2006年9月6日

Colony of Avalon

Newfoundlandでのサンプリングが終わった後は
前にも書いたような気がしますが,観光をしていました.

前回はJohnson Geo Centreだったのですが
その翌日は一日あいていたので,少々遠出をしました.

St.John'sのあるアバロン半島(Avalon Peninsula)を
南に移動していき,まず最初に寄ったところが
Ferrylandというところです.

さてここにはなにがあるかといえばColony of Avalon があります.

あまり上手い訳が思いつかないので,
日本語に訳すのはやめますが,ようするに
なにがあるかといえば,初期のイングランドからの
入植者の居住地跡があります.

また博物館もあり,そこでは
出土した壷やグラス,アクセサリー,ベルトのバックル,
各種コインなどが展示してあります.

ここについたら,まずは展示物を見学しましょう.

受付でガイドツアーに参加するかそれとも個人で勝手に
まわるかの選択ができます.

僕の感想は個人でも十分に楽しめるというもの.
ガイドツアーはそれはそれで楽しそうですが
時間がない人は個人でいいと思います.

ちなみに博物館と居住地跡は共通のチケットで
学生は6ドル程度.一般は8ドルぐらいだったと思います.

ウェブサイトによると2006年の開館期間は
5月19日から10月6日まで.
その間は特に休館日はなし.
開館時間は…載っていなかったです.

9月2日までは19時まで開いていたそうですが
夏も終わりましたし,たぶん17時ごろまでだと
僕は予想します.

詳しい開館時間は問い合わせてみるのが
一番でしょう.またおそらく2007年は2007年で
上記とは異なる開館期間となることが予想できるので
注意してください.

問い合わせ先は
Colony of Avalon
URL: http://www.heritage.nf.ca/avalon/
Email: info@colonyofavalon.ca
です.

さて,このFerrylandというところ.
他の僕が目にしてきたNewfoundlandの田舎町と
たいして変わらない規模の町です.

よーするに,なにかを期待していくのは
間違っているような雰囲気をもっている町なのです.

が,この博物館は違いました.

町に似つかわない綺麗な建物.
そして,その展示物の豊富さに驚きました.

棚の中にもしまわれていて,勝手に棚をひっぱって
それも見てまわるシステムなのは,少々わかりにくいものだと
思いましたが,それにしても膨大な量の資料です.

可憐なワイングラスに,美しい壷.
数々のお皿に,指輪もありましたし,
また当時のお金もありました.

まさに素晴らしいの一言です.

あっ,説明をしていませんでしたね.
いつここにイングランドからの入植者がきて
Colonyを作り出したか.

それは1621年のことです.
ここの場所はそのときから
ずっと人が住み続けていて,そういった
カナダに入植して住み続けてきたという観点から言うと
最も古いColonyの一つといえるそうです.

現在も発掘作業は行なわれており,
居住地跡地で,実際の発掘作業を見ることもできます.

今日の写真は,その発掘作業です.
たぶんNewfoundlandの大学,Memorial University of Newfoundland
の学生さんだと思いますが,黙々と作業をしていました.

この居住地跡地には,当時の野菜畑を再現したKitchen Gardenや
鍛冶場跡(The Forge)などがあり,散歩がてら見るのには
ちょうどよいものとなっています.

もちろんギフトショップもあり,そこでは
出土したアクセサリー類のレプリカを購入することもできます.

上でも書きましたが,期待していなかったこともあり
かなり楽しめました.

あんな小さな町にあれだけのものが存在すること自体
信じられません.

カナダにやってきた入植者の暮らし.
考古学に興味があるひとは,Newfoundlandに訪れることが
あれば,ゼヒとも訪れて欲しいところです.

St.John'sからは約80kmだそうです.
途中まで新しくできたRoute 3でいき,
その終わりでRoute 10に合流するのが
ベストだと思いますね.

道はやや曲がりくねっていますが
日本の道を走っている人なら問題ないレベル.
1時間半もあればついてしまうでしょう.

カナダの歴史の上でも重要なところですし
行く価値は十分にあると思います.

投稿者 カズ : 23:46 | Newfoundland | コメント (1) | -

2006年9月3日

Johnson Geo Centre-その2

明日といいつつ,昨日は一人酒を飲みつつ
テレビでキルビルをみてたらいつのまにやら
撃沈していました.

さて,St.John's にある Johnson Geo Centre.
前回の続きです.

メインは地球なのですが,他にもコーナーがありまして,
一つは,The Titanic Story で
もう一つは,The ExxonMobil Oil&Gas Gallery
です.

The Titanic Storyはその名の通り
タイタニックに関するコーナーです.

恐らく地球よりもこちらのタイタニックのほうが
みなさんの興味をひく内容かもしれません.

Newfoundlandはタイタニックが沈没したいところから
最も近くに位置しているところです.

説明はパネルと展示物からなっていて
まじめに読んでいくとけっこうな時間がかかります.

無料のガイドツアーもあり,これに参加するのも
一つの手だと思いますが,このガイドツアーは
話が聞けるメリットがある反面,展示物やパネルを
ゆっくりと眺めるヒマがありません.

なので,ガイドツアー参加後か参加前に
やはり一度ゆっくりと見てまわることをお勧めします.

実際にタイタニックで使われていたものやそのレプリカ,
さらにはタイタニック号の写真などが多く飾られており,
例えば,1等客室・2等客室・3等客室のそれぞれの違いなどは
おもしろかったです.

また実際に映画で使われたものも飾られていたりしまして
映画ファンにもたまらない内容になっているかと思います.

タイタニックに関連した博物館は,ハリファックス(Halifax)の
大西洋海洋博物館(Maritime Museum of the Atlantic)がありますが
僕はこのJohnson Geo Centreのほうが,内容的には上だと思います.

まあ,あちらにはレプリカでなく,本物のデッキ椅子などもあり
それはそれで感動的なのですが….

さて続いては The ExxonMobil Oil&Gas Gallery です.

こちらは,先のThe Titanic Storyに比べると規模は
ぐっと小さくなりますが,なかなかのものです.

Newfoundlandの東,北大西洋上で発見された油田掘削の
様子やその道具などが展示されています.

Johnson Geo Centreという素晴らしい博物館を
作るお金がNewfoundlandにあるのは,このガス・石油に
よるところで,すなわちこのコーナーは小さいながらも
非常に重要な部分だったりもするのです.

前にも書きましたが,小さいコーナーですし
たぶん興味がないと一瞬で終わってしまうぐらいなので
お時間のある人もない人も,Newfoundlandの原動となっている部分を
チラッと覗いてみてはどうでしょう.

ちなみに上の二つのコーナーは
追加料金が必要というわけではないので
安心してください.

Geo Giftsというギフトコーナーでは,Newfoundland Labradorで
見つかった美しいLabradoriteの加工品を始め,St.Lawrenceの蛍石,
Concenption Bay Southのソープ・ストーンの加工品やその他鉱物も
扱っていますし,その他のお土産もありますので
お時間のあるかたはゼヒとも訪れてみてください.

またこの館というかたぶん他のとこにもあると
思いますが,Geological walking tour of Signal Hillという
パンフレットがあります.

Signal HillといえばCabot Towerですが
ここは少々歩き回れるところでもあります.

お散歩に出かける前に,まずはGeo Centerにいって
展示を眺め,このパンフレットをもって
行くことをお勧めします.

普段とは人味違ったお散歩が楽しめるかもしれません.

投稿者 カズ : 21:09 | Newfoundland | コメント (0) | -

2006年9月1日

Johnson Geo Centre

いつのまにやら9月に
なってしまいました.

夏休みになったのは
つい最近だと思っていた
のですが光陰矢のごとし
とはまさによくいったもの.

一年の2/3が終わって
しまいました.

9月からはまた授業が始まり,
それと同時にTAも始まり,
忙しくなることが目に見えて
います.

忙しくなる=あっというまに
時間が経つなので,
ボケボケしていると年末に
すぐになってしまいそうです.

とりあえず目標は年末までにPhDとしての
初論文を投稿すること.

できるかどうかわかりませんが,
頑張ってみたいと思います.

さて,話はNewfoundlandへ戻ります.

Conception Bay Southに移ってからの
サンプリングは一日に10サイト以上を集める
ハードワークとその他の事情により
2日間で終わってしまいました.

3日目は採ってきた試料を送るための準備を
していたのですが,それでも時間は余ります.

では余った時間をどう過ごすか?
という問題がでてきます.

…答えは一つ.観光♪

観光とはいっても,荷物になるので
ガイドブックは持ってきていませんし
そんな時間があるとは思っていませんでした.

ただ初日にSt.John'sをドライブしたときに
ある建物を見つけていたのです.

それは僕がガイドブックを見ても
みつけることができなかったもの.

とはいえ,僕のガイドブックは'03-'04と
やや古いので,もうここ最近のには載っているかもしれませんが
そこは,Johnson Geo Centerといいます.

St.John'sの一大観光スポット,Signal Hillに
向かう途中に,真新しい建物が見えたら
そこがこのセンターです.

開館時間は
月曜-土曜:9:30 - 17:00
日曜:13:00 - 17:00
10月16日から5月15日までは月曜休館
祝日の開館状況は,要確認.

入場料は
大人:$10.25
学生:$8.00
その他,家族料金もあります.

(以上の情報は,2006年9月1日現在)

さてこのGeo Center,日本語にするならば
地球館とでもいえばいいでしょうか?
けっこう面白いものになっています.

最初に,注意しておかないことは,
あくまで地球館だということ.

化石や鉱物のたぐいを期待してはいけません.
そのような狭い範囲ではなく,もっと大きな地球が
対象になっています.

まずチケットを購入したら,エレベーターで地下に降りて行き
目の前にあるのが,GEO Theatreです.

20分ごとの上映で,まずはこれを
みることをお勧めします.

もし始まったばかりで20分も待ちたくない!
と言う人は,後で紹介しますが,
2つの異なる小ギャラリーがあります.

Geo Center本体のほうにこのシアターを
飛ばして行ってしまうよりも,こちらの
ギャラリーを見て待っていたほうがいいと思います.

この2つのギャラリーも,特にそのうち一つは
十分皆さんの興味をひくものになっています.
というか,たぶん地球云々より興味を持つ人が
多いのではないでしょうか?

閑話休題
シアターを見たら,足元の
矢印を頼りにGeo Center本体に突入です.

地球の説明コーナーからまず始まります.
そして地球の説明が終わったら,
次はNewfoundland and Labrador州の
説明コーナーです.

これは非常に興味深い内容で,
特にほかではあまり見れないLabradoriteという
石は必見です.その美しさは言葉では言い表せません.

州の説明に続いては,人々の説明コーナーに入っていきます.
そして,未来へ…となります.

詳しいコーナーの説明は,実際に訪れての
お楽しみとして,それぞれのコーナーは
説明パネルだけでなく映像,実物のもの,音声,
パソコンによるクイズと多種多様.

飽きさせることのない内容となっていますし
非常にわかりやすいです.

地球科学を勉強している人も最初は物足りないと
感じるかもしれませんが,なかには上であげた
LabradoriteとかNewfoundlandの地質とか
なかなか触れることのないものが広がっていますので
全然問題ないかと思いますね.

そして最後はRock Wallsです.

550Ma(5億5千万年前)ぐらいから
えーとどれぐらいだっけかな?
たしか100Ma(1億年前)ぐらいまでの岩を
連続して見ることができます.

僕が思うに,これは非常にいいアイデア.
だからこのギャラリーが地下になったのか
と納得してしまいました.

地球に興味がある人もない人も,
ゼヒとも見に行ってみてはどうでしょう.

地球をテーマにした科学館では
たぶんカナダで一番のできだと思います.

うちの教授もこんなよくできた地球館は
見たことないかも.っていってましたし.

さて,上に書いた2つの小ギャラリー.
うち1つは,先に書いたように
これを目的でもいいのでは?と思える内容で
紹介したいところですが,あまりにも
長くなってしまったので明日にしたいと思います.

投稿者 カズ : 20:47 | Newfoundland | コメント (0) | -

2006年8月29日

Conception Bay South-その2

昨日に引き続き,Conception Bay South周辺を
紹介したいと思います.

まあ,昨日に同じく教授から聞いた話+僕が
博物館やパンフレットなどで読んだ内容を
記憶から振り絞るわけで,もしかしたら正確ではないかも
しれませんが….

さて,Conception Bay South周辺の説明には
鉱床というキーワードを挙げてもいいかもしれません.

実のところ,この周辺だけでなくNewfoundlandというとこを
説明する上で鉱床と言うのは一つのキーワードになるのですが
Conception Bay Southはその(位置的に)中心になると思います.

まずConception Bay Southの北側に位置する島,Bell island.

ここはその昔,鉄鉱床で有名なところでした.

が,需要の変化によっていまではすでに
操業をしていません.

今からだいたい50年ほど前のお話ですね.

この鉄鉱床はNewfoundlandのあらゆる場所にあるかと
いえばそうでもなく,このBellislandだけでしか
見つかっていないとのこと.

さらに非常に特徴的だそうで,ooidの形状をしているそうです.

この鉱山は閉じたあとも実のところ意外なところで
再び歴史に再登場してきます.

それはマッシュルーム.

閉じられてからしばらくするとマッシュルームが
鉱山内に生えているのが見つかり,それがNewfoundlandで
販売もされていたそうですが,いまはどうかわかりません.

再びそのメインの鉄を武器に桧舞台に登場することが
あるかどうかは疑問が残るところですが,当時働いていた人のなかには
いつかその日がやってくるのではと夢見ている人もいるそうです.

続いて,Conception Bay Southの南側.
ここにはpyrophyllite鉱床があります.

日本語で言うと葉蝋石.

たしか北米で唯一鉱床として成り立っていた
ところだったと思いますが,現在,採掘はされていません.
この鉱山会社自体はまだまだ活動をしていますけれども.

さて,pyrophylliteってなんだ?と思う方もいると
思いますので,もっとたぶん馴染みのある言いかたをしますと
よーするにtalc(滑石)です.

ただtalcと異なる点は,アルミニウムを含んでいるということ.
それ以外の性質はtalcと基本的に変わらないと思います.

なので,軟らかいです.
talcがモースの硬度計で1なことからも
その軟らかさが想像していただけるかもしれません.

その当時,まだpyrophylliteと認識されるまでは
talcとして理解されていて,その名残が,talcvilleという
この周辺の地名に現れていたりもします.

お土産屋さんではtalcでもpyrophylliteよりも
soap stoneの名を目にするかもしれません.

硬度が1ということは皮膚よりも軟らかいことから
触ると削れて,すべすべします.

で,現地のアーティストの皆さんが
このsoap stoneを使って置物などを作って
販売をしていたりもします.

興味がある人はお土産として購入してみれば
どうでしょうか?

さて,このpyrophyllite鉱床の近くには
最近,金が発見され,いくつか会社がでてきるようです.

前々回にあげたSt.Lawrenceの蛍石鉱床.
Bellislandの鉄鉱床.
Manualの葉蝋石鉱床
そして,地名を忘れましたが
Newfoundland南西部の鉛・亜鉛鉱床.

この4つがかつてNewfoundlandの
メインとなっていた鉱床です.

上に挙げた金は最近の話で,これから
どうなるかわかりませんが,それよりも
現在はたぶん石油と天然ガスに注目が集まっています.

これらの採掘はNewfoundlandの東の海上で
行われています.
こちらは現在進行形でますます伸び盛りといった
とこではないでしょうか?

タラ漁と鉱床の著しい衰退により
元気のなくなったNewfoundlandに思えますが
もしかしたら未来はそれほど悪くはないかもしれません.

10年後ぐらいにまた訪れてその変化が
感じ取れるか確かめてみたいところです.
次こそは観光で!

投稿者 カズ : 21:02 | Newfoundland | コメント (0) | -

2006年8月28日

Conception Bay South

St.Lawrenceに続いては,州都であるSt.John'sの近く
Conception Bay Southに行きました.

ただこの町に関しては,
何一つパンフレットを貰ってきていないので
さっぱりとコメントすることがなかったりします.

おまけにサンプリングが雨との戦いだったこともあり
写真すらありません.

というわけで,ではなんですので
僕が教授から聞いたお話など.

このConception Bay South.
St.John'sの近郊にあり,距離は30kmといった
とこでしょうか.

ハイウェイとバイパスがあり
St.John'sに行くのはさほど難しくなく
さらに州都であるSt.John'sに比べ
家が安いので,ここからSt.John'sに通勤する人が
増えているそうです.

町自体もSt.Lawrenceに比べれば,大きく発展していて
なんとマクドナルドもティムホットンもサブウェイもあります.

さらに街中には信号機も存在し,
車がひっきりなしに往来している
そんなところです.

あっ,そうなんです.St.Lawrenceでは町をほぼ全て
ドライブしたといっていいと思いますが,
信号機の存在が記憶にありません.

ただ大きいとはいえ,そこはNewfoundlandの片田舎.
ちょっといいレストランとなるとSt.John'sに行く必要が
でてきます.

あるのは地元の安レストランか,ファーストフード.
もしくはJungle Jim'sというファミリーレストランぐらいです.

地元の食べ物屋さんという響きには惹かれるものがあるのですが
どうもパッとしたお店屋さんが見つからず,また教授の意見もあって
Conception Bay Southにいた間は,St.John'sに遊びにいった日を除き
毎晩Jungle Jim'sで夕食を食べていました.

St.Lawrenceには一軒しかなかったレストラン.
しかもそのメニューといえば,失礼ですが
非常にしょぼい内容でした.

それに比べるとこのJungle Jim'sのメニューに
載っている料理は,膨大といっていいかもしれません.
久々になにを食べようか迷ったといっていいでしょう.

まあ,ファミレスなので,メニューは多いのは
あたりませなのかもしれませんが….

シーフードはタラのメニューが2種類.
お馴染みFish & Chipsとタラのソテー.
あとは,帆立貝のベーコン巻き,海老のガーリック炒め.

と,Newfoundland=シーフード天国と考えていた
僕にとってはやや寂しい気もしますが
それでもないよりはマシ.

帆立貝と海老は食べてないのですが
タラのソテーは非常においしかったです.

このタラのソテー(Pan Fried Cod).
Newfoundlandの伝統的な料理だそうで,
べつにこの店でなくても多くのレストランで食べれるものなので
Newfoundlandを訪れることがあれば,ゼヒとも
挑戦して欲しいものです.

さて,このJungle Jim's.
主にNewfoundland, Nova Scotia, New Brunswickに
展開しているチェーン店です.

PEIにも支店があるような感じなのですが,
よーするにカナダの東端で勢力を持っている
店なのです.

が,不思議なことに,とある場所にも
支店があるとのこと.

それはアルバータ州.
エドモントンとあとカルガリーだっけかな?
とにかくそれぞれに一軒ずつ.支店があるそうです.

エドモントンはたしかウエストエドモントンモール内と
書いてあったような気がします.

これ,すごい不思議なんですよね.
大都市があるオンタリオ州を通り越して
アルバータ州に2軒,店を構えるJungle Jim's.

Conception Bay Southでは散々お世話になったので
アルバータに行く機会があったら,探してみたいと思います.

…メニューを見るだけみて,たぶん入らないと思いますけども.
さすがに4日間もいけば,もう十分です.

投稿者 カズ : 23:48 | Newfoundland | コメント (0) | -

2006年8月27日

St.Lawrence

この週末はのんびりできました.

といっても,サンプリング中の
生活習慣からでしょうか?
朝の7時半にはばっちりと目が
覚めるということに….

ただ疲れていることも確かで
朝ごはんを食べると猛烈な睡魔に
襲われます.

まあ,週末ですし,のんびりしようと
決めているので,その睡魔と闘う気も
さっぱりとなくそのままお昼寝に
突入してしまうわけです.

十分に疲れがとれたか謎ですが
とりあえず明日は月曜日.
大学に行こうと思っていますので
どうなるか少々心配です.

さて,サンプリング.

最初に訪れた町は,St.Lawrence
というとこです.

その歴史は古く17世紀にまで
さかのぼることができ,始まりは
漁港として発展した町です.

ただSt.Lawrenceは漁業というよりも
もう一つ別のもので有名でして
北米で最大の蛍石鉱床がありました.

町にはこの鉱床に関する博物館もあり
非常に興味深い内容の展示があります.

また周辺の風景は一見の価値はあり
美しくまた時として荒々しい大自然が
広がっています.

が,もし友達がこの町にいきたいと
いったら,僕はやんわりと断る方向に
もっていくと思いますね.

まず,レストランが一軒しかないのです.

町にレストランが一軒.

カナダでおなじみのティムホットンはもちろん
世界中のどこにでもあるマクドナルドもありませんし,
これまたどこいってある中華料理屋もありません.

さらにバーも一軒.

もちろんクラブなんてしゃれたものは
存在しない町なのです.

で,上に挙げたレストランにバー.
これらはモーテル内のレストランにバーになります.

あっ,当然のごとく,モーテルというか
宿泊施設はこのモーテル一軒のみです.

そして,少々愚痴も入ってきますが
このレストランのメニューがひどい.

僕はNewfoundlandにきて一番楽しみにしていたのが
新鮮なシーフードです.

その昔はタラでにぎわったところですし
少なくてもFish&Chipぐらいあるだろうと
ふんでいたのです.

が,ないのです.

このレストランの売りは,フライドチキン.

メニューにはシーフードが一切載っておらず
フライドチキンにハンバーガー.
サラダが2種類にあとは各種サンドイッチ.
といったところで終わります.

宿泊中一度だけ,タラを食べましたが
それはその日の朝にオーナーから
今日は新鮮なタラが入ったから夕食でだそうか?
といわれたものでした.

このバラエティーのない食事.

旅の楽しみは各土地での食事と
思っている方にとっては,この町は
たいへん残念なことになること請け合いです.

まあ,でも自然は最高にいいですよ.
きっとNewfoundlandのいたるところで見ることができる
風景かもしれませんが,非常に綺麗なとこでした.

そんなわけで,今日の写真は
St.Lawrenceにある浜辺です.

僕がいったときは誰一人いなく
サンプリングの最中でなかったら
そのまま海に飛び込んでしまいたいほどでした.

もう一度観光で訪れたいといわれれば
そんな時間があるなら別のところに行ってみたいですが,
それでも楽しかったとこですね.

ウィンザーとはまったく異なる世界が
そこにはありましたし,もしかしたらあれが古きよき時代
というやつなのかもしれません.

のんびりとした町でした.

投稿者 カズ : 21:44 | Newfoundland | コメント (0) | -

2006年8月24日

サンプリング終了

ようやくウィンザーに帰ってきました.

Newfoundlandは予想以上に
おもしろかった場所でした.

サンプリング自体もまあ
それなりに順調にいきましたし
大きな問題はありませんでした.

天気もめぐまれた…といって
いいのかどうかわかりませんが,
たぶん典型的なNewfoundlandの天候.

晴れたと思っても,いつのまにやら
雲が空を覆っていて雨が降ってきたり
その逆だったりとそんな感じです.

とにかくなんもなくてよかったよかった.

とりあえず明日から
通常更新に戻りたいと思います.

これからも本サイトをよろしく
おねがいします.

投稿者 カズ : 23:17 | Newfoundland | コメント (0) | -

| Top
Home