2006年8月26日

PhDコース

Newfoundlandへのサンプリングに行く前に
とある書類が僕に届きました.

それは僕の将来を決める重要な
書類といっていいほどのものです.

で,なにかといえば,
PhDコースへの移動を許可しますよ~
という大学からのお知らせです.

英語ではtransferといいます.
適切な日本語は頭に思い浮かびませんです.
編入じゃないと思うんですけどね.

閑話休題.
願書を出したのがたしか5月頃だったと
思うのですが,その後,しばらくは
まったくもって音沙汰がありませんでした.

というのも,transferの審査をするところの
トップとその下とその組織の秘書の人が
同時にサマーバケーションに入るという惨劇が
おきたのです.

やる気なさすぎだ,カナダは!と思うも,
それでもなんとかなるのがカナダ.

8月上旬に晴れて合格(という単語を
使っていいのだろうか?)という書類を
貰ったわけです.

僕のいる地球科学科では
PhDへのtransferの条件として
指導教官の強い推薦と平均A-の成績.

奇跡的に成績はこれをクリアしていて
教授もtransferに賛成していただいたので
PhDに進むことができたのです.

transferなので,修士論文は書いていません.
いないので,MSc(修士号)は持たないことに.

PhDを取得すれば別にMScもいらないかなぁ
と思っての決断ですが,のちにこれがどうでるか.

とりあえずtransferの有利なところは
修論を書かなくていい,つまり,時間の大幅な
短縮になります.

さらに英語に難がある僕にとって
修論発表をして審査会をきりぬけるのは
けっこうつらいものがあります.

まあ,どうせPhDで審査会があるわけで
遅かれ早かれそれからは逃れられないわけですが
時間の短縮はけっこうなメリットだと思います.

去年の1月からマスターを始め
今年の9月からPhDコース.
なかなか順調だと思います.

さて,僕の学科のPhDコースは
けっこう最近できました.

たぶん3年前だと思います.

で,今までにtransferをした学生が
いたかといえば,答えはいないで,
僕が第一弾となりました.

記念すべきtransfer一人目.

って,べつに記念すべきもなにも
ないのですが.

それよりも,誰一人transferの
流れを知らないという問題点に遭遇したのです.

うちの教授はもちろん進路を担当している教授も
僕がtransferをしようとしているということを
しって,初めてその過程を調べるという状況で,
時々うちの学科の秘書と話が違うということも….

まあ,なんとかなったわけで
今後もなんとかなると思いますが.

PhDコース.
基本的に4年らしいですが,
なんとか3年でいきたいところ.

3年がムリでも4年を最大と考えて
今後も頑張っていきたいですね.

30歳までは遊ぶ.
そんなことを考えていましたが
どうやらそれが現実のものとしてみえてきました.

このPhDへのtransferがいいものかわるいものか.
まあ,そんなものわかるわけがありません.
とりあえず自分が選んだ道.気合と根性で突き進むのみです.

あと少なくても3, 4年カナダでの生活.
楽しんでいきたいですね.

投稿者 カズ : 22:31 | 留学生活

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