたフェスティバルがありました.

もういい加減飽きたと思われる方もいるかもしれませんが,
短い夏をエンジョイしようとするカナダでは
おそらくどこでも,毎週のごとくフェスティバルが
開かれています.

開かれたフェスティバルは
A Taste of Italy
という名前で,その名から予想できるように,
イタリア人街で開かれました.

ウィンザーは小さな都市ですが,
イタリア人街はあります.

場所はダウンタウンから東に5〜10分程度,
Erie Street という通りです.

イタリア料理店や喫茶店が立ち並ぶ
通りは,カナダにいながらイタリアを
体験させてくれます.

金曜日・土曜日は午後6時から.
また最終日の日曜日は午後2時から始まりました.
といっても,ここはカナダ.
時間通りに始まることなんて,ありえません.

僕は日曜日に行ったのですが,
レストランの店先に出店が並び始めたのが
2時半過ぎ.

音楽にいたっては5時過ぎからようやく始まるという
グダグダぶりでした.
まあ,カナダらしいお祭りです.

料理はおいしかったですね.
イタリアらしく,ピザ・パスタ・そして
ホットドッグ(イタリアン・ソーセージ使用)が
並びました.

お値段はやや高めでしたが,
カナダでのイタリア料理の相場からすれば
普通程度(15ドル〜).

また,出店は5ドル程度から
上述したような簡単な料理を提供していました.

そんなたくさんあるイタリア料理の中から
僕が選んだものは,リゾット.

お米に飢えていたわけではありませんが,
諸事情により,やわらかそうなものを
選んだわけです.

この諸事情とは,また後日
紹介したいと思います.
それが雑記になるか,他のコンテンツになるかは
まだ未定です.

とにかく,おいしい食事に陽気な音楽と
たのしいフェスティバルでした.

でも,喫茶店が,今日はフェスティバルだからといって
各メニューを少々値上げしていたのは
どうかと思いました.

フェスティバルだから値上げ.
世界共通の出来事なんでしょうか?

A Taste of Italy,写真は→こちら
2005年7月23日(土)  No.175

炊飯器
ようやくというか,とうとうというべきか
わかりませんが,購入してしまいました.

そうです.日本人の強い見方,炊飯器(rice cooker).
お米が食べたい!という願望が少なからず
あったので,購入に踏み切ったわけです.

カナダなんかに炊飯器なんて売ってるの?
と思いのかた.日本に普通にトースターが売ってるのと
同様に,カナダにも何の珍しくもなく売っています.

中華雑貨屋さんや韓国雑貨屋にも売っているのですが
これらはかなり高いので,購入を考えている方は
カナディアン・タイヤなどのホームセンターもしくは
ちょっと大きめのデパートの家電製品売り場に行けば
簡単に見つけることができます.

値段は25〜40ドル程度でしょうか.
日本とは異なりあまり種類はありません.

また,炊飯器だけというものは殆どなく
たいてい蒸し器としての機能も売りになっています.

まあ,蒸し器がメインで,ついでにお米が炊ける
というものもありますが,その辺はあまり
気にしないでいいんではないでしょうか.

僕が買ったものは,炊飯がメインで
お値段はなんと23ドル.
日本円で2000円程度ですかね?
けっこうお得だと思っています.

でも,その代わり機能は殆どありません.
ご飯を炊いて,保温するだけ.

タイマーなんぞという高級機能は
姿形もありません.

実をいうと,これはけっこうな種類に当てはまります.
たいてい炊飯・保温機能だけ.
タイマーがついているのは,稀ですね.

たぶん大部分のカナダ人にとってお米は
どうでもいい部類にはいるからなんでしょう.

それに対して,力が入れられているのが
トースターです.

食パンをはさんで,タイマーをセットし
時間が来ると,ポコン♪と飛び出してくる
おなじみのトースター.

カナダにはそれはそれはいろんな種類があります.
値段も10〜100ドルぐらいとピンきり.
つーか,だれが100ドルもするのを買うんだ?
と思ってしまいます.

デジタルで温度を管理したり
なんやらたかがトースターに
たいそうなことだと思うのですが,
それは日本的な考え.

カナダ人にしてみれば,
たかが炊飯器にタイマーだの
硬めや軟らかめだのの機能を取り入れるなんて
バカげているって思うんだと思います.

でも,やっぱりトースターなんて
そんな多機能でなくてもいいと思うんですけどね.
2005年7月22日(金)  No.174

保険
最近,いろんなことが起きて
いっぱいいっぱいです.

まあ,忙しいときに
自分がボケて,いろいろ起こした
だけなんですけどね.

さて,海外にいく場合
保険というものが問題になります.

どれだけの保険をかけるのか,
またそれはしっかりと使えるのか?
手続きは簡単なのか?などなど
問題はたくさんあります.

もちろん病気や怪我をしなければ
しないに越したことはないし,
短期の海外旅行中にそれらに
遭遇することはあまりないかもしれません.

ただ,あくまで保険.
万が一を考えて,入っておくのが安心で
そこはケチるべきではないと思います.

そんな僕は,海外旅行に行く際
特に保険に入ることはありません.

というのも,クレジットカードに付帯されていて,
それでいいかな?と思ってるからです.

使っているのは,セゾンカードのアメリカン・エクスプレス.
年会費が3000円かかりますが,3ヶ月までの保険が
つくので便利です.

それに,保険内容もまあまあだと
思うんですよね.

では,現在は?というと
特に日本では入ってきていません.

1年間とか留学年数分,保険に入ることができるのですが
これは相当な額になってしまいます.
なんで,やめました.

といっても,まったく入っていないわけではなく
こちら(カナダ)の保険に加入しています.

加入しているというか,大学院生向けの
保険に強制加入する必要があり,
授業料と共に毎月少しずつとられています.

まあ,日本で加入するよりもはるかに安く
また,サービスも段違いにいいので
助かるのですが….

って,まだそのサービスの違いを
感じ取ったことはありません.
説明を読んだだけです.

これから留学を考えている人.
保険がどうなっているのかなども
事前に調べることをオススメします.

そんなことをいいつつ,
僕自身は事前にたいして調べたわけでもなく
授業料などの見積もりをみたときに
保険料が入っていて,気づいただけというのは,
ここだけの秘密です.
2005年7月21日(木)  No.173

賞味期限
食品を購入する際,たいていの人が
賞味期限を調べると思います.

できるだけ新しいものが欲しい.
そんな思いから,なるべく長いものを
選び,購入する.

でも,たいていの場合,
安売りマークがついてない限り
生鮮食品でも,2,3日もったりします.

さて,ここカナダ.
もちろん賞味期限は存在し,
Best Before ○○と書かれています.

日本と同じように切れそうなものは
割引シールがはられ,安くなるのですが,
これが曲者だったりします.

つまり,賞味期限が切れたものが
平然と売られていることがあるわけです.

たしかに賞味期限が切れる=腐る
この式は成り立ちません.

しかし,いったいいつまで食べていいものか?
これは自己責任になるのでしょうか?
まったくもって恐ろしい国です.

さて,賞味期限を気にせずにも
いられるもの.
そんなものに,冷凍食品があります.

正しく冷凍保存しておけば,
味こそ落ちはすれども,腐ることなく
半永久的に食べることが可能なような気がします.

先日,買い物に出かけた際,
餃子の皮を見つけました.

それは冷凍食品コーナーに入っていて
ガチガチに凍っていました.

あっ,これで餃子を作ることができる!
と思ったのもつかの間,表示されている
賞味期限をみて愕然としました.

3/17とか4/6とか書いてあるわけです.
もちろん2005年のですよ.

冷凍食品だからいけるのか…
とも思いましたが,さすがに4月のものを
定価(恐るべきことに割引されていない!)で
購入するのは馬鹿らしいのでやめました.

まあ,賞味期限のラベルを張り替えて
偽装するなんてことはしないだけ
マシなのかもしれません.

でも,その神経が信じられない.
2005年7月18日(月)  No.172

ポンド
昨日は,カナダ生活の中でも単位に
しぼって紹介しました.

今日はその続きで,行き続ける
ヤード法です.

お店に行くと必ずといっていいほど
みる単位.それは,ポンドです.

カナダのスーパーマーケットや八百屋さんでは
たいていの場合,重さで売ってくれます.

1lb が $0.99 とかという書き方されているわけですね.
“lb”とは,ポンドを示します.

自分で好きなだけ袋につめて持って行きます.
レジのところに量りがついていて,お店の人が
測って,そのお値段を払う.

このような仕組みなので,りんご一個だけとか
買えますし,便利といえば便利です.

が,問題が一つ.
量りがどこにあるかわからないというか,
店内に設置していない店があるんですよ.

これは,もう勘の領域に入ります.
自分の食べたい分だけ買えばいいのですが,
そこは,お財布との相談もしなければなりません.

う〜ん.と頭をひねって,買うわけですが,
時々思いのほか安く,驚くことがあります.

それは,キヌサヤを購入したときのこと.
1lb,$1.98とあって,高いなぁと思ったのですが,
ちょっと欲しかったので,適当に袋に詰めました.

まあ,彩りとして欲しかったので,それほど大量では
ないのですが,充分な量を購入したつもりです.

レジに行ってみて,びっくり.
$0.18の文字が….

日本円で15円程度でしょうか?
いくらなんでもケチくさい買い方に
自分の事ながら唖然としてしまいました.

だいたいポンドなんてわかりにくい
表示にしてるから,いけないんだ!
すなおに1kgいくらとしておけば…

って,小さくkg表示をしてある店もあるのですが,
とにかく,kgもポンドも量りなしにわかるかっていうの.

1kgがどれだけとか,1ポンド(約0.45kg)がどれだけ
とか,物を持ってわかるわけもなく,
こんな目にあってしまったわけです.

…でも,量りがあったら,それほど必要ないのに
なんとなくケチ臭いのがイヤだという理由だけで
もっと買っていたかも.

それはそれでお金の無駄遣いなので,
よかったのかもしれません.

結論としては,ポンドだろうがキログラムだろうが
実生活において,たいした差はでてこない.
わかりにくいことはわかりにくいが,
それ以前の根本的な問題がある.

日本のようなリンゴ一個いくらというのが,
一番いいと思います.大きさの違いはムシ.
…生まれ育った環境って,巨大な影響を与えますね.
2005年7月16日(土)  No.171

単位
日本人がアメリカにいって
最初に混乱することの一つに,
単位があると思います.

距離はマイルへ.
温度は華氏.
体積はガロン.
…などなどあげていけば
きりがありません.

その点,カナダはまだ簡単ですね.
メートル(m)で,摂氏でリットル(l).
重量も,kg表示…のハズなのですが,
お隣の国の影響は強いのか,
まだまだヤード法の名残は見えています.

家にあるエアコンの温度表示は
華氏表示だけだし,
街中に表示される気温も
華氏と摂氏両方です.

道路標示はkmだけれども
会話では,マイル・インチが
溢れかえり,混乱の一途.

まだ幸いなことにガロンに
お目にかかったことはありませんが,
もう充分です.

先にお隣,アメリカの影響とかきましたが,
これ以外にも,昔はヤード法を使っていた
というのがあげられると思います.

カナダでは,1970年にメートル法を取り入れ,
70年代半ばから,公立の学校で教えてきた
そうです.

まだまだメートル法を採用して30年とちょっと.
日が浅いんですよね.
学校で習わなかった世代は
幼少の頃から親しんだヤード法のほうが
使いやすいというか,メートルなんてなんだ?
って感じだと思います.

まあ,先に書いたように
道路標識はメートルで表示されているので
なれる必要があるのですが,
重さとなれば,話は別.

ポンドはまだまだ市民権を得ていて,
これが日本人にとって頭痛に種になるわけです.
ちょっと長くなってしまったので,
そのお話は,明日にしたいと思います.
2005年7月15日(金)  No.170

Epicure
先週の金曜日から日曜日にかけて,
フェスティバルがありました.

その名も,
Festival Epicure
~A Celebration of Food, Wine, & Music.

Epicure(美食家)の名にふさわしく
食べ物にアルコールを販売する店がたくさんありました.
そして,雰囲気を盛り上げるロックやジャズ系の音楽.

楽しかったですね.
ただ,どれもややお値段が
高い気がしました.

まあ,お祭り価格ということで
しょうがないのでしょう.

金曜日の夜は,ウィンザーにこれほど
人がいるのか!と思わせるほどの盛況ぶり.
入場料が4ドルかかる(3日間有効)のに,
なんでだ?と思ったわけです.

フェスティバル好きなカナダ人ですから
不思議ではないといえば不思議でもないのですが,
それにしても,どこもかしこも人だらけというのは
滅多に出会う光景ではありません.

おそらくこの理由は,カナダの法律に
関係しているのではないでしょうか?

つまり,お酒.
カナダは飲酒に関しては,非常に厳しい国です.

屋外でお酒を飲むことは基本的に禁止.
車の中に,蓋があいているアルコール類があるだけで
飲酒運転とみなされます.

なので,一般的なフェスティバルにしても,
基本的にアルコールはないのです.

会場内の一区間,囲ってあり,その中でだけ
許可されているというのは,見かけますが,
日本のごとく,至るところで飲むのはありえません.

しかし,今回のお祭りは,
会場内はアルコールを飲むことができました.

ワインにビール,ウォッカそしてウイスキーなどもあり,
会場内ならどこでも,飲酒可能.

青空の下そして,満天の星空の下で
最高の音楽とともに,
酒をゆったりと飲みたいという願望を
満たすには,最高の条件です.

また高いといっても,バーやクラブで出てくる
お酒の値段に比べれば,どっこいどっこい.

こんな願望が,このフェスティバルに
人を運んできたのではないでしょうか?
その証拠に,ダウンタウンのバーはガラガラでした.

深夜1時まで続いたフェスティバル.
ただ夜の混雑とは対照的に,昼間の人の少ないこと.
酔っ払って寝ているのか,暑さが和らぐのを待っていうのか…
これだけは,知る由もありません.

フェスティバルの様子を,アルバムに
追加しました.
時間のあるかたは,是非ともご覧下さい→こちら
2005年7月14日(木)  No.169

AGW
思い出話と書けば,ずいぶん昔のような
気がするけれども,実際はほんの数ヶ月前の
お話.

ウィンザーは,ガイドブックには殆ど載っていない
都市で,大きいことは大きいのだが,特に見るものがない.

地球の歩き方のカナダ東部に4ページほど載ってるだけである.
まあ,載ってないよりはマシで,
このおかけで,多少の情報は日本語で得られるわけです.

さて,ガイドブックを見ると,大きな見所として
カナディアンクラブ蒸留所とカジノがあげられています.

カナディアンクラブとは有名なウィスキー.
VIA鉄道の駅周辺にあります.
見学したことはありませんが….

カジノはいうまでもなく,ウィンザー最大の
見所で,何度か行っています.

ウィンザーはこれだけか!というと
そうでもなくて,すでにアルバムに載せていますが
博物館に美術館が揃っています.

しかも,両方ともダウンタウン.
カジノもダウンタウンにあり,観光で来る人が
いるならば,ゼヒとも足を運ぶべき場所だと
思うわけですが,どうでしょうか?

それよりも,リバーサイドを散歩する方が
マシなのかもしれませんが,
博物館や美術館で得られる感動は,それとは
別のものがあります.

そんなわけで,美術館(AGW)に行ってきたわけです.
最初に書いたとおり,数ヶ月前の出来事になるのですが….

素晴らしかったですよ.
3階建てで,入場料は2ドル.

1階は,絵の展示・販売,お土産コーナー.
2階は抽象画など.
3階は絵画でした.

抽象画関係は,正直言って,なにも
わからないので,さらっと見て終わるのですが,
3階はよかったですね.

グループ・オブ・セブンと呼ばれる
トロントを中心に活動していた画家たちの絵もあれば,
僕の大好きな,エミリー・カーの絵もありました.

2ドルでこれなら,充分楽しめると思いますので,
ウィンザーに来たときは,ゼヒともお立ち寄りください.
所要時間は1時間〜1時間半ぐらいだと思います.

Art Gallery of Windsor
http://www.artgalleryofwindsor.com/
2005年7月12日(火)  No.168

イカとタコ
イカとタコ.
この2種類は,姿こそ違えど
たいしてかわらないような気がする.

しかし,どうもこちらでは
扱いが異なるように感じる.

devilfishときいて,誰もが思いつくだろう
生き物は,タコ.

中学のとき,英語の教科書で
タコを食べた外人さんが渋い顔をしていたのを
憶えているし,そのときに
このdevilfishという名前を教わった気がする.

なんにせよ,タコ=デビルという
図式がなりたっているのである.

ところが,イカはというと,
squid,calamariといった名前である.
デビル?そんなものは,付かない.

そして,こっちの人は,イカを食べる.
イカのてんぷらは人気があるし,
普通にイカリングなども売ってる.

スーパーに行けば,冷凍食品コーナーに
置かれているし,一切その姿を見せない
タコとは大きな違いがあるのだ.

食感も似てるといえば似ていて,
姿を除けば,大きな違いは足の数だけ.

どうせ食べるときになれば,
切り刻んであるから,姿形なんて
気にもならないだろうに,ダメみたいだ.

タコを食べるなんて….
少なくてもイカを食べる人々に
言われたくない言葉である.
2005年7月11日(月)  No.167

夏といえば何が思い浮かぶでしょうか?

ここカナダでは,青い空にかんかんに輝く太陽.
そして,短い夏を楽しむために開かれる
数々のフェスティバル.

しかし,一番夏を感じるものは,
緑にそまった芝生でしょうか?

日本ではなんでしょうか?
風鈴の音に祭囃子.
しかし,一番は蝉だと思います.

夏に入ると鳴き始め
ヒグラシのカナカナカナ…という
声で終わりとなります.

カナダでも蝉はいるみたいですが,
研究室にいる最中は殆ど
聞こえませんし,トロントにいたときも
学校に行っていたためか,なにかわかりませんが
あまり意識しませんでした.

蝉に,ヒマワリ.
夏を感じるものはたくさんありますが,
ここに一つ重要な存在が抜けています.

日本ではすでに殆どみることができず,
古きよき日本というか,田舎の象徴.
そうです.蛍.

夏といえば,蛍.
一昔前は,日本では当たり前であったであろう
光景は現在では,貴重なものになりつつあります.

しかし,ここウィンザーには
普通にいました.

学校の帰り道,家の前で何か光る.
初めはなにかわかりませんでしたが,
何度か光るその姿に,ハッとしました.

蛍がいる.
裏庭に回ると,所々で
ピカピカと瞬く光.

それからよく見ると,
大通りに位置するマンションの前の少しの
芝生の上でも,点いては消える存在が
認められました.

自然が豊かなのでしょうか?
忘れかけていた,夏を象徴する生物.
驚きと感動で,しばらく眺めてしまいました.

日本で失われつつある何かがある.
海外生活も悪くはありません.
2005年7月10日(日)  No.166

引越し
一緒に住んでいた中国人のご家族は
現在,家にいない.

では,どこに行ったかと聞かれると
知らないとしか答えようがない.

旦那さんの仕事の事情で,
引っ越してしまい,その引越し先の
住所はまったくもって知らないという状況.

地名はちょろっと聞いたけれども,
元々英語名なんて聞いても憶えることがさっぱりとできない
頭の持ち主なので,ホントにわからない.
知っているのは,カナダにいるということだけだ.

たしか電話番号を置いていくといって
いたのだが,家のどこをさがしても
転移先の電話番号や住所は見つからない.

まあ,メールアドレスがわかるので
たいした問題にはならないだろうし,
いざとなればなんとでもなるでしょう.

さて,引っ越していった彼ら.
電話番号は置いていかなかったが,
その代わりに置いて行ったものがあります.

…それはゴミ.
荷物運んでそれっきり.
掃除はしてなければ,引越しの際に出たゴミを
おきっぱなし.

なんてこったい.
普通は部屋の掃除ぐらいして引っ越していくだろう!
と思うのだが,どうやら違ったようだ.

これがカナダの方式なのか,それとも
中国の方式なのかわからないが,
立つ鳥跡を濁さずなんてどこ行く風.

彼らが去ってから,家に帰ったときは
唖然としてしまいました.

でも,それよりもびっくりしたことがあります.
リビングにあった,テーブルがない.
椅子はたくさんあるのに.
いったいどうしろと….

現在,テーブルを購入するかどうかを
真剣に検討中です.
ホント,最悪.
2005年7月8日(金)  No.165

フェスティバル
カナダデイとアメリカ独立記念日.
昨日ふれた花火はどちらの日でもありません.

週末に開かれるフェスティバルのスタートを
つげる花火だったと考えるのが一般的ですが,
どちらかの日にあげると,なんでウィンザーと
デトロイトの共同運営なのに,片方の記念日だけなんだ?
といった苦情がくるのかもしれないとも
思われます.

とりあえず,花火はフェスティバルの開始の合図.
そうです.週末は,おなじみ(?)リバーサイドで
フェスティバルが開かれていました.

といっても,他にも開かれていただろうし,
もちろんデトロイトでもなにかしらのものが
行われていたと思います.

移動手段が徒歩,バス,タクシー,さらに
一切情報を持っていない僕が,他の場所に行くのは
不可能に近いです.

さて,デトロイト川にそって
散歩コースとなっているリバーサイドですが
ダウンタウン周辺はイベントもできるようになっています.

そこには,ダウンタウンからおよそ30マイル西にある
遊園地から運ばれてきた各種の乗り物,出し物が設置されていました.

そして,舞台が設置され,ロック系の
音楽も鳴り響きます.

思い起こせば,これでカナダも5回目.
こういった乗り物が出てきて,出店があるという
スタイルのフェスティバルはこれが
始めてかもしれません.

ちょっとワクワクしながら覗くと,
大量の出店.

食べ物系は,さすがカナダというべき
品揃え.

ドーナツにホットドッグ,フライドポテト,
ピザそしてレモネード….綿菓子もあったかな?
目に付く全てがジャンクフード.
でも,それほど数が多かったわけではありませんね.

遊具は,入り口付近がキッズコーナー.
メリーゴーランドを初めとする
可愛らしい乗物がしめています.

しかし,一歩そこを抜け出ると
地獄が待っていました.

絶叫マシンが勢ぞろい.
どれもがクルクルと猛スピードで回転していたり,
逆さになったりで,一大事です.

…僕はどれもやりませんでした.
フリーフォールや逆さになるだけなら
別に平気なのですが,回転するのは苦手なんです.

苦手というか,すぐに酔って気持ち悪くなる.
怖いというよりも,それがイヤで
乗りません.

と,言い訳もすんだところで,
目に付いたのは,観覧車.

これは安心♪と思ってみると,
すごいスピードで回転しています.

カップルがロマンチックなムードを
漂わせて乗るなんて,不可能.
あっという間に天辺に到着し,地上に逆戻り.

さすがに一周ということはなく
ぐるぐると数周は乗るみたいですが
はたしておもしろいのだろうか?
疑問が残りますが,とりあえず乗るのはやめました.

さて,出店ですが,遊べるものが多かったです.
というか,90%以上がゲーム類.
9%ぐらいがご飯系で,1%程度がその他.

このその他とは,アクセサリを売っていたり
後は,写真屋さんでした.

正式名称を知らないのですが,
昔の格好をして,白黒写真を撮ってくれるところ.

日本で言うならば,鎧武者の格好をしたり
十二単を着たりして,写真を撮るコーナー.

こちらでは,カウボーイ姿など
西部時代のものが多かったです.

これも興味があったのですが,
25ドルというお値段に断念.

さて,ゲーム類は,その殆どが
ぬいぐるみを景品として用意していました.

輪投げやらダーツやらバスケットのフリースローみたいなもの.
射的もあったり,くじ引き,ビンゴもありました.

日本の典型的なお祭りシーン.
お面に金魚すくいといったものは
みられませんでした.

お面はわかりませんが,金魚すくいはきっと
生き物を扱うので,難しいのでしょう.

さて,僕はボールを投げて,ビール瓶を
割るというゲームをやってみました.

結果は,いうまでもない気がしますが,
失敗.…いいとこにいってたんだけどなぁとは
本人談です.

これらのゲーム.
あたれば景品(ぬいぐるみ)がもらえるわけですが
これが日本とはちょっと異なる形式です.

日本なら,あれに当てれば,大きいやつとか
そのゲームの中で取れる景品のグレードが変わります.
大きい(高価)ものなら取りにくく,
小さい(安価)なものは取りやすい.

そうだとばかり思っていたら,こちらは違います.
もらえる景品は,同じ.

でも,景品はでかいぬいぐるみから小さいものまで
そろっている.
どうしてとるのか?

それは,小さいぬいぐるみとの交換になります.
だから,金をかけないと大きなものはとれない.

これがひどいといえばひどいんですよね.
どのゲームも難易度はそれほど高くないのですが
とにかく一回やっただけでは小さいものしかもらえない.

しかも,1ゲームということで
例えば,ダーツ1回2ドル.3回で5ドルだとすると
癪なことがおこります.

5ドル払って,3本ダーツを貰い,
3本とも的に当てたとします.
しかし,もらえる人形は一個だけ.

チャンスを増やすためだけに金を余分に払うため
一投目で当たった瞬間,手元にあるのは
なんの役割も果たしません.

とりあえず,それでも何かしらの景品がもらえる
確立は日本より低い難易度設定なので
それがいいのかどうかはわかりません.

まあ,そんな低い難易度で
なにも取れなかった自分がいうのも
なんですがね.

少ないですが,写真をアップしました.
お時間のある方はどうぞ→こちら
2005年7月7日(木)  No.164

花火
さて,昨日は7月4日.
アメリカの独立記念日でした.
その前は,7月1日で,Canada Dayという
建国記念日.

川をはさんですぐそこが
アメリカ(デトロイト)のウィンザーでは
一大イベントです.

更に,7月1日が金曜日で
そのまま土曜・日曜と実質の3連休に
なったことも,大きなフェスティバルとなった
要因だと思いますね.

先週のことになってしまいますが,
これは日々のことを綴る日記でもないし,
気にせずに進めていきます.

6月29日,この日は
ウィンザー市民にとっても,
デトロイト市民にとっても,ワクワクする
最重要日になりました.

そのイベントとは…
花火.

Annual Riverfront Fireworks という名前だったと
思いますが,ウィンザーとデトロイトを分ける
デトロイト川から打ち上げられる花火は
世界最大とのふれ込みだそうです.

ところで,カナダデイの花火といえば
去年のトロントでの出来事が思い出されます.
(詳しくは→こちら…と思ったら言及してませんでした)

ビーチで2時間待って,わずかに10分程度.
更にその花火のしょぼいこと.

カナダ最大の都市でこれかぁと
落胆しましたが,しかし,この花火は
カナダだけではありません.

デトロイトとの共同運営.
少しは希望が持てそうです.

そして,22時から始まるというのに
17時過ぎにはすでに相当数の人々が
ダウンタウン近くのリバーサイドに
椅子などを置いて,待ち構えています.

何時間前から待つんだ?という
疑問もありますが,それだけ待つ価値が
ある…のかもしれない.

というのも,こっちの人は,どうでもいいものでも
長時間待つのは苦にならなそうなので
当てにならないといえばならないのですが,
とにかく期待は持てそうです.

さて,花火見物といえば,
花火を見る場所というのは
重要なポイントになります.

周囲に建物があっては見えないし,
公園や建物の屋上などが望ましい.

ウィンザーには,リバーサイドという
最高の見場所があるのですが,
今回は自分の指導教官に誘われていたので
お邪魔しました.

教授の家はマンションの8階.
そしてそのマンションは,リバーサイドに面しています.

少々ダウンタウンから離れていますが,
見晴らしは抜群.

夕飯をご馳走になりながら,
花火を見物させてもらいました.

花火は世界最大!というよりは,
世界最大?という感じでしたが,
素晴らしかったです.

22時過ぎからあがり始めた花火は,3ヶ所から打ち上げられており,
約30分間,美しい姿を披露し続けました.

トロントで見たものとは天と地の差が
あったといっていいでしょう.
久々の花火を楽しんだのでしたが,
さすがカナダ(アメリカ)という光景もありました.

それは,デトロイト川を下る無数のボート.
あまり近づきすぎることはできないそうですが,
地上よりは空いている川の上.

こちらでは個人でボートを所有しているのは
それほど珍しくもなく,なかには観光船か!と思われるほどの
でかい船で来ている人もいました.

でも,花火が終わると,
川の中でも渋滞が起きることがあるそうです.

いやはや.
ボートで花火を見に行く.
いつかやってみたいです.
2005年7月6日(水)  No.163

国旗
昨日,7月1日は,
Canada day.

カナダの生まれた日になります.
もちろん祝日.
そして,カナダデイに引き続き
土日と続くので,
この週末は,フェスティバルが開かれています.

その様子は,また後日ということで
おいておきますが,このカナダという国.
日本と異なる点があります.

それは国旗.
別に絵柄が異なるとかではなく
国旗に対する考え方というのでしょうか?

カナダ人は国旗大好きです.
家にたいていの人はあると思いますし
また,よく飾ってあります.

庭になびいているカナダ国旗の多いこと.
カナダデイではなく,普通の平日にです.

そしてカナダデイは,もちろん国旗が
あふれます.

顔にペイントした人.Tシャツを着ている人,
帽子をかぶっている人.
車に国旗をつけて走っている人(これは,
普段からみますが…).
街中にメープルが登場します.

日本ではこのようにいきません.
卒業式やらなんやらでは,国旗に反対.
日の丸をなびかせていたら,
右翼だどうだと大騒ぎ.

戦争という過去がありますが,
それは過去.
あまりにも寂しいと思うのですが
どうでしょうか?
2005年7月3日(日)  No.162

インターネット
昨日から,インターネットに
接続できませんでした.

大学に行けばつながったので
自分のパソコンの問題より
家のほうに問題がある感じがしました.

ただインターネットをやるために
大学に行くのは面倒くさい.
あれこれとやってみたものの
さっぱりとわからない状態が続きました.

家は無線ランで繋がっていて
パソコンには
状態:接続
シグナルの強さ:非常に強い
とか出てるわけです.

なのに,繋がらない.
結局,大学にメールをチェックしに
いったわけですが,今日,
ようやく原因に気がつきました.

大元のラン・ケーブルが,
抜けてた….

基本中の基本を忘れていました.
まだまだ甘い自分にがっかりです.
2005年7月2日(土)  No.161

Word
Wordがおかしい.
理由がわからないけれども,
保存しようとすると,応答なしになったり
ここに載せたような文がでて終了してしまう.

いや,Wordがおかしいというのは
真実ではなかったりするわけで
ホントは送られてきた文章がおかしいと
いうべきなのかもしれません.

それは,教授の手伝い(RA)で作った
論文の原稿.

他の人が校正したやつに再度手を加えてくれと
いわれたのだが,これがどうにもこうにも
おかしいのだ.

つまり,保存できない.
直したのはいいけれども,保存できなければ
しょうがない.

何度も試したのだが,さっぱりと理由が
わからない.

んで,考えられる処置は,
・違うパソコンを使う.
・文章校正前の原稿を使う.
まあ,こんなところでしょうか?

研究室のパソコンは,他の人が使っていたので
却下.

では,校正前の原稿はというと
…面倒くさい.けっこう手を入れてくれたので
それを打ち直すのが,やだ.

そこで,取った方法.
ジュースを買ってきて,インターネットの世界へ
現実逃避.

1時間程度,遊んで再び取り組もうとすると
今度はなんか別の警告がでました.

なになに.
フォントが複雑すぎます.
高速保存をオフにしてください.
云々.

なんだ,それは?
すべてtimes new roman (一部symbolあり)に
してあるはずなのに…と思い調べてみると,
校正された文の一部が,よくわからないフォントになっていました.

そこで,高速保存をオフにして
んで,全てをtimes new romanにすると
無事に保存することが可能に!

それだけで,疲れてしまいましたが,
作業はこれから.

なんとか気合を出して
やっていこうと思います.
2005年7月1日(金)  No.160

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