2006年3月26日

野蛮

久々のカナダに関するニュースです.

って,久々と書きましたが
いままで書いたことがあったかな?と
自分でも疑問に思うわけですが,
まあ,気にしないことにしておきます.

そのニュースとは,→こちら
カナダのアザラシ漁に関するニュースです.
リンク先は日本語なので,安心してください.
(ヤフーカナダのニュースは→こちら.当然英語です)

内容を読まなくても,想像できるかもしれませんが
猟師さんと反対派の人たちの間で
問題が起きているということです.

先に僕の意見をいいますと,
漁には賛成派です.
反対はしないといったほうがいいかもしれません.

かわいいアザラシを殺すというのは
人間の身勝手な考えだと思うのです.

毛皮だけでなく,脂肪なども需要があるということで
決して無駄遣いはしていないでしょう.

どこぞの国がバイソンを娯楽のためだけに
殺していましたが,それに比べれば
はるかにマシです.

そうそう,このどこぞの国.
何の因果か今回の反対派の一部の人たちの
出身国だったりします.
わざわざカナダまでご苦労なことです.

猟師からしてみたら,大事な収入源なわけで
おそらく大きなお世話という感じでしょう.

さらに,“猟師らは毛皮を傷つける恐れがあるとして銃を使わず、
代わりに「ハカピック」と呼ばれるこん棒でアザラシを殴ることが多い。
反対派はこの様子が野蛮だと批判しているが、
獣医らはこん棒を使う方が人道的かつ効率が良いとしている。”
とあります.

獣医の言葉が正しいとするならば,
反対派の言い分は,自己の感覚という最も説得力の乏しい
バカげたものに依存していることになります.

野蛮ではない狩りならば,彼らはいいというのでしょうか?
すなわち銃による漁ならば,批判は多少は収まるのでしょうか?
そうは思いません.

根拠は,いまはほとんどがライフルで行われているそうです.
というのも,氷が解けかけていて,危ないから.

もっと北に行ったりして,十分な氷の強度があれば
わかりませんが,とりあえずはライフルだそうです.

ていうか,野蛮ってなんでしょうかね?

きちんとした身なりをして,優雅に銃を構えればいいのでしょうか?
んで,キリスト教を信じていればいいのでしょうか?

動物愛護団体の存在を否定することはありませんが,
一部の異端的存在が,全体のイメージを悪くしているような
感じがします.

それはイスラム教の世界で起きている
現象と同じですね.

可愛いというだけで,殺すのは反対というのは
非常にバカげた考えだと思います.

もちろん絶滅に追い込むような無計画な
漁は反対ですが,そうでなければ,猟師の
生活を脅かすべきではないと思います.

ていうか,アザラシって人間にとっては
害獣ではないでしょうか?

アザラシ漁がなくなれば,
結果的にアザラシの数が増えて,普通の漁に
影響が出るような気がしなくもないですが,
データがないのでわかりません

人が生きていくうえで,何一つ犠牲に
せずに生きていくことは不可能なわけです.

私はベジタリアンですからという人もいるでしょう.
なかには自然に落ちてくる物だけを食する人もいます.
が,生活のなかでかならず殺生をしているはずです.
意識してではなくても,例えば道を歩いていて
虫を殺すとか.

可愛いから,漁が野蛮だからという理由で,
アザラシを特別扱いするというのは
人間の我がままといえるでしょう.

たとえこれが商業的な漁だとしても
これのおかげで生活できる人々もいるわけで
感情で行動するべきではないと思うんですよ.

人間は,あらゆるものを愛でることができます.
その心は素晴らしい.が,その感情だけで
他のあらゆる意見を排他し,行動することは
認めることができません.

結論として,鯨を食わせろということです.
異なる文化を理解しようとしない
真に野蛮なのはお前らの方だって話でした.

投稿者 カズ : 20:28 | 雑記

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