2008年10月30日

図書館に本を探しに行ったときのこと.

ぼんやりと階段をのぼっていたら
いきなりHow's it going?といわれた.

うん?と顔をあげると
女の人が横を通り過ぎていく.

あれ?いま挨拶された?
誰だっけ?ラボの人?とか思っていたら
なんてことはない.携帯で話していただけだった.

よかった.もう少しで
返事がでてきてしまうところだった.

これからも気をつけないと.

さて,昨日は久々に外食をした.

外食といってもどこかで食べるわけではなくて
テイクアウト.

別に一人でご飯を食べに行くのは構わないのだけれども
テイクアウトして家でのんびりとテレビやネットをしつつ
食べたほうが気が楽だ.

それにどうせ食べきれない量なので
最終的にはテイクアウトするだろうしね.

行ったのは中華料理屋さん.

買ったのはお気に入りのイカフライ.

最近はダイエットも考えて
揚げ物をひかえているのだが
我慢できなくて注文してしまった.

ちなみに揚げ物は基本的に家で作ることはない.

作ることがないというか作れない.

揚げ物を自分で作ったことは
数えるほど.

それも片手でこと足りるぐらいしか
作ったことがない.

当然のごとく自信はないし
唐揚げでこれだから天ぷらなんてものは
不可能の一言だろう.

まあ,実家では台所の手伝いをしたときに
唐揚げをまかされたこともあるので
正確には作れないわけじゃないけどね.

ただ油がもったいないというか
どうせ他の料理に使うこともないだろうし
かといって,固めるテンプルみたいのが
カナダに売っているかどうかもわからないので
作らないし作れない部類に入る.

したがって,揚げ物を食べたいなと
思ったら,買うのだが,たいてい中華料理の
イカフライか,ケンタッキーとなる.

節約とダイエットを兼ねて外食は控えていることもあり
実に昨日のイカフライは1ヶ月ぶりだろうか?

カナダに戻ってきてから食べた記憶が
あまりはっきりしないので,もしかしたら
2,3ヶ月ぶりかもしれない.

これは奇跡的に近いかもしれない.

以前は1ヶ月に1回以上は食べていたと思う.

大学の周辺に中華料理屋さんが
数軒あるのだが,お気に入りの店3軒を食べ周り,
その3軒なら,入ってメニューを見るまでもなく
イカフライ?ときかれるまでもなったのだった.

基本的に好きなものは食べ続けるわけだけれども
当然のことながら,イカフライしか頼まないわけではない.

他にもお気に入りのものが各店によってあるので
2,3回に1回はそれを頼んだりもしていた.

とはいえ,イカフライの占める割合はかなり
高かったので,イカフライ?ときかれるまでになったのだった.

そんな僕が少なくとも1ヶ月以上イカフライを
食べてない.

上にも書いたけど,ダイエット中というのが一つだが
他にも,実際のところあまり食べる気が起きなかったというのもある.

食欲がなくなったというよりは,大根の煮物など
油物をあまり欲しがらなくなったというほうが
正しいかもしれない.

そこまであっさりしてなくとも
野菜炒め的なもので満足.

揚げ物は…という状態だ.

が,昨日はなんだか突如として食べたくなったので
そこは久々ということもあって,買いに行ってきた.

テイクアウトしたイカフライを半分
翌日つまり今日の朝ごはんとした.

ご飯もテイクアウトしてきたのだが
量がかなりあったので,これまた半分を翌日へ.

で,このご飯.

思うのだが,あまりおいしくない.

いや別にこの店のご飯にケチをつけているわけではない.

中華料理屋さんででてくるたいていの
白米は口にあわない.

特に一度冷めた後に温めなおすと
まったくもっておいしくなくなる.

原因としてはなんだろうか?

パサパサというかポロポロというのか.

米が硬めで,硬めなのはいいのだが
パサパサで噛んでも旨みを感じない.

申し合わせたようにたいていの中華料理屋で
このお米をだすので,もしかしたら,それが
中国で食べられている一般的なお米なのかもしれないし
炊き方なのかもしれない.

炊いているところを見たことがないので
理由はさっぱりだが,もしかしたら
しっかりと水につけてないとか炊きあがったら
蒸してないとかあるのかもしれない.

とにかく温かい状態ならまだマシなのだが
一度冷えてしまったものを温めて食べると
とてもじゃないけれどおいしく食べられない.

これはなんとかしないとと思っていたわけで
パサパサのボロボロならもしかして?と思ったのが
炒飯だ.

もしかしたらパラパラに仕上がるかも
と思い,炒飯を作ってみた.

結論.

パサパサとパラパラは似て非なるもの.
当然ながらボロボロとパラパラも違う.

次は雑炊でも作ってみるとするか.
やはり白米に関しては自分で炊いたものが一番だ.

投稿者 カズ : 20:58 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年10月29日

明日はとうとう最低気温が
氷点下となりそうだ.

最高気温はそれでも12度ぐらいありそうなので
だいたい静岡の真冬と同じぐらいだろうか?

もうすぐ11月.

まだまだこれから寒くなると
思うとちょっと憂鬱なのだが,
それよりもなによりも大学の暖房をなんとか
してほしい.

夜も7時を過ぎたころになると
暖房が止まるのかしらないけれど
寒くてたまらない.

ほんとなんとかしてもらいたいところだ.

さて,友達が免許証を取ろうと
勉強していた.

こっちはG1, G2, Gライセンスの3区分にされていて,
G1とG2が日本の仮免にあたる.

日本人の場合,日本で免許を取得して
2年だか3年経っていると,カナダの
Gライセンスに切り替えができる.

とってすぐの場合だと,G2だと思った.

その友達は故郷エジプトでも免許を
もっていなかったそうで,G1に挑戦となるわけだ.

この辺は詳しくはしらないけれど
G1はたぶん筆記テストだけ.

恐らくそれほど難しくないだろう.

この前G1を取ったという別の友達が
4問も間違えられるし簡単だよ
といっていたが,お金さえ払えばその日のうちに
また試験も受けられるそうで,ホントに
入門みたいな感じなのだろう.

問題を見たことがないのだが
日本みたいなトリッキーな質問は
ないんではないだろうか.

日本のやつは勉強してないと
というか対策をきちんとしておかないと
意味がわからなくなる.

で,その友達は,免許取れば
車は安いしね.保険料はしょうがないけど
車を買いたいよといっていた.

車が安い?と頭に?マークを浮かべていると
そのG1を取ったという友達も,そうそう
1500から2000ドルぐらいで買えるしね.
というではないか.

はぁ.

と思っていたら,その免許を取ろうとしている友達が
この前俺の友達が500ドルで車を買ったんだって.
車検(こちらは基本的に車検はないけれど
人に譲る際などには,車検のようなものを通さないといけない)
も無事に通って,調子よく走ってるみたいだしね.
と続け,盛り上がっていた.

なんだか1500ドルぐらいで車を買おう
みたいな雰囲気が2人から感じられたのだが
はたしてこれは正しいのだろうか.

正直な話,日本の30万円ぐらいで売っている中古車と
こちらで同じような値段で売っている中古車では
雲泥の差があると思う.

当然のごとく,カナダのほうが物が悪い.
ずば抜けて悪い.

普通に10万キロ走っていたりするし
日本で廃車にするような車を2000ドルとかそれ以上で
売っていたりする.

まあ,メンテナンスをすれば
まだ走るだろうけれど,長距離はしんどいだろうし
そもそもカナダの整備ってのはどうなのだろう.

これは偏見かもしれないけれど
やはりあまり信頼が置けないような気がする.

中古車の質と値段を考えると
新車を買ったほうがカナダの場合いいんじゃないか?
とすら思えてきてしまう.

そんなわけで,友達達のいう
1500ドルぐらいで車を買おうというのが
なんとも甘い計画のようにしか聞こえない.

そもそも日本ですら15万円程度じゃ
なかなか見つからないのではないか.

彼らはG1ということからもわかるように
自国では免許を持っておらず,車も運転したことが
ないといっていた.

500ドルの車.

いいなぁという感想が僕には
全くもってでてこない.

免許を持っていないことによる怖いものしらず
てきなものなのか,はたまた学生だから安ければいいといった
感覚なのだろうか.

彼らがいつか1000ドルぐらいの
車に手を出さないか心配だ.

投稿者 カズ : 21:17 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月27日

叉焼

今日のラボは,地質断面図がメイン.

他にも等高線からデータを読み取ったり
等高線を描いたりといった内容もあるのだが
こちらは一回わかってしまえば簡単.

地質断面図も一回わかれば簡単…とはいわないが
やり方がわかれば,なんとかなる.

思えば僕が学部生のころ,1年生の授業で
断面図を描くものがあったが,それは
しんどかった.

最初は簡単なのだが,だんだんと
難しくなっていき,正直苦手だ.

が,このラボで扱う断面図は初期も初期.

断層もなければなにもないシンプルな1枚だけ.

さすがに今年で4回目だろうか?
苦手とはいえ,慣れたものだ.

ただそれを初めて見る学生にとっては
意味がさっぱりとわからないもの.

ラボコーディネーターの人が
レクチャーで説明するけれど
そこで理解する人はほぼゼロに等しい.

そんなわけで,普段よりも時間がかかるのだが
まあ,しょうがない.

短いときもあるし,その分が今日だと
納得して,ラボをやった.

あぁ,疲れた.

さて,久々に叉焼を買ってきた.

英語名BBQ Pork.

日本語でも叉焼と書いた気がするけれど
中国語でもそう.

チャーシューと発音するのは変わらない.

厳密にはややこしい中国語の発音なので
日本語の読み方でチャーシューと発音すると
もしかしたら違っているかもしれないけれど
たいてい通じる.

まあ,BBQ Porkといえば問題ないので
無理にチャーシューということはないけれど.

カナダで売っているチャーシューは
焼豚の字のごとく焼いたもの.

日本では煮豚形式のほうが多いかもしれないが
それはあまり見かけない.

あまりというか見たことない.

どっちが好きかといえば
なかなか難しいところなのだけれども
両方おいしい.

叉焼専門店といっても,豚以外にも
鶏やアヒル,その他焼き物などを扱っている店は
けっこうある.

ご飯の上に叉焼を乗っけてタレをかけて
食べるそれは,けっこうおいしい.

美味い早い安いの3拍子そろっているので
たまに食べるのだが,そのお店では
例えば叉焼だけテイクアウトできたりもする.

正直な話,それらの店ででてくる
白米が口に合うとはいいがたいものなので
叉焼を買って,家で炊いたご飯と一緒に食べたほうがおいしい.

付け合せのチンゲン菜も
簡単に再現できるし.

昔書いた気がするけれど,
チンゲン菜を茹でるときに
お湯にサラダ油をいれてから茹でる.

それだけでどれだけでも食べられる
チンゲン菜ができあがる.

そんなわけでテイクアウトしてきたのだが
とりあえず一番安い店にしてみた.

その店は中華料理全般を扱っていて
料理は安いけれど味は…といった感じの店.

叉焼も昔はかなりひどい味だったのだが
腕をあげたのかなんなのか.最近はマシになってきた.

そして,なにより安い.

1ポンドで4.99ドル.

他の店がどれだけだったか忘れたが
6ドルだか7ドルぐらいしたので
お買い得といえるだろう.

オーブントースターで温めて食べてもいいのだが,
なによりいいのが,キャベツなどと一緒に食べる方法.

野菜も食べられるし,普通に炒め物としても
おいしいし,お弁当に最適だ.

ただこの叉焼.

別にこの店に限ったことでもないのだが
全般的にラーメンには向いてないような気がする.

これでラーメンにあえば,
最高の組み合わせになるんだけどね.

とりあえず叉焼を1ポンド.約0.45kgも
普通に店で買ってきてしまったことに
今さらながらびっくりした.

日本だったらそんなに買うことは
特に焼豚を一人暮らしでそんな量買うことなんて
まずありえない.

もちろんグラム売りなので
100gとか3ドル分とかいって量を調節
してもらうこともできるのだが,
そのとき夕食前でお腹が減ってたこともあってか
ついつい1ポンド頂戴とかいってしまった.

なのであと2回ほど叉焼を使った料理となるのだが
実際のところ炒めたりすると,あまり手抜き料理に
ならないのが残念だ.

どうせならもう詰めるだけ
みたいな感じになれば,朝も時間が節約できるし
楽なのに.

叉焼にあい日持ちのする野菜料理.

なんか考えてみるとするか.

投稿者 カズ : 23:02 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月25日

les amants crucifies

何気なくテレビをつけたら
邦画をやっていた.

白黒.

吹き替えではなくて字幕.

TVガイドで確認したのだがタイトルは
les amants crucifies
というもの.

1954年製作.

…なんなんだろう?

気になって調べてみたら
あった(→こちら

といっても,上のリンクは
タイトルをそのままググッたものなので
フランス語(版のウィキペディア)だ.

そう.フランス語.

字幕とかいたが,英語ではなくてフランス語字幕.
さすがカナダ.

日本人にとっては字幕がなんであろうと
日本語をしゃべっているので問題ないんだけどね.

ちなみに,日本語のタイトルは
近松物語
というものだそうだ.

日本語のウィキペディアにも項目はあったのだが
フランス語のほう日本語のほう

比べてみると
フランス語のほうが充実してるってのは
どういうことなのだろうか?

なかなか興味深いところなのだろうけれど
それを考える頭は僕にはない.

真夜中のテレビ.

意外な出会いがあった.
(なお詳しいあらすじはこちらのほうにある).

投稿者 カズ : 23:07 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月24日

貸し倉庫

授業1コマ25分で学力アップ
というニュースがあった.

実際のところ学力アップしているのか
どうなのかの結果はわからないのだが
なかなか面白い試みだと思う.

ただ1コマ25分てのは,教える側にしてみれば
えらい大変なのではないだろうか.

教育実習では高校で行なったのだが
50分という時間の短さを思い知った.

それは慣れてないからという一言だけでは
済まされないだろう.

教科書があり,1年間の計画があり
その中で50分をどうやって使うか考えると
けっこうキツキツの時間だと思う.

それが25分となると,ほとんど
なにも教えられないんじゃないかしらん.
と心配になってしまう.

自分の受け持っているラボ(今学期は
単独で受け持っているのはないけれど)を振り返ると
課題前のミニレクチャーでも,30分ぐらいはかかる.

内容によっては1時間近くかかるのもあり
ミニレクチャー後に時計を見て,えっ.そんなに
時間が経過してたの?と驚いたこともある.

まあ,これらは板書している時間もあるので
パワーポイントなどを使って,もっと効率よくやれば
時間はセーブできるのだろうけれどね.

ただ中学では板書がメインだし
中途半端に終わらないように25分以内にまとめる
ってのは,かなりのものだ.

結果がでるならば先生達は頑張るんだろうけど.

どうなるのか.
ちょっと今後が気になった.

さて,今日ちょっと教授のお手伝いをした.

といっても,リサーチアシスタントの
仕事ではない.

プライベートでのお手伝い.

物置を借りているそうなのだが
そこの荷物を移動させたい.
よかったら手伝って.といわれて
嫌です.なんて誰が言えようか.

普段お世話になっているし
それを少しでも返せるなら
お安い御用といったところだ.

採点作業が途中だったけれど
それは荷物の移動がすんだらやればいい話で
お手伝いに行ってきた.

思ったら,こういった貸し倉庫
ってところに初めて行くかもしれない.

今のアパートには物置があるが
もちろん無料だ.

実家では,プレハブ小屋を別に
物置として使っているけれど,
どっかの企業が運営しているわけではなく
(たぶん)自分たちのものだ.

興味はあったのだが,預けるものがなければ
行く必要はなく,よって今までお世話になったことはなかった.

きくところによると,学生でも
使う人はいるそうだ.

普段使うわけではなく,夏の間
そこに荷物を預け,帰省なりするという仕組み.

教授が使っていたところは
月ごとの契約だそうで,値段も
それほど高くない.

少なくとも部屋を借りておくよりは
大体1/3以下の値段ですむんじゃないだろうか.

もちろん借りるスペースにもよるのだろうけれど
学生の荷物なんてたかがしれているし
けっこう便利だと感じた.

日本でも普通にあるんだろうけれど
使ったことがないので相場を知らない.

勝手な予想でいけば,土地が余っているカナダと
日本を比べること自体間違えというものであって
大幅にカナダのほうが安いだろう.

特にウィンザーなんてね.

貸し倉庫に教授が預けてあったのは
家具で,娘夫妻にあげるそうだ.

それほど荷物があったわけでもなく
教授のバンに全て収納し,家に向かっていった.

教授の家にいけば,お約束のごとく
スコッチを頂く.

奥さんは,飲ましちゃってだいじょうぶなの?
といっていたが,教授は,飲まなくてはやってられないでしょ
と答えていた.

まあ,ホントにやばければ,断ればいいだけなのだが,
もうほとんど終わっていたこともあり,軽く1杯だけ貰った.

食事も頂き,荷物の移動も特にトラブルなく終わり
再び採点作業に戻ったのだが,こちらもトラブルなく終了.

貸し倉庫を見れたのはなかなかの収穫だったといえよう.

自分の家からそれほど遠くないところ(徒歩圏内)なので
万一にも必要となれば,そこを借りればいいわけだしね.

ウィンザーではともかく
将来必要になる日はくるのだろうか?

貸し倉庫.

1回ぐらいは用もなく借りてみたい.

投稿者 カズ : 23:34 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月23日

Oktoberfest

キーマカレーを食べ終わり,
次にお弁当に用意したのは,先週に引き続き
風呂吹き大根.

米のとぎ汁でグツグツと煮て柔らかなくなったら
水でザッと洗い流し,再び水と昆布出汁をいれ,
沸騰したら,醤油・砂糖・味醂で味付け.

前回以上に長く下茹でをしたかいがあって
今回はかなり柔らかく,そして味が染みとおった
出来となった.

やさしい大根の味わい.

寒い日にはばっちりだ.

さて,このところ毎晩ホットドックを食べている.

別に深い理由はないのだけれども
ソーセージをオーブンで焼いて,パンに挟み
ラディッシュとホットペッパーを挟んで
モシャモシャと食べる日々.

もう1週間ぐらい食べている気がするけれど
気がついたことは,ソーセージとパン.それに
ケチャップもしくはマスタードという組み合わせが
一番飽きない.

ラディッシュやホットペッパーはあると
うれしいのだけれども,けっこう風味が強いので
鼻についてしまう.

あとパンを温めないと
なんだか食べてて寂しくなってしまうので
注意が必要だ.

で,ホットドックを食べ続けている理由だけど
それは上に書いたとおり単純で,ソーセージが
安かったから.

通常4ドルだか5ドルするソーセージが
99セントだった.

6本入りのソーセージで,普通の安い
ソーセージに比べて,しっかりおいしそうだった.

もちろん安かったのには理由があり
今月末に賞味期限がきれる.

それでも6本入りということは
毎日食べれば1週間も経たずに終わるし
途中で焼きそばにつかったりすれば
問題なく消費できるだろうと,調子にのって
3パックも購入してしまったのだ.

よく考えればわかることなのだが
さすがに毎日毎食ソーセージばっかり
食べていられない.

昨日までお弁当はキーマカレーをもっていったし
今日とそして明日は風呂吹き大根の予定だ.

そんなわけで使わないと賞味期限が
きれてしまう.

安物買いのなんちゃらは嫌なので
ホットドックを食べることにしたのだった.

普段は夜に料理はしないのだが
オーブンでソーセージとパンを焼くぐらい
料理のうちに入らない.

焼いたパンはキッチンペーパーの上におけば
お皿を洗う必要もないから,非常にらくだ.

肝心のソーセージだが,これが
かなりおいしかった.

自分の中ではカナダのソーセージの中では
トップクラスの気に入り具合.

Schneiders Grill'ems Smoked Sausage
というやつで,焼くと皮がパリパリの中はプリプリ.

この皮がパリパリという感覚が欲しかったのだ.

今回買ったのはOktoberfest味…といえばいいのだろうか?

他にもチェダーとかオリジナルとかあったが
なんとなくひかれて,オクトーバーフェストにしてみたのだった.

が,はたしてオクトーバーフェストってのは
なんなんだろう?

チェダーはわかる.
きっとチーズが入っているのだろう.

オリジナルは普通のソーセージ.

では,オクトーバーフェストは?

食べてみての感想だが,よくわからない.
そもそもオリジナルなりと比べてみないと答えようがないのだが
とりあえず普通においしかった.

オクトーバーフェストはオクトーバーフェストに
食べられるソーセージなのかしらん.

オクトーバーフェストとはなんぞや
という人もいるかもしれないが,一言でいえば
ビールのお祭りだ.

ドイツのミュンヘンで開かれるものが最大で
時期は10月の上旬.

ドイツ国外でもオクトーバーフェストはドイツ移民の
手によって開かれ,例えば,ここカナダ.

オンタリオ州のキッチナーという町で
オクトーバーフェストが同時期に開かれる.

実際のところ,このキッチナーのオクトーバーフェストは
海外では最大のものらしく,機会があれば
せっかくカナダのオンタリオ州に住んでいるのだから
いってみたいのだが,残念ながらまだそのチャンスはない.

いつか行ってみたいのだが,はたして
そこで提供されるソーセージが普通のソーセージとは
異なったスパイスで味付けされているのだろうか?

まあ,ビールを飲んで酔っ払ってしまえば
あーうまいソーセージだの一言で終わってしまいそうなので
実際に現地に行ったところで違いがわかるかどうか
定かではないけれど,気にはなる.

来年.もし時間があったらいってみたいものだ.

少々毎晩ホットドックには飽きがきているけれど
それでもこの3パックがなくなれば当分買うことはないだろうし
来年のオクトーバーフェストまでまだ丸々1年近くある.

オクトーバーフェスト味の謎が解明するのは
少なくとも来年以降となりそうだ.

投稿者 カズ : 21:02 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月21日

Cool? Cold?

今日は寒かった.

最高気温9度と初の一桁台となった.

最低気温は1度.

完全に冬だ.

明日も同じぐらいの気温の様子.

明後日からはもう少し暖かくなるようだが
カレンダーをみればもう10月も終わり.

季節は確実に進んでいる.

さて,上に完全に冬だと書いたけれど
それはもちろん日本人.もっといえば
静岡出身の人間のいうこと.

カナダではバンクーバーやビクトリアなどの
一部の地域を除けば,まだまだ冬のふの字すらきてないだろう.

昨日,友達のプロポーザル発表があり
そのお祝いでバーに行ったのだが,そこに向かう際に
教授がいった言葉.

It's getting cool.

思わず,Coldじゃないんですか?
と突っ込んでしまった.

その答えはいうまでもないだろう.

Cold?なにをいってんだい.CoolだよCool.
こんなのColdなんて呼ぶ人はいないって.
だそうだ.

そういえば,ちょっと前に友達とバーに飲みに行ったとき
どうする?屋外で飲む?ときかれた.

そのときの気温,だいたい15度前後だっただろうか.

いや,ありえないから.

なんで外で飲むなんて選択肢がでるんだ?
完全に屋内だろう.バカじゃないの?

まあ,友達なので,上のような感じの
ことをいって,笑いあったのだけれども
それにしてもいまだにその感覚がわからない.

CoolにCold.

日本語だと涼しいか寒いかに
なるのだろうか?

気温6,7度で涼しいという人は
どれぐらい日本にいるのだろう.

あぁ,やっぱりここはカナダだ.

投稿者 カズ : 21:28 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年10月20日

キーマカレー

キーマカレーを作った.

普段はカレーは汁物だし匂いの面もあって
お弁当に持っていくことはほとんどない.

が,キーマカレーならいけるんじゃね?
という思いが沸々とわいてきたのだった.

まず第一にそれほど汁っけはない.

深めのタッパにいれていけば
問題なくもっていけるだろう.

匂いの問題だけれども
それほどカレー粉をいれなければ
いいんじゃないだろうか.

それはキーマカレーか?という
疑問も少々わいてくるけれど
そこは気にしない.

ご飯と一緒においしく食べれば
正直なところ,なんでもいいって話である.

それに多少の匂いは勘弁してもらいたい.

ニンニクやニラといった香りに比べれば
大幅にマシのはずだ.

さて,キーマカレー.

どうやって作るのが正解なのだろうか.

カレールーを使うのかもしれないが
その場合の水加減がよくわからない.

箱に書かれている分量では
普通のカレーになってしまう.

ひき肉のカレーでもおいしいのだが
そもそもお弁当に汁物は避けたいということで
キーマカレーを作ろうとしているのだから
本末転倒だろう.

ここはカレー粉か.

と荷物を調べてみれば
S&Bのカレー粉を発見.

これか.

ただこれだけでいいのか?
という不安もちょっとある.

そこで,インド食材店に行ってきた.

前からあるのは知っていたのだけれども
ダウンタウン近くというロケーションと
たいしてインド製品にひかれるものが
あったわけでもないので,入ったことがなかった.

ただその日はI-94を返しに国境のある
ダウンタウンに行く用事があり
ついでにいける.

そこで,勇気(?)をだして
インド食材店に入っていった.

扉が自動ドアで肩透かしを食らったのは
ここだけの秘密だ.

中に入ると,スパイスの香りが
ムワッとくる.

中華・ベトナム系のムワッとする
独特の臭いに比べれば,だいぶマシだ.

しょせんはスパイス.

顔をしかめるほどでもない.

それほど大きくはない店なのだが
初めて入る店というのは,これが
なかなかワクワクしてくる.

カレーに使うスパイス類を探しにきたのだが
それは一時置いておいて,店の中をうろついてしまった.

ほぉ.へぇ.と菓子や調味料を物珍しそうに
手にとっては棚に戻していく.

ギーとよばれる乳製品がたっぷりつまった
瓶を見たときなどなんだかうれしくなってしまった.

といっても,ギーを意識して食べたことはない.

インド料理屋さんやインド人の友達が作ってくれた
料理の中に入っていたかもしれないけれど
はっきりいってよくわからない.

が,話でギーという存在はしっていて
それが現実に目の前にでっかい瓶にはいって
売られていると,異国情緒を感じられずにはいられない.

まあ,ここはカナダだけど.

フラフラとおのぼりさん気分で見てまわれば
スパイスコーナーを発見.

様々なスパイスがあり,はてどれを
買おうかと迷ってしまう.

スーパーにも立派なスパイスコーナーは
あるのだけれども,雑多な感じが僕のもつ
スパイスというものと合う.

見ているとどんどんカゴに入れたくなってしまうのだが
おそらくここで調子に乗ると,1度使うかどうか.

あとは棚の隅で寝ているだけだろう.

欲しいものは,ガラムマサラとターメリック.

この2つを念仏のように唱えながら
他のものに心を奪われないようにする.

…あっ,カレー粉がある.

インド産か.

ここでカレー粉に手をだすと
失敗するのは経験済み.

その昔,スーパーでカレー粉を買ったが
(たしかイギリス産だったと思う)
口に合うものではなかった.

原因はコリアンダー.

香菜,パクチー,コリアンダー.

どのよび方でも物は同じなわけで
その独特な香りは好き嫌いが大きく分かれる.

苦手な人は全くもってダメだろうし
好きな人は心底好きになってしまう.

僕は食べられないことはないし
あればよけて食べることもないのだが
好んで食べることはしない.

そのコリアンダーの風味が
外国産のカレー粉ではききすぎている
ような感じがする.

現にそのインド産のカレー粉にも
原材料の一番最初にコリアンダーが来ていたし.

そんなわけで,カレー粉はやめて
ガラムマサラへ.

何種類かあったけれど,とりあえず
一番量が少ないものにしてみた.

小さいジップロックほどのサイズに
小分けされていて2ドルぐらいだっただろうか.

それでも恐らく年内に使い切ることは
ないだろう.

続いては,ターメリック.

別名ウコン.

ガラムマサラよりも
こっちのほうが欲しかったかもしれない.

というもの,カレー以外にも
使い道があるから.

ウコンといえば健康食品として有名だ.

別に健康食品として毎日取るつもりもないし
それはどうやらあまり健康によろしくない可能性もあるらしいが
それでも,二日酔い防止として使える.

むしろそのために探していた.

日本でウコンの力を買ってくれば…と
悔やんだけれども,よく考えればカレーにはかかせない
ターメリック.きっとインド食材店にもあるだろうとの
予想は見事にあたったのだった.

まあ,実際にはターメリックという
表記はなく,店員さんにこれってターメリック?
ときいて確かめたのだけれども.

お値段は,安かった.

予想していたよりもずっと安かった.

小瓶サイズのものを買ったのだが
日本で売っているウコンの力1本よりも
安かったといえば,その安さがわかるだろう.

お目当てのスパイスを手に入れたら
あとは用事はない.

少々サモサには心惹かれたけれど
ここは我慢とスパイスだけをもってレジに並んだ.

家に帰り,さっそくキーマカレー作り.

玉ねぎとニンニクを炒め,いい色になったら
豚挽き肉と酒を入れて,さらに炒める.

今回は野菜もたっぷりと使いたかったので
トマトソースを1缶入れ,さらに,水とコンソメ
カレー粉・ターメリックを入れて,煮ていく.

途中で,ベジタブルミックスと
ほうれん草を放りこみ,グツグツとしてきたら,
ソース,ケチャップ,砂糖,醤油などを隠し味でいれていき
味を整えたら,最後にガラムマサラをいれて一煮立ちさせたら完成.

お味はというと,トマトの風味がして
それほどカレーカレーしていない感じ.

香りもカレーの香りはするけれど
通常のカレーに比べれば,やさしいだろうか.

さすがに院生部屋で食べていたら匂いはするけれどね.

まだまだスパイスは残っているし
また気が向いたら作るとしよう.

そして,またヒマがあったら
インド食材店に遊びに行きたいものだ.

次はなにを買おうか?

適当にお菓子でも買ってみようか.

考えただけでワクワクしてきてしまう.

投稿者 カズ : 21:33 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年10月17日

コレクション

大根ステーキ用に下茹でした
大根がまだ残っていた.

本当はまた大根ステーキを作ろうと
思っていたのだが,臭いを気にして
急遽変更.

ここは無難に風呂吹き大根風に.

大根を隠し包丁にそってきり
酒と昆布だしをいれた鍋に放りこむ.

グツグツ煮たら,醤油・味醂を
少々入れてさらに煮ていく.

といっても,煮物は煮て味をつけるものでもない.
冷めるときに味が染み込んでいくと思った.

適当なところで火を止めて
最後にイワシのだし粉をかける.

けっこうだし粉の味が好きなので
それほど煮汁は濃くなくてもよかったりする.

これで大根の煮物完成.

ホッとできる味だ.

と思ったのだが,2日連続で
お弁当の中身が大根のみ.

別に悪くはないけれど
ちょっとどうかと思う.

せめて人参ぐらいいれたらよかった.

さて,今日,院生部屋で作業をしていると
ラボコーディネーターの人がやってきた.

ボランティアやんない?

えっ?

岩石・鉱物コレクションを運びたいから
10分ぐらい手を貸して欲しいんだけど.

いいですよ.

というわけで,荷物の移動の手伝い.

建物の外に出てみれば,大量のダンボール.
なんでも寄付されたとのこと.

台車を持ってきて,ダンボールを積み上げ
部屋へ移動させる.

中~大サイズのダンボール.何箱あっただろうか?

10箱以上あった気がする.

まだ中を見ていないし,そもそも中を見て,
分類していくのは僕の仕事じゃない
(というか,仕分けできるほど知識もないし)ので
やるつもりはないのだが,どんなコレクションかは興味がある.

ラボコーディネーターの人もまだ
どんなものか知らないといっていたが
かなりの量だ.

なかには珍しい試料があることだろう.

で,気になるのは,なぜそれほど
大量のコレクションを大学に寄付したのか?
ということ.

まだお金を寄付するとかならわかるけどね.

趣味で集めたものを寄付なりなんなりで
手放すのはよほどの理由だ.

そのよほどの理由だが,ありがちといえば
ありがちなのだが,集めていた人が
亡くなったためだそうだ.

この理由はなかなか大きい.

たとえどんなものでも収集家にとってはお宝.

興味がない人にとってはゴミ同然でも
本人からしてみれば自分の生活をなげうってでも
手に入れなければならないものとなる.

岩石・鉱物コレクションがゴミ同然とは
思わないけれど,それは僕自身,いくつかの
岩石コレクションを保有しているからだろう.

まあ,僕の場合,貴重なものというよりは
自分がフィールドにでかけた際に,記念に拾ってくる石なので
他の人にとってはますます価値のないものへと変わっていく.

全くもって興味がない人からすれば
それらは単なる道端に転がっている石ころとかわらず
うれしそうな顔をして眺める僕を奇異の目でみることだろう.

寄付されたコレクションもたしかに故人の思い出という
面はあるかもしれないが,なにせダンボール箱10箱以上のものである.

それら全てを保存しておいても,邪魔になるし
興味がなければ,そのまま倉庫かどこかに放置されたままに
なるだけである.

ならば,地元(?)の大学であるうちの大学へ寄付し
学業に役立てましょうというわけだ(そういった遺言かもしれないけど).

もちろんこれらは僕の勝手な推測なわけだけれども
遠からずといったところだと思う.

大学からすれば,岩石・鉱物コレクションが増えるわけだし
悪いものでもないだろう.

これはなかなか素晴らしいアイデアだ.

やはり自分のコレクションが捨てられるというのは
死んでしまったとしても,寂しいものがあるし
できる限り有用に扱って欲しいと思う.

僕が持っているコレクションでいえば
カナダでは岩石類.

引越しの際に,涙をのんで一部を捨てたが
それでもこれを全部捨てるのは悲しい.

将来,カナダを離れるときは持っていきたいし
もしそれが不可能ならば,だれかにあげたい.

たいしたものはないけれど,方鉛鉱の塊とか
蛍石の塊とか多少はサンプルとして使い道とか
あるんじゃないかと思うしね.

日本にも多少のコレクションといっても
それほどでもないけれど,集めていたものがある.

それは北杜夫の本.

何冊か初版本をもっていたりして
僕にとっては宝物といってもいいのだが
カナダに持ってきていないため僕は読むことはできないし
きっと実家のどこかに眠っていると思う.

これらも将来どうなるのだろう?

古本屋という道はなかなか考えたくないのだが
もしかしたらそういう道を歩む可能性もある.

いや,そのうち来るであろう東海地震で埋もれて
グチャグチャになる可能性もある.

なんにせよ自分のコレクションというものは
他人にはなかなか理解されないものであり
その処分を考えると誰もが頭を悩ませるものだ.

まだまだ若いので身辺整理とかするつもりもないのだが
いつ何時に何が起こるかわからないのが人生でもある.

多少は考えておいてもいいのかもしれない.

投稿者 カズ : 21:06 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月16日

大根ステーキ

昨日はなんか疲れていた.

階段をのぼっていて,ふと寒いなと
上着の前を閉じようと下を向いた瞬間
フワッと視界がゆれて階段から落ちそうになった.

なんとか手すりにしがみついて
落ちることはなかったのだが,あのときほど
手すりのありがたみを感じたことはないかもしれない.

18時ごろだったのだがその瞬間に
帰ることを決意.

小雨の中,帰っていき
家に着くとどうも眩暈ではないが
フラフラフワフワとしてる.

なんだか風邪をひきそうな雰囲気があったので
これはいけないとまずはご飯を買いに外へ.

料理をする気がまったく起きなかったのだが
なにか食べないとたぶん余計にやられる.

というわけで,シャワルマを買ってきて
モグモグと食べ,シャワーを浴びて
21時にはベッドに潜り込んでいた.

朝7時に起きるまで,2,3回目を覚ました
気がするけれど,基本的にぐっすり.

久々に10時間ほど寝てしまった.

なんだか寝すぎて余計に眠いのだけれども
昨日のだるさはない.

幸いにも体調を崩すことはなかったし
単純に疲れていたのだろうか?

いや,それにしても昨日はやばかった.

さて,昨日は朝はそれほどでもなかったので
毎度のことながらお弁当を作った.

それはどこのサイトか忘れたけど
ネットで遊んでいるときに見つけたレシピで
大根ステーキなるものだ.

先週の頭ぐらいに見つけたのだが,
基本的に買い物は週末.

たぶんこのままでは忘れてしまうと
デスクトップに表示するメモ・スケジュールソフトを使って
大根ステーキと書いておいたほどだ.

で,週末に買い物に行ったときに
買ってきたのだが,七面鳥を食べたりしたら
どんどん遅くなっていってしまった.

このままではまずい.というわけで
昨日の朝作ったというわけだ.

作り方はいたって簡単.

まずは大根を1cmぐらいの厚さに切る.

隠し包丁をいれて,大根を茹でる.

茹でるときは,米のとぎ汁を使って
水から茹でるのがポイントだろう.

竹串が通るぐらいまで茹でるのが
基本なんだろうけれど,残念ながら
竹串はおろか爪楊枝すら持っていない.

なんとなく見た目で茹であがったかな?
と思ったら,そこで引き上げることにした.

次にフライパンにサラダ油をひいて
みじん切りにしたニンニクを炒め
香りを出す.

そこに大根を入れて
焼き色がつくまで両面焼いて
最後にタレをかける.

タレは酒・みりんを大さじ2.
砂糖は大さじ1ぐらい.
醤油とオイスターソースを適当
(あわせて大さじ1ぐらい)いれたもの.

これをかけて,大根に絡めたら
出来上がりというわけだ.

大根の下茹でに少々時間は取られたけれど
それでもお手軽な料理といえよう.

さらにこれがおいしいのだ.

ニンニクの香りがたまらなく
また甘すぎるかな?と思われるタレは
実際のところそれほど甘いとは思わず
ちょうどよかった.

これだけでご飯はいけるし
酒の肴にもなるだろう.

問題は…臭いぐらいか.

院生部屋でさて食べようと
お弁当を広げたら,一気にニンニク臭が部屋に
充満することとなった.

しょうがないと開き直って
食べたわけだけれども,やっぱり
ちょっと迷惑だったかもしれない.

少々反省しつつも,おいしかったので
すべて良し.

これから大根の季節.

また臭いに負けずに
作っていこうと思う.

投稿者 カズ : 20:30 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年10月14日

アフリカ

このところ目が疲れてしょうがない.

原因はなんだろうか?

パソコンの気がしなくもないけれど
今まで大丈夫だったのに急にここにきての
目の疲れ.

…もしかしてこれも年か?

いちお毎日ブルーベリーのサプリメントを
取っているのだが,箱に書かれている1日3回3粒ずつを
ケチって1日1回2粒ずつ.

取らないよりはマシだろうという思いなのだが
ここにきてのあまりの疲れに,朝3粒.夜は覚えていたら2粒
とかえてみた.

楽になったかどうかはまだわからないけれど
気がかりなのはもうそろそろブルーベリーサプリメントが
なくなること.

買ってくればいいだけの話なのだが
ここのところドラッグストアにいってチェックしても
ブルーベリーは見当たらない.

昔はけっこうあったのだが,今はどの棚をみても
メーカーに関わらず一つもない.

今後入荷するのかしないのか.

…老眼を遅らせるサプリメントはあったんだけどね.

まあ,こっちはまだいらないだろう.

さて,友達からアフリカに遊びに行ってきた
というメールがきた.

アフリカ.

アフリカのどこに行ったかしらないけれど
なかなか簡単にいけるところではない.

旅行者が比較的簡単にいけるところで
メジャーな観光地といえばエジプトだろうか?

だが,そこまでだと思う.

エジプトより南の国というのは
なかなか行けるところでもないし
一気にハードルは上がる.

ピラミッドの写真ではなく象の写真が
一緒に送られてきたので,その友達が行ったのは
恐らくエジプトではなくもっと南のほうだろう.

どうやって行ったかは全然知らないけれど
その行動力は素直にすごいと思う.

で,ふと思った.

富山時代の先輩も(たしか)南アフリカに
研究で行ってたし,身近にアフリカに行ったことが
ある人が2人もいる.

日本からアフリカなんて
お金と時間は非常にかかり,さらに
治安・衛生面でも不安は盛りだくさんだ.

正直な話,アフリカに行ってみたいけれど
一人旅ではなくてツアーで万全の体制をもってしていきたい.

疫病・寄生虫対策もしなければいけないし
少々一人旅には荷が重いだろう.

そんなわけで,僕にとってアフリカというのは
憧れはあるけれど怖くもある場所だ.

イメージでは大草原の中を
動物達が歩き回っているわけだけれども
実際にはいわゆる都市というところは
きちんとした都市らしくなっているだろう.

外国人のなかに日本にはまだ侍・芸者がいて
忍者が跋扈しているようなことを考えている人は
少しはいると思う.

もちろん全員が全員そんな考えを持っている
わけじゃないだろうけど,そんな幻想を抱いている人も
いるだろう.

僕もアフリカに対してそれに似た幻想を持っている.

もちろん幻想というのはわかってるけど.

テレビで見るアフリカ特集が一番アフリカらしいだろうし
動物なら動物園なりサファリパークに行けば
十分に見ることができる.

だが,やはりそこに行かないとわからない
空気というものがあって,それはいつか体験してみたい.

アフリカ,遠いなぁ
と思っていたのだが,よく考えたら
エジプト出身の友達がいる.

学生にもアフリカ出身の人たちは大勢いるし
実はそれほど遠いところでもないのかもしれない.

アフリカ.

いつかいけるのだろうか.

投稿者 カズ : 22:26 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月13日

七面鳥

朝起きて,ご飯を食べ
なんだか眠いと二度寝をしたら
4時間も寝てしまった.

今日はThanksgiving dayで休日なので
別に大学に行かなければいけないというわけでは
なかったのだが,やりたいこともあった.

が,4時間も寝ると頭がぼけ~として
ここから大学に行こうなんて気力はなくなる.

しょうがないので家でちょっとお勉強をする.

あまり家でやるのは好きではないのだが
大学に行くのが面倒となればしょうがない.

まあ,のんびり休めてよかった3連休だった.

さて,Thanksgiving day(感謝祭)といえば
七面鳥だ.

感謝祭に関しては日本でも多くの人が
知っているのではないだろうか.

アメリカにやってきた人たちが
なれない土地で不作にあえいでいたときに
ネイティブの人たちが彼らを助け,その後
豊作時に入植者がネイティブの人たちを食事に招待したことに
端を発していると思った.

アメリカでとれるものを食べる日で
そのメインともいわれるものが
七面鳥だ.

ちなみにアメリカとカナダ両方の国で
感謝祭という日があるのだが,日にちは違う.

なんで違うかはしらないし
さっぱりとその理由はわからない.

アメリカで始まった習慣のはずなので
アメリカのほうが伝統的な日付なのかもしれないし
アメリカもしくはカナダが商業的な理由で日付をずらしたのかもしれない.

とにかく,七面鳥を食べる日で
家族で過ごす日でもある.

うちの教授も息子のところに行ってくるといってたし
学生も帰省したりしてるのではないだろうか.

まあ,昼寝して外にほとんどでていないので
どれだけ人通りが少ないとか伝えられないのは残念なのだけれども.

で,七面鳥.

七面鳥の中にはStuffing(詰め物)がなされていて
それをオーブンで数時間かけて焼くことになる.

たいてい七面鳥は冷凍でうられているので
その解凍も考えれば,かなりの時間がかかるわけだが
それも一つの楽しみなのだろう.

去年か一昨年か忘れたが,友達の家で食べたときは
七面鳥を焼くのに予想以上に時間がかかり,
結局,それにありつけたのはパーティーも終盤になってからだった.

そうなれば基本僕は酔っ払っているので
あまり味はわからないわけだけれども,
ありたいていにいって,それほど感動するものでもない.

そもそも僕は詰め物が苦手で
あれをおいしいと思ったことがない.

何度か今まで食べる機会があったのだが
詰め物の存在理由とはなんだろう?と毎回毎回思う.

ちなみに詰め物はなんなんだろう?
パンみたいなものだろうか?肉とか野菜ではないと思う.

七面鳥自体はあっさりとしているので
こってりを期待していると大いに裏切られることとなる.

鳥の胸肉よりもあっさりしているといえば
想像がつくかもしれないけれど,僕としてはやはり
脂が少しはあったほうが好きなのであまり好きな部類ではない.

ただカナダではメジャーな食べ物で
スーパーに行けばモモ肉,胸肉だけでなく
ひき肉,ハム,ソーセージと普通に売っている.

もともとカナダ人はモモ肉よりも脂がすくない胸肉を好むようだし
広く受け入れられているのだろう.

で,今日は感謝祭だ.

週末にスーパーに行ったとき,ふとみると
七面鳥のモモ肉が半額になっていた.

…せっかくだしなんか作ってみるか.

七面鳥のモモ肉はこれまた大きいのだが
買ってみてふと思った.

どうやって調理しよう.

無難なのはオーブンで焼いて
その肉汁を使って,グレービーソースを作り
食べることだろう.

だが,オーブンで焼いてといっても
棍棒のごときモモ肉をどれほど焼いたら中まで
火が通るのか?などさっぱりとわからない.

そもそもオーブンを持っていない.

いちおオーブントースターを持っていて
それは温度設定もできるわけだけれども
なんだか焦げてしまいそうだ.

うまいまずいはともかく,焦がして食べられないという
状況は避けたいところ.かといって,もちろん半生状態はいやだ.

悩んだ挙句,オーブンはやめることにした.

まず骨が邪魔なので,肉と骨とにわけることに.

包丁で肉を落としていくのだが
なんだかでかい中心の骨の周辺に細長い骨みたいなものがある.

手で触ってみると,これはちょっと食べられないな
という固さなのだが,それを肉から取り外すのは
なかなか難儀な感じがするので,食べながら外すことにした.

ちょっと大き目の一口大に肉を切ったら
あとはフライパンで焼くだけだ.

焦げないよう,でも生焼けにも気をつけたいので
弱火でお酒を入れて蒸す感じにして焼く.

しばらくしたら,蓋を外し,ジュージューと焼く.

味付けは味醂と醤油の日本風.

ただ七面鳥の淡白な味わいは先にも書いたが
得意ではないので,ふと思いつきマヨネーズとマスタードもたして
醤油マヨネーズ味にした.

付け合せは,パプリカのオーブン焼き.

オーブンで焼いて,蒸して,皮をはげば出来上がりの
お手軽料理なのだが,パプリカの甘さがあってそれだけで
十分においしい.

さっそく食べてみた七面鳥.

おぉ.我ながらけっこうおいしい.

モモ肉ということで淡白だけれども
胸ほどでもない.

さらにそこにマスタードが入ってちょっと
ピリ辛の醤油マヨネーズソース.

ご飯が進む進む.

こうやって食べればなかなか
七面鳥とやらもおいしいではないか.

また半額になったら買ってきてもいいかも.

新たな発見をした感謝祭だった.

投稿者 カズ : 21:39 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年10月10日

研究

アメリカを発端とする
世界大恐慌.

詳しいことはあまりしらないけれど
連日の株の暴落ぶりをみていると
さすがにやばいと思えてくる.

特にカナダなどでは,年金を
株で運用なんてこともそれほど珍しいことではないわけで
知り合いの人は,前まではよかったのに
ここで一気に足がでた.やばい.と嘆いていた.

で,驚いたのだが
アメリカの負債額.

10 trillion ドルというから
驚きだ.

trillionというのは10の12乗
つまり,兆ということになる.

10兆ドルの負債ってなんだそれ.

日本円でだいたい1000兆円.

アメリカ以外だったら完全に潰れてるだろう.
もう想像もつかない世界だ.1000兆円なんて非現実的すぎる.

1年間に10兆円使っても死ぬまでに使い切れない
なんてバカなことをいってみるが,ほんとバカなレベルだろう.

今後世界はどうなってしまうのだろうか?

そして,株の暴落に伴い外国為替もえらいことになっている.

21時現在で1カナダドルが約86円.

少し前までは100円を越していたのに
80円台という懐かしい時代の金額になった.

これは留学生にとってはありがたい.

ありがたいが,ちょっと悩むところでもある.

僕のわずかながらにある日本の貯金をどうするべきか.

カナダドルで下ろしてしまって,カナダの銀行にいれる
というのが1つの可能性だ.

問題点は,カナダの銀行は大丈夫なのだろうか?
という点.

とある教授曰く,僕が使っている銀行は
大丈夫.まだまだ強いよ.ただ○○だったら
ちょっと考えたほうがいいね.といっていたが
それを信じていいのだろうか.

別の可能性は,外貨預金をするということだ.

問題点は,外貨預金は保障外のため
預けてある銀行が潰れても保障されないということか.

まあ,為替によっては損をする可能性があるとか
あとは手数料も実際のところバカにならないとか
問題はあるのだが,それはもうしょうがないだろう.

将来カナダドルは100円前後まで盛り返すと
読んでいるので,恐らく為替のほうはそれほど
損はしないと思うのだが,保障を考えると及び腰になる.

と,こんなことをグダグダ悩んでいるうちに
どんどん円安になっていく.

今日の朝は84円だったのに….

はたしてなにか行動を起こすのだろうか.
それとも,このまま円でおいておくか.

あぁ,悩ましい.

島根大生が遺跡の岩を採取,持ち帰る
というニュースがあった.

なんでも卒論用の試料だということなので
心配なのはこの学生の卒業.

卒論だいじょうぶなのかしらん?と
他人ながら心配してしまう.

と同時に,これはやはり指導教授が
責任を追うべきだろう.

どんな処分が起こるかしらないけれど
卒論なんてものは指導教授なしではできないし
特に地球科学系のことならほぼ間違いなく
教授からいわれてサンプリングにいったのだろう.

申請などもまた学部生の研究だし教授が事前に
取っておいてしかるべきだとも思う.

まあ,しかたないではすまされないかもしれないが
しかたがないというか,なんだろうね.

別にいいじゃんって思ったりもするのだが
どうだろう.

もちろん世界遺産のものを破壊するのはいけないことだが
しかしもともと鉱山ではないか.

いつ閉山したかしらないけれど
昔はもっとガツガツほっくらかえしていたわけだし
研究のためなら…といいたいところだが
やっぱり申請をしなかったのは問題があるだろう.

僕もドイツにいったとき,一部で
申請許可をとってないので,試料を採取できない
状況におちいった.

どうせ許可なくとったところで
そのデータは論文に使えないし
意味はないので許可を貰ってあるところだけから
取っていったのだが,地球科学系の研究をやるには
この許可云々はやっかいな問題だ.

基本,野外で試料を採取してくる
必要がでてくるわけだしね.

ニュースを見て人事ではないと思った
地球科学関係者も実のところけっこういるのではないだろうか.

明日は我が身かもしれない.
気をつけなければ.

投稿者 カズ : 21:19 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月9日

Nim's Island

ここのところ肩こりというか
首こりがすさまじかった.

そーいえば日本に帰ったときに
整体にいったのだが,そのときに
首周辺がやばいといわれたものだ.

本来曲がっていてクッションの役目を果たす
頚椎が,真っ直ぐのままになってしまっているそうだ.

本来あるべきのクッションがなくなっているので
筋肉に余計に負担がかかり,それが首こりそして肩こりを
引き起こす原因となっている.

その真っ直ぐになった理由だが,
ずっと同じ姿勢での作業からくるとのこと.

若いころは平気でも,だんだん年を取るにつれて
疲れが解消されにくくなり,首こり・肩こりとして
でてくるそうだ.

同じ姿勢をとり続けることが結局原因になってる
わけだけれども,実際のところ,パソコンで作業をしていると
自分が楽だと思ういつもの姿勢になり,作業を続けてしまうので
なかなか改善とはいかない.

早くカナダでもいい店を探さないとなぁと思いつつ
日本から持ってきたシップなどで誤魔化す日々.

日本人マッサージ師.ウィンザーに移民でやってこないかな.

さて,飛行機の中で見た映画.

一番気に入ったのは,Nim's islandという映画だった.

どんな映画かというと
主人公はニムという女の子.

海洋学者のお父さんと共に南の島で
暮らしている.

この島に住んでいるのはこのニム親子だけで
電気は太陽電池,食料は自給自足という
環境に配慮した生活をしている.

といっても,パソコンはあるしネットもある.
完全に俗世と離れた生活ではなく,例えば本なども
船で運ばれてきたりするのである.

動物が友達で,野生児の雰囲気が漂う
ニムはとある冒険小説の大ファン.

その著者,アレクサンドラが小説の取材を問い合わせたのだが
それを冒険小説にでてくる主人公アレックスとニムは勘違い.

研究のため海に出たお父さんが嵐に遭遇.
連絡が取れなくなってしまったため,アレクサンドラ(アレックス)に
助けを求めたのだった.

冒険小説の勇敢で探究心溢れるアレックスとは
真逆の存在である女性作家アレクサンドラ.

超対人恐怖症で超潔癖症の彼女ははたして
ニムの助けに答えられるのかどうか?

そして,島に襲いくる影.

ニムはお父さんが帰ってくるまで島を
守りきれるのか?

アレクサンドラの珍道中と
ニムのアドベンチャーを楽しく見れる映画だ.

なにがいいって,まずお父さんが
海洋学者というのがいい.

素敵すぎる.

それほど活躍があるわけではないが
それでもやっぱり重要な存在だ.

また生活が少々憧れる生活だったりもする.

パソコンなどはあるけれど,
大自然の中で暮らす.

これまた素敵だ.

ニムの冒険はワクワクハラハラしてきて
アレクサンドラの起こす各種騒動は
笑いなしではみれない.

ただやはり2時間という中では
物足りない点がないわけではない.

あれはどうなったの?えっなにも起きないの?
結局,ここはどうなるんだろう?などなど
いろんな疑問がわいてきたのも事実なのだが
それをいれても,全体的に面白かった.

英語もわかりやすかったしね.

ちなみにNIM'S ISLANDをぱっと見たとき
HIM ISLANDにみえて,him? hisじゃないのか?
と疑問に思ったのはここだけの秘密.

その勘違いはスタッフロールで
Nim's islandとタイトルがでてきて
初めてわかったのだった.

投稿者 カズ : 23:36 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月7日

映画

先週に引き続き豚汁を作った.

やっぱり寒いときには熱いもの.

野菜もお肉も取れるし,汁物であり
メインのおかずにもなれる.

あえていうならお弁当として不向き
ということだろうか.

まあ,お昼は別に作るとして
朝と晩に温めればいいってのはうれしい.

前回は,豚肉,大根,人参,ネギという
具材だったが今回はもう少しグレードアップ
しようと思った.

それは,白菜.

豚汁に白菜が入っていたか記憶にないけれど
べつに入っていても問題ないだろうし
失敗するとも思えない.

それに白菜は普通にスーパーでも売ってるし
簡単に手に入る食材である.

ちなみに,スーパーで白菜を指差して
この名前なんだっけ?ときかれたことが2回ほどある.

他の食材に関してきかれた記憶がないので
恐るべき確立である.

まあ,Nappaという英語らしからぬ
名前なのでしょうがない.

完全に日本語からきてると思うんだけどね.

閑話休題.
大根に白菜.そして,人参…人参?

あれ.傷んでる.
どうしよう.どうしようってか食べられないな.

僕の中で豚汁の基本の基は
豚肉,大根,人参.

この一つでもかけると,非常に残念なことになる.

が,すでに大根はいちょう切りにしてしまったし
ここから別料理に持っていく気力もない.

結局,人参抜き豚汁というか
豚肉入り味噌汁ができた.

おいしいんだけどね.
なんだか物足りない.

来週はリベンジ…といくだろうか.
とりあえず年内中にリベンジといきたいものだ.

さて,今夏は映画をよく見た時期だった.

といっても,一年に映画をよく見る時期が
あるかどうかといえば,そんなことはない.

ただ単に飛行機の移動が多くて,
その中で映画を見ていただけなのだが
いまは座席にディスプレイがついていて
自分で好きなプログラムを選べるケースが増えている.

少し前まではビジネスクラス以上じゃなければ
そんなサービスはなかったと思うわけで,この
グレードアップは素直にうれしかったりする.

映画だけじゃなくて,その他のテレビ・ラジオプログラムも
選べたりするし,ゲームを提供する会社もある.

暇で暇でしょうがない飛行機の中で
これが最高なのだ.

さらに,これのいいところは,
個人で好きなものを好きな時間に見えるという
点にある.

このなにが素晴らしいかといえば
みんなバラバラにトイレに行くということなのだ.

でっかいスクリーンでみんなで映画を見ると
だいたい映画が終わるころからトイレに長蛇の列ができる.

僕もその列に並ぶ一人なのだが,これがしんどい.

ところが,個人が好きなものを見る状況ならば,
映画が終わってトイレに行っても,全員が全員その時間に
ヒマになるわけではないので,長蛇の列はない.

スクリーンでなにかやるまで待つ必要もないし
これはいいやと映画やその他ドキュメンタリーを
けっこうみた.

見た映画はというと,
10000 B.C.,Iron Man,The Chronicles of Narnia: Prince Caspian,
Nim's Island,Kung Fu Panda,Batman Begins,Smile
このくらいだっただろうか.

もう2,3本見た気がしなくもないし
これだけだったかもしれない.

名前は忘れたが,1本,見て途中でやめたものがある.

これらは基本英語なわけだけど
日本語吹き替えがあったりするのもあったし
Smileに関しては邦画なので,英語字幕だった.

Air CanadaよりKLMのほうが邦画の数が豊富だったりしたわけだけど
それでも,Air Canadaでも十分に楽しめた.

ただ問題もあってそれは帰った時期.

8月に帰って,9月にカナダに戻ってきたので
プログラムは変更しているかと思っていたら
行き帰り共に同じ内容だった.

その結果,カンフーパンダを2回見てしまった.

日本に帰るときは日本語で,カナダに戻ってくるときは英語で.

さらには,Batman Beginsも2回見た.

正確には,帰るときに途中で日本についてしまったので
戻ってくるときにそこまで早送り,最後まで見たという
芸当をしてしまった.

これは運がよかったといえるかもしれないが
実際のところBatman Beginsは詳細がつかめず
頭の中が?マークで埋まっていたりもした.

英語が難しかったのだろうか?
それとも,もう単純に疲れていたのだろうか.
よくわからないが,中途半端よりはマシだ.

一番面白かった映画はなんだろう?

一番好きなのは
Nim's island かもしれない.

ダメダメだったのは,
10000 B.C.もしくはThe Chronicles of Narnia: Prince Caspian
だろう.

詳しくはまた後日ということで.

長時間飛行は疲れるのだが
久々の映画三昧で満足したのだった.

投稿者 カズ : 22:27 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年10月6日

大福

ストライキが終わった.

とある教授にきいたのだが
けっこういい条件で合意に達したそうだ.

ただその教授曰く,
勝ったには勝ったんだけどね….
でも,モラル,特に学生の教授陣に対する評価ってのは
間違いなく失ってしまったよね.
勝ったっていえるのかしら?
とのこと.

まあ,その通りだ.

学生の目は厳しいものがある.

間違いない.

もしこれでクリスマス休暇が短くなったら
今度はこっちがストでも起こす番ではなかろうか?
と思うほどだ.

ストは終わったがその傷跡はまだまだ深い.

さて,昨日は産地偽装ラーメンについて
触れたのだけれども,まだまだ偽装物はあったりする.

それは家の近くにあり,けっこうよく
お世話になっている中華食材店でのこと.

ちなみにそれはまだ中国の牛乳や
日本でのお米の事件が表に出るまえのことだ.

なんか美味そうなものはないかしらん.と
うろついていたら,気になるものがあった.

大福.

この店にはいろんな種類の大福がおかれていて
普通の大福,草餅,ゴマ,紅芋などなどだ.

そのときにはなかったのだが,最近は
マンゴーやタピオカなんてものものも売っている.

どんな米粉が使われているかさっぱりと
わからない今,それらに手を出すのはなんとなく
気が引けるのだが,そのときはそうでもなかった.

なんとなく珍しいから.という理由で
手に取ったのだが,実際には僕が買ったわけではない.

1個ずつバラで売っていれば,一人で買ったのだろうけれど
それは,箱に入って売っていた.

中にどれだけ入っているか記載はなかったけれど
箱の大きさと重さから,普通サイズの大福が
4,5個は入っているだろうと予想できる.

これが草大福ならお茶を片手に
全然問題ないのだが,初めて食べるものを
そんなに大量に入らない.

友達に話をしたら,食べてもいいとのことで
さらには引き取ってくれるとの
ことだったので,買ったのだった.

その代物は,ドリアン大福.

ドリアン.

このインパクトは大きいだろう.

果物の王様と呼ばれるドリアン.

その臭気は強烈で,ホテルなどで
持込みを断られることもあるそうだ.

実際に食べたことはないけれど
強烈な臭いという時点であまり食べたくはない.

が,お菓子ならまだまともではないだろうか?
という考えになったのだ.

これで口に合わなければ,おそらくドリアン自体ダメだろうし
もしおいしければ,臭いを我慢してでも,試してみたくなる.

そのお菓子として,大福を選ぶセンスは
僕自身どうかしていると思うけれど,
しかし,なかなか面白そうではないか.

ドリアンという響きに
戦々恐々としつつも,ワクワク感もあり
箱を開ける.



なんだこれ.

メロンと書かれた一口サイズの大福が
入っている大袋がでてきた.

いや.えっ?メロン…?

ドリアンを買ったと思ったらメロンという衝撃.

これが同じメーカーならまだ許せるのだが
なんと違うメーカーなのだ.

箱は明らかな中国産.

中のメロン大福は,日本産.

中国産だと思って買ったら,中身は日本産.
それはむしろ喜んでいいのでは?と思った人は甘い.

なにせ賞味期限はもとよりなにも
わからない代物が入っているのだ.

わかるのはカタカナでメロンとかかれていること.

Made in Japanの表示もあったかしらん?

箱と中が業者からして違うというのは
非常に不気味なわけだけれども,そのメロン大福の
小袋もそれが詰められている大袋にも開けた様子はない.

恐る恐る口にしてみれば…まずっ.

メロンの味なんてなにもしない.

だいたいこんなものは香料を使って
メロンらしさをだすものなのだろうけれど
そんなものすら感じない.

駄菓子っぽいチープな大福を食べている感じがして
一口サイズのそれを一つ食べれば十分すぎるのだ.

20袋ぐらい入っていたけどね.

ドリアンでまずいのはしょうがないと思うわけだけれども
目的とは違うメロンでまずいというのは,もうどうしようもない.

それにしても,いつ中身が入れ替わったのだろうか?

そしてその意図はなんなんだろうか.

箱も開けたような後はなかったんだけどね.

おそろしや食品偽装問題.

とりあえずお腹を壊さなかったのだけでも
幸いといえるのだろうか.

投稿者 カズ : 23:09 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年10月5日

食品偽装

ここのところ毎週金曜日に
飲みに出かけている.

マグネ研にきたポスドクの人が
提案してのこと.

院生で飲みに行ったりしないの?
スコットランドではみんな金曜にはでかけたよ.
ということで,始まったこと.

去年ぐらいには毎週木曜に教授陣と
院生で飲んでいたのだが,ほぼメンバーは固定.

院生で行く人は3~5人ぐらいだっただろうか.

その後,飲みに出かけていた場所は
改築したのだが,リカーライセンスをとっていないため
アルコール類がだせないという状態.

その影響もあるのかいつのまにやらなくなっていた.

そもそもうちの院生は仲がいいのだろうか?

マスターとドクターを合わせて
15人前後いるらしいのだが,僕の持つ印象としては
仲は悪くはないけれどよくもない.

個人個人をみていけば,仲の良い悪いもあるのだけれども
全体としてなにか行動するってことはないだろう.

別に仲良しグループでもないので
いつもみんなで遊ぶということはなくてもいいのだが
正直な話,僕も名前を知らない人すらいたりする.

金曜も友達と飲みながら話していたのだが
○○研の人たちはいったいなにしてるんだろうね?
さっぱりとわかんねー.そもそも誰がいるのかわからん.
という話になった.

わずか20名にもみたないなかで
これはちょっと異常なのかもしれない.

そんなわけでポスドクの人が音頭をとって
みんなで集まって飲みましょうということになったのだ.

もちろん宗教などによってお酒を飲まない人もいるけれど
別にお酒を飲む必要はないし,特にカナダの場合
飲まない人は無理に飲ませることはほぼないので
問題はないだろう.

はたして人は集まるのだろうか?

さて,買い物行ったときに,ついでに
ベトナム系の食材店に行ってきた.

けっこう大きな店で,珍しい南国フルーツや
カニを始めとするシーフードも豊富に売っている.

ただ中華系の店にいえるのだが
入った瞬間襲ってくるムッとくる匂いに
いつもやられてしまい,毎回入るのを躊躇してしまう.

今回は餃子を作りたくて,ニラを求めて
入ったのだが,そのときに面白いものがあった.

それは冷凍庫に入っていて
なにかといえば,生ラーメン.

4食入り2.99ドル.

この値段を見て瞬時に判断できるのは
日本産ではないということ.

日本の生ラーメンがこの値段は
ありえない.

パッケージをみれば
日式とか書かれている.

さらには,テキトーひらがなに
日本では使うことのない略式の漢字の数々.

これは100%日本製のわけがないと
確信して,パッケージの裏を見てみる.

原産国:日本
(産の字は正確には略字っぽかったが)

えっ!?

思わず声がでてしまった.

なんでだ?ありえない.
こんな絶対に日本語で作ってるとは思えない
パッケージで日本産なんてどこの会社だよ
と思って,会社を探すも中国の住所しか見当たらない.

そして,決定的なもの.

Made in China.



思わず絶句.

どっちがホントだ?って,もちろん英語のほうだろう.

英語表記を読んで,made in chinaの表示を発見したときは
やっぱりという思いもでてきたが,と同時に
絶対にこれは手にとってはいけない商品だと頭の中で
警告が鳴り響いた.

いやでもね.なんていうんだろう.
この産地偽装はひどすぎる.

そもそもなんで原産国:日本なんて書くのだろうか.

可能性としては,中国では日本産として売りさばいていて
それをカナダに輸出するに当たって,本来の中国の表記にした.
ということなのだが,しかし,それもなんだか納得がいかない.

中国語のパッケージに英語のシールが貼られているのではなく
中国語と英語が併記されているパッケージなのだ.

単純に考えるならば,普段は日本産として売っていて
英語版のパッケージを作るときに,中国産とするのを忘れて
そのまま英語を書いてしまったということだろうか.

それか,もっと単純に考えるならば
原産国をミスタイプしたとか.

まあ,それはありえないと思うけどね.

食品の安全性が問題となっている今
たとえ原産国:中国となっていてもその生ラーメンを
買うことはないけれど,そんな偽装までされているようでは
100%ありえない.

はたしてどんな人がこのラーメンを買っていくんだろうか.

食品偽装.

ひどいもんだ.

投稿者 カズ : 23:52 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年10月2日

床屋

先月のニュースなのだが
なかなか興味深いニュースがあった.

日本最古の地層発見というもの.

今までは飛騨のオルドビス紀の地層が日本では
最古だったのだが,カンブリア紀の地層が
日立で発見されたとのことだ.

2500万年前だったかな?それぐらいに
日本海が開いたので,カンブリア紀の日本といっても,
そのころはまだ日本は大陸の一部なわけだが
そのころの情報が手に入る可能性があるというわけだ.

おもしろそうだ.

さて,床屋にいってきた.

1ヶ月弱のペースで行っているのだが
昔から,なんでもう行くの?とよく周りの人にいわれたものだ.

僕としては,伸ばして伸ばしてがっちり切る
というよりは,いつも同じぐらいの長さのほうが
好きなのでそんなペースで行っている.

日本にいたときは…値段を忘れた.

4千円だったか5千円だったか忘れたが
それを毎月出費するのはなかなか痛かったが
カナダでは10ドルのところにいっているので
それほど痛い出費でもない.

もちろん高いところはあるし
腕はいいのだろうけれど,別に今行っている
10ドルのところで満足しているので
あえて高いところに行こうとは思わない.

まあ,高いといっても20ドルから30ドル.

ウィンザーでは日本人経営なんてところはないし
近場ではデトロイト郊外にいけばいいんだろうけれど
さすがに髪の毛を切りに国境を越えるのはどうかと思う.

で,髪の毛を切ってきたのだが
友達に髪の毛を切った?ときかれた.

ちなみにさすがカナダというか
個人的なところにはあまりふれないわけで
また髪の毛を切りに行ったのか?といわれたことは
一度もない.

ご自由にどうぞ.といったところだろう.

閑話休題.
髪の毛切りにいったんだ?
どこいったの?ときかれた.

別に隠す必要はないし,
○○と伝える.

すると,最近うちの近くに
床屋ができたんだ.といってきた.

へ~と思っていると話は進む.

○○は1回10ドルじゃん.
でも,新しくできたところは
なんと2回で10ドルみたいだよ.

1回10ドルで2回目がタダなんだって.
今度場所を教えるからいってみれば?

ときて,最後に,
でもまだ俺も行ったことないんだよね.
で締めた.

…そんなところを人に勧めるな
と思いつつ,ちょっと考えてみる.

1回10ドルで次がタダ.

実質2回で10ドル.つまり1回5ドルとなる.

これはカナダでも安い部類に入るのだが
しかし,安かろう悪かろうであるのは
想像に安い.

トロントのチャイナタウンに
4ドルだか5ドルだか忘れたが
そんくらいの値段の床屋があったが
中国人の人ですら,そんなとこはいかねーと
言っていたぐらいだ.

ようするにほんとに髪を切るだけなんだろう.

そんな5ドルぐらいで切ってくれるところに
それ以上のことを求めてはいけないのだと思う.

さて,そのウィンザーの2回で10ドルの店.

まだ行ったこともないし,そもそも
見たこともない店なので,さっぱりとわからないが
恐らく試しでも行かないほうがいいと思う.

最初が10ドル,次がタダ.

気に入らなかったらどうせ次はいかないわけだし
それだったら10ドル払っていつもの店にいったほうがマシだ.

仮にその友達が行ってみて,悪くはないといっても
行くことはないだろう.

まだ10回行ったら1回タダぐらいならいいのだけれども….

1回行くと1回タダ.

床屋に限らずこの看板を掲げる
あらゆる店の怪しさは絶大だ.

投稿者 カズ : 22:18 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年10月1日

poutine

日本にいたときのこと.

カナダに行く準備をしていたら
あることに気がついた.

スーツケースにつけるネームタグがない.

今まで空港のカウンターで貰ったのを
使いまわしていたのだが
それもそろそろ卒業していいだろう.

ノースウエストのネームタグをつけて
エアカナダに乗るとかなんだか変な気分だ.

そんなわけで,出かけたついでに
ジャスコにいってきた.

閉店時間も近く,旅行用品売り場には
だれもいない.

そもそも普段からそこにどれだけ人がいるのか
わからないのだけれども,だれもいなかった.

ネームタグを見ていると,Kさんと僕を呼ぶ声が.

うん?と顔を上げると,知り合いの人がいた.

ボーイスカウトでお世話になった人.

隊長とか副長とかいう役職についていたか忘れたが
父兄としていたのは間違いない.

うちの親もしっていて,ちょっとした世間話.

で,どっか旅行?ときいてきた.

なので,カナダに留学していて9月1日に出発の旨を伝える.

してみると,なんたる偶然だろうか.

向こうも息子さんの買い物できていたらしいのだが
目的はスーツケースをみにきたとのこと.

スーツケースが必要な理由は,海外留学.

息子さんも夏休みで一時帰国していたらしく
翌日出発だがスーツケースが壊れたので買いにきたとのことだった.

翌日出発でいまスーツケース購入って
ありえるのか?とちょっと思ったのだが
それはまあ,向こうも事情があるのだろう.

上に偶然と書いたのは,知り合いの息子さんが
海外留学していたということだけではない.

なんと行き先がカナダというのだ.

さすがにウィンザーというかオンタリオ州ではなかったのだが
同じ東側のニューブランズウィック州というところ.

ボーイスカウト繋がりの人(息子さんも
ボーイスカウトに入っていた)が同時期に
カナダに留学しているなんて…とびっくりした.

ただ向こうは僕よりも若く
留学も院ではなく学部とのこと.

ボーイスカウトで同じ班になったか記憶にないが
とにかく同じ釜の飯を食った人がカナダに留学中というのは
なんとも嬉しくなってくる.

いつかニューブランズウィックに遊びに行きたいものだ.

さて,大学に行く途中,プーティンを
食べながら歩いている人がいた.

プーティンとはなにかといえば
フライドポテトのチーズ・グレイビーかけ
である.

日本では見たことがないのだが
はたしてあるんだろうか?

そもそもフライドポテトにグレイビーを
かけて食べる習慣はないと思う.

アメリカではどうか知らないが
カナダではポピュラーな食べ物.

なにせこのジャンクフードの王様みたいな食べ物は
カナダ生まれ.

フライドポテトにチーズをのっけて
グレイビーソースをかけるなんていう
酔狂はヨーロッパ人は思いつかないだろう.

こんなカロリーの塊みたいなもの
思いつくのはカナダ人かアメリカ人ぐらいだ.

偏見かもしれないが,きっと
誰もが頭に思い浮かべると思う.

僕はこのプーティンというものが
それほど好きではない.

たいていグレイビーソースが
塩っけが強い場合が多く,しょっぱい.

またフライドポテトは揚げたての
カリッとしたものがおいしいと思うわけで
チーズとグレイビーでヘニョヘニョになったそれは
フライドポテトのよさが消えてしまっていると思う.

が,カナダ生まれだからか,そのたっぷりの
グレイビーにチーズという狂気の組み合わせが
口に合うのかしらないけれど,カナダでは人気があると思う.

で,プーティンを食べながら歩いていたお姉さん.

別にそれはそれで構わないのだけれども
隣を通り過ぎたら,フワッとフライドポテトの香りが
漂ってきた.

そのにおい.

手にはお弁当を持っていたわけだけど
フラフラとつられて,後10mも歩けばつく
Harvey'sというハンバーガーチェーン店に
入ってしまいそうになった.

入ったとして頼むものは
プーティンではなくてフライドポテトなわけだけど
さすがにお弁当があるので,歯を食いしばりながら
目の前を通り過ぎていった.

ちなみに,ウィキペディアで調べてみたら
プーティンと呼ばれる食べ物には2種類あるようだ.

両方ともカナダなわけだけれども
もう1種類のほうは,もうちょっと料理らしい料理.

カナダの太平洋沿岸地域(アカディア)の料理だそうだ.

塩味のケースといわゆるデザート系の2種類があるそうで
これは両方とも食べてみたい.

塩味のほうは,ジャガイモもしくは小麦粉で作った
団子状のものをスープに入れて煮るらしいので
おそらくジャンクフードのプーティンよりは
遥かに健康的でおいしそうである.

甘いほうも悪くはなさそうだ.

悔やむのは過去にいわゆるアカディア地域には
いったことがあるのに,その存在を知らなかったために
挑戦しなかったことだ.

ウィキペディアの説明を読んでると
ニューブランズウィック州がよくでてきている.

上にも書いたけれど,ニューブランズウィック州には行ったことがないし
いつか行ったときにチャレンジしたいと思う.

…その地域ではジャンクフードのほうの
プーティンはなんて呼ぶのだろう?

アカディアのほうのプーティンを食べたくて
注文してフライドポテトがでてきたらショックだ.

う~ん.謎である.

投稿者 カズ : 22:03 | 食べ物 | コメント (0) | -

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