2007年7月12日
お花
今週の土曜日,今年PhDを取得した
同じラボの友達がウィンザーを去るので
今日はうちの教授が夕食に招待してくれた.
食事はレストランに行ったのだが
手ぶらで行くのもなんなので
花を買っていくことに.
家から大学の途中にある花屋さんに,大学に行く途中,
寄って行ったのだが,この花を選ぶというのは
なんとも苦手なものだ.
とはいえ,だいたい10ドルぐらいでいこうかと
友達と話していたので,それをお店の人に伝え
てきとーに考えていたわけだけど
10ドルってのはそんなに選択肢はない.
20ドルまでだせば,けっこういい感じの
いろんな花が混じっている花束が買えるし
自分でアレンジもできる.
10ドルだと自分でアレンジするにしても
なんかボリュームが足りないような,そうでもないような.
つーか,自分で選ぶってまずそのセンスがないわ.
う~ん.ととりあえず唸ってみて,結局,10ドルの花束を購入した.
花の種類は,デージー(Daisy).
色は薄い紫色を選択.
淡い感じがなんとなく気に入ったのだった.
すぐに水につけないとこの時期はダメだよ~
といわれたのだが,店に行った時間はお昼前.
花を渡すのは17時過ぎ.
えぇ,17時過ぎに渡すんですけど.
というと,じゃあ,そのころに取りに来る?といわれたので
16時過ぎに取りに行くということにした.
16時過ぎ,花を取りに行って
デージーの花束をもって,大学までいったのだが
これがなんだか恥ずかしい.
普段花束を持ち歩くことなんてしないから
ダメなのだ.
ただ,教授の奥さんから笑顔と感謝の言葉をもらうと
これがうれしい.
本当に花が好きな人なんだなぁと思う
と同時に,花を持ってきてよかったと思えて
なんとも幸せな気分になれてしまう.
奥さんに渡すと,さっそく花瓶を取り出してきて
花を綺麗に生けて,ダイニングテーブルの上に
持っていく.
花瓶の移動は僕の役目なわけだけど
花を生ける作業は奥さんまかせ.
その間,僕は教授からもらったスコッチ片手に
世間話をするわけだけど,残念ながら
ただの世間話に終わってしまう.
花の話ができない.
日本ではね.とか,うちの母親がね.とか
ほとんど花に興味がない僕は,そいういった話が
まったくもってできない.
これはちょっともったいないなぁとか
思ったりもするのだが,日本語ですら
花に関しては語れなかったりする.
日本も季節ごとにいろんな花があるし
日本の文化とも密接にくっついているだろうから
デージーに関しては語れなくても,普段から
花に興味を持っていたら,なにかしら花の話で盛り上がれるだろうけど.
とりあえず,奥さんが喜んでくださったので
よかったよかった.
こっちでは花を持っていくのは普通のこと.
また,けっこうワインを持っていくこともある.
困ったことに両方ともさっぱりとわからない.
ので,お店でテキトーに選ぶことになる.
いつまでテキトーでいけるだろうか.
なんか黒ひげ危機一髪でもプレーしてるみたいだ….
投稿者 カズ : 22:54 | 留学生活