2007年11月30日
千と千尋の神隠し
なんだかやる気がおきないので
20時ごろに家に帰ってきた.
遅くまでやってると思った人は
甘い!
と!マークをつけてもしょうがないのだが
基本的に昼出勤なので,それほど大学に
いなかったことになる.
まあ,金曜だしと自分を強引に納得させて
家に帰り,さてなにをしようと頭をひねる.
寝てもいいのだが,せっかく早く帰ってきて
速攻寝るのはどうか.
明日は土曜日.
大学に行くとしても,好きなだけ寝てられる.
…昼出勤でよくもそんなことと思われる方もいるかも
しれないが,普段は10時ごろに目覚まし時計.
二度寝しなければ,そこからお弁当作るし
二度寝するとだいたい11時ごろになるので
そっから大学に行くという寸法だ.
土曜日は目覚ましをかけないので
たいてい12時ごろまで寝てるわけで
それならば今日は早く寝る必要はない.
う~んとなにしようと考えていたら
ふと頭に思い浮かんだ.
映画見よう.
この前,友達に千と千尋の神隠し
を借りて,まだ見ていないのだ.
映画はちょこちょこ見ていくものではないと
思っていて,見るなら一気に見たい.
でも,2時間とか長いんだよなぁ
となかなか手が伸びないわけだが
今日こそがまさに手を伸ばすチャンスではないか.
お酒を飲みつつでもいいのだが
それをやると確実に寝てしまうので
ダイエットコーラを用意しての
一人映画鑑賞会.
千と千尋の神隠し.
久々に見たが,やっぱり面白かった.
全てのジブリ映画をマジメに見たわけでもないので
最高のジブリ映画は○○だと声を大にして
いえるわけではないが,個人的には
千と千尋の神隠しが一番好きだ.
特に思い出があるわけでもないのだが
なんとなくこれが一番だ.
のんびりぼんやりほわほわと見れるからかしらん.
あ~,映画っていいもんだ.
また時間を作ってみたい
というか,思い出した.
借りてまだ見ていない映画がある.
そろそろ見ないといけないなぁ.
どうでもいいことも含め,
やることがいっぱいある週末になりそうだ.
投稿者 カズ : 23:59 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月29日
天ぷら
ボール盤で試料整形しているときは
完璧にそれに集中している.
部屋には鍵をかけ,
もくもくと石をドリルでくりぬくわけだが
騒音も手伝い,周りのことは気にならない.
部屋に鍵をかけるのはこれも
一つの理由で,つまり不審者が
部屋に入ってきても,まったく気付く
自信がないわけで,それはまずいというわけだ.
そんな今日も部屋に鍵をかけ
作業をしていたのだが,突然,隣からHello
と声をかけられた.
すごいビクッとなり,いやもうあの
驚き方はすごかった.
完全に誰もいないと思っている空間で
突然真横から声をかけられるのだ.
その正体はうちの教授で用事があって
工作室にきたというわけだが
ホントびっくりした.
確実に寿命が5年は縮まったわけだが
話はそれで終わらない.
教授に頼まれた仕事を終わらせ
再びボール盤に向かう.
あぁ,それにしても焦ったなぁ.
とか思いながら,作業をしていたら
再び横から突然,Hi Kazuといわれた.
…もう勘弁してください.
死んじゃいます.心臓が2つあったら
もう2つ目も飛び出しています.
心臓がバクバクいいながら
横を振り向くと笑顔の教授がいて
また用を頼まれたのだが,なんだろう.
人がきたのを教える
ブービートラップでもしかけようか.
ホントそのうち倒れてしまいそうだ.
さて,自分で焼かせてくれる牛タンの
登場に一気にテンションはあがった武蔵での
晩御飯.
その他の料理もおいしい.
今まで行ったデトロイト郊外の
日本料理屋さんでは,まだ握り寿司を頼んだ
ことがなかったので,武蔵で初めて頼んでみた.
頼んだのは,サーモン,平目,そしてシマアジ.
アジとシマアジの両方が選べるなんて
すげぇなぁ.とか思いつつ,50セントの違いだったので
ちょっと贅沢にシマアジにしてみたのだ.
ネタというか寿司自体やや小ぶりで
お値段は高めなのだが,それでも
口に運べば,あぁおいしい.となる.
個人的にはバッテラ寿司はサクラのほうが
おいしいと感じたが,なんでだろう.
鯖の厚さか.それとも,いま思えば
全体的にお酢があまりきいてないような気がしなくもない.
寿司以外はなんだろう.
みんながいろんなものを頼んでいるので
一つ一つ思い出していくのは至難の技なのだが
一つだけ記憶に強烈に残っているのは,天ぷら.
もう国外でも寿司に引き続き
立派な地位を獲得している料理だが
この天ぷらというものはなかなか難しい.
衣はだまが残る程度にとか氷水で冷やすとか
どこぞで仕入れてきた知識は存分にあるのだが
実際の技術が追いつくわけもない.
素人と玄人との間にでっかい壁がある.
実際のところ,天ぷらを出す店というのは
カナダでも多いわけだけれども,なんていうんだろう.
揚げればいいんでしょ.みたいな雰囲気が
どこかに見え隠れする出来のものが多いような気がする.
日本でも,衣がメインなんだかよくわからんような
ものを食べさせるところもあるし,概して天ぷらは難しい.
が,武蔵の天ぷらは旨かった.
サクっと素敵な感触.
具も顕微鏡を取り出して確認するとか
そんな必要もなく,バーンと登場する.
すごいおいしい.
天ぷらだけを食べにきても
全然問題ないぐらいのおいしさ.
さすが老舗と納得してしまった.
で,肝心の写真だが
天ぷらの写真がなかったので
デザートに食べたアイスで誤魔化すとしよう.
雪見だいふくみたいなもので
抹茶,マンゴー,ゴマとなる.
雪見だいふくなのかしらん?
こんな種類あるの?
日本にいないからよくわからない.
まあ,店で武蔵という老舗で
普通の雪見だいふくとかちょっと出して
欲しくないので,オリジナルと信じたいところ.
抹茶とマンゴーを食べたのだが
普通においしかった.
もう1種類のデザート.
それはまたの機会に….
投稿者 カズ : 23:23 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月28日
牛タン
デトロイトに遊びに行くと毎回
ジャングルというフリーペーパーを貰ってくる.
日本語というだけでも貰う価値は十分にあるのだが
レストラン情報もあり,カラオケや日本食レストランの
情報は基本的にそこで見つけている.
で,今回貰ってきたジャングルの表紙を飾っているのは….
イルカ さん.
イルカさんがシカゴにやってくるという
ニュースだった.
2008年の1月20日にシカゴ日本商工会議所で開かれる
新年会に特別ゲストで出演するとのことだ.
と,ここまで書けばわかると思うが,
動物のイルカではない.なごり雪で有名なイルカさんのほうだ.
親がよくかぐや姫をきいていて,
その影響か,僕はかぐや姫が好きだ.
その繋がりもあってか,というか
姉がイルカさんが好きできいていたこともあり
もちろん自分自身もイルカさんは好き.
シカゴか.
遠いなぁ.
デトロイトだったら行ったのに.
残念だ.
さて,日本料理屋さん,武蔵.
NoviのOne World Marketから
紆余曲折ありながらようやくたどり着いた
その場所は,高級感漂う店構えだった.
が,怖気づくわけにはいかない.
心を決めて,入っていく.
人数を告げ,案内された部屋は
これまた学生には縁のなさそうなお部屋.
こんなところにいていいの?
綺麗で雰囲気のよい空間に
テンションは不自然に上がっていくわけで
店に入っただけでこんな浮き足だつのは
すごい久々のことだ.
お手洗いに行き,気分を落ち着けたら
メニューに目を通す.
まずはお酒.
日本酒,洋酒.
いろいろそろっていた.
焼酎の種類は少なかったが
日本酒はさすが.
洋酒の種類も多種多様あり
ようするにお値段もぴんきり.
このお酒の豊富さは
きっと接待に使われるからなんだろうなぁ
とかぼんやりと思いつつ,まずはヒレ酒を.
お酒を頼んだら,続いてはお食事のほうへ.
なるほど.このお店はレストランか.
小料理の種類はあまり多くないのだが
トンカツや鍋,麺類などメインがそろっている.
小料理もないことはないんだけどね.
がっちり食べるならここでもいいけれど
お酒を飲みつつ,いろいろつまむとなれば
フミやサクラといったほうが目的に適うと思う.
まあ,いいや.
ないものねだりは意味をなさないし
実際のところあるもので十分に満足できるのだ.
バッテラ寿司に普通の握りもちょこちょこ頼んで,
あとは唐揚げやお漬物,イカリングなんぞも頼んだ.
しばし料理が来るまで待っていると
やってきたのは,牛タン.
牛タン.
こっちで牛タンを頼むと
ほぼ間違いなくすでに焼かれたものが
出てくる.
それでも十分おいしいのだが
なんだか物足りなさも感じる.
やっぱり日本の焼肉屋さんみたいに
自分で焼いて,焼き立てにレモンをちょっと絞り
口に放りこむのが最高なのだ.
そして,この武蔵という店は
それを実現させてくれた.
もういうまでもないだろう.
今日の写真を見れば一発だ.
なんだ,このお店は.
日本じゃん.アメリカじゃねーよ.
なんだ,この充実具合は!?
その美味しさは筆舌に尽し難いものがある.
牛タンを口に運んだ友達がいきなり笑い出し
やべぇ泣きそうと口走った.
あの瞬間のために,美味という
言葉があったといっても過言ではない
そんな牛タンだった.
金出したら旨いもん食えるんだなぁ.
しみじみと感じた夜はまだまだ続く….
投稿者 カズ : 23:38 | 留学生活 | コメント (2) | -
2007年11月27日
別空間
だいたい11時ごろに大学に行き
1時ごろに家に帰る.
ここのところ平日はずっと
こんな生活だ.
帰り道.
ぼんやりと歩いていたのだが
ふと一週間が8日ぐらいあればいいのに.
とか思った.
ここまではよくある話.
きっと誰もが同じことを考えたことがあるはず.
が,今日はちょっと違っていた.
すぐさま一週間が8日あっても
どうせ忙しさは変わらんだろうなぁ.
みんな一週間が8日になったら,それに
あわせた生活になるんだろうし.
…あっ,そうだ.
時間止められないかなぁ.
そしたら,4時間ぐらい余分に寝れるのに.
時間を止める.
これまた誰もが一度は妄想したことが
あると思うのだが,時間を止めて寝たいって.
なんだろう.
きっと時間を止めてやることのなかで
最もくだらないことだと思う.
あぁ,眠い.
さて,デトロイト郊外の日本食レストラン
武蔵.
地図を立ち読みし,完璧に頭に叩き込んだ
スーパーナビの活躍で,武蔵がある一角までたどり着いた.
が,わかるのはそこまで.
あとは自力で探さなければいけないのだが
暗闇の中,どこにあるかはっきりとわからない
レストランを探すのは至難の業だ.
こうなったら,一番単純な方法を使おう.
つまり,人に聞く.
武蔵がどれだけ有名なレストランかしらないが
少なくても近くにあるわけだし,きっと地元の人なら
知ってるだろうとの予想からだ.
とはいえ,夜.
人通りが多いとはいえない一画で
歩いている人なんてどこにも見えない.
が,駐車場内に人を発見.
これだ.
すいませんと声をかけ,
武蔵っていう日本食レストラン知ってます?
ときくと,知ってるよ.そこを曲がってまっすぐいけば
○○センター内にあるよ.看板もあるし
すぐにわかるはずだよ.と教えてくれた.
言われるとおりにいってみれば,
ビルの駐車場についた.
直進するなら駐車場に突入.
道なりに進んでいくと,ちょっと左に曲がって,
また右に曲がって再び直進もできそうだ.
どうなんだろう.どっちが正解だ?
ていうか,ビルの駐車場ってことはないだろ.
ってことで,道沿いに行くことに決定.
そびえたつビルの中から武蔵という
看板を探すべく,彷徨う.
彷徨う.
…どこだ!?
まったくもって見つからないレストランに
焦りつつ,車を適当にとめてその辺のビルに入ってきく?
という案もでてきたころ,一台の車が目に止まった.
RV車で黄色いランプもくっついている.
駐車場の管理をしている車のようだ.
こちらがフラフラと彷徨っているのを心配したのか
不審に思ったが,目の前で止まった.
これぞチャンス.
横付けして,窓を開け,武蔵っていうレストランはどこ?
ときいた.
すると,笑いながら,ついておいで~
というではないか.
こりゃよかった.ついにたどりつける.
と思っていると,けっこう車は走る.
案外距離があるんだなぁとか思っていたら
見覚えのある通りにでてきて,見覚えのある
駐車場に入っていった.
…あぁ.よく見たら,武蔵って看板が駐車場についてた.
正解は道なりに直進じゃなくて,完全直進.駐車場だったか.
とか思いながら,さらに先導してくれるおばちゃんに
くっついていった.
2階3階と上っていくと,武蔵とかかれた入り口発見.
ここだ!
駐車場に車をいれる.
おばちゃんは僕らの車が止まるとそれを確認して
去っていてってしまった.せめてお礼がいいたかったのだが残念.
ここはわかんねーな.ていうか,2度とたどり着けない気がする
とか思いつつも,ビルの中に足を踏み入れる.
内部はいかにも高級そうな学生が気軽に入っていいのか?
と少々卑屈になりそうなそんな雰囲気が漂う空間だった.
今日の写真は,そのビル内に広がる景色.
ビルの中.
武蔵は2階に位置している(…あれ?
駐車場と関連が取れない.もしかして3階?)のだが
その目の前の吹き抜けが美しい緑.
なんだここ?
期待と不安を抱きつつ,店内に入っていったのだった.
投稿者 カズ : 23:59 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月26日
和食への道
昼ごはんに,Noviで買ってきた
惣菜パンを食べる.
おいしい.
ウィンナーパンが,たこ焼きパンが
ジャガマヨパンが,すべてがうまい.
幸せだ.
さて,金曜に行ったアメリカ.
プチ日本旅行とでもいえばいいのだろうか.
パン屋さんでパンを買って
スーパーで日本の食材を買って
ついでに雑貨も買って,日本食を食べに行って
最後にカラオケで締める.
最高だ.
この中で,日本食レストランというのは
かなり重要なポジションにくる.
まだ手探り状態というか
デトロイトに行くのは何度目かわからないが
同じ店に行ったことはない.
毎度,どこか別の店を試しているのだが
それは今までの店に納得してないからではない.
正直な話,もうこの店でいいんじゃね?
と思える店は自分の中にあるわけだけれども
せっかくの機会.
いろんなお店を開拓できるだけ開拓しておくのは
悪いことじゃないというわけだ.
そんな今回は,Southfield にある 武蔵
というレストランに行ってきた.
この武蔵,デトロイトでは最も古い
日本食レストランらしい.
最古のレストラン.
(といっても,たぶん1985年創業だと思うのだが…)
これから感じることは
ただ一つ.
高級.
この2文字だ.
デトロイトに限らず
古くからやってる食べ物屋さんは
基本高いと相場は決まってる.
それが100年だろうが20年だろうが
最古という響きがもうそれを暗示している.
が,しかし古くからあるということは
それだけ愛されているということでもあるだろう.
つまり,おいしい.
と考えることももちろんできるわけで,
じゃあ,行ってみましょうということになったのだ.
だいたい日本食…独り言だが
なぜ僕は日本食とすぐにでてくるのだろう.
日本にいたら,間違いなく和食
という言葉が出てくるだろう.
今日,なにを食べに行く?
日本食かな.
こんなへんてこりんな会話は
日本でしたことがない.
和食がいいなとか
和で行こうかとか
それかもっと具体的に
寿司とかトンカツとかでてくる.
和食.日本食.
いつから,僕は和食を捨て
日本食という言葉を使うようになったのだろうか.
和食.
和.
その美しき響きが
でてこないなんて哀しい.
閑話休題.
武蔵に行こうと決めて
じゃあすぐに…というわけには
実のところいかないのだ.
なにせミシガン州の地図しか
手元にはない.
フリーペーパーに武蔵の
住所は載っているわけだけれども
ミシガン州というバカ広い地図上で
ピンポイントにその場所を見つけることは不可能だ.
なにせ日本食材を購入した
One World MarketはNoviという町に,
向かう武蔵は,Southfieldという町にあり
確実に数十分の移動が必要な距離がある.
どうしよう.
…あっ.閃いた.
お店には詳しい地図が
売られている.
そこで,せめてSouthfieldまでどうやっていくか.
Southfieldのだいたいどのへんか.
これらを立ち読みすればいいんじゃないか?
スーパーナビと僕が勝手に読んでる友達が
そこまでの道順を地図を見つつ,完璧に
頭に叩き込み,出発.
そして,さすがはスーパーナビ.
なんと武蔵がある区画近くまで
道に迷うことなく到着したのだった.
投稿者 カズ : 23:57 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月24日
電磁気学
昨日はデトロイトというか
その郊外の町にいってきた.
そのお話はまた今度というわけだが
とりあえず楽しかった.
お金はかかるけど,ストレス解消には
もってこいだ.
さて,今日は土曜日.
昨日,家に帰ってきたのが遅いので
のんびりしようかと思っていたら
友達から電話がかかってきた.
勉強教えて.
まあ,断る理由はどこにもない.
単位を落としてしまっても困るし
力になれるならなりましょうということで
大学へ.
別に家でやってもよかったのだが
専門書の部類が家にはほとんどない+
家だとやる気がおきないので,大学で
やることにしたのだった.
で,なにを教えればいいのかと
いうならば,電磁気.
電磁気.
専門ちがうし.
僕は地球科学の学生.
地球科学のなかの地球物理学,
特に古地磁気・岩石磁気学を専門にしてる.
上の古地磁気とかをもっとちょっと広げるなら
地球電磁気学となって…あれ?
電磁気って入ってきた.
まあ,実際のところ物理学科の人が
専門にやってるような電磁気学は自分の限界を超えているが
入門程度ならまだ辛うじてなんとかなったりもする.
そして,教えてくれといわれたのは
その基礎に近いところ.
これなら友達のノートと教科書と
僕の持っている電磁気に関する専門書なんぞを
駆使すれば,なんとかなるだろう.
日本語で教えればいいんだし.
そんなわけで,ノートと教科書を読みつつ
そしてその間に,その友達に電磁気ハンドブックを
読んでもらいおさらいをしてもらい
下準備は完了.
あとは,ノートを見つつ
どこがわからないのかきいて
そこを説明していく.
ここがわからん.そこはあれ
とテンポよくいけばいいが
そこまでの知識はないので,えっとそれは…
といろいろ戻りつつの説明となっていく.
最後は,練習問題で解けない問題の説明.
どれもそれほど応用問題はなかったので
多少頭をひねくれば,なんとかなった.
説明下手とよばれる僕の説明でも
いちお疑問はほとんど解決したそうで
感謝というか,さっさと日本に帰って
物理教師をやれというお褒め(?)の言葉をもらった.
だいたい時間にして3時間弱.
地球物理じゃなくて純粋な物理に
久々に頭をフル回転した.
人に説明するってのは自分の勉強にもなるので,
しばらく離れていた電磁気のおさらいにもなって,よかった.
それにしても,やっぱり物理ってのは
得意教科じゃない.
電磁気の本を読みつつ,そう思った.
地球物理が一番だ.
投稿者 カズ : 23:46 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月22日
液体絆創膏
不覚.
最近疲れてるし
早めに寝て,ちょっと早起きして
朝から頑張ろうとか思ってたら
13時間とか寝てしまった.
いつもより起きた時間遅いし….
さて,大学行ってラボやって
ラボが終われば,自分の研究.
採ってきた岩石試料から,測定用の
古地磁気試料をくりぬく作業.
ボール盤と岩石カッターの出番だ.
時間はかかるものの
なんとか順調にやっていたら
トラブル発生.
左手の指先に手のひらの一部を
ぱっくりと切ってしまった.
血はなかなか止まらないし
痛いしで,作業は中断.
ドラッグストアへ.
指先の怪我は絆創膏をはればいいのだが
手のひらはややでかくて,絆創膏じゃおいつかない.
なにかないかと棚をみていれば
あった.
液体の絆創膏.
スプレー式か液体を塗る方式か
どっちがいいかわからない.
う~んと頭をひねりつつ
きっと塗る方式のほうがしっかり
いけるんじゃないか?という結論になり
そっちを買うことにした.
が,ここでも問題.
メーカーが複数ある.
どうしたもんか.
ズキズキする左手のためにも
こりゃなんとかしないと.
3Mか?いやここは無難にBand-Aidか.
それとも他のよりも3ドルほど安い
このきいたことないブランドか.
…この安いのはないな.
ここは金をケチるところじゃない.
むむむ.よし,Band-Aidでいこう.
たぶんこれが一番間違いない.
およそ5分.いや10分ほどだろうか.
迷った挙句,Band-Aidの液体絆創膏を
カゴに放りこみレジに向かった.
家に帰り,まずは手を洗うが
これがしみる.
が,洗わないわけにはいかないので
しっかりと手を洗う.
そして,初めての液体絆創膏.
力を入れられない左手は
添えるだけ.右手で箱を開けていく.
バーンと出てきたのは
ちっこい液体絆創膏.
なんじゃこりゃ.
ちっせー
というのが初めてみた感想.
容量が見当たらないのだが
その辺の目薬のほうがよっぽどたくさん
入っている.
10回分入っていて
1回に2滴だから,20滴分.
目薬20滴分.
10ドル.
たけぇとつぶやいたが
どうしようもない.
それに,これだけではなくて
ほかに綿棒らしきものもついている.
この綿棒が10本ついていて
1回1本,使い切りタイプ.
綿棒の先っぽに2滴たらして
それで傷の上を塗るっていくというわけだ.
本来は一つの傷口に1本なんだろうけれど
1回につき3本の消費は痛すぎる.
そんなんは大名もしくは貴族がやることであり
庶民であり,さらには貧乏学生という肩書きまで
おまけでついてくるような人間はそんな贅沢はしない.
指先(薬指と中指)に1本.手のひらに1本.
…ちょっと贅沢してみた.
しみる!というようなことはなく
ペタペタと綿棒らしきものを使って傷口に
塗っていき,乾燥させる.
1分ぐらいは少なくても乾燥させろとの
ことなので,しばらくほっておくのだが
これが微妙なのだ.
なにせ,無色透明.
乾いたかどうかなんてわかりゃしない.
恐る恐る触ってみれば,
口に出るのは,いてぇ.
そりゃそうだ.
たとえ絆創膏だろうが
傷口に触れば痛いのは決まってる.
とりあえず,乾いたようなので
血も止まったし,よかったといっていいだろう.
液体絆創膏.
広い傷口には便利だとわかったが
なんとなく無色透明で傷口が見えるというのは
あまり精神衛生的によろしくない.
傷口周辺がてかっていて
あたかもアロンアルファでも塗ったかの
ようにみえるのも,どうかと思う.
が,まあ,そんなもんは贅沢な要求というものだろう.
液体絆創膏.
なかなか興味深い代物だ.
投稿者 カズ : 23:43 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月21日
データレスキュー
朝起きて,歯を磨いていると
友達から電話がかかってきた.
朝っぱらといっても,昼近くな
わけだけれども,一体なんだ?
と思いつつ,電話を取ってみれば
なんでもパソコンが壊れたそうだ.
寝ぼけて(?)ノートパソコンを
落としたそうで,セーフティーモードでも
起動できないとのこと.
落としたって…それはハードディスクが
いかれたんじゃねーの?と思いつつも
とりあえずKnoppixでも試してみるかとやってみた.
データだけでも助かれば
まだマシだしね.
1,2ヶ月ほどまえ,ウィンドウズが起動しなくなった
と別の友達から相談を受け,ダウンロードしておいた
Knoppixが手元にあるので,それを使うことに.
なんどかBios設定画面に行くまでに
時間がかかったが,F2を連打してなんとかたどり着く.
CD-ROMから起動するようにして
CDを突っ込むと,ちゃんと起動.
HDDも見えた.
さて,ここからが問題.
どうやってデータを移動させようか.
6GBぐらいのデータを救いたいそうで
手元にある1GBのフラッシュメモリじゃちょっと面倒.
かといって,外付けDVDドライブがあるわけでも
ないので,DVDに焼くというのも却下.
また外付けHDDも家においてきてしまった.
したらば,ネットか.
ワイヤレスランがついているので
それを使おうとなったのだが,
これが全然わからない.
そのまま使えるのかどうかもわからないので
とりあえず僕のパソコンで検索し
何通りか試すも,ネットに繋がらず.
有線ランで接続して,僕が無線でいけばいいんじゃね?
とも思ったが,なぜか大学の無線ランに今度は僕が繋がらない.
他の人は動いているようだったので
きっとなにかが間違っていた.
が,考えても何一つ解決方法が
見つからないわけで,それならばUSBフラッシュメモリを
使えばいいというお話だ.
残念ながら,一部のファイルは
壊れているのかアクセスできなかったりしたが
きっと8割ぐらいのデータは救出できたと思う.
いやはやよかったよかった.
新しいパソコンを買うと友達はいっていたが
それでもデータがあるとないとじゃ全然違う.
もちろん壊れないのが一番だけどね.
落とすとかひどすぎる.
パソコン=精密機器という
考えがだんだんなくなってきてるのだろうか.
投稿者 カズ : 22:19 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月20日
マナー
ヤフーを覗いたときに
リクナビのバナーが目に入ってきた.
それは→これ.
別にバイトが気になったわけではなくて
目がいったのはその隣の熊.
かわいいなぁとぼんやりと
見ていたら,熊の頭の上にある文字に
目がいった.
サンプリング.
…
サンプリング!?
石でも取りに行くんかな?
楽しそうだなぁ.
とか思ったのはここだけの内緒.
きっと職業病.
それもかなりの重症.
もう完治は不可能のレベル.
疲れてるんだ.きっとそうだ.
で,ホントはいったいなんの
サンプリングなんだろう?
さて,ここ最近は完璧なまでに
夜型になってしまった.
昼頃にきて,夜中1時,2時に帰っていく.
これを9時に来て,21時22時に帰っていくならば
規則正しい生活と呼べるようなものに
なるんだろうけれど,その朝9時に大学に来るという
行為が絶望的にムリだ.
それに夜のほうが人がいなくて
気楽にいろいろできるのでいい.
コア抜き作業もその他の作業も
誰もいないので,鼻歌を歌いながらできるし.
日中はたとえ工作室のドアを閉めていても
いつ誰かが来るかわかったもんじゃないし
ノリノリで歌を歌っているのを見られるのは
恥ずかしいってお話なのだ.
で,夜中に帰るわけなのだが
夕飯の分のお弁当は普段はつくらない.
では,どうするかといえば
どっかで買ってくることが多い.
そんな今日は中華のテイクアウト.
なんとなく中華が食べたくなったので
テイクアウトして,院生部屋でネットしながら
ご飯を食べるというお気楽夕飯だ.
大学近くのけっこう味付けが好きで
お値段もまあまあのお店に行く.
外から見ると,中国系の家族が1組いた.
やっぱあんま客いねーな
とか思いつつ,お店に入り
注文をする.
椅子に座って待っていると
客の子ども2人が店内を走り回っていた.
幼稚園年長から小学校2年ぐらいだろうか.
兄弟なのかしらないが
なかよく奇声を上げつつ
パタパタとうろちょろする.
僕のほうにもやってきて,
笑いながら隠れたり現れたりを繰り返したり
そんなこともやっていた.
残念ながら子どもは苦手なので
基本,笑顔で無視を貫くのだが
お構いなくはしゃいでいる.
うるせぇ.
親はなにしてんねん
と思い,そちらをみてみれば
気にすることなく黙々と食事を取っていた.
マナーがなってねー.
子どもをちゃんと制御できなきゃ
ベビーシッターでもやとって
子ども置いて飯食いにこい.
とか,テイクアウトにしてよかった.
こんな空間で飯なんて食えねぇ
とか思っていたら,事件発生.
別のテーブルの上にセットしてあった
お箸を子どもの1人が落とす.
そして,それがおもしろかったのか
もう1人も茶碗を落とす.
で,放置.
親も気にすることなく放置.
うわっとか思っていると
さらに信じられない光景が.
料理を運ぶ店員さんが
落ちている箸に茶碗に気付いた.
気付いた店員さんは,それらを
拾い上げると,さもそれが当然のごとく
テーブルのもとあった場所にちゃんとセットして
戻したではないか.
ありえねー.
これはありえねー.
洗え.戻すな.
なに考えてるんだ?
その瞬間,今後この店を使うのは,
少なくても,店で食べるのは
やめようと心に決めたのだった.
あぁ,ホント勘弁して欲しい.
投稿者 カズ : 23:40 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月19日
ラボあれこれ
11月も半ば.
もうすぐ学期末ということで
ラボも終わりが見えてきた.
木曜にやっている1年生向けのものは
来週,ラボの期末テスト.
月曜にやっている4年生向けのものは
…きっと今日が最後.
なぜきっととつくかといえば
まったくもって日程を把握していないから.
今日,ラボが始まる前に
学生さんに最後の課題だね
といわれて,あ~そうなんだ
と知った.
最後の課題と言うことは
きっと来週テストがあるんだろうけれど
そのへんのことはよくしらない.
テストがあるといわれても
僕がやることは試験監督なわけで
当日に突然いわれてもまったく問題ない
というわけだ.
まあ,実際のところ
もし来週テストなら,今日の課題の
採点を少なくても今週中に終わらせないと
いけないわけだが,それも学生さんが提出
してくれないと始まらない.
僕がラボに関してやることは
のんびりと教授からメールがくるのを
待つだけだ.
してみて,このラボ.
当初は実際に野外に行く予定だった.
物理探査の授業であり
やっぱり野外で実際にやってみる
ってのは,大きな経験になるし
それができるだけの装置もうちにある.
というのは,もともとこの授業を
担当してた教授は,野外での実習も
取り入れていたから.
5年前,現担当教授に代わってからは
その調査がなくなって,ラボはもっぱら
課題を解くだけとなったのだ.
課題を解くのが悪いわけじゃないけれど
個人的意見としては,実習があったほうが
おもしろいし,いい経験だと思うのだ.
僕が今夏,物理探査の授業をとった後,
他の教授とやっぱり実習は行くべきだ
という話になった.
そして,その教授が,担当教授に
話をした感じでは,いちお乗り気になったみたい
だったのだが,面倒になったのかなんなのか
実習が実行される気配はない.
残念だ.
…残念だが,もう寒くなってきたし
今から行くというのは避けたいというのが本音.
やるなら9月か遅くても10月だな.
来年はあるのだろうか.
せっかくある装置を使うという意味でも
ゼヒともやってほしいもんだ.
投稿者 カズ : 23:50 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月18日
爪切り
日曜日.
どのくらい前からかわからないが
特に何もなければ,日曜日は大学にくる.
基本的に土曜日は洗濯や買い物.
あとは家でのんびり.
日曜は昼頃まで寝て
起きたら,大学というパターン.
最近は,ついに院生部屋に暖房が
はいったので,休日でも快適だ.
しかし,思うにいつから
家ではまったく作業をしない
人間になったのだろうか.
例えば論文1つ読むのにも
大学にきて読む.
図書館で作業というのは
大昔から苦手で,院生部屋で作業をする.
大学に部屋がなかったときは
図書館が苦手というわけで,
ほぼ間違いなく家で勉強していたわけで
決して家で作業をできないわけじゃないと
思うんだけど….
自分の部屋はリラックスする場所.
そのリラックスする場所を壊すのと
寒い中(片道)20分歩くのとでは,後者のほうが
まだマシだと思う自分がいるわけで
これはこれでびっくりしたりもする.
家で作業をしない.
恐らく院生でいる限りは
これを貫けるだろう.
徒歩圏内に住んでるから
終バスも関係ないし.
社会人になったら…できるのかしらん.
まあ,いまはまだいらぬ心配だ.
さて,どうでもいいことだが,
爪が伸びてきた.
だったら切れよという話だが,
いま諸事情あって爪が伸びていたほうが
便利な状態.
いや,諸事情っていったって
たいした事情ではないのだが,
オーストラリアでとってきた
試料の整形をしていて,ドリルでくりぬいた
試料を取り出すのに,爪が長いほうが
便利だというだけだ.
爪が短いと摘み上げれない.
もちろんその代わりのなるものとして
ピンセットなるものがあるわけだが
いちいちピンセットを使うという行為が
面倒で仕方ない.
そのために,爪を使うわけだが
しかし,日常生活で爪が伸びているというのは
なんとなく落ち着かず,また清潔でもない.
器用なほうではないので,ちょうどいい
長さを残して爪を切ることができないわけだが
どっかにそんな爪きりないだろうか.
調節可能なストッパーみたいのがついていて
そろえたい長さで爪をきれる爪きり.
あるのかどうか知らないが
深爪防止にもなるし,けっこう便利だと思うのだが.
300円ぐらいまでならだすんだけど….
投稿者 カズ : 23:55 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月17日
wind ensemble
コインランドリーに行ってきた.
中国人夫妻が経営している
コインランドリーで,この店が一番
近くにあるために,ほぼ毎週1回,通っている.
曜日や時間によって,店番をしているのが
旦那さんや奥さんだったりと,まちまちなのだが
ここ最近は,旦那さんしかみてなかった.
まあ,僕としては洗濯さえできれば
それでいいので,たいして気にもとめてなかったのだが
今日,行ってみると,奥さんが店番してた.
店内に入るなり,ひさしぶり~と声をかけてくる
おばちゃん.
ど~も.と挨拶を返すと,久々だけど
なんでか知ってる?ときいてきた.
そんな理由はもちろん知る由はないので,
いや,わからないけど,と答えると
1ヶ月,中国に帰っていたの.
ときた.
ほぉなるほど.と思いつつ,
旅行はどうでした?ときいてみるなら,
えっとね.父が倒れて…
と一気に暗いムードに.
幸いなことにまだ存命とのことだが
いやはやあの雰囲気はやばかった.
この中途半端な時期に,帰国で
察するべきだったか.
いやでも,すげぇにこやかに久しぶり~
中国に帰ってたの.
とかいわれたら,悪いこととは思わないって.
いやはや,あせったあせった.
さて,昨日は,うちの大学の音楽科の
コンサートがあった.
Wind Ensembleというタイトルで
Assumption University Chappell
という場所で開かれたこのコンサートは
入場料学生5㌦だった.
ちなみに,Assumption University
とは(たしか)University of Windsorの前身の
名前だったはず.
それはおいといて,
このコンサート,音楽科の友達2人が
演奏するということで,行ってきたのだ.
途中で,パーカッションの演奏もはさみつつ
だいたい1時間半.
やっぱり音楽ってのは,
テレビやCDなどで見たり聞いたりするより
その場で体験するのが一番.
これもなかなか楽しかった.
5ドルの入場料というか
その演奏する友達にタダ券をとってもらったので
びた一文払ってないわけだが,ありたいていに
いって,5ドルぐらいのものではなかっただろうか.
個人的には以前,ダウンタウンで開かれた
ウィンザーコミュニティー オーケストラのほうが
好きだが,レベルはどっこいどっこいといったところか.
大昔,ピアノを習っていたが,いまじゃ
さっぱりと弾けず,また他の楽器もなにができる?
ときかれれば,なんもない.と答える僕にとって
楽器を弾けるというだけで,すごいことだが,
しかし,よく考えてみれば,大学の音楽科,しかも
オーディションを通った人たち.
それにしては…というのが感想なわけだけれども,
大学レベルってのはきっとそのくらいなんだろう.
他の大学の音楽家の演奏を
きいてみたいなぁ.
いったいどんなもんなんだろう.
うちの大学と同じぐらいなのか,それとも
はるかに高いのか.…低いってのはないと思うけど.
音楽.
地球科学なんてものに比べれば
はるか昔からある分野.
奥が深すぎる.
投稿者 カズ : 22:07 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月14日
ストライキ
地球物理ラボにある
ラジオがぶっ壊れた.
その部屋は,主に試料整形に
使っているのだが,音なしでは
非常に苦痛.
普段は滅多にきくことのないラジオが
大活躍だったわけだけれども,
そろそろ寿命だったか.
CDなんてついてない,
本当のラジカセ.
ホコリっぽいその部屋には
パソコンなどは持ち込みたくないし
どうしたもんだろうか.
MP3プレイヤーにでもしようかな.
さて,フランスで交通網ストという
ニュースがあった.
交通網がストはしんどいよなぁ
とか思っていたら
このストのニュースで思い出した.
夏の終わりごろ,うちの大学でも
スト突入か!?という噂が流れた.
ストを行なう団体は
ほぼ大学の全団体.
つまり,スタッフに教授陣に学生
となる.
学生?と思う人もいるかもしれないが
これは院生の組織のこと.
僕ら院生はGAとして大学で
働いているわけで,つまり労使交渉決裂となれば
ストライキ突入の権利があるというわけだ.
まず労使交渉に入るのが
スタッフの組織だった.
ここが決裂したら,続けて他もいくか?
と思われていたけれど,幸いにも
ストに突入することがなかった.
このスタッフというのは
非常にでかい存在で,特に9月上旬から
中旬にストに突入すると大学がまったくもって
機能しなくなる.
ラボコーディネーターや装置関係のスタッフだけでも痛いが
そこに秘書が加わり,さらにネット関係のスタッフが
大学から消えてしまうと,例えば学生なら履修に関することが
何一つできなくなり,その被害はとてつもなくおおきい.
それは誰もが知っていることで,
スタッフがストに突入したとしても
きっと2,3日で大学側が折れるだろう
と予想されていたりもした.
が,結局,起きること自体なかった.
それは,教授陣や院生陣も一緒.
これは正直,ホッとしている.
なにせ院生がストに突入したら
他人事じゃないのだ.
基本的にスト中は,大学の施設を
使うことができないので,院生部屋はもちろん
図書館ですら,勉強することはできない.
やることは,大学の周りを囲んで
スト中だぞ~みたいな看板とともに
ぼんやりとすることぐらいだろう.
研究が遅れるだけでもいたいのだが
それ以上に,その間の給料は払われるわけもなく
そうなれば死活問題.
のんびりスト活動なんてやってる場合じゃない.
いや,ほんと.
まあ,結局ストライキは回避でき
影響は全くもってなかったわけだけれども.
ていうか,給料上がったのだろうか?
全然そんな気がしない….
投稿者 カズ : 23:00 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月13日
痰きり飴
あつい.月周回衛星「かぐや(SELENE)があつい.
前回は,月面撮影だったが
今回公開されたのは,地球の出.
これが美しいのだ.
美しいという言葉以外
見つからない.
あえてちゃっちくなる可能性も含めて
いうならば,ビー玉のようだ.
幻想的なビー玉.
あぁ,地球ってのは美しい.
(動画は→地球の出,地球の入り)
さて,鼻水がまだ止まらない.
だいぶマシになってきたが
まだしんどい.
暖房をかけていることもあり
ただでさえ乾燥しているカナダにおいて
部屋がものすごい乾燥状態.
朝起きるたびに,喉の状態が
最悪になっていて,たぶんそれが
風邪の回復の遅れに繋がっているのは間違いない.
日本から持ってきたのどスプレーを使って
しのいでいるわけだけれども,ふととある食べ物が
頭に浮かんできた.
痰きり飴.
別に風邪のときに食べるものでも
ないだろうけれど,日本らしいやさしい甘さの飴だ.
カナダじゃゼッタイに生まれることはないと思う.
ところで,痰きり飴ってのはどんくらい有名なんだろう.
僕が思い浮かべる痰きり飴は白いやさしい甘さで,
食べているとネチャネチャしてくる飴だ.
お店でも買えるのかもしれないが
今までたぶんお店で買ったことはない.
では,どこで買ってきたかといえば
それはお祭り.
地元のお祭りにいったときに
痰きり飴を売っている出店があり
そこで買っていたのだ.
お祭りも含め懐かしいなぁと思いながら
痰きり飴ってなんだ?とかも思った.
なんでできてるんだろう.
べつに化学調味料は入ってないだろうな.
そんなもの入れる必要性が感じられない.
でも,わからない.
困ったときは,とりあえず広辞苑.
大豆・ゴマ・生姜などをまぜた固飴を
薄く引き延ばして,長方形に切ったもの.
香辛味があって口中をさわやかにし,
痰切りの効があるとされた.
とある.
…あれ?
僕が知っている痰きり飴ではない.
大豆も,ゴマも,生姜も入ってない.
ていうか,香辛味なんてなかったぞ.
なんだろう.
もしかして静岡というか清水限定?
痰きり飴.
その謎は深まるばかりだ.
投稿者 カズ : 23:20 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月12日
忘れ物
今日のお弁当は,
ちょっと豪華だった.
豪華というときは
2つのパターンがあって
単純にいいもの使って豪華か
日本なら普通だけどカナダだから豪華.
してみて,今回は後者のお弁当.
以前,NoviのOne world marketで
買ってきたお魚.
鮭の西京漬.
オーブントースターで両面焼けば,
憎らしいほど美味しそうな味噌の香りが漂ってくる.
これは間違いない.
お弁当のおかずとして
間違うわけがない.
お弁当時間を待ちわびて
食べたわけだが,最高にうまかった.
さて,もう1切れ.
明日食べようか.
明後日食べようか.
もう鮭1切れでこの上ないワクワク感.
幸せだ.
さて,昨日.
日曜日ということもあって,大学に行く途中,
中華食材屋さんで
お茶やお菓子を買っていった.
ウーロン茶に黒ゴマ大福.
最高のおやつだ.
お店をでてふと思った.
ACアダプタ持ってきたっけ?
不安に思ったら,調べるのが一番.
持ってきていると自信をもっていいきれないのが
ここ最近の自分.
なにせ先週の火曜日.
大学からACアダプタを持って帰るのを忘れ,
家に帰って,再び大学に取りに戻ったのだった.
1週間以内に再び忘れるとは思わないけれど
そうはいいきれないのが,悲しいところ.
…そう.きっと風邪のせい.
風邪のせいで頭が働かない.
そうに違いないんだ.
と原因を発見したところで
かばんをゴソゴソと見てみるならば
やっぱりACアダプタは入っていなかった.
ちょうど大学と家との中間ぐらいにある
店だったので,それほど精神的,肉体的衝撃は
少なく,トボトボと家に帰り,ACアダプタ突っ込んで
大学に向かったのだった.
この忘れ物はひどいなぁ
とか思っていたら,上には上がいた.
このドイツのガソリンスタンド客,給油後に車を忘れ歩いて帰宅
というニュース.
すげぇ.さすがにこれはない.
富山時代に大学に遅刻しそうになって
珍しく自転車でいったとき,すっかり忘れて
歩いて帰ったことはあったが,
このニュースに比べればかるいかるい.
もう今年はえらい勢いでACアダプタを
家や大学に忘れているけど,そんなもん
この人にくらべれば,余裕やな.
大学から帰ろうとして,なにか違和感を
感じたら,サンダルのまま(大学についたら
靴からサンダルに履き替える)だったことも
いままで何回かあったが,これも大丈夫!
…なんか悲しくなってきた.
がんばろう.
投稿者 カズ : 22:53 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月11日
手話
11月.
ハロウィンが終わったカナダでは
もうクリスマスの準備が始まっている.
ハロウィン用のグッズが置かれていた
場所にはクリスマス用グッズが置かれ
12月25日に向けてのカウントダウンが始まったみたいだ.
そんなクリスマス気分があふれてくるなかで
僕もちょっとだけクリスマス気分.
赤鼻のトナカイもびっくりの赤鼻っぷり.
頭痛などは治まったのだが
鼻水は今までの比ではないほどえらいことになっている.
ティッシュペーパーも
1日で1箱ほど使ってしまうほどで
もう鼻の頭痛い.
たいてい鼻風邪をひくことが多いのだが
そうでなくて,最後の締めは鼻風邪に
ほぼ間違いなくなる.
そして,この鼻風邪が長引くんだ.
なんか素敵な薬でもないかしらんね.
あぁ,辛い.
さて,今日,久々にケンタッキーに行ってきた.
買ってきたのは,ツイスター.
なにか無性に食べたくなったのだ.
お店に入るとすでに先客がいた.
注文を終えて,ぼんやりと
していると,そのお客さんと店員さんが
会話を始めた.
手話で.
普通に始まった手話での会話.
店員さんもごく普通に対応していたことから
きっとこのお客さんは顔なじみなんだろう.
ケンタッキーの店員さん.
カナダでよく見かける,ごく普通の恰幅のいい
おばちゃんだったが,そのときはすごく格好よく見えた.
こういった手話を使える人が
そこら中にいたら,聴覚障害者の方々も
楽だろうなぁ.
なにせ特別なとこじゃなくて
ケンタッキーというごく普通のフランチャイズ店に
いるんだから.
いや,必ずいるとは思わないし
きっとそのおばちゃんも手話ができるから
雇われたっていうとたぶんそうじゃないだろうし.
(このへんはKFCの戦略をしらないで想像での話だが)
手話.
カナダでの手話はもちろん
日本語で使われている手話ですら
まったくもってわからないが
いつか勉強してみたいもんだ.
…そのときはなにを勉強したらいいだろう.
日本で使われているもの?それともアメリカ?
いやイギリス?フランス?
それとも,ベーシック(と思われる)国際手話?
いざとなれば,会話にならなくても
ジェスチャーを駆使すれば最低限
なんとかなりそうだけれども.
ケンタッキーでの一幕.
もしかしたらカナダじゃ普通に見られる
光景なのかもしれないが,自然で素敵な
そして,新鮮な一時だった.
投稿者 カズ : 22:52 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月10日
ハロウィン
まだまだ風邪.
こーいうときは,リステリンで
うがいだ!と意気込んでやってみたら
死ぬかと思った.
ほんとやばい.
強烈な喉の痛みに
しばらく固まる.
確実に喉を痛めている気がする.
リステリンの説明には,
風邪のときにうがいに使えば
喉の痛みなどに効くと書いてあるが
実際のところカナダ人は平気なんだろうか….
日本人はやっぱりイソジン.
持ってきているんだから
始めからそっちにすればよかった.
さて,今日はちょっと遅い
ハロウィンパーティー.
せっかくこの日のために用意した
衣装もあるので,風邪をおして
いってきた.
…いわなくてもわかる.
正真正銘のバカだ.
が,考えていた衣装は
明らかに夏向け.
気温が5度とかいう
ふざけたなかで,その格好は
風邪をひいてなくても,しんどい.
というわけで,一部変更しての
パーティーとなった.
で,肝心の写真だが
まだ手元になかったりする.
友達から写真を貰ったら
紹介をしようかしらん.
ちなみに,基本的衣装は甚平.
去年に引き続き日本前面に.
去年は浴衣.
今年は甚平.
来年は…まだ未定.
日本に帰ることがあれば
またなんかネタを買ってくるべか.
今年のコンセプトは
なんちゃって江戸時代後期
庶民の格好.
甚平とかそれっぽい.
が,そのコンセプトは
友達達には伝わらなかったようだ.
予想通りだったのは
侍というコメント.
予想外だけど,おぉなるほどなぁ
って思ったのは,相撲取り.
劇痩せの相撲取りだね~
とのことだ.
ハロウィン.
1年に1度のバカげた
仮装大会.
毎回,予算と格好で
頭を悩ますわけだが
それでも楽しい.
さて,さっそく考えるべきは来年.
なににしようかなぁ.
投稿者 カズ : 23:58 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月9日
学生リサイタル
13時間.
平日だってのに,13時間も寝てしまった.
疲れていたというよりは
風邪を治すため.
たっぷり寝れば風邪も治るわけで
暖かい部屋でぐっすりと寝た.
そのかいあって,だいぶ楽に
なったわけだけれども,まだまだ
全快には程遠い.
ていうか,ホコリまみれの
部屋で作業していたら
余計にひどくなった気がしなくもない.
明日はハロウィーンパーティー.
楽しめるぐらいは復活していたいなぁ.
さて,一昨日は音楽科で学生による
リサイタルがあった.
一昨日から始まり,週2回
これから1ヶ月ぐらい続く.
このまえクラッシク熱が高まったから
毎回行くかといえば,そうでもなく
その日は友達の演奏があったから.
ちゃんとしたコンサート以外は
べつにどうってこともない.
別の日にも友達の演奏があるので,
たぶん行くのはその2回だけだろう.
このリサイタル,
基本的に3,4年生が演奏するそうだ.
で,昨日は3人が演奏した.
1人5~15分ぐらいだろうか.
1曲ないしは2曲.
そんなもん.
たぶんそんなもんで十分.
1番目であった友達の演奏はマジメに聞いていたが
2番目,3番目の人から飽きてきた.
なんだろうね.
大学の音楽科の3年,4年というものに
過大な期待を抱きすぎたのだろうか.
ちょっと残念.
最後の人の演奏のときは,失礼ながら
完璧に他のことを考えてしまった.
Violaを演奏していたわけだけど
考えていたのは,このヴィオラってのは
バイオリンとどっちがでかいんだっけ?
から始まり,いつからなぜこんな独特な格好に
なったんだろうと変化していった.
ホントは丸かったんだろうなぁ.
始めからあの形を作るなんてありえないだろう.
なにをもってあの形が思いついたんだろう.
とか考えていたわけだが,当然答えがでてくる
わけでもなく,続いて思考は弦楽器に.
木管楽器も打楽器も原始的なところから
そのもととなるのはあるのだろうけれど
弦楽器はいつだろう.
日本だと…いつからだ?
琵琶とか琴って平安ぐらい?
そんな取り留めのないことを考えていたら
いつのまにやらリサイタルは終わっていた.
こんなこと普段考えないし
なかなか楽しかったが,次はこんなこと
考えないような演奏を聴きたいもんだ.
音楽科の本気.
どんなもんなんだろう.
投稿者 カズ : 20:17 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月8日
月
平成19年10月18日(日本時間)に
高度約100kmの月周回観測軌道に投入した
月周回衛星「かぐや(SELENE)」から,
世界初のハイビジョンによる月面撮影に成功した
とのニュース.
これはワクワクしてくる.
動画も公開されていて
それはこちら.
残念ながら,ウサギさんは認められず,
無機質な世界が広がっていたが
それでも地球とは異なる風景が
いやでも“宇宙”を演出している.
何回も繰り返し見てしまう.
ところで,月の模様の見え方.
日本では,ウサギが餅つきをしている
といわれているが,別の国へ行けば
蟹だったり老婦人だったり,場所場所で様々だ.
ここでふと疑問に思うわけだけれども
いつから日本ではウサギの餅つきと
いわれているのだろうか.
当然のごとく,餅つきが
始まってからだろう.
蟹とかだともういつのことか
さっぱりとわからないけれど
餅つきならば,ある程度の時代が予想できる.
いや,僕は知らないが,きっと
知ってる人は年代に線をひくことができるはずだ.
僕ができる精一杯の線引きは
弥生時代以降ぐらいかな.
まあ,間違っちゃいないだろうけれど
もうちょっと時代を詳しく突き詰められそうだ.
まあ,それは置いといて,別の疑問.
ウサギの餅つき以前はなんだったんだろうか.
夜空に光り輝く美しき月が
人々の興味をひくのは至極当然のこと.
日本神話にもツクヨミとしてでてくるし
人の歴史とは和洋問わずきってもきれない
存在だろう.
昔,まだウサギさんが出てくる前
僕らのご先祖さまは月の模様になにか
別のものをみなかったのだろうか.
想像力豊かに神様の顔を思い浮かべることも
あったと思うんだよなぁ.
それがいつから,ウサギの餅つきとなったのか.
それがここまで(たぶん)日本全国までに
広がったのはなんでだろう.
答えはさっぱりとわからないが
考えていると,どこまでもとりとめもなく
楽しめる.
お月様.
後50年もしたら,ちょっと遊びに…
といけるようになっていたら素敵だ.
投稿者 カズ : 21:03 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月6日
風邪
風邪を引いた.
ほぼ間違いなく季節の変わり目に
風邪をひいてしまうのだが,今年は
めずらしく大丈夫だ.
…と思っていた矢先にこれだ.
頭がおもしろいほど働かないわけだけれども
幸いなのはプロポーザルの発表が終わった
あとだってことだ.
直前とかホントにシャレにならないし.
さて,僕は基本的に風邪をひいても病院にはいかない.
なんとなく病院の雰囲気が苦手だったり
するわけで,薬局で買ってきた薬を飲んで
寝るというのが風邪への対処法だ.
大学の病院なら保険があるから
きっとタダで見てもらえるんだろうけど
今回も通常通りに病院に行くきはなく
できる限りそのまま治す予定.
それには薬だ.
ということで,部屋をあされば
ちゃんとこんなときのために
買っておいた(日本から持ってきた)薬がある.
…あれ.
賞味期限というのか消費期限というのか
しらないが,切れてる.
1つは2006年12月.
こりゃムリだな.
と思いつつ,またあったところに戻す.
もう1つは2007年5月.
5月.どうだろう.
いけるのか?薬だしやめたほうがいいのか?
少なくても1つ目よりは新しいし
たかが6ヶ月.まあ,死ぬことはないだろうと
とりあえず飲んでみたのが今朝のこと.
とくになにも起こることなく
今に至る.
ってことは,きっとこの薬はまだ使える.
ちょうど今回の風邪が治るぐらいに
終わりそうだし,終わらせてしまうか.
薬の使用期限(たぶんこれが正しい日本語だな).
いったいどんくらいのマージンがあるもんなんだろうか.
見た目もかわらんし,匂いもわからない.
ていうか,鼻がつまっていて匂いなんてもとからわかるもんでもない.
貴重な日本からもってきた風邪薬.
日常的に使うものでもないし
捨てるのが忍びない.
けちな精神.いつか体を壊しそうだ.
投稿者 カズ : 21:32 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年11月5日
鰻
サマータイムも終わり
もうあとは冬にむかってまっしぐら.
あいかわらず院生部屋は
寒くて困るのだが,それも
そのはず,外は1桁台.
6度とか手袋なしで外にでるのは
そろそろしんどくなってきてしまった.
この6度とかっていう気温.
きっと2月ぐらいなら,
お~今日は暖かいなぁと
思えるレベルだ.
そう,-10度とか-20度とか
そんなまさに寒いという言葉が
ぴったりの気温に比べれば高い高い.
ようは気の持ちようだ
って,そんなことあるか.
寒いものは寒いんだ.
早く春こないかなぁ.
さて,今日のお弁当は
ちょっと豪華なものだった.
豪華とはいえ,手間はかけておらず
ようするに冷凍食品.
でも,豪華.
といえば,おのずと答えはでてきて
しまうのかもしれないが,そのお弁当の
正解はというと鰻飯.
Noviにいったときに買ってきたもので
通常9.99ドルのものがセールで6.99ドルだった.
これは買わないわけにはいかない.
日本産か中国産か知る由もないが
というかほぼ間違いなく中国産だと
思うわけだけれども,そこは気にしたら負けだ.
(表示が一切なかった)
たとえ中国産でも,たまには食べてもいいだろう.
安いんだし.
というわけで,鰻.
冷凍のものだったので,とりあえず
昨日,寝る前に冷蔵庫に放りこんでおいた.
そして,朝,ちゃんと解凍された
鰻をお弁当にする.
そのまま1匹は大きすぎるので
半分にして残りはまた翌日…なんて
豪華すぎるので,2,3日後.
半分になった鰻をご飯の上に乗っければ
それで完成なわけだ.
が,それじゃ単純すぎるので
ちょっとだけ手を加えることに.
ご飯に乗っける前に,鰻に酒を振りかけて
ラップをして電子レンジでチン.
昔テレビでみた知識で
お酒を振りかけてから電子レンジで温めると
おいしく食べることができるそうだ.
実際,けっこう美味くなる.
気のせいじゃないと信じたい.
大学にも電子レンジがあるのだが
酒を持っていくわけにもいかないので
とりあえず下準備として家で温めてから
ご飯の上に乗せることにしたのだ.
大学では,ちょっと温めて
別にもってきた鰻のタレ(小袋)と山椒を
振りかけたら,もう鰻飯の完成だ.
大学で味わう小さな幸せ.
あぁ,最高.
ちなみにタレは静岡産でした.
投稿者 カズ : 22:37 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年11月4日
Windsor Community Orchestra
朝起きた.
いや,朝というよりは昼.
目を覚まして時計を見るなら
12時ごろ.
日曜日だからこそできる
好きなだけ惰眠をむさぼる幸せ.
とりあえず大学でやることがあったり,
洗濯にも行かなきゃいけなかったり
だったのだが,ちょっとのんびりと.
まずはパソコンを立ち上げて
メールチェックでもしよ…あれ?
時計が11時になってる.
インターネットで同期しているので
パソコンの時計が狂うってのは
よっぽどのことがない限りないはず.
ってことは,あれだ.
サマータイム終了!!
なんともいえない幸せが襲ってくる.
そう,これだこれ.
なにも知らずにふと時計を見てみるならば
いつのまにやら1時間が返ってきている.
こんな素敵なことはない.
先週はうきうきしてサマータイムが終わるのを
待ち望んでいたわけだが,その結果は
終わる日にちを1週間間違えていて,撃沈.
待ちに待った日がきたわけだけれども
実のところ,忙しくてそれどこじゃなかったので
すっかりそんなこと忘れていた.
つまり,不意に1時間返ってきたのだ.
いつもより1時間余分に使えるってのは素敵だ.
なにせ11時に起きたということになっていて
その余った1時間はグダグダと使うことができたのだから.
あぁ,この幸せはまた1年またないと来ない.
ていうか,その間に1時間吹っ飛ぶ(サマータイムの始まり)という
とても悲しい出来事が起こるわけで,それを考えると
ちょっと凹むのだが.
ひさびさに幸せに満ちた日曜の朝だった.
さて,先週,いや先々週のことか.
Windsor Community Orchestraのコンサートがあった.
せっかく誘ってもらったことだし
だいたいいつものメンバーで行ってきた.
ダウンタウンのとある会場であったそれは
入場料は学生5ドルのコンサート.
カジュアルな格好で全然問題ないということだったので
小奇麗な格好はやめて,ほとんど普通の格好で出向いた.
が,それは失敗だと会場に入った瞬間気付く.
ほとんどの人がスーツなり着てるやん.
実際のところ,このコンサートは,同じ場所で
夕食会というか晩餐会といったほうがよさそうな
ものが開かれていて,その一連の流れできている
ものだった.
いちおジーンズはやめて,カジュアルな
ジャケット姿はしていたわけだけれども
明らかに浮いていた.
僕だけがというわけではなくて
僕ら一行が.
とはいえ,カジュアルな格好していた人たちは
ちらほらいたし,そういった人たちはきっと
食事会には出席しておらず,コンサートから来たものと
予想できた.
まあ,いいさ.
少なくても途中で携帯をならした
どこぞのおば様よかマシだ.
そのコンサートは友達の一人が
フルートの演奏で参加していて
その人の活躍をみるのも目的の一つ.
どんなんなんだろうなぁ
と思いながらまっているとようやく始まった.
…本当は曲などを紹介していければ
いいのだが,残念ながら手元にパンフレットがない.
友達の鞄にいれさせてもらったら
そのまま受け取るのを忘れたという
大失態を犯してしまったのだ.
いうならば,基本はどれも有名な曲ばかり.
タイトルを見てもわからなかったが
演奏が始まれば,あぁこれね.とか
どっかで聞いたことあるなぁというものが多かった.
途中15分の休憩を挟みつつ,
1時間以上やったような気がする.
演奏はというと,
めちゃくちゃ上手いというわけではない.
むしろちょっと物足りないぐらいか.
とはいえ,Windsor Community Orchestra
という町レベルのものに高級なものを求めるのは
間違っているわけであって,正直な感想をいうならば
5ドル分は楽しんだ.
もし10ドルだったら高すぎると文句をいっただろう.
きっと寄付制だったらチップ込み7ドルぐらい
払いそうな気がする.
そんくらい.
コンサートをきいていて思ったのは
最後のコンサートはいつだろう
ということ.
中学生か,いや小学生のころの気がする.
親に連れられていったものなのは間違いない.
何回かコンサートに連れられていったのは覚えているのだが
その中で唯一,いまだにちゃんと頭に残ってるのは
グレンミラーオーケストラだ.
当時そのコンサートをきいて相当気に入ったようで
CDを買ってもらったことを覚えている.
もちろんそのCDはいまも実家にあったりする.
閑話休題.
小学生以来まともにコンサートに行ってない.
10何年ぶりのコンサート.
やっぱりいいなぁと思った.
次は5ドルとかじゃなくて4,50ドルぐらい
払うもの(いや,相場がわからないのだが)を
ききにいきたいもんだ.
ウィンザーではムリでもきっとデトロイトにでも
いきゃあるんじゃなかろうか.
ちなみに基本的にクラシックでは
寝ない人だったりする.
なんだろう.ピアノを習っていたせいでは
ないんだろうけれど,きいてしまうのだ.
マリリンマンソンのライブに行ったとき,
その前のスラッシュメタルバンド,Slayerの
演奏中に眠りに落ちたりもしたわけだけど
クラシックは最初から最後まで
基本的に起きてきいている.
きっといいことだ.
あ~,近いうちにどこかでないかしらん.
この熱が冷める前にききにいきたいもんだ.
投稿者 カズ : 23:58 | - | コメント (0) | -
2007年11月3日
週末
プロポーザルの発表が金曜にあった.
これでもかとボコボコにされつつ
とりあえず合格したのでよかったよかった.
ただ1つ愚痴るなら,僕は地球物理を
専門にしていて,古地磁気を専門にしてるってことだ.
もっと地球物理やってる人が
たくさんいるところがいいなぁ.
まあ,地質も必要だってのはわかるけれど.
さて,プロポーザルの発表がなんとか終わり
かろうじて合格したこともあって,
昨日は飲んでいた.
疲れからかなんなのかしらないが
今日起きたら軽い二日酔いになっていたわけだが
あまりのんびりともできない状況だったりした.
ホントはプロポーザルが終わった週末ぐらい
ぼんやりとすごしたかったのだが,悲しいかな
やることは大量にある.
来週中に一昨日あったセミナーを批評(critique)しないといけない.
こんなこと書くとあれだが,あまり
面白くもないセミナーだったわけだけど,
いちお批評ができるネタはあるので,
なんとかなるんじゃなかろうか.
critique以外にもやることはあって
それは月曜日のラボの支度.
嫌がらせなのかなんなのかしらないけれど
ラボの課題を教授が金曜日に送ってきてくれて
週末で支度をせざるおえない状態.
まあ,プロポーザルの発表準備があったから
それ以前に送られても手をつけたかどうか微妙だが
しかし,月曜のラボを金曜日に送ってくるってのは
正直な話,しんどい.
さらに,今週末はさらにやることが増えた.
木曜日のラボ.
1年生向けのラボで,学生の数が多いので
GAも8人ほどいる.
で,各ラボの採点だが,毎回8人でするわけではなく
ラボ1は○○,ラボ2は××,といったように
GA1人が1つのラボ(つまりその週)の採点を担当する.
このメリットとしては,その担当する週以外は
採点しなくていいので,楽ってこと.
デメリットは上の逆で,担当するラボになると
1週間で100人以上の採点をしなきゃいけないので
死ぬほど忙しくなるってことだ.
僕が担当する採点は予定では来週のラボ.
学生さんの課題提出は1週間後なので,つまり
2週間後が地獄のような忙しさになるはずであった.
そう,はずであったのだ.
が,今学期はカリキュラムが変わったのか
今までより1週間足りないらしく,なにかを
削らないといけなくなったそうだ.
そこでその対象となったのが
なんと僕が担当するはずだったラボ.
それを聞いたのが,というかたぶん
ラボコーディネーターの人がそれを決定したのが
つい最近のことだと思うわけだけれども,
一昨日のこと.
担当するはずのラボが消滅してしまったら
では採点をしないですむかといえば,
そういうわけでもなく,余っていたラボ
(GA8人,課題9回)の課題を採点しなければならなくなった.
3つの選択があった.
1:3つの中で一番簡単.ただし来週の月曜日(明後日)までに
終わらせないといけない.
2:問題自体は難しくないのだが,写真を見て特徴を答える問題なので
言葉は悪いが,学生さんがグチャグチャと書いたそれぞれの解答を
解読する必要があり,面倒な問題.
3:特徴を書くとかはないので,採点は比較的簡単なのだが
グラフを書く問題があったり,またその課題の問題数は
全課題の中でも最高峰.さらに最後のラボでテスト前には返さないと
いけないので,採点にスピードを求められる.
この3つ.
とりあえず2つ目はない.
タイプしてあるなら別にやってもいいが
そうでない限り,ありえない.
えらい時間がかかるのは目に見えている.
となれば,1番目か3番目.
う~んと一度唸って,1番目のほうをやることにした.
もともと1番目のほうは去年,一昨年と採点
していたりするので,なんとなく感覚はわかるってのが大きい.
時間さえあれば余裕なんだけどなぁ
と嘆いてもなにも始まらない.
月曜のラボの支度は明日にまわして
とりあえずこのラボの採点を終わらせるべ
と大学に昼過ぎから篭ってずっと採点をしていた.
気力を振り絞り,なんとかおしまい.
さて,そんなわけで明日はラボの準備.
プロポーザルが終わったから
ちょっとのんびり….
あぁ,当初の計画はどこにいってしまったのだろうか.
投稿者 カズ : 23:49 | 留学生活 | コメント (0) | -