先週の金曜日から日曜日にかけて, フェスティバルがありました.
その名も, Festival Epicure ~A Celebration of Food, Wine, & Music.
Epicure(美食家)の名にふさわしく 食べ物にアルコールを販売する店がたくさんありました. そして,雰囲気を盛り上げるロックやジャズ系の音楽.
楽しかったですね. ただ,どれもややお値段が 高い気がしました.
まあ,お祭り価格ということで しょうがないのでしょう.
金曜日の夜は,ウィンザーにこれほど 人がいるのか!と思わせるほどの盛況ぶり. 入場料が4ドルかかる(3日間有効)のに, なんでだ?と思ったわけです.
フェスティバル好きなカナダ人ですから 不思議ではないといえば不思議でもないのですが, それにしても,どこもかしこも人だらけというのは 滅多に出会う光景ではありません.
おそらくこの理由は,カナダの法律に 関係しているのではないでしょうか?
つまり,お酒. カナダは飲酒に関しては,非常に厳しい国です.
屋外でお酒を飲むことは基本的に禁止. 車の中に,蓋があいているアルコール類があるだけで 飲酒運転とみなされます.
なので,一般的なフェスティバルにしても, 基本的にアルコールはないのです.
会場内の一区間,囲ってあり,その中でだけ 許可されているというのは,見かけますが, 日本のごとく,至るところで飲むのはありえません.
しかし,今回のお祭りは, 会場内はアルコールを飲むことができました.
ワインにビール,ウォッカそしてウイスキーなどもあり, 会場内ならどこでも,飲酒可能.
青空の下そして,満天の星空の下で 最高の音楽とともに, 酒をゆったりと飲みたいという願望を 満たすには,最高の条件です.
また高いといっても,バーやクラブで出てくる お酒の値段に比べれば,どっこいどっこい.
こんな願望が,このフェスティバルに 人を運んできたのではないでしょうか? その証拠に,ダウンタウンのバーはガラガラでした.
深夜1時まで続いたフェスティバル. ただ夜の混雑とは対照的に,昼間の人の少ないこと. 酔っ払って寝ているのか,暑さが和らぐのを待っていうのか… これだけは,知る由もありません.
フェスティバルの様子を,アルバムに 追加しました. 時間のあるかたは,是非ともご覧下さい→こちら
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2005年7月14日(木)
No.169
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