2006年7月11日

共存

最近,家の近くの行きつけの
中華料理屋さんが店を閉めました.

これが改装のためなのか
それとも店を畳んだのかは
まだ知りませんが,家の近くで
味もこの界隈では最もおいしいと
思っていたためにそのダメージは大きいです.

さて,この家のというか大学周辺の
中華料理屋さん.

その数は7軒ほどです.

すごいですよ.この数は.

基本的にたいして味も出すものも
かわらないだろう店が7軒あるのです.

正確にはうち1軒は店の出すものが
周りとはことなるので,6軒といいましょうか.

さらにこの7軒の料理屋さん.

最初の店からだいたい徒歩5分内に
位置しています.

これが僕には理解できないのです.

店の味とメニューはたいして変わらない
レストランが6軒あるわけで,
そこには客の奪い合いが起こるわけです.

値段か味か.
それとも個性化か.

でも,所詮は同じ中華なわけで,
たかがしれているわけですよ.

で,その結果として
淘汰が行われ,ある店は店を閉めることに
なるわけなのです.

僕がもう顔馴染みともなった店は
大学から一番離れており,不利なお店.
正直,いつか起こるのではないかと
心配していました.

ただここ2ヶ月ぐらいでしょうか.
店を閉めたのはこの店だけではありません.

他に2軒,店を閉めました.

それでもまだ4軒あるのですが
なんていうか,彼らはなぜこんな狭い
大学周辺でしのぎを削るのでしょうか.

別の種類の店をひらいて,共存の道を
探るとかそんなことは一切ないのが不思議です.

僕からしたら同じ中国人.
潰しあうのはまったくもって
損するだけではないかと思うのです.

さて,話変わって,韓国料理屋さん.

今年.初めてウィンザーに韓国料理屋が
オープンしました.

値段,味,質ともに
トロントの韓国料理屋に比べれば
ぐっと落ちるのですが,それでもありがたい存在です.

そんな韓国料理屋さん.

最近,知ったのですが,
今月19日にもう一軒オープンします.

つぶれた中国料理屋さん跡に
できるようです.

で,その場所.

そのもともとある韓国料理屋の
となりのとなり.

また壮絶な客の奪い合いが起こるのでしょうか.

なんていうか,おまえらアホちゃうかと.

彼らに共存という言葉はないのでしょうか.
それともそんな考えは甘すぎるのか.

店の経営とかまったくもってど素人の僕には
理解できない世界がここにはあります.

投稿者 カズ : 23:35 | 留学生活

コメント

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ