2006年6月29日

世界規模(?)の花火

今日は花火がありました.

普通は,カナダの建国記念日であるカナダディの
日に花火が上がるものだと思いますが,
ここウィンザーは少々異なります.

というのも,ウィンザーは国境の都市.
デトロイト川の反対側にはアメリカはデトロイトが
あるわけでして,さらに,アメリカの独立記念日と
カナダディは日にちが非常に近いのです.

ならば,一緒にやりましょうということで,
共同で,花火大会が開かれています.

で,その肝心の花火ですが一応ふれこみは
one of the largest fireworks displays in the world
となっています.

世界で最もでかい花火大会の一つ.

この言葉をそのまま信用するとろくでもない結果になります.

つまり,どこが世界で最もでかい花火大会の一つなんだ
ということ.

たしかに20分ぐらい花火が上がり続けるのは
カナダでは大規模に入ると思います.

なんたって,トロントで見たカナダディの花火は
10分ぐらいで終わったと記憶していますし.

なので,たかが20分とか思ってはいけないのです.

日本では20分なんてどうしようもない部類に入りますが
ここではまさに世界規模になるのです.

さらに内容はといえば,日本で見る基本的な
花火がパンパカ打ち上がっているだけ.

ハート型とかそんなものはでてきません.

いいとこ二重のわっかとかそんなレベルです.

で,one of the largestとか言っているわけです.

これはあれですね.

よく映画でみる手法ですよ.

全米興行1位とか観客動員数全米1位とか
よくありますよね.

あれと一緒です.

たいして役にも立たないとりあえず全米とか
言っておけみたいな雰囲気の文句です.

そうでなければ,納得がいきません.

あっ,もしかして,花火を輸入していて
そのために値段が高いとかいうなんとも
微妙ないいわけでしょうか.

さもなければ,日本でやるローカルな花火は
すべて世界最大規模になるでしょう.

時間のムダとはいいません.

どっからこんなに沸いてきたんだ!と思えるほど
人がたくさん見に来ますし,市民の娯楽です.

でも,one of the largest fireworks displays in the world
ってのは言いすぎだと思うんですよね.

せめて,World を North Americaぐらいにしたほうが
いいと思います

まあ,そんなこというといかに北米の花火が
しょぼいかってわかってしまいますけどね.

投稿者 カズ : 01:00 | -

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