4日目-日中(アウクスブルク)

 朝起きて,朝食をとる.昨日と同じメニュー.適当に食べた.ここで気づいたこと. 宿泊している日本人で,首掛けタイプの貴重品入れを服の外にだして 歩き回ってる人がいた.時々会うんだけど,けっこう危険だと思います.それ以前に 貴重品入れの役割を果たしてないし….

 10時ごろ発の電車で出発の予定だったので,まだ時間がある.そこで,お土産を買いに, 同室の日本人(A君)と行く.ところで,ドイツのお土産として何を思い浮かべますか? ビール?刃物?それもありますが,もう一つ有名なものがあります.

 テディベアです.シュタイフ社のテディベアはこのドイツから世に出たもの. お土産でテディベアが欲しいと言われてたので,ローテンブルクで買うことにしました. というのも,ここにはドイツで最大といえるテディベアを扱うお店があるからです. ただ日曜日(冬季)がお休みなので,電車出発までの1時間が勝負.A君と共に行ってきました.

 開店とほぼ同時に店に飛び込む.んで,適当にドイツ語・英語を混ぜて(日本人スタッフもいました) 挨拶を交わしながら,人形を見てまわる.ふと,ここでどんな人形がいいか考えてみる. たしか欲しいと言っていた人はその前に,ドイツに旅行に行っていて,テディベアを買ってたと言ってたし. 手作りなのでかぶってもびみょーに違うんだろうけど,なるべく違う方がいいでしょ. 結局,ゼッタイかぶらないだろうと思うものを買う.世界5000体限定.その人が手に入れてるとは思えない. 後日談として,シュタイフ社の特徴であるKnopf im Ohr(耳の中のボタン)を予備のボタンと思っていたと言ってました. …ドイツ旅行しといて,シュタイフ社を知らなかったのか.まっ,気に入ってくれたみたいなので,嬉しかったです.

 A君はネルトリンゲンに行くと行ってたので,アウクスブルクまで一緒に行く. ローテンブルクから乗り換え3回でようやく到着.移動中に,ドイツ語を多少教えてもらう. いわゆる大学の授業ではならわないけど,知っていたら便利なもの. (カジュアルなドイツ語会話や英語でいうとこのF**k,S**tなど)

 まずはお腹が減っていたので,ノルトゼー(Nordsee)という魚料理専門のテイクアウト店で, フィッシュサンドを購入.普通に旨い.そしてまだお腹が減っていたので,レストランに入る.

ポークステーキ
ポークステーキ

 ポークステーキとビール.ここで,A君におつりはとっておいてというドイツ語を習う. ふと隣をみると老婦人が座っていました.タバコを頼んだらしく,見ていると,タバコ一箱が お皿にのって出てきてました.お皿にのってくるタバコ.そして,おいしそうに吸う老婦人. なんか雰囲気がよかったです.

大聖堂
大聖堂

 A君と別れ,大聖堂(Dom)へ.非常に厳粛な雰囲気が漂っていました.薄暗く,お祈りしている方々が たくさんいる.その間を粛々と歩いてまわりました.この大聖堂には世界最古のステンドグラスがあります. ここでちょっと得する大聖堂情報.大聖堂を上から見ると十字架の形をしてるそうです.

 そして,ルネサンス期最大のゴシック建築物,市長舎(Rathaus)を見に行く. 3階には黄金の間(Goldener Saal)があります.ふぁって感じ.贅沢な金ぴかの広間. すげぇの一言です.正直,時間を潰そうとするとヒマなんですけどね.

市長舎 黄金の間
    市長舎               黄金の間(天井)

 隣の広間で特別展がやっていたので覗いてみました.やっていたのは日本展.鎧やら日本画やらが 飾られています.ちょっとうれしかったですね.ただここであることに気づきました. 姉妹都市から送られた手紙ですかね?とにかく手紙が飾ってあったのですが,90度回転して 飾られていました.日本語は縦に書くことがあるけど,英語は横だけ.なので,回転して 飾られてしまったのでしょう.これは係りの人にいうべきか?でも時間ねーし, 英語が通じなかったらきついなぁと思い結局ほっときました.ちょっと後悔してます. とりあえずイメージ図(写真を撮ってないので)はこんな感じです.

イメージ図
イメージ図

 ホントは聖ウルリヒ&アフラ教会(St. Ulrich und Afra Kirch)を見たかったのですが, 電車の時間が迫っていたので,遠くから写真を撮って,駅に向かう. 途中,A君に再び会う.ネルトリンゲンに行ったと思いきや,電車の都合で止めたらしい. 彼はその後,ローテンブルクに戻っていきました.

 

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