2007年9月11日

Poison Ivy

車に乗って…どれくらいだろう.
8時間ぐらいだろうか.

途中トロント周辺の渋滞を回避するために
下道に下りたりしたが,いちお順調に
目的地についた.

その場所とはNorth Bay.

モーテルから更新したので
少々それと被るけれど
ここには一緒に来た助教授の人のお手伝い.

つまるところ,巡検中は自分持ちだが
ここの3泊は学科(大学?)持ち.

バケーションで有名なNorth Bayを
ほとんど遊ぶことなく終わるのは
おしいけれど,それでも森の中を散策したりと
楽しかった.

まあ,この散策は別名,巡検の下見.

この地球物理巡検ではなくて
うちの学科の学部生巡検の下見.

地図にのってないATV(All Terrain Vehicle;四輪バギー)用の
道を歩いてマッピングが目的.

なんでも前回,この巡検で迷子になった
学生さんがいるそうでそんなときに
どのATV用道路からその場所にいくのが
最短か調べておきたいそうだ.

迷子になるなよ…とか思うのだが
まあ,学部生にとってこれが最初の巡検だそうで.
そう考えると多少はしょうがないのかとも思ってしまう.

というか初めての巡検で8日間(10日間?)とか
すごすぎ.

ただ事情もあるというのはわかる.

日本ならそこら中におもしろい
地層が転がっているけれど,ウィンザー周辺では
基本的にtillと呼ばれる氷河による運搬物の堆積したものしか
見ることができない.

ウィンザー周辺というか
トロント周辺ぐらいまで…かな.

オンタリオ州でも北のほうにいかないと
面白いものはみれないし,車で片道6時間以上は
かかるところを日帰りってのもムリがある.

というわけで,どうしても長期になってしまうんだろう.

ちょっと日本でよかったとか思ってしまうわけだけど
とりあえず道路の散策.

これはだいたい予定の半分ぐらいしか
進まなかった.

1つに雨の影響がある.

春のまだ草木が多い茂っていないときならばまだしも
青々とした道路を分け入っていくのはただでさえしんどくて
さらに雨が降っていたとなれば,これは最悪.

また雨以外にも障害があって
それは,Poison Ivy
と呼ばれる植物.

まったく知らなかったのだが
日本にも生えているのかしらん?

ツタウルシと訳すべきものなのか
どうかしらないが,とりあえず
ウルシ科の植物.

ウルシときくと木を想像するかもしれないけれど
こいつは草っぽい.

で,草っぽいとはいえ
ウルシ科というのは伊達ではなく
触るとかぶれるそうだ.

まあ,詳しくはこちらのサイトなんかを参考してみてくださいな.

もっと詳しく知りたいって人はこちら(英語)もどうぞ.
症状なんかもでていたりします.
…ただ人によってはグロイと感じるかもしれないのでご注意を.

で,このポイズンアイビーが
とあるATV用道路にびっしりと生えていやがった.

もちろん僕は気付くことはなかったが
助教授の人が気付いた.

とりあえず雨の中,ポイズンアイビー畑のなかを
突き進んでいくのはあまり賢くないとの判断で,
そうそうに切り上げたわけだ.

いちお1 kmぐらい歩いてみたわけだけどね.

ちなみに,この散策の後,
車に乗る前に着替え.

ウェットティッシュで足回りをふき取り
服はコインランドリーで洗った.

こうでもしないと,万一かぶれたら
えらいことになってしまう.

巡検が始まる前にリタイアなんて
シャレにもなってない.

つーか,来年の巡検はどうするんだろう.
この道,きっと必要な道だろうし.

GAで参加とはないことを祈るばかりだ.

そんなわけで,North Bayはおしまい.

いよいよ巡検の地,Fox Lakeに向かっていくのだった.

投稿者 カズ : 23:58 | -

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