2006年4月30日

クーラー

一ヶ月前は寒い寒いといって
震えていたのに,最近はそれがウソのように
暖かいです.

とはいえ,日がかげればまだ春らしく
肌寒い日も多いです.

さて,僕の住んでいる家は2階建てでして
僕はその2階を借りています.

この1階と2階の差というのは
それはそれは大きく,部屋でTシャツ一枚でいても
1階に下りていくと,長袖が欲しいなんていう
状況にもなったりします.

ここ最近はそうですね.

下の部屋は涼しいのに,日中たっぷりと
温まった僕の部屋は,夜遅くまでサウナ状態.

…サウナは言い過ぎましたが,Tシャツでいて
不快に思うぐらいの温度です.

1階は,長袖でもやや寒いってのにですよ.

窓が2ヵ所しかないことも理由の一つに
なりますね.

しかも,片側の網戸が壊れて,虫が入ってくるために
実質,一つの窓しか開けることができませんし.

というわけで,まだ春真っ盛りだというのに
クーラーを取り付けました.

夜から朝にかけては,クーラーではなく
ヒーターが必要なぐらいなのですが,
これからのことを考えると一日も早く
取り付ける必要があったのです.

これからはしばらくはたぶん,
日中はクーラー,夜はヒーターという
なんとも地球環境にやさしくない
生活をしていきたいと思います.

省エネ設定でもいいので
クーラーを日中は使わないと,部屋にある
食品がダメになってしまうので,
大学行っている間もかけたいんですよね.

電気代は?と心配されるかたもいるかもしれませんが,
ご心配なく.電気代は家賃に含まれているので
僕が痛手を負うわけではありません.

とはいえ,電気の無駄遣いは地球を考えると
よろしくないので,最低限,物が腐らない程度の
温度を保てばいいぐらいなんですけどね.

カナダで最も南.さらに五大湖周辺ということで
湿度が高い都市,ウィンザー.

さあ,ウィンザーのクソ暑い夏が
やってきます.

投稿者 カズ : 18:18 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月29日

最近,ようやくウィンザーにいる
日本人と知り合うようになりました.

UofWの学生や,もとUofWの教授だった人だったり.
ていうか,日本人の教授がいたことがびっくりなんですけどね.

もうすでに退官されてしまっていますが,
というか,理系の教授ではないので,授業を取ることは
なかったと思いますが,それにしても
日本人の人を知るのはいいことです.

さて,日系カナダ人の友達もできまして,
このまえ家を見せてもらいました.

家というか寮.

僕が来て一番最初に住んだ寮は,お世辞にも
快適とはいえなかったのですが,彼が住んでいるのは
一番新しい寮.

ちょっと興味があったのです.

その寮はマンションみたいになっていて
2人で一部屋というか,個室なんだけど,
2人でトイレなどは共同みたいな感じでした.

部屋は綺麗で,大きさもまあまあ.
テレビといった娯楽施設は共同部屋になるわけですが,
それでもバス・トイレをたった二人で共同というのは
素晴らしい環境ではあります.

なんたって,僕がいた寮は,5,6人でシャワーや
トイレを使っていましたからね.

ただ,問題があります.

まずはお値段.一人600ドル程度といっていました.

さらに,meal planというのに強制的に
入らないといけないそうです.

というのも,キッチンがないから.

あるのは冷蔵庫と電子レンジだけ.
その他のものはありません.

で,このmeal planというのはたぶん一学期で
1000ドルは払う必要があると思うので,
ってことは,月1000ドルぐらいの出費ですよ!!

meal planというのは,その名のとおり,
学食で使えるプランです.

カード(学生証)で,初めに入れた分だけ
学食などで買い物ができ,現金払いより
お得な割引価格が適応されます.

でも,余った分は基本的に次の学期に
持ち越せないために,学期末に多量に残っていると
泣くはめになるものだったりします.

閑話休題.
1000ドルは僕には払えませんね.

部屋も600ドル払うなら,bachelor apartmentを
借りると思います.

それかどうせ二人でトイレ,バスを共同なら
2 bed roomでも借りるか.

この寮のメリットはなんでしょうね?
大学のすぐそばというぐらいしか思い浮かばないです.

学食の値段にしろ,寮にしろ,やはりこっちは
ビジネスなんですよね.

学生だから…とかではなく,シビアな
世界になってしまっています.

学生を取り巻く生活環境は日本よりも
厳しい…と思いきや,べつに寮にすまなければいい話しだし,
それに学費も日本に比べればだいぶ安いです.

一概にはいえませんが,とりあえず
カナダの学生寮には気をつけろ
と思うわけです.基本は学期契約のはずで
途中で逃げ出せませんしね.

投稿者 カズ : 22:39 | 留学生活 | コメント (2) | -

2006年4月29日

卒論発表会

今日は,学部生の子達の
卒論発表がありました.

とはいえ,我がEarth Sciencesには
どうやら3人しか4年生の子がいないらしいです.

ホントかな?

とにかく,今年の冬に卒論発表をできるまで
なった人は3人だけで,それは早く終わりました.

とはいえ,一人発表,20分.
質問30分ですから,3人で一時間半.

特に4年生の子達を知っているわけでもないのですが,
とりあえず全部聞いてきました.

その感想はというと,
たぶん彼らはというか3人とも女性だったので
彼女らは,自分の研究をホントに理解してないのではないか?
というもの.

質問もそれほど意地悪なものはでてないのですが,
なんか研究の本質になると,答えが出てこない状況.

意地悪な質問は答えられなくていいと僕は思うのだけど,
例えば自分のだした結果にたいし,何をそれは表しているのか?
同様の研究は過去にされていて,それはどんな研究で
自分の結果はそれに比べてどうか?といった点は答えられなきゃ
いけないと思うわけです.

さらに,プレゼンがつまんなかったですね.

僕のプレゼンも面白いかといわれれば,つまんないですが,
それに比べても面白くなかったです.

というのも,アニメーションはないし,
字はすべて同じ色.

どこが重要かみていてわかんないんですよ.

重要なところをハイライトでもしていてくれれば
聞くほうもわかりやすいのですが,同一の色で
パッとすべてがスライドに乗っかっていたら
わかりにくくてしょうがない.

と,いろんなことをいいましたが
はて,自分が学部生のときはどうだったか?
というのを思ってみました.

う~ん,たぶんこのプレゼンよりはマシなものを
したような気がします.

というのも,研究室のゼミで発表をなんどもしていたし,
先輩方にいろいろ見てもらって,アドバイスも
貰っていたので.

うちの学科は,ゼミがありません.
なので,授業でプレゼンをしなければならないことは
あっても,自分の研究などを,同じ講座なり研究室で
発表する場はありません.

さらに先輩とのつながりはというと…
日本よりも薄いような気がします.

というか,院生と学部生の間に大きな壁が
あるように思います.

これは僕が普段研究室に閉じこもっているから
そう感じるだけではなく,普段,周りを見ていても
雑談こそすれ,研究の話をしているとこはみたことないからです.

そう考えると,日本のシステムはいいのかもしれませんね.

カナダの大学といっていいのか,それともうちの大学だけなのか
それは定かではありませんが,日本の大学と異なる点が見つかった
一日でした.

投稿者 カズ : 00:05 | 留学生活 | コメント (2) | -

2006年4月27日

Firefox

今日はなんか疲れがドッと出ました.

19時ぐらいには大学を離れるという
滅多にないことまでしてしまいました.

まあ,でもちゃんと最低限の測定はやったんですけどね.
ただそれ以上はできなかったです.

たまには休むのもいいかもしれません.

さて,このニュース
Internet Explorer(IE)からFirefoxへの
乗換えを推奨するツールだそうです.

日本でのシェアはどうか知りませんが,
僕のまわりのIE嫌い人間はけっこう
firefoxに移行しています.

僕はというと,IE大嫌い人間ですが
なんかメジャー感があるFirefoxが嫌いで
昔からoperaを使っています.
天邪鬼なので,盛り上がると避けてしまいます.

ので,たいしてこの影響を受けるわけではないような
気がしますが,いったいこのツールを使っている
サイトにoperaで乗り込んだらどうなるかはよくわかりません.

なんでも自分のサイトに組み込んで,
うまくユーザーの人をfirefoxに切り替えさせるようですね.

1ドルもらえるのはちょっと魅力的ですが
僕のサイトでこれを使うことはありません.

ていうか,いったいどれだけの人が
これでfirefoxに切り替わるんでしょうね?

サイトを見せなくすることもできるそうですが
そこまでしてみたいサイトというのは実際どれだけ
ありますでしょうか.

ていうか,むしろそんなことされたら,
余計に腹が立ちfirefoxなんて意地でもインストールは
しない!という人のほうが多いような気がします.

そんなわけで,初めこのニュースを見た瞬間,
Firefoxを支持するユーザーが公開ってそれはむしろ
逆だろと思いました.

あっ,でも,このニュース自体をfirefoxの宣伝と取れば
実際にこのツールを使う人がいようがいまいが
firefox側にとってはいいのかもしれませんね.

IEは使い勝手がいいとはまったく持って思いませんが
しかしそのシェアから,多くのウェブサイトが
IEで最適になるように作られています.

個人のサイトならどうでもいいといって,僕も逃げておきたいと思いますが,
企業やら大学やらはちょっとそれは困るというか,面倒なんですよね.

そういった意味ではfirefoxの検討を祈りつつ,
でも支持はしないという微妙なスタンスでこれからも
いきたいと思います.Operaはいいと思うんだけどなぁ.

投稿者 カズ : 22:40 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月26日

アラーム

最近,目覚まし時計に気付きません.

目覚まし時計というか,携帯のアラーム機能を
使っているわけですが,なんか今週に入ってから
それで起きた記憶がないのです.

5回までセットできるので,どうしても
起きなければいけないときは,5回.
普通は万が一,二度寝をしてしまっても平気なように
2回セットします.

まあ,どうしても起きなきゃ!という日は
たいてい気持ちがせってか,アラームがなる5分か10分前には
起きてしまうのですがね.

さて,今日は友達のthesis proposalの発表がありました.

10時からで,せっかくだから行こうと思っていたのですが
目が覚めたのは10時ちょっとすぎ.

しかもこれが自然に目が覚めたわけではなく
携帯にメールが入って,その着信音で起きたという
始末です.

ちゃんとアラームを2回セットしたのですが
止めた記憶は2回ともさっぱりとありません.

アラームなんてどこ吹く風ってな感じで
ぐうすか寝ていたのでしょうが,それにしても
メールの着信音で起きるってどういうことなんでしょうか?

アラームは99秒最大音量で鳴らすようにしているわけで
起きないほうがおかしいわけですけどね.

これが単純に疲れているだけなのか,なんなのか
よくわかりませんが,とりあえず明日からは
アラームを3回に増やして挑みたいと思います.

朝型人間?
そんな過去の話を持ち出すのは野暮ってもんですよ.
先週の頑張った自分はすでにどっかに行ってしまったようです.

投稿者 カズ : 23:20 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月25日

学期末

今日は寒かったです.

朝の7時ごろは10度となっていたのですが,
それからどんどん気温は落ちて行き,
10時過ぎには4度ぐらいまでなりました.

朝の8時半から今学期最後のproctor(試験監督)が
あったのですが,もう試験会場までの道のりが
寒いのなんの.

雨模様だったのが,試験が終わった10時過ぎには
霰というか,みぞれ混じりの雨に変わり,ここのところのまるで
夏のごとき暑さに酔いしれる人たちをあざ笑うかのごとく
降り注ぎました.

あぁ,これがカナダだった.

さて,今日僕の最後のproctorが終わったわけで
これで今学期の仕事は全て終わった…はず.

自分の受け持っているlabは先週終わったし
採点も済んだ.

幸いにも今学期はlab以外の採点はすることがないので
だいぶ楽なのです.

ホント,採点は時間の無駄としかいいようが
ないですからね.

大量の枚数を採点するには,もう機械的に
どんどんこなしていくしかありません.

これが自分が受け持ったlabとなれば
頭をひねくり,なんとか部分点でもあげようか?
となるのですが,dutyとしてくる採点は
そんなことありません.

解答とにらめっこで,なんも感情を
込めることもありません.

ただ終わらせたい一心でやりますね.

そんな仕事も今学期はないわけで,
かなりうれしいです.

labのほうは,採点で苦情が今のところ
一件きたのですが,それは僕のせいではなく
教授の責任.

…責任転換じゃないですよ.

その学生さんがテスト中に教授に問題をきいて,
で,教授がボケていたのかしりませんが,
間違ったことを教えちゃったみたいなんですよ.

僕はそんなこと知りませんからね.
初めの仮定部分が違うということで
部分点もあげられなかったのです.

それをみて,えー!!!といわれたのですが,
そんなもんこっちは知らないって話ですよ.
とりあえず教授に交渉してくれと言っておきました.

こういった苦情が一番困るんですよ.

例えば,labで岩石鑑定のとき
なんか家に両親を送っていったとかで
そのlabに出れなかった学生さんがいました.

当然,岩石鑑定パートはやっていなかったので
そこは0点になったのですが,そこで苦情ですよ.

いなかったからしょうがないじゃん!
とかいいやがるのです.

知るか.そんなもん.
だったら事前に連絡ぐらいしろって話なわけで,
これまた教授と話し合ってくれということにしました.

なんていうか,僕の採点ミスなら
素直に謝るんですけどね.

こういった理不尽な苦情は困ります.

まあ,しかし,今学期は終わったわけで
あとは研究するのみ.

summer termの足音が聞こえてきましたよ.
みぞれ混じりの雨と共に.

投稿者 カズ : 23:48 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月24日

焼肉とカルビ

この土日は完璧に休んでました.

買い物行ったり,洗濯したりで
久々に休みらしい休みを満喫しました.
12時間とか寝てたし.

さて,買い物は例のバスで乗り合わせが悪いと
一時間はかかるショッピングモールに行ってきたわけですが,
ダウンタウンで乗り換えるため,ついでに,韓国雑貨屋さんにも
いってきました.

前回,10ドルのでかいキムチを買ったら,
1/3も食べる前に,発酵してきてしまったので
その反省を生かし,4ドルぐらいのものをさがしました.

と,白菜キムチ以外にも,カクテキが目に入ってきて
こっちのほうが50セントほど安い.

カクテキってチャーハンとかに使えるかな?とも
思ったのですが,それほど量もないし,安いしということで
カクテキを購入したわけです.

ただこの日は別にキムチを買いに出かけたわけじゃありません.
もともと欲しかったのは,焼肉のタレ.

キャベツとかモヤシを塩コショウで炒めてもおいしいのですが
たまには焼肉のタレで炒めたのも食べたくなるじゃないですか.

こっちのステーキソースは,やはり炒め物用ではないので
ちょっと微妙な味なんですよ.

しかし,韓国とくれば,カルビ.焼肉が有名なわけで
ゼッタイに焼肉のタレはある!というわけです.

店に入り,たしかこの辺と探すと簡単に見つかりました.

ハングルはさっぱりとわからないのですが,
ここはカナダ.そう,フランス語表示…
じゃなくて,英語表示あり.

さらに日本語での表示もあったりするものもあるので
問題はありません.

で,焼肉のタレっぽいのを2種類ほど見つけたのですが
そこで迷いが生じました.

それが何かは日本語でちゃんとかかれています.
しかし,どっちを選んでいいかわからない.
みなさんはどちらを選びますか?

1) 焼肉のタレ
2) カルビのタレ

僕には違いがよくわかりません.
同じじゃないの?と思うわけですが,こういうときに便利なのは
英語表記です.案外詳しく書いてありますからね.

英語を見るとたしかこんな感じ.

1) BBQ beef sourse
2) spareribs BBQ sourse

おぉ.こう書いてくれれば,わかるってもんですよ.

要するに,焼肉のタレは牛肉用.
カルビは豚肉(スペアリブ)用ってわけだ.

…で,なにが違うんだ?

味の違いは英語を読んでもわかりませんし
日本語でも書かれていません.

たぶんハングルを解読すればいいのでしょうが,
僕が理解するのは悪友に教わった多少の単語のみ.
それも話すだけで,もちろん読み書きはできません.

ちなみに,お値段はカルビのタレが
これまた50セントほど安かったりしました.
一瓶,7ドル40セントだっけかな?

ただお分かりのように,決して安くはないわけで
二本を買うなんてそんなブルジョアな生活はできません.

食べ物でケチるとろくな事がないのはわかりつつ,
でもこれ,同じ商品じゃなくて,いちお焼肉とカルビと分かれてるしなぁ.
と散々悩んだ挙句,豚肉のほうが好きなため
カルビを選びました.値段が安かったからではありません.
豚肉が好きなんです.…スペアリブは面倒なので買ったことありませんが.

さて,そのお味ですが,今日,さっそく使ってみました.

で,感想はというと,なんか甘すぎる.
くどい甘さが残る感じで,うまい!!というほどではありません.
あ~,なるほどね.といった感じです.

次は焼肉用をおとなしく買ってみたいと思います.

投稿者 カズ : 20:26 | 留学生活 | コメント (2) | -

2006年4月22日

始まりと終わり

なんとも寂しいニュースがありました.

こちらのニュースです.
円楽さんが笑点を降板するというものです.

いつからでしょうね.僕が笑点をみるようになったのは.

小学生のころから,大喜利コーナーは好きで
よく見ていたと思います.

マンネリ化しているという人もいますが,
マンネリ化にはそれのよさがあると思いますし,
僕は楽しく見ていました.

トロントにいたりしたので,こん平さんが
いない笑点自体,僕には想像がつかないのですが
とうとう円楽さんも画面から姿を消すということになって
しまったようです.

ずっと子どものころから見てきたものというのは
あって当たり前になっているような気がします.

笑点のメンバーはあのメンバーで,それ以外は
想像がつきません.

やっている人たちも僕と変わらず,一年に一度
年を取っていき,やがてはやめる日が来るのは
当然なのですが,不思議な感じがします.

たぶん今現在,カナダにいて笑点をみていないから
というのもその理由の一つになると思います.

思えば,ドラえもんの声も変わりました.

やっぱ僕も年を取ったということなんでしょうね.

これからドラえもんを見る世代にとっては
それが当たり前となり,笑点を見る人たちは
円楽さんがいない笑点が普通になることでしょう.

悪いことではありませんよね.
人間が行っている以上,常に同じであることは
不可能ですし,新しい風が入ることは素敵なことです.

頭ごなしに否定するのは,何も生み出しません.
が,なんとも一つの時代が終わるというのは
寂しいものです.

…春ですね.

投稿者 カズ : 20:35 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月21日

ハム

今日のお話は,お食事中の方には
お勧めできません.また,一部不快を覚える可能性がある話が
入っているので気をつけてください.

朝起きて,お弁当なにを食べようか考えていたわけです.

正確には昨日の夜から,何にしようかなぁと.

というのも,先週末はeasterで店が休みで,
買い物に行ってなかったため,食品が限られていたのです.

が,そこはあれ.
冷凍庫を漁れば,ネギの小口切りをしたのが入ってたり,
冷凍野菜も買ってあったりと,普段の散財も捨てたもんじゃねーな
と思わせるほどの品揃えです.

ついでに冷蔵庫にもベーコンにハムが入っていて
これまた,ちょっと豪勢なわけですよ.

さてはてと考えながら思いついたのは
チャーハンです.

日本からチャーハンの元も買ってきていましたし,
もったいない!と使わずに腐らせるのは究極の贅沢なので
よし使おうと決めたのです.

で,ハムを使おうと思ったのですが,
なにかおかしい.

賞味期限は4月29日まで.
いけるはずなのに,なにか違和感を感じるのです.

真空パックがこれうまくいっているのか?
そんな風に思わせる状況でして,なんか密着感が足りないというか,
決してもれることはないのですが,怪しげな雰囲気を
かもし出していました.

まあ,でも,大丈夫かな?と思い,
袋をあけて,手にとってみると


……
ぬばぁ~とした感触が手に残りました.

スライムが表面に存在する!きめえぇぇ!!

たしか生物学的にはこれを…知りません.
だいたい生物学的にはとか,いかにも理系だぞって感じで
いっておきながら高校で生物なんて取ってませんし,
基本的知識なんて中学で終わってるって話です.

とにかく,これは食べれない.と瞬時に判断することができる
状況でして,速攻で捨てました.

いや,ごめんなさい.ちょっとウソをつきました.
とりあえず,臭いをかいでみた僕がいます.気になりませんか?

臭いは,普通のハムの香りでした.
腐った臭いはせずに,というかよく考えたら,
表面はネバネバした物体に包まれていたわけですが
カビが生えてなかったんですよ.

カビが生えないハム….それはこれがたとえ
フレッシュなものでも,食べて大丈夫なのでしょうか?

なんか明らかに身体に悪いものが含まれてそうなわけで,
幸か不幸か口に入れることはなくなりました.

と,ポジティブ思考をしないと,
500gのハムを失った凹み具合は回復できません.

ちなみに,チャーハンは冷凍庫を漁って出てきた
ソーセージを使って完成させました.

なんたって冷凍ですからね.腐ってもなかったし
おいしかったです.

投稿者 カズ : 23:38 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月20日

論文

昨日,交流消磁が終わりました.

まだ岩石磁気パートの実験はありますが,
その前にまずは交流消磁の解析をしなければいけません.

あぁ,ちなみに交流消磁とはなんぞや?
というお話ですが,詳しい話は長くなるんで
割愛させてください.それに,面白くもないし.

測定が終われば,解析があり,解析があれば
今度はその解釈となるわけで,道のりはまだまだ
険しいです.

とはいえ,解析から解釈のパートは
やっていておもしろい部分.

中には,おもしろい♪なんて言ってられないほど
頭を悩める解析結果に出会うこともあるというか
もう出会うことが必須なのですが,それでも
何かしらの解釈を考えるというのは,単純作業な測定よりは
おもしろいといっていいと思います.

ていうか,これがおもしろくなかったら
いまこの場にいないと思いますしね.
研究なんかやめて,仕事をしていると思います.
それか,ニートか.

さて,とりあえず測定が終わったので
2,3日はのんびりと解析をやっていこうと思っていると,
うれしいメールが届きました.

それは,あんたの論文がonlineで確認できるよというもの.

論文というか,学会用のabstractです.
なので5枚と短いですけどね.

まあ,なんにせよfirst paperには
間違いないわけで,ちょっと嬉しいです.

興味がある方は,適当に探してください.
ここでお披露目できるほど,素晴らしいもんじゃありませんので.

なんたって,こっちにきて8ヶ月で書いたものですよ.
学会がこの大学で開かれるために,ほぼ義務のごとく
書いたもので,はっきりいって図が多く,discussionは
少ないというダメダメ論文です.

次はもっと立派なもんを書きたいなぁと思うわけですが
それにはいま目の前にあるものを終わらせないといけません.

もう少し頑張りたいと思います.

投稿者 カズ : 23:17 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月19日

俳句

今日,ようやく交流消磁が終わりました.

いままでは研究室に日中は閉じこもりきりだったので
気付かなかったのですが,休日のごとく建物の中が静かです.

はて,なんでこんな静かなんだろう?と思って考えてみたら
すぐに答えは見つかりました.

つまり,final exam weekで,授業がない.

この建物は,地球科学科が入っているのですが,
授業は他学科のものも頻繁に行われ,
人の出入りは激しいです.

授業をやっている声もなければ,
廊下でガヤガヤしている学生さんもいない.

これからsummer termが始まれば,これが普通になり,
そして9月にまた喧騒が戻ってくきます.

夏草や兵どもが夢の跡

カナダはウィンザーで出会う芭蕉の句.

僕も芭蕉に倣って一句…といきたいところですが,
さっぱりと思いつかないので,ムリにひねり出すのは
やめたいと思います.

俳句なんてほとんど詠んだことはありませんしね.

ただ,575で全てを表す世界は魅力的ではあります.

短いからこそ問われるボキャブラリー.
英語にはない日本語だからこそできる美しさ.

なにも芭蕉レベルのものを詠む必要はなくというか
そんな才能は僕にはなさそうなので,そんな気もなく,
適当に好き勝手に詠む分にはなんとかなりそうです.

ちょっと挑戦してみようかな.
…ここで発表することはないと思いますけどね.

投稿者 カズ : 22:57 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月18日

趣味の世界

昔は趣味というと読書と釣りと答えていました.

最近は,趣味ときかれると旅行と答えることが
多くなりましたね.

研究を始めてから,つまり大学4年から
読書というほど本を読んでいないことに気付いたので,
なんか読書という単語を言うのが恥ずかしいのです.

釣りは地元ではヒマなときにやっていたのですが,
富山では一切やらなくなりました.

それでも,コインランドリーでは本を読んでいるので
まだ読書はいけるかもしれません.

さて,そんな趣味で語学というのがあります.

僕はこれがどうも理解できないんですよ.

僕にとって語学とは,何かしらの目的を達成するための
手段であって,それ以上のものではないのです.

例えば,僕はカナダという国が好きです.
そこで英語を勉強するわけですが,それはあくまで
カナダで暮らす,カナダを楽しむためであって,
英語が好きなわけではありません.

あっ,でもドイツ語はどっちかというと
趣味みたいな感じで勉強したのかもしれません.

趣味というか,北杜夫にたいする
憧れですね.

北杜夫を通じて,ドイツにそして
ドイツ語に興味を持ちました.

…結局,ドイツ語は2年間勉強して
挫折しましたが,今でも自己紹介ぐらいはできたりします.

どうなんでしょう?
語学を趣味という人は,勉強することが目的なんですかね?

でも,それだとなぜ勉強するの?という疑問が
沸いてきます.

いや,ホントは趣味に疑問を持ってはいけないんでしょうけど.
本人が満足すればいい世界なのですから.

空き缶を集めている人も世の中にはいますが,
その意味を理解するのが難しいがごとく,僕にとって
語学を趣味で勉強するというのは理解しがたいことです.

あっ,でも,趣味ってことは単語を覚えたり
文法をやったりというのもきっと苦じゃないんだろうと思います.

好きなことをやっているわけで,やっている本人にとっては
楽しくてしょうがないのかもしれません.

ちょっと羨ましいですよね.どうしたらそんな風になれるのでしょうか?

って,こんな風に楽に勉強するために,語学を趣味にしようとしている
人間性がまずダメダメといった話です.

おとなしく趣味,旅行でいきたいと思います.
最近,さっぱりと旅行をしてませんが….

投稿者 カズ : 22:01 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月17日

Easterという行事

今日はEaster Monday.

ということは,昨日はEasterでした.
日本語にするなら復活祭.

卵にウサギのイースターです.

まあ,はっきりいってよく知らないのですが
イースターグッズは一ヶ月ぐらい前でしょうか?
店でよく見かけたので,あぁそんな時期なんだなってのは
わかってました.

まあ,昨日がEasterで,せっかく
歩いてスーパーにいったのに
休みだったという悲劇が生じたのですけどね.

さて,このイースターというもの.
言わずもがな,キリスト教のイベントです.

ここでふと思ったのが,やっぱり
カナダはキリスト教国家だなぁってことです.

なにがいいたいかというと,
移民大国カナダにおいて,やはり元を作った
イギリスが重要なんだなということです.

いまどれほどの人がキリスト教を信仰しているかは
しりませんが,イスラム教やヒンズー教,仏教,特に
イスラム教ですかね.これらを信仰する数というのは
年々増えていっているのではないでしょうか?

それでも,たぶんこれらの宗教の祭日が
カナダの休みになることはないと思います.

移民の国カナダ.
将来はどうなるのでしょうか?

投稿者 カズ : 21:41 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月16日

採点終了

lab finalの採点がようやく終わりました.

傾向としては,基本ができてねーって
感じですが,よく考えたら今までのlabが
ちゃんと身についてないわけで,もしかして
僕に責任が…?

いや,そんなことはありません.
いい点数の人もいるし,きっと
努力が足らんのです.

そうしときましょう.

なんか最悪の教師みたいですが
しかし,実際にやらない人をやる気にさせるのは
これは難しいのですよ.

英語がヘボヘボなため,labはできる限り丁寧に
やることを心がけていますし,質問もいつでも受け付けていました.

そうそう,labを担当している場合,
なんとoffice hourを設定しなきゃいけないんですよ.

月曜の午後1時から3時としたなら,
その間は,学生が来ても来なくても
院生部屋にいる必要があるのです.

さらに今はメールの時代ですからね.
こちらは24時間受付中.はっきりいってうざいのですが
しょうがありません.

ていうか,メールはやめて欲しいのです.

計算問題とか図を使う問題とか,メールじゃ限界がありますし
答えを送るわけにもいかないので,いちいち絵をかいて
pdfに変換して送るとか,ホント裏で苦労していたりします.

さて,そんな苦労は報われたのかどうか
結果を見れば一目瞭然.

質問をよくした学生さんの成績はいいのは
どの世界もかわりないことだと思います.

閑話休題.
間違いの中で多かったのは,とある計算問題の
単位計算です.

密度がg/cm^3で与えられているので,kg/m^3に
直す必要があるのですが,この正解率が低いのなんの.

labでも僕が1g/cm^3 = 1000kg/m^3って書いたら
それは間違っている!とかいう指摘があったぐらいですからね.

指摘されたときは,唖然としましたよ.
しょうがないので,黒板にめちゃくちゃ丁寧に書いて説明しました.

で,なんでテストでまた間違えるかなぁ.

来年もウィンザーにいるかそれはわかりませんが,
いるようなことがあれば,なんか対策を考えなきゃダメですね.

少なくても単位計算ぐらいできなきゃ….
ていうか,お前らはホントに理系の大学生なのかと.
なんか2,3年後の日本でも起きそうで怖いです.

投稿者 カズ : 21:00 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月15日

採点作業

今日はlab finalの採点作業を
主にしていました.

で,この採点作業,まずなにから始めるかというと
答えを作るところから始まります.

つまり教授は答えをくれません.

なので,最初に自分で解く必要があるんです.

でもそこはlabを担当している人間で,
それなりに解けないとやばいわけですし,
答えを教えてください!と泣きつくわけにもいかないのです.

まあ,でも時間は無制限ですし,なにより
電卓はつかわず,そしてグラフ用紙もつかわずに
エクセルでパッと計算なりしてしまえばいいのです.

それに,成績は関係ないですから
それほどプレッシャーがあるわけでもありません.

解いた感想は,80分だとかなりきつきつ.
自分が学生だったら相当飛ばさないと
終わらないかも知れないという感じでした.

明らかにちょっとこれは…という図が極悪の
問題もありましたが,基本的にはlabでやったことを
おさえていればなんとかなるレベルです.

で,学生さんの出来はというと,まだ採点の途中ですが
かなり悪い状況.だいたいどこも一緒だと思うのですが,
高校時代の物理のテストを思い浮かべればいいぐらいでしょうかね?

そんなわけで,なんとか点数をあげたいのですが
空白が多いので,ちょっと頭を悩ましているところです.

あー,そうだ.
僕の解答を元に採点をしているわけで,
それがホントにあっているかどうか疑問に思われた方も
いるかもしれません.

….
それは僕が知りたいところです.

投稿者 カズ : 22:55 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月14日

Good Friday

午後6時の時点で28度.
快晴でもう夏が来たかと思わせるほどの
お天気です.

そんなわけで,Tシャツを脱いで上半身裸で
街をうろつく野郎どもが出現し始めました.

が,朝はやっぱ寒いんですよ.

今日も10度前後で雨が降っていたので
Tシャツだとちょっときつかったです.

重ね着を工夫しなきゃいけない季節ですね.

さて,今日も早朝から大学に行きました.

するとドアの鍵が閉まっていて,
普段は8時ごろでも多少は見かける学生はほとんどいない.
なんでだ??

…とか言うと思ったら大間違いです.

いくら世の中に疎い僕でも,今日がGood Fridayで
祝日だってことは知っています.

先週末にスーパーに買い物に行ったときに
ドアに金曜日はGood Fridayのため時間短縮しますというのが
書いてあったのです.

さらに,毎度おなじみ,チェーンメールを転送してくれる
友人が,これまた誰からか送られてきたであろう
イースターに因んだメールを転送してくれましたからね.

こんだけあれば,どうボケていても
忘れるわけがありません.

で,なぜ今日,大学に行ったかといえば,
測定のため.

学部生の子は鍵を持ってないので入れませんから
labなんかの質問が来ることはありません.

また,休みの日なので,装置は誰も使わない.
人もいないので,昼間っから測定中に大熱唱しても
誰からも苦情はきません.

まさに測定日和なわけです.

3連休を潰して測定なんて,それだけ追い詰められてるって
話でもあるのですが,なんにせよ,別にGood Fridayだから
休まなきゃいけないとかありません.
僕はクリスチャンじゃありませんしね.

とりあえず,予定していたよりも多くの測定ができたので
今日は大学にいった甲斐があったというものです.

さっさと終わらせて,3連休なんて足元にも及ばない
日本人ならではのゴールデンウィークを強引に作り出し
休みたいものです.

投稿者 カズ : 20:45 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月13日

final lab exam

今日は受け持っているlabのfinal examが
ありました.

去年も同じlabを受け持っていたのに
final なんてあったかなぁと思っていたのですが
だんだんと思い出してきたのです.

別に僕がfinal examを受けるわけではないので
テストそのものに関してはたいして思い入れが
あるわけでもないのですけどね.

では,なにを思い出したかというと
去年,さんざん苦情が来たということ.

いや,同じ問題かどうかはしりませんよ.
そんなもん問題を見ても思い出しませんでした.
まあ,似たような問題だった気がしなくもないぐらいの
記憶しかなかったので.

とにかく,去年は時間がない!と学生から
ものすごい苦情がきたんですよ.

とはいえ,僕自身はテストの時間を設定できる権限はなく
教授が決めるわけで,僕がそれほど責められるわけでも
ないんですけどね.

で,今年もきました.

教授から10分間の最大延長は認めると
いわれてたので,10分間を延長したのですが
それでも足りない模様.

試験監督なので残り5分とかいうわけですが,そのとたん
fuck!やoh my god!なんて声があがるわけですよ.

あぁ恐い恐い.

でも,まあ,別に僕が悪いわけでもないので
そこは別にたいした被害があるわけでも…
と思いきややっぱり間接的に被害があります.

時間がないということで,ものすごい勢いで
ミニレポートとか書くわけですよ.

ただでさえ読めない筆記体ですが,
それがさらに悪化するわけです.

そして,それを採点するのは…僕.

もう,ホントは残り10分とか5分とか
いわずにいきなり終わらせたいぐらいです.

残り時間を言うと,みんな焦って
書きなぐりますからね.

でも,それを避けるために言わないわけにも
いかず.というジレンマに陥るわけです.

あぁ,採点を考えると頭が痛い.
どんだけ時間がかかるのかしらん.
僕の週末がきえていく….

投稿者 カズ : 22:49 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月12日

ピザ

今日はちゃんと6時におきて
弁当を作り,8時には大学の研究室で
測定を始めるという優等生っぷりをはっきました.

やればできるもんだと思いましたが
これがいつまで続くものか.

とりあえず1週間ぐらい続いたら
自慢しようと思います.

まあ,社会人の人にしたら
お前はなにをいってんだ?という
感じなんでしょうが….

さて,このお弁当.
実はお昼ごはん用ではありませんでした.
夜のためのお弁当です.

では,お昼はどうしたかというと
ピザを食べに行ってきました.

正確には,友達に招待されたのですね.
僕だけじゃなくて院生+教授陣が.

友達が奨学金を当てまして
そのお祝いというか,そんなわけで
彼が招待してくれたのです.

奨学金のムダづかい…
とか思うのは,たぶん僕がケチだから.
彼はそんな僕とはちがい,人間ができているのです.

で,いってみたら学期末で忙しいとはいえ
お昼休みということもありそれなりの
人数が集まっていました.

何時ぐらいに測定に戻ろうかなぁとか
思っていたら,はい♪となにか渡されるでは
ないですか.

それがなにであるか理解するのに
1秒もかかりませんでした.

ビール.

….
えっ?昼間だぞ.しかも平日.
なんでビール飲むの?

とか思っていたら,いつのまにか
僕の手の中にビールが入ったらコップは
収まっていました.

なんていうか.典型的なNoといえない
日本人ですね.

マジで?とか思いつつも,まだピッチャーで余っていて
このまま断るのももったいないしとか,
せっかく友達が招待してくれたのに悪いなんて考え出すと
断れないのですよ.

そんなわけでお祝いの意味もこめて
一杯だけビールを飲みました.

あ~,そういえば,この招待してくれた
友達は片手にペプシを持っていましたよ.

さすがイスラム教徒.いかなるときも
酒は厳禁です.

って,だったら僕も気を使う必要は
なかったって話です.

もっと我がままに生きようかと思った一日でした.

投稿者 カズ : 20:17 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月11日

朝型人間への挑戦

なんだかさんざん書いているような
気がしなくもないですが,忙しいです.

例えばレポートを書き上げるときに
気合とど根性で普段より30分短縮することは
恐らくできるはずです.

でも,気合と根性をどうしようができないもの.
それは測定にかかる時間です.

こればっかはどうしようもありません.

本格的に測定を始めているのですが
何の因果か,同時に他の2人も測定を始めるために
装置の独占ができないのです.

で,限られた時間の中で
どんだけ頑張ろうが,一日にできる量は
決まってきますので,なにをするかといえば
その限られた時間をムダにしないということです.

基本的に他の二人は夜型人間なので
やることは一つ.朝型人間になること.

でも,今まで9時10時に起きてましたからね.
いちお僕は朝型人間なのですが,
もうその面影もないぐらいだらけてしまっています.

そんなわけで,明日からは朝6時おきで
支度をして大学へ向かうことにしようかなと
思います.

まあ,でも,ちゃんとお弁当は
作っていくんですけどね.

これをなくせば朝7時起きでもいけるんじゃないか?
と思うのですが,お弁当のほうが学食で買うより
安上がり+おいしいので,あまりやめたくありません.

一度慣れてしまえばいいんですけどね.

さて,明日はちゃんと起きれるのでしょうか?
とりあえず,今日は米を研いでさっさと寝たいと思います.

投稿者 カズ : 22:43 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月10日

The Island

最近,映画をさっぱりと
みていません.

もうなにをやっているかすら
知らないのですが,何か面白いものは
あるのでしょうか?

去年は一ヶ月に1,2回,火曜日に
大学のみんなで行っていたのですが
今年になってまだ一度もありません.

…もしかして誘われてないのかも.
いや,そんなことはないはずですよ.
別の友達も,映画の誘いのメール,最近ないよね?
っていってましたから.

うん.たぶんないだけ.
リストから消されてたら,泣く.

さて,そんなわけで思い出すのは
飛行機で見た映画.

この飛行機で見る映画というのは
たいがい当たり外れがあります.

つまり,ヘタをすると映画館で見たことが
あるやつをまた見る破目になるわけです.

年末年始に乗った飛行機では
どれも見たことがない映画でした.

もう行きか帰りかもろくに覚えてないのですが
チャーリーとチョコレート工場や
The Island,ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
などはおもしろかったです.

あと,名前は忘れましたが,
ネットで知り合う男女のラブロマンス物.
あと,ニューヨークを舞台にした子どものラブロマンス物も
なかなかでした.

さて,そんななかから,
今日はThe Islandの感想でも.

最初見たときは,特に面白そうとは
思いませんでしたね.

なんだかマイノリティ・リポートや
i-robotのような感じをうけたというか
そんなものの記憶が強く,映像を見た瞬間に
二番煎じかなんかかと思いました.

ところが,見ていくうちに
だんだんとはまっていってしまったのです.

内容を知らなかったのが幸いしたのでしょう.
アイランドがなにか知っていたら,たぶん
面白さが半減していたと思います.

まあ,でも,なんかやっぱi-robotっぽい
感じは拭えなかったのですがどうでしょう?

テーマとしては面白いですし
いろいろと考えさせられる内容といえば
内容です.ただ難しいかといわれれば
そうでもない.

いい娯楽映画だと思うのですが,
素晴らしいかどうかはまた別のお話.

単純に楽しむなら,チャーリーとチョコレート工場のほうが
上だなと僕は思いました.

…チャーリーとチョコレート工場のお話は
また機会があればということで.

投稿者 カズ : 22:37 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月9日

普通の世界

去年の夏にサンプリングに行った
ユーコンの風景をアップしました.

今すぐにそちらを見たい方は → こちら

あまりにも大量の写真なので
どうしようか迷っていたのですが,
とりあえず一ヶ月に一度ぐらい,5枚ほど
紹介できたらと思います.

まあ,大量とはいえ,サンプリングの写真が
多いので,実際にお見せできるのは
それほどでもないんですけどね.

今回は,ホワイトホースの写真です.

サンプリング自体はホワイトホースでは
行っていないのですが,ユーコンに空路ではいるなら
まずはここ.重要な場所です.

ダウンタウンは小さいながらも楽しいですし,
今度はサンプリングではなく,旅行として
訪れたいものです.

さて,地球科学を勉強し始めて,何年でしょうか?
トロントに行ったりしていた期間を除いても
6年ほどやっているわけですが,どうも
この地球科学になれてしまったようです.

例えば,100万年前を最近と言ったりなんてものは
もう当然のことなんですよ.

だって,100万年ですよ.
46億年の歴史のなかで100万年前なんて
ごく最近といってもいいじゃないですかね?

というのは,やっぱり地球科学を
やっている人以外には通じませんでした.

さらにこのサンプリングという
言葉もなんだか怪しいようです.

…そうですね.思ってみれば
サンプリングなんて日常生活では
使いません.

ごく当たり前にサンプリングという
言葉がでてくる環境にいるので
それが普通の言葉のように思ってしまいました.

でも,なんとなくわかりますよね?

ちゃんと広辞苑にも載ってますよ.

サンプリング(sampling)
見本をぬきだすこと.また,統計で,
母集団から標本を抽出すること.

…合っているんですが
どこか違和感を感じます.

要するに野外に行って,試料を
とってくることです.

英和辞典でsamplingと調べれば
ちゃんと,試料採取という言葉が
見つかるんですけどね.

えっ,初めから試料採取と言え?
なんかそれはそれで変な感じなんですよ.

試料採取ではなくサンプリング.
英語と日本語の違いですが,サンプリングが
しっくりときます.まあ,どっちで覚えたかだと思うのですが.

これが分かる人は,たぶん地球科学を
やっている人だろうなぁと思いながら,
やっぱ一般的な世界じゃないと再認識しました.

ホワイトホースの写真は → こちら

投稿者 カズ : 21:59 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月8日

懐古主義

今日は寒かったです.
朝の10時ごろで0度.風があり,
体感気温は-5度にもなっていました.

ホント春になったのでしょうか?
少々疑わしいそんな一日でした.

さて,とある友人からメールがきました.

つーか,僕宛というわけではなく
その友人の友人関係全員宛にです.

みんなのアドレスをbccではなくtoで送っているので,
メルアドがだだ漏れですよ.

ホント個人情報を大切にしてほしいと思うのですが,
ぶっちゃけメルアドがもれたくらいどうってこともないですけどね.

こういった全員宛のメールのときは
ろくなメールではありません.

つまりほぼ100%の確立で
チェーンメール.

この友人自身も誰かから送られてきたのを
そのまま転送しているみたいなんですけどね.

何一つ言葉をつけることもなく,淡々と
転送するので,嫌がらせかとも思うのですが,
その友人にまず送られてきた文章を見ると,

これは秘密で,関係者にしか送らない.
もし,見に覚えがなくてメールを受け取ったら
添付ファイルはひらかずに,メールでその旨を
教えてくれ

みたいな内容なんです.

…全然守られてないですね.余裕でまわってきてますよ.
まあ,世の中そんなもんです.

で,今回はどんなチェーンメールだ?
と思ってみてみると,様子が少々異なります.

なんか添付ファイルがくっつていたんですよ.

…ウィルスか?ともおもったのですが,
とりあえずウィルスチェックしても
何も引っかからなかったので,開いてみました.

あっ,パワーポイントファイルだったんですよ.

中身はなんていうんでしょう?
昔はよかったみたいな感じのものでした.

例えば,寿命は延びたけど,人生の密度は減ったとか,
たくさん物を買うようになったけど,それを使うのはごくわずかになったとか
まあ,こんな内容です.

タイトルはParadox of Our Timesとかなってました.

興味がある人は,言ってくれれば
アップしますが,ぶっちゃけ時間の無駄ですよ.
もちろん英語ですし.

さて,これだけではあれなので
僕なりの感想でも書きますか.

正直な話,こういった過去と現在を比べて
いかに現在の生活が真に豊かではないというのを
議論する話題は,意味がないように思います.

こんなもん古代のギリシャやらエジプトやらで
すでに言われてたという,近頃の若者は…
というものですよね.

まあ,僕も日本で院生をしてたときから
つまり弱冠23歳ぐらいで,学部生の子を見て
ジェネレーションギャップを感じたり,
同じような言葉を発したことがありますが….

ただ昔がよかったとは思わないですね.

昔の人々が純朴だったかというと
そうではありません.古代から奴隷制はありますし,
虐殺だって頻繁に行われてきています.

昔に行くにつれ,食料問題が,病気が,
そしてわけのわからない考え(人権とか)が
増えていくわけです.

でもそんものはなかったことにして
記憶が美化されていくのです.

で,その美化された昔を基準に
現在をみるわけで,それはつまらないものに
見えるのはしごく当たり前.

実際に昔に戻ったら,たいへんですよ.
昔に比べればずいぶんと便利になった生活が
当たり前になってしまっている悲しさですね.

それに例えば今の子どもはゲームばかりしている.
わしらの若いころは空き地で…
というもの.

その子どもの空き地を奪ったのはだれか?
答えは明白ですよね.この“わしら”に該当する
人たちなんですよ.

要するに無責任な発言なわけです.
現在を作り出してきてたのは,
昔を最高とした人たちなのですから.

そんなわけで,このタイトルにある
パラドックスは全然パラドックスとは思わないわけです.

刻々変わる現在のよさを尺度に物事を
考えられなくなった証拠ですね.

まあ,散々言っていますが
ぼくもそんなじいさんになるのが
目に見えているのですが….

ウィンザー大学の,とある建物の窓口に
たしかこんな漫画がはってありました.

老人)今の時代は便利になったのう.
若者)そうだ.テレビ,飛行機,パソコン.じいさんの時代にはなかったものばかりだな(笑)
老人)そう,わしらの時代にはなかった.だからわしらは作ったんだ.
    お前は次の世代に何をつくるのかな?

近頃の若者は….とは一味も二味も違った
じいさん.なんとも耳が痛い言葉ですが,
こういった返しができるのはいいですよね.

そんなじいさんになりたいもんです.

投稿者 カズ : 23:48 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月7日

真実

このニュース
けっこう興味深くないですか?

ユダがキリストに命じられて
キリストを引き渡したというものです.

いま必死にトロント時代に行っていた
Bible Class(聖書勉強会)の様子を思い出そうと努力しているのでうが
残念ながらポンコツな頭には限界があるみたいです.

たしか僕が行っていた間に
ユダ云々の話はなかったなぁと思うわけですけど.

どうなんでしょうね?

もしこれが真実とするならば
キリスト教徒はユダを認めるのでしょうか?

僕が思うに,認めることはないと
思います.

まず最初の前提を認めないんじゃないでしょうか?
つまり真実とはしないということです.

あっ,でも,思いだしたのですが,
たしか聖書勉強会ではこう習いましたよ.

キリストはあまりに巨大化した人々の罪の
許しを請うために身を投げ出した.

ってことは,別にユダが裏切ったとか
関係ないような気がするんですが….

じゃあ,思うほど,この説を受けれいるのは
難しくないのだろうか?

だいたい汝の隣人を愛せでしたっけ?
せやったらユダを拒否するってのはなんだか
キリスト教徒っぽくないですよね.

まあ,この解釈で言うならば
ユダがもっともキリストの教えを
理解していた人間になるわけで,それはそれで
問題がありそうですが.

一ついえることは,答えなんてない
ってことですよ.

この福音書というもの.
“イエスの弟子たちによる師の言行録で、
実際は伝承などをもとに後世作られたものと見られている”
なわけで,キリスト本人が書いたわけじゃないですし.

要するにこの写本が実際に3-4世紀のものだったとしても,
そして本物のユダの福音書の写本だったとしても,
その元の福音書にかかれていることが真実だということの
証明にはなりませんよね.

2世紀の時点で,ユダの福音書は異端として
扱われているわけですよ.

これはキリスト教を信仰するもの
もしくはその元締めが都合の悪いものを
排除しようとしているわけですよね.

つまり,その時代の宗教家ですら
あらゆる事実を淡々と書き留めたとは
考えにくいと思うわけです.

さらに伝承となると怪しさは
増しませんか?

別にユダの福音書がそしてその他の人の
福音書が偽物とはいいませんよ.

その内容が事実かどうかという点です.
誰も証明できませんからね.

とはいえ,それを信じるかどうかは
その人によるでしょう.

それこそ信仰の自由となりますね.

でもおもしろくありませんか?

このユダの福音書の中身を偽物とするなら
他の福音書も偽物と言えるような気がします.

ユダだけが偽物で他の4人の福音書の中身が
真実という理由はありません.

…異端とは便利な言葉ですね.

投稿者 カズ : 22:10 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月6日

抜き打ち…

今日はとんでもない
抜き打ちがありました.

テストではありません.

テストよりもびっくりましたよ.
つーか,素でありえないと思いました.

いつもどおり,授業に向かったんですね.

そしたら教授がなにか忙しそうに
しているんです.

んで,僕を見つけると,
field tripに行くから,すぐに
仕度をして!というではないですか.

field tripは巡検とでも言えばいいでしょうか.
野外調査のほうが分かりやすいでしょうか?
とにかく外に出るわけです.

さて,仕度をしてといわれても
僕はというか,誰もがそんなもの知らなかったわけで
仕度もクソもありません.

ものすごく普通の格好ですよ.

いや,別におしゃれ服でもないので,
汚れるのは構わないのですが,帽子もなければ
サングラスも持ってきていない.

ルーペだって普段は使いませんし
持っていません.
…たぶんカナダに持ってきていません.

ハンマーは実験室に転がっていたハンマーを
拝借し,ノートは授業用のノート.
そろそろバッテリーが切れそうなカメラをもって
僕の準備は終わりました.

行き先は,ウィンザーの南側にあるquarry(採石場).

途中で教授が,あっ,ヘルメット忘れたといいました.

本来はquarryはヘルメット着用が絶対的に
義務付けられているハズなのですが,
なんとか入れました.

入れたというか,受付でヘルメットを忘れたことを
いわず,注意されたらそんときなんとかしようという
姑息な手段なわけですが.

行った先は,デボン紀の石灰岩層です.
そこにドロマイトやチャートのノジュールが
付け加わった感じですね.

詳しくはあまり聞かないでください.
僕もさっぱりと分からないのです.

いや,いやしくも地球科学科の人間.
石灰岩とかドロマイトとかはわかります.
が,それ以上は分かりません.

授業でやっているので,物はわかるのですが,
実際に見たことないので,判断できないのです.

そんなわけで,散々でしたね.

だいたい炭酸塩岩系の巡検に日本で行ったことは
ないですし,ホント知らないって話ですよ.

他の2人の学生は,これらを専門にしているので
楽しそうでしたが,僕はぼけ~と眺めていました.

んで,説明を聞いて,ほぉ,へぇといいながら
ハンマーで適当に石をぶったたくという体たらく.

説明されればなるほどと分かるのですが,
説明がないと,ホントきつかったです.

まあでも,授業でならったものを
全てじゃありませんが,一部でも実際に
見ることができたというのは大きな経験です.

例えば,styloliteというのは自分のプレゼンでも
その名を出したぐらいのものですが,実物をみるまで
ピンとこなかったですし.

突然で驚きましたが,
楽しかったですし,有意義なものになりよかったです.

願わくば,もう少し炭酸塩岩の知識があればと
いった感じでしょうか.
とりあえず,これに関するレポートがなかったので
非常にうれしいところです.

投稿者 カズ : 22:02 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月6日

無洗米

19時半頃に外を眺めて
明るいなぁ.日も長くなったもんだ.

とか思った瞬間に,ふと
そうだサマータイムが始まったからだ
と気付きました.

たぶんそうとうボケています.

まあ,それでも18時半なわけで
青空がのぞいていましたし,やはり
日は伸びたようです.

気温は一桁と,春というには
少々?がつきますが.

さて,現在の僕の主食は
米です.

ウィンザーに来て半年ほどは
パン食だったのですが,炊飯器を購入したために
一気に米に戻りました.

お米が大好きです.

んで,どんな米を食べているかというと
日本米です.…もしかしたらカリフォルニア米かもしれません.
CALROSEと書いてあったので,たぶんカリフォルニア米です.

その名前はというと,ぼたん米といいまして
アメリカが生産地です.

さらに僕は豪華に無洗米を買っていまして,
袋には,MUSENMAIと書かれています.

いや,ホントに.

まあjust add water とか
no talcとも書かれていますけど.

8kgで12ドルぐらいだったでしょうか?
すでに記憶がないですが,そんなもんです.

同じCALROSEでも無洗米じゃなくて,ぼたん米とかいう
名前がついてないやつは,6ドルぐらいで買えるのですが,
残念ながら近くの店で扱ってないのです.

タクシーはやはりケチな根性が染み付いているので
使いたくないですし,それにタクシー代を入れるなら
無洗米を近くの店で買ったほうが安上がりですしね.

味はというと,僕は普通だと思います.

ポイントは,無洗米としては当然かもしれませんが
水を多めにすること.んで,しっかりと水に浸すこと.

特に前者の水を多めにするのは
非常に重要です.なんか少ないと独特な香りが
気になるというか特に一度冷めると,暖めなおしても
おいしくありません.

もうすでに日本米の味なんて忘れてしまいましたし,
僕にとってはこのぼたん米が標準になってしまっているかも
しれません.

でも,どうなんでしょう?

周りに日本人がいないのもあるかもしれませんが,
このぼたん米を食べている人をあまり見たことがありません.

多くの人がタイ米を選んでいるような気がします.

ちょっとパサパサしていて,独特の香りが
ありますよね.

米騒動でタイ米をいやいや食べたなんて
経験もあるんではないでしょうか.

このタイ米は安いのは安いけど,高いのは
ぼたん米以上の場合もあります.

一階に住んでいる中国人の人は
タイ米を食べていますし,中東出身の人も
タイ米系のお米を食べているような気がします.

またお店で出てくるものも,タイ米系統が多いですね.
多いというかほぼそうです.

なので,タイ米の占める割合というのは
大きいのですが,不思議と無洗米のタイ米を
見たことはありません.

タイ米も研ぎますよね?
なんか基本的なとこから自信がありませんが,
とにかく見たことがないんですよ.

ホントのことを言うなら,無洗米なんていうもの自体,
カナダで,しかもウィンザーなんてど田舎で
手に入るとは思っていなかったんですけどね.

案外,世界というのは狭いようです.

投稿者 カズ : 00:03 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月4日

フランスのデモ

フランスでのデモは
すごいですね.

これを見て思うのは,
これが日本なら…という悲壮感ではなく
あ~すげえなぁというだけ.

典型的なやる気のない若者
なのかもしれませんが,でも
そうじゃないですか?

わしらが若いときは云々ぬかす団塊の世代の
人らがやってきた教育の成果が
僕らなわけで,覇気のない若者の原因は
そっちの年配者にあるわけですよ.

と責任転換してみたところで
この話題は終了したいと思います.

さて,このデモですが,
ニュースを見るたびに,現地にいなくて
よかったなということです.

現地に住んでいたとしても,旅行していたとしても
これは大迷惑ですよ.

特に旅行なんかしていたら最悪ですね.

ストも起きているようですし,
移動手段がものすごい限られてきます.

さらにデモが暴徒化する可能性もありますし
のんびり観光もできないかもしれません.

つーか,ストって最悪ですよ.

ドイツ旅行最終日.今日はハイデルベルクから
フランクフルトへ移動して帰るだけだって日に,
鉄道会社がストを起こしてくれました.

もう,焦りました.
ニュースを見たときは,タクシーでいけるかとか
本気で考えましたよ.飛行機は待ってくれませんし.

早めに駅に行ってみたところ,全てが運休していたわけではなく
運よく乗れましたけどね.

ストは観光客からしてみたらうざい以外のなにもの
でもないわけですよ.

しかも,事前に情報をつかみにくいだけに
性質が悪いのです.

ニュースを読んでいると
この法案もどうやら悪いだけではないようですが
どうなんでしょう?

デモが悪いとは思いませんけどね.
影響は良くも悪くもでてきます.

誰もが満足する法案ってのは
非常に難しいもんだと思いますけど
なるべく早く決着してもらいたいもんです.
別にフランスに行く予定があるわけでもないですが….

投稿者 カズ : 23:22 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月4日

春眠

春眠暁を覚えずとは
よくいったもので,今日は全然起きれませんでした.

ていうか,春の夜のせいにするなって
話ですね.春というかむしろ原因はサマータイムです.

…すいません.たぶんサマータイムも関係ないです.
ただ単に疲れが限界に達していただけなきがします.

とこれだけ書けば,どれだけ僕が寝ていたか
想像がつくと思います.

なんと13時間も寝ていました.
正確にはその途中に,何度か目が覚めていますが.

まあ,寝るのも早かったので
午後出勤にはギリでならなかったぐらい.
ホントびっくりしました.

そして,問題なのが,こういった
寝すぎた日は頭が働かないということ.

13時間も寝たにも関わらず,
まだ眠く,そして頭はぼんやりとしていました.

しかし,作業をせずに帰ることは
できません.つーか,大学に行った意味がありません.

そんなシャキッとしない状態でできることとと言えば
一つしかありません.

そう,測定.

基本的に単純作業の繰り返しなので
多少ぼけててもできるのです.

消磁段階を間違えると取り返しのつかないことに
なるので,そこだけは気をつけないといけないのですが.

結局,5時間ほど部屋にこもり
ひたすら交流消磁をしていました.

んで,無事に予定した分は終わりました.

11時に起きたときはどうなることかと思いましたが
終わってみれば,なかなか充実した日です.

いや,もう二度とこんな日の再現はしたくないですけどね.
不幸中の幸いというやつでした.

投稿者 カズ : 00:04 | 雑記 | コメント (0) | -

2006年4月2日

Daylight Saving Time

今日,4月2日は昨日の
エイプリルフールよりも大切な日です.

なにかというと,今日から
サマータイムなんです.
カナダ風にいうなら Daylights Saving Time です.

1:00amに時計の針を一時間進めるわけです.

つまり,いつの間にやら僕は
一時間失ったことになります.

今日は日曜日なので平気といえば平気なのですが
明日からはちょっとしんどくなりますね.

それでも,まだ僕は大学生それも
時間に融通のきく院生なのでいいのですが,
これが社会人だと大変ですよ.

というのも,いつもより一時間早く起きないと
いけないからです.

今まで7時に起きていた人は,
サマータイムが始まると,実質6時に起きることに
なるわけですよ.

これはたまりません.
朝の5分が貴重とかお話にならないぐらいやばいですよ.
朝の一時間なんて貴重どころか悪魔に魂を2,3個売っぱらって
手に入れたいものではないですか.

そのうち慣れるとしても
最初の一週間ぐらいはけっこうきついものがあります.

まあ,でもサマータイムは
いいこともありますしね.

去年,教授に眠いと文句をたれたときに
説明してくれました.

つまり,エネルギーの節約と生活の上での安全の二つ.

エネルギー節約は説明の余地はないでしょう.
明るければ,それだけ節電に繋がります.

安全面というのは,次のようなことです.

一時間時計を早めるということは,
今まで6時だったのだが,7時になる.

逆に言えば,例えば子どもたちが外で遊んで
5時に家に帰るとすれば,それは4時の明るさになるわけです.

つまり,明るいうちに家に帰ることができます.
暗くなる前に帰ればそれだけ安全度は増します.
比較にならないでしょう.

それは犯罪という面でも,交通事故という面でも
いえることです.

メリットはそれなりに大きいんですけどね.

ただそれでも一時間は貴重です.

5分くらいならくれてやるんだけどなぁ.
なんて思いながら,秋には一時間余分に寝ることができる
日が来ることだけを励みに,頑張っていきたいと思います.

投稿者 カズ : 19:01 | 留学生活 | コメント (0) | -

2006年4月1日

quarter century

今日は,エイプリルフール.
そして,僕の誕生日!

とはいえ,学期末が近いので
あんまのんびりもしてられなかったりもします.

課題のレポートを昼間は必死に書いていました.

レポート内容は,とある鉱床の地球化学的特徴を
まとめること.

15-20枚は必要とのことなので,
けっこう必死です.

とはいえ,今現在は,図を入れてですが17枚.
あとちょっと加えて,参考文献をたしてで
まあ,最低限のものはできそうです.

…内容はきかないでください.
ひどいもんです.つーか,しょぼい.

んで,夜は友達とご飯を食べに行き,
その後は,バーで軽く飲んでいました.

なんだか普段の週末の過ごし方みたいな
感じですが,まあ,そんなもんですよ.

クソ甘いケーキなんていらないし,
ビールで十分です.

さて,誕生日を迎えたということで
みんなに何歳になった?と聞かれました.

25歳と答えると
いろんな返事が返ってきした.

おおむね次の二つですね.
今が一番いい年齢だ!というのと
あと5年か.5年で全てが終わるぞ.
というの.

面白いというか,うまいなぁと思ったのは,
you're quarter century guy!
というもの.

1世紀の1/4だねといった感じでしょうか.

このquarterってのは,日本人からすると
なかなか思い浮かばないですよね.

25セントがあるカナダならではの
表現の仕方だと思いました.

いつかこんなんがすらっと
出てくるようになりたいです.

投稿者 カズ : 23:49 | 雑記 | コメント (0) | -

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