6日目-午前(フュッセン)

 ホーエンシュヴァンガウ最終日.変わりばえのしない 宿の朝食を食べる.おいしいけどね. パンにベーコン,オレンジジュース,コーヒー.どこでも同じものが出てくる. はずれがないので,嬉しいような,ちょっと物足りないような….

 朝食を食べ終え,バスの時間をチェックしつつ,準備をする. そしてチェックアウト.気持ちのよい宿だった.

 バス停でしばし待ち,城以外なにもなかったここを脱出. フュッセンに到着するも電車の出発まで一時間程度あったので, バックパックをコインロッカーに放り込み,観光に出かけた.

 メインストーリーとを歩き,目的のホーエス城(Hohes Schloss)を目指す. ただその前に聖マンク修道院(Monastery St.Mang)に寄り道.ちょっと大回りするだけだ.

 聖マンク修道院は市立博物館(Museum der Stadt Fussen)にもなっているので, 楽しみだったのだが,残念ながら閉まっていた.なになに11〜3月は 14時から16時.開館時間2時間だけかよ.冬はオフシーズンと言うことを あらためて思い知った.

聖マンク修道院
聖マンク修道院

 ちょっと散歩.レッヒ(Lech)川を渡る.ここをわたって進むと オーストリアに出るそうだが,どれほど進むのかはわからない. 道を戻り,ホーエス城のある公園へ.

 さて城にたどり着くも,近くでは大きすぎてよくわからない. 全景を撮るためには丘を降りる必要があるし,どこかいい場所がないか探すも なかった.時間もそれほどなかったしね.

 ホーエス城の内部はギャラリーとなっていて興味があったのだが ここも閉まってやがる.えーと,11〜3月は14時から16時. フュッセンは昼間は散歩しかやることがない街だな.

 時間があったので,ぶらぶらと歩き回る.レッヒ川に沿って歩く道は, 景色がきれいだし,小道がいろいろあって,お薦め.

レッヒ川
レッヒ川

 だいたい時間を潰せたので,駅に向かって歩く.途中でノートとペンを購入. そして駅に着いたら,ブンデスリーガ(ドイツ国内のサッカーリーグ)特集の 雑誌を買った.ミュンヘンでバイエルン・ミュンヘンと言うチームの練習を見に行きたかったので そのための勉強道具だ.どうせ電車の中でやることないしね.

 11時ごろ出発し,13時ごろに到着.約2時間のたびは,特に問題もなく終わった. そして,駅のホームに下りる.なにか今までの駅とは異なる雰囲気. でかくて物寂しくて,冬のヨーロッパのイメージそのものだった.

 駅をでて,宿にとりあえず荷物をおく.泊まった宿は,駅そばのバックパッカーズ. 安かったし何よりも,ミュンヘン出発時のことを考えるとそばがよかった. 金がかかるから,あまりタクシーは使いたくなかったので.

 今まで訪れた場所は,ドイツでも小さな町だった.ここはミュンヘン. 大都市といった感じだ.人の多さ.人種の多様さ.交通の便. そして,ここは安全ではないと言った雰囲気をかもしだしている.

 それはさておき,お腹が減ったのでレストランへ. ホーフブロイ(Hofbrauhaus)という観光名所にもなっている場所に行った.

 ここはバイエルン宮廷ビール醸造所の直営ビアホール.醸造所は16世紀に始まったらしい. ヒトラーが集会を開いた場所でもあるそうだ.ヒトラーやナチスと言った もののイメージはきれいさっぱりなく(当然だが),楽しい雰囲気の場所だ.

 んで,Wiener Schnitzelを注文.ホーエンシュヴァンガウで初日に食べたものと同じ, 子牛肉のカツレツです.それにせっかくなので,ビール.

ヴィナーシュニッツェル
ヴィナー シュニッツェル

 カツレツは熱々で,ジューシーでビールと一緒にたちどころに消えてしまった. このお店.普通のレストランに比べるとやや高い気がしますが, 観光名所となってる割には,おいしいです.記念にいってみてはどうでしょうか?

 お腹もふくれたし,行動開始.ミュンヘンの街に飛び出した.

 

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