2006年5月22日

スーツ着用

今日はビクトリア・ディでお休み.
もちろん大学に行くわけはなく
家でのんびりと過ごしていました.

さて,学会は三日目のBanquet.

これが行われた場所は,Windsor Club
というところでした.

このWindsor Clubとは,ダウンタウンに位置していまして
デトロイト川のすぐそば,14階にあるそこからは
非常に美しい夜景が望めます.

夜景も美しいのですが,夕日はそれ以上に
見事.リバーサイドからもともにみることは
できるものですが,高層からの眺めは
また格別なものです.

ただ残念ながら,会員制のため
ここを一般の人が使うのはできないというのが
不便なところですね.

今回は学会のため特別…というわけではなく,
うちの教授,そして学科長のよく知っている人が
ここのクラブの会員らしく,その人の名前で予約を
したそうです.

で,まあ,そんな会員制のClubなんてものは
生まれて初めて訪れるわけで,たぶんスーツで
よかったんだと思いますよ.

さて,このBanquet.お値段が高い(当日券75ドル)とはいえ
多くの教授陣はやはり出席していました.
学生となるとそれほどでもなかったですが….

で,そこにつくと皆さん,いっせいに
バーカウンターで飲み物を貰おうとするわけです.

が,そこは狭いこともあり僕はとりあえず
景色でも見てようっと思い,集団からちょっと離れて
外を眺めていました.

すると,突然,とあるご婦人から声がかかりました.

ご婦人)席はどこかしら?

僕)…?席ですか??

ご婦人)そう,席です.どちらに行けば?

僕)いや,よくわかりませんが,空いているところなら
  どこでもいいんではないでしょうか.
  では,あちらへ行きますか?

ということで,ご婦人と一緒に
空いていたテーブルといっても,その時点では
ほぼすべてのテーブルが開いていたのですが
向かいました.

で,テーブルを決めるて,座るときに,
このご婦人,僕がしていたネームタグに気がつきました.

と,この学会では誰もが,ネームタグを首から
ぶら下げているのです.学生だろうが,教授だろうが
このBanquetの間もぶら下げていました.

閑話休題.

ご婦人)あらっ?あなたマネージャーじゃないの?

僕)いやいや違いますよ(笑)

ご婦人)でも,University of Windsorってなっているし
    このBanquetをまとめている人ね.

僕)いやいやいや.しがいないマスターの学生です.

ご婦人)えっ,あら,ごめんなさい(笑)

というわけで,すべてを把握しました.

ビシッとスーツを着て,さらに酒も飲まずに
集団からちょっと離れたところにいたので
このWindsor Clubのマネージャーに間違えられたのです.

まあ,リクルートスーツを着ていたので
見た目はビジネスマンのよう.
学生っぽくないといえば学生っぽくない服装を
してましたけどね.

でも,これはあれですよ.
怒りはこみ上げてこないですよ.

なんたって,Windsor Clubという高級会員制の
クラブのマネージャーに間違えられたわけですからね.

そんだけ,しっかりとしていた服装を
していたということで,これはたぶん
喜ばしいことです.

その後,特にいくテーブルもなかったので
そのご婦人と一緒のテーブルで談笑していました.

ちなみにこのご婦人,今回招待されていた
とある教授の奥様でして,で,さらにこのテーブル.

前回のGeofluidsのChairを勤めた人,
すでにリタイアしているけれども,まだ研究をされていて
今回の学会にこれまた招待された(たぶん)名誉教授が2人,
現役バリバリのアルバータ大の教授とそのドクターの学生と
ものすごい面子が集まってきました.

いやすごいですよ.

後日談ですが,そんな豪華な面子の中に僕がいるのを
発見したうちの教授が,なんでカズはあんなとこに
紛れ込んでるんだ?と言っていたそうです.

その真実は,マネージャーに間違えられたという
わけですが,でも,これは結果的によかったのです.

うちの教授と一緒のテーブルについていたら
うちの教授とその奥様,同じ研究室の友達,同じ研究グループの
助教授の人とあとはどこぞの教授やポスドクの方々といった感じでしたからね.

決して,そのどこぞの教授やポスドクの方々と
話すのがいやだとわけではありません.
事実,彼らとはこのBanquetが終わったあと,
飲みに行って話しましたし.

僕が思うに重要なのは,いつもと同じ面々と
座って話しても,意味はない.…なくはないけれど
それでは学会にこなくてもいいことです.

全く知らない人たちとさらにそれが
各分野の超ビックな面々とくれば,
それこそ学会の大切なところだと思うわけです.

で,もちろんこのテーブルで食事を
楽しむことができました.

スーツを着ていたがために起きた
ハプニング.でも,結局はいい方向に
でてくれました.

…まあ,あとでみんなで飲み行ったとき
スーツにビールをこぼして凹んだのはここだけの
秘密ですけどね.

投稿者 カズ : 23:49 | 留学生活

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