2007年8月25日

一日雨.

これほどやる気がなくなる
天気はない.

暑くても寒くてもやる気はでないけれど
やれないことはない.

しかし,雨だとそのやる気がほぼゼロまで
落ちるし,ものによってはやることすら
難しいことがある.

で,雨の中のマッピングはやれないことはないけれど
できる限りやりたくない作業.

ATV(All Terrain Vehicle;四輪バギー)用の
道路を歩くという作業のため
当然のごとく整備はされていない.

草は生え放題,雨はポツポツザーザー
と降ってくる.

そんななかを突っ込んでいくのは
しんどいわけであって,なるべくなら
やりたくない.

で,どうやら一緒にいった助教授の人も
同じ考えの持ち主(これは非常に助かる)だったらしく,
ある程度歩いていけるとこまでいって
こっから先はかきわけないと入っていけないというところで
引き返すことに.

蚊のお出迎えとお見送りに
手を叩いて返したNorth Bayの巡検下見は
こうして終わっていった.

明日からは探査.

マッピング以上に雨の中は
やりたくない.

つーか,装置とかあまり濡らしたくもないし.

天気予報によれば,1日雨っぽい日もあるけれど
10日間.いちおなんとか持ちそうな感じもする.

ただカナダの天気予報なんて,僕が下駄を使ってやっても
五分五分の勝負をしそうな勢いで,当てにならない.

てるてる坊主でも作ってみるか.

…カナダにもそれに似たようなものは
あるのかしらん.

なんか気になってきた.

投稿者 カズ : 16:36 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月24日

North Bay

トロントから北北西に車で4時間ほどの町
North Bayというところにきた.

本来はさらにその西にある
Sudbury周辺で巡検があるのだが
これはちょっとした寄り道.

うちの大学の学部生向けの巡検の
下調べといったところか.

一緒に来た助教授の人がたいてい
担当している巡検で,そのルートの確認
とかをしている.

GPSをもって,マッピングしながら
露頭を探していく.

楽しいか楽しくないかといえば
まあ,楽しい.

久々に野外にでて,お散歩じゃないけれど
お散歩感覚だし.

もともとNorth Bay周辺というのは
リゾート地だそうだ.

湖がたくさんあるので,夏の間だけ
コテージを借りて,のんびり過ごす
という人が多くいるらしい.

のんびり過ごすというのは叶わないし
湖でなんかするのもたぶん叶わぬ願い.

でも,自然の中を歩き回るってのは
気持ちがよく,ここちよい疲れを残してくれる.

…このここちよい疲れが,
魔の筋肉痛にならないことを祈るばかりだ.

ただユーコンのときと同じで,
残念ながら蚊が多い.

常に10匹前後は引き連れている感じだし
虫除けスプレーなしでは,生きていけない.

まあ,これもある人に言わせれば
全然多い部類には入らないんだろうけれど.

きいたのは,カナダの北のほうはひどく
手を伸ばせばその手が見えなくなるほど.

これは多いとかそういった次元ではないだろう.

もうムリ.その一言だ.

さて,今はNorth Bayというところにいて
モーテルに泊まっている.

フリーインターネットがあって
なかなかいいとこだなぁと思っていたら
今日の朝,トラブル発生.

朝の6時に,火災報知機が
突然鳴り響いた.

うぉ.なんだ?と眠い目をこすりつつ
そのまま目を閉じるわけにもいかないので
働かない頭とともに外にでる.

他の宿泊客の人ももちろん出てきているのだが
見た感じ,煙は出ていないので,たぶん誤作動.

誤作動か,どっかのバカが鳴らしやがったか.

火災報知機は止まることなく
小雨の中,外で待っていると
消防車の登場.

なんと4台+消防署のパトロール系の車1台
計5台が集合.

とりあえず,消防士さんが
チェックにモーテル内に入っていく.

しばらくするとその消防士さんが
乗ってきていた消防車を残して
ほかは去っていき,もうしばらくすると
消防士さんが顔を出して,はいっていいよ
とのこと.

約20分間.

小雨の降る肌寒いなか待たされた.

ホント最悪だとつぶやきながら
ベッドに潜り込んで,再び眠りについたころ.

また火災報知機が鳴った.

あぁ,マジかよ.と思っていると
鳴り止んだので,夢の中へ.

7時半起床予定が30分ほど寝過ごして
8時に起きた.

いやはや,迷惑な火災報知機だ.

避難しないわけにはいかないし
今晩は同じことがおきないことを祈るばかりだ.

投稿者 カズ : 16:26 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月22日

地球物理学巡検

博士課程で授業を1つ取らないといけない.

これはTransferをしたからで
普通は2つ.

授業を取ると1つだけでもいっぱいいっぱいになり
その学期中は基本的に自分の研究ができなくなる.

例えば,投稿できるレベルの論文が最終課題
とかいう授業は,まさに死ぬかと思った.

中間テストに論文発表もしなきゃいけなかったし.

教授もわかってくれていて,とりあえず
授業に集中しろ.測定も大切だけど
それよりも授業だ.といってくれたりするので
助かるのだが,しかし,測定が遅れる=
卒業が遅れる.ので,なるべくなら測定もしたい.

が,授業に手を抜けるほど簡単な授業はないし
授業というのは非常に頭が痛いものなのだ.

たった1つ.でも,それによって1学期が丸々つぶれる.

その1つを本来は来年の冬に取る予定であった.

今年の秋に,学部生の授業を聴講して
冬にそれに関連した院生向けの授業を取る.

学部生の授業を聴講しないと
おそらくさっぱりとついていけないレベル
というか,バックグラウンドの無さなので
しんどいこと間違いなし.

さらに,以前その授業を取った友達曰く
大変だった.授業はすごくタメになるけど
はんぱなく大変だった.と言っていた.

間違いなく僕の冬は終わる.

…と思っていたら,なんと抜け道発見.

抜け道というか素晴らしき制度.

お隣のUniversity of Western Ontario
を取っても単位が認められるそうだ.

車を持っていないので,わざわざ毎週
なにかもっと自分の専門に近い授業を
取りに行くということは,経済的に厳しいのだが
毎週行かなければ,これは素晴らしい.

そして,そんな授業があったのだ.

地球物理学巡検.

いちおUniversity of Western Ontario主催の
授業だけれども,University of Torontoや
University of Windsor(うちの大学),さらに
企業からなんかも参加者がでていたりする.

2週間.

みっちりとやれば,単位が出る.

もちろん最後のレポートしだいなのだが
それは他の授業でもかわらない.

2週間で単位が取得可能というのは
なによりもでかい.

たとえ旅費が少々かかろうが
1学期丸々つぶれる授業よりかは
はるかにマシ.

さらに,いちお自分の専門である
地球物理学.

古地磁気は巡検のなかに含まれていないけれど….

この巡検の話を聞いた瞬間,
いこうと心に決めた.

まずは教授のところへ行って
行きたい旨を伝える.

二つ返事でOK

続いて,院生を取りまとめている
教授のところへいって,UWOの授業を
取っても単位が認められるかどうかの確認.

これもOKとのこと.

じゃあ,行くか.

ということで,明日,出発.

支度はまだまだ終わっていないし
やらなきゃいけないことは山ほどあるが
もうなにをいっても始まらない.

とりあえず必死こいてやってくるだけ.

ウィンザーに帰ってくる予定が
9月5日なので,それぐらいから更新を再開する予定.

なにせ,携帯は通じないどころか
電気も通っていないところ(発電機持参)なので,
パソコンは持っていけど更新なんてできる
気はしないし.

そんなわけで,2週間ほどお休みします.
再開したら,再びよろしくお願いします.

投稿者 カズ : 22:46 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月21日

帰り道

マリリン・マンソンのライブが終わり
会場をさっさと後にしたのだったが
たいてい僕らの行動というのはお決まりの
パターンがある.

最初と最後はグダグダ.

つまるところなかなか波に乗り切らないのだが
パターンだったりする.

で,今回も見事にそのパターン.

最初の曲がり角を間違えて
どこぞわけのわからぬ道に出てしまった.

途中まで自信があったようなナビ役の
友達もどうやらそれに気がついたようで,どうする?戻る?
ときいてきたが,Uターンできるような場所でもなかったので
そのまま突き進むことにした.

まあ,ミシガン州っていうでかい範囲ながら
いちお地図はあるわけだし,ところどころに
見つかる道路標識(こいつはホントに数が少ない)を
頼りに行けばなんとかなるだろう.というわけだ.

してみて,なんとかなった.

目当ての高速を見つけ,乗ったら
あとは簡単.

一路ウィンザーへ.

…と行きたいところだが
なにせライブの後.

約5時間,なにも飲んでいないわけで
これはライブではしゃいでないでもきつい.

本来は高速に乗る前にどこかに
よりたかったのだが,これが見事に店が無い.

カナダなら郊外でもよほどのど田舎じゃない限り
Tim Hortons の一つや二つ見つかるもんだと思うのだが
そういった系統のコーヒーショップが一切みつからない.

アメリカの一般的なものはなに?
スタバ?でも,全然見つからなかった.

マックとかそういったものも見つからず
気付いたら高速に乗っていたわけだが
喉の渇きも限界.

では,とりあえず高速を下りよう
ということになって,なんとなく大きそうな
インターで下りた.

…下りた.下りたはずだった.
が,気がついたら,また高速に乗っていた.

なにを言ってるかわからないかもしれないけれど
これが不思議なことに,事実なのである.

インターで高速を下り,本来はさらに右方向に
曲がっていかなければいけなかったのだが
ぼけ~としていたら,道なりに走ってしまい
再びそのまま高速に戻ってきたしだい.

なんで繋がってるかな.

とか思うも,まさか逆走するわけにも
いかず,しょうがないので,次のインターで下りた.

してみたら,これがなんもないところ.

明かりはさっぱりと見えず,
どうしよう.

とりあえず走っていればコンビニとか
あるだろうと適当に走ってみると
コンビニ(というかガソリンスタンド)発見.

そのままガススタによって
ようやく飲み物購入.

カナダより全体的に安いような気がしたのは
気のせいだろうか.

ダイエットコカコーラ+とかいう代物を購入.
+はミネラルやビタミンがプラスされているそうだ.

初めて見た.カナダじゃ見たこと無い.
つーか,別にコーラにミネラルとか求めてないし.

味はと言うと,なんか普通のコーラと違うような
そうでもないような.

ちなみに僕の言う普通のコーラは
ダイエットコーラのことだ.

閑話休題.
飲み物を買って,再びウィンザーに向けて
走り始める.

高速の乗り場を地図で確認して
てきとーに走っていったわけだが
ここで変な好奇心登場.

ちょっと大通りから外れてみる.

とはいえ,裏路地なんてとこにはいかない.
普通の通りクラス.

が,これがすごいのなんの.

12時ぐらいだったので当然といえば当然かもしれないが
歩いている人はほとんどいない.
いたら,確実にそれは黒人.

車を運転している人を見てみれば
これまたほぼ100%黒人.ほぼっていうか
黒人以外が乗っている車を見なかったほど.

うわ.これ,車停めて外に一歩でもでたら
確実にやられるっていうか,この通りから
外れたらやばいんじゃねーか.というぐらい.

肝試しなんてレベルじゃない.
もっと生々しい恐さ.

とはいえ,別にそれほどはしゃいでいたわけでもなく
またそれなりに明るいメインストリートみたいな
ところを走っていたので特にトラブルなく
そこは抜けていった.

そして,てきとーに走っていくならば
高速の乗り場が見えてきた.

よし,もうこれでウィンザーに戻れる.

その時はそう思ったのだが
やはりそうはいかなかったのである.

高速に乗り,ぼけ~と運転していくと
インターチェンジに近づいてきた.

あっ,あそこを右に
というナビの指示にしたがって
右車線に車を移動し,走っていく.

走っていく.…やべぇ.事故る!!

車線を飛び出して本線へ.

いちお後続車は確認していたので
無事に本線へ戻ったのだが
なにが起きたかといえば,減速ミス.

思ったよりカーブが大きくて
これは確実にブレーキが間に合わない.
曲がりきれない.吹っ飛ぶ.

こんなことがおきていた.
普通にいけると思っていたのだが
というのも減速を示す標識も見えなかったし
前の車もそれなりのスピードで入っていったので
いけると思ったのだが,いざ目の前にカーブが見えてくると
これは行っちゃいけないとなにかが告げてきたのだった.

幸いにも無事に本線に戻ったわけだけども
もう行きたい道路には戻れない.

残す方法は一つ.

デトロイトのダウンタウンに突入.

正直,これだけはしたくなかった.

デトロイトのダウンタウンがどれほど
治安がいいかは定かではないが,
確実によくはないだろう.

さらに週末の夜中.
間違いなく人は多そうだし.

でも,しょうがない.
ほかに選択肢はないしと
ダウンタウンに入っていったら
これが驚くほどの渋滞.

車線を変えるだけで一苦労.
どこの日本!?これ.とか思ってしまうほど.

ウィンザーの夜とは明らかなる違いを
見せ付けてくれるさすがは
“大都市”デトロイト.

もう2度と行くことはないけれど.

ナビ役の友達のほぼ勘に頼りながら移動していくわけだが
あまりの車の数に車線変更もままならず
思うような方向に進めず大苦戦.

ホントは橋のほうに進みたかったのだが
気付けばトンネルのすぐそばに.

初めてデトロイトに来たときに
一度見たアイスホッケー場の目の前に
なぜかいた.

ここまできたら,橋までいくより
トンネルに行ったほうがはるかに楽.

ダウンタウンの一番混んでるところは
抜けたわけだし,トンネルへの行き方は
だいたいわかる.

料金所でお金を払ったらトンネルへ.

一気にアメリカからカナダ.

これで家に帰れる!

と思ったら,入国でちょっと足止め.

普通にやりとりをかわしたのだが,
僕らのなにがいけなかったのか知らないけれど
税関に行ってといわれ,税関にいくことに.

税関につき,まずはパスポートを渡す.
どこ行ってきたの?
などといった,入国のときにきかれたようなことを
きかれたので,そのまま答えて,
じゃあ車を降りて,壁側に立ってて
といわれた.

はいはい.と車を降りて壁に寄りかかる.

すると,詮索開始.

懐中電灯片手に,バックの中も
トランクも,座席の下も車のあらゆる場所を
念入りにチェックされる.

が,別にやましいものはなにも持っていないんで
一通りのチェックが終わったら,どーもありがとう.行っていいよ.
となり,ついにカナダ入国.

つーか,あれだ.バックを開けたら閉めろ.
中身を放り出したままにするな.
もうちょっと丁寧に扱いやがれ.

とか思った.

ちなみに隣にいた一行は
一通りの検査が終わると
奥に連れていかれていたが
一体なにがみつかったのだろう.

まあ,気にするもんでもないか.

こうして長い長い1日は終わっていったのである.

日本食を買って,食べて,マンソンのライブを見て
デトロイトのちょっと(?)暗い部分を見て
税関で足止めくらって.

いろいろあったが,初めてアメリカを
楽しんだ.そんな1日あった.

投稿者 カズ : 23:36 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月20日

マリリン・マンソン

21時ごろ.ようやく日も落ち.
まさにマンソンらしくなってきた

会場に着き,開演時間の19時になっても
太陽がまだサンサンと輝いていたときは
なんてマンソンに合わない時間帯なんだ
と思っていたが,この真っ暗さがいい.

ステージ上の垂れ幕もMMとなり
オーロラビジョンもMMが表示されていて
もう次は確実にマンソン.

これでマンソンじゃなかったら
これを考えたやつはそうとう頭がいかれてる.

19時15分ごろになると,みんな席を立ち始め
いまかいまかとマンソンの登場を待つ.

30分ごろには照明が落ちたのだが
それでもでてこない.

そして,45分頃だろうか.

ようやく予想していた通りの曲.
If I was your Vampire
が流れ出した.

もうテンションは最高まで上がっていた.

マンソーン!!とか叫びつつ
はしゃぐ.

が,気になったこと.

マンソン,声がでていない.

特に途中の高音部分,Blood-stained ...
というところはひどい.ひどいなんてもんじゃない.

つーか,全体的に音もけっこうはずれているような
気がしたし,なんか残念.

最後のほうになったら声がでていたというよりは
叫んでいたといったほうが正しいだろうか.

うわぁ.なんかこんなにひどかったっけ?
とか思ってしまった.

が,そんなもん気にしてたら
ライブは楽しめない.

けっこう盛り上がりにかけるアルバムを
だしてのツアーだったので,こっからどうやって
盛り上げるのか気になっていたのだが
やってくれた.

2曲目にDisposable Teens

お~と会場は盛り上がり
さらに続けて,mOBSCENE

もう最高.

楽しすぎる.

次は…なんだっけかな.
Eat Me, Drink Meからの曲だった.

えーと,たぶんJust a Car Crash Away
ちょっと怪しい.

まあ,いいや.
これが終わったら,Heart-Shaped Glasses
(When the Heart Guides the Hand)

この曲は楽しい.
踊っている人もけっこういた.

で,この先はもうほとんど覚えていない.

ので,順番はあやしいけれど,
Dope Show, Sweet Dreams (Are Made of This)が
やった.

特にSweet Dreams (Are Made of This) の盛り上がりは
ハンパなく,一緒に行った友達が,これ有名な曲?
ときいてきたほど.

で,Putting Holes in Happiness かな.

I don't like the drugs (But the drugs like me),
をやって,Rock Is Deadをやった気がする.

この2つもというか昔の曲は外れがなさすぎる
曲ばかり.盛り上がらないわけがない.

I don't like ..では,マンソン,
デトロイト!!と叫んでいたが,
基本的にMCは一切ないライブだった.

で,あとなにやったんだろう.
Eat Me, Drink Meから1,2曲やったと思う.

最後は,Fight Song.

アンコール一回目は
Antichrist Superstar

真っ赤な垂れ幕とともに壇上にたって
聖書を燃やすパフォーマンスきた!!

そして,アンコール二回目は
The Beautiful People

もう言うまでも無い.
これもガチガチに盛り上がる.

そして,お仕舞い.

会場の構造で前のほうは座席席だったので
とくに激しいなにかがあったわけじゃない.

Slayerのときかな.
1人連れ出されていたけれど
その原因はわからない.

後ろのほうの立ち見(芝生)席は
ぼけ~ときいてたり,ノリノリで踊っていたり
する人たちがいたけれど.

曲も,昔の曲が半分ほど占めていて
しかもどれもがライブでやれば盛り上がること
間違いない曲ばかりだったので
けっこう楽しめた.

ただ,Eat Me, Drink Meからの曲を
メインにききたかった面もあるので
その辺は不完全燃焼.

特にEat Me, Drink Meはききたかった.

さらに,パフォーマンスはさすがマンソン
というべき,見た目も面白いパフォーマンスが
多かったが,そのセッティングがいただけない.

曲と曲の合間に,セッティングのために
一度明かりが下ろされて,ゴチャゴチャと
やられる.

これがものすごい微妙な間を作り出し
グダグダになっていた.
正直な話,アンコール1曲目が1曲目と
わからなかったほど.

そういえば,照明が終わった感じになったな
と後で思えばそうわかるけれど,会場にいるほとんどの
人が最後として理解していなかったと思う.

アンコール2回目にして,ようやく
アンコール待ちらしき,盛大な拍手と歓声が
わいていたぐらいだし.

またSlayerとの共同ライブって感じだったので
しょうがないといえばしょうがないのだが
正味1時間ほどのライブ.

1時間半ほどは行くかなぁと思っていただけに
物足りなさはぬぐえなかった.

たぶんこの物足りなさは上にもかいたが
合間合間に入ってきたグダグダな間が
原因でもあるんだろうけれど.

あと決定的に歌がへぼかったし.

と,愚痴愚痴と書いたが
それでもやっぱり楽しかった.

また次の機会があれば
行ってみたい.

が,次はマンソンの単独ライブがいいなぁ.

さて,マンソンの2回目のアンコール曲が
終わると同時に,会場中の人間が動き出した.

基本的に車以外の交通手段がないと思われる
この会場.

このままでは車が出せなくなると判断して
さっさと車をだすことに.

すでにそれなりにこんでいたがそこはあれ.
日本で鍛えた譲り合いありがとうの
精神でスルスルと列に入り込み,会場を後にしたのだった.

投稿者 カズ : 22:00 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月19日

Slayer

19時を過ぎても,けっこう席はガラガラ.

まあ,前座のライブがあるだろうから
それにあわせてるのか?それとも,ここでも
カナディアンタイムなのか?とか思っていたら
1組のバンドがでてきて演奏を始めた.

盛り上がりは…まあまあ.

客が少ないこともあってか,けっこう
座っている人が多かった.

バンドの名前は知らないけれど
メタル系だった.

客が少なくノリもそれほどよくなかったので
頻繁にボーカルの人が客席のほうまできて
歌っていたりした.

それはけっこう効果的で最終的には
それなりに盛り上がっていた.

曲もこの人らがロックかパンクやってたら
たぶん好きになってたかもという感じ.

もうちょっと丁寧にというか
なんていうんだろう.メタルのノリが
自分にあってないだけなんだろうけど
声とか綺麗だったし,自分の中ではもったい
ないような気がした.

だいたい30分程度の演奏で
彼らはおしまい.

しばらくすると,オーロラビジョンに
MMの文字が.

MM

マリリン・マンソンを示すこのマーク
ってことは,やっぱりさっきのはSlayerとかいう
前座か.

まわりをみてみれば人もけっこう入ってきているし
(座席席の後ろ1/5は売れてなかったみたい.空席ばかりだった)
これはマンソンくるか?

で,20時過ぎ.

流れていたBGMが演奏直前のBGMにかわったぽい
雰囲気があったので,席を立ち,登場を待つ.

そして,ステージにかかってきた垂れ幕が
とうとう落ちた.

おー…おぉ?なんか曲がちげぇ.
ゼッタイに最初の曲は,If I was your Vampire
と予想していたのに,なんだこの激しい曲は?
つーか,こんな曲あったか?

とか思いながら,オーロラビジョンに目を移したら
あきらかにマンソンじゃない人達が写っていた.

…だれだ?なにがおきた?

とか思っていたら,ステージ上にSlayerの文字が
見えたのでなっとく.

そのとたんに一気にテンションが下がっていった.

ただ周りは違って,多くの人たちが
ものすごくはしゃいでいた.

SlayerのTシャツを着ていた人たちもいたし
きっとその系統ではそこそこ有名なんだろうと
予想.

その系統とはメタル.

前座のメタルはロックとかに近い感じの
メタルだったが,今回のSlayerのメタルは
これこそメタルって感じのメタルだった.

ウィキペディアを見てみると
このスレイヤーというグループは
いちお有名らしいく,ジャンルとしては
スラッシュメタルに属するそうだ.

なんでもスラッシュメタル四天王とよばれたりも
していたらしいが,よくしらない.

とりあえずステージ上にでていた映像とかは
戦争だったり血塗られたきりストだったり
まあ,えぐかった.

音楽はといえば,上にも書いたように
メタル.

が,僕はこのメタルというものが
それほど得意ではない.

ゴシックメタルのHIMは大ファンなのだが
それ以外のメタルはさっぱり.

ぼんやりときいていたが
途中でトイレに行ってきて席に戻ってくると
友達はすでに座って一服していた.

立ってみるのもつかれたので僕も座り
曲を聴いていると,なんだか眠くなってきた.

つーか,寝てしまった.

寝てたよね?ていうか,よくあんなとこで寝れるね?
と一緒に行った友達に突っ込まれたが
同じような音の繰り返しの曲に飽きてきたら
どんなに激しかろうが子守唄にしかならないような
気がするのだがどうだろうか.

ちなみに,Slayerがどんな曲を演奏するか
興味がある人は,下のYoutubeのリンクを
どうぞ.

もちろんこれらが実際に演奏されたものかどうかは知らない.
なにせ曲を一曲もしらないし,どれもぼけ~ときいていたから
頭に残っていない.

Angel Of Death
War Ensemble
Mandatory Suicide

もういいよ.メタルはお腹いっぱいだ.
マンソンはまだか.
とか終盤はけっこう思っていたのだが
だいたい4,50分ほどだろうか.それぐらいで
ようやくスレイヤーの演奏は終わった.

投稿者 カズ : 19:56 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月17日

ライブ会場

デトロイト.

日本食が売っていた店や
その他の店については
それだけで話が長くなること
うけあいなので,また後日にでも.

いえることは,あまりにも感動して
なんと翌日,日曜日も行ってしまったぐらい
ということだ.

そんな店で買い物して,ご飯を食べて,
そして,再びお店へ.

気合を入れるために,レッドブルでも
飲もうかと思っていたが,そこはあれ.

日本人.

リポビタンを購入.

ちなみに,ちゃんとした大正製薬の
リポビタンである.

…リポビタンDじゃねーの?と思った人もいるかもしれないが
リポビタンDのDはついていなかった.

が,中身を見れば,タウリンとかその辺の
体にききそうなものが4種類ほど.合計1.3g入っていた.

もしかしたらタウリンが1g(いうまでもなく,1000mg)かもしれないし
そうでないかもしれない.

ザラッと見た感じではよくわからなかったが
とりあえずリポビタンだった.

つーか,これ日本産じゃないんだ.
アメリカ産かよ.なら,もうちょっと頑張って
カナダまで持ってこい.とか思ってしまったのだが
きっとカナダじゃ需要がないだろう.

同じような値段でごっついエネルギー系の飲み物買えたりするし
だいたいそれほど多い量じゃないレッドブルでも
リポビタンよりは多いし,あんま売れないんだろうなぁ.

バンクーバーはさておき,全体的にみれば少数の
日本人しか期待できない知名度じゃ戦略的にダメなんだろう.
残念だ.

…やっぱり食べ物の話を書くと
長くなる.

リポビタンを飲み干し,いよいよ
ライブ会場であるDTE ENERGY MUSIC THEATRE
に向けて出発である.

ナビは友達に任せてあったので
完璧にその人まかせ.

僕が道を調べるとろくなことがないのは
もう誰もがしるところだ.

いちおグーグルマップで道順を調べてきたのだが
道路が工事中でいきなりルートが変わるとか
そんなトラブルに遭遇.

が,そこは優秀な勘ピュータを備えた
ナビ.迷うことなくライブ会場に近づいた.

ちなみに,アメリカの運転だが
カナダとほとんど変わらない.

変わらないけれど,注意しないといけないことがあり
それは速度のマイル表示.

いちお借りた車には速度メーターにキロメーター表示と
(小さく)マイル表示がくっついていたので,
それほど大きなトラブルはなかったが,なれないと
なかなかしんどかったりする.

カナダ(日本)からアメリカ,もしくはアメリカからカナダに
来る人は要注意だ.

さて,最後の最後でちょっと迷いそうになったものの
無事についたライブ会場.

駐車場に車をとめ,周りを見てみれば
なんとなくやっぱりそれ系だなぁと思われる人たちが
それなりにいた.

おぉ~とテンションがあがりつつ
入り口へ.

チケットを見せて,すんなり入れるかといえば
そうでもなく,入場の前に,手で持つタイプの金属探知機を
使った検査があった.

…どこもそうなのだろうか?
別にマンソンだからじゃないよね?

入り口から会場までは少々距離があったというか
よくわからないので多少迷子になりながら
てきとーに歩いていったら,会場に到着.

構造は,前半分が屋根つきの座席席.
後ろ半分が立ち見席.で,その間に
通路があるといった感じだ.

ちなみに後ろ半分は立ち見席というか
芝生.ぼんやりと芝生に座りながらもしくは
寝そべりながら待ちたかったり,あるいは
激しく踊りたいならば,芝生のほうがはるかに
マシだろう.

ただ通路を挟むこともあり
やはり少々遠い.

座席席は僕が取った席は後ろから数えたほうが
早いぐらいのところだったが,それでもちゃんと見えた.

双眼鏡とかそんなものはいらないレベル.

チケットを見せて,座席席コーナーに入り,
自分達の席を見つけたらあとは時間がくるのを
待つだけ.

ライブ会場に着いたのは18時ごろ.

開演は19時.

楽しみにそのときを待っていたのだった.

投稿者 カズ : 22:40 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月16日

ライブ-マリリンマンソン

先週末はデトロイトに
いってきた.

初めて本格的なデトロイト
といっていいかもしれないし
そうでもないかもしれない.

野球を見にいったりしたことはあるけれど
それは球場直通のバスに乗っていくため
ほとんどデトロイトを体験することなく
終わってしまう.

冬に1度行ったときは,
あまりの寒さと店のわからなさに
昼飯食べてウィンザーに戻ってきただけだった.

が,今回は違う.

ライブ.

去年いや一昨年か.

Bif Nakedのミニライブが
うちの大学で開かれたことがあったが
それは津波かなんかの支援のためのライブ.

トロントでライブがある(そっちはちゃんとしたライブ)から
そのついでにウィンザーに寄ったって感じのもの.

なにせ体育館でやったぐらいだし.

というわけで,これがカナダに来てから
初めてのまともなライブとなる.

ちなみにエドモントンにホームステイしたとき
3Aの野球を見に行って,野球の試合が終わると
ライブが始まったのでついでに少々見ていたこともあるが
あれはライブを見に行ったわけじゃないので
おいておくことにする.

してみて,誰のライブかといえば,
マリリン・マンソン

マンソンのライブは日本で一度見に行ったことがあったりする.

2003年に東京ベイN.K.ホールで
あったもの.

まあ,このときは,ゲストのBUCK-TICKが
メインだったのはいうまでもない.

マンソンはそのついでといったところ.

とはいえ,このときのマンソンのライブが
かなり楽しかったので,また行ってみようかなぁ
という気分になったのも間違いではない.

アルバム Eat me, Drink me が発売され
ツアーはいつから始まるのかしらん
とか思っていたら,チケットが発売されてから1ヵ月後に
デトロイトでライブがあることに気がついて
あわてて友達を誘ってチケットを購入.

友達を誘った理由はしごく単純.

アメリカで最も危険な都市の必ず上位ランクに入ってくる
デトロイトのしかも夜に,一人でマリリンマンソンの
ライブに行くなんて,そんな大それたことはできるわけがない.

恐すぎる.

ちなみにこの友達.
マリリンマンソンの名前こそ知っていれど
曲はまともにきいたことがないと言っていたが
快くライブへの誘いを了承してくれたので感謝.

さて,チケットを購入する際に,ある程度の場所は選べたのだが
それでみると,会場の構造は,前半分が座席で後ろ半分が立ち見
といった感じだった.

座席のほうがお値段は高いのだが
どうせなら少しでも近くでというわけで
座席のほうを購入.

あとはそのときを待つだけ,
とのんびりしていたのだが
その後,驚愕の事実を知ることになる.

デトロイトじゃねーよ,これ.

ウィンザーから市バスにでものって
デトロイトのダウンタウンまでいけば
そっからなんとかして行けるかなぁ
と思っていたのだが,実際のところはそんなに
甘いもんじゃなくて,ウィンザーから車で
1時間弱の距離.

デトロイトの郊外の町,Clarkston
にある DTE Energy Music Theatre
というとこが会場だった.

というより,基本的にデトロイトで開かれる
大きめのライブはここでやるんじゃないかと
思われる.

例えば来月,エアロスミスのライブがあったりするし.
(こいつも行きたいのだが,日にちがちょっとびみょーだったり
あとチケットのお値段がちょっと高かったりするので
たぶんいかない)

車で1時間じゃしょうがない.

だいたいデトロイト市内ではない時点で
バスで行くことは不可能と判断して
車を借りることにした.

ただせっかく車を借りるのだから
ただ単にライブに行くのはもったいない.

どうせならアメリカで日本食を買い込んでこよう
ということになった.

初めてのアメリカでの運転.
さらにその日本食が売っている店も
ライブ会場も初めて行く場所.

どれだけ迷うかも定かではなかったし
ライブは19時からだったので,
とりあえず日本食が売っている店にいきつつ
その場の流れでライブに行くことになり
車を走らせたのだった.

投稿者 カズ : 22:03 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月15日

アイスクリーム

アイスが好きだ.

春夏秋冬いつでも
アイスを食べている気がする.

それは日本でもカナダでもなのだが
カナダになると買うアイスの種類,
大きさが異なってくる.

というのもカナダのアイスは
ちょっと高い気がするので.

もちろん箱に入っている例えば
1L入りのアイスとかなら日本に比べて
安いかもしれないが,日本でいうとこの
60円アイス,100円アイスになると
完璧に軍配は日本にあがる.

1ドル程度で買えるアイスを探すのが
難しいし,あってもその味はガリガリ君の
足元にも及ばない.

2ドルほど出せばそれなりのものが
買えるけれど,味,種類ともに
日本の100円アイスのほうがそれでも
勝っていると感じることが多々ある.

まあ,こっちは日本とは違い
ハーゲンダッツの安売りとか普通にあるので
そのへんは嬉しいのだけれども.

そんなわけでたいてい買うのは
それなりに大きいサイズ.

大学にいるときに食べたいと思っても
値段と味が見合ってないアイスを
コンビニで買う気にはあまりならない.

それならば,その思いも胸に抱き
家に帰って一息ついたら
アイスを食べる.

まさしく至高のとき.

で,この前スーパーにいったとき
アイスコーナーをふらふらしていたらならば
なんかいいものを発見.

メーカーは,Ben & Jerry's というところで
実のところ,この種類はけっこう好きだったりする.

基本的にいろんなものを混ぜてある
アイスでバニラとかそういった単品系は
見たことがない.

ストロベリーチーズケーキとかチョコレートファッジブラウニーとか
そんなものが混ざっている.

ちなみに,去年は同じ種類のカプチーノ系のものを
よく食べていた.

残念ながらこのカプチーノは見つからなかったのだが
その代わりに目に留まったのはこれ.

Fossil Fuel

化石燃料.

…素敵!!

なぜかこれだけ2ドルほど安くなっていた
(他は通常通り5.99ドルぐらい.同じサイズの
ハーゲンダッツとほぼ同じ値段だったりする)ので
思わずカゴに放りこんでしまった.

で,肝心の味はというと甘い.

白い部分はきっとバニラなんだろうけれど
僕の知っている,そして僕の大好きな
バニラではなく,バニラアイスと呼ばれているものに
砂糖と練乳でも山盛りぶち込んだらこんな
ものになるんだろうと予想される代物.

だがしかし,そんなバニラ部分に
困ることはない.

なにせたっぷりと化石燃料…もとい
チョコレート分が入っているのだから.

それはチョコレートの塊だったり
チョコクッキーっぽかったり,いろいろなのだが
このチョコ成分が非常に強くて
そしてチョコレート自体はそれほど(といってもアイスに比べてだが)
甘くなく,ビターなチョコ感がでているので
安心して口の中はチョコの味に包まれるのであった.

ちなみにSweet Ceam Ice Cream with Chololate
Choloate Chip Cookies, Fudge Dinosaurs & a Fudge Swirl
とかかれている.

このアイス.一言でいうならば,甘いチョコアイス.

でも,真っ黒なチョコレート味のアイスよりは
さっぱりと食べれるような気がしなくもない.

さてパッケージ裏にこんなことがかいている.

こいつはお前のなかの古生物魂を燃やさないかい?

…燃やされました.
うっかり買ってしまいました.

でもこれだけ値下げされてたってことは
きっと子どもに受けはあんまよくないんだろうなぁ.

ちょっと残念.

まあ,子どもに受けまくっていても
それはそれでどうかと思ってしまうけれどね.

ちなみにパッケージ裏の全文に
興味がある人は下に乗っけといたのでどうぞ.
もちろん英語.訳なんて面倒くさい.
それに実際のところ,最初の一文以外は
たいしたこと書いてなかったりする….

You know this flavor is going to thrill
the socks off your inner paleontologist, don't you?
If you never believed those great excavations in your dreams
could come true, just wait until you come across your
first fudgy pterodactyl or tyrannosaurus fudgius.
This flavor's fueled with all kinds of fudgy little
dino dudes, as well as plenty of crunchy chocolate cookie
fragments to snag your spoon on deep swirls of primordial
fudge that just might yield a sunken stegosaur or two
Enjoy!

投稿者 カズ : 23:38 | 食べ物 | コメント (0) | -

2007年8月14日

リブフェスタ

朝ごはん.

日本から持ってきた
タコの塩辛を食べた.

4つの小分けパックだったのだが
これが開けにくいのなんの.

今まで3つはハサミで切っていたのだが,
これをやると中身が飛び出してきて
なんだかとっても残念な気分になる.

が,他に方法はなし.

しょうがない,最後の1個.
ハサミで開けるかと塩辛を手にとって
気付いた.

袋の下のほうに,切り口
って文字が.

そっか.ここからあけたらよかったのか.

ようやく気付いた大事なところ.

最後の最後で気付けただけでもマシだと
思うべきだろうか.

とりあえずいえることは一つ.

タコの塩辛は旨い.

さて,湖に行った翌日は
不穏な気配で目を覚ました.

…再び目の前にマジックを持った
小悪魔登場.

今回はしっかりと髭をかかれていた.

顔を洗っている間に,次の獲物に
襲い掛かり,彼は写真もばっちりと撮られていた.

恐ろしい家だ.

って,時計を見るならば朝の8時半.

眠いのだが,顔も洗ってしまって
目はそれなりに覚めている.

さらに,再びマジックを持った悪魔が
襲撃してこないとも限らないので
結局なにをしたかといえば,麻雀.

朝,寝起きで麻雀.

最高だ.

まあ,頭はたいして働かないけれど.

朝ごはんも食べ,麻雀もして
なんともまったり雰囲気が流れていたのだが
そうもいってられない事情がある.

つまり,Rib Festival というものが
その日はあった.

そのほかにも気球があがる祭りも
あったそうなのだが,
花より団子.確実にリブのほうにひかれるわけで
気球は見れなくてもどうでもいいが,リブを
食べ損なうわけにはいかないのだ.

まあ,開催場所がほぼ近くと言うことで
どうせ行くなら両方見るつもりだったのだが
あいにく外は雨模様.

こんなときはリブ買って帰るのが一番だ.

その他にもお買い物.

…ロンドンすごい.魚介類がウィンザーより豊富だ.
イカが売ってる.タコも売ってる.鮫も売ってる.
すげぇ.というわけで,白身系の魚とイカを買って
友達の家で焼くことに.

サラダ用の野菜もかって,お菓子系統もかって
リブフェスタ.

ロンドンのダウンタウンで開かれていたそのお祭りは
その名のとおり,リブ肉がメインのお祭り.

ロンドン市内だけではなく,(たしか)他の地域からも
リブに自信のあるレストランが出展しているとのこと.

このリブ肉というやつ.

ありたいていにいって美味い.

ジュウジュウと焼かれた豚もしくは牛のリブに
やや甘めのBBQソースがコテコテにぬりたくられているだけなのだが
不思議とガツガツいけるのだ.

これは日本じゃなかなかお目にかかれないのではないか
と思うわけで,カナダというか北米ならではではないだろうか.

初めて食べたのはウィンザーのとあるレストランだが
2年後ぐらいに行ったら,なんか味が落ちていた.

今のところ,ウィンザーであったワインフェスティバルに
出展していたあるお店のリブが一番うまかったと
記憶している.

が,それはきっと,普段飲むことができない
外で,ビールと一緒に食べたという背景も
あるのかもしれない.

とにかくリブは美味い.

そして,豚よりも牛のほうが美味いと思う.

残念なことにこのリブフェスタでは
豚がメインで牛を扱っている店はそれほど多くはなかったが
両方とも購入.

お値段はやや高めな気がする.

お祭り料金というのと入場料がタダってのもあるんだろう.

上であげたワインフェスティバルは入場料が5ドルほど
必要だったし.

とにかく,リブを買って,友達の家に戻り
イカやらを焼きつつ,サラダも作りつつ
お昼ごはん.

どれも非常においしかった.

料理を作ってくれた友達に感謝感謝だ.

その後は,再び麻雀.

最後は(終始?)グダグダとしつつ
ロンドンに別れを告げた.

飲んで食べて遊んで,
3拍子そろったロンドンでの
グダグダでダラダラの日曜日.

いやはや最高に楽しかった.

さて,その帰り道.

ガソリンがウィンザーに帰るには
少々足りなかったので,ガソリンを入れていくことに.

基本的にこちらはセルフサービスなので
ノズルを突っ込んで,一番安いやつを選んで
レバーを引っ張る.

すると,どんどん入っていくガソリン.

途中から心配になってしまうほど.

えぇぇ,まだ入るんかい!?と.

結局70L以上も入り,生まれて初めて
ガソリンスタンドで純粋にガソリンだけに
70ドル以上も払ってしまった.

やっぱでかい車は何もかもが違う.

最後の最後にそんなことを感じたのだった.

投稿者 カズ : 21:34 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月13日

帰路

ビーチからロンドンへの帰り道.

ご飯を食べて,夕日を見に行って(夕日は
少々遅くてみえなかったが),アイスクリームをたべて
さて帰ろうかと,駐車場に向かった.

してみるならば,なにか物々しい雰囲気が
漂っている.

駐車場にパトカー発見.

警官が2人ほどいて,僕の車の
目の前の車をチェックしている.

トランクの中身とかすべて出させて
懐中電灯で詳しくチェック.

その車の持ち主達は
車の脇でなにか別の警官と話しているし
明らかに通常ではありえない状態.

おいおいおい.ドラッグかなにかか.
つーか,目の前でそんなことやめておくれよ.と
思いながら,さっさと車に乗り込み,
駐車場をあとにした.

で,帰り道.
とりあえず前の車についていこうとすると
いやこっちじゃないとか言い出すやつがでてきた.

まあ,僕自身は始めての町.

しかもそれが夜ともなれば
もともと方向感覚がゼロに等しい人間なので
確実に迷う自信がある.

そんなわけで,基本的にナビに従う.

そのナビは助手席に乗っている人が
やるべきだろう.

というわけで,助手席に乗っていたやつ
のナビに従ってみるならば
明らかに間違った方向へ.

…まあ,よくあるよくある.

幸いなことに地図はあったので
道を確かめるならば,行きとは別の道を
通ることになるが,問題なく帰れるとのこと.

では,それで帰ろうということに.

が,はっきりって疲れていた.

サンルーフをあけて夜空を見ようが
なにをしようが構わないけれど
あまりこっちには話を振ってほしくない.

というのも,完璧に街灯もない道路.

舗装されているかといえば,道路そのものは
土もしくは砂利であり,片側1車線の田舎道.

ただ制限速度は90km/hということもあり
ちんたら帰るのもなんなので,それぐらいの速度を
保って,真っ暗な田舎道を大爆走.

ウィンザーからロンドン,そしてビーチまで
運転して,湖で遊んで…という体にはきつい日程だったので
もう運転に集中したかったので,流れていた音楽と運転以外は
基本的にシャットアウト.

そんなわけで,話しかけられても,当然なんのことか
きいちゃいないので生返事.

つーか,星綺麗だよね.とかいわれても
見えるかっての.

それでも基本的に同乗者がいる場合,
できるかぎりの安全運転をする(たぶん異論はあるんだろうけど…)ので
無事に集合場所に到着.

するとまだ1台来ていない.

ではということで,スーパーの駐車場で
バレーボールが始まった.

疲れていたこともあり,そんなにやる気はなかったが
というか,普段からそんなにやる気のある人間でもないのだが,
それなりにがんばり,けっこう楽しかった.

1時半ごろだろうか,ようやく解散.

前回同様,友達の家にお世話になった.

シャワーを使わせてもらって,
寝袋に潜り込んだら,それまで.

お酒なんぞ1口も飲まずに
気持ちよく寝れたのだった.

投稿者 カズ : 23:53 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月12日

この週末はデトロイトで
遊びまくりの週末だった.

詳しくはこのロンドン話が
終わったらということで.

ということで,ロンドン.

湖で遊んで,夕飯を食べに行こう
となったわけだけれども
実はそこにトラブルがまっていた.

車をとめたとき,サイドブレーキ
をかけていた.

このサイドブレーキ.

なんていうんだろう.

手元で引いてとめる形式ではなく
足元にある形式.

つまるところ,踏めばそれでいいやつ.

では出発しようかと
もう一度踏んでみたのだが
これが戻ってこない.

うん?こんなもん,もう一回踏めばいいんじゃねーの?
とか思うものの,どんなに踏んでも戻ってこない.

むしろ奥にいくだけ.

あれ?ということで,
車内にいる人たちと相談.

ここで頼りになるのは地元の人.

これは押すタイプだよね~
とかいいつつ,何回か試すも
うんともすんともいわない.

ハンドル周りを見てみるも
それらしきものはさっぱりと
見つからず.

おいおいどうしよう.

というわけで,最終手段.

車にくっついているiボタンを
ポチッと押す.

最近の車に標準でついているものか
どうかはしらないけれど,
このiボタン.

(たぶん)カスタマーサービスに直通の
便利ボタンなのだ.

…以前,別の車を借りたときにも
ついていて,好奇心を引かれ
押してみたら,いきなりMay I help you?
とかいわれて,すいません.間違えて押しました
と平謝りした経験もある.

が,今回は緊急事態.

とりあえず説明は同乗していた
カナダ人(アメリカ人?)にまかせると
どうやらこのサービスセンターの人は
車のメカニックのことはさっぱりらしい.

う~ん.ということで,今度は
車のサービスセンターにお電話.

電話先の指示を受けながら
探すと,ようやく発見.

このレバーを引っ張れば
よかったのかとようやく
サイドブレーキが戻り出発の準備ができた.

いやはや一時はどうなるかと思った.

つーか,5人もいて気付かないのが悪いのか
それともそんな気付かないようなところに
レバーをくっつけとくのが悪いのか.
はたまたサイドブレーキを引いた僕が悪いのか.

まあ,よくわからないけれど
無事に出発できたのでよかったよかった.

で.アホみたいにごついこの車.

この1件で,大嫌いになったのだが
他にも理由があったりする.

それは,やっぱり大きすぎるというとこ
に回帰するだろう.

縦列駐車は一苦労するし
なによりスーパーなどの普通の駐車場に
入りきらないときがある.

前を一杯一杯にいれても
後ろがはみ出ていたり
カナダの駐車場サイズでこれかよ!
みたいなそんな感じ.

また大きいことから,前後の感覚が
よくわからなく,自分の感覚では
ぶつかると思うところまでいかないと
駐車スペースに入らなかったり
いろいろ大変だ.

そんないろいろ大変な車なのだが
けっこうすごい機能がついていたりもする.

ライトがオートなのはけっこう
カナダの車は多いのでそれぐらいじゃ
驚かない.

ピックアップトラックのくせに
サンルーフがあったりするのも
まあ,それほど驚くことじゃない.

が,驚いたのはAV機能.

なんとこの車,常に(ほぼ)一定の
音量を保ってくれるのだ.

なにいってんだ?と思う人もいるかもしれないが
つまり,スピードをあげると,音量が自動的に大きくなり
スピードをさげると,音量が自動的に小さくなる.

高速走行などするとけっこうエンジン音がうるさくて
音量をあげて,高速を下りたら小さくして
みたいなことをする必要があったりする経験をお持ちの人もいるだろうけれど
この車に関してはそんな手間が一切ないのだ.

これは今までなんでなかったんだろう.
と思えるほど,便利機能である.

さらに,驚いたのはワイパー.

なんと,雨が降ってくると自動的に
動き出す.

さらに激しさによって,ワイパーの
動く間隔が変わるという素晴らしい
ことをしてくれる.

このワイパーの間隔については
ときどきもどかしさを感じることもあったが
それでも十分すぎる機能.

ロンドンからの帰り道,
雨が降ったり止んだりしたのだが
そのときに初めて気付いたこれは
自動車はどこまで進化するのだ?
と驚かせてくれた.

これは最終的になにもしなくて
よくなるようになる第1歩だろうか?
つーか,最新の車は普通にこんな機能が
ついているものなんだろうか?

なんだか知らぬ間に
子どものころ夢見た21世紀が
やってきているような感じである.

投稿者 カズ : 20:28 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月10日

基本的に僕らの行動というのは
最初と最後がグダグダになることが
多いけれど,それ以外は意外ときっちりいく.

というわけで,初めて乗るごつい車もなんのその.

驚くほど順調にロンドンに着いたのだった.

ロンドンで友達を1人拾っていく予定だったので
まずはその人の家へ.

12時45分にその人の家前についたので
こりゃギリギリ13時には間に合うかなぁ
とか思ってたら甘かった.

10分以上待ちようやくでてきた友達.

車をみて一言.

うわぁ.大きい~.
こんなの初めて乗るよ!
すげぇ,すげぇ.

まあ,そりゃそうだ.
なにせ車に乗るのに,乗るという表現より
よじ登るという表現のほうが正しいのだから.

友達を拾ったら,待ち合わせ場所へ.

10分ほど遅れたが,さすがはやさしい
みなさん.ちゃんと待っていてくれた.

まだ昼ごはんを食べていなかったので
なにか買いたいところだったが,
チップスとかクッキーとかあるからそれでいいじゃん
という友達の声にまけて,そのまま車に乗り込んだ.

今回行ったビーチはなにせ始めてのところ.

一緒に車に乗った人たち(ロンドンっ子)は
いちおの場所はわかるらしいけれど
正確な最終目的地はわからないらしい.

というわけで,先頭の車についていきましょう
ということになった.

信号にひっかかったときは
その先で停まっていてくれたりして
なんとか目的のビーチに到着.

入場料13ドル(1日券,車1台あたり)は
安いのか高いのかはともかく
ウィンザーからほぼ休みなしの運転に
ビーチに行く前からちょっとお疲れ気味.

初めて乗るごつい車で3時間運転とかは
案外きついのだ.

とはいえ,車で一眠りというわけにも
いかないので,ビーチへ向かう.

駐車場からビーチへと続く
砂のなかを歩いていくと
突如視界が開け
真っ青な空と真っ青な湖が
目に飛び込んできた.

おぉ~,すげぇ.
めちゃくちゃ綺麗だ.

一気にテンションがあがる.

ビーチにたどり着いたら
荷物を広げ,日焼け止めを借りて
塗りたくり,そしたら,
…腹ごしらえ.

クッキーを頂き,ぼけぼけとした
あとに湖へ.

つめてぇ.

これが最初の感想.

ものすごい冷たい.

太陽はさんさんと輝いているのだが
それでも冷たい.

そして,一旦慣れてしまうと
風が非常に強い日だったので
今度は外にいるほうが寒く感じる.

どこまでも遠浅で,沖に向かっていけば
波こそ高くなれど,深さは変わらない.

どんくらい沖まで行ったかしらないが
たぶん20mぐらい?平均150cmぐらいじゃなかっただろうか.

それでも,波が高いので
けっこうおもしろい.

久々に水につかったなぁとか思いつつ
よく考えてみれば,これが人生初めて
湖で泳いだことになる.

川や海はあるのだが,湖は今までなかった.

感想はというと,湖は楽しい.

川よりも広いし,流されることもない.

海のごとく波はあれど,塩辛くない.

この塩辛くない.というのは非常に快適であって
べとつかないし,口に入っても苦しくないし
最高なのである.

というわけで,湖でぼんやりとしたり
外に出てぼんやりとしたりで
かなり楽しかった.

最後は,みんなでピラミッド.

19時ごろだろうか.
お腹も減ったので一度ご飯を食べに行き
夕日を見に戻ろうという話になり
ビーチをさっていったのだった.

投稿者 カズ : 21:17 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月9日

湖へ行こう

ロンドンでの,たこ焼き,寿司,買い物
ツアーのお話も昨日で終わった.

では,ウィンザーに戻るとするかといえば
実はそうでもない.

もうちょっとだけロンドン話は続いたりする.

それは先週のこと.

ロンドンの友達から週末ビーチに行く?
と誘われた.

はぁ…ととりあえずウィンザーの友達と
相談することに.

まあ,友達の家に泊まれるなら
行こうかということになった.

最初の返事であんま乗り気じゃないのは
ロンドンまでまた行くのかよという気持ちと
さらに今週末も車で出かける予定なので
3週連続で車を借りるのかよというとこからきている.

が,せっかく誘ってもらったし,短い夏を遊んどこうか
ということで行くことになったのだが,まだそのときは
トラブルが起きようとは思いもしなかった.

木曜日ぐらいに車を予約.

さて水着も用意したし
あとは迎えの車を待つだけかと
平穏な土曜の朝にそれはやってきた.

9時半に車を借りる予定だったので
だいたい迎えに来るのは10分前ぐらい.

それにあわせて居間でテレビでも見ながら
待っていると,電話がかかってきた.

うん?誰だ?と思って取ってみると
レンタカー会社.

おいおい,そろそろ迎えの時間だろ.
この時間に電話ってことは,遅れるのか?
などと思っていると,そんな予想のはるか上をいく
言葉がきこえてきた.

車がありません.


……
はぁ?

何を言っているか意味がわからない.

実のところ,前日の金曜にこのレンタカー会社から
明日予約されていますよね.時間は9時半であっていますか?という
確認の電話が入っていたのだ.

そんな状況で“ない”とはどの口がいうか.

向こうの言い分としては,3連休ということもあって,
今日返すはずの客が軒並み延滞をしたいといってきたので,
どうしようもないとのこと.

だが,そんなことで引き下がるような人間じゃない.

電話は大がつくほどの苦手なものだが
そんなことかまっていられるか.

というわけで,ちょっと待て.
ネットで予約してちゃんと予約できているわけだし
だいたい昨日確認の電話をお前らがいれてきてるじゃねーか.
ないって意味がわからない.
と言い返す.

が,向こうも,ですから今日になって突然こんなことに
なってしまいまして.私達もお客様の家を回って車を回収することが
できないため,延滞を認めざるおえないのです.

それでも現在,延滞している客にも強く言っているのでなんとかして,
14時ごろには1台車が戻ってくるかもしれないんですが….

14時は遅すぎる.なにせロンドンの集合時間は12時半から13時.
14時にウィンザーを出たのではロンドンに着くのは16時過ぎ.
だれも待ち合わせ場所にいないだろう.
つーか,戻ってくるかもしれないって.不確定かよ.

ということで,最低でも10時半には出たいことを
伝える.

してみるならば,ではpickup truckはどうでしょう?
いまこの車以外は1台もないのです.
で,ピックアップトラック.
普段なら一日80ドル以上しますが,今回は特別に52ドルでいいですよ.
とのたまうではないか.

ここでお得!と感じた人もいるかもしれないが,
否,そうではない.

なにせ僕は1日23ドルの車を予約していたのだ.

なぜに倍以上も金を払わなあかんねん.

しかも引越しするわけでも,キャンプするわけでも
でかい荷物を買うわけでもないので,
確実にピックアップトラックなんていらないし.

そんなわけで,たけぇ.せめて40ドルに負けろ
という.

が,向こうとしては30ドルオフが限界らしく
いまマネージャーがいなくて,これが自分個人でだせる
精一杯の割引だとして譲らない.

う~んと迷うも,これは僕だけで決めるもんでもないので
一緒に行くウィンザーの友達とも相談するため,
一旦電話を切って後で掛けなおすことを店側に伝え
電話を切った.

ところで,この友達.

本来なら僕の家にこの時間にはいるはずだった.

9時半ごろまでには家にいてそのまま車を借りたら
ロンドンに向かってしまおうという計画だったのだが
家にいるのは僕一人.

しょうがないと電話をしてみるならば
寝坊しましたとの返事.

まあ,いいや.どうせロンドンに行くかどうかも
びみょーなとこなんだしと,事の顛末をつげる.

してみて,知る人ぞ知る優柔不断な2人組み.

これがどうするか決まらないのだ.

50ドル強の車を借りるか
ロンドン行きを取りやめるか.

う~んと唸るだけで時間は過ぎていく.

出た結論は,座れる人数で決めようか
というもの.

もし2人しか乗れないのであれば
ロンドン行きは取りやめ.

4人以上ならば,ピックアップで
ロンドンに行く.

ここまでくれば,あとは簡単.

店に電話して,何人乗り?ときくと
4ドアで余裕で4人乗れますよ
とのこと.

じゃあ,それにするんで
お願いします.

わかりました.いますぐ迎えを出します

とのことだった.

が,さすがカナダ.
車で10分もかからない距離に
今すぐ出るといいつつ30分以上も待たせやがって.

こりゃ時間ギリギリだなぁと
思いつつ,家で待っていると
ごつい車登場.

見た瞬間,あ~これか.借りるのは
とわかってしまった.

初めて運転するアホみたいに
でかくいかついピックアップトラック.

ヒィヒィいいながらウィンザーを
出発したのは予定から約1時間半おくれてのことだった.

投稿者 カズ : 21:52 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月8日

イラク料理

ぼけ~とこのニュース
眺めていたときのこと.

おぉっと目に入ってきたのは
日本人の平均身長というところ.

男性167.1cmとあり,
えぇぇ.自分って平均身長より
(わずかに)高かったんだと驚いた.

で,気がついた.

これなんの平均?

確実に僕の世代の平均じゃないだろう.
きっと170cmを超えているだろうし
だいたい僕は背が高いほうじゃないんだから.

どうやってだしたのかしらんね.

まさか小学生や乳幼児が入っているわけがあるまい.
20歳以上ぐらいかな?上限は…どうなってんだろう.

なんだか意味のわからん平均だ.

ちなみに,僕自身だがこの平均値より身長は
ちょっと高く,体重はちょっと低い.

どれくらいの値かしらないが,きっと誤差に入るぐらいであって
なんの平均かわからないけれど,とにかく平均的な日本人という
ことになる.

だからといわれると困るのだが,とにかくそんなもんらしい.

さて,ロンドンからウィンザーへ向け出発.

帰りは少々ボケていて,
ガソリンスタンドから出るときに
間違えて左車線に入ってみたり,
ウィンドウォッシャー液を出そうとしたら
ハイビームになっていたり(日本車とは逆の配置と
なっているため)となんともダメダメだったのだが
それでもウィンザーには無事に到着した.

19時を過ぎていて,帰りの車中で
話していたのは晩御飯をどうしようかということ.

正直,それほどお腹は空いていなかったのだが
なにか食べたくもある.

これが食べたい!という欲求があるわけでもなく
どうやらそれは友達も同じらしい.

とりあえず油っぽいものはやめようということで
アジア系でいこうかという話になった.

寿司はロンドンで食べたので
極東系じゃなくて,東南アジアとかそっち系.

タイ料理か,ベトナムか.

そういえば,カナダに来てうまいインド料理を食べたことないな.
つーか,きっとカナダじゃ日本人が旨いと思えるインド料理には
出会えないんじゃないか?

それはきっとスパイスがメインのインド料理と
出汁がメインの日本料理の差だろうと結論がでたのだが
ホントかどうかは定かではない.

なにせ素人2人のだした結論だし.

インド料理にするか.いや,ここは安全策で東南アジア系.

…そういえば東南アジアでいうと
タイ料理とベトナム料理が頭に浮かんでくるが
他の国の料理ってのはどうなってんだろう.

ウィンザーにフィリピン系のレストランがあったが
どうも店構えがしょぼくて,いつか行ってみたいなぁ
と思ったら,去年ぐらいにつぶれていたので
けっきょく行かずじまい.

やはり東南アジア料理=タイ料理orベトナム料理
なんだろうか.なんで他の国の料理はマイナーなんだろう.

なんて,どうでもいい話をしていたら
ウィンザーについてしまった.

こうなったらもうしょうがない.

大通りを走って,一番最初に見つけた
タイ料理かベトナム料理にでも入ろうかと
車を走らせるも,あまり見つからない.

何軒か店を知らないわけでもないけれど
なんとなく新しい店を開拓したい気分.

う~ん.と彷徨っていたら
なんとなく怪しい雰囲気の通りにでた.

おぉと思いながら走っていると
中央アジア系の人たちが目に付いてくる.

周りを見渡せば,アラビック系の看板.

アラビア系の通りかと思っていたら
教会らしきつくり(たぶんモスク)の前に
人だかり.

イラクの国旗を振り乱しながら
老若男女が大盛り上がり.

…テロ関係!?とか一瞬でも思った
自分が恥ずかしい.

よく考えたらサッカーのアジアカップ優勝の日だった.

それでみんな大盛り上がり.

よくサッカーぐらいでここまで盛り上がるもんだと
感心できるほどの盛り上がり方.

車のクラクションをビーブーと鳴らしながら
国旗をバタバタとはためかせ,
ワーワーと歓声を上げる人々.

並々ならぬパワーがそこにはあった.

で,そこで閃いた.

イラク料理を晩御飯にしようと.

トルコ系の人に晩御飯をよばれたことがあるし
これがはじめての中東系の料理ではないけれど
イラク料理ってのはなかなか引かれるものがある.

それに当初の目的どおりアジア系の料理だし.

ということで,車をおき
なんとなくよさげなレストランを選び出した.

外側から見るとちょっとぼろかったけど
中はなかなかの様相のレストラン.

メニューを見るも,どれも魅力的で美味しそう.

ケバブにしようかな,いやここは魚か
とか迷ったが,結局のところ
あっさりとしたものが食べたかったので
焼き鳥もどきにした.

チキンテッカとかいうんだっけかな?これ.

注文を終えると,ウェイトレスさん.
あっ,スープはどうしますか?ときいてくる.

スープ?それタダ?
はいそうですよ.
じゃあ,もらいます.
なにを?
なにがあります?
XXX○○○☆☆☆………

と4種類ぐらいのスープの名前を
言われたが,どれもよくわからない.

たぶんイラクの一般的なスープなんだろうけど
名前を知らないから,想像もつかない状態.

こうなったら最後の手段.
どれがお勧めですか?ときいて
それを頼むことに.

このスープ.なかなか美味しかった.

ヨーロッパのスープとも違うし
日本や中華スープとも違う.
インドのスープとも違って
なかなかさっぱりとしていた.

さらに,でてきたサラダもどきがうれしい.

いろんな野菜の酢漬けかな.

これまたさっぱりしていて
パリポリと歯ざわりもうれしい感じ.

醤油でもあれば最高に旨いだろうなぁ
と思った僕はやっぱり日本人.

いかん,いかん.イラク料理を純粋に楽しめば
と反省していたら,料理がでてきた.

出てきたのは,お子様ランチ風にご飯が盛られていて
その周りにたくさんの鶏肉.

このお子様ランチ風のご飯.
レーズン入りのスパイスご飯で
なかなかおいしい.

鶏肉は胸肉であっさりしているものの
ほんわかと味付けがされていて
これがおつ.

友達が頼んでいたフィッシュカレーも
一口もらったが,インドカレーよりも
おいしいカレーだった.

大量の鶏肉を残してしまいそうだったが
2切れを持ち帰るのも癪なので
気合でお腹に押し込む.

食後,だらだらと話しながら
お勘定を頼んだ.

しばらくしてウェイトレスさんが
持ってきてくれたのだが
なかなか取りに来ない.

普段ならそのまま出てしまうのだが
ちょっとお釣りが欲しい状況だったので
そのまま待つことに.

ウェイトレスさん.姿形も見えないので
呼ぶこともできず,待っていると
ようやく登場.

開口一番.コーヒーかお茶はどうですか?

…はぁ.えっと,それタダですか?
はい.
じゃあ,コーヒーを二つ.

というと,やっぱりお勘定を持たずに
奥に消えていくウェイトレスさん.

なんなんだろう.
さっさとお会計を済ませたいのに.

などと愚痴っていると
コーヒーをもって現れた.

で,このコーヒー.

変わっているのだ.

ポットはまるで紅茶でもいれるようなもの.

カップはお猪口のような小ささ.

普通のコーヒーを想像していた
僕らにとってこれだけで?だったのだが
ホントの衝撃はその味をみてからだった.

…コーヒーじゃない!!

コーヒーを頼んでおいて
コーヒーじゃないとはこれいかに
と思うかもしれないが,全然コーヒーとは
別物が目の前にはあった.

苦味があるのはコーヒーだが
香り味ともにコーヒーとは別物.

スパイスがたくさん入った
お茶類のものといったほうがまだ
それっぽい.

大量に飲める味じゃないので
なるほどお猪口サイズで十分.

と思いきや,飲んでいると
なんとなくやめれないフレーバー.

お猪口の底に黒色のスパイスっぽいのが
溜まるのがやはりコーヒーじゃないなぁと
思いつつ,けっこう飲んでしまった.

たぶん思うに,コーヒーというよりは
タンポポコーヒーとかなんていうんだろう.
コーヒーの擬似的なものなんだろう.

これが向こうで言う普通のコーヒーなのかどうかは
定かではないし,これが宗教的なものに起因(例えば
コーヒーは禁じているので,それに似たものを使う)するか
どうかもわからない.

が,面白い経験だった.

出た結論は,総じてイラク料理は
旨いんじゃないかと言うこと.

いろんなスパイスは使っているけれど
インド料理のゴタゴタスパイスでもなんか
一つ大事ななにかが物足りない.っていうよりは
はるかにマシな感じ.

とりあえずしっかりとした
味付けがされているし.
また行きたいと思わせる内容だった.

問題は,少々大学から距離があること.
これが大学から近ければなぁ.
もうちょっと頻繁に通えるのに.

残念だ.

投稿者 カズ : 23:51 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月7日

お買い物

今日は久々に豪華なお弁当だった.

というのも,スーパーにいったら
牛肉が安かったから.

1.5ドルオフの値段についついつられ
どうせ賞味期限が短くても食べてしまえばいいや.
それに牛肉は賞味期限が近いほうが
おいしいもんじゃないか?と手に取ったお肉.

厚さは1cm以上あるステーキ用のものだ.

本来はミディアムで行きたいところだけれども
お弁当にミディアムの肉を持っていくのは
けっこう危険なので,ちゃんと焼くことに.

塩コショウして,ニンニクの薄切りを
ポコポコとのっけて,酒をふりかけ,オーブンに突っ込む.

表面がいい感じになり,ミディアムレア状態になったら
いったん取り出して一口サイズに.

火の通りをよくする目的以外にも
お箸でつまんで食べれるようにする目的も
あったりする.

おいしそうな匂いがしてきたら,
仕上げに,醤油ベースのソースをじゅわっと
かけて出来上がり.

肉を焼いている間に,もやしとピーマンの
塩コショウ炒めをつくっておいたので
それと一緒にタッパに詰めれば,豪勢なステーキ弁当の完成.

いや,うまかった.

さて,話は再びロンドンでのお話.

ゲイパレードを見た後は
もうおなじみとなったパターン.

韓国食材店でのお買い物.

インスタントラーメンやスープの素
なんかを購入して,ついでに,前日の酒から
完全復活するために,韓国産の栄養ドリンクを購入.

さらに,無性に食べたくなって
アイスのスイカバーも買った.

で,友達と店の前で話しながら
アイスを食べたり,栄養ドリンクを飲んだり.

この栄養ドリンクははっきりいって
あまりうまいもんじゃなかった.

さらに,なんか味が薄い.

味が薄いってのは致命的で
なんか効き目がないような雰囲気になってしまう.

こんなもん思い込みによるところが
大きいと信じているので,まずい….よりも
まずい!!!といったほうが
なんとなくきくような感じがするではないか.

まあ,1ドル程度のものに
なにを期待するかって話だけれども.

しばらく店の前で友達と話しこんでいたら
店のおっちゃん.アイス片手に登場.

これ食べる?ということで,
20代半ばの3人組.アイスを恵んでもらうという
自体に遭遇.

いいおっちゃんや.とカナダで出会う
人の暖かさに感動しつつ,僕らはいったい
ここでなにしてんだろう?という疑問もわいてきた.

車持っているんだから,買い物終わったら
さっさとどっか(喫茶店とか)行けよって話だ.

コンビニの周辺でたむろっている若者というより
駄菓子屋さんの周辺にいるお子様的な感じだね.
きっと.

おっちゃんからもらったアイスを食べ終えたら
ショッピングモールをぶらつきつつ,
ロンドン終了.

ウィンザーに向けて出発した.

投稿者 カズ : 23:13 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月6日

月曜日

週末は遊びに遊んでいた.

というわけで,今日はダウン.

完璧にだらけていた.

昨日は寝たのは22時過ぎ.

起きたのは8時半.

だらけていたというわりには
早起きだと思った人もいるかもしれないが
これには事情がある.

つまり,レンタカーの返却.

延滞料を取られるのは癪なので
車を返してきて,再び昼寝.

結局,完全に起きたのは14時半ごろ.

合計12時間以上寝てしまった.

こうなるともう1日なにもできない.

ご飯食べて,のんびりするかと
ウィスキーなんぞに手を出して
グダグダしていればいつのまにやら
もう外は真っ暗.

また明日から頑張るかと
布団に潜り込むのが残された
今日のやることである.

というわけで,詳しい話は
また後日.

3連休らしい3連休だった.

投稿者 カズ : 22:29 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月3日

祝日事情

月曜は休みだそうだ.

相変わらず,カナダの休日事情はわからない.

図書館に行ったとき,
扉のところに月曜は休館という
張り紙がしてあった.

うん?なんかあるんか?とか思いながらも
そんなに気にせずにお目当ての論文を探して
その後,教授のところへ行ってきた.

したらば,月曜は休みだよ~
というではないか.

えっ?という顔をすると
Civic Holidayで休みだよ.
正しい名前はなんだっけかな?…よくわかんない.
でも,とにかく祝日だよ
ということだった.

なるほど.休みか.
まあ,休みだろうがなんだろうが
けっこう関係ない生活をしているわけだけど
ちょっとうれしい.

ただなんで休みか知らないのは
なんか気持ちが悪いので,なんの日だろう?と
調べてみるとよくわからない.

とりあえず,Wikipedia
Public holidays in Canada(カナダの祝祭日)
をみてみる.

してみると,どうやら,この8月6日
というのは,カナダの祝祭日ではないみたいだ.

ただこれには今さら驚きはない.

州によって休みがあったりするのは
初めて体験したときはびっくりしたが
もう慣れたもんだ.

…カナダの祝祭日をほとんど
知らないのに,慣れたもんだとか
言っちゃっていいのか疑問に残るとこだけど.

というわけで,オンタリオのところにくると
8月の第一月曜日はCivic Holidayとして取り扱われる
こともありますよとなっている.

で,この祝日.同じオンタリオ州でも
トロントではSimcoe Dayと呼んだり
オタワではColonel By Dayと呼んだり
名前がその都市によって変わってきたりする面白いものだ.

つーか,だいたいCivic Holidayってなに?
というお話になる.

僕の最終にして最大兵器である
英和辞典に載ってないので,お手上げと
いきたいところだが,せっかくなので
Wikipediaを見ていくとするか.

こうやって時間は消費されていくという
いい見本である.

…やっぱムリ.
なんかしらねー単語ばっかりでてきた.
しかも頑張って辞書を引いてみたが
たいしたこと書いてないっぽいし.

つまり,州の議会がお休みなんで
祝日にしましょうとかたぶんそんなこと.
自信はもちろんない.

が,なんかこれではいつもグダグダなのに
それに輪をかけたグダグダな雑記になってしまうので
うちの教授の説明(らしきもの)を紹介してお茶を濁すとしよう.

カナダってのは,夏が短いでしょ?
その短い夏を少しでも遊ぶために
夏のほうが休みが多いんだよ.

5月に1つ(Victoria Day)
7月に1つ(Canada Day)
9月に1つ(Labour Day)

で,ここに8月の休みが加わるわけだから
多いでしょ?

(ちなみに他の休みは,1月1日のNew Year's Day,
イースター(だいたい4月)のGood Friday,
11月のRemembrance Dayはオンタリオは休みじゃないのでおいといて,
12月25日のChristmasと翌日のBoxing Day)

おぉなるほど~と思ってしまった.
短い夏を少しでも楽しむために8月に祝日が1つ.

なんかもうそれでいいんじゃねーか
とすら思えてしまう.

カナダらしい十分な理由だ.

そんな楽しむための祝日.

なにするんだろう.
きっと大学に行くんだろうなぁ.

3連休だし,論文たくさん読めるね~
とか教授に先制攻撃されてるしなぁ.

そこで,いやムリっす.
なんていえるわけがない.

月曜日.
とりあえずのんびりといこうと思う.

投稿者 カズ : 21:40 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月2日

ゲイパレード

まだまだ続くロンドン話.

お寿司を食べた後は
まずは買い物.

コストコ(Costco)でお買い物.

コストコとはなんぞや?と田舎物
ウィンザー在住の僕は思うのだが
ウィンザーにもあるのかしらん?

とりあえず見たことはない.

ちなみに,日本にもあるらしい.

というわけで,詳しくは
日本のコストコ紹介ページでも
参照してください.

簡単に言うならば,会員制の問屋さんみたいな感じ.

大量に買わなければいけないけれど
お値段は他よりもお得.

せっかく車できているのだから
大量という点ではまったく問題ない.

会員ではないけれど,ロンドンの友達が
会員なのでその点もなんとかクリア.

さすがに生ものは買えないけれど
水やら醤油やらを買い込んだ.

キッコーマンの醤油.
1.8L入りなんてたぶん二度と買うことはないな….

2011年までという賞味期限にひかれ
お土産用のスモークサーモンなんぞも買ってみたら
70ドル以上も買ってしまっていた.

おそろしやコストコである.

買い物が終わったら,ゲイパレードへ.

この日はというか先週はPride weekと呼ばれる
同性愛について考えましょ的な週だった.

…全国かどうかはわからない.
ウィンザーだけかもしれないし.

それでも,同じ日にウィンザーとロンドンで
ゲイパレードがあったということは
けっこうでかい規模なのかもしれない.

もちろんロンドンにいたので
ロンドンでみたけれど.

で,友達に案内されるままに
ダウンタウンに行くも,ほとんど人がいない.

14時開始で10分前ほどにダウンタウンについたのだが
あまりの通常通りの雰囲気に日にちを間違えたか?
という不安がでてきたが,結局,友達が店で詳細を
たずねてくれた.

その結果,14時スタートでこのへんにはもう少ししたら
くるとのこと.

なるほど14時を過ぎたころから
ぼつぼつと人が集まり始めた.

それでも,…もう何年前になるのか.
3年,いや4年前か.

トロントのゲイパレードに比べると
寂しいものがある.

まあ,あれは北米最大とかいうふざけた
レベルだから,そんなものと比べるのが
間違えているわけだけど.

しばらく待っていると,先導の白バイ登場.

お~とか思っていると
見えてきた.パレードの先頭.

と同時に,なんやら奇妙な団体もみえてきた.

…ゲイに反対している人たちだ.

その集団(といっても,5,6人だったが)が
現れると両サイドから水風船が飛んでいった.

なるほど.水風船の役割はそのためだったのか.

待っている間.何個か爆発して
なんだ?ゲイパレードを盛り上げるためか?
とか思っていたが,こういう使い方をするのね.

まあ,別の意味で盛り上がっていたが….

そして,もう1人,盛り上がっていた人がいた.

ウィンザーからの友達.
社会学をしかも社会運動を専門にしている人の
目がこの反対している人達に熱く語りかけている.

ただでさえ,このゲイ・レズというのは
社会運動のひとつでいろいろ楽しいのに
さらにそこにゲイに反対する人たちが加わるなんて
まさに至高のときだったそうだ.

いろいろあるなぁと思いながら
始まったゲイパレード.

真っ裸の人たちはいなく,
けっこう楽しめた.

そんなわけで,今日の写真はいろいろ.
反対している人たちにゲイパレードそのものまで.
(*右上のおっちゃんが反対している人.
手にはMARRIAGE = 1 MAN 1 WOMAN が掲げられている)

これを見ていると,もう1回ぐらい
トロントのゲイパレードを見に行きたいなぁ
と思ってくる.

みんな陽気で楽しいし.

ただパレードに参加している女性は
まったくもってこちらをみてくれず
逆に男性はこっちを集中的に見てくれるという
なんとも精神的ダメージが大きい難題がある.

こればっかりはどうしようもないなぁ.

投稿者 カズ : 21:42 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年8月1日

お寿司

たいして食欲もなく目覚めた
ロンドン2日目.

とりあえずお寿司を食べよう
ということは決めていたので
その店を決める.

食べ放題か普通のお店か.

種類,味は普通のお店のほうが上.
でも,食べ放題よりは高くつく可能性がある.

が,こんな食欲がない状態で
食べ放題にいっても大丈夫か?という
心配もある.

どうすんべかと一緒にロンドンに来た
友達とロンドン在住の友達と相談した結果,
行けば食べるだろう.というしごく単純な思考で
食べ放題に.

そうと決まれば,話は単純.

店が開くまでちょっと時間を潰しつつ
開いたら出発.

店に着き,メニューを眺めれば
食欲がないとはいえ,美味そうにみえるのが
不思議だ.

基本,イカが好きなのだが
それがないので,しめ鯖.

あとは,サーモン.

正直,上に挙げた3つは,マグロより
好きだったりする.

いや,マグロも十分好きだけど.

ちなみに日本に帰ったとき
アジの刺身とお寿司を食べたが
最高に美味かった.

もちろんカナダで口にできるなんて
始めから期待してないし,メニューに
実際なくてもやっぱりね.で終わるのだが.

それにしても,アジというのは
あまりメジャーではないのだろうか.

例えば,鯖はカナダでも
メジャー…ではないけれど
中堅どころには入るような気がする.

中華食材店にいけば,冷凍でしめ鯖が売っているし,
事実このように寿司で出てきている.

さらには韓国食材店には冷凍の鯖が売っていて
こいつを塩焼きにするならば至高の美味さ.

他にも韓国食材店には,太刀魚っぽい魚も売っていたし
これは中華食材店だが,お寿司用に鯛の切り身も売っている.

普通のスーパーで買えるようなメジャーどころの魚といえば,
マグロ…こいつは主に缶詰のツナだけれども…に,サーモン.
オイルサーディーンやアンチョビとして出回っている鰯,
フィッシュ&チップスで出てくるタラやオヒョウなんかも
そうだろう.

こう書いていくとまあそれなりに魚もあるっていえば
あるのだが,まだアジを見たことがない.

ちなみにアジとは英語で
horse mackerelというそうだ.

今,和英辞典をひいてみて
初めて知った.

なんてこった.mackerelって鯖じゃねーか.
なんかアジがかわいそうだ.

アジはアジ科,鯖はサバ科のお魚だってのに.

…と思ったら,大事件.

horse mackerelを英和辞典(リーダーズ)でひいてみたら
a: マグロ,(特に)クロマグロ(tunny)
b: マアジ,(特に)ニシマアジ
とでてきた.

これは衝撃.horse mackerelはマグロのことも
指す場合があるのか.

アジがかわいそうすぎる.

いつの日か,英語圏でアジの地位をあげる
運動でも起こしてやろうと心に誓ったのだった.

…なんか寿司の話からえらいことに
なってきた.

えっと,お寿司お寿司.

しめ鯖にサーモン以外にも
鰻やタイの握りや巻き物,さらには
サーモンのカマや餃子なんかを頼み,
ついでに味噌汁.

この味噌汁が美味かった.

やっぱり日本人には味噌汁だなぁと
寿司を食べる前にけっこう満足してしまったのは
ここだけの秘密だ.

してみて,寿司がでてくれば
やっぱりおいしい.

最初にまとまった量を頼んでしまったので
後半は,まだなにか頼んだっけ?もう来ないよね?
といった会話がされることに.

それでも,デザートは別腹.
最後に抹茶アイスを頼んで
朝兼昼ご飯はおしまい.

お腹いっぱいになり,どれもおいしく
大満足の食事だった.

投稿者 カズ : 22:57 | 留学生活 | コメント (0) | -

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