2日目-午前(シャーロットタウン)

 朝起きて,外に出る.うすら寒い.T-シャツだときつい. トロントで慣れていたので,上着を着て,バスを待つ. 朝早いということ更に土曜日ということもあって, 何もない.ぼけ〜とひたすら宿の前でまつ.ヒマなので宿を撮ってみた.

バックパッカーズ
バックパッカーズ

 予定の時間を過ぎること15分ぐらい.ようやくバスというかワゴン車が来た. カナダ時間だ.気にしてたら負け. 荷物をのっけて,お金を払う.今回利用したのは, PEI EXPRESS SHUTTLEという会社. 往復で90ドル(学生)です.しかも10回乗ると,1回タダ!! そんなわけで,スタンプカードを貰ったのだが,誰が10回も乗るんだ? 旅行者にこんなもん渡してもほぼ無意味な気がする. とりあえず往復で2つスタンプ(正確には穴)があるわけだが,どうしよう? たんなるゴミだな.

 10人(11人?)乗りのバンは,最初は余裕だと思っていたが, どんどん人を拾っていくにしたがい,込んできた. そして人数が最大に達したとき,それは窮屈でしかたないものだった. といっても,文句はいえない(車内に,不満があれば次の余裕のある便に変更可能と書いてあったが そんなことは時間のムダだ).窮屈だが別に何をするわけでもない.寝るだけだ.

 途中で一回トイレ休憩+朝食をとるため,Subwayによる.帰りも同じ店に寄ったので 提携してるのだろう.ベーグルを食べて,再びバンへ.しばらく,外を眺めるも 高速道路ということもあり,だいたい同じ景色だ.飽きる.んで寝る.

 ふと目をさますと,そこはPEIにかかる橋の入り口だった.Sも目覚めた模様. タイミングとしてはばっちりだ.バカでかい橋を渡り,いよいよPEIへ. なんか別世界のようだ.想像通りの田舎.北米の田舎だ.だだっぴろい農地. それだけの世界.楽しくなってきた.しばらく景色を楽しんだ.

 しばらくすると,店が増えてくる.んで,到着.ショッピングエリアみたいな感じだ. 店とかいろいろある.地球の歩き方(以下,歩き方)にはティムホットンというコーヒーショップ前に到着となっているが, これは間違い.バーガーキングのそばだ.ちなみに電話番号も,877-1777となってるが, 正しくは877-1771だ.到着したのは11時半頃だった気がする.

 とりあえず,帰りの集合時間を確かめ,ダウンタウンへ向かう.…ここで問題が. 現在地がわからない.歩き方に載ってる地図の範囲を超えてやがるのだ.さて困った. なんせこのシャーロットタウンというかPEIには交通の公共機関がない. タクシーだけなのだ.くそったれめ.あまりタクシーは使いたくない.しかし,遠かったら歩きたくない. 位置がわからないと何もできない.

 困ったときは,だれかに聞く.これが一番.幸いにもここは店がたくさんある. そこで,車を降りたばかりのおばさんにここはどこなんですか?と尋ねた. うん?どこに行くの?と聞かれたので,観光案内所に行きたいというと, 歩きはちょっときつい距離だよ.といわれる.えっ?というと, ちょっと待ってなさいといわれた.

 5分ほどして,おばさんが帰ってきて, ダウンタウンまで乗っけてってあげる!といってくれるではないか. 信じるか信じないか.びみょーだが,男二人を誘拐したとこでこの人にはメリットは殆どない. んなわけで,お願いします♪と返事を返す. 助かった.

 ダウンタウンのプロビンス・ハウス(Province House)前で降ろしてくれた.お礼を言って,まずは 観光案内所へ.とりあえず,宿の確保とキャベンディッシュへの行きかたの確認が必要なのだ. 観光案内所は簡単に見つかった.そこでまずは宿を探す.ダウンタウン周辺が条件.つまり歩いていけるとこ. 残念ながらバックパッカーズやYHAは少なくてもダウンタウンにはない.ってことはB&B(Bed and Breakfast)だ.

 こういうとき二人というのは便利だ.つまり,たいていの場合,Queenサイズのベッド一つかTwin(一人用のベッド二つ)なのだ. んで,これらの値段はたいして変わらない.10ドル違うかどうか.二人なら割り勘でいけるから, 30〜35ドルでまずまずの部屋にいける.ただそれでも空きがない.遠くならあるのだが,車がないのできつい. タクシーはいやだ.10件以上電話してもらったら(観光案内所の人に頼めば電話してくれます),ようやく一軒発見. 初日は80ドルのちょっといい部屋しかあいてないが,二日目は60ドルの部屋に泊まれるとのこと.

B&B
ベッド&ブレイクファースト

 他にめぼしいB&Bもなかったし,ここに決定.どっちにしろ初日でさえ,一人40ドルだ.やや予算オーバーだが しょうがない.そんなわけで,とりあえず荷物を置きにいっていいか尋ねるといいとのことなんで, 荷物をおいて,ついでにお金も払う.んで,昼ごはんを食べにダウンタウンへと向かった.

 

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