2007年3月24日

採点の悩み

今日は測定と採点をしていた.

測定をして,それが終わると
次の測定まで時間が3時間ぐらい空くので
そこで採点.

その繰り返しで14時間ほど
院生部屋と実験室の往復をしている.

普段,こんなにやることはめったにないわけだが
ちょっと追い込まれているので,本気モードに.

とはいえ,最低限,今週末やろうとしていたことは
終わったので,多少は気は楽だ.

日本帰国前に終わらせることを頭に浮かべてみれば
そんな気は楽だなんていってられないわけだけど….

さて,採点.

今週は月曜のラボの採点の担当週なので
120人分弱の採点を黙々とこなした.

多少は平日もやっていたが,やはりそこはそこで
忙しかったので,週末に大部分をこなすこととなった.
かかった時間.計10時間をちょっとこえるぐらい.

でも,終わった.それが重要.

して,それが終わったら,続いては
木曜のラボの採点.

10人ほどで,それでも大変なのだが
120人の10分の1にも満たないその数は
ホッとさせてくれる.

で,今回のラボ.
ちょっと問題があった.

その問題とは,学生さんには
関係あるけど,関係ない問題.

なにかといえば,満点をいくつに
するかという問題.

基本,30点前後を満点とした
点数配分にしている.

している.と書いたように,
僕が30点前後になるように決めている.

べつに強引にそこに収めているわけではなくて,
毎回,けっこうリーズナブルな点数だと思っているのだが
味噌は30点ぴったりじゃなくて,30点前後というところ.

30点ぴったりにするとちょっときつい点数配分になったり
甘い点数配分になったりするので,そのへんはてきとーに
いくようにしてるのだ.

だが,今回のものは違った.

問題用紙に,Part 1は20点.Part 2は10点と
書かれていたのだ.

合計したら30点.

僕が別のラボでてきとーに決めている
30点前後にガチっとはまるではないか?
と思った人もいるかもしれないが,
問題はべつにあって,つまるところ30点ぴったり
というのがしんどい.

Part 2は10問の問題なので
1問1点でいったら,なにも苦しいことなく終わる.

問題は20点分のPart 1.

8問しかない.

基本2点で,3点の問題をつくるか
はたまた4点の問題をつくるか
と頭を悩ませるわけだが,残念なことに
どれも似たような問題で,これがなかなか
選ぶのが大変なのだ.

なぜこの回のラボだけ,点数が定められているのだろう.

無視してもいいのだが,たぶん学生さんは
これを基準に考えるはずだし,なるべく
従いところなのだが….

採点作業に入る前に,こんなことを考えて
ずいぶん時間を使ってしまった.

採点とは難儀なものだ.

投稿者 カズ : 22:45 | 留学生活

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