2007年3月5日
バンクーバー-2
大学に人が戻ってきた.
先週一週間はあれほどいた人はどこへきえた?
と思えるほど閑散としていたのだが
それが夢であるかのような喧騒さ.
賑やかなほうが大学らしくもあるけれど
静かなほうが研究に集中できていい.
いや,風邪がまだ治ってないために頭がぼけ~としていて
静かでも全然研究に身が入らないわけだけど.
さて,バンクーバー.
友達に迎えに来てもらって
市内観光開始.
僕が行きたいと伝えてあったのは
美術館とプチ日本旅行.
バンクーバー美術館はEmily Carrのコレクションが
充実していて,ゼヒとも見たかった.
のだが,どうやらやってないそうだ.
常設展示じゃなかったのか!?とか思うものの
その友達が三日前だかにいってみたらやってなかった
というのだから,しょうがない.
写真が主な展示だそうで,残念ながら
写真はあまり得意分野ではない.
抽象画は見ていてさっぱりわからないので苦手なのだが
写真は見ていておもしろい.おもしろいのだが
それで終わってしまう.なんかじっくり引き込まれるように
見れない.
そんなわけで,美術館はなしに.
続いてはプチ日本旅行.
バンクーバーといえばうじゃうじゃいる
アジア人.もちろん日本人もたくさんいる.
そんなわけで,日本のものの充実差は
トロントなんぞ比にならないほど.
して,本日の旅行の目玉は…ブックオフ.
そう,日本でもおなじみというか日本で生まれたとおもうわけで
そのブックオフがバンクーバーにあるとのこと.
日本語の活字に飢えていることもあり
ゼヒとも行きたい!ということだったのだが
現在,改装中だとのこと.
…したらこれもなし.
なんていう運の悪さ.
お目当ての2つがダメになるとは.
つーか,天気も雨だし
(友達曰く,前日は晴れていた,んで,
僕の滞在中は雨,帰った翌日は晴れ)
どうやらバンクーバーは僕が嫌いらしい.
とはいえ,それで全てがダメになるわけでもないし
傘をさし,買い物に出発.
まずは韓国系の食材店に出向く.
…
……
すげえぇぇ!!
ウィンザーの韓国食材店を3倍ほどでかくした感じ.
3倍でたりるかどうか.いや,ホントすごい大きさ.
日本食もたくさんあって,目に映るものから
カゴに入れたくなってくる.
ていうか,ぽいぽいカゴに放りこんでいたら
友達に思いっきり笑われてしまった.
買ったのものは,焼肉のタレ,ふりかけ,シチューの素,
うどんスープなどなど.
50ドル弱使ってしまった.
ていうか,買い足りないわけだけど
ここはセーブ.まだ他にもいくのだから.
買い物が終わったら,続いては
図書館へ.
バンクーバーの図書館は一回行ってみたいなぁ
と思っていたので,念願かなって万歳.
さすがに図書館まではしまっていなかった.
さて,この図書館.
なんで行ってみたかったといえば,
それはさかのぼること数週間前.
ルームメイトと映画を見ていたら
あぁ,これバンクーバーの図書館だよ
との声が.
その映画とは,アーノルド・シュワルツネッガー主演の
SF映画で,The 6th Dayというもの.
クローンに関する映画で,たぶん日本でも何回か
放送されているんではないだろか.
その映画の舞台が,バンクーバーで,
図書館が敵の基地としてでていたのだ.
そんなわけで,行ってみたバンクーバー図書館.
なんとも珍妙な形をしていた.
これが図書館!?というのが感想.
映画のなかなら違和感はないけれど
図書館というイメージからはなかなかでてこない.
ちなみに,今日の写真は正面から見た図書館だ.
して,そのなかは,綺麗でなんとも居心地がよさそうな雰囲気.
日本語のものもあり,小説だけでなく,雑誌に漫画と
観光やめてここに引きこもっていようかと思ったほどだ.
いいもんみた.やっぱバンクーバーはいいとこだなぁと
バンクーバーは僕を嫌ってるなんて思いすぎだと考えながら
図書館をでて,傘をさそうとしたところ,傘がぶっ壊れた.
雨の中,片手にあるのは壊れた傘.
なぜに突然壊れるのか?
やっぱりバンクーバーは僕を嫌っているのだった.
投稿者 カズ : 20:49 | Vancouver | コメント (0) | -
2007年3月1日
バンクーバー-1
昨日は19時半から友達と飲みだして
解散したのは2時ごろ.
ばけ~とテレビを見ながら
ぐだぐだと話をしていたのだが
なかなかいいもんだ.
まあ,一昨日はバンクーバーから
帰ってきた疲れもあって12時間近く寝ていて
昨日はそんなわけで2時過ぎに寝て…
今日起きたのは11時ごろ.
study weekだからという言い訳を使いつつ
これに入る前はがんばろうと思ってたのに
とかちょっと後悔するわけだが,よくかんがえたら
毎年同じようにのんびりとやっているような気がするので
たぶん来年もそんな予感.
さて,バンクーバー.
金曜日にセミナーが終わってから
ちょっと仕事を片付けて,家に帰り,支度.
ウィンザーの郊外になる空港へ向かった.
トロントまで電車かシャトルバスで行ったほうが
格段に安いわけなのだけれども,時間節約のために
そこは諦めた.
飛行機なら1時間.他の交通手段なら4時間以上.
時間が限られているなら前者に限る.
してウィンザー空港について,チェックインを
したわけだけど,ここで,さすがカナダ!という
出来事にであった.
チェックインカウンターにいって
チェックインしたいんですけど,というと
お名前は?ときかれたので,それをつげると
席はどうします?とか預ける荷物はありますか?
とかいう質問が来た.
ここがおかしい.
たしか国内旅行でもIDを求められるはず.
が,ここではIDのIすらでてこなかった.
えっ?IDは??とか思っていたのだが
そのままチケットが発行されたので
それを受け取って,荷物を預けに行く.
ウィンザー空港ではチェックインカウンターで
荷物を預けるのではなく,その隣のカウンターに
自分でもっていって預けるのだ.
これがそのときだけだったのか,それとも
いつもそうなのかはしらないけど.
して,ここで再び驚愕の事実が!!
荷物にX線通してないよ.
と,誤解があるといけないのでいちお詳しく説明するなら
X線の装置はある.
で,大型のスーツケースや段ボール箱なんかは
通していた.
が,小型のスーツケースなんかは
いいから,いいから,みたいな感じで
そのままベルトコンベアーの上へ.
以前,ディスカバリーチャンネルでみた
スーツケースの行方(空港のベルトコンベアーの構造)
という内容では,実際のところ,ベルトコンベアーに
運ばれて目の前から消えた後,奥でも再びチェックしていて
怪しいものはそこでもう一回チェックするといったダブルチェックの
構造らしいので,大丈夫っていえばたぶん大丈夫なんだろう.
それにしても,チェックイン時にIDチェックはないわ,
小型のスーツケースは(とりあえず眼前での)X線のチェックはないわ
なんというてきとーさ.
もちろんセキュリティーチェックはしっかりしていたし
飛行機に乗る前にIDの確認はあったけれど,さすがは
地方のちっさな飛行場といったところか.
フライトは快適.トロントまで50分程度でついて
1時間ぐらい待って,トロントからバンクーバーへ.
本日満席につき云々という放送が何度か流れて
そこでゴタゴタしていたかしらないが,出発が30分以上延びていた.
約5時間のフライトなのだが,あまり寝られない.
基本,どこでも寝れる人間なのだが,
飛行機は例外.
広いとはお世辞にもいえない座席が悪いのか
それともやや肌寒い温度が問題なのか
なんでかわからないけど,飛行機の中は寝れない.
日本からカナダにやってくるときも
たいていずっとおきている.
とはいえ,ここで寝ないとやばいなぁ
と目を閉じていれば,多少はいつのまにやら寝ていて
浅い眠りながら2時間ぐらいは寝れたはず.
そんなぼんやりとした状況で,バンクーバーへ到着.
時差が3時間あるため,23時過ぎに出発したのに
到着は1時半ごろ.
時差ってのは不思議だ.
その時間帯は普通の市バス,シャトルバスともに
ないので,タクシーを拾って,宿へ.
ダウンタウンにあるユースホステルに行ったのだが
これが非常に間が悪かった.
金曜の夜.
ホステルの隣はクラブ.
宿中がズンドコ・ズンドコといった音で支配されていて
僕の部屋はその重低音の響きを十分に感じることができるほどだった.
3時ごろまでそれは続いていたわけで
これはなかなか難儀な問題.
まあ,どこでも寝れる.ただし飛行機は例外.
というわけで,普通に寝たわけだけど.
場所はGranville St.でかなりいいわけだけど
週末泊まる人はちょっと注意したほうがいいかもしれない.
ちなみに平日はしらない.
そんなわけで,バンクーバーに無事(?)到着.
翌日から散策が始まったのだった.
投稿者 カズ : 20:28 | Vancouver | コメント (2) | -
2007年2月27日
バンクーバー-始まり
Study weekが始まった.
つまるところ1週間のお休み.
とはいえ,1週間丸まる休むなんていう行為は
自殺行為にも等しいわけで,土日を含んで
3日間のお休み.
…月曜しか休んでないとかいわないこと.
行ってきたのは,バンクーバー.
で,写真は2010年にバンクーバーで開催される
冬季オリンピックまでのカウントダウン.
積もる話はたくさんあるけれど,
たった3時間の時差がきついのなんの.
ただでさえ寝れない飛行機のなかで
強引に寝た3時間程度が本日の睡眠時間.
そんなわけで,バンクーバー小話は明日から.
今日はとりあえず寝ることにします.
おやすみなさい.
投稿者 カズ : 18:59 | Vancouver | コメント (0) | -