2007年8月21日

帰り道

マリリン・マンソンのライブが終わり
会場をさっさと後にしたのだったが
たいてい僕らの行動というのはお決まりの
パターンがある.

最初と最後はグダグダ.

つまるところなかなか波に乗り切らないのだが
パターンだったりする.

で,今回も見事にそのパターン.

最初の曲がり角を間違えて
どこぞわけのわからぬ道に出てしまった.

途中まで自信があったようなナビ役の
友達もどうやらそれに気がついたようで,どうする?戻る?
ときいてきたが,Uターンできるような場所でもなかったので
そのまま突き進むことにした.

まあ,ミシガン州っていうでかい範囲ながら
いちお地図はあるわけだし,ところどころに
見つかる道路標識(こいつはホントに数が少ない)を
頼りに行けばなんとかなるだろう.というわけだ.

してみて,なんとかなった.

目当ての高速を見つけ,乗ったら
あとは簡単.

一路ウィンザーへ.

…と行きたいところだが
なにせライブの後.

約5時間,なにも飲んでいないわけで
これはライブではしゃいでないでもきつい.

本来は高速に乗る前にどこかに
よりたかったのだが,これが見事に店が無い.

カナダなら郊外でもよほどのど田舎じゃない限り
Tim Hortons の一つや二つ見つかるもんだと思うのだが
そういった系統のコーヒーショップが一切みつからない.

アメリカの一般的なものはなに?
スタバ?でも,全然見つからなかった.

マックとかそういったものも見つからず
気付いたら高速に乗っていたわけだが
喉の渇きも限界.

では,とりあえず高速を下りよう
ということになって,なんとなく大きそうな
インターで下りた.

…下りた.下りたはずだった.
が,気がついたら,また高速に乗っていた.

なにを言ってるかわからないかもしれないけれど
これが不思議なことに,事実なのである.

インターで高速を下り,本来はさらに右方向に
曲がっていかなければいけなかったのだが
ぼけ~としていたら,道なりに走ってしまい
再びそのまま高速に戻ってきたしだい.

なんで繋がってるかな.

とか思うも,まさか逆走するわけにも
いかず,しょうがないので,次のインターで下りた.

してみたら,これがなんもないところ.

明かりはさっぱりと見えず,
どうしよう.

とりあえず走っていればコンビニとか
あるだろうと適当に走ってみると
コンビニ(というかガソリンスタンド)発見.

そのままガススタによって
ようやく飲み物購入.

カナダより全体的に安いような気がしたのは
気のせいだろうか.

ダイエットコカコーラ+とかいう代物を購入.
+はミネラルやビタミンがプラスされているそうだ.

初めて見た.カナダじゃ見たこと無い.
つーか,別にコーラにミネラルとか求めてないし.

味はと言うと,なんか普通のコーラと違うような
そうでもないような.

ちなみに僕の言う普通のコーラは
ダイエットコーラのことだ.

閑話休題.
飲み物を買って,再びウィンザーに向けて
走り始める.

高速の乗り場を地図で確認して
てきとーに走っていったわけだが
ここで変な好奇心登場.

ちょっと大通りから外れてみる.

とはいえ,裏路地なんてとこにはいかない.
普通の通りクラス.

が,これがすごいのなんの.

12時ぐらいだったので当然といえば当然かもしれないが
歩いている人はほとんどいない.
いたら,確実にそれは黒人.

車を運転している人を見てみれば
これまたほぼ100%黒人.ほぼっていうか
黒人以外が乗っている車を見なかったほど.

うわ.これ,車停めて外に一歩でもでたら
確実にやられるっていうか,この通りから
外れたらやばいんじゃねーか.というぐらい.

肝試しなんてレベルじゃない.
もっと生々しい恐さ.

とはいえ,別にそれほどはしゃいでいたわけでもなく
またそれなりに明るいメインストリートみたいな
ところを走っていたので特にトラブルなく
そこは抜けていった.

そして,てきとーに走っていくならば
高速の乗り場が見えてきた.

よし,もうこれでウィンザーに戻れる.

その時はそう思ったのだが
やはりそうはいかなかったのである.

高速に乗り,ぼけ~と運転していくと
インターチェンジに近づいてきた.

あっ,あそこを右に
というナビの指示にしたがって
右車線に車を移動し,走っていく.

走っていく.…やべぇ.事故る!!

車線を飛び出して本線へ.

いちお後続車は確認していたので
無事に本線へ戻ったのだが
なにが起きたかといえば,減速ミス.

思ったよりカーブが大きくて
これは確実にブレーキが間に合わない.
曲がりきれない.吹っ飛ぶ.

こんなことがおきていた.
普通にいけると思っていたのだが
というのも減速を示す標識も見えなかったし
前の車もそれなりのスピードで入っていったので
いけると思ったのだが,いざ目の前にカーブが見えてくると
これは行っちゃいけないとなにかが告げてきたのだった.

幸いにも無事に本線に戻ったわけだけども
もう行きたい道路には戻れない.

残す方法は一つ.

デトロイトのダウンタウンに突入.

正直,これだけはしたくなかった.

デトロイトのダウンタウンがどれほど
治安がいいかは定かではないが,
確実によくはないだろう.

さらに週末の夜中.
間違いなく人は多そうだし.

でも,しょうがない.
ほかに選択肢はないしと
ダウンタウンに入っていったら
これが驚くほどの渋滞.

車線を変えるだけで一苦労.
どこの日本!?これ.とか思ってしまうほど.

ウィンザーの夜とは明らかなる違いを
見せ付けてくれるさすがは
“大都市”デトロイト.

もう2度と行くことはないけれど.

ナビ役の友達のほぼ勘に頼りながら移動していくわけだが
あまりの車の数に車線変更もままならず
思うような方向に進めず大苦戦.

ホントは橋のほうに進みたかったのだが
気付けばトンネルのすぐそばに.

初めてデトロイトに来たときに
一度見たアイスホッケー場の目の前に
なぜかいた.

ここまできたら,橋までいくより
トンネルに行ったほうがはるかに楽.

ダウンタウンの一番混んでるところは
抜けたわけだし,トンネルへの行き方は
だいたいわかる.

料金所でお金を払ったらトンネルへ.

一気にアメリカからカナダ.

これで家に帰れる!

と思ったら,入国でちょっと足止め.

普通にやりとりをかわしたのだが,
僕らのなにがいけなかったのか知らないけれど
税関に行ってといわれ,税関にいくことに.

税関につき,まずはパスポートを渡す.
どこ行ってきたの?
などといった,入国のときにきかれたようなことを
きかれたので,そのまま答えて,
じゃあ車を降りて,壁側に立ってて
といわれた.

はいはい.と車を降りて壁に寄りかかる.

すると,詮索開始.

懐中電灯片手に,バックの中も
トランクも,座席の下も車のあらゆる場所を
念入りにチェックされる.

が,別にやましいものはなにも持っていないんで
一通りのチェックが終わったら,どーもありがとう.行っていいよ.
となり,ついにカナダ入国.

つーか,あれだ.バックを開けたら閉めろ.
中身を放り出したままにするな.
もうちょっと丁寧に扱いやがれ.

とか思った.

ちなみに隣にいた一行は
一通りの検査が終わると
奥に連れていかれていたが
一体なにがみつかったのだろう.

まあ,気にするもんでもないか.

こうして長い長い1日は終わっていったのである.

日本食を買って,食べて,マンソンのライブを見て
デトロイトのちょっと(?)暗い部分を見て
税関で足止めくらって.

いろいろあったが,初めてアメリカを
楽しんだ.そんな1日あった.

投稿者 カズ : 23:36 | 留学生活

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