2007年9月7日

始まり

全ての始まりは
助教授の人からのお誘いだった.

お隣のUniversity of Western Ontarioで
地球物理の巡検があるけど,参加する?

これを断る理由があるだろうか.
いやどこにもない.

単位が認めらないのであれば
行くのは少々ためらうが,単位が
認められるとあれば,断る理由が見当たらない.

マスターからドクターへtransferしたため
ドクター時代に履修するべき科目は1つ.

だが,この1つがまるで聳え立つエベレストのごとく
難解なのである.

過去のとある授業を例としてあげるならば,
投稿可能レベルの論文を最終課題として書け
(さらに中間テストがあって,セミナー形式の発表も2回ほど)とか,
そんな授業はまさに1学期の全てを授業に捧げない限り,
単位を取ることは不可能である.

この授業は,環境磁気学系の授業で
古地磁気,岩石磁気を専門にしている僕にとっては
かなり有利な部分は多かったけれど
それでも投稿可能レベルの論文を書けってのは
バカみたいにしんどかった.

自分の専門に近いことでもこんな目にあうのである.

これが専門外で,さらに富山時代にもほとんど
取ってない授業(バックグラウンドがない)となれば
どのような悲惨な状態になるかは想像するまでもない.

マスター時代に取った授業をドクターで取り直す
なんて器用な真似ができるわけもなく,もう残された
地球物理系の授業はうちの大学にはなかった.

そんなわけで,地球化学系の授業を取ろうと
思っていたわけだけど,この授業.

地球化学を専門にしている友達ですら,
あの授業を取るの?マジで!?
○○教授はいい人で,すげぇためになる授業だけど
きついなんてもんじゃねーよ.できるなら取らないほうが…
というほどのものなので,そこにほとんど知識がない
僕が立ち向かうのは,紐をつけずにバンジージャンプに挑むほどのこと.

確実に死ねる.

そんな絶望な学期が刻々と近づいてくる中での
地球物理巡検のお話.

それがどんなものであれ,とびつかないわけはなかったのだった.

投稿者 カズ : 21:43 | 留学生活

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