2006年9月19日

大学の雰囲気

昨日はけっこう頑張って作業をしました.

朝,9時半頃に大学に行って,GAの用事を済ませて
その後,測定.

まあ,この測定は,結局あまりうまくいかず
おまけにボケていたせいで,火傷したのは
昨日書いたとおりです.

で,午後からはTAが3時間.

それが終わってからは,Newfoundlandで
とってきたサンプルの整形に取り組みました.

ドリルで取ってきた試料は,長さがけっこうあり
それを岩石カッターで切って,2.2cmぐらいの長さに
そろえるのです.

その前に割れていた試料を接着剤で止める作業をしてあり
もうあとは切るだけだったので,昨日はその作業に
没頭していました.

まさに言葉通り没頭していまして
18時ごろから始めた作業は途中夕ご飯を食べるため
1時間の休憩をいれましたが,あとは作業しっぱなしで
終わったのは翌5時半.

だいたい10時間ぐらい作業をしていたことになります.

別に急ぎの用事でもなかったんですけどね.

やろうと気がのったので,やってしまいました.

基本的に面倒くさがりなので,数日に分けると
だんだんやる気がなくなってきて,気付くと
クリスマス…なんてことがおきてしまうので
このやる気が出たってのは非常に重要かつ稀なのです.

というわけで,気合を入れて一日で終わらせました.

正直なところ,時計がない部屋ですし,
作業中は作業で頭がいっぱいなので
10時間という時間を感じることは
ありませんでした.

さすがに終わったら,
足を踏ん張っていたせいか,
ふくらはぎがものすごい痛かったですが.

バターをナイフで切るようにきれたらいいですけどね.

さて,作業が終わり,大学を後にしたのが
5時半過ぎ.

キャンパスには誰一人いません.

まあ,誰かしらはいると思うのですが
基本的にこんな時間に外をうろつく人間は
いません.

で,キャンパスを歩いているとなにか
なつかしい感じがするのです.

秋を感じさせる15度前後の気温.
明かりはオレンジ色に輝く外灯.
寒すぎず,冷ややかな空気のなか
しんとしたキャンパスを歩く.

富山もウィンザーも早朝のまだ太陽が上がらない
秋の誰一人いない大学の雰囲気はたいして変わらない
ことに気がつきました.

非常に心地よい雰囲気でしたね.

ちょっと頑張ってよかったと思えた
そんな帰り道でした.

投稿者 カズ : 22:47 | 留学生活

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