2007年1月5日
パーティー
友達に赤ちゃんが生まれたということで
その記念パーティーにいってきた.
パキスタン人の友達で母国では
大学でエンジニア(だっけかな?)として働いていて
その後いろいろあってこっちの学位が必要となったため
院生をやり直している人.
んで,そのパーティー.
18時開始ということをきいていた.
まあここはカナダだし18時ぴったりに
始まることはねーなという考えのもと
他に誘われてた友達と一緒に会場に行ったのは
18時10分ごろだった.
雨が降っていたので豪華にタクシーを
使っていった.
会場に着くと,まだ人は閑散としていて
その友達はホワイトボードにWelcomeとか書いている
最中だった.
ちょっと話をしていると奥さん登場.
赤ちゃんをつれていて,見てみると
かわいらしい.
それはいいのだが,驚いたことに
この赤ちゃんで子どもが4人目と言うこと.
…あんた昔は働いていたかもしれないけど
いまは学生やん.よく4人も育てられるなぁ
とは僕の心のつぶやき.
これはすごいことだと思う.
普通に働いていても4人も子どもを持つってのは
なかなかしんどいことではないだろうか.
少子化のこの時代にたいしたもんだと
思いながら,席に着く.
しばらくすると他に招待されている人がくるわけだけど
これがすごいんだ.
なにがすごいって,みんな中東の人.
たぶんパキスタン人とインド人が90%以上.
英語でない言葉(たぶんヒンドゥー)がメジャーなこの会場では
会話に入っていくのは至難の技.
というわけで,エジプト人の友達とインド人の友達の
彼女さん(インド人)と話をしている.
インド人の友達は彼女さんにここだけは勘弁して
といって他の机に移動して現地の言葉で話をしていた.
待つこと1時間.19時を過ぎたあたりで
ようやく人が集まりだしてくる.
さらに待つこと30分.
主役の友達がやってきて,あと5分か10分.いや45分までには
始めるからもうちょっと待ってといわれる.
んで,けっきょく料理にありつけたのは
20時過ぎのこと.
あぁ,基本的にパーティーといっても
料理を食べて,雑談をして終了といった感じ.
赤ちゃんを見たい人はかってに見てみたいな感じで
友達の挨拶もなければとくにこれといったものはない.
料理はラム料理でけっこうおいしかったといえば
おいしかった.
ラムの匂いは別に苦手としているわけではないので
平気だが,もしこれがダメだとすると,サラダと
煮豆しか食べるものがないわけで,ぞっとする.
料理を食べたら,友達に挨拶をして
再びタクシーで大学へ帰っていった.
ここまでの文章を読んで楽しそうだと思った人が
どれだけいるかわからないが,まあ,ご飯にありつけるのに
2時間ほど待っているわけでそのへんはあれ.
でも,友達のお祝いだし,それに
おもしろい部分は見えたからよかった.
おもしろい部分とは,インド・パキスタンの文化
…といっていいのだろうか.
彼らの文化というにはあまりにも僕は無知なわけだけど
今日見た感じではこんなことがいえる.
友達が招待していた人は大学の人ではなくて
ほとんどがここウィンザーで働いている家族の人たち.
家族できているわけだけど,その席の取り方が
変わっている.
男は男で固まり,女は女で固まる.
基本的に子どもはほっぽかしているが
面倒を見ているのは女性軍.
家族で来ていても綺麗にパッとわかれて
机に向かう.
んで,これが不思議だと思ったのだけど
男は会場に入ってくるとそのまま男がいる机に向かっていく.
おかしくない?
このパーティーは友達のお子さんの誕生を
お祝いしてのもの.
したらば,まずは奥さんのところにいって
赤ちゃんをみて,なんか会話を交わすのが
普通ってもんではなかろうか.
あともう一つは,食事の取り方.
バイキング形式だったわけだけど
まずは男が取りに行く.
男性陣が取り終わったところで,続いて
女性陣+子どもといった流れ.
インド人の友達曰く,これは伝統みたいな
もんなんだよね.だが,彼は小声で僕らにだけ
聞こえるような感じでいったので,きっと
タブーに近いのだろうか.
人の文化にあれこれと口を出すのは好きではないのだが
思うにここはカナダ.
自分達の文化・精神を守っていくというのは大切なことだと
思うのだけど,でも,この男性が先ってのは
そんなに守り通す意味がある重要なことなのだろうか.
別にレディーファーストにしろといっているわけではなく
てきとーに好き勝手にすればいいのにというのが
僕の考えだ.
所変われば品変わる.
まさにそんな感じのパーティーだった.
投稿者 カズ : 00:44 | 留学生活
コメント
あけましてです。固定観念持ったり、まとめて言うのって、もちろん私も好きじゃないんですが、インド人(の大勢の男性)って、女性を見下すと聞いていたんですね。実際、2−3人の男性と仲良くなったら、めっちゃ男尊女卑で、女性のほうの友達は、かわいらしくて、つき合いやすいんですけど、なんかしゃっきとしない。。。
これは、食事のとりかたにも現れるんですねー!ビックリです。
かずさんのおっしゃるように、伝統を重んじるのも大切だけど、カナダにきて、カナダに影響うけるんだから、守らなければならないものっぽくないものは、かわってほしいっすねー。
投稿者 わるもの : 2007年1月5日 10:34
あけましておめでとーございます.
今年もよろしくです.
僕のインド人の友達は(インド人の)彼女のけつの下に見事に
ひかれているので,ちょっと意外でした.
男尊女卑など,こういった考えてって,一度そうなってしまうとなかなか変えるのが難しそうですが,せっかくカナダにきてるんだから,変わってもいいとは思うんですよね.
それはたぶん日本人にもなにかしら当てはまる気がしなくもないですが….
人の振りみて…ってやつですね.
投稿者 カズ@管理人 : 2007年1月6日 20:11