2007年1月31日

独り言

もう1月が終わる.

あっという間だった.

こんな調子でいったらあっという間に
2007年は終わってしまいそうだ.

とりあえず2月の目標は立てた.

新しく始めたサイトの消磁を終わらせて
解析もできたら終わらせる.

たぶんけっこうギリギリの感じ.

この目標を達成するために
必死にがんばろう.

さて,測定を始めたわけだけど
この測定というやつはけっこうヒマだ.

ヒマという言葉は正しくないかもしれない.

なにせ手を動かしていないといけないのだから.

データを見つつ,装置の操作をするわけだけど
2時間もずっと同じ作業を繰り返してくれば
飽きてくるわけで,そこで気を抜くと測定を間違えたりするので
だらっとしないように気をつけないといけない.

ていうか,ヒマなのだ.

MP3プレイヤーなんぞを持ち込んで
音楽を流したいところだけど,それはまずかったりする.

なるべく磁場の発生するものは測定する部屋に
持ち込みたくない.

したら,やることはてきとーに歌を歌うぐらい.

でも,この歌を歌うというのは
けっこうきつかったりする.

だいたい一曲が4分ぐらいなわけで
数時間,頭の中の記憶だけで歌い続けるなんて
不可能だ.

ノリノリになって調子にのっていると,
歌を歌うことでそれにつかれてくることがあるし.

そんなわけで,歌も歌うわけだけど
限界が来るので,なにをするかといえば,
独り言を言っている.

いろんなことをつぶやいている.

データがよくない試料に突っ込んでいたり
データを見ながら,どんな感じになりそうなのか
1人口を動かしていたりと基本,研究のこと.

もちろん腹減ったとか今度なに作ろうとか,
旅行いきて~とか自分の卒業までの道のりとか,
てきとーなことをいっているときもある.

でも,他のことを考えるとそっちに気がいってしまって
測定に集中できないことがあるので,やっぱり
データに関してコメントしていることが多い.

たぶんというかゼッタイに傍から見たら危ない人.

狭い部屋で1人,なんかわけのわからん日本語で
話しながら測定をしている.

相手がいればまだしも,独り言.
で,そこに時々歌声が混じってくる.

うん.自分で書いていて思った.
こんな人,ぜったいやばい.

でも,独り言ってのは,口を動かしているから
眠くなることもないし,そんなにノリノリに
なるわけでもなく,まったりといけるので
独り言に疲れることもなく,長時間の測定には
欠かせないのだ.

明日から,気合を入れて測定に挑む.

ので,測定している部屋からは
怪しげな日本語がひたすらきこえてくるだろう.

きっとその独り言を録音していたら
面白いんだろうなぁ.

やらないけどね.

投稿者 カズ : 01:22 | 留学生活 | コメント (2) | -

2007年1月29日

ラボの採点

自分が1人でやっているラボの
採点を昨日はしていた.

けっこうラボの最中に見てまわるので
なかなかできはいいのだけれども,
できてない人はホントにできていない.

Qestion 2: skipped とかなんなんよ.

スキップすんな.スキップ.
ちゃんと解け.

そんなに難しい問題じゃないし
計算もそれほどややこしくない.

スキップしたらこっちが正しい解答を
そこに書かなくてはいけないではないか.
面倒くさい.

…じゃなくて,いや面倒なんだけど
そうじゃなくて,やっぱり点が取れるところでは
とっておいてほしい.

このラボの学期末テストはけっこう難しい.

過去のラボをしっかりやっとけばとけるのだけれども
応用問題が多いので,ラボでやった課題だけを頭に叩き込む方法では
点数はとれず,ラボをちゃんと理解していないと解くのは難しい.

おまけに毎回,時間が足りないと学生さんに
文句を言われるほど.

そのできは採点をするのが自分なのでよく知っているのだが
どんなに甘くしようとも点数をあげられない状況に
陥ることがけっこうあって,したらそこで重要になってくるのは
普段のラボのでき.

いや,成績にどんだけ組み込まれてくるのかは知らないけど
わずかとはいえチリも積もれば山となる.
ラボの各課題はできる限り正解を出しておくことに損はない.

と,教える側としての意見.

僕の受け持っているラボを取っている学生で
ここを見ている学生なんて100%いないだろうけど.

あぁ,あと,ラボのミニ講義中に,散々ここは
こうやって解いてくださいね.こうじゃないですよ.
といったのに,そのこうじゃない方法で
解答してくれているひとが2人いた.

まあ,他の大部分が僕の言ったことでやってくれているということは
僕の英語にはそれほど問題がないということで,
単純にミニ講義をきいてなかっただけか.

うん.それはそれで,ちょっと凹む.

投稿者 カズ : 22:59 | 留学生活 | コメント (1) | -

2007年1月28日

お好み焼き

今日は日曜日.

なにもせずにのんびりとしたいところ
だけれども,残念ながら,そうはいかなかったりする.

まあ,昨日一日のんびりとしたから
それで十分といえば十分なのだが
やっぱり土日というのはなかなかやる気がでない.

朝というかすでに起きた時点で12時を過ぎていたので
お昼ごはんを食べていると,雪も降り始めてきて
さらに大学に行く気が失せた.

とはいえ,行かないとちょっとまずかったので
気合をだしていったわけだけど.

さて,そんな一日だったのだが
今日はちょっとマジメに料理した.

基本的に夜は料理しないので
料理は朝というか起きてから.

夜に料理をしない理由は単純で
疲れているから.

大学から帰ってきて疲れている中
では一品作ろうか.という気が
全然おきないのだ.

その代わり,朝はまだ行動する前なので
料理をする気力はある.

なので,普段,お弁当を持っていき
夜はなにか簡単に済ますというわけだ.

閑話休題.
今日作ったのは,お好み焼き.

このお好み焼きというもの.

カナダではなかなかお目にかからない.
…と思う.

まずはお好み焼き粉を調達するのが
しんどいところであって,更にかつぶし,青海苔,
お好み焼きソースがこれまた難儀だ.

が,これらがあれば,あとは
キャベツと玉子,肉なりシーフードなり
と簡単に用意できる.

最初の問題点,お好み焼き粉は
日本から送ってきてもらったものがある.

問題があるとすれば,賞味期限が2006年…となっているところだが
カナダにきてから賞味期限はほとんど気にしなくなったので
なにも問題はない.

パッと見,平気そうならなんとかなるだろう.
といったところだ.

で,かつぶしはあるのだが,青海苔はない.

ただ青海苔がないから,お好み焼きを諦めるというほどまでの
存在ではないと思うので,涙をのんで青海苔は諦める.

さてお好み焼きソース.

これはなかなか他のもので代用するのが
難しいわけだけど,これまた手元には
オタフクのお好み焼きソースがあったりする.

賞味期限なんてしらない.
とりあえず,前回日本に帰ったときに買ってきたやつで
業務用だかなんだか書いてあって,1L入りだ.

1Lのお好み焼きソース.

これで何回お好み焼きを食べることができるか
わからないが,これが傷む前にそれだけの
お好み焼きを作るかといえば怪しいところ.

もう粉もあんまないし….

そんなこんなでお好み焼き.

キャベツを刻んで,冷凍のシーフードミックスが
あったので,それを使って,シーフードお好み焼きを作る.

お好み焼きなんていまさら作り方を
説明するまでもないだろう.

ごく普通に,粉に水と玉子入れて混ぜて
キャベツとシーフード入れて,両面を焼くだけだ.

できたものには,オタフクソースとマヨネーズ
かつぶしをかけて,完成.

オタフクソースとマヨネーズのコンビネーションさえあれば
たいていのお好み焼きなんて美味しく食べれるものだと思っているのだが
まさにその通り.

なかなか美味しかった.

が,昼と夜にそれぞれお好み焼きを食べたら
けっこう飽きてきた.

あと1枚.

明日の朝か,それともお弁当で昼.
…弁当でお好み焼きを持っていくのはちょっときつい.
したらば,夜.

う~ん.シシャモといいお好み焼きといい
なんか大量に作って飽きてくるというパターンが多い.
1人暮らしだからしょうがないのだろうか.

投稿者 カズ : 21:47 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月27日

新しい測定開始

新しい測定を始めた.

同じ研究室の友達が測定をそろそろ始めるはずで,
あまりかぶりたくなかったのだが,しょうがない.

その友達は今年の春にPh.D.を卒業予定で
今現在まだ測定が必要というのは僕には
理解できない状況だったりする.

院生以上の人なら4月末にD論審査を予定していて
まだ測定を始めていない試料があるってのは
どれだけおかしい状況かわかるんじゃないか.

そんなわけで,その友達から装置をほぼ独占するけど
ちょっと勘弁してくれ~といわれているのだけれども,
僕もそれを了承している場合じゃなくなってきた.

とあるサイトのデータが論文にできるほど
素晴らしいものじゃなくて,ダメになりそうな
雰囲気が漂っている.

教授と話したときに,リラックスしてきいてくれ.
といわれて,↑のことをいわれたので,
かなりきついんだろう.

で,そのサイトだが,ダメとはいえ
数ヶ月かけて測定・解析したわけで
それを考慮してくれ!…とはいかないのである.

まあ,岩石磁気的なことをやったりして
論文を書けなくはないけれど,研究の本来あったとこからは
けっこうはずれてしまうので,書いたとしても
D論にはカウントされないだろう.

もちろん業績にはなるけれど,
学生のうちは横道にそれるのは避けるべきだと
思っているし,実際にそれた場合どんな結果になるか
それを示してくれる人が目の前にいるわけで
やっぱりやめたほうがいい.

そんなわけで,そのサイトは諦めて
別のサイトに取り掛かり,ムダとはいわないけど
そのダメだったサイトにかけた時間は帰ってこないわけで
卒業までの時間配分を考えると新しいサイトを
猛烈な勢いでやる必要がでてきた.

とりあえずその友達が僕以上に測定を
頑張る必要があるのは,理解しているので
ちょっとは協力して,でもこちらとしても
研究を遅らせるわけにはいかないので,なんとか
時間をぬってやっていきたい.

あぁ,ちなみに新しいサイト.

どんな結果が出るかは誰もわからない.

今できるのはいい結果が出ることを祈りつつ
測定を進めるだけ.

素晴らしい結果とはいわないけれど,少なくても
論文にできるぐらいのものがでてほしいなぁ.

投稿者 カズ : 22:53 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月26日

ラボ-二回目

アレゲなニュースと雑談サイト,スラッシュドットジャパン
毎日見ているのだけれども,おもしろいニュースがあった.

それは,これ

米ゴアデザイン社製の洗面台.
Erosion Sink(侵食シンク).

おぉ,すげぇ素敵だ.
写真を見たらものすごい欲しくなってきた.

たぶん目の前にあったら勢いでかってしまいそう.
んで,掃除がなんだかんだいってたいへんで
面倒になって後悔しそうな一品だ.

でも,ひかれる.
うちの学科で買ってどっかに設置してくれないだろうか.
したらば,最初の数日は面白がって見に行くのだけれども….

さて,今日はラボの日.

今回のラボは長ったらしいもので,
説明しているこっちも疲れる.

ミニ講義といいつつ40分くらいやってしまった.

で,長いとだれるわけで,特に最後の問題が
グラフを使った計算問題.これがけっこう鬼門.

学生の中には講義が長すぎて疲れたから聞いてなかったよ.
わるいけど,ここのところ,もう一回説明して!
と言ってくるような人もいて,これなんて嫌がらせだろうと思うも,
気合を入れて説明して回ったりしなくてはならない.

そんなラボなのだけれども,9枚ある課題のなかで
最初の数枚はかなり簡単.

質問がないかうろうろしていると,
学生のつぶやきが聞こえてきた.

信じられない.これめちゃくちゃ簡単じゃん.
つーか,ありえなくね?ぜったいにおかしい.
簡単すぎるよ.

…実際,これを話してた2人組みは
最後まで残っていたのだけれどもね.

世の中そんなに甘くない.

ていうか,このラボに3時間丸々かかったのは
今年が初めて.

滅多にラボの時間である3時間を使い切るってことは
ないんだけどなぁ.

いちお3時間がその割り当てられている時間だから
それだけかかったっていって文句をいう権利は
僕には全くもってないわけだけど.

でも,なんか先が思いやられる.
そんな雰囲気が漂ってきたラボ2回目だった.

投稿者 カズ : 00:18 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月24日

黄金の豚

海外で暮らしていると
普通に日本で暮らしていてはなかなか
知れなかったことに出会うことがある.

つまるところのカルチャーショック.

初めて海外に行ったときから
いろんなカルチャーショックを受けてきたけれど
これもそんななかの一つのお話.

干支.

中国からきた文化で日本を始め
韓国でも使われているみたいだし
けっこう東アジアでは使っている国も
多いのではないかと思ってしまう.

で,十二支だけれども,いうまでもなく
子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,申,酉,戌,亥
となる.

そして今年はこれまたいうまでもなく亥だ.

この亥が問題なのだけれども,日本では
猪になる.

が,たぶんこれは日本だけ.

中国では豚だし,韓国でも豚だそうだ.

仏教が入ってきて豚を食べなくなってしまった
日本では恐らく豚よりも猪のほうが身近な存在だったからかな
と思うのだけど,とにかく日本は猪だ.

子どものころから亥は猪というのが常識として
あったわけで,そうでなくては困ってしまう.

それが猪ではなくて,豚.

豚.

豚という言葉からどのようなことを連想するか
人によって異なるだろうけれど,恐らく多くの人が
頭に浮かぶのは,あまり美しくなく価値もそれほど高くない
そんな感じではないだろうか.

豚には悪いけれど,自分は豚年生まれ!なんて
なんか人に大声でいえないような気がするのは
僕だけではないはず(ちなみに僕は酉年).

そんなわけで,豚年というのは僕にとって非常に
違和感があるわけだけど,それはそういった文化の中で
育ってきたから.

生まれたときから豚年であり,豚の地位が高いところに
ある国ならば,別に豚年に違和感はないだろうし
そんな人からみたら,僕は奇妙な存在なんだろう.

そんな豚年なわけだけど,どうも今年は一味違うらしい.

…えっとなんて訳せばいいんだろう.

友達の言葉を借りるならば,Year of Golden Pig

ただの豚じゃない.

そう,飛べねえ豚はただの豚.

では飛べるのか?というとそのへんは
怪しいわけだけど,なんと今年の豚は黄金の豚だそうだ.

これが中国に当てはまるかどうかは定かではないが
韓国では,今年は黄金の豚年だそうで,
なんでもこの黄金の豚年は600年毎にやってくるとのこと.

そして,黄金の豚は富と健康を授けてくれる
というわけだ.

なんて素晴らしい.

600年毎にやってくるイベントに出会えるなんて
これはかなり運のいいこととしかいいようがない.

そんなわけでこの豚のお話を教えてくれた
韓国の友達から金色に光った豚の貯金箱を貰った.

残念ながらその貯金箱の豚には羽はくっついていなかった.

たぶん飛べないこの豚さん.

でもただの豚じゃない.
黄金の豚.

次に会えるのは600年後.
そう考えると豚年ってのもすてたもんじゃない.

投稿者 カズ : 23:45 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月23日

シシャモ-その2

今日のお弁当は昨日作った
シシャモの残り.

甘酢かけもどきをお弁当につめて
もっていった.

で,電子レンジで温めて食べるわけだけど
実のところけっこう食欲はない.

別に体調が悪いわけではない.

シシャモの香りがいけないのだ.

実のところを言うならば,昨日はほとんど
シシャモを食べていない.

…よく考えたら食べていた.

7,8匹食べていた.

まあ,40匹のうち7,8匹なんてかわいいもの.

これらは最初オーブンで焼いて試しに食べてみたものが
ほとんどで,その後,オーブンでの作業および
甘酢用にシシャモを焼いた後は,ほとんど手をつけていない.

つまみ食いが5匹.

で,完成した後は2,3匹といったところ.

全部に1時間半ぐらいかけていたわけで
シシャモ5匹ではお腹がもつわけもなく
ご飯を食べたのだが,その時は目の前にできたての
シシャモがあるにもかかわらず,手をつけずに
白菜のお漬物でご飯を食べていた.

というのも,冷凍のシシャモを解凍して,
生の状態のシシャモを洗ったり,調理したりの過程で
めちゃくちゃ台所は魚臭くなり,そして
その匂いに酔っていた.

もうシシャモを口に持っていこうとすると
ムッときてダメ.

そんなわけで,せっかくのシシャモを前に
白菜を引っ張り出してきたのだ.

ただ1日経てばだいぶマシ.

お昼にはいけるだろうとふんでいたのだが
電子レンジで温めたら,再びあの匂いが….

いや,別にそこでホンキで気持ちが悪くなるわけでもないのだが
なんとなく頭に浮かぶは大量のシシャモ.

多少はやっぱり食欲減衰したわけだけど
捨てるのはもったいないし,実際に食べてみれば
シシャモの香りがすれど,けっこう食べれるものには
出来上がっているわけで,不味くはない.

さて,そんなシシャモ.

甘酢がけ.残り5匹.
焼きシシャモ残り11匹.

明日もシシャモ.

たぶん明後日も明々後日もシシャモ.

…納豆に変わるダイエットしていいんじゃないの?

食べて痩せはしないだろうけど,食欲はなくなる.
間違いなく食欲はなくなる.

提唱してみようかしらん.

投稿者 カズ : 23:54 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月22日

シシャモ

お米が切れたので今日は早く帰ってきた.

お店が19時半頃にしまってしまうので
それに間に合うようにしなければいけない.

週末までパスタなんかで食いつなぐことは
できなくもないのだけれども,でも,やっぱ
お米がないと元気がでない.

そんなわけで家に早く帰ってきたわけだけど
こんな日は料理をするに限る.

料理するのは正月前に買った
冷凍のシシャモ.

なぜ冷凍のシシャモ?と思った人もいるかもしれないけど
その理由はただ一つ.

安かった.

けっこうでかい袋で4ドル.

その量から今まで冷凍庫に放置していたわけだけど
いつまでも放置しておいてもなくなるわけでもないので
今日思い切って調理をした.

まずは冷凍庫からだして流水で解凍.

解凍したシシャモ.

まずやることは,洗浄.

なんたってパッケージに,uncleanedって書いてある.

こんなん知ってたら買ってこなかったわけだけど
買ってきたものはしかたがない.

シシャモをどうやって洗うかなんてしらないから
とりあえず,流水で何度か洗いながら,塩と酒と酢を
混ぜたものにつけておいた(2回取り替えた).

さて,たぶん綺麗になったシシャモ.

どうやって料理したらいいんだろう?

思ってみれば冷凍のシシャモなんて日本でも
使ったことがない.

いつも買っていたのは,干してあるやつだ.

う~んと頭をひねるも,たいして思い浮かばないので
オーブンでとりあえず焼いてみることに.

塩を振りかけて焼いたわけだけど
なんとなく物足りない.

したらば,最終兵器の登場.

醤油.

醤油さえかけとけばなんとかなるとは
よくいったもので,これが見違えるほど美味くなった.

というわけで,オーブンで焼くこと
シシャモ25匹ぐらい.

25匹!と思ってはいけない.

これで約半分.

残りのシシャモこれまた20匹ぐらいは
片栗粉をまぶして,たっぷりの油で
炒めることに.

炒めあがったシシャモをお皿に取り
続いてタレを作る.

で,タレ.

頭の中ではピリ辛の甘酢をイメージしているわけだけど
残念ながら甘酢なんて人生で作ったことがない.

したらてきとーにというわけで
ごま油に鷹の爪とニンニクをいれて炒めて
ピーマンを続いて投入.

で,いい感じになったら玉ねぎ入れて軽く炒めて
お酢,酒,塩,砂糖,みりん,醤油,豆板醤で味付け.

お酢を入れた時点でものすごい匂いがたちこめるわけだけど
それにはめげず炒めて,そこに炒め終わったシシャモをいれて
軽く混ぜ合わせたらおしまい.

けっこう辛くなったけど,それなりに
食べれる味に.

まあ,片栗粉まぶして炒めてソースを作って
なんてやるよりも,オーブンで焼いて醤油かけたほうが
おいしかったという事実はぬぐえないけれど.

とりあえず,ルームメイトにもおすそ分けしたけれど
まだまだ調理済みとはいえ20匹近くシシャモが残ってる.

明日から数日はシシャモをお弁当にもっていくことに.

これが終わったら,当分シシャモは食べないだろう.

つーか,カナダ人はシシャモをどうやって料理するんだろう.

売っている以上,買う人がいるはずで
めちゃくちゃ気になる.

投稿者 カズ : 23:12 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月21日

大和

昨日はルームメイトの持っていた
映画を見た.

邦画で,男たちの大和/YAMATO
というもの.

2005年に公開された映画で
知っている人も多いのではと思う.

話の内容はといえば,第二次大戦中に活躍した
…活躍したのだろうか?とにかく活躍した
戦艦大和のお話.

大和を対象にしている映画ということで
ハッピーエンドは期待できないわけだけど
大和そのものは興味深いし,けっこう楽しみにしてみてみた.

で,感想.

う~ん,なんかグダグダ.

あまり内容には深く突っ込まないけれど
現在と回想による過去の描写が織り込まれていて
これがテンポを悪くしているような気がする.

僕個人としては,現在なんてどうでもいいから
もっと大和を描いてほしかった.

大和という戦艦を部隊にしているわけで
もっと大和を取り巻く状況やそこで生活している人間
というものにも興味があったんだけどね.

たいして戦闘に参加していない大和だからこそ
生活環境なんかがもっとあってもよかったんじゃないだろか.

なんかそれはそれでグダグダになりそうだけど
でも,当時の海軍の生活なんておもしろそうではないだろうか.

それかもっと人間描写がほしかった.

要するに中途半端.

話もテンポも全てがそう感じた.

ただ戦争というものを知る上では
見ておいて損はないと思う.

過去を変えることはできないけど
過去から学ぶことはあるわけだし
まったくもってムダな映画ではない.

でも,思うのは,NHKでやっていた
映像の20世紀のほうがおもしろい.

まあ,これは映画だから映像の20世紀と比べるのは
畑違いかもしれないけれど….

映画を見た後は,友達が
こんなん見たら,飲まなきゃ寝れね~といっていたので
その後は一緒に飲んでいた.

そんな映画だ.

投稿者 カズ : 19:24 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月19日

料理の勘

今年に入ってからあんま料理をしていない.

つーか,新年明けてから
スーパーマーケットにいってない.

今まで溜め込んだ冷凍食品および食材が
あるので,実のところスーパーにいかなくても
まだ生きてはいけそうなのだけれども,
やっぱりなんか物足りない.

特に学期が始まってからは,
まともに料理したのは数えるほど.

けっこう料理ってストレス解消になるわけだけど
どうも眠気には勝てずに,もそもそと布団のなかで
している時間が増え,そんなわけで,
料理する時間が減り,その繰り返し.

そんなだらけた1月なわけだけど
今週はちょっとだけ料理を頑張った.

今週作ったもの.

焼きそば,豆腐のあんかけ.

以上.

改めてみるとダメダメだ.

今週はそれでも2回も料理したわけだけど
だいたい焼きそばって胸をはって料理をしたか?
ときかれると困ってしまう.

ちなみに先週は焼きうどん.

こう見るとやっぱ今週は頑張った.

そんなだらけてばかりもいられないので
今日は珍しく夕食の支度を.

今日のメニューは,親子丼.

賞味期限が昨日切れた玉子があるので
それと冷凍してある鶏肉,ネギ,買い置きのある玉ねぎ
で準備は万端.

親子丼なんててきとーにやればできると
信じているので,てきとーに作って,
味を確かめるとこれがうまい.

やっぱなんとかなるもんだなぁと思いながら
ご飯の上に乗っけて食べてみると,

…見事に味が薄かった.

丼ものだから濃い目に作らないと
おいしくない.

わかっていたはずなのに,すっかり忘れていた.

やっぱり料理はしてないとダメだ.

来週は頑張るとするか.

投稿者 カズ : 21:21 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月18日

ラボ-1回目

今日から別のLabが始まった.

このラボは過去2回受け持ったことがあるやつで
課題の答えはあるので,楽っていえば楽.

ただ1人で受け持っているので,だるい.

特に今学期は16人もこの授業,すなわちラボを
取っているのでそれを1人でやるってのは,けっこうしんどいもの.

個別の質問がくると,てんやわんやの大騒ぎになる.

とはいえ,過去2回の経験は大きくて
英語も多少だが慣れてきた.

課題に取り組む前に説明をするわけだけど
そのミニ講義の時間は以前より長くなっているし,
その分個別の質問が減っている…と思う.

まだ今日が初めてだから,怪しいところはあるけど.

さてそんなラボなのだが,このラボは
けっこう計算とかが多かったりする.

で,計算とくれば見せ付けてくれるのが
ゆとり教育カナダの教育の結果.

別に全員が全員できないというわけではない.

学生さんの中には,今まで地球科学なんてマジメにとったことないし
岩石とか全然わからないけど,計算だったら得意!という人もいる.

いるけど,逆に計算が全然できない人もいる.

もうね.お願いだから,分数の計算ぐらいできてください.

分数の引き算で分母を合わせているだけなのに
それをなんで?とかきかないでください.

xの一次方程式ぐらいといてください.

(x+y)^2 (^2: 2乗)ぐらいさらっと答えてください.
なんでいちいち説明しないといけないんですか.

この授業はたしか2年生を対象にしてるはず.

別に地球科学科しかとれないというわけではないが
基本的に理系の人がとっているはず.

あぁ,恐ろしや.恐ろしや.

日本の教育現場はだいじょーぶだろうか.

投稿者 カズ : 21:26 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月17日

20ペンス

なんかその場のノリじゃないけれど
そんなんで自分の仕事を増やしてしまった.

学会に関することなのだが,なんか
こんなノリで生きていくといつか
過労死するんじゃねーかと思う.

まあ,今回のはそこまできつくないから
気合をめちゃくちゃいれてやるだけだけど.

さて,今日,お茶を買いに行ったときのことだった.

いつもどおりのLarge green teaを買って
その代金,1.34ドルを払おうと小銭入れを覗いたとき
ふとなにかが違う硬貨を発見した.

うん?と思い,とりあえずその場はお会計を済ませて
院生部屋に戻り,その硬貨を見てみると何かが違う.

その違和感の第一歩は,その形.

丸くない.

丸くないければ,四角か三角か?となるかもしれないのだが
そんなことはなくて,いちお丸い.

丸いのだが綺麗な円ではなく,多角形.

こんな硬貨はカナダにはないはずだなぁ
と手に取って見てみると,そこにはどこかでみた
女の人の顔があった.

あっ,この人はもしや?とそこに書かれている
単語を読んでみたら,

ELIZABETH II

と書いてある.

エリザベス2世?あのエリザベス2世だよなぁ.

ていうか,これいくらなんだ?と裏返してみれば
twenty penceの文字が….

20ペンス!?

ペンス・ペンス・ペンス…
と記憶を振り絞りこの硬貨がどこからきたか
推測した.

って,まあ,エリザベスⅡってところで
選択肢はけっこう狭まるわけで,単純に考えて
イギリスってことだろう.

ちなみにペンスはペニー(Penny)の複数形だそうだ.

意外にもというか知っている人もいるかもしれないが
このペニーというやつは,カナダでも使われている単語.

ただイギリスとは違って,カナダでペニーといったら
それは1セントを指すことになる.

ペンスは…今まで聞いたことがないし
たぶん使われていない単語だろう.

閑話休題.

どこぞで紛れ込んだこの20ペンス.

カナダの5セント(ちなみに5セントはニッケルと呼んでいる)に
似てなくもないので,きっと5セントと間違えられて
渡されたんだろう.

ちなみに1ポンドは2.31カナダドルらしい(236.79円;07年1月16日18時半現在).

ということは,20ペンスは46セントぐらいか.

おぉ,これはめちゃくちゃ得じゃないか!

もし25セントと間違えられて渡されたとしても
まだまだお得!!

…って,所詮カナダじゃ使えない金を渡されても
そんなものその辺に転がっている石ころと同様
価値なんてありゃしない.

まあ,わずか5セントの損で,今まで見たこともなかった
硬貨を見ることができたのはよかった.

それに5セント以上のワクワク感は貰ったし,
そう考えるとずいぶんお得な20ペンスだった.

お財布の中に大事にしまっておくとしよう.

いつか誰かにこのやられたドキドキ感を
譲り渡せる日がくるときまで.

投稿者 カズ : 01:08 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月16日

Baked Portuguese Chicken

1月になってようやく冬らしくというか
寒くなってきた.

久々の氷点下の世界.

この寒い冬があるからこそ,春を夏を秋を
存分に楽しめるんだろうけど,別にそんなことは
どーでもいい.

暖冬万歳.

早く春にならないかなぁ.

さて,今日は友達と晩御飯を食べに
大学近くのお店へいってきた.

ここは大学付近で一番おいしいんではないかという
お店で,名前はたしかeros(エロス).

…別に怪しい店ではない.

アジア系の料理がおいしくて,カレーなんぞも
日本のカレーとは異なり恐らくココナッツミルクを使ってある
タイ方面のカレーなのだが,けっこういける.

またカツ丼や親子丼などもあり,この再現率は
どっかの怪しい日本料理と看板を掲げている店よりも
高かったりするほど.

どのメニューを頼んでも無難においしいし,
ボリューム満点なのだが,不満な点が一つだけある.

お値段がやや高いのは味を考えたらそれはそれでよくて
その不満点とは,開店時間.

このお店.19時にしまる.

つまり,ラストオーダーは18時半頃.

普段の僕の夕飯の時間は20時や21時というわけで
このラストオーダー18時半と言うのは猛烈に早すぎる
というわけだ.

つーか,普通におかしいでしょ.
19時閉店って.

日本でも中々ないと思う.

そんなエロスだが,やっぱりおいしいので
お腹が減っていればたまにはいき,今日はそんな
たまにに入る日だった.

お店に行き,さてなにを頼もうか
と思案していると,なにやらメニューに
不思議なものを発見.

…あっ.メニューが思い出せない.

えっと,たしか,Baked Portuguese Chicken
こんな名前だった.

お値段は8ドルぐらい.

Baked Portuguese Chicken.

頭をひねるもこの料理がどういったものか
さっぱりとわからない.

名前の中にポルトガルというのが入っているわけで
そこから想像してみようとするも,実際のところ
ポルトガル料理を一つでもパッと思いつくかといえば
何一つ思いつかないわけで,このメニューからは
この料理がなにかなんてさっぱりとわからなかった.

わからないのなら,頼んでみよう.

少なくても鶏肉を焼いたなにかではあるわけだし
めちゃくちゃ失敗するわけはない.

そんなわけで,注文したのだが,
目の前に現れたものは想像を大きく外したものだった.

カレー

いや,ホントにカレーが出てきたのだ.

見た瞬間,カレーとわかるもの.

普通のカレーと異なるのは
グラタン皿に入っていて,ご飯の上全体に
カレーがかけられていること.

皿が熱いから触らないでねという注意をうけたので
それに気をつけながら食べてみると.

やっぱカレー.

辛い!というマークがついていたけれど
その味は,ココナッツミルクがたっぷりとはいった
まろやかなカレー.

もっと辛くてもいいのだけれども,おいしい.

最初はカレードリアみたいなものかと
思っていたが,食べてみてわかったのは
ご飯の上にカレーがかけてあるだけと言うことだ.

で,鶏肉は,鉄板で焼かれたものが
ご飯の上に切って乗せられていて,これがまたうまい.

鶏肉の焼けた香ばしい香りとまろやかなカレーが
非常にあって,うまいうまいとあっという間に
平らげてしまった.

非常においしかったわけだけど,
これが本当のBaked Portuguese Chickenなのだろうか.

この中間にあるポルトガルという言葉に
あまりとらわれてはいけないのか?

それともやっぱり重要な要素なのか.

とすると,自動的に,ポルトガル料理=カレー
というへんてこな図式が僕の頭にできてしまうわけだけど
これがもし違っていても僕のせいではない.

投稿者 カズ : 00:42 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月14日

歴史的仮名遣い

昨日は友達(ルームメイト)の誕生日パーティー.

サプライズ・パーティーにしようと
いろいろ考えて,いちおサプライズにはなったのだけれども
時間がない中いろいろ考えたために一部ぐだぐだに.

三文芝居までして余分なサプライズを作り出したりしたのだが
まあ,うまくいったのでよしとしよう.

反省は時間がなさ過ぎたこと.
次もしやることがあれば,もっと前から
念入りに作ることにしようと心に誓ったのだった.

さて,週末はコインランドリーに行くのだが
洗濯をしている間,たいてい本を読んでいる.

もちろん日本語.

友達から借りている本もあって早く読まなくちゃ
という思いもあるのだけれども,その前から読み始めているのが
あるので,まずはそれを読み終えてから.

で,その本とは,阿川弘之の断然欠席という本.

エッセイ集なので,気軽に読めるし,一話一話は
それほど長くもないので,洗濯の時間にちょうどいいのだ.

非常に面白いのだけれども,これを人に勧めるかといえば
ちょっと躊躇してしまう.

その原因の一つが,現代仮名遣いではないということ.
つまり,歴史的仮名遣い.

…たしか歴史的仮名遣いというはずだ.
この辺の国語の知識は乏しいのであまり自信がないのだが
記憶では歴史的仮名遣いと言うはずだ.

例えば,次のような文章.

--引用
私が自己流で考へた,アメリカの食ひ物の不味い原因は,
次のやうなものである.
--ここまで

この一文でだいたいどんな仮名遣いか
わかってもらえるでしょう.

で,僕がこのような文章をすらすらと読めるかといえば
実のところ苦手な分野.

もともと古典が大嫌いで文系を諦めたような
人間なので,苦手という単語の上に大がつくほど.

なにせ大昔になるがセンター試験では
国語の中の古典は考えてもさっぱりとわからないので
すべて勘でやったほどだ.

ではなぜこんな文章の本を読んでいるかといえば
なぜか読めてしまうという全然答えになっていない答えしかでてこない.

これが非常に不思議なのだが,この本に限っては
苦もなく読めてしまう.

あ~読みにくいなぁというのがなぜでてこないか
そこは謎なのだけれども,それは日本語の文に飢えているからだろうか.

そうでなければ理由が思い浮かばないのだが
しかしこれはよいことであって,なんだこれ?と頭を
ひねりながらエッセイを読んでいてはストレスが溜まるばかりで
それならば小難しい現代仮名遣いで書かれている純文学でも
読んでいたほうがマシというもの.

いま単行本の半分ぐらいまできたわけだけど
全部読み終えるころには多少は歴史的仮名遣いを
使いこなせるようになってるだろうか?

いやなったからどうとかそもそも勉強するきも
たいしてないのだけれども,知識としてあるのは悪くないかと.
幸いなことに阿川氏は綺麗な文法らしいし….

投稿者 カズ : 22:56 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月12日

日本語と学会

サンプリングの予定がなんとなく
たってきた.

とりあえず5月は猛烈に忙しく
なりそうな予感.

サンプリングがあって,日本にも所用で帰って
たぶんついでに学会.

で,ここでなんの学会?と思った人もいるかも
しれないので,それについて.

5月の終わりに,AGUの Joint Assembly というのがあって
これが例年,アメリカはボストンで行なわれていたそうなのだが
なんと今年はなぜかメキシコはAcapulcoという場所になった.

まあ,他にも GAC-MAC conferenceというのがあって
こちらはカナダのイエローナイフで今年は行なわれる.

とりあえずどっちかで発表をしようということに
なっていたのだけど,問題があって,メキシコもイエローナイフも
旅費がけっこうするということ.

ボストンなら比較的簡単にいけるのに,なんで今年に
限ってメキシコなんだという思いもあるのだけど
もう決まっているものはしょうがない.

で,どうしようかという話になったときに
とりあえずうちの教授がメキシコに乗り込むから
そんときに僕の作ったポスターも持っていってついでに
説明してくれるということになっていた.

これは教授も共著者なので全然問題ないのだが
なんか僕も学会に行きたい気分.

というわけで,あれやこれと頭を悩ませていると
一つ可能性があるのを発見.

そう,それは,日本.

日本地球惑星科学連合2007年大会

というのが5月の末にあって,これは
日本の地球科学系の学会では,たしか最大のもの.

もちろんそこには古地磁気セッションもあるわけで
僕も参加できるはずだ.

そんなわけで,教授に相談.

幸いなことにというか当然と言うか
英語のサイトもあるので,それを見ながら
時間があればここに行きたいんですよ~
みたいなことを伝える.

したらば,OKの返事.

さらに,せっかくだから日本語でやってくれば?
ということ.

あと日本語ならポスターじゃなくて口頭発表でも
まったく問題ないよね.まあ,そのへんはお好きにどうぞ~ということで
とりあえずどっちかで発表はできそうだ.


……
あっ,大きな問題発見.

日本語ってことは誰に添削を受けたらいいんだ?

うちの教授は日本語なんてわかるわけないし
どうしたらいいんだろう.

この前の日本語検定で発覚というか再認識したとおり
僕の日本語レベルはけっこうやばいことになっていて
さらに論文なり発表なりの科学系の日本語なんて
ここ3年ぐらい使ってない.

最後にしたのは僕がまだ富大で院生していて
中間発表用の原稿および後輩の卒論の添削をしていたころか.

あきらかにムリやん.

さらに問題はあって,それは鉱床系の単語の日本語を
知らないということ.

鉱床学なんてものは日本で勉強していないから
こっちでつまり英語で勉強した.

なので英単語でいってくれれば意味がわかるものの
それを日本語で…となるとさっぱりとその適切な
訳がわからないという状態に.

あぁどうしよう.

せっかく日本の学会にいけるチャンスがあるというのに
日本語の不自由さに困るなんて.

でも教授に日本語よくわかんないので…とかいうのは
ちょっと日本人としてダメっぽい気がする.

新年早々悩むことが多くなりそうだ.

投稿者 カズ : 23:20 | 留学生活 | コメント (2) | -

2007年1月11日

日本語

ヤフーでもニュースになっている
ジャストシステムの日本語検定
(2月28日まで)

たしか1回目もやって,その結果を
雑記に書いたかどうかは記憶にないが
せっかくなので,2回目もやってみた.

…なんかむずかしくなってるよ.

1回目はけっこうわかったのだが
今回は気合をいれないとやっていけない.

正解はどれだぁと頭を抱えながら
といた結果,点数は59点.

えーと,…平均点は65点かぁ.

いやいやもうカナダに住んで2年以上経つわけだし
総合平均と比べてもしょうがない.

ここは海外在住というカテゴリーでみなければ.

…63点か.

まあ,いいや.平均に近い近い.

高校2年からまともに国語なんて勉強していないのに
こんだけとれたのだから全然問題はない.

でも,なんていうか,あれだ.
日本で社会復帰はできねーな.

もうちょっと詳しく見ると,グラフで
マナーが最高で,それに敬語が続くできのよさ.

なんでだろうね.敬語なんて一番苦手なのに.

つーか英語の文法のほうが日本語よりも
よくわかるような気がしてならない.

これは別に英語圏に住んでいるからではなくて
TOEFLのために必死に英文法を勉強したから.

日本人として母国語の文法よりも外国語のほうが
よくわかるってどうなんだろう.

大丈夫なんだろうか?自分.

って,僕の日本語がおかしいのは昔から.

よく考えたら今日に今日始まったことじゃない.

まあ開き直ってもしょうがないっていえばしょうがないが
でもプラス思考.

マナーと敬語のできがいいってことは
なんとか目上の人とも話ができるってことではないか.

うん.これだけあれば十分.

とりあえずこれらの力が落ちないように気をつけなと.

どうしたら落ちなくなるかはわからないけれど….

投稿者 カズ : 02:25 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月10日

ミーティング

昨日は教授が所用があったとかで
大学にこなかった.

というわけで,今日がサンプリングの
ミーティング.

これが初めての計画書とあって
ドキドキしていたけれど,大筋で合格点は貰った.

ていうか,教授もちゃんとサンプリング計画書を
つくってあって,それと見比べながらのミーティング.

教授のものと比べるとやはり具体的な部分がかけていたし
一部僕に抜けている部分があったけれど,古地磁気のサンプリング
としては基本は押さえていたし,どんだけとってくるかという
数もいちおほぼ一緒だったこともあってほっとした.

ただ具体的という部分がやはり大きなところ.

例えば褶曲テストという古地磁気の中では
重要なテストがあって,これは要するにその測っている
石のなかの磁石の方向がどれだけ安定か?というのを確かめる
テストなのだけど,その説明が違う.

僕はここの褶曲の西翼と東翼から何個という書き方なのだが
教授の書き方は,○○方向にXX度以上傾いているところから
何個という風になっている.

どちらがよりわかりやすいかといえば,もちろん教授の書き方.

さらに僕の書き方だといちいちどの褶曲か指定しないといけない
わけだけど,教授の書き方ならばそんな必要はない.

ほかにも一部で違うところはあったり,僕が見落としていた部分が
あったりしたわけだけど,だからといってめちゃくちゃ凹むことはない..

こういったところも見る必要があるのか.とか
こうやって計画書を作ればわかりやすいのか.とか
いろいろ勉強になったし,これが次のサンプリングに生かせれば
全然問題はないだろう.

むしろ細かくいろいろ教えてくれる教授の姿勢に
感謝しきり.

ただやっぱりサンプリング自体にはドキドキしている..

というのも,やっぱり1人でいくことになりそうで
現地の地質屋さんとは合流するわけだけど
一般的にいって終日僕にくっついていることはないそうだ.

向こうは向こうで仕事があるので,普通は
そのサンプリング場所につれてっていってくれて
そこで30分から1時間ほど放置.

その間にサンプリングを終えて,したら
迎えに来てくれて次の場所へ移動.

という繰り返しらしい.


これはまずい.

つまるところ,ホントに1人でサンプリングを
しないといけないということ.

いやもともと地質学者にサンプリング自体は
期待していないが,なんていうか,岩とか鉱物とか
そのへんは僕は苦手なので,アドバイスなんかを
貰いたかったのだけど.

これは責任重大.

つーか,疑問に思うのだけれども
現地の地質学者とはどこで落ち合うんだろう.

普通に考えたら,その会社で働いているわけだから
鉱山会社か.


……
ってことは,まさかそこまで1人で行かないといけない!?

方向音痴で有名な僕が,初めての場所を
レンタカーで行く?

なんか途端に不安になってきた.

サンプリングよりもやばいんじゃないだろうか.

どうなることやら.

まだ日程も決まってないし,現地の
地質学者にも連絡をとってないので
詳しいことはいえないけれど,一波乱ありそうな
サンプリングとなりそうだ.

投稿者 カズ : 02:07 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月8日

Flight 93

今日は今年に入って最初のお弁当を
作った日.

2007年初弁当となれば気合が入る
…とはいかず,というのも,9時半から友達の
修論発表があったので,それに間に合わせるために
手抜きのお弁当.

家から送られてきた荷物のなかに,簡単ビビンバの素
というご飯を炒めてこの素を混ぜればビビンバの完成
という素晴らしきものが入っていたのでそれを作った.

肝心のビビンバはというと,具はスズメの涙ほどで
ビビンバ風味,すなわちコチュジャン風味の炒めご飯と
なっていたわけだが,おいしかったのでよしとしよう.

そんなわけでお昼はそのビビンバ風味焼き飯を食べたわけだが
ふと思ってみると今日の食はダメダメ.

まず,朝.

ご飯に明太子.

お昼.

ビビンバ風焼き飯,りんご

おやつ

ポテトチップス

夕食

冷凍の焼きおにぎり2個.

この冷凍の焼きおにぎりがうまいんだ.
さすが日本製.多少高かったけれど
醤油の香ばしい香りもあいまって,めちゃくちゃうまい.

…って,ちがう.そんなことじゃなくて
よく考えたら今日は炭水化物しかとってない.

いちお毎日,総合ビタミン・ミネラル剤を飲んでいるが
そんなものは気休め程度だろうし,全然ダメな一日だった.

お米大好き人間だからけっこう満足はしているんだけど.

明日は肉と野菜をがっちり食うとしよう.

さて,今日は友達の修論発表があった関係で
早く大学に出かけたので,少々早めに帰ってきた.

家に帰り,焼きおにぎりをレンジでチンして食べつつ
テレビをつけ,どんな番組があるのかしらんと
テレビガイドを見てみれば,なんとなく興味深い映画名を発見.

って,いま調べてみたら映画じゃないみたいだ.

テレビガイドでは映画みたいな感じだったんだけど
う~ん.まあ,いいや.

それは,Flight 93 というもの.

映画は United 93 というのか.

このUnited 93というのは見たことがないので
Flight 93とどれだけ異なるのか.それとももしかしたら
題名が異なるだけで同じような内容なのか知るよしもないが
えーと,wikipediaによるならば,Flight 93 とは
テレビ用の映画(film)ってことらしい.

さて,この映画.

知っている人もいるかもしれないが,
アメリカ同時多発テロに巻き込まれたユナイテッド航空93便に
焦点を当てたもの.

93便は国会議事堂もしくはホワイトハウスを標的としていたが
失敗し,ピッツバーグ郊外に墜落した.

詳しい話はwikipediaでも参考にしてください.
日本語リンク.もっと詳しくという人は,英語リンク

こういったドキュメンタリーものは
例えば乗客が地上にいる家族への電話で
ものすごい泣きそうになるので,
あまり得意な分野ではないのだけれども,
最初から最後まで見てしまった.

これの感想を書いてもいいのだが
どうしたらいいか正直なところよくわからない.

飛行機の中で実際になにが起きていたかを
知るよしはないけれど,この映画で描かれていることに
近いことが実際に起きたとして,なにをいえばいいのだろう.

自分がこの状況になったら?
もし残された家族の1人だったら?
はたまた,なぜこんなことが起きたのか?
セキュリティーの問題.宗教的な問題.

いろいろありすぎる.

あぁ,バカ話としてなら,テロリストの
1人,へたれすぎというかこのテロリストなってねー
というのもありか.

見て楽しい映画ではないし
どうなんだろう.

家族との頻繁なやりとりなどが頻繁に出てきて
あの日,93便になにが起きたかという
一つの説を詳しく知ろうとするならばその興味は満たされると思う.

映画に近いことが起きていたとすれば
彼らの行動は多くの人命を救ったことになり
死ぬことがほぼ決まっている中での勇気ある行動に感服する.

僕の個人的意見としては,スクランブル発信した戦闘機が
迎撃した可能性も捨てきれないのではとも思うわけだけど,
どっちにしろ多数の人が犠牲になったわけで,犠牲者の
冥福を祈るばかりである.

それにしてもCMもあったが,あっという間に
終わってしまった感があった.

そんだけのめり込めたということだろう.

今年最初の映画がこのFlight 93.
さて次はなにを見ることになるんだろうか.

投稿者 カズ : 23:56 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月7日

計画書

目が覚めれば14時過ぎ.

これも昨日は4時ごろまで起きていたためだけど
それにしても10時間は寝ているわけで,まだまだ
冬休み気分はぬけない.

まあ,土日だから許されるのかもしれないけど.

ちなみに4時過ぎまで起きていたのは別に勉強していた
わけでもなんでもなくて,ルームメイトと話をしていたり
ゲームをしていたため.

まあ,土日だし….

そんな昼過ぎに起きた今日は昨日同様まったりしたかったのだが
明日までにやることがあるので,重い腰を動かして大学へ.

たぶん明日の朝一で大学に行けば教授がくるまでに
終わらせることはできるんだろうけど,やっとかないと
なんとなく精神的に休めない.

新年早々だらけてばかりでもと大学へ行って
論文読みの作業へ.

去年はNewfoundlandへサンプリングへいってきたわけだけど
今年もいちおサンプリングの計画はあったりする.

まだ本格的に決定したわけではないけど
うまくいけば2つ.少なくても1ヶ所はたぶん行くことになる.

で,このサンプリング.

去年までのサンプリングと大きく異なる点がある.

それは恐らく僕が1人で行くということ.

一昨年のユーコンは教授は来なかったけれど,
この研究室の卒業生で現在某大学でラボコーディネーターを
やっている人が助っ人でやってきた.

今回は教授が来る予定はなく,またそんな助っ人が来る予定もなく,
僕1人でいって現地で向こうの地質学者と合流してサンプリングという
流れになりそうだ.

これがもうものすごい緊張となっている.

地質学者ってのは地質のエキスパートなわけだけど
マグネはあんまりというか全然…というのが普通なわけで,
つまりこっちがやりたいこと,狙っているものを明確に示さないと
サンプリングは失敗となってしまう.

サンプリング失敗.

これだけは何をしても避けなければならないわけで
そのために,教授からまずはなにを狙いにどんだけ
サンプリングしてくるか考えとけといわれていて
それのミーティングが明日なのだ.

この地層のこの場所付近から○個みたいな計画書を立てたわけだけど
はたしてこれでいいのかどうか.

金曜日に教授とちょっと話をして自分の考えがおかしな方向に
いってないか確かめて,いちお外れてないことは確認したわけだけど,
やっぱり緊張する.

って,将来独り立ちしたら,教授に相談とかできないわけだよなぁ.
全部自分で選んで決めて実行するわけだ.

もちろん現地の地質学者とは協力するわけだけど
マグネ系は全て自分で決める必要がでてくる.

こんなことで緊張してたらやっていけないわけか.

…でも緊張する.たぶんそれは圧倒的な経験不足.

今回のサンプリングがいい経験になるんだろう.

うまくいっても失敗してもいい経験に間違いないが
成功するに越したことはない.

まずは明日.
こんなんありえないみたいことをいわれないように頑張ろう.

投稿者 カズ : 19:53 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月6日

チキンラーメン

昨日,この安藤百福さんが亡くなられた
というニュースを見たのだが,これはけっこう
ショックだった.

昨日は一昨日食べたインド・パキスタン料理が
まだなんかお腹に残っている感じがして
あまりお腹がへってなく,それでもなんか食べようと
食べたのが,チキンラーメン.

大学に行ってこのニュースを見て
驚いたわけだけど,このインスタントラーメン
という存在を幾多の苦難を乗り越え
作り出してくれた安藤さんには感謝しきりだ.

実家の静岡には日清の工場があって
そこで開かれた催しにも出かけたことがあり
そこで貰ってきたのか,はたまた買ってきたのかわからないが
家には安藤百福の半生というかいかにして即席めんを
作り出したかという本(漫画)があって,読んだこともある.

いやホント素晴らしい発明だと思う.

これがなかったら,カナダじゃ生きていけないだろうし.

世界中でこの即席めんというのは売られていると思うし
あまり美味くはないがカナダでもカナダ製の麺が売られている.

日清のカップヌードルも手に入るのだけど
お値段が少々高いのでいつも別のメーカーを買うわけだけど
たまに食べるチキンラーメンの美味さは格別だ.

…とここまで書いて思い出した.

昔,食べ物コーナーでネタにしようと思って
いろんなインスタントラーメンをレビューしたんだ.

途中でネタとしてどうなんだろうってお蔵入りしているわけだけど
せっかくだから時間があるときになんとかしてみるか.

閑話休題.

生ラーメンにはもちろんその味は劣るわけだけど
特にチキンラーメンなんて生にはできない味がそこには
あるわけだし,日持ちなどといった面では大きなアドバンテージが
あり,やっぱり即席めんというものの発明は
ノーベル賞に値するぐらいの発明と思う.

さて,安藤さんの亡くなった歳は96歳.

96歳.

大往生といっていいだろう.
したらば,悲しむのは筋違いといったとこか.

素晴らしい大発明に感謝感謝.
ありがとうございました.

投稿者 カズ : 20:53 | 雑記 | コメント (0) | -

2007年1月5日

パーティー

友達に赤ちゃんが生まれたということで
その記念パーティーにいってきた.

パキスタン人の友達で母国では
大学でエンジニア(だっけかな?)として働いていて
その後いろいろあってこっちの学位が必要となったため
院生をやり直している人.

んで,そのパーティー.

18時開始ということをきいていた.

まあここはカナダだし18時ぴったりに
始まることはねーなという考えのもと
他に誘われてた友達と一緒に会場に行ったのは
18時10分ごろだった.

雨が降っていたので豪華にタクシーを
使っていった.

会場に着くと,まだ人は閑散としていて
その友達はホワイトボードにWelcomeとか書いている
最中だった.

ちょっと話をしていると奥さん登場.

赤ちゃんをつれていて,見てみると
かわいらしい.

それはいいのだが,驚いたことに
この赤ちゃんで子どもが4人目と言うこと.

…あんた昔は働いていたかもしれないけど
いまは学生やん.よく4人も育てられるなぁ
とは僕の心のつぶやき.

これはすごいことだと思う.

普通に働いていても4人も子どもを持つってのは
なかなかしんどいことではないだろうか.

少子化のこの時代にたいしたもんだと
思いながら,席に着く.

しばらくすると他に招待されている人がくるわけだけど
これがすごいんだ.

なにがすごいって,みんな中東の人.

たぶんパキスタン人とインド人が90%以上.

英語でない言葉(たぶんヒンドゥー)がメジャーなこの会場では
会話に入っていくのは至難の技.

というわけで,エジプト人の友達とインド人の友達の
彼女さん(インド人)と話をしている.

インド人の友達は彼女さんにここだけは勘弁して
といって他の机に移動して現地の言葉で話をしていた.

待つこと1時間.19時を過ぎたあたりで
ようやく人が集まりだしてくる.

さらに待つこと30分.

主役の友達がやってきて,あと5分か10分.いや45分までには
始めるからもうちょっと待ってといわれる.

んで,けっきょく料理にありつけたのは
20時過ぎのこと.

あぁ,基本的にパーティーといっても
料理を食べて,雑談をして終了といった感じ.

赤ちゃんを見たい人はかってに見てみたいな感じで
友達の挨拶もなければとくにこれといったものはない.

料理はラム料理でけっこうおいしかったといえば
おいしかった.

ラムの匂いは別に苦手としているわけではないので
平気だが,もしこれがダメだとすると,サラダと
煮豆しか食べるものがないわけで,ぞっとする.

料理を食べたら,友達に挨拶をして
再びタクシーで大学へ帰っていった.

ここまでの文章を読んで楽しそうだと思った人が
どれだけいるかわからないが,まあ,ご飯にありつけるのに
2時間ほど待っているわけでそのへんはあれ.

でも,友達のお祝いだし,それに
おもしろい部分は見えたからよかった.

おもしろい部分とは,インド・パキスタンの文化
…といっていいのだろうか.

彼らの文化というにはあまりにも僕は無知なわけだけど
今日見た感じではこんなことがいえる.

友達が招待していた人は大学の人ではなくて
ほとんどがここウィンザーで働いている家族の人たち.

家族できているわけだけど,その席の取り方が
変わっている.

男は男で固まり,女は女で固まる.

基本的に子どもはほっぽかしているが
面倒を見ているのは女性軍.

家族で来ていても綺麗にパッとわかれて
机に向かう.

んで,これが不思議だと思ったのだけど
男は会場に入ってくるとそのまま男がいる机に向かっていく.

おかしくない?

このパーティーは友達のお子さんの誕生を
お祝いしてのもの.

したらば,まずは奥さんのところにいって
赤ちゃんをみて,なんか会話を交わすのが
普通ってもんではなかろうか.

あともう一つは,食事の取り方.

バイキング形式だったわけだけど
まずは男が取りに行く.

男性陣が取り終わったところで,続いて
女性陣+子どもといった流れ.

インド人の友達曰く,これは伝統みたいな
もんなんだよね.だが,彼は小声で僕らにだけ
聞こえるような感じでいったので,きっと
タブーに近いのだろうか.

人の文化にあれこれと口を出すのは好きではないのだが
思うにここはカナダ.

自分達の文化・精神を守っていくというのは大切なことだと
思うのだけど,でも,この男性が先ってのは
そんなに守り通す意味がある重要なことなのだろうか.

別にレディーファーストにしろといっているわけではなく
てきとーに好き勝手にすればいいのにというのが
僕の考えだ.

所変われば品変わる.

まさにそんな感じのパーティーだった.

投稿者 カズ : 00:44 | 留学生活 | コメント (2) | -

2007年1月3日

三が日

さすがというかやっぱりというか
ここはカナダだ.

12月29日に大学に来たときは
人なんてぜんぜんいなかったわけだけど
今日はけっこういる.

といっても,学生ではなくて
教授陣や院生のお話.

年末はうちの研究室しかいなかったわけだけど
今日になったら教授陣はほぼ全員きているし
院生もちらほら見かける.

秘書の人もきているし,もう平常通りの
運営がされているといっていいだろう.

こっちはクリスマスは休むけど
正月休みは基本1月1日だけ.

元旦を過ぎればもうそれは平日であって
日本のように三が日はお休みといったことはない.

ないから大学にこなきゃいけないわけでもないのだけれども,
というのも,いちおまだ授業は始まっていないわけで
休み期間中ではあるのだが,たぶん院生にはそんなことは
通じない気がする.

そんなわけで,のんびりと論文を読み始めた.

けっこう取り掛かるのにだるいかなと思っていたけれど
昨日まで存分に怠けていたせいか,はたまた
どこからくる焦りかわからないが,すんなりと
論文に取り掛かることができた.

でも今日はのんびりと.

17時には切り上げて再び堕落の世界へ
落ちていった.

三が日だし….

投稿者 カズ : 23:12 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月3日

引きこもり

近くにあるドラッグストアで
ビタミン剤などが安かったので買いに行く.

って,別に新春特別セールみたいなもんでもないし
クリスマスに伴うセールでもない.

ただたんにセールなわけだけど
安くなるのに理由は要らない.

そんなわけで,お目当てのものを買いに行ったら
残りなんと1個.

ホントは腐るものでもないし2,3個買いだめを
したかったのだけど,ないものはしょうがない.

それをカゴに放りこみ,ついでに
これも安かったブルーベリーの錠剤も購入.

3つ在庫があったので,3つとも買ってしまった.

90個入りで,説明を読むと
一回3錠,一日3回となっている.

ということは,1瓶で10日持つわけか.

って,10日しかもたない!?

セール価格6ドルだったから
別にそんなに悪い気もしないけど
なんか3瓶も買ったのに1ヶ月分にしかならないって
気分的によろしくない.

いうまでもなく,自分はケチな人間だ.

とりあえず一回3錠は守るとして
一日1回にして飲んでみることにしよう.

視力にきくということで買ってきたわけで
たぶんこの量でも問題ないはず.

少なくても目が悪くなることはないだろうし
もしかしたら多少はよくなるかもしれないし.

それに指定された容量を守っていたら
劇的に目がよくなるかと思うとたぶんそんなことは
ないし,それにどんだけ続けたらいいかもわからない.

それなら精神的にもお財布的にやさしい
指定された容量を守らない方法が一番だ.

で,ふと思ってみれば,このお買いものが
2007年初めての外出.

昨日はゴミを捨てに表に出たが
これは外出とはいわないだろう.

あっ,あと,テキーラやらウォッカやら
ブランデーやらラムやら日本酒やらをカツカツいって
いい感じで酔っ払ったので夜風に当たりに
外に出たのも外出とはいわんだろうし.

日本ならば初詣にでかけるところだが
あいにくウィンザーで初詣ができる場所は知らない.

いちお日本のある東側に祈っておけばいいことあるかなと
家の東端に日本酒を置いてパンパンと手を叩き
一年の健康などを祈って,その日本酒を呑んだが
たぶんこれが今の僕にできる最大限の宗教的儀式.

そんなわけで,昨日は引きこもっていて
今日も買い物に出かけなかったら引きこもっていただろう.

たまにはこんな正月もありだ.

明日から大学に行く予定.

勉強に取り組む意味でのリハビリというわけで
そんなに作業をする予定はないけど.

さて,頑張るとするか.

投稿者 カズ : 00:31 | 留学生活 | コメント (0) | -

2007年1月1日

新年

明けましておめでとうございます.

テレビでニューヨークのカウントダウンの
中継を見ながら新年を迎えました.

ニューヨークと時差が一緒ってのはこんなときは
ちょっと便利だと思ったりもします.

酒飲みながらゲームを友達としていたら
いつのまにやら朝の5時.

で,起きたのが13時ごろで
そっから今日は正月だからと
まずは日本酒を一杯.

その後はグダグダとすごして
夕飯にきんぴらごぼうを作って,
さらにロンドンで買ってきたレトルトの煮豆と
冷凍の明太子を用意すれば,なんとなく正月気分.

伊達巻でも作ろうかしらんと思ったけど
はんぺんはないし,では,手抜きで卵焼きとも
おもったけど,よく考えたら,朝に昨日の残りの
おでんの玉子を食べていたので,健康のために取りやめ.

上に挙げたもの以外でお節ってなにが入っていたかなと思うと
黒豆,数の子,かまぼこ,海老の塩焼き,田作り
こんなものかしらん.

黒豆は煮豆で代用.数の子は,明太子.
かまぼこはおでんのタラのすり身ボール,海老の塩焼きは
これまたおでんの海老ボール,田作りは,明日にでも
シシャモでもやければいいか.

って,全然代用になってない.
お節ってそもそもそんなもんじゃない気がするし.

とりあえず,明太子をつまみに,日本酒を
呑んでいたら,これがうまいのなんの.

もうお節なんてどうでもよくなってしまった.

で,締めに,これまたロンドンで買ってきた
大福を食べて,1月1日のお食事は終了.

たぶんちょっとは正月らしいと思う.

明日もグダグダして,んで,2007年,新学期を
乗り切っていくこととしよう.

さてさて,日本はすでにお正月真っ只中ですね.
というわけで,お正月らしい挨拶で締め.

新春を向かえ皆様のご多幸をお祈り申し上げます.
本年も“カイタク”をよろしくお願いします.

投稿者 カズ : 21:37 | 留学生活 | コメント (0) | -

| Top
Home