2007年9月14日

Fox Lake

SudburyからFox Lakeに向かう
道はけっこう楽しかった.

いや,North Bayに向かう道も
そうだったけれど,なにせ道路の
脇をみてみれば,道路拡張に
伴って,フレッシュな露頭が
みれたりする.

もちろん道路拡張がなくても
道路を作るときに現れた
露頭がみれたりするわけで,
もういくら地質の知識が乏しい
とはいえ,いちお地球科学の学生.

わくわくしてくるわけで,そこは
運転手の助教授の人も同じ様子.

これは○○で.とかこっから××に変わってとか
すげぇ説明してくれる.

さらにマグネやってる2人組みなので,
マグネはどんな結果がでてるとか,車の中は
もうめちゃくちゃディープな世界と化していた.

さて,Fox Lakeへの道は少々険しい.

道なき道を…というほどの道ではないが
車高が低い車ではなるべく来たくないような道.

特にFox Lake Lodgeに入ってからの道は
石がゴロゴロ,道はデコボコ.

僕らの泊まるキャビンまでは
その度合いがさらに高まり,こりゃ乗用車で
きてたら泣いてるなというレベル.

…来てる人はいたけれど.

キャビンについたら,まずは食料の整理.

生鮮食品は冷蔵庫に運んでいく.

車から荷物を降ろし,食料の選別を
行なっていると,さっそく蚊の襲撃を受け
これはしんどくなりそうな雰囲気をかもし出す.

ある人にいわせれば,全然問題ない.
少ない少ないとかぬかすが,それは
ユーコンやらと比べてのお話.

そんな蚊避けのネットをかぶらないと
行動できないようなレベル(大げさじゃなくて)と
比べられても困るというもの.

普通に数匹,ぷぅ~んと飛び回っているだけで
十分すぎるほどうざいし,さらに
日本の蚊のように刺したのに気付かないほどなら
まだ許せるが,刺したのが,痛っ!とわかるほど
ごつい.

もうこりゃたまらん.と虫除けの出番.

さて,蚊と格闘しつつ食料を冷蔵庫に入れたわけだけど
このキャビン.電気がない.

というわけで,冷蔵庫はガス冷蔵庫.

仕組みとかはさっぱりとわからないので
ガス冷蔵庫?なにそれ??と思った人は
こちら,とか,こちらを参考にしてみてくださいな.

まあ,ガスがあるだけマシというもの.

冷蔵庫があり,ガス湯沸し気があるので
お湯もでて,つまり,シャワーが使え,
さらにガス灯があり,リビングや洗面所の明かりは
確保できる.

キャンプ生活を予想していた僕にとっては
まさに豪華な使用となっていた.

荷物の整理が終わったら,院生は
各装置の確認,学部生は肉などの傷みやすいものの
調理開始.

で,僕はといえば,翌日からの探査をどのように
やるか計画を立てるため,実際にその探査をする場所を
見にいってきた.

探査する場所に着き,はてさてどうしようかと
考えつつ,翌日からの探査に備え,グリッドを作る.

学部生の子が1人ついてきていた(本人曰く,
料理するより下見のほうが楽しいそうだ)ので
助教授の人と学部生の子の手を借りての作業.

ある程度終わったら,キャビンに戻り
夕ご飯を食べたら,ミーティング.

翌日の出発時間を伝え(このへんは院生に全て委ねられている)
ベッドに潜り込んだのだった.

投稿者 カズ : 22:34 | 留学生活

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