晩御飯

夕食を求めてモーテルへ.

モーテル近くにはまったくもって
レストランが見当たらないし,その他の
食べ物屋さんも見当たらないので
ここで外すと,夕食を逃すはめになる.

部屋に戻り,モーテルの説明書きを
読むならば,6時ぐらいからレストランが
あくと書いてある.

別に定休日とかは言及していなかったので
開いているのだろうと信じて,時間が来るまで待つ.

テレビを見つつ,時間を潰し
レストランの開店時間になったら
そこに向かう.

…なんか暗い.

大丈夫か?開いてるのか?

そんな心配は当然のごとく
頭の中をまわるわけだけれども
ここはポジティブに.

こういう暗い雰囲気の店なんだ
と考えることにして,レストランに入っていた.

こんにちは〜といいながら入っていくと
驚愕の事実が!!


……
閉まってた.

いや,正確にはお店自体は
開いていたのだけれども,
レストランとしては閉まっているのだそうだ.

なにを言いたいのかこの説明でわかる人は
天才だと思うわけだけれども,ようするに
ルームサービスはやるけど,店内での食事は
やってないということだ.

なんだそれ.

とか思いつつ,食べれないんじゃしょうがない.

その場で,これくださいと
注文して,お金払って,部屋に届けてもらう
ことにした.

なんだか変なルームサービスの頼み方だが
これは予想してなかっただけにしょうがない.

というか,人生で初のルームサービスが
電話で注文じゃなくて直接注文しにいった
とか,なんとなくマヌケだ.

が,これでとりあえずご飯は
確保できたわけだ.

オーストラリア初日から夕飯お預けという
悲惨な状況はギリギリ回避できた.

部屋に戻り,ぼけ〜と待っていると
ドアをノックする音が.

はいはい.と料理の到着を喜ぶ.

そして,これらがオーストラリアで
初めての夕食というわけだ.

dinner
晩御飯

メニューは,grilled australian barramundi
(with lemon and white wine butter sauce) 22.50ドル
とXXXX GOLDというビール(3.80ドル).

お値段あわせて30ドル.(ルームサービス,2.75ドル)

白身のお魚でくせはなく美味しい.
ビールもすっきりとしていて美味い.

フライドポテトと一緒に来たお魚は
ビールと一緒にあっという間に消えていった.

ちなみにフライドポテトには
ケッチャップはついていなかった.

オーストラリアはケチャップを
つけて食べないのかしらんね?

詳しくはしらないが,
これだけでもやっぱりカナダじゃないと
感じるそんな夕食のひと時だった.

夕食が済んだら,あとは単純.

シャワーを浴びて
荷物の確認をしたら
寝るだけだ.

朝4時に出発.

翌日から始まるサンプリング生活を
考えたら,夜更かしする理由なんぞどこにもない.

初めての一人でのサンプリング.

不安と楽しみが入り混じった
胸の高まりを無理やり押さえ込んで
ベッドに潜り込むのだった.

 

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