前回の雑記で, イースターと書きましたが 間違えです.
今日,3/27がイースターです. ハッピー・ニューイヤーのごとく ハッピー・イースターという 挨拶があるみたいです.
では金曜日はなんだったかというと good friday でした.
この辺はキリスト教の分野なんで あまりというか全然得意ではないのですが, Maundy Thursday, Good Friday, Holy Saturday, Easter Sunday, Easter Monday とこんな風になっています.
月曜日が休みという噂も聞きましたが どうやら噂だけでした.
イースターといえば,卵にウサギです. よく知りませんが,卵は生命の象徴という ことでシンボルになってるそうです.
そんなわけで,朝というか昼は ベーコン・エッグ・マフィンを作って食べ, おやつに卵の形をしたチョコレートを食べ, なんとなくイースターを満喫したわけです.
といっても,普段の週末に食べてるものと たいして違いがないんですけどね. チョコが卵型からマーブルチョコになれば, 完全に普段の生活になるのですが,それは ここでは秘密ということにします.
さてこのイースター.日本語にするなら 復活祭ということになります. 何が復活かというと,キリストの復活です.
金曜日にキリストが磔にされ, その三日後に生き返ったという聖書の お話ですね.
まあ,ここでは生き返ったという点は おいておきましょう. そんなもん浦島太郎や桃太郎みたいな お伽噺につっこむようなもんです.
なんで金曜日が“good”friday なのか? 日本語訳は受難日とか受苦日とか 磔を物語っている感じを受けるのだが good はまったくもって的が外れている気がする.
そこで,考えてみました. これでもトロントにいたとき,Bible class(聖書勉強会) にでていたほどです. 多少はもっともらしい解釈ができるでしょう.
というわけで,以下は僕の考えです. まったくもって違う可能性がありますが キリスト教徒でもないし,そこは 笑って流してくれたらうれしいです. なんかありましたら,メールなり掲示板なりで.
キリスト教という数々の宗教問題を引き起こしてきた 宗教をつくりあげ,そのためにそれこそ膨大な数の 人々が死んでいる.そんなキリストが死んで 晴ればれだ.
ごめなさい.宗教はうかつなことを口にすると シャレにならなさそうなので,やめます.
good は,いろんな意味がありますが ただどの意味も“良い”というものに帰結します. なので,意味を考えるなら なにが我々にとって“良い”のかを考える必要が あると思うんですよね.
ここからはバイブルクラスで勉強したことを 基本にマジメに考えていきます.
さて,キリストが死んだ理由. みなさんご存知ですか? 宗教的解釈です.
ユダヤ教の戒律を無視したとか 平等を訴えかけた反逆者とか そういう歴史的背景は無視しましょう.
それは我々の罪の許しを請うためです. 我々とはキリストがいきていた時代の人から その後の現代,すなわち地球上にいた そしている,あらゆる人が含まれています.
だれもが罪を持っている. そのあまりに巨大な罪の許しをこうために キリストは自分の身を投げ出したのです.
ですので,キリスト教を信じていれば 罪はその時点でないので,天国にいけます.
まあ,それを信じるかどうかは別にして キリスト教の世界ではそうなっています.
こうなれば,goodの解釈もできるのでは ないでしょうか?
つまり我々全ての人類の罪が許された日 だから“good”.これは罪が消えたのですから good 以外のなにものでもないでしょう.
そんなわけで, good friday という名前には矛盾は 存在しないという結論になりました.
あってるのかな? ちなみに僕は典型的な日本的宗教観の持ち主です. なにせ英語の勉強のためだけに キリスト教徒になろうとしたぐらい ですから(参考→こちら).
基本的に除夜の鐘を突きにいくし, 初詣もする.でもそれだけ. んで,困ったときだけ,神様だろうが仏様だろうが お願いする.そんなんが一番楽でいいと思っています.
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2005年3月28日(月)
No.100
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