2006年11月30日

ロンドン-大学見学

Labのテストが終わった.

終わったといって自分が受けたわけじゃないので
それでホッとするということはない.
むしろ採点があるのでそれを考えるとしんどい.

Lab のテストは,試験監督になるのだけれども
人数も減ってくるとけっこうヒマになる.

ラボコーディネーターももう1人TAもいるし
ずっと気を張っていないといけないということもないのだ.

で,そんなときはぼけ~と考え事をしている.

こんなときは研究のことは滅多に考えない.

ではなにかというと,食べ物のことだ.

今週の月曜日にあったLabでは,
ゴボウ料理をひたすら考えていた.

今日はと言うと,ウドン食いたいなぁ
というのがぼんやりと頭に浮かんできたので
どんなウドンがいいのか.例えば,月見にするとか
ワカメをいれるとか.もうそんなことで頭がいっぱい.

これもあれもロンドンでゴボウを買ってきたり
ウドンを買ってきたからいけないのだ.

というわけで,ロンドン小旅行.

お寿司を食べた後は,University of Western Ontario(UWO)
を見学しにいってきた.

まず行ったところは,土木建築科のwind tunnelというところ.

このwind tunnelでなにをするかといえば,建物の模型を
設置して,風を起こして,その建物の風に対する強度や影響なんかを
調べるそうだ.

さらに話をきくと,こんな模型ではあきたらず
実際に家を建てて,でっかい扇風機でそれを破壊するという
実験を始めているそうで….

スケールの違う話をきくとなんか具体的におぉすげぇ
って思えなくなってしまうのだけども,まさにそんな感じがした.

このwind tunnelがある同じ建物内に,川の流れを再現し
流れそのものや堆積状態なんかを調べることができるでっかい箱が
あったのだけども,実を言うとそっちのほうが楽しかった.

もうこっちは素直にすげぇ.いいなぁ.と思う内容で
これで実験してみたいなとも思った.
(地球科学と共同研究なんかも実際には行なわれているそうです)

UWOのwind tunnelは北米で一番大きなものなのだそうが
それには“ほぉ”で,こっちの川の堆積を再現するほうには
“いいなぁ.すげえなぁ”という反応では,案内していただいた
人に申し訳ないような気もするのだけども,そんなものは
地球科学をやってる人間をこんなとこにつれてくるほうが悪いというもの.

ゼッタイに後者のほうがおもしろいって.

さて,ホントはそのwind tunnelとやらの写真をお見せしたいのだけども
まだパソコンに写真を取り込んでないので,それはまた明日ということで
一つよろしくお願いします.

このwind tunnelを見学後は,ブラブラとキャンパスを歩きながら
生協に行った.

こっちの生協は,大学のオリジナルグッズが売ってるので
せっかくの記念にキーホルダーを購入.

ついでに,地学系の本売り場も見に行って,そこで
ちょっとの間,UWOで地球科学をやってる友達と,話し込んでしまった.

やっぱり地学をやってる人と話すのは楽しいもんだ.

んで,ふと見ると,鉱床学の本が安かったので
衝動買い.

その本だが,まだ1ページも読んでないというか
まだ袋に入ったままというのは秘密である.

生協を出ると,続いて,地球科学の建物へ.

その友達の研究室などを案内してもらった.

やっぱりというか今まで地球化学からは遠ざかって
いきていたので,ほとんど研究室というのをみたことがないのだが
それは全然うちの研究室とは違っていた.

地球物理と地球化学じゃやっぱり実験そのものが違うから
研究室は違っていて当然なのだけども,やっぱり驚く.

漫画や映画でしかみたことない,ハチャメチャに曲がりくねった
ガラス管なんて実際に目の前にすると,ほえぇとしか言葉が
でてこない.

ウィンザーから一緒にいった友達が,その曲がりくねったガラス管を見て
こんなの遊び心だね.というようなことをいっていたが
まさにその通り.

こんなものを使っているのは,怪しげな化学者ぐらいなもんだ.

その他にもいろいろ部屋を紹介してもらったのだけども
感じたのは,やっぱ地球科学の建物は居心地がいいということ.

地震波の測定のリアルタイムでの映像が流れてたり
各種の鉱物,岩石が飾られていたり
もう楽しくてしょうがない.

なんなんだろうね.UWOで自分の大学ではないけれども
なんかホームに帰ってきた感じがするのだ.

地球科学の建物を大いに満喫したら
次は有名どころの建物をみてまわりながら
その友達のオフィスにお邪魔して,んで,
大学を後にした.

投稿者 カズ : 23:29 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月29日

ロンドン-寿司

すったもんだで目的の店につく前に
すでに疲れ果ててた感があるロンドン小旅行.

それでもなんとか無事にお寿司屋さんについたとき
12時近くになっていた.

待ち合わせの時間は11時半.

…言い訳をいわせてもらうとするならば
これもあれもロンドンの道が悪い.

11時半ごろにはばっちりつく感じで
きていたしとかくとお前らは30分も迷っていたのかと
自分達のマヌケさをさらけ出してしまいそうだ.

要するになにがいいたいかといえば,
ロンドン組みの人たち遅れてすいません.

お寿司屋さんはまだそれほど込んでもいなく
無事に席に着くことができた.

で,メニューを見て,あれやこれやと
決めていく.

なにをどれだけ頼んだかというのは
記憶にないのだけども,大量のサーモン握りが
でてきたのはばっちり覚えている.

ウィンザー組み3人,ロンドン組み3人の計6人だったわけだが
3,40個はサーモンのお寿司を頼んでいた.

あとは,タイの握り,味噌汁,巻き物(2種類),手巻き寿司(サーモン),
天ぷら(8人前だそうだ),鮭のカマ,テリヤキチキン,
チャーハン(2人前),僕は食べていないのだが,玉子の握り,
骨付きカルビ(2人前),秋刀魚.デザートにアイスクリーム.

とこれでチップ込み1人20ドルほどなら,まったくもって
問題ないお値段.

味も悪くはなかったというかおいしかった.

ただ後でふと思ってみれば,マグロを食べてない.
メニューにマグロがあったかどうか記憶があいまいだが
たぶんなかった.

マグロの代わりにサーモンというわけでもないし
サーモンも十分すぎるほどおいしいのだけど,
マグロっていうのはやっぱないと寂しい.

ウィンザーで食べた食べ放題のお寿司では
魚介類がなかった(正確には鮭の皮巻きがあったけど)と
不平不満をぶちまけたわけだけど,いざ魚介類のあるお寿司を
まえにしても,やっぱり不満が出てくる.

我ながら贅沢な人間だこと.

あぁ,そうだ.上に書き忘れた,握りがもう一種類あった.

それは,しめ鯖.

これがめちゃくちゃ美味い.

こうかくとこの店で出されたしめ鯖が
筆舌に尽し難い美味さと思う人もいるかもしれないが
そんなわけがない.

普通のしめ鯖.

日本のものとたいして変わらないと思ったから
それはすなわちカナダでは“高級品”に部類するのかもしれないけど
でも,なんの変哲もないしめ鯖.

が,これが美味いのだ.

もともとしめ鯖は好きで,日本では
ときどき1パック買ってきて,一気に食べていた.

なので,実のところをいうと,サーモンよりもタイよりも
天ぷらよりも,しめ鯖を食べることができたのが
今回のお寿司屋さんでの一番のうれしいこと.

たった1個しか食べてなかったが,
その美味さに1人悶えていた.

さて,ご飯を食べたら,次は
大学見学.

そのお話はまた明日.

投稿者 カズ : 22:03 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月28日

ロンドン-近くて遠い?

ロンドンにお寿司を食べに行ったとき
ついでに韓国食料品屋さんにもよったのだが
そこで買ったキムチがけっこう発酵していた.

発酵しても食べれるし,べつに捨てることもないのだが
酸っぱいキムチはあまり好きではない.

ていうか,めちゃくちゃフレッシュに
見えるキムチを選んだつもりだったのに….

とりあえず,そのまま食べるのはやめて
今日は豚キムチを作った.

次はキムチ鍋にするか豚キムチ焼きそばでも
いやキムチチャーハンもありか.

…なんかこの状況を楽しんでいるように
みえるかもしれないけど,それは気のせい.
実はけっこう凹んでる.
もうキムチ買うのやめようかなぁ.

でも,あったらまた買いそうな自分がいる.

さて,ロンドンへの小旅行.

ロンドンへは電車でもバスでもいけるのだが
友達を巻き込んでロンドンに行くなら
レンタカーが一番だ.

割り勘にすればかなり安くなる.

所要時間は高速で2時間.
こっちの高速は基本的に無料だし,
これぐらいなら全然運転しても
問題ない距離だ.

巻き込んだ友達二人は25歳未満で
彼らが運転となると保険が一気にあがるのだが
まあ,2時間の運転なら僕だけで十分.

というわけで,車を借りて
さっそく出発.

以前にナイアガラを旅行したときに買っておいた
オンタリオ州全体の地図があり,事前にネットで調べて
プリントアウトしておいた地図もある.

さらに,ロンドンの友達にそのお寿司屋さんまでの
道のりも教えてもらったし,迷うわけがない.
これで迷ったら,バカだ.


……
バカでした.

ウィンザーから401という高速に乗るのが一番楽な方法で
たしかに高速らしきものに乗ったのだけども
気付いたら下りていた.

ていうか,いつのまにやらその高速は
一般道になっていて,信号機はバンバンでてくるし
明らかに401ではなかった.

確実におかしい.

が,ここで混乱するほどマヌケではない.
だてに方向音痴で20何年間生きてるわけではないのだ.
現状把握したら,とりあえずロンドンがある北へ北へと進んでいく.

どうせそのうち401はこっちですよ~という看板があるだろう
というやる気のない考えだけれども,それはばっちりあっていて
ようやく目当ての401に乗れたのだった.

401は高速.

これに限っては間違いはない.
つまり,下りる場所さえ間違えなければ
あとはひたすら走るだけ.

…ここで僕らが下りる場所を間違えたと思った人は
反省文をA4で10枚ほど(ただしダブルスペース)書いてもらいたいものだ.

そこまでバカじゃない.

というわけで,無事に下りるべきところで下りて
あとは店を探すだけ.

こうなるとカナダと言う場所は便利だ.

つまり,住所がわかりやすい.

住所は番号で示されているため,その番号と通りの名前を
事前に知ることができれば,あとは道のところどころの番号をおっていけば
自動的に見つけることができる.

で,僕らのお目当ての番号は735

店の住所を見なくても,自然に出てくるこの番号.

頭にばっちり刻み込まれているのは
お寿司屋さんがあまりにも美味くて店の番号を
覚えたのではない.

覚えたくなくても覚えてしまうほど
そいつを探し回ったのだ.

その店がある通りを走り始め
道に面している家やお店の番号を
順番に見ていくと,3000番台ぐらいから
徐々に下がっていった.

これはもうすぐ735だなと思っていると
ほどなく740が.

もうこのへんだ.
と誰もが思っていたとき,それはおきた.

信号を超えてでてきた番号は
400番台.


えっ?
735はどこへ行った??

おかしい.なぜに740があるのに
735がなくて,いきなり400に飛ぶのか.

しょうがないので,そのへんをうろうろするも
まったくもって見つからない.

したらば,そこは現地人に頼むしかない.

その辺の人に,このお店知らない?住所はここなんだけど.
ときくと,あのアパートの裏手がそうだと思うけど.
という返事をもらった.

なんてわかりにくい.と文句を言いながら
言われた方向へ行くと,…そこはアパートしかなかった.

おっちゃん.知らないなら知らないっていってください.

もうこれはしょうがない.
ホントに最終手段.店に電話.

で,電話して,いま自分達はこんな店の近くにいて
住所もだいたいこんなところで,あんたの店の近くにいるはずなんだけど
あんたのお店はいったいどこでしょう?とたずねるも
だいたい向こうがこっちがどこにいるかわかってない様子.

必死に目に入ってくるお店をいうも,全然ダメ.
というか,その時点で,めっちゃやな予感.

ようやく向こうも理解したようで,
どうやらこの通りには,North と Southがあるそうで
いま僕らがいるのはSouth.Northまでこなきゃダメだよ
とのことだった.

で,Northに向かうと,お店がありそうな一画を発見.
でも,車は急に止まれない.

というわけで,ちょっと走って,Uターン.

僕らが頼りにしていた番号だが,北に向かうにつれ
徐々に減って行き,とあるところから上がりはじめた.
で,735発見.

なんてわかりにくい.つーか,こんなもん初めてくる
場所でわかるか!!

なぜにおとなしく番号を順番につけていかなかったのだろうか.
ロンドン人の考えることはわからない.

とにかく無事に着いたお寿司屋さん.

ここまでの道のりは長かった.
だが,ウィンザーへの帰り道はこれ以上になるとは
このとき誰が想像できただろうか.

これは悲劇の幕開けでしかなかったのである.

投稿者 カズ : 23:48 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月27日

ロンドン-始まり

先週末は遊んで遊んで
遊び倒した.

で,なにをしていたかといえば
土曜日はロンドンに遊びに行って
日曜日はPoint Peleeというウィンザー近くの
国立公園に出向いていた.

というわけで,今日から数日間
もかかるかわからないけれど,とりあえず
ロンドン滞在記とPoint Peleeにかんして
てきとーに更新していきます.

ちなみにロンドンとはイギリスのロンドンではなくて
カナダのオンタリオ州にある町というか都市で
トロントとウィンザーの中間にあり
車で約2時間の道のり.

今回,ロンドンまで出向いたのは
これはちゃんと理由があって,
それは,トロントで買ってきたゴボウを
食べ終えてしまったから.


んなわけない.

ロンドンにあるUniversity of Western Ontario
で地球科学を勉強している友達と前回トロントで
会ったときに,ロンドンに寿司食べ放題の店があると
きいていたのだ.

寿司食べ放題.

これがどれほど魅力的かなんぞ
語るまでもない.

日本でも寿司食べ放題ってのは
十分魅力的だろうし
それがカナダのウィンザーなんて偏狭なところに
すんでいるならなおさらだ.

ただここで誤解を解くならば
ウィンザーにも日本食レストランはある.

もちろん寿司も食べることができるのだが
そのお値段がいけない.

例えば,寿司3つで…
まず1貫(2つ)でないところにそもそも問題があるきがするのだけど
サーモンの寿司3つで,8ドルぐらいする.

なにが悲しくて,寿司3つに8ドルも出さなければいけないのだろうか.
どんな高級なもんだ?と思いの方もいるかもしれないが
悲しいかな,ここウィンザーで食べれる寿司なんて
日本のスーパーの握り寿司以下でしかありえない.

もちろん値段は店によってまちまちだけれども
決して安くはないのだ.

そんな状況なので寿司食い放題が
チップ込み20ドル程度でいけるなら
これほどうれしいことはない.

というわけで,ロンドンまで友達を引き連れて
寿司を食べに行ってきたのだ.

ちなみに実を言うとウィンザーでも
寿司食べ放題を行なっている店がある.

店名はひかえるが,ダウンタウンにある
某寿司バー.

水曜日の12時から14時まで,10ドルで
食べ放題になる.

が,これは“寿司”ではない.

この店に,友達と行ったことがあるのだが,
非常に騙された感があった.

いや,カナダ的には全然問題ないと思うし
カナダ人も文句はいわないだろう.

でもね.魚介類がないって
それはおかしくないか.

全て巻物.で,その種類はというと
カッパ巻き,カリフォルニア・ロール,
(おそらく)人参の天ぷらを巻いたもの,
インゲンの天ぷらを巻いたもの.カニカマの天ぷらを巻いたもの.

あぁ,そうだ.上で魚介類がないといったけど
それは正確に言うとちょっと違う.

一種類あった.

それは鮭の皮を焼いたものを
巻いたお寿司.

鮭の身ではない.皮だけ.

これはこれでおいしいのだけど
物足りないのはいうまでもない.

あとサラダっぽいのもあったか.

これで食べ放題として提供される寿司は終了.

いやね,カリフォルニア・ロールとか
好きだし,普通に頼んでも10個ぐらいで7ドルほどの
お値段だから,腹いっぱい食べれば普通に10ドルというお値段の
もとはとれるわけだけども,寿司を食べた気がしないのだ.

鮭の皮がいくら好きだろうが,カッパ巻きがいくら好きだろうが
マグロとかイカとかそういったものが欲しいというのは
もうしょうがない.

色物の寿司ばかり食べても
お腹がふくれるだけで,全然満足いかない.
むしろ,不満は増えるばかり.

そんなわけで,ロンドンのお寿司屋さんと
なったのだ.

ここは注文して好きなものを食べるという形式で
さらに寿司以外にも天ぷらなどオーダーできるという
まさに天国かと思われる仕様.

ものすごい満足したわけだけど
長くなったのでその話は明日に続くというわけで
今日はおしまい.

投稿者 カズ : 19:56 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月24日

電話のトラブル

今日,起きて,いつものように
お昼ごはん用のお弁当を支度していたときのことです.

熱したフライパンに油を引き,
さて人参でも炒めるかと放りこんだら
地下から中国人のおばちゃんが登場しました.

片手に電話を持ったおばちゃんは
Hiといって,いきなり,Do you speak English?
と聞いてくるではありませんか.

…はぁ?
意味がわからない.

英語をしゃべらなきゃ,いまあんたと会話してるのは
何語だ?つーか,おかしいだろ,その質問は.

まあ,たしかにネイティブ並みに話せるかといえば
まだまだそんなレベルではありませんけどね.
でも,カナダに2年近くいて,修士からPhDにtransfer
できるぐらい.つまり指導教官とコミュニケーションは
取れるぐらいの英語は話せるわけです.

そんなわけで,いちお話せるよと
答えると,いきなり電話を渡されました.


……
ごめんなさい.状況がさっぱりとわかりません.

とりあえず,Helloというと,向こうもHello
と返してくるわけですが,会話が続きません.
続かないというか今僕が誰と話しているかすらわかりません.

というわけで,電話の先の人に,ちょっとまってて
といって,おばちゃんにゆっくりと丁寧に英語を話して
何をしたいのか?ということを聞きました.

ちなみに,炒め始めた人参ですが,電話を僕が受け取った時点で
おばちゃんに火を止められてしまいました.

ありえない.

閑話休題.
どうやら,インターネット経由で話せる電話を購入したそうで
その電話に問題がある様子.

で,その問題とは,電話を受け取ると,
自動的に時刻を取得するようなのですが,その時刻が
狂っているとのことなのです.

手動で設定しても,電話を受け取ると再びくるってしまうので
なんとかしてほしい.
ということで,ただいまカスタマーサービスに電話中ということですね.

って,そういうことは早くいいなさい.
電話を渡されただけで,こんなもんわかるか.

その肝心の電話は,僕は一切使ったことがないというか
今日が触ったのが初めてなので,とりあえずサービスセンターの人と
おばちゃんにいろんなことを確認しながらの電話です.

そんなグダグダの状態でもいいたいことは伝わったようで
それはこっちの責任ではなくて,ローカルの電話会社の問題だから
そっちに電話してその問題を説明して解決してもらって
とアドバイスを貰うことができました.

というわけで,ありがとう!といって電話を切って
さっそくおばちゃんに言われたアドバイスを伝えると
I don't think so
とかぬかしやがります.

I don't think soってあんた.
なにを基準にそうは思わないとかいうんだ?
つーか,したら自分で電話すりゃいいじゃねーか.

と,思うも,もうこれ以上かかわりたくないということで
台所に戻ろうとすると,ちょっとまって~
と引止めのお言葉がかかりました.

なに?ときくと,留守番電話がおかしいの.
なんとかして!というではありませんか.

いやね.僕はカスタマーサービスではありません.
それに,今日初めて触ったものをなんとかできるほど
機械の知識があるわけもないのは明白です.

そんなわけで,なんとかしてといわれてもね~
というと,これ取説といって渡してくるではありませんか.

…取説あるなら,お前が読め.
と心では思っても,同じ家に住む人間.
しょうがなく取説を読み始めます.

で,フムフムと電話をいじり始めますと
これがね~とかいいながら,おばちゃんが
ボタンをポンポンとおしまくるじゃありませんか.

なんていうか,ジャマしないで.
うるさいし,それはなんのアドバイスにもならないし
もうどっかいけ!!

とは心の叫び声.笑顔で,ちょっとまって
といって,設定をしていきます.

つーか,そもそも留守録機能をONにせずに
留守録が動かないとかぬかしていた時点で
このおばちゃんは機械類をいじらないほうがいいと思うのですが
どうでしょう?

めっちゃ根本的なことじゃないですか.

もう電源が入ってない時点でやる気は一気に
落ちたわけですが,ここでめげてはいけません.

各種設定を確認して,テストで電話をして,留守録が
機能していることを確認して,戻ろうとすると,
おばちゃんから声がかかって,
これっていつも電源をいれとかなきゃいけないの?
という質問が.

…もう勘弁してください.
電源が入っていないでどうやって留守録が
動くのですか?もうちょっと考えろや.マジで.

怒りと言うかここまでくると,唖然としますね.
その思考が素晴らしい.

また時間があるときに,取説読んで説明してね
といわれましたが,残念ながら,あなたに付き合う時間は
今後一秒たりともありません.
英語の勉強だと思って自分で読んで欲しいものですね.

朝っぱらからとんでもないことに巻き込まれたと
思いながら,台所に戻ると,そこには冷え切ったフライパンに
のった人参が油でベチョベチョになっていました.

ちょっと泣きそうだったのはここだけの秘密です.

投稿者 カズ : 22:00 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月23日

岩石ドリル作業

今日は石をドリルでくりぬきました.

石というのは,Newfoundlandでこの夏とってきた
試料で,ドリルビットを修理ではないのですが
所用で大学のお店に預けてあったので
今までできなかったのです.

とりあえず,他の石はもうスライスしてあって
いつでも測定できるようにしたのですが
全てが集まってから測定を始めたいので
この石を放置しておくといつまでも始められないという
ことになってしまいます.

ホントは秋にやっておきたかったんですけどね.

水が温かくなる春まで待っていたいところですが
そうはいきません.

で,ドリリング.

水を出してみると,しばらく誰も使っていなかったようで
暖房によって温められた水がでてきました.

温められた水というか,すでにお湯.

これは天の助けか!?と思いきや
実のところ全然そんなことはありません.
むしろ地獄の第一歩.

ドリルで石を削る作業.

お湯でやることはできないのです.

ドリルを冷やすために水を使うわけで
それがお湯では冷却効果がないのは
いうまでもありません.

というわけで,しばらく水を出しっぱなし.

あぁこのお湯でやりたいと思いながら
涙をのんで水になるまで待ちました.

で,水になったら作業を始めるわけですが
これが冷たいのなんの.

外の気温は,0度.

水の温度はしりませんが,
冷たいことは簡単に想像できます.
想像できるというか痛い.
手が痛いです.

我慢しながらやっていると
だんだん手の感覚はなくなってきて
3つの石をくりぬいていたわけですが
最後のほうはもう平気になってしまいました.

手はものすごい冷たくなっていて
平気じゃないんですけどね.

あとは明日,岩石カッターで
スライスするだけ.

これが終われば,水仕事は
とりあえず今年の冬はもうないでしょう.

来年からはなんとしても
水仕事は秋までに終わらせるように
頑張りたいと思います.

去年(というか今年の頭)も同じこと
考えていたような気がしますが
それは気のせいということで
気付かなかったことにしたいと思います.

投稿者 カズ : 23:13 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月21日

掲示板がまだ書き込めないという
報告がありました.

どうしようかと思案しているところなので
なにか御用があるかたは,メールもしくは
ブログのコメント欄をご利用ください.

お願いします.

さて,大学にいくとメールチェックして
ヤフーなどをフラフラと徘徊しています.

ほぼ毎日見てまわるサイトは決まっているのですが
その中で,おもしろいというか興味をひく内容が
ありました.

それが,文芸ジャンキー・パラダイス
あの人の人生を知ろうというコンテンツ.

その中で尾崎 放哉についてです.

尾崎 放哉という名前をきいて
すぐに誰かわかった人は素晴らしいです.

僕はさっぱりとわかりませんでした.

ただこの人の俳句,“咳をしても一人”
は非常に有名で,この句をみれば
あ~となるかと思います.

で,別に俳句が云々とか尾崎 放哉という
人物に関して語る気はありません.
ていうか,そこまで知りませんしできません.

では何かというと彼の書いた
随筆,というものが目をひきました.

カジポンさんの紹介されている文章,
----------
物の言えない石は死んでいるのでしょうか。
私にはどうもそう思えない。
反対に、すべての石は生きていると思うのです。
石は生きている。どんな小さな石ッころでも、
立派に脈を打って生きているのであります。
石は生きているが故に、その沈黙は益々意味の
深いものとなって行くのであります
----------ここまで引用
を一目見て,おぉ,こいつはわかってると思ったのです.

なにがわかっているかといえば,
それは言わずもがな,自分が研究していること.

もうこの文章を見た瞬間に,
妄想が爆発です.

石の持っている磁石というのはこれは非常に重要であって,
目に見えぬ磁石の化石の方向から年代測定をしたり,
過去の地球磁場(すなわち地球内部の様子)を研究したり
大陸移動を議論したりするわけです.

物言わぬ石がまるで生きているかのごとく
話しかけてくる.

尾崎 放哉はマグネをわかってるなぁ.
熱い男だ.

ともう一人爆走状態.

で,期待してその文章を見てみると

……
あぁ,なるほど.
このおっちゃん,地球科学嫌いなんですね.
嫌いというわけではないかもしれないけれど,
科学で全てが説明できると思うなよとか思っている人ですか.

うん.この人とは話が合わない.
よく考えたら,マグネなんて地球科学でもマイナーな分野
知ってるわけないか.

僕が暴走しすぎただけですね.
尾崎 放哉は別に悪くないわけです.
それにこの随筆は,読んでいて面白いですし.

物言わぬ石ころも,多くのことを語るだけの存在.

アプローチの仕方が異なり,考え方も
まったくもって異なるわけですが
なんやら一見似たところにたどりつくというのは
おもしろいものがあります.

でも,石が生きてるかといえば
死んでいるというか,そもそも生死の前に
そんなものはないだろという考えなので,きっと
尾崎 放哉とは話は合うようで全然合わないような気がします.

投稿者 カズ : 22:34 | 雑記 | コメント (21) | -

2006年11月20日

Lab-レビュー

ネットをぶらっと徘徊していたら
こんなんがありました.

各国の国旗をいじっていく内容でして
面白いんですよ.

例えば,わが国日本ならば,
日の丸の赤はめっちゃ攻撃的やから緑に変えようとか
カナダならば,植物なんていけてないから,カエデを蝙蝠(バットマンのシンボル?)
に変えちゃったりして….

個人的にはフランスとアメリカの国旗が
つぼにはいりました.

面白いし,英語もたいして難しくないので,
といっても英語がまったくもってわからないと
面白さ半減ですが,思わずニヤっとしていまいますし,
お勧めです.(National Flags of the World


さて,今週のLabはレビューウィーク.

けっこう簡単といえば簡単です.

つまるところ,ぼけ~と立っていて
質問がきたら,それに答える.

ただそれだけ.

それはいつもと変わらないという
疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが
やっぱり少しは違うのです.

というのも,普段のLabでは
ちょこちょこと動き回ったりして
質問がないか見てまわったり,
質問がきたら,それを説明してそのついでに
ほかの解答をサラッとチェックして間違えてたら
そこも指摘するという方向でやっています.

が,このLabは違います.

積極的に見てまわることもあまりしませんし
ほかの問題をみてあげるということもありません.

ていうか,ほかの問題なんてものは
そもそも存在しませんし.

今までのLabの復習なわけで
僕はすでに学生さんは答えをしっているものと
判断していますし,来週がテストなので
知っていてしかるべきだとも思っています.

基本的にこのLabの第一の目的は
学期の初めに行なった鉱物・岩石の同定のやり方を
思い出すことだと思うんですよね.

なので,見方を忘れたならば言ってくれれば
教えますし,この鉱物なに?ってきかれれば
答えます.

が,いちお全てが範囲に入っている以上
たとえば,誰かに付きっ切りで
この岩石なに?とクイズ形式でやることは
時間から言って不可能に近いのです.

それに不公平になりますから.

多くの学生さんはデジカメで写真をとって
家でも覚えるようですが,写真を撮っているところに
口を出すのもうざいだけですしね.

結局,質問待ちということで
けっこうぼけ~としてました.

要するに学生さんはマジメに岩石とにらめっこしているので
ヒマをもてあましていたともいえるのですが.

そうなるとTAがとる行動は2つあるような気がします.

1つは,質問が来るとそのついでにいろんなことを
めちゃくちゃ説明を始めるタイプ.

もう1つは,ぼけ~としているタイプ.

今日はTAが僕を入れて3人いたのですが
ほかの2人は前者.というわけで,僕は
ごくわずかな質問に,答えながら,まったりと
過ごしていました.

この時間にデータ解析をしたいなぁとも思っていましたが
それはあれ.3時間が僕の決められた仕事時間なので
その間はそこにいないといけません.

さて,あともう一回.木曜日.

ヒマすぎても困るのですが
あまり質問がこないことを祈っています.

投稿者 カズ : 21:25 | - | コメント (0) | -

2006年11月18日

料理

昨日は友達とカレーパーティー.

カレーパーティーとはなんぞやというならば
ただ単純にカレー作って,食べるだけ.

一昨日,友達とインド料理屋にいってきたのだけど
そこで,インド料理ってなんか物足りないよね.
日本のカレーのほうがおいしい!明日カレーみんなでつくるか
ということの運びでそうなりました.

福神漬けがあれば最高なんだけどという
贅沢な悩みがありつつも,やっぱりカレーというのは
日本のカレールーを使ったものが一番口に合うと思います.

6人で作って,用意したお米は6合.

女の子が2人いたので,全然いけるかなと思っていたのですが
あっという間にご飯はなくなりました.

ちなみに僕は普段,0.75合のご飯を食べています.
1合はちょっときついといえばきつい量なので….

というわけで,昨日はカレーパーティーがあったわけです.

で,今日の朝,起きて,あぁ,今日は土曜日か.
買い物に行こうかな?あっ,冷凍庫に豚バラが入っているから
カレールーでも買ってきてカレーでも作ろうかな
と思った瞬間,昨日カレーを食べたことを思い出して
思い踏みとどまりました.

いや別にカレーを2日連続で食べることぐらい
どうってことないわけですし,カレーは大好きなわけで
決して昨日カレーを食べたのを忘れていたわけではありません.

まだボケてないですよ.

さて,そんな今日のご飯は,
骨付きカルビとゴボウサラダという
なんとも素敵な組み合わせにしました.

骨付きカルビはスーパーで買ってきたそれを
韓国雑貨屋で昔購入した焼肉のタレにつけておいて
焼いて食べたのです.

この焼肉のタレ.

甘くてたいしておいしくないといったら
言い過ぎかもしれませんが,うまい!と呼べる
代物ではありませんでした.

まず甘いところがいけないのです.

ということで,同じ韓国雑貨屋で唐辛子の粉を買ってきてあったので
それをワサワサといれまして,しばらくほっておいたら
それなりの味に.

酒と醤油で味を整えて,肉を漬け込めば
けっこうなものに化けました.

ゴボウサラダは,トロントで購入した
最後のゴボウを使用してのメニュー.

洗ったゴボウを細切りにして,お酢を少々いれた
水に10分ほど浸して,んで,茹でます.

途中で,これまた細切りにしておいた
人参も投入して,いい塩梅になったら取り出し
ゴマとマヨネーズと醤油少々で完成.

本来は冷蔵庫で冷やしたほうがいいのでしょうが
目の前にゴボウサラダがあるのに,それを我慢するというのは
精神的にいけないので,省略しました.

久々のゴボウサラダはおいしかったですね.

日本では好きでけっこう頻繁に食べていたりしたのですが
ゴボウがウィンザーでは入手困難というわけで
その存在すら忘れていました.

よく考えるときっとこういった料理は
多いような気がします.

つまり,材料が手に入らないから
もう料理そのものが頭の中に浮かんでこないという
状況です.

これはいいようで,実はちょっともったいないのかもしれません.

以前,友達の家で,大根を使ったきんぴらを頂きましたが
これはゴボウが手に入らないから,大根で代用したとのこと.

きんぴらごぼうとは一味違っていましたが
あれはあれでおいしいものでして,これがないから
じゃあ,あるもので代用してみようかというのは
新たな料理の発見につながり,いいことだと思うんですよね.

ただそのような元の料理をやはり恋しくなるというのは
ちょっとしんどいかもしれません.

もう材料がない時点で,頭に思い浮かべるのをやめてしまった料理.

実際にものがないと僕の頭では
思い出すだけでも難儀なことなのですが
テキトーに日本のお料理サイトでも覗いてみて
今手に入るものでなにか代用ができるかどうか
考えてみるのもおもしろそうです.

ボケ防止になりそうですし.

って,まだボケていません.
それを心配する年齢でもありません.

とりあえず,気が向いたらなにか新しい料理に
挑戦してみたいと思います.

投稿者 カズ : 22:24 | 留学生活 | コメント (2) | -

2006年11月15日

中華丼

久々に測定を4時間ぶっつづけでやったら
腰が痛くてたまりません.

椅子の高さが悪くて,どうしても
腰を折り曲げないといけないのですが
これが非常にきついのです.

どっかに指圧とかないものでしょうか?
あったらすぐにでもいくのですが….

さて,今日のお昼はいつもと変わらずお弁当.

ただ今日は久々に丼ものにしました.

院生部屋には電子レンジがあるので
冷めていても温めることできるので
丼ものを作ってもおいしく食べることができるのです.

たいてい作る丼ものといったら,
簡単な親子丼が多いのですが,今日は一味違います.

冷蔵庫をのぞいてみれば,白菜があり,
冷凍庫をのぞいてみれば,シーフードミックスに
豚バラのきれっぱしがありました.

もうこうなれば,作るものは一つしかありません.

そうです.中華丼.

豚肉を炒めて,シーフードミックスを投入して
さらに炒めて,人参と白菜とマッシュルームをいれて
軽く炒めたら,チキンスープをいれて,醤油で味付け.
ちょっとグツグツ煮て,仕上げはもちろん片栗粉でトロミ付けです.

出来上がった中華丼は,非常においしかったのですが
なにか物足りないのです.

そして,その物足りない原因はすぐに
わかりました.

ウズラの卵.

中華丼を頼んだら,まず間違いなくそこに
存在しているはずのウズラの卵が僕のそれには
存在しないのです.

普通の卵はもちろん冷蔵庫に入っているのですが
ウズラの卵と普通の卵では,同じ卵でも雲泥の差.

つーか,普通の卵ならむしろないほうが
いいのでは?と思うほどなのですが,
ウズラの卵はないと妙に寂しくなってくるのです.

で,こっちにはウズラの卵が手に入らないかといえば
実のところそういうわけでもなく,何回かみたこともあるのですが
これを買うかというとこれまた微妙なところ.

つまり,ウズラの卵を一パック買って,それを
全部消費するのか?と聞かれれば,たぶん答えは
よほど努力しない限りムリ.ということになります.

中華丼にウズラの卵なんて1個か2個あれば十分ですし
毎日中華丼を食べるわけでもありません.

ほかにウズラの卵の使い道は…と考えてみると
ユッケとかサラダに乗せるとかしか残念ながら思いつきません.
そして,これらは滅多にしません.

というか,サラダでしたら,普通の卵使いますし
わざわざウズラの卵を使う必要はないような気がしますしね.

そうなると,せっかくウズラの卵を買ってきても
ムダとまではいわなくても,ムダに近い存在になるのは
わかりきっています.

でも,やっぱり中華丼には欲しいんですけどね.

日本に帰って,中華丼を食べるその日まで
ウズラの卵抜き中華丼でガマンです.

もともと椎茸のかわりにマッシュルーム
入れてる時点でなんやらおかしいですし.
まあ,おいしかったんでそれはありで一つお願いします.

投稿者 カズ : 23:52 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年11月14日

ガムと解析

今週は自分の中で
勝手にダイエット・ウィーク.

別に今週なだけでなく
頑張れるだけ頑張る予定なのですが
ダイエットといって別に特別なことを
する予定でもなく,おやつを食べない.

ただこれだけです.

チョコレートやポテチといった
論文を書いていたり,データを解析しているときに
ついついあると食べてしまうものを
ガマンする予定です.

OLみたいにチョコレートとか机のまわりに
隠し持っているわけですが,とりあえずそれらが
なくなったので,ここが勝負の始まり.

ただ口が寂しいのも事実なので
ガムを大量に消費していたりします.

体によくはないとは思いますが
まあ,太ることもないだろうしということで
砂糖不使用のガムをかみながら,データ解析.

コンビニでガムが置かれている一緒の棚に
チョコレートがおかれているために
その誘惑に勝てるかが今回の勝負の分かれ目だと
踏んでいます.

とりあえず,一週間.
気合を入れて頑張ります.

さて,昨日から新しい試料のデータ解析を
始めました.

論文をいま2人ほど別の教授に見てもらっていて
その返事まちなので,論文に関しては
特にやることがありません.

ただ,ないからといって,遊んでいていいかというと
そういうわけにもいかず,この論文を書きだす前に
測定してあったデータの解析が手付かずで溜まっていたりします.

これはけっこういいことなんですけどね.

さすがに同じデータばかり見ていては
飽きてきますし,なにか新しいものが必要な
そんな時期にもなってきていましたので.

で,さっそくデータ解析を始めるわけですが
これが,あまりよろしくないような気がするのです.

まだ全体の1/4ほどしか終わらせてないので
結論を出すのは早いですし,一度図にしてから
再びデータを見直すと,見るべきポイントがつかめて
変わってくることもあるのですが,それにしても
ダメっぽい雰囲気がなんとなく漂ってきています.

いやたとえダメでも,これには古地磁気学的手法は
あまり有効ではない.という結果は得られるわけで
その理由の説明とかいろいろできるわけですが
それでもやはり最良なのは,いい結果が出ること.

新しいデータを見ていくと作業は,けっこう
ワクワクするものなのですが,なんともその
ワクワク成分が足りないような気がします.

まあ,でも,まだ解析は始めたばかり.
そうそうに結論付けるとろくなことはありませんし
もしかしたら,たまたまなのかもしれません.

とりあえずはガムを噛み噛み,データを眺める
作業を今週はやる予定.

なんかよい結果が見えることを祈りつつ
頑張っていきたいと思います.

投稿者 カズ : 23:25 | - | コメント (0) | -

2006年11月13日

最後のLab

今週がいちおLabの最終週.

来週はレビューをする週で
来たければくればいいし
来たくなければこなくてもいいといった感じ.

まあ,来る学生さんがゼロってことはなく
というかむしろ大部分の学生さんがくるわけで,
どっちにしろ僕らTAにとってはLabは来週もあるわけなのですけどね.

さて,今週のLabは最後だってのに
今までのLabで一,二を争う長さになります.

問題の量が多いことにその原因があるわけですが
その分,先週短かったので,多少の残業は
いたしかたないと受け止めなくてはなりません.

ただ内容が数字をいじくったりするのが主な
地球物理系なので,楽っていえば楽.

楽というか,地質-特に写真を見て
そのエリアの特徴を書き出すとかいったものより
はるかに得意としている分野なので,大概の説明は
こなせるところが自分としてはうれしいですね.

ただ学生さん全員が地球物理系を得意としているかと言うと
もちろんそういうわけにはいかなく,
説明に苦戦するときもありました.

こっちとしては,できるだけ丁寧に教えているつもりなのですが
わからないといわれると凹みます.

僕の英語のせいか?と思い,友達のTAにヘルプを求めて,
彼が説明をまた一からするわけですがそれでもダメで,
最終手段はラボコーディネーターに助けて~と泣きつきます.

ラボコーディネーターはさすがといえばさすが.

説明がうまいなぁと思ってなるべくその説明の
仕方を頭に叩き込むわけですが,そんなラボコーディネーターでも
苦戦する学生さんも現れました.

傍から見ていて,明らかにいらついてるなぁとわかるのですが
そこは大人.丁寧に何度も例を出して説明をしています.

放射性年代の問題で,一つパズルがうまれば
後は雪崩式に疑問がとけていくと思われるのですが
なかなかそのパズルがはまらない.

落ち着いて考えれば,むずかしくない問題なのですが
一度混乱してしまうと修正するのが難しい様子でした.

最後は,ちゃんとわかったと思うのですが
なかなかそこまで持っていくのに,疲れてしまいました.

いや,こんなことで疲れていたら
将来,教師や教授やなんにしろ人に教えるという職に
つけねーよと自分で自分を叱るわけですが
でもやっぱり自分がわかっていて,説明もちゃんとした説明を
しているはずなのに,相手がわからないとちょっと
腹がたってきます.

相手は地球科学を専門にしているわけでもない学生さん.

こっちは地球科学を専門に7年(といっても
ここ数年はマグネ系ばかりだけど…)ほどやっている人間.

自分をベースに考えたら,それは明らかに
おかしなことになるのはわかっているはずなんですけどね.

まだまだ修行が足りないのかもしれません.

投稿者 カズ : 23:26 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月12日

Remembrance Day

今日は,まったりと過ごしていました.

昨日,一昨日と飲んでいたので
起きたのはもちろん昼過ぎ.

お昼ごはんは朝と兼用で
なんと牡蠣雑炊.

韓国雑貨屋で買ってきた冷凍の牡蠣を
使って,鍋を昨日作ったのでその残りで
雑炊です.

牡蠣のうまみがたっぷりの雑炊を
食べて,その後は,ちょっと作業をとおもって
自分の部屋に戻ったのですが,
あまりの部屋の気持ちよさに寝てしまいました.

窓からはあふれんばかりの日光が注いできて
暖房を心地よくかけているので,たとえ外が2度とか3度でも
部屋の中はポカポカ陽気です.

昼寝するなってのがムリな話でして
お腹がいっぱいなこともあって,すぐに寝てしまったのです.

その後は,洗濯に行って,買い物に行ってと
普段の日曜日生活.

まあ,悪くはありません.

さて,金曜日のお話です.

大学にいつもどおり行って
いつもどおり自分の建物に入ろうとしていたら
何かが違っていました.

なんと建物の前に団体様ご一行がいるのです.

そして玄関の前には,一人の男性が立っていて
なにかを話しています.

テレビカメラっぽいのもあったし
アーメンとか聞こえてきて,めちゃくちゃ厳粛な雰囲気だったので
そこを強行突破して建物に入るという真似は
するわけもなく,おとなしく裏口から入っていきました.

しばらくすると,トランペットの音や
バグパイプの音,またカナダ国家であるOh, Canada
なんぞも流れてきて,玄関に隣接する院生部屋は
いい迷惑です.

が,これもちゃんとした式典だったんだと思います.

というのも昨日,11月11日は,Remembrance Dayといいまして
第1次・第2次世界大戦の戦死者を記念する休日です.

多くのカナダ人はここ数日,赤いポピーのバッジを胸につけて
この記念日を祝うというか死者を弔うというか
まあ,そんな感じなのです.

で,なんでよりによってうちの建物前で
この式典が行なわれたのでしょうか?

それは,建物の名前に関係しているのだと思います.

うちの建物の名前は,Memorial Hall.

第2次大戦で散っていった(うちの大学の)学生を
記念してこのような名前がつけられているそうです.

ちなみに玄関を入りすぐそばに
Memorial Hallの由来と,その学生の名前が
ずらっと書かれています.

この説明を読むまでは,正直,Memorialが
なにかとかなぜうちの建物の前でそんな式典をしているのか
わからなかったのですが,これを見て納得.

このRemembrance Dayに関連して
非常に大切な建物だったわけです.

どうりで前日に,珍しく入り口を封鎖して
豪快に窓ガラスなどを掃除していたわけですよ.

僕自身はあまりRemembrance Dayといって
なにかするわけでもなく,またこの式典に出席するわけでもなく
自分の作業に没頭していたわけですが,
こういった国を挙げて,国民の一人一人が戦死者を
思い,弔うのはいいことだと思います.

国のために戦って亡くなられたわけですからね.
彼らなくして今の僕達はないわけですから
それを否定するというのは間違っていて
尊敬するべきものだと僕は思っています.

で,このイベントが終わって,しばらくすると
ドアの修理が行なわれました.

外側からとはいえ,僕の机の真横の壁をドリルで
削っているので,うるさいのなんの.

昼間聞こえていた,厳粛な音楽を懐かしみながら,
聞いていた音楽の音量をでかくしつつ,文句を言って
その騒音に耐えていました.

厳粛な気持ちがどっかにいってしまったのは
きっと僕のせいではありません.

投稿者 カズ : 20:04 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月10日

Doctoral Research Proposal

今日は昨日に引き続き
ゴボウを使った料理.

といっても,ゴボウがメインではありません.
ゴボウがないと寂しい料理.

そう豚汁.

食べたかったのですよ.豚汁.
お弁当でもっていくのはきついけれど
ご飯のおかずにもなりますし,いうことありません.

材料は,豚肉,ゴボウ,人参,大根,ジャガイモ,ネギ.

ホントはジャガイモよりも里芋のほうが
好きなのですが,そんなに贅沢は言ってられません.

豚肉も豚コマでいいのですが,残念ながら家になかったので
豚バラを細かく切って使いました.

って,お料理サイトにする予定はないので
作り方は省略しますが,おいしくできましたよ.

とりあえず3食分作ったので,明日の朝も
再び豚汁♪

もう幸せです.

さて,今日は友達のDoctoral Research Proposal
と呼ばれているものがありました.

僕もやがて通らなければいけない道なのこともあり
聞きにいってきたわけですが,なかなかやっぱり
緊張するなぁというのが感想ですね.

でも,彼はうまくやっていましたし
見事合格.

おめでとーということで,彼の指導教官が
お祝いのビールを飲みに誘ってくれました.

まだ16時前だってのに.

大学のバーに行って,何飲む?ビールでいいよね?
という言葉に,Noといえない日本人代表としては
yeahと答えるしかありません.

2つピッチャーを頼んだのですが
けしからんことに,本日の主役である友達は
コーラです.

それを見た指導教官.何を思ったかというか
たぶん仕事が大量にあるんだと思うのですが
僕もやっぱコーラとかぬかします.

しからば,4人でピッチャー2つかと
思っていると,しばらくして,別の教授が登場しました.

ピッチャー1つもって….

5人でピッチャー3つ.
あぁしんどいなぁと思いつつも
みんなで談笑しながら杯を重ねていきます.

で,友達の指導教官がちょっと用事があるから
抜けるといったときに,お会計も済ませていってくれたのですが
なんという親切心.

もう1杯,ピッチャーを追加注文して去っていくではありませんか.

…5人でピッチャー4つ.

マジ,ムリですから.
昼間っからなにこの量?
おかしいでしょ.

と思いながらも,残してはもったいないですし
注がれれば飲み,飲んでは注がれるという作業を繰り返し
なんとか飲み終わり,解散.

まだ17時過ぎだったんですけどね.

ベロベロに酔っ払っていたために
さっさと家に帰りました.

今日はそのDoctoral Research Proposalを
見に行って,Labをやって,飲んで,一日が終わってしまいました.

何も自分の研究ができなかったという
平日にしてはめずらしい一日.
明日は頑張らないといけません.

せめて夜から飲みを始めて誘って欲しかったです….

投稿者 カズ : 00:25 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月9日

きんぴらごぼう

今日は教授が大学に来なかったので
新しい試料の解析を始めました.

論文を見てもらいたかったのですが
教授がいなけりゃどうしようもないですしね.

かといって遊んでいるヒマもないので
溜まっているデータ解析というわけです.

まだ2サイト解析しただけですが
あまり未来は明るくないような結果のような….

これが気のせいであってほしいです.

さて,日曜日はトロントに行ってきまして
そこで地球科学をやっている人たちにあってきたわけですが
そのときについでにゴボウを買ってきました.

1ポンド99セントという破格のお値段です.

だって,約0.45kgで100円ですよ.
ゴボウの重さなんてたかがしれていますし
これはお買い得だと思うのです.

ていうか,別に高くても買いましたけどね.

ウィンザーで見たことありませんでしたし
そろそろきんぴらごぼうを食べたい病に
かかってきたところでもありますし.

というわけで,遠路はるばるトロントから買ってきた
ゴボウさん.大事に取っておいて腐らせてしまうのも
もったいないので,さっそくきんぴらごぼうを
作りました.

材料は,ゴボウ,人参,豚挽き肉,ゴマ
です.

きんぴらごぼうときくと,実家のばあちゃんの
味を思い出しまして,うちのばあちゃんのきんぴらには
たしか牛コマを使っていたと思うのですが
残念ながら牛コマなんてものはなく,また
牛挽き肉もなかったため,豚挽き肉で代用です.

個人的にお肉がちょっと入っている
きんぴらごぼうが好きなんですよね.

肉々しいのも困りますが,多少入っていないと
なにか物足りなさを感じます.

ゴボウはササガキがいいのかもしれませんが
もともと器用なほうではなく,ササガキなんてものは
できないので,細切りでいきました.

ていうか,言い訳ではなくて,細切りの
きんぴらごぼうのほうが好きなのです.

で,細切りにしたゴボウは水に10分ぐらい入れておいて
灰汁をとります.

したら,ごま油でいためて,いい感じになったら
同じく細切りにした人参と豚挽き肉をいれて
肉に火が通るまで炒めたら,テキトーに
醤油と酒,みりんをいれて,塩少々したら
ゴマを放りこんで,軽く炒めておしまい.

基本的に分量はしりません.
料理なんてものはテキトーでなんとかなりますよね.

出来は上々で,久々のきんぴらということもあって
一気に食べてしまいました.

いや,ホントおいしいですね.
ゴボウのシャキシャキとした感じがたまりません.
これぞ日本料理というものですよ.

あぁ,でもなにか物足りないと思ったら
唐辛子を用意するのを忘れていました.

まだゴボウはありますし,次は
ピリ辛のきんぴらごぼうを作りたいと思います.

ウィンザーのどっかにゴボウ売ってないですかね?
毎日食べ続けるのはちょっと…ですが
2,3週間に一度は,ないと寂しい,そんな存在が
ゴボウだと思います.

投稿者 カズ : 20:58 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年11月7日

歯医者さん

今日は歯医者に行ってきました.

前回,差し歯を新しく作り直して
もう終了だと思っていたのですが
どうやら虫歯がそのときに見つかったみたいです.
しかも2箇所.

まあ,自覚があったわけではないので
初期虫歯だと思うのですが,治療を断る理由は
ありません.

差し歯は保険が利かなくて,800ドルとかいう
ふざけた金額を取られましたが,虫歯の治療なら
保険が利きます.

それに虫歯ってほっておいて治るものでも
ありませんしね.

そんなわけで,虫歯の治療.

カナダでは初めてかもしれません.

とはいっても,たいして日本の治療と
かわりませんでした.

麻酔をかけて,あとはお決まりの
ドリルの音を聞いて,詰め物をして
終了.

銀歯にするか…なんでしょう?
日本語を知りません.
Silver or Whiteときかれて
Silverだと15ドルぐらい安いよ~
といわれたので,Silverを選びました.

別に見た目とかどうでもいいのです.
どうせ奥歯で見えるわけでもないし
安いほうがよくありませんか?

そんなこんなで治療は本日でおしまい.

65ドルほどかかりましたが,
不思議なことに800ドルの差し歯を払った後なので
あぁ安いとか思ってしまいました.

ちなみに,保険がないと260ドルぐらいします.

これで当分歯医者にいかなくて済みますよね.きっと.

だいたい日本でもカナダでも歯医者というか病院という場所は
苦手なのでなるべく近づきたくないものです.

でも,日本よりもカナダの歯医者さんのほうが感じが
雰囲気がよいような気がします.
アットホームというかなんというか….

もちろん場所によっていろいろ違うのは
わかっていますけど.

あと何年カナダにいるかわかりませんが
なるべくならこれを最後にしたいものです.

いくつになっても歯医者だけは好きになる
気がしません.

投稿者 カズ : 23:53 | 留学生活 | コメント (1) | -

2006年11月6日

地球科学集合

昨日はトロントに行ってきました.

目的はカナダで地球科学を
やっている人に会うため.

一人はUniversity of Albertaで
もう一人はお隣,University of Western Ontarioで
勉強している人.

UofAの人は実のところ,PhDをドイツで
勉強するためにすでに旅立ってしまっているのだが
その前に,せっかくだから会いましょうという
ことになったのです.

UWOのAさんとは電車の中で合流して
トロントまでいきました.

久々のトロント.

UofAのMさんとそのお友達との
待ち合わせ時間まで1時間近くあったため
チャイナタウンをぶらつき,お買い物.

日曜日で開いている店が少ないと思いきや
さすがはチャイナタウン.多くの店が開いていました.

で,ウィンザーでは見たこともない
ゴボウを購入.

これで金平ゴボウが作れます.

ほかにも豚汁に入れたり煮物にいれたり
もう夢は広がります.

ゴボウ一つでこんなに幸せになれるとは
日本にいたときは思いもしなかったですね.

って,ゴボウがメインではありません.

トロントにいったのはあくまで
人に会うため.

そうそうゴボウなんてあくまで
おまけでしかないのです.

メインはあくまで,…メロンパン!

ぶらついてふと入ったパン屋さんに
なんとメロンパンが売っていたのです.

日本では一時期めちゃくちゃメロンパンに
はまっていたことがありまして,その当時
ちょっと太ってしまったので,そこでブームはさったわけですが
それでもたまには食べたくなるのが,メロンパン.

ウィンザーでは見かけたことがなかったそれが
いま目の前に!!

もちろん購入しました.
パンが2つで$1.25とうれしいお値段にもかかわらず
味も最高です.

もう2年ぐらい日本でメロンパンを食べていないので
僕の言う最高という言葉は怪しげでもありますが
少なくてもメロンパンという名前を掲げるだけの味はしたと思います.

メロンパンをかじりつつ,ゴボウを片手に
いやホントは大根も安かったので思わず買ってしまい
ゴボウに大根,メロンパンというどこぞの主婦だ?という
格好でトロントをうろつき,いよいよ集合時間が近づいてきました.

ちなみにUWOのAさんとUofAのMさんとは
昨日が会うのが初めてでした.

Aさんにはあらかじめ写真(うちの研究室のホームページに
のってるのです)を送っておいたので
無事に発見してもらったのですが,Mさんはお互いに顔をしりません.

服装の特徴+日本人ならなんとかわかるだろうという
楽観的思考から無事に発見することができました.

これで全員集合.

12時という時間もあり,まずはみんなで
お昼を食べに行きました.

いった場所はKorean … なんだっけかな?
Queen St.にある焼肉食べ放題のお店です.

値段によって食べる種類が異なってくるわけですが
基本的に$8.99(+ Tax, ランチのみ?)のもので十分.

久々の焼肉ということもあって
テンションは一気にあがります.

もうね,ご飯とかいらないんですよ.
ご飯食べるとお腹がすぐに一杯になりますし.

肉と魚とイカがあるわけですが
それらをメインにすえて,ひたすら食べて
そして,おしゃべりをしていました.

これが夜だったら焼肉とビールという
世界で最高の組み合わせの一つに間違いなく選ばれる
組み合わせでいくのですが,昼間から
しかも初対面の人ばかりの場で飲むわけにはいきません.

まあ,お酒はいつでものめるわけだし
酒がないから焼肉の味が落ちるというとそうでもなく
普通においしい焼肉で,そこに話の合う4人がいれば
もう何もいらないといって過言ではありません.

お腹いっぱい食べたら,まずはMさんのお土産探しで
イートンセンターへ.

それが終わったら,喫茶店といってもTimですが
そこでお茶を飲みながら,再びひたすら話しました.

しばらくするとMさんの友達の帰る時間となってしまったので
お別れをしまして,駅近くの喫茶店(またまたTim)に移動して
今度は日本人3人の日本語を使った地球科学・大学・留学雑談会です.

いやはやAさんもMさんも熱い人たちでした.

なんといったらいいのでしょう.
安心できるといったら変な言い方かもしれませんが
自分もがんばらなきゃなと思ってしまいました.

研究の話とか傍からきいたらたとえ日本人でも
よくわからないことをいっていると思うのですが
というか,専門が違って,それがM.Sc.やPh.D.クラスの研究となると
地球科学科に属しているといっても難しいわけですが
それでも異なる研究分野ってのはなにか新しいものがあって
楽しいものです.

カナダに来て初めて,日本人の地球科学をやっている
人たちと会ったわけですが,やっぱ同じ地球科学という
ものをやっている人たちというのは,おもしろいなぁと
思いました.

決してほかの友達がつまらないというわけではなくて
なんというか,熱いものをもっているんですよ.

同じ釜の飯を食ってるからという理由で説明がつくのか
わかりませんが,たぶんそんなもんだと思います.

帰りの電車は珍しくめちゃくちゃ込んでいました.

本日はSold Outしたので
座席に荷物を置かないでくださいとの
放送もありまして,終着駅であるWindsorまで
混雑したままでした.

ちなみに隣に座っていたカナダ人ぽい人が
漫画を読んでいまして,パッと見たらそれが
デスノート.

もちろん全部英語でしたが,
へぇこっちでも流行っているんだと
ちょっと不思議な感じがしました.

ウィンザーに着けば,あとは家に帰るだけ.

あまりの人数の多さにタクシーを捕まえるにも
一苦労だったわけですが,なんとか気合でしまして
家に帰…っていません.

実は飲みに行こうと誘われて,
荷物を持ったまま,ダウンタウンに直行.

バーで適当に酒を飲み,寝不足もあってか
ちょっとフラフラになりながら家に帰りました.

トロントまでの電車代.$120.
安くはないお値段ですが,それ以上の収穫は
間違いなくありました.

行ってよかったと心のそこから思う
そんな充実した久々のトロント滞在でした.

投稿者 カズ : 23:22 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月4日

浴衣

明日は一日いないので
大学にいってきたら,パソコンの
電源を家に忘れてしまいました.

なにか軽いと思ったんですけどね….

ただこれは別にボケが始まったわけでもなく
こんなことは年に何回かはあります.

つまり今日始まったことではないわけで.

パソコンがないとなんもできないので
さっさと家に帰りました.

さて,今日はハロウィン・パーティーがあります.

ハロウィンは10月31日でもう過ぎているのですが
主催者いわく,ハロウィンパーティーは
ハロウィンを過ぎた週末にやるもんだ
ということなので,気にしないことにします.

いや,よーするに騒げればいいだけだと
思うんですけどね.

そんな今日は,実はカナダにきて
初めてのハロウィン・パーティーということもあり
ちょっとドキドキしています.

去年はBif Nakedという人のライブがあったので
そっちに行っていたため,残念ながら
ハロウィン・パーティーには出なかったのでした.

ハロウィンといえば,そう,仮装.

何にすんべ?と考えても特になにも
思いつかないので,最終手段,浴衣で
行く予定です.

日本らしいものでもまったくもってありだと
思いますし,来年も同じだったらあれだけれども
今年はこれでしのげるはずです.

問題はただ一つ.

寒い.

これだけ.

18時現在,気温は5度.

夜がふけるにつれ,さらに温度は
下がっていくと思いますし,
少々やばいです.

というわけで,浴衣に革コートというアンバランスな
格好で外をうろつこうと思っていますが
まあ,家に入ればコートを脱ぐし,ありでしょうか?

日本じゃゼッタイにそんな組み合わせは
しないのですが….

明日は用事があるので,あまりパーティーに
長居をする気はありませんが,
楽しんできたいと思います.

さて,これが終わればまた来年なにを
するか考えなければ.

ちょっと面倒っていえば面倒です.

投稿者 カズ : 18:51 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月2日

パズル

昨日は一日ダメでした.

なにかやる気がおきないというか
論文を書いていたのですが
筆が進みませんでした.

筆というかタイピングですけど.

したら何をするかといえば
参考文献をまとめたりして
頭を使わなくてもできることをするわけです.

で,しばらくしたら再び議論部分を
ボソボソと始めるわけですが
なにか足りません.

教授と話をして,そのときにこういったいえないかな?
といったヒントと言うか方向性を貰って,
あとは考えてね~といわれています.

だいたい議論するべきことはわかっているのですが
そのなにか足りないために外堀は埋まっても
なかなか本丸に到達しないそんな腑抜け部分に
なっていました.

まあ,今日はダメだなと思って
家に帰り,さっさと寝るかと思って
シャワーを浴びていると,パッと閃いたのです.

見つからなかったパズルの破片が見つかった
その瞬間と言うのは,これは最高に気持ちがよくて
あぁこれか.と思わず声が漏れてしまうほど.

したら,もう寝るどころではありません.

シャワーを浴び終えたら,パソコンに向かって
カタカタと文章を打っていきます.

もうね.スムーズなんですよ.
別に大学ではスムーズにいかなかっただけで
間違った方向に議論を進めていたわけでないので
書き直しとかではなくて,肉付け.

これで足りなかった議論部分を付け足すことができ
ゴールが見えてきました.

Abstractも書き,議論するべきことは
議論したと思いますし,図もできていますし
参考文献もすでにまとめてあります.

あとは教授のチェックを受けて,
もしマイナーコレクションで済んだら
Third authorに送って,主に地質・地球化学に関する
アドバイスをもらって,したら,投稿!

まあ,acceptされるかしりませんけどね.

そろそろ次の試料にとりかかりたい病に
かかってきたので,早く終わらせたいものです.

さて,リンクを一つ追加しました.

カナダに住んでいるトモコさんが
幅広くそして詳しくカナダの情報を発信されている
カナダ☆わくわく海外生活
です.

カナダの生活って結局どうなの?
といった疑問をお持ちの方はゼヒともいってみてください.

詳しい情報を見つけることができると思いますよ.

投稿者 カズ : 23:58 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年11月1日

お化け屋敷

昨日はHalloweenでした.

が,Halloweenとはいっても平日.
今週末はパーティーがあるのですが
既往は別にこれといったことはする
予定もなく,家に帰ったのです.

お弁当を洗ったりして一段落したところで
友達から電話がありました.

お化け屋敷いかねー?

…いまから?あー,まぁ,いくか.

という流れがありまして
寒空の下,出かけてきました.

ちなみにお化け屋敷はダウンタウンに
あります.

以前,ダウンタウンで飲んだ後
その近くを通ったときに,呼び込みにあったのですが
その言葉が,

そんなに恐くないからみてきなよー

というもの.

恐くないお化け屋敷….

それを売り文句にしていいのでしょうか?
大いに疑問があるわけですが,
そういわれると少々入ってみたくもなります.

もしかしてまんまと相手の策に
入っているのでしょうか?

それはともかく,カナダで
お化け屋敷というものに入ったことはありませんし
なんとも楽しそうであります.

いや,ごめんなさい.
ウソつきました.
お化け屋敷の類は総じて苦手です.
楽しいわけがない.
あぁ,でもこっちのお化けは精神的に
恐くないから大丈夫かな?

それはともかく,興味があったのは事実.

まずはその友達の家に出向いたわけです.

するとそこには他の友達もきていまして
なにか話をしています.

なんの話をしているかといえば,
今週末に開くパーティーの相談.

ちなみに,これは上に書いた
ハロウィンパーティーとは別物です.

このパーティーは招待されているものの
ちょっと用事があるので,いけない可能性が高く
またパーティーに関する話といっても
なにをしようっか?といった軽い話題ではなくて
なんやら面倒な話だったので僕はパス.

これまた冷めている(?)友達と
話していたわけですが,この相談というか
議論が終わらないのなんの.

終わったのは23時半を軽くまわっていまして
で,そのお化け屋敷は23時まで.

結局,ダウンタウンの喫茶店でコーヒーを
のんで家に帰りました.

別に期間限定のお化け屋敷でもないと
思うので,機会があれば,また今度いってみたいと思います.

投稿者 カズ : 22:40 | 留学生活 | コメント (0) | -

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