2007年8月20日
マリリン・マンソン
21時ごろ.ようやく日も落ち.
まさにマンソンらしくなってきた
会場に着き,開演時間の19時になっても
太陽がまだサンサンと輝いていたときは
なんてマンソンに合わない時間帯なんだ
と思っていたが,この真っ暗さがいい.
ステージ上の垂れ幕もMMとなり
オーロラビジョンもMMが表示されていて
もう次は確実にマンソン.
これでマンソンじゃなかったら
これを考えたやつはそうとう頭がいかれてる.
19時15分ごろになると,みんな席を立ち始め
いまかいまかとマンソンの登場を待つ.
30分ごろには照明が落ちたのだが
それでもでてこない.
そして,45分頃だろうか.
ようやく予想していた通りの曲.
If I was your Vampire
が流れ出した.
もうテンションは最高まで上がっていた.
マンソーン!!とか叫びつつ
はしゃぐ.
が,気になったこと.
マンソン,声がでていない.
特に途中の高音部分,Blood-stained ...
というところはひどい.ひどいなんてもんじゃない.
つーか,全体的に音もけっこうはずれているような
気がしたし,なんか残念.
最後のほうになったら声がでていたというよりは
叫んでいたといったほうが正しいだろうか.
うわぁ.なんかこんなにひどかったっけ?
とか思ってしまった.
が,そんなもん気にしてたら
ライブは楽しめない.
けっこう盛り上がりにかけるアルバムを
だしてのツアーだったので,こっからどうやって
盛り上げるのか気になっていたのだが
やってくれた.
2曲目にDisposable Teens
お~と会場は盛り上がり
さらに続けて,mOBSCENE
もう最高.
楽しすぎる.
次は…なんだっけかな.
Eat Me, Drink Meからの曲だった.
えーと,たぶんJust a Car Crash Away
ちょっと怪しい.
まあ,いいや.
これが終わったら,Heart-Shaped Glasses
(When the Heart Guides the Hand)
この曲は楽しい.
踊っている人もけっこういた.
で,この先はもうほとんど覚えていない.
ので,順番はあやしいけれど,
Dope Show, Sweet Dreams (Are Made of This)が
やった.
特にSweet Dreams (Are Made of This) の盛り上がりは
ハンパなく,一緒に行った友達が,これ有名な曲?
ときいてきたほど.
で,Putting Holes in Happiness かな.
I don't like the drugs (But the drugs like me),
をやって,Rock Is Deadをやった気がする.
この2つもというか昔の曲は外れがなさすぎる
曲ばかり.盛り上がらないわけがない.
I don't like ..では,マンソン,
デトロイト!!と叫んでいたが,
基本的にMCは一切ないライブだった.
で,あとなにやったんだろう.
Eat Me, Drink Meから1,2曲やったと思う.
最後は,Fight Song.
アンコール一回目は
Antichrist Superstar
真っ赤な垂れ幕とともに壇上にたって
聖書を燃やすパフォーマンスきた!!
そして,アンコール二回目は
The Beautiful People
もう言うまでも無い.
これもガチガチに盛り上がる.
そして,お仕舞い.
会場の構造で前のほうは座席席だったので
とくに激しいなにかがあったわけじゃない.
Slayerのときかな.
1人連れ出されていたけれど
その原因はわからない.
後ろのほうの立ち見(芝生)席は
ぼけ~ときいてたり,ノリノリで踊っていたり
する人たちがいたけれど.
曲も,昔の曲が半分ほど占めていて
しかもどれもがライブでやれば盛り上がること
間違いない曲ばかりだったので
けっこう楽しめた.
ただ,Eat Me, Drink Meからの曲を
メインにききたかった面もあるので
その辺は不完全燃焼.
特にEat Me, Drink Meはききたかった.
さらに,パフォーマンスはさすがマンソン
というべき,見た目も面白いパフォーマンスが
多かったが,そのセッティングがいただけない.
曲と曲の合間に,セッティングのために
一度明かりが下ろされて,ゴチャゴチャと
やられる.
これがものすごい微妙な間を作り出し
グダグダになっていた.
正直な話,アンコール1曲目が1曲目と
わからなかったほど.
そういえば,照明が終わった感じになったな
と後で思えばそうわかるけれど,会場にいるほとんどの
人が最後として理解していなかったと思う.
アンコール2回目にして,ようやく
アンコール待ちらしき,盛大な拍手と歓声が
わいていたぐらいだし.
またSlayerとの共同ライブって感じだったので
しょうがないといえばしょうがないのだが
正味1時間ほどのライブ.
1時間半ほどは行くかなぁと思っていただけに
物足りなさはぬぐえなかった.
たぶんこの物足りなさは上にもかいたが
合間合間に入ってきたグダグダな間が
原因でもあるんだろうけれど.
あと決定的に歌がへぼかったし.
と,愚痴愚痴と書いたが
それでもやっぱり楽しかった.
また次の機会があれば
行ってみたい.
が,次はマンソンの単独ライブがいいなぁ.
さて,マンソンの2回目のアンコール曲が
終わると同時に,会場中の人間が動き出した.
基本的に車以外の交通手段がないと思われる
この会場.
このままでは車が出せなくなると判断して
さっさと車をだすことに.
すでにそれなりにこんでいたがそこはあれ.
日本で鍛えた譲り合いありがとうの
精神でスルスルと列に入り込み,会場を後にしたのだった.
投稿者 カズ : 22:00 | 留学生活