旅終えて

 トロントに着き,家へと向かった.なにせ翌日には日本に向けて 出発するのだ.ギリギリの日程を組んでいた旅行なので,あぁトロントも最後だ,なんて 感傷に浸っている場合ではなかった.

 家に着き,別れの挨拶をステイメイトに伝え,スーツケースの整理を開始. スーツケースの容量を考えて,今回の旅行ではほとんど土産を買わないつもりだったが, それでもやはり旅先に出かければ,欲しくなってしまう.

 吟味に吟味を重ねた結果買ったものをなんとかスーツケースに押し込み, 一息入れようと思ったら,もう夜も12時過ぎ.ベースメントの部屋を使っている ホストマザーがやってきて,カズ,バタバタうるさいと起こられてしまった.

 翌日,カナダ最終日.ステイメイトは学校があるので,早起きして, 最後の別れを言う.ホストマザーも仕事に行ってしまうので,お別れと共に 一緒に写真を撮る.

 タクシーの迎えをテレビを見ながら,ぼけ〜と待っていると, いつのまにやら時間がきた.これでカナダは終了.次は院生として来てやるという 思いがあったかはしらず,めちゃくちゃ重たいスーツケースを運びながら, 夏は終わっていった.

 …と思ったら,日本の夏の暑いこと.8月の終わりだってのに,とろける暑さ. やっぱ日本は日本だ.

----おしまい----

 旅行中に土産として買った物は,上にも書いたようにあまりないし, 写真も撮っていないのだが,こんなものを買った.

・キルトのスカーフ(PEI)
・ラズベリー・コーディアル(PEI)
・塩飴(ハリファックス)
・赤毛のアン・グッズ(PEI)

 こんなとこだろうか.PEIではキルトが有名なので,まずはそれを. 塩飴は,結局のところ繋がっているのだが,それでも大西洋だし,話の種にと買って帰った. …のだが,日本の塩飴のようにしょっぱくなく,なんとも奇妙な(色と)甘さに 仕上がっていて,評判は悪かった.

使用カメラ
・Caplio RR30 - RICOH(初日に落として壊れる)
・V801SH - Sharp(メインとして使用)

服装
・Tシャツ
・春物のジャケット
・サンダル
 意外と蒸し暑いハリファックス.Tシャツで十分すぎるが,夏とはいえ,朝晩は冷え込むときもあるので, 羽織る物は持っていて損はない.お洒落な店に行く人は,いい服と靴を忘れずに.



戻る