2006年11月13日

最後のLab

今週がいちおLabの最終週.

来週はレビューをする週で
来たければくればいいし
来たくなければこなくてもいいといった感じ.

まあ,来る学生さんがゼロってことはなく
というかむしろ大部分の学生さんがくるわけで,
どっちにしろ僕らTAにとってはLabは来週もあるわけなのですけどね.

さて,今週のLabは最後だってのに
今までのLabで一,二を争う長さになります.

問題の量が多いことにその原因があるわけですが
その分,先週短かったので,多少の残業は
いたしかたないと受け止めなくてはなりません.

ただ内容が数字をいじくったりするのが主な
地球物理系なので,楽っていえば楽.

楽というか,地質-特に写真を見て
そのエリアの特徴を書き出すとかいったものより
はるかに得意としている分野なので,大概の説明は
こなせるところが自分としてはうれしいですね.

ただ学生さん全員が地球物理系を得意としているかと言うと
もちろんそういうわけにはいかなく,
説明に苦戦するときもありました.

こっちとしては,できるだけ丁寧に教えているつもりなのですが
わからないといわれると凹みます.

僕の英語のせいか?と思い,友達のTAにヘルプを求めて,
彼が説明をまた一からするわけですがそれでもダメで,
最終手段はラボコーディネーターに助けて~と泣きつきます.

ラボコーディネーターはさすがといえばさすが.

説明がうまいなぁと思ってなるべくその説明の
仕方を頭に叩き込むわけですが,そんなラボコーディネーターでも
苦戦する学生さんも現れました.

傍から見ていて,明らかにいらついてるなぁとわかるのですが
そこは大人.丁寧に何度も例を出して説明をしています.

放射性年代の問題で,一つパズルがうまれば
後は雪崩式に疑問がとけていくと思われるのですが
なかなかそのパズルがはまらない.

落ち着いて考えれば,むずかしくない問題なのですが
一度混乱してしまうと修正するのが難しい様子でした.

最後は,ちゃんとわかったと思うのですが
なかなかそこまで持っていくのに,疲れてしまいました.

いや,こんなことで疲れていたら
将来,教師や教授やなんにしろ人に教えるという職に
つけねーよと自分で自分を叱るわけですが
でもやっぱり自分がわかっていて,説明もちゃんとした説明を
しているはずなのに,相手がわからないとちょっと
腹がたってきます.

相手は地球科学を専門にしているわけでもない学生さん.

こっちは地球科学を専門に7年(といっても
ここ数年はマグネ系ばかりだけど…)ほどやっている人間.

自分をベースに考えたら,それは明らかに
おかしなことになるのはわかっているはずなんですけどね.

まだまだ修行が足りないのかもしれません.

投稿者 カズ : 23:26 | 留学生活

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