晩御飯への道

17時.

翌日は朝4時にホテルを出る予定なので
早めにご飯を食べて,ベッドにもぐりたいところ.

レストランがある場所といえば,
いうまでもなくダウンタウンだろう.

地図をみれば,けっこう近く.

というわけで,ダウンタウンに向かって
博物館から歩いたのだが,どうもおかしい.

人通りの少ないのはまだしも,
店が軒並みしまってやがる.

開いていたのはインド料理屋だけとは….

さすがにオーストラリア初日の夕飯が
インド料理ってのはなんか嫌だ.

どうしよう.さらにダウンタウンを歩き続けるか
それとももうちょっと人通りの多そうなところにいくか.

downtown
(たぶん)ダウンタウン

迷ったが,ホテルから離れるのも面倒だったので
来た道を戻ることに.

つまり再びThe Strandという道路.

来るときにけっこう賑やかだったし
モーテルもたくさんあったから,
きっとレストランも開いてるんじゃないかと
予想してのことだった.

その道路に向かう途中,酒屋さんを発見.

…よし,買うか.

サンプリングが終わったら1杯飲む.

サンプリングに行ったとき,うちの教授は
まずは酒屋さんを探していたし酒を持っていくこともある.

つまり,必須.

酒屋さんに入り,ブラブラと見回すも
どうも欲しいものがない.

目に入ってくるのはビールとワインだけ.

僕のお目当ては蒸留酒の部類.

う〜ん.と悩んで,カウンターの人に
きいてみるかとそちらに歩を進めたら
ようやく発見.

カウンターの後ろか.

ざらっと見るも,これといった
ものが見つからない.

オーストラリア産のHard Liquorってなんかある?
ってきいてみたのだが,どうやらほとんどない様子.

まあ,オーストラリア産のウィスキーとか
ラムとかほとんど聞いたことないし,
オーストラリアといえばビールかワインって気はする.

が,ワインにしろビールにしろ
持ち運びには不便だ.

というわけで,てきとーに
あれくださいと言ってかったのは
バーボンのジム・ビーム(Jim Beam).

別に特に好きというわけではなかったが
とりあえず目に入ってきたものを頼んだ由.

さて,酒は手に入れた.
これで明日からのサンプリングはばっちりだ
と思うものの,肝心の夕飯がない.

マクドナルドは発見したが,
マックで食べるぐらいならさっきのインド料理屋に
戻ったほうがはるかにマシ.

なんか店屋はないかとビーチ沿いの道路を歩くも
多くの店がしまってやがる.

クラブっぽいところは1件あいていたが
あまりの混み具合に閉口.

う〜んと唸りながら歩いていたら
いつのまにかモーテルのそばまで来てしまった.

よし,こうなったらモーテルの
レストランで食べるか.

さすがに開いてるだろうと
思いつつモーテルに戻ったのだった

around motel
モーテル周辺

 

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