2006年11月23日

岩石ドリル作業

今日は石をドリルでくりぬきました.

石というのは,Newfoundlandでこの夏とってきた
試料で,ドリルビットを修理ではないのですが
所用で大学のお店に預けてあったので
今までできなかったのです.

とりあえず,他の石はもうスライスしてあって
いつでも測定できるようにしたのですが
全てが集まってから測定を始めたいので
この石を放置しておくといつまでも始められないという
ことになってしまいます.

ホントは秋にやっておきたかったんですけどね.

水が温かくなる春まで待っていたいところですが
そうはいきません.

で,ドリリング.

水を出してみると,しばらく誰も使っていなかったようで
暖房によって温められた水がでてきました.

温められた水というか,すでにお湯.

これは天の助けか!?と思いきや
実のところ全然そんなことはありません.
むしろ地獄の第一歩.

ドリルで石を削る作業.

お湯でやることはできないのです.

ドリルを冷やすために水を使うわけで
それがお湯では冷却効果がないのは
いうまでもありません.

というわけで,しばらく水を出しっぱなし.

あぁこのお湯でやりたいと思いながら
涙をのんで水になるまで待ちました.

で,水になったら作業を始めるわけですが
これが冷たいのなんの.

外の気温は,0度.

水の温度はしりませんが,
冷たいことは簡単に想像できます.
想像できるというか痛い.
手が痛いです.

我慢しながらやっていると
だんだん手の感覚はなくなってきて
3つの石をくりぬいていたわけですが
最後のほうはもう平気になってしまいました.

手はものすごい冷たくなっていて
平気じゃないんですけどね.

あとは明日,岩石カッターで
スライスするだけ.

これが終われば,水仕事は
とりあえず今年の冬はもうないでしょう.

来年からはなんとしても
水仕事は秋までに終わらせるように
頑張りたいと思います.

去年(というか今年の頭)も同じこと
考えていたような気がしますが
それは気のせいということで
気付かなかったことにしたいと思います.

投稿者 カズ : 23:13 | 留学生活

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