さてさて,日本の自動車免許証を オンタリオ州のものに切り替えるために 訪れたウィンザーの免許センター.
番号札(正確には紙切れ)をとって 順番待ち.そして,順番が来たため 窓口に行き,免許証と英語の証明書を提出しました.
さっさと済むかと思いきや, どうやらウィンザーで手続きをする日本人がめったに いないのか,日本人の場合の手続き書類のようなものがない.
たぶんマニュアルみたいなものを探してるのだろうけど, 10分ぐらいは待たされました. その間,日本の免許と引き換えなのか,本人に返すのか? みたいな話もでたけれども,結局日本の免許は返してもらえました.
そして,いよいよ最初にして最後の難関. 視力検査.
去年の12月に,留学に伴い 免許の更新をしたときは,試験に通ったのだが, いかんせん,パソコンに向かい合う日々.
もし,ダメだったらどうしたらいいんだろ? と思いながら,とりあえず視力検査用の 装置に目を近づけた.
日本のものと同じように,C のようなものと思っていたら 違っていました.
出てきた数字を読むだけ. 一度に5,6個の数字が出てくるので, 頑張って,それを読むのです.
左目がビミョーながらもなんとか突破し, 次にあったテストは,左右のどちらかが 光るので,それがどっちか答えるもの.
これは簡単でした. 特に色があるわけでもなく, パッとついたほうを答えるだけ.
4,5回やったあとに,終了.といわれました. そして,書類です.
最初に病気などあるか?みたいなことを聞かれ, ないと答えました.
そして,次々にセンターの人がうめていき, 最後に署名だけをしておしまい.
続いて,パソコンで住所などの登録を始めました. カナダの住所と郵便番号を伝えると 次に日本の免許のクラスは?と 聞かれました.
クラス?なんじゃそれ?(*注1)と思い, いや,そんなものないような気がするのですが… と答えると,相手も少々困ってしまい, bad translation(ヘタな訳だ)とつぶやきながら, 部屋の奥に消えていきました.
2,3分で出てきたおばちゃんは 笑顔で,適当にいれとくね.といい, そんなんでいいんか?と思いつつも, しょうがないしというわけで,そのまま.
そして,写真です. この写真がけっこう苦手なんですよね.
パスポートの写真は,卒論を書いていた時期なので, つかれきった顔をしていて, トロントで定期を購入したときの証明写真は ヤンキーのごとく…もう散々です.
初めの写真がひどかったようで, もう一枚とってあげるといわれ, 計2回取り,2回目のほうが採用されたようです.
というもの,その場では見ることができない. できてからのお楽しみというわけです.
写真を撮ったら,ほぼ完了. 手続きに必要な,75ドルを支払い, 書類に数箇所サインをします.
その場で,免許ができるまでの 仮免許を発行してもらいます. そして,終わり.
5日後ぐらいに郵送されるからと いわれ,免許センターをあとにしました.
75ドルに,英文の証明書24ドル. 更にトロントまでの往復代をいれると, 200ドルを超えますが,まあ,こっちでとるよりは はるかにマシ.
オンタリオ州に滞在している方で,日本の免許をもっている方は 簡単ですし,ゼヒ切り替えることをお薦めします.
持っていく物は, ・日本の免許証 ・英語の証明書 ・パスポート ・75ドル 以上です.
国際免許証では,英語の証明書を発行してもらえませんし, また,オンタリオ州のものに切り替えることもできませんので 注意が必要です.
*注1 カナダの運転免許は基本的にG1, G2,Gと分かれていて, G1,G2は,日本でいうところの仮免. いろいろと運転に制限がつきます. 日本の免許証保持者(2年以上の運転経験あり)は 視力検査だけで G 免許に切り替えが可能です.
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2005年6月17日(金)
No.148
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