2006年12月31日

おでん

まだカナダは12月31日,大晦日.

昨日はキッチンを中心に
ルームメイトと大掃除をしたのだが
今日は,主に自分の部屋.

滅多に掃除をしないので,
こういうときに気合を入れないと
えらいことになる.

とはいえ,起きたのが12時過ぎで10時間以上
寝ているわけで,そんなに気合が入っているわけではない.

自分の部屋の片づけをしていると
ルームメイトから今日のパーティーの支度をしない?
というお誘いが.

多少中途半端だったけど,なんとか終わりそうな
めどはたっていたので,買い物へ.

今日はおでんを作って,大晦日おでんパーティーの予定.

中国食料品店で,大根と練り物を買ってきて
日本から送ってもらった出汁パックやおでんの素を
使って,さっそく作っていく.

大根,コンニャク,玉子,イカボール,海老ボール,
タラのすり身のボールにちくわ.

このちくわに一工夫であって,もちろんそれとは
ロンドンで購入してきた貴重なゴボウを使用したもの.

ちくわに茹でたゴボウを突き刺していって完成.

スープはだし汁に,醤油,砂糖,酒,塩,みりんで
味付けをして,けっこう完璧にちかいものに.

味噌が欲しいところだけど,赤味噌がないので
このままでも食べることができるようにと
ちょっと濃い目にした.

んで,ホントは,青海苔と出汁粉を混ぜ合わせたものも
欲しいのだけど,青海苔がないために,出汁粉でガマン.

そこまで贅沢はいえない.

おでんの支度が整ったら,あとは弱火にかけておいて
部屋の掃除の続き.

黙々とやって,自分では満足いくぐらいにはなった.

たぶん他の人がみれば,片付けたくなるだろうが
自分の部屋だしこれで十分.

掃除前に比べりゃ,見違えるほどになったし.

さて,これからおでんを食べて,
日本酒をあけて,年越し蕎麦を食べて
2007年となるわけだ.

毎年思うことだが,2006年はあっという間に
過ぎ去っていってしまった.

別れがあって,いろんな出会いがあって
学業もPhDに移ったりして,ホントいろんなことがあった.

大まかにいって楽しかった一年といえるので
きっといいのだろう.

来年も頑張るとするか.

…ホントはここでよいお年を~
と締めたいところだが,日本はすでに2007年.

なんともやるせない時差.

まあいいや.

よいお年を!!

投稿者 カズ : 19:51 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年12月30日

St. Jacobs

トロントに行った帰りに寄ろうという
ことになった町は,St.Jacobs(セント・ジェイコブス)
という町.

Kitchener(キッチナー)の近くにあるこの町は
Mennonite(メノナイト)の町として知られている.

で,メノナイトとはなんぞやというお話になるのだが
僕の持っている英和辞典によれば,
“16世紀オランダの再洗礼派の流れを汲むプロテスタントの一派.
指導者 Menno Simons にちなむ名称で,教会の自治,
兵役拒否などを特徴とする”だそうだ.

正直な話このメノナイトていうのはよくわからんのだが
たぶん似たような存在でAmish(アーミッシュ)というのがあって
その説明は→こちら

再洗礼派ってのはなにかというならば,広辞苑によると
“幼児洗礼の無効を唱え,成人洗礼を提唱・実施し,
真に聖化された信徒の自覚的共同体たる教会を追及”
とのこと.

よーするに強制的に子どものころにキリスト教徒になったわけじゃなくて
大人になったら自分の意思でキリスト教徒になった人たちのってわけだ.

このセント・ジェイコブスには19世紀初頭にやってきたそうで,
交通手段は馬車を利用したりとその当時の質素な生活を
守って暮らしているそんな町だそうだ.

なんともおもしろそうな雰囲気が漂っているわけだけど
彼らにしてみれば,見世物ではないわけで,おぉ珍しいと
写真をバカバカととるのは失礼に当たる.

が,これが現代の難しいところであって,
彼らは外界と接触を拒んでいるわけではない.

すなわち現金収入というのはやはり重要であって
観光としてお金を稼ぐ必要があるために,なんとも
複雑怪奇な状態となってしまう.

さて,道に迷いながらもなんとかセント・ジェイコブスに
やってきたわけだけど,その場所がよくわからない.

なんか矛盾しているが,これは
立て札ではセント・ジェイコブスとあるが
ちっともそれらしくないという次第.

つまり,僕らの頭の中には
馬車がパカパカと走っていて
服装も現在の洋服とは違う人たちがあふれていて…
という感じ.

これは日本にちょんまげ結わえた侍がそこら中に
いるという幻想を持った外国人と同じようなものなんだろう.

最初に行ったところは,車があふれていて
ちっこいけど普通の町だなぁという感じがしたので
友達と二人でここは違うんじゃないかということで
車を走らせた.

したらば,でっかい農場に家がポツポツあるだけ.

ここもなんか違うなぁと思っていたら
…なんかいたぁ!!というわけで,
見てみれば,馬車に乗ろうとしている黒服の男性陣.

ここだ.ここに間違いない!と興奮状態で
道を走っていくと,今度は歩いている少女の集団に遭遇.

全員,スカーフを被っていて
なんとも歴史ある服装をしていた.

おぉ.というわけで興奮は最高潮に達したわけだけど
どうもおかしい.

つまり町のダウンタウンがわからない.

男性陣は農場の一角にいたし,
少女達は普通に道を歩いていただけで
他に店もなければ,だいたい人も他にいない.

したらば,地図を見るかと,地球の歩き方を見てみるならば
さっき行ったその普通の町だなぁって思ったところが
ダウンタウンらしいことがわかった.

やっぱりあそこか…と肩を落としながら
ダウンタウンへ向かい,食事を取った.

しかし,これは幸運であったといえるかもしれない.

つまり,(たぶん)本物のメノナイトを見ることができたわけだし
それに,なにより,この日はクリスマス・イブの日曜日.

敬虔なクリスト教徒の町というだけで,日曜日はなんも
やっていないのでは?という恐れがあったのに,
それがクリスマスイブとなった日には,もう最悪何一つ
開いていないんじゃないかという危機もあったのだ.

で,テキトーにレストランに入り,
ちょうど日曜日はバイキング形式の料理しかないといわれたので
お腹いっぱい食べることに.

さてさてメノナイトの町.

彼らがなにを食べているのか?というのは
非常に気になるところであって,できれば
同じものを食べてみたいという欲求は当然のごとくでてくるわけだ.

そこで,ウエイトレスのおばちゃんが来たときに
ここの名物っていうか,みんなは何食べたりしてるの?
というようなことをきく.

したらば,返事は,ターキーやジャガイモ,ソーセージは
ここで取れた(作った)やつだから,食べてきな~
ということを教わったので,クリスマスだしということで
ターキーを中心に,サーモン,海老,ラザニア,ジャガイモのスープ,
ソーセージ,マッシュポテトなんぞを頂く.

どれもおいしく,お値段もまあまあ.

大満足したので,町をぶらつくかとぶらついてみるも
15時にはどこも閉まってしまうようで,けっこうギリギリの
町の散策.

少々お店も見てまわることができたし
お土産にポストカードなんかも購入できたのだが
やっぱりというかなんというか,これがメノナイトの町
といわれても全然そんな感じがしなかった.

1歩ダウンタウンを離れれば,閑静な住宅街が広がっていたりするし
あまり人数もおおくないのかもしれない.

が,やはりメノナイトは存在するわけで
普段は馬車も走っているのだろう.

交通標識もちゃんとあったしね.

たぶん二度といくことはないような気がするが
面白かったといえば面白かった.

期待しすぎていたという面はあるけれど
それでも実際にこの目でメノナイトの町を
みれたのは大きな経験になるのではないだろうか.

ちなみに,セント・ジェイコブスのダウンタウンには
インフォメーションセンターがあるけれど
改装かなんかで4月までお休みという表示があった.

行く人は気をつけてください.

投稿者 カズ : 23:23 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月29日

トロント

クリスマスが終わって
大学に行ってみれば
あまりの学生のいなさにびっくりした.

つーか,図書館も1月2日だか3日だかまで
閉まっているわけで,ここに学生がいること自体
おかしいのかもしれない.

おかしいのかもしれないのだけれども
それは院生にとってはあまりおかしくないのかもしれない.

少なくてもうちの研究室には….

クリスマス休暇を取っていたので
といってもそれは週末をはさんでいるし
基本的に平日で休んだのは22日と27,28日だけ.

つーか,カレンダーを見てびっくりした.

今日は29日,金曜なんだ.
ずっと木曜だとばかり思っていた.

閑話休題.
院生部屋で作業をやっていると
うちの研究室の人が登場.

更にしばらくすると教授もやってきて
なんと全員勢ぞろいという状況に.

ほかには院生はおろか教授陣もきてないってのに
なんていう研究室だこと.

クリスマスでそのまま沈没しなかったね~と笑いながら教授にいわれ
一週間後にこれについて話したいから準備しといてねと
お土産を渡された.

…正月休みがあぁぁ.

来週末までに論文4,5本読まなくてはならなくなった.
これは気合をいれないと.

さて,ロンドンで麻雀をやってきたわけだけど
そのまえに実のところ,トロントへ遊びに行ってきた.

つまり,22日から24日までの期間.

友達がオンタリオ州の免許のために必要な
日本の免許証の証明書を発行してもらいに
トロントに行くといっていたので,せっかくだから
遊びに行くかということのしだい.

普段ウィンザーではできないことをして
楽しんでいた.

すなわち,日本食を食べて,
カラオケに行って,ラーメン食べて…
という流れ.

後はトロント時代にお世話になった
ホストファミリーに挨拶にいく.

滞在したのは2年以上前になるが
いまだにコンタクトはとっていたりして
けっこう仲はよい.

たぶん向こうの人柄にもよるのだろうけど
半ば突然の訪問に近かったのに
暖かく迎えてくださった.

で,そこで,夕食をご馳走になって
呑んで,話して,とこんな感じでトロントを満喫.

2日ほどいたのだけど,観光らしい観光は一切なし.

これぞバケーション!という過ごし方を
したのではないかと思っている.

さて,トロントからウィンザーに帰ってくる際に
ちょっと寄り道をしたのだけど
そのお話はまた次回.

トロントがもうちょっと近かったらなぁと
思うも,トロントに住んでいたら,ゼッタイに勉強してないな
と思えるようなそんなクリスマス休暇だった.

投稿者 カズ : 20:21 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月28日

ショッピング

一昨日から昨日にかけて
ウィンザーから車で約2時間の町
ロンドンに遊びに行っていた.

基本的な目的は唯一つで
麻雀.

友達が牌をもっている(正確には持ってないけど)
とのことだったので友達を誘って,ロンドンまで
行ってきて楽しんできた.

一昨日の夜から始めた麻雀は
グダグダになりながら昨日の朝6時まで
行なわれて,少々死にそうになっていたけれど
やっぱりおもしろい.

また機会があったら,みんなでやりたいなぁ.

さて,一昨日はBoxing day.

まずこのBoxing dayとはなんぞやというお話.

25日がご存知,クリスマス.
んで,その翌日,26日がボクシングデー.

現在ではお買い物のための日となっているのだけれども
始まりはそもそも違っているそうだ.

うちの教授曰く,
クリスマスで大量のプレゼントのやり取りが
行なわれて,そこで出てきた,包み紙や箱などを
片付ける日.

つまり,そのプレゼントをいれていた箱(box)を片付けるから
boxing というわけ.

あと,クリスマスでみなさん楽しい日をすごして
お酒なんかも飲んじゃって,翌日はグダグダになっているから
のんびりしようかって意味もあるらしい.

んで,クリスマス用のプレゼントを皆さんお買い求めに
なるわけだけど,当然売れ残りもある.

したらば,それを安く売ってしまおう.というわけで
26日に一大セールを開いてみたら,受けがいい.

そんなわけで,現在ではバーゲンのための日
みたいになっているとの由.

クリスマス前からセールの文字はお店に
掲げられているわけだけど,やっぱりboxing day
にはかなわない.

特に家電などはそりゃ安くなるそうだ.

ただもちろん簡単に買うことはできず
寒空の下,早朝から並ぶ必要はもちろんある.

そんなことはしたくないので,とりあえず
どんなものがあるのかという感じで
ショッピングに出かけたわけだけど
これがすさまじかった.

ロンドンで一番大きなショッピングモールに
10時20分頃にいったのだけど,すでに駐車場は
満車状態.

うろうろしつつ,バーゲン品を山ほどつる下げた人が
車を出すところにうまく潜り込んで,ようやくモール内に.

するとこれがまたまたすごい.

見渡す限り人,人,人.

日本の初売りを想像してくれればよくて
お店によっては入場制限をして
外には行列なんて光景も珍しくはなかった.

そんなところには並ぶつもりもなかったので
そんな入場制限なんぞをしていない店に入り
お買い物開始.

基本的に衣類をみてまわったのだけど
だいたい25~50%オフぐらい.

初めに入った店が店内商品全て60%(ジーンズ除く)だったので
後に25%オフとかいう店に入ってもなぜか
楽しくなかった.

それでも,けっこう気に入ったものもあって
購入すること数時間.

ジャケット買って,シャツ買って,
靴買って…と思いっきりお金を使ってきた.

まあ,50%だから安いし,
ここ2,3ヶ月まったくもって買い物をしてなかったので
いいだろう.

ストレス発散じゃないけれど,
たまには必要だ.

ちなみに,26日のロンドンでのお買い物だけでは
飽き足らず,翌27日にもウィンザーでけっこうお買い物してたりする.

あと,別に安くもなかったのだけど
お酒とせっかくロンドンにいったので
日本食とCDも買ってきた.

お酒は,お正月を迎えるためにはやっぱり必需品.

日本酒.

ついでに普段飲む用に,ウォッカ,カルーア,梅酒.

CDは,HIMのUneasy Listening Vol. 1.1というコンピレーションアルバムと
Nelly FurtadoのLooseというもの.

日本食は,お決まりのゴボウを筆頭に
冷凍の焼きおにぎり,チャルメラ(味噌味),焼肉のタレ(日本産!)と
お正月ということで,煮豆(真空パック)と大福,さらに
ナイアガラの滝から飛び降りる勢いで,明太子を買ってきた.

この明太子は普通の明太子と思うなかれ.

なんと冷凍.

って,ちがう.いや違わない.
冷凍であるのはホント.

ただその値段が,やばい.

なんと20ドル.

日本で買ったらたぶん1000円前後の内容量だけど
カナダじゃ贅沢はいえない.

お正月ということで美味いものを食べようということで
買ってきてしまった.

たくさん買い物して,麻雀して
と楽しいクリスマス休暇だった.

つぎはお正月.

カナダでのクリスマスは意外にも初めてだったが
お正月は2回目.

のんびりとでも研究もちょこちょこやりながら
日本酒片手に明太子をつついて,素敵な年を迎えたいものだ.

投稿者 カズ : 18:55 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月25日

クリスマス

今日はクリスマス.

というわけで,教授の家の
クリスマスパーティーに行ってきた.

初めてのカナダでのクリスマスパーティー.

どんなもんだろうとワクワクもするのだが
ふと考えてみれば,なにを持っていっていいのか
わからない.

すなわち,教授へのクリスマスプレゼントを
どうするかという問題.

が,ここは迷ってもしょうがない.

こんなもの聞くのが一番と言うことで
同じ研究室の友達に毎年なにをあげるの?
ときくと,お酒(スコッチ)とのこと.

なるほどね.

って,まあ,どのスコッチが教授の好みなのか
多少はわかるけど,でもやっぱり自分がスコッチを
あまり飲む人間ではないのでよくわからない.

そんなわけで,1人ずつ買うより,2人で
高いやつ一本買わない?という友達の案に
のることに.

して,友達の買ってきたものは
ジョニーウォーカーのグリーンラベル.

べつに悪いものではないだろう.

ついでに,奥さんにはワインを購入したとのこと.

これまた悪いことじゃない.

さて,教授の家にいって,しばらく談笑していたあと
いよいよプレゼントの時間がやってきた.

教授の娘夫婦,息子夫婦もやってきているので
けっこう大人数のなか,プレゼントが飛び交うことに.

僕らも教授に,どうぞ~と渡し,
教授からも,クリスマスプレゼントを頂いた.

貰ったのは,やっぱりというか
なんというか,お酒.

ブランデーを頂いた.

ブランデーはほとんど飲んだことがないので
もちろんこれがどれだけのものかなんて
さっぱりとわからないが,たぶんそれなりにいいやつ.

とりあえず,ブランデーってどうやって
飲んだらいいですか?ときくと,
ストレートか氷を一個浮かべてということを
教わったので,それで今度飲んでみたいと思う.

…でも,これ,度数が40%.
ストレートはけっこうきつそうなんだけど.

そんなこんなで,非常においしい夕食をご馳走になり
プレゼントを貰って,なんとも楽しいクリスマスだった.

クリスマスパーティーに招待してくれた
教授に感謝.

いい教授だ.

来年もこの時期にカナダにいたとしたら
んで,また招待されたら,ゼヒとも出席したいと思う.

メリークリスマス♪

投稿者 カズ : 23:09 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月21日

面白翻訳

MSNメッセンジャーを日常では
使っている.

Google talkも使っていて,ホントはそっちに
移行したいのだけれども,gmail自体使っている
友達が少なく,また誘っても,ホットメールでいい
という保守的(?)な人が多いのでいまだ
msnメッセンジャーなのだ.

で,メッセンジャーでは表示メッセージなるものが
あるわけだけど,おもしろい表示を見つけた.

中国人の友達のメッセージなのだが
我要多多行善!
というもの.

中国語はまったくもって勉強したことがないわけで
なにを言っているか説明しろといわれても
できないわけだけど,そこは日本人の底力の見せ所.

同じ漢字なわけで,発音こそ違えど
意味は似ているだろうということで,きっと
いいこといっぱいないかなぁ
みたいなことなんだろう.

さて,この我要多多行善!という表示の
なにがおもしろいのか?というお話.

このままではなにも面白くないのは
百も承知.

それは,意味をしっかりとしりたくて
オンライン翻訳にかけたときにおきた.

使ったのはこちらの翻訳サイト.
livedoor 翻訳

ここに上のメッセージをコピペして
翻訳ボタンを押すと…

ものすごい日本語訳がっ!!

たぶんここでその訳を紹介しても
誰一人その訳を信じてくれないだろうから
ゼヒとも試してもらいたい.

面倒だという人はいちお下に
その文をくっつけておいたので
反転させてみてください.

-----こっから
多く豚肉を2キロとベーコンを
300グラムくださいを多を善行をする!

-----ここまで

一体全体どこからこの文がきたのだろう.

ちなみにこれを日→中に翻訳すると
もちろん全然違う文章が出てくるわけで….

ていうか,この翻訳はゼッタイにおかしい.

中国語をまったくしらない人間でも
この訳は作り出さないだろう.

むしろどうやったらこうなるのか.

いやホント意味がわからない.

投稿者 カズ : 20:59 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年12月20日

パワー

長かった採点が終わって
ようやく自分の研究に取り組める.

とはいえ,クリスマス休暇は少々頂く予定.

トロントでお買い物+日本食!

さてさて,珍解答の続き.

昨日は,force, work, power
の問題を紹介した.

今日も同じ問題から.

powerの説明.

人智の及ぶところではない力.

…この学生さんはなにを思ったのだろうか.

ちょっと話を聞いてみたい.
いったいあなたの想像したPowerとは
なんだったのかと.

投稿者 カズ : 23:06 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月19日

仕事率

採点はまだまだ続く.

ホントは今日,終わらせる予定だったのだけど
教授の都合により明日へ一部延期.

といっても,今日だけで8時間の作業.

明日はその半分ぐらいで終わることを
祈りつつ,でもまだ与えられた時間を消化しきっていないので
どうしようかと悩んでいるところでもあったりする.

さて,今日から始めた採点は
穴埋めや記号を選ぶ形式とは違い
説明を求められている形式.

学生さん1人1人の答えが違ったりするので
採点がめちゃくちゃだるいわけだけど
そのぶん,ふざけた珍解答も続出してくる.

そんなものにであえば,誰かが
といっても,僕を入れてTA2人に教授が1人なわけだけど
突然それを読み始める.

いい休憩だ.

そんなわけで,昨日に引き続き
珍解答.

force, work, powerを説明せよ
という問題.

force, workとパーフェクトではないにしろ
なんとか点を上げることができた解答をしていたのだが,
powerの部分でやってくれた学生(しかも2人も)がいる.

power - ラジオ(冷蔵庫)を動かすのに必要なもの.


……
そりゃ,電力だ!

えいごはむずかしい.

投稿者 カズ : 18:48 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月18日

採点作業

採点.

明日も採点.

今日はまだ7時間で終わった.

明日はおそらく10時間はいくんではないかと
予想している.

明日を乗り切れば,今学期の
お仕事は終わる.

研究はあるけれど.

さて,採点といえば学生さんの珍回答.

今回はあまりなかったというか
もう答えが正解かどうかに集中していたので
あまり気付かなかったのかもしれないが
でもそれなりにあった.

で,僕の採点したグループではなかったのだが
ものすごい解答があったのでご紹介.

とある問題で,穴埋めで解答していく方式.

その答え.

I don't know I don't know shit

最初,これを採点していた友達が
ちょっとありえんの見つけたとかいって
持ってきたときは,彼の冗談だと思っていた.

ていうか,その場にいた誰もが冗談だと思った.

もともとそういう冗談をいう人間だし.

で,ちょっと見てみ.ということで
見てみると,


……
ホントに書いてある!!

I don't know はまあいいとして
最後のshitはねーだろ.

日本語にするなら,しらね.しらね.くそったれ.
でしょ.

shitって….

面白い学生さんがいるもんだ.

ちなみに採点やっているほうとしてのアドバイスは
もうちょっと丁寧に書いたほうがいいんじゃねーかということ.

採点する側の機嫌ってけっこう重要な気が….

投稿者 カズ : 21:52 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月17日

クリスマスディナー

昨日は,友達の家でクリスマスディナー.

ちょっとクリスマスには早いけれど
クリスマスを前に帰省してしまう人もいるので
というかすでに周りには帰省組みがいるのだが
まあ,彼らがいるうちにみんなでワイワイやりましょう
というのが目的.

で,このクリスマスディナー.

始まりからして雲行きが怪しかった.

その友達の家は歩いてはとてもいけない距離なので
みんなでシェアしてタクシーで行こうと言うお話しだった.

そこで,友達が18時にうちにきて~といってきたので
17時50分にそいつの家へ行った.

日本人の鏡でしょう.
10分前行動.

したら,家に誰もいない.

えぇ,もしかして置いてかれた?
と思うも,でもたしかに18時って言ってたし
置いてくにしても電話ぐらいあるだろうということで
そいつに電話.

したら,いま彼女のテストが終わったところで
テスト会場から家にこれから向かうからちょっと待ってて
といわれた.

じゃあ,待ちましょう.ということで
待つこと30分.

やっときた.別の友達が.

彼もまた家の住人がいないことに驚き
怒りの電話を.

したらば,わりぃ,もうすぐ着くから.
ということで,さらに待つこと10分.

ようやく友達が現れる.

さて人数がそろったから行こかという
ことにはならず,その友達の彼女が支度をするから
ちょっと待ってと言って消えていく.

結局,出発したのは19時半過ぎ.

…インド人の友達が18時といって18時に出発した
ためしがないことをすっかり忘れていたのだが
まさか1時間半も遅れるとは思いもしなかった.

恐るべし悠久の国,インド.

長らくお待たせしました.ということで
そのクリスマスディナーを主催した友達のところに
いったわけだけど,そこでも待つことになるとは
だれが思っただろうか.

クリスマスと言うことで,彼はターキー(七面鳥)
を焼いていた.

クリスマスにターキー.

チキンじゃなくてターキー.
なんともカナダという感じがして素敵だ.

して,さすが工学系の人間.

ターキーにデジタル温度計を
ぶっさして温度を測りながら調理している.

デジタル温度計を料理に使っている人なんて
生まれて始めてみた.

…たぶん周りにいるのが適当な
人間ばかりなんだろうなぁ.

閑話休題.

彼はホームページを見ながら作っていて
そのホームページ曰く,彼の買った7ポンドの
ターキーなら3時間半で出来上がるとのこと.

4時半から始めたから,もうすぐできるはずだ
と彼は熱弁するわけだが,ターキーの調理に慣れている
人たちからは,いや,ゼッタイに時間足りないから
という声が.

僕はターキーなんて料理したことがないし
実際に何度になったら食べれるなんてことは
一切知識がないので,ぼけ~とそのやり取りを見ていたわけだけど
どうやらまだまだ温度が必要な温度(つまり焼けている)に
達していないらしい.

したらば,やることは一つ.

ということで,みんな飲み始める.

飲み始めること3時間.

もう一回,言ってしまおうか.

クリスマスディナーを頂戴しにきて
飲んで時間を潰すこと,3時間.

3時間.

ようやく23時過ぎにターキーが
できあがった.

僕もだいぶできあがっていた.

…おあとがよろしいようで.

ちなみにターキーはお腹もすいていたことも
あって,非常においしかった.

ついでに,飲みすぎで今日は軽い二日酔い.
700mlのカルーアを1人で2/3空けた.
ロックでカツカツ飲んでいた.
アルコール云々より糖分が気になる.
次はもっと軽いものを持って行こう.

投稿者 カズ : 22:16 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月15日

ロンドン-帰り道

昨日はさすがに疲れがピークに達していたので
23時半には布団に潜り込んだ.

したらば,目が覚めたのは朝の7時半.

10時間ぐらい寝ようと思っていたのに
ばっちりと目が覚めてしまい,なんとか寝ようにも
全然眠くない.

それでも8時間寝れただけでもマシかと思いながら
なんとも理不尽な体に怒りを覚えた.

さて,いよいよロンドン最終話.

前回までのお話は↓
その1その2その3その4その5その6

Bubble teaを飲みながら5時間以上行なわれた
大富豪にも終止符が打たれ,ウィンザー組みは
帰宅の一途.

来た道をてきとーに戻っていくと
まずは,401,402EASTはこっちという看板を発見.

と,そのまえに,地図があったほうがわかりやすいかも
しれないので,興味があるかたは,こちらを参照に.
一段階縮小すると把握しやすいかも.

EASTとはトロント方面.
すなわちウィンザーとは逆方向.

だとすれば,この高速の入り口を通り越せば
逆にいける乗り場があるはず.

というわけで,ちょっと進むと
402WESTと書かれた看板が.

これだ!

というわけで,お気楽3人組は迷うことなく
それに乗っていった.

で,しばらく走っていくわけだが
なんやらおかしい.

いつまでたっても,ウィンザーという
文字が見えてこないのだ.

代わりにみえるのは,Sarniaという地名.

はてウィンザーの近くにそんなとこ
あったかしらん?と疑問に思いながらも
車を走らせていると,助手席のナビ役のやつも
いつまでたっても401へのジャンクションがないよね
と疑問を口にする.

2人も不思議に思ったら(残りの1人は後部座席で
頭のドレッドをほどくのに夢中で気にもしてなかったのだが)
地図を見るのが最適な手段.

ところどころに見える道路の番号を確認して
地図を見てみると…

これはまずい!

という叫び声が.

すぐにでも402を降りないと大変なことになるということで
いったん高速を降りて,車を脇に止め,地図を眺める.

…やっちゃった.

ウィンザーはロンドンの南西.

402は真西に走っていて,全然違うところに
向かっているではないか!

すでにロンドンまで戻るにはあまりにも走りすぎていて
どこにいるかといえば,南北に走る道路,21の付近.

さてどうしたものか.と思うも
迷っていては一生ウィンザーにはつかない.

とりあえず南に向かって走れば
いつかは高速に乗れるだろうし,まあ,
乗れなくてもウィンザーにはつけるはず.

ガスは十分あるし,どうにかなんべ
と車を南に走らせた.

途中,工事で道路が封鎖されていたり
オンタリオ全体の地図には載っていない細かい分岐点が
あったりで,けっこう迷ったが,最終的には
主要道路にでることができた.

本来の目的である高速への入り口の
看板もある.

が,すでに運転手である僕の眠気は限界.

代わりに運転できる人もいないし
ここはもうのんびりと一般道でいこうという
話になって,高速に乗るのはやめた.

ちなみにのんびりと書いてあるが,
基本的に80kmぐらいは出している.

別に速度オーバーではなくて,一般道路でも
ダウンタウンに入れば50km制限ぐらいになるのだが
郊外ならば80kmや100km制限になるのだ.

ただ夜で視界がきかず,さらに眠くて瞼がしまりそう
という状態で100kmとかだすと事故りそうだったので
安全に道路標識にしたがった.

そんなこんなで,休憩を挟みつつ
ガムを噛みつつ,眠そうな友達を強引に
話に誘いつつ,車を走らせていると
ようやくウィンザーの明かりがみえてきた.

よし,やっときた!
ここまでくるのが長かった.
でもここで気を抜いたらダメだ.
家に帰るまでが遠足.おやつは300円以内.

と気を引き締めて,走っていると


……
目の前に緑色が広がっている!!!

えぇぇ!?なにがおきた??

と周りを見渡せば,一瞬で状況を把握.

一般道路を走っていたと思ったら
いつのまにか歩道に変わっていた.

まさにそんな状況.

ハンドルをきって車道に急いで戻ったわけだけど
なぜそんな状況になっていたか理解できず.

となりでナビをやっていた友達も
えぇ,なんで歩道にいた?と首をかしげている.

いうまでもないが,僕もその友達もおきていた.
眠いというのはわかっていたので,なおさら
気をつけて運転したのだ.

が,二人ともなぜ歩道にいたか理解できていない.

デビッド・カッパーフィールドによる嫌がらせか,
はたまた次元の狭間にでも紛れ込んだか.

詳細は神のみぞ知るわけだが,
とりあえず夜中の3時過ぎ.
歩道にはだれもおらず,また車も無事という
奇跡的な状況に感謝しつつ,家へと急いだ.

ようやくついた我が家.

3時半過ぎ.

普通ならロンドン・ウィンザー間は
高速で2時間あれば十分なのだけど
今回は途中の休憩もいれて,4時間.

約2倍.

さらに最後の最後で
道を踏み外すおまけつき.

行きも道に迷ったが,帰りも迷う.

どうやらこの3人組.
始まりもダメならば,詰めもダメダメらしい.
中間での取り返しは強いんだけどね….

初めてのロンドン小旅行.

散々な目にあったが終わってみれば
怪我なし事故なしで満足いくものだった.

友達に会えて,寿司も食べれたし,
ゴボウも買えて,大富豪をして.

次はおとなしく電車かバスでいくべきか.
それとも再び車でロンドンに乗り込むか.

大きな疑問を残しつつ
ロンドン小旅行記は幕と閉じていく.

投稿者 カズ : 19:28 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月14日

ベイリーズ

口を開けば疲れたと自然にこぼれる.

というか,口を開くことすらだるくて
できない.

死んだような顔でそのへんをさまよっているのが
精一杯だ.

さて,そんな今日のお昼過ぎ.

秘書の人からとある書類にサインして~という
メールが来たのを思い出して,その人の部屋に
行ってきた.

すると,3,4人の先客がいて,なにやら
騒がしい様子.

なんやろね?と思うも,そこに加わる元気は
もとからない.

が,いつまで待ってもその騒ぎは収まる気配がないので
強引にそこに突入していく.

すると,秘書の人が,カズもこれに
参加しない?といってきた.

これとはなんぞや?ということで
説明をきくと,地球科学クラブでお酒が一本
手に入って,それをくじ引きの要領で引いた人が
貰うというもの.

参加料は一枚1ドル.

うちの地球科学クラブへのチャリティーも
かねているらしいので,とりあえず参加することに.

他の教授は5枚とか買っていたが
もちろん一枚で十分.

もうすでに大部分の人はお金を払っていて
僕はギリギリに滑り込んだ様子だった.

さて,いよいよくじ引きが行なわれるということで
他の人は猛烈に盛り上がっているわけだが
疲れてる僕にとってはもうそんなものはどうでもよく
書類にサインをしてさっさと部屋に帰りたいところ.

というわけで,秘書の人に書類にサインしにきたんですけど…
と伝えて,サインをして,さてもう部屋に戻ろうかと思っていると
くじ引きの缶を持っている人が,カズ,ひいてもいいよ~と
いうではないか.

はぁ.なんで僕が….とか思うも,まあ,断る理由もないし
ということで,ゴソゴソと手を突っ込んで,取り出してみたるは
一枚の紙.

名前は…カズ!

おいおいおい.自分で自分の名前をひいちゃったよ.
ものすごい寒いやん.さてどうするかと
苦笑いをしていると,締め切り2分前にやってきて
かっさらっていきやがったぁ!とかいう叫び声が….

もうどうでもいいやと酒瓶掲げて,Thank you!!といって
さっさと部屋に戻ってきた.

その後は,メールで僕が当選したことが
伝わったため,友達が部屋に来るたびに
カズはどこだぁ.俺のさけぇぇ.という
うめき声を聞かされたとかきかされなかったとか.

ちなみにお酒の種類は,Baileysというもの.

飲んだことはないけれど,そのCMはちょくちょく
見かけたことがあって,甘いお酒らしい.
今回獲得したのは,キャラメル味だ.

一度飲んでみたかったのでちょうどいい機会.
そのうちパーティーにでも持ってって飲むとしよう.

あっ,でも,大学にはおいとけないな.
一週間で瓶だけになってるのが目に見えている.

…とか思ったら,大学に忘れてきた.
明日まで無事だろうか.

投稿者 カズ : 22:23 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月12日

師走

希少な休憩時間にネットをブラブラしていたら
こんなものがあった.

男脳女脳診断

なんじゃこれ?と思いながら,とりあえず
始めてみると結果はこんな感じ.

---------
あなたのポイントは -30ポイントです。 (男脳度数:65%/女脳度数:35%)

中性的男性脳
あなたは、標準的な男性脳の持ち主ですが、同時に女性的な面も、いくらか持ち合わせています。
どちらかというと何かに挑戦するのが好きで、空間能力や論理的な考え方を使う分野で力を発揮できます。
比較的に人との対話を重視し、仕事面ではチームの取りまとめをすることに適しています、
努力次第で、女性的な考え方や感情なども得られます。
--------

で,最後の部分.
女性的な考え方や感情ってのがよくわからないのだけども
これは努力したほうがいいのだろうか?

ちなみに男脳と女脳コラムを読んだわけだけど
なるほどという内容.ホントかどうかは知らないが
興味深いっていえば興味深い.

参考にした本を見てみれば…あっ,これ最近,ウィンザーを去った
友達から貰った本だ.

というわけで,そのうち読んでみるとするか.

でも,忙しい.

ホンキで忙しい.

どんくらい忙しいかといえば,
ロンドン小旅行の最後のお話を書こうと思っているのだけども
そんな時間がないくらい忙しい.

普段は,遊びの合間に研究をするようなスタンスで生きているのだが
先週の木曜日に教授から現在のやつを一旦停止して
このプロジェクトを急ぎで終わらせておくれという指令がきてから
研究の合間に遊び…といった暇もなく,研究の合間の飯休憩にかろうじて
ネットを徘徊するぐらい.

今週末から採点作業も入ってくる予定で,さらに
このクソ忙しいときに,先月,論文チェックをお願いしていた人から
ようやくというかよりにもよって今日,返信が来た.

なので論文の手直しもしなければいけなくなって
もうそのうちぶっ倒れるのではないか?というぐらいのやばさ.

あぁ,でも,どうせ倒れるならベッドの上がいい.
そのまま寝れるし….

投稿者 カズ : 22:56 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月10日

岩石ドリリング

昨日は友達の誕生日パーティー.

そこで,普通にお酒を飲んでいたのだけど
勢いでウォッカのショットを2,3杯飲んで
クラブに行ったら,けっこうやばかった.

といっても吐くとかそういうことはなく
気持ちよく酔っ払っていたけど,でも,千鳥足.

クソ寒い中,外で涼んでいてもさっぱりと
酔いは冷める気配はないし,けっこうな酔い方だ.

そんなわけで,今日はめでたく二日酔い.

それほどひどいわけではないけど
気分は優れないし,明らかな二日酔いだ.

そんなときは家でのんびりするべきなんだろうけど
あいにくやることがある.

教授になるべくはやくやってくれといわれた試料だ.

自分の計画では今日,ドリリングをする予定だったので
気合と根性をだして大学へいった.

で,さっそく試料をせっとして,水を出して
さてドリルで抜き取るかというところにきて
試料を手で押さえると…

つめてえぇぇ!!!

水がものすごい冷たい.

当たり前だけどもめちゃくちゃ冷たい.
お湯で多少なりとも生ぬるくしたいという思いはあるのだが
残念ながら水にしかホースが繋がっていないため無理.

が,ここで水が冷たいのでできません.

なんていったら,研究室を追い出されるのは必死.

もうどうにでもなれと作業をはじめると
けっこうなんとかなった.

なったというか左手の感覚はすでになく
ふれると氷のようにつめたくなっているわけで
これをなんとかなったといっていいのか疑問になるが
細かいことは気にしたら負けのような気がするのでほっておくことにする.

さて,現在,だいたい半分の試料の作業が終わった.

ここまで5時間半.

つまるところ,単純に考えて
あと5時間半で作業が終わる.

頑張るとするか.

投稿者 カズ : 23:35 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月8日

サヨナラ・パーティー

今日,日本人友達の1人がウィンザーを去った.

そんなわけで,昨日は,サヨナラ・パーティーを
みんなで行なった.

パーティーといえど,別になにをするわけでもなく
酒を飲みながら,おしゃべり.

で,いい感じになってきたら,
トランプの登場で大富豪.

1時過ぎまでやっていて,そろそろ帰る人たちが
でてきたあたりで,みんなで書いたメッセージを
その友達におくり,写真を取って解散.

…とはいかなかった.

帰った人もいたのだが,まだ残っている人もいて
僕も当然のごとくそのなかにいた.

で,やることといえば,大富豪の続き.

基本,平民狙いの僕だが,なにを迷ったか
大富豪になりけっこうな長期政権をぶちたてた.

ひたすらもくもくと大富豪をやりつづけた
3人組は,なんと朝の5時ごろまでやっていた.

もうサヨナラ・パーティーとか関係なくなっている.

が,ロンドンでも大富豪ははまりにはまったし
やっぱりやめられないゲームなのだ.

家に帰って寝たのは5時半過ぎ.

今日起きたのは10時ごろ.

で,大学に行って作業をしていたのだが
その友達が夜に出発と言うこともあって
ご飯を食べに途中で大学を抜け出した.

まずは日本食屋さんにいくも,お昼の時間が終了していて
はいることができず.

しかたがないので,アイリッシュ・パブに行き
アイリッシュ系の料理を食べる.

数種あったパイのなかから一つを選んで注文..
さらに昼間だってのに,さっそくアイリッシュ・パブにきたのだからと
アイリッシュ・ビアを頼んで,飲んでしまった.

ご飯を食べて飲んだ後は,お土産屋さんをぶらつき
時間を潰したら,再び日本料理屋さんへ.

夜の時間をしっかりと調べていたので
今度こそは入ることができ,まずは熱燗.

したら,続いて,さっきアイリッシュ・パブで
お昼ごはんを食べたばかりだというのにおつまみ代わりに
お寿司を注文.

僕はマグロにイカにサーモン・トロを食べた.

決して安いとはいえない値段だが
めちゃくちゃうまかった.

もうちょっと食べたいという欲求にまけて
カキフライ・鳥のから揚げを頼んでしまった.

そんなこんなで時間が来てしまい,
友達に日本での再開を約束しつつ別れを告げる.

その後は,大学まで歩いて帰ったわけだけど
アイリッシュビア1本に熱燗を飲んでいたはずなのに
あまりの寒さのためか,大学につくころにはさっぱりと
酔いはさめていた.

気温は-4度ぐらいだったのだが,風が強いために
体感気温は-11度程度.

そんななかを40分ほど歩いたわけで
これで酔いがさめないほうがどうにかしているのかもしれない.

飲んでいる最中は,もう今日はなんもせずに帰ろうと思っていたのだが
大学に着いたらすっかり素面にもどってしまっていたので
とりあえず頭を使わなくてもできる作業=岩石カッターで試料を切る.
というのを6時間ほどやり,家に帰った.

今日の教訓.
めちゃくちゃ寒いときに,ダウンタウンから歩いて帰ると
せっかくいい感じに酔っ払っていても,家につくころにはさめてしまう.
楽しく行きたければ,豪華にタクシーを使うべし!

…まあ,金ないから使わないけど.

投稿者 カズ : 23:56 | 留学生活 | コメント (1) | -

2006年12月6日

鍵のトラブル

昨日の朝,目が覚めて1階におりていくと
めちゃくちゃ部屋が寒いことに気付いた.

暖房が故障したのか?と思いながら
うろうろしていると明らかにおかしな光景が….

玄関があいている!!!

だいたい1階にルームメイトはいれど
彼はドアをしめて部屋にいるわけで
これはセキュリティーの観点からいったらダメダメ.

で,暖房と言う面からいっても
もちろんダメ.

ダメというかもうありえない.

そんなわけで,ドアを閉めようとすると
閉まらないのだ.

ドアは閉まるのだけど,ドアの鍵がしまらない.

うちの家はドアのしまりがわるいので
鍵をかけないとぴったりとしまらないわけで
これではドアを閉めることができない.

なんや?と思い,ガチャガチャやっていると
ルームメイトが現れて,一言,朝ぶっこわれたみたい.

もう1人のというか1組というか,中国人の
おばちゃんと娘さんがすんでいる.

で,このおばちゃん.ドアを閉めるときは
ガンガンとドアを引っ張る.鍵をかけてからも引っ張る.
親の敵かと思わんばかりに大きな音を立てて行なう.

今朝のその儀式はなかでもかなりの騒音を立てていたようだが
なるほどなぜ鍵が壊れたというのは想像ができそうだ.

できそうだけど,確信はないし,おばちゃんを
恨んでも鍵が直るわけでもないので,とりあえず
鍵を外して,中を見てみると


……
完璧に壊れてた.

普通の鍵というものがわからないのだけど
とりあえず外した瞬間に,折れたワイヤーが落っこちて
それっきり.

ワイヤーを巻きなおせばいいのだろうけど
ワイヤーなんてものがなければ,そもそもあったとして
直せるほどの腕がない.

つーか,こんなもの職人芸だ.

とりあえず新しい鍵を購入する必要があるのだが
鍵をかけずに外に出るというのはあまり気持ちのいいものではない.

が,どうしようが鍵をかけていくことは不可能なので
あきらめて外出.

鍵を買ってきた.

で,買ってきた鍵を取り付けようとすると
フィットしない.

どう頑張っても構造上不可能.

しかたがないので,その鍵を返しつつ新しい鍵を買いに行って
したら,その合鍵がその鍵を購入した場所では作ることができず
またまた別の場所へ移動.

諸事情により車を借りていたので
非常に助かったのだけど,もしなかったすると
…考えただけでも恐ろしい.

なにせ,鍵を売っている場所まで片道,徒歩1時間は
見ておきたいところだし,合鍵をつくる店までは,
バスで40分という寒くなくてもしんどい距離.

だいたい鍵を売っている店で,
合鍵がつくれないというのがおかしな話だが
別のお店のおっちゃんいわく,なんやねん,この鍵.
こんなん普通やないぞ.とのことなので
しょうがないのかもしれない.

家に帰ってきたら,速攻でドアに鍵をつけ
車を返しに行ってきた.

気付けば17時ごろ.

ドアのおかげでほぼ一日つぶれてしまった.

セキュリティーのためとはいえ….

最悪.

この2文字は今日の日のためにある言葉だ.

投稿者 カズ : 23:05 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月5日

ロンドン-トランプ

まだまだ続くロンドン小旅行.

ロンドンについて書いている間は
毎日,雑記でなにを書くか悩む必要がなくて
楽だなぁと思っているとか思っていないとか.

いやホント,楽なのです.

さて,お寿司を食べて,大学を見学して,
韓国食料品屋さんでお買い物して
時計を見ればまだ18時前.

お昼に寿司をたくさん食べすぎたために
全然お腹は空いておらず,でもせっかくだから
お茶でも飲んでこうかというお話に.

で行ったのは,Bubble tea屋さん.
通称,バボティー.

これはたぶん中国発の飲み物で
甘い各種フレーバーのついたお茶のなかに
タピオカが入っている代物.

でっかいストローでバコバコと
タピオカを吸っていくのだが
なかなかおいしいのである.

…おいしいと書いたけど
それはもちろんお茶のフレーバーにもよって
例えば,梅なんてものはあまりおいしくない.

個人の好き嫌いもあるだろうけど
僕は普通に緑茶が好きだ.

普通に緑茶と書いたけど,一般的なバボティーは
たぶん紅茶のもの.

さらに緑茶であって緑茶ではない.

つまり,あの渋い緑茶を想像したらそれは
大きな間違いで,蜂蜜入りの緑茶となる.

それでも変なフレーバーを選ぶよりは無難においしい.

コーヒー味のお茶なんて,なにかが
間違いすぎていて突っ込んでいいのかも迷うほどではないだろうか.

で,そのバボティー.

みんなで飲むわけだけど,開店と同時に入ったために
まだ肝心のバブルがないとのこと.

20分近く待つけどということで待っていたわけだけど
その間がけっこうヒマだ.

ヒマならばすることは唯一つ.

店の中を徘徊する.

と,トランプを発見.

したらやることは一つしかないでしょう.

大富豪

大貧民とも呼ばれたりするこのカードゲーム.

すさまじき面白さをほこるこのゲームだが
ローカルルールの多さもすさまじい.

というわけで,まずはルールの確認から.

僕がやっていたルールとはやっぱり違ってというか
みなさん,ルールが違うので,お話し合いをしながら
ルールを決めて,さっそくゲーム開始.

ちなみに大富豪を知らない人は
こちら を参照してください.

都落ちがあるルールなので大富豪は狙わずというか
平凡な人生を望む僕としては,無難に平民狙い.

あぁ,そうだ.5人でやっているので
大富豪・富豪・平民・貧民・大貧民
となっている.

そんなことをいってもなにかの間違いで
大富豪になったら,その地位を死守しようと頑張るし
事実,けっこう長期政権を守ったりもしていた.

が,たぶん一番多かったのはやはり
平民.

PhDコースなんかいて,もうすでに
人生の平民コースは諦めつつ
社会人失格コースを歩み始めた僕にとって
この平民というのはけっこう嬉しいものだ.

この大富豪.

5,6時間はやっていた.

やはり日本人の集団で
みんなルールを覚えるのが早いというのと
ゲーム好きが集まったというのが
こんなにやった要因だろう.

久々にめちゃくちゃ楽しかったと思う内容だった.

次は冬休みに麻雀をしようという
約束をして,解散.

あとは2時間高速をぶっとばせば
ウィンザーに帰れる.

…ハズだったのだが,やっぱり最後になにか起きたのだった.

投稿者 カズ : 15:50 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月4日

ロンドン-お買い物

寒い.

16時現在で,-5度.
風が強いので,体感気温は-13度.

いやまだ冬は始まったばかり
というのはわかるのだけれども
もうやってられない寒さ.

お茶を買いに学生センターにいくのに
徒歩5秒でいけるのだけれども
ものすごい気合をいれないといけない.

あぁ憂鬱.

さて,トロントに遊びに行ってきたので
その感想と思いつつも,まずはロンドン小旅行から.

ちなみに写真は,前々回でかいた
University of Western Ontarioが誇る北米最大の
wind tunnel.

面白いなぁっておもったのは
床の銀色のところから箱みたいのがでてきて
都市のビルの状況などを再現できるところ.

一度ゼヒとも稼動しているところを
みてみたいものだ.

閑話休題
お寿司を食べて大学を見学したら
次は待ちに待ったお買い物.

かなり規模の大きな韓国食料品屋さんに
連れて行ってもらった.

で,あまりのでかさに軽く感動しながら
まずは入り口付近にあったインスタントラーメン
コーナーをうろついていると,次々と友達が
やってきて,ゴボウが売っていたよ~と教えてくれた.

こっちから言わなくてもゴボウが売っているかどうかを
教えに来てくれる友人達に感謝.

もうね.どれだけゴボウが好きなんだと.

いや,まあ,好きだけど.

きんぴらごぼうにごぼうサラダ.
豚汁にいれてもいいし,鶏肉の煮物なんかにも
やっぱり入れておきたい.

でも,ロンドンのこのお店.
ゴボウが高かった.

トロントの2倍以上してるんじゃないだろうか?

いやそれでも,トロントまでゴボウ買いに行くのは
難儀だし,ウィンザーじゃそもそも手に入れるのが限りなく
難しいし,ここで買っとかないと次はいつゴボウが口に入るかわからないしで
まあ,なんていうか,買ってしまったわけだけど.

ちなみにこのお店で一番の収穫は,ゴボウではなくて
生ラーメン.

インスタントラーメンなんて比じゃないほど
美味いのは語るまでもない.

見つけた瞬間,それはカゴの中に放りこまれていて
値段なんてものは,カゴに入れた後に確かめたほどだ.

ゴボウも美味いけど,ラーメンに勝るものはない.

あぁ,でも,この店に売られていた大福をみんなで
シェアしたのだが,それも美味かった.

あとなんだかんだで,インスタントラーメンも買ったのだが
これもやっぱりうまかった.

ちなみに買ったのは,チャルメラ.たぶん日本製.

あとあと福神漬けも買った.

キムチは漬かりすぎていて少々残念だったけど
全体的にいってめちゃくちゃ満足できた買い物だった.

ゴボウも折られることがなく,車でロンドンに行ってたから
ウィンザーまでちゃんとしたゴボウでもって帰ることができたしね.

寿司を腹いっぱい食べて,大学を見学できて,
買い物もがっちりして…と非常に満足いくロンドン滞在だったのだけど
実のところこれで終わりではなかった.

まだまだ夜は始まったばかり.
めくるめく夜がそこには待っていたのだった.

投稿者 カズ : 22:14 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年12月3日

トロント

友達が今週末にウィンザーを去る.

去る前に遊ぼうかという話になって
というか,まあ,十分遊んでいるわけだが
最後の週末だし,スキーにでも行くか
というお話がでていた.

で,出発の2日前.

スキー場情報を見てみると

……
まだオープンしていなかた.

ウェブカメラを見てみると
青々とした芝生がそこには広がっていて
とてもじゃないけど,スキーなんていっている場合じゃない.

ウィンザーから1000kmほどいけば,オープンしている
スキー場がありそうだったが,片道1000kmで
しかも,いける日にちが金曜の夜から日曜の夜までという
短期間では,ほぼ不可能.

つーか,運転手が僕しかいないのでムリ.

そんなわけで,スキーは取りやめにしたのだけど
やっぱりどこかに遊びに行きたい.

どうするか.

う~ん.近くで遊べるところ.

そんなところはない.

何度頭をひねってもないものはないのであって
しょうがないので,トロントに行ってきた.

車で片道4時間.
ギリギリいける範囲.

風がものすごい強く,さらに週末から
気温が下がりだしたため,雪もぱらつくなか
気合をだしていってきたわけだけど
非常に楽しかった.

基本,飲みまくっていたわけだけど
そりゃ日本食があれば飲むってお話.

ウィンザーにはないメニューが盛りだくさんなわけで,
たとえば,モツ煮,牛タン,ナンコツ唐揚げなどなど.

ここに熱燗なんてものがくるわけで
もうそりゃ美味かったなんてもんじゃない.

結局,二合ほど飲んだ.

日本食を堪能した後は,ビール一杯クッションにおいて
さらに,眞露を一本あけて,クラブへ直行という
まさに遊んでましたというのに相応しい行程.

たまにはこんなのもありだと思う.

あー,また日本食食べたいなぁ.

久々に食べる日本食は,魂の一つや二つ
売り渡しても十分なほどおいしかった.

投稿者 カズ : 23:54 | 留学生活 | コメント (0) | -

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