2006年9月3日
Johnson Geo Centre-その2
明日といいつつ,昨日は一人酒を飲みつつ
テレビでキルビルをみてたらいつのまにやら
撃沈していました.
さて,St.John's にある Johnson Geo Centre.
前回の続きです.
メインは地球なのですが,他にもコーナーがありまして,
一つは,The Titanic Story で
もう一つは,The ExxonMobil Oil&Gas Gallery
です.
The Titanic Storyはその名の通り
タイタニックに関するコーナーです.
恐らく地球よりもこちらのタイタニックのほうが
みなさんの興味をひく内容かもしれません.
Newfoundlandはタイタニックが沈没したいところから
最も近くに位置しているところです.
説明はパネルと展示物からなっていて
まじめに読んでいくとけっこうな時間がかかります.
無料のガイドツアーもあり,これに参加するのも
一つの手だと思いますが,このガイドツアーは
話が聞けるメリットがある反面,展示物やパネルを
ゆっくりと眺めるヒマがありません.
なので,ガイドツアー参加後か参加前に
やはり一度ゆっくりと見てまわることをお勧めします.
実際にタイタニックで使われていたものやそのレプリカ,
さらにはタイタニック号の写真などが多く飾られており,
例えば,1等客室・2等客室・3等客室のそれぞれの違いなどは
おもしろかったです.
また実際に映画で使われたものも飾られていたりしまして
映画ファンにもたまらない内容になっているかと思います.
タイタニックに関連した博物館は,ハリファックス(Halifax)の
大西洋海洋博物館(Maritime Museum of the Atlantic)がありますが
僕はこのJohnson Geo Centreのほうが,内容的には上だと思います.
まあ,あちらにはレプリカでなく,本物のデッキ椅子などもあり
それはそれで感動的なのですが….
さて続いては The ExxonMobil Oil&Gas Gallery です.
こちらは,先のThe Titanic Storyに比べると規模は
ぐっと小さくなりますが,なかなかのものです.
Newfoundlandの東,北大西洋上で発見された油田掘削の
様子やその道具などが展示されています.
Johnson Geo Centreという素晴らしい博物館を
作るお金がNewfoundlandにあるのは,このガス・石油に
よるところで,すなわちこのコーナーは小さいながらも
非常に重要な部分だったりもするのです.
前にも書きましたが,小さいコーナーですし
たぶん興味がないと一瞬で終わってしまうぐらいなので
お時間のある人もない人も,Newfoundlandの原動となっている部分を
チラッと覗いてみてはどうでしょう.
ちなみに上の二つのコーナーは
追加料金が必要というわけではないので
安心してください.
Geo Giftsというギフトコーナーでは,Newfoundland Labradorで
見つかった美しいLabradoriteの加工品を始め,St.Lawrenceの蛍石,
Concenption Bay Southのソープ・ストーンの加工品やその他鉱物も
扱っていますし,その他のお土産もありますので
お時間のあるかたはゼヒとも訪れてみてください.
またこの館というかたぶん他のとこにもあると
思いますが,Geological walking tour of Signal Hillという
パンフレットがあります.
Signal HillといえばCabot Towerですが
ここは少々歩き回れるところでもあります.
お散歩に出かける前に,まずはGeo Centerにいって
展示を眺め,このパンフレットをもって
行くことをお勧めします.
普段とは人味違ったお散歩が楽しめるかもしれません.
投稿者 カズ : 21:09 | Newfoundland