2011年4月26日

ポーランド-3

academic fairの審査員.

車の中できいたのだが,なんで僕が選ばれたか
というところ.

どこまで本当かどうかしらないが,教授曰く
うちの子供が最近,日本(アニメ)にはまっている.
うちの学科に日本人留学生がいるよ.といったら
是非とも会って見たい.となったそうで,熱烈な
オファーとなったそうだ.

…いや,マジで勘弁してください.
そんなことでお願いされても.

そもそも日本のアニメとか基本的にわからない.

ラボとかでも,アニメが好きな学生さんが
ナルトとかについて話をしてきたりすることもあったのだが
正直な話,まともに読んだことはない.

高校時代にカナダにホームステイしたときに
ジャンプやマガジンを買っていたのが途切れたのをきっかけに
そこから読むのをやめてしまった.

それからはたまにご飯を食べに行って
待ち時間にそこにあるジャンプとかを眺めるぐらいで
さっぱりと最近の話はわからない.

つーか,それって職権乱用じゃね?と思うのだが
実際のところどんな話をしたのか気になる人もいるだろう.

結論からいえば,話をしていない.

別に避けたわけじゃなくて,なんでも風邪をひき
学校に来ることができなかったそうだ.

その教授曰く,子どもは日本人に合えるのを心底楽しみにしてたんだけどね
と残念がっていたが,まあ,世の中そんなものだろう.

さて,ポーランドでのサンプリング.

予期せぬフライトのキャンセルで
デトロイトで一泊することとなった.

ウィンザーという場所に住んでいるせいか
実のところデトロイトで一泊するのは初めて.

別にどうってことはないが
車で30分も走れば我が家がある状態で
モーテルに泊まるってのは変な感じがする.

モーテルではまずは夕飯.

そして,パソコンを開き,メールや
レンタカーの予約の変更.

ホテルに関しては,メルアドがホテルのサイトに
載っていなかったため,直接電話して変更した.

こうなれば,後はヒマ.

ぼんやりとテレビを見つつ
貰ったお泊りセットを確認した.

歯ブラシに歯磨き粉.髭剃りにシェービングクリーム.
洗剤に制汗剤とだいたいお決まりのもの.

ただ意外だったのが,Tシャツも一枚入っていたこと.

今まで何度かこのお泊りセットを貰ったことがあるけれど
Tシャツがついていたのはこれが初めてのことだった.

で,このTシャツ.
お世辞にもいいものとはいえないが,
とりあえずの寝巻きとして使用することにしたのだった.

翌日に起きたのは8時ごろだっただろうか.

なにせフライトは19時.
時間はたっぷりとある.

朝食を取って,チェックアウトの時間をきけば
12時とのこと.

とりあえず12時までは部屋でのんびりしようと
教授と話し,ぼけ~とテレビを見て時間をつぶす.

12時になったのでチェックアウト.

残念ながらモーテルのレストランは
17時にならないと開かないそうで,
ホテルの人はピザでも取ってそこのテーブルで食べたらどう?
といってくれたが,それはやめ空港へ向かう.

まだまだ時間があるね.
とりあえずは空港でのんびりと昼食でもとろうか.

教授はそのような提案をしてきたので
二つ返事で了解した.

空港ではまだチェックインできないかな?と思ったが
どうやらチェックインできるもよう.

デトロイト空港はセキュリティーを通らないと
ほとんど何もないため,さっさとセキュリティーを通る.

で,お昼ごはん.

さっきの教授の言葉を覚えているだろうか?

のんびりと昼食を食べよう.

僕はこれをきいて,てっきりレストランかどっかで
ビールでも飲みながらグダグダとやるかと思っていた.

が,予想は違って,あっ,そこにフードコートがある.
そこでサンドイッチでも簡単に食べましょう.
となった.

まあ,いいんだけどね.
別に何を食べたっていいし,そもそも
動いていないのでそんなにお腹も減っていない.

僕はバーガーキングでハンバーガーを買い
それをお昼とした.

それほど時間がつぶせるわけでもなく
時計を見れば13時ごろ.

まだまだポーランドに着きそうにはなかった.

投稿者 カズ : 19:52 | Poland | コメント (0) | -

2011年4月25日

ポーランド-2

某小学校で行なわれたacademic fairの審査員をやったわけだが
そもそもなんで大学生を呼んでそんなことをやったのか.

目的は大会みたいなところにだして
好成績をおさめるため.

なんでそれが必要かといえば,
私立の小学校だからだろう.

宣伝みたいなものだ.

ところでウィンザー大学というか
カナダの大学は基本的に私立ではない.

あれ?となるかもしれないが
今のところ平等にどこの小学校にも
学生を派遣しているという話はきかない.

もしかしたらあるのかもしれないけれど
僕の知っている範囲ではない.

それではなんでこの小学校だけ?となるが
つまり大学は関わっていない
となる.

これは行く当日に去年もやったという友達から
きいたのだが,ようするに一緒に行った教授二人の
子どもたちがそこの生徒なのだ.

だから,化学科と地球科学科の学生しかいなかったわけ.

わかれば単純な話.

教授の立場を利用して,自分の子ども達がいる
学校へ貢献するのか向こうが頼んできたのかは知るよしもないが
そんななんだか釈然としないことになっていた.

まあ,生徒の発表をみるのは
面白かったからいいんだけどね.

でも,もうちょっと事前に知っていたら
僕はこれを引き受けていたのだろうか.

さて,デトロイトでフライトのキャンセルとくらって
予定が大幅に崩れたサンプリング.

さっそくカウンターに行ってみれば
長蛇の列.

しかたがないので並んでいると
カウンターの人が,国際便に乗り継ぎの人は
一分一秒を争う乗り継ぎスケジュールのため
壁にある電話でオペレーターと話をつけてください
と言った.

一斉に動く列.

当然のごとく僕達も電話のほうに向かった.

電話をするのは自分ではなく教授.

しばらく続くやり取り.

というかね.見ていて思うのだが
完全にカウンターで話をしたほうが
効率がよく早かった.

どこの電話の人も非常に時間がかかっているし
なかにはカウンターのところに行く人も.

僕達も結局話がおわったころには
すでにカウンターの行列はほとんどなくなっていた.

しかも,Flight Itineraryが24時間以上なので
出せないためカウンターに行ってくれといわれたという
オマケ付き.

それだったら初めからカウンターで話をしていれば
早く終わったしよっぽど効率がよかった.

てか,24時間以上!?

そう,変更後のフライトは翌日の19時過ぎに
デトロイトを出る便.

ニューヨーク経由だったのが,アムステルダム経由になり
ベルリンに入る便となった.

まだ25時間以上ある.

どうしたものか.

選択肢は二つ.

ウィンザーに戻るか,ホテルに泊まるか.

ウィンザーに戻るには再びタクシーが必要.
ただし,家でのんびりできる.

ホテルに泊まれば,ホテルの宿泊費だけで済む.

変な感じがするかもしれないけれど
片道80ドルのタクシーを再び往復するとなれば160ドル+チップ.

ホテルに泊まったほうが安上がりなのだ.

一応カウンターでホテルについてきくならば
これは天候の問題でキャンセルとなったため
航空会社でホテルを用意することはできないとのこと.

ただし割引はできるということで
デトロイト空港側のモーテルに一泊となった.

荷物に関してはそのまま預けておいて大丈夫.
そのままベルリンまでいくよー
とのこと.

というわけで,荷物を取ることなく
お泊りセットを貰ってモーテルに向かったのだった.

投稿者 カズ : 20:02 | Poland | コメント (0) | -

2011年4月21日

ポーランド-1

academic fairでの審査員.

後からいろいろきくと
なかなか面白い話が聞けた.

そもそもなんでacademic fairで
審査員なんかがいるか.というところ.

学校なのだから先生が採点すればいい.

普通に考えたらそうだ.

ようするに夏休みの自由研究みたいなもの.

それを飾って大学生を30人以上も呼んで審査を行なう.

その意味はというと,
この採点で優秀な点を取ったものを
市だか州だかのacademic fairに提出するそうだ.

過去にも同じように提出してきているそうだが
おかげで好成績を収めているらしい.

まあ,それはそうだろう.

学生とはいえ大学3年か4年以上の科学に関わっているものが
採点するのだから,それほどひどいことにはならないはずだ.

さらに今年からは今後のアドバイスまで求めるとなれば
なんていうかね.もうなんで,大学がそこまで?と思ってしまう.

のだが,実はこれは更に裏があるのだった.

さて,ポーランドにサンプリングに行ってきた.

というわけで,次回からポーランドでの
サンプリングについてふれたいと思うのだが
最初に行っておきたい.

今回,写真を合計で3枚しかとっていない.
それも全てサンプリングに関わる写真.

3枚.

別にカメラが壊れたわけでもない.
SDカードが一杯になってしまったわけでもない.
バッテリーが切れてしまったわけでもない.

普通にカメラが使える状態で3枚.
しかもサンプリング以外の写真がゼロ.

これが全てを物語っているといってもいいのだが
つまるところ,トラブル続きだったのだ.

それは,土曜日のこと.

予定では,土曜の15時半にデトロイト発
ニューヨーク経由でベルリン行きの便に乗る予定だった.

教授が予約していたエアポートタクシーは予定通りの時間に
教授を乗せてやってきた.

パスポートも忘れずに持っているし,I-94も事前にとってある.

国境を越えるのもそれほど時間がかからず
13時過ぎにデトロイト空港に着いた.

チェックインをして,セキュリティーを通れば
いい感じの時間にゲートにやってこれた.

しばらくすると,悪天候のため16時15分に変更になりました.
という放送が流れた.

まあ,それぐらいなら正直
普通に起こりえるレベルだ.

ベルリン行きの便の乗り継ぎ時間もまだ余裕はある.

さらにもう少し経つと,もしかしたら15時半に出れるかもしれません.
という放送が流れ,その後,15時半に出れるとは思わないでくださいときた.

結局,16時15分となったのだが
これではトラブルといわない.

そのトラブルは飛行機に乗ってからおきた.

飛行機に乗り,セーフティーの説明を受ける.

滑走路まで行き,さて出発だとなってからが長い.

30分ぐらいして,機長から放送があった.
こんなことは自分の機長人生初めてなのだが
JFKから5,6時間ほど待つように指示があった.
ここで待つことはできないので一度ターミナルに戻ります.

これはやな予感.やな予感というか
確実にニューヨークで乗る予定だった便は逃した.

面倒なことになったものだ.と思っていたら
ターミナルに機体が着いたのだが,そこで更なる放送が.

このフライトはキャンセルとなりました.
ゲートに行って,フライトの変更手続きを行なってください.

これが悪夢の始まりだったのだ.

投稿者 カズ : 22:06 | Poland | コメント (0) | -

2011年4月13日

審査

よっちゃんイカがあたった.

なんかちょっと前に同じことを
書いた気がするのだが,別にボケたわけではない.

もう一袋あたったのだ.

これで手元に二袋,当たったものがある.

嬉しいのだが,なんだか侘しかったりもする.

さて,ウィンザーにある
某小学校でおこわなれたacademic fair.

ドクターということで当然のことながら
グループリーダーに選ばれ,例外的に見る数も多いという
ことになったのだが,まあ,しょうがない.

さっそく会場となる体育館に向かった.

ちなみにまずは下見.

児童が来る前にポスターとそこにある
研究計画書などをみながら,質問を考えたり
採点のベースを考える.

採点基準は各グループごとに見る分野と学年が
異なっていることもあり,違うらしいが
他のところを除く暇もなかったので
自分のところしかわからない.

僕のところは中学年から高学年.
研究内容がどのようなレベルか
発表内容は?などとけっこう本格的な内容.

ちなみに発表内容のレベルだが
各レベルごとに最低点と最高点が決まっているので
まずはその発表がどのレベルにあるのか
そしてその中で何点かを決める必要がある.

あとゼロっていう選択肢はない.

最低点が決まっていると書いたが
まさにその言葉の通り最低点は決まっていて
ゼロになることはない.

これはいいことだと思う.

後で点数を公開するかどうかはしらないが
みんな点数を貰えるってのはいいことだ.

閑話休題.
僕の担当する発表は二つの種類があって
科学的研究と工学的研究.

まあ,夏休みの自由研究を思い浮かべてもらって
理科系統と工作系統の2つにわかれていると
いったほうが早いかもしれない.

下見の時間はだいたい30分程度.

8つもみなければいけないので
さっさと見ていく.

ちなみにグループ分けで僕のところは
7人ぐらいいたけれど,各発表はそれぞれ
一対一できくことになっている.

他には質問は発表の最後にすること.
遮ってはダメ.
あとは焦らせてもダメ.
発表をきいたら,そこにあるサイン表に
サインをすること.などがあった.

児童の発表の時間は30分程度.
その間に自分の担当の発表を全て見ることになる.

余裕はあるといわれたが
他のグループに比べて審査しないといけない
発表は多いので,負担はでかい.

まあ,やるしかない.

時間が来ると放送が流れ
児童のみんながやってきた.

さすがは私立.
制服をきている.

学制服は日本だけと昔きいた事があるけれど
そんなことはなかった.

それぞれ自分の研究の前に立って
いよいよ開始.

とりあえずすぐそばの子のところにいって
こんにちは.簡単に説明してー.といえば
説明を始めてくれた.

ふむふむと聞き,最後に質問をする.
そして,ありがとーといってサインをして一人終了.

だいたいこんな感じで流れていったが
それぞれの発表に個性はやっぱりある.

説明してといわないと説明を始めない子もいれば
進んで説明をしてくれる子もいる.

シャイな子もいるしハキハキしている子もいる.

考えてみれば小学生のとき.
自由研究は夏休みの宿題であったけれど
それを自分が発表するということはなかった.

たいてい展示しておいておしまい.

この発表というのはけっこういいことだとおもう.

もちろん時間がかかるわけで
教員側としてはやりたくないのかもしれないけれど
プレゼンの勉強を小学生のころからやるってのは絶対に大きい.

こういったところからきっと巧さの違いがでてくる.

で,発表.
基本,一人での研究なのだが
二人でやっているものもある.

なかなかいいなと思うものもあるし
ちょっとこれは…と思うものまで
まさに様々.

甘めに採点しつつ,どれも聞き終わったぐらいで
ちょうど時間が来た.

もとの食堂に戻ってグループメンバーを集めて
各発表の点数をまとめる.

とりあえず一つの発表に対して
一つの点数.

グループ内の全員が納得する点数にすることが求められている.

で,一つずつ進めるのだが
これが合うようで合わない.

恐らく発表の好き好きもあるのだろうけれど
例えば20点満点の項目で,ある人は9点,ある人は18点とか
そこまでなんで差がでるんだ?と思ってしまうこともあった.

まあ,それでもだいたいの範囲にはおさまるし
あとは平均でもないけれどそれに近い点にして
みんなから了解をもらった.

絶対に自分はこう思う.これ以外の点数は認めない
という人がいなかったのは幸いだった.

そんな人がいたんじゃやってられないが
僕の勝手なイメージではアメリカ人とかそーじゃねーかしらん.

担当の発表の数が多いので
当然のことながら終わったのは最後.

てか,このまとめる時間がお昼の時間でもあるので
お昼にありつけたのも最後.

さらにリーダーは各発表のよい点,悪い点,アドバイスを
まとめなければいけないので,さらに遠のいていく.

とりあえずそれぞれについても
グループメンバーにきいていったが
あまりいい意見はでてこなかった.

特によい点に関しては,ほとんど建設的な意見はなし.

いや,わからなくもないんだけどね.
発表のレベルがあまりにもひどいものとかあったし
なかなか厳しい.

でも,さすがに,空欄や研究を楽しんでるようにみえた.
というのは,コメントとしてどうかと思うので
それぞれについて捻り出して書いていった.

いやぁ,先生ってのは大変だと
世の先生達の苦労をちょっとだけ思い浮かべ
アドバイスなどをまとめながら,お昼を食べつつ,
academic fairは終わりを迎えた.

投稿者 カズ : 21:36 | 留学生活 | コメント (0) | -

2011年4月11日

審査員

今日の気温は17度.
一昨日の気温は14度.

では,昨日の気温はというと
27度.

27度.

夏.

意味がわからない.

まだ今年になってロンT一枚だけ
という日はなかったのだが
ロンTを通り越していきなりTシャツとなった.

晴天のまさに夏日だったため
ジョギングがてらリバーサイドにいってみれば
夏の格好をした人たちがあふれていた.

公園には自転車のアイス屋さんもいたし
まさに夏のウィンザーのリバーサイド.

いうまでもなく今日は筋肉痛となっているわけだけど
心地よい一日だった.

ちなみに明日からは12度前後だそうだ.

完全に気温がおかしい.

一体何が起きているのだろう.

さて,もうすでに1ヶ月も前になってしまったのだが
先月の初めのこと.

ボランティアをやってきた.

やってきたというか別にやる気もあまりなかったのだが
ほぼ強引に誘われやってきた.

その日は普通に大学に行き
いつも通りに自分の作業をしていた.

してみると,院生部屋の向かいの部屋にいる
教授がやってきた.

この教授.

僕がGAをやっていたプレートテクトニクス
ないしは応用地球物理学を担当していた教授なので
それなりに仲は良かったりする.

まあ,今回はそれが仇になったのだが.

その教授がやってきて,
カズ,明日時間ある?
某小学校のacademic fairの審査員をやってくれる人を
探しているんだけど,ボランティアで是非ともやってくれない?
ときいてきた.

あまりやる気はなかったのだが
誰も他にいない.是非ともお願い.と根気よく頼まれ
やることにした.

たしか去年まで人がいなかったら
GAで時間が余っている人がその時間を使って
行っていた気がする.

今期は院生の数が少なくなっていて
各担当のLabなりがけっこうキツキツになっているとは
きいていたけれど,そうか.そんな人もいないのか.

てか,明日って.

せめて3,4日前に知らせて欲しかった.

詳細をきいてみるならば,ウィンザーにある某小学校で
行なわれるacademic fairの審査員をしてほしい.
うちの学科と化学科から人がでる.うちの学科からは
その教授と,他に院生二人に学部生一人.

学校まではスクールバスがでるけれど
教授が運転していくからその車で行きましょう.
時間にして2時間ぐらい.
ついでに,簡単なお昼は向こうが用意してくれるとのこと.

まあ,やるからにはきちんとやりましょう.

幸いにもうちの学科から行く院生は
仲のいい友達二人.

というか,教授が中国系の人なのだが
その二人も中国人留学生.

僕以上に強烈なお誘いがあったというか
きっと断れなかった状態だったのだろう.

心中お察ししますとはこのことだ.

学部生の子は自分の車で行くとのことだったので
教授と自分.そして友達二人が教授の車でいくことに.

で,小学校で他の人たちと合流.

ここでわかったのだが,
化学科からの人数がえらいことになっている.

教授は一人なのだが,学生の数が30人近く.

なんだそりゃ.
ものすごい多い.それはスクールバスもでるわ.

小学校にある食堂に集まり
そこで説明を受ける.

なんでもグループ分けをして
それぞれが担当のところを審査して欲しいとのこと.

これはあくまで小学生の研究なので
質問も簡単なところから徐々に難しくしていき
答えられないと思ったらそこまで.
もちろん甘めの審査をしてくれとのこと.

まあ,簡単にいえば
空気を読めということだ.

で,グループ分けなのだが
ここで嫌な予感がした.

それは車内での教授との会話.

カズってもう卒業したっけ?
いや,一応公式には6月です.
あっ,そうか.まあいいか.小学校側には
学生じゃなくて,すでにPhDをもっている
Research Scientistとして伝えてあるから.

もうなんていうか.
グループ分け.当然のことながら
グループリーダーというものが存在する.

ここにいるのは,教授が二人に残りは学生.

6グループぐらいにわかれるのだが
グループリーダーに誰が選ばれるかといえば
もうそれは火を見るより明らかだ.

当然のことながらグループリーダーに選ばれた(ちなみに
友達もそれぞれグループリーダーに選ばれていた)のだが
さらにおまけがくっついてきた.

各グループ,担当するのは最高でも6つのプレゼンテーション.

だが,僕のグループだけなぜか8つ.

さらに今年から各プレゼンに対して点数をつけるだけでなく
よい点,悪い点,さらにアドバイスを最後に
グループリーダーがまとめて提出しろということに.

僕のグループは8つと採点するプレゼンが多いのだが
そのために審査員の数も多くしてあるといわれた.

って,それをまとめるのか.

しかもアドバイスとか.

始める前からどっと疲れがでてきた
そんなacademic fairだった.

投稿者 カズ : 22:11 | 留学生活 | コメント (0) | -

2011年4月9日

家賃

よっちゃんイカが当たった.

地味に嬉しいが,とりあえず
日本に帰るまで引き換えができない.

限りなくゴミに近いけれど
とりあえず日本に持って帰って
交換してこようと思う.

さて,4月1日のこと.

メールをチェックしたら
大家さんからメールが来ていた.

タイトルが4月分の家賃.

…えっ?払ったって.
なんだ?小切手に問題でも?
とちょっと焦りながらメールを開いてみたら
思わぬ内容だった.

長いことこのアパートにいてくれて
ありがとう.
感謝の気持ちをこめて,4月分は
XXドルでいいよ.

その割引が脅威的.

100ドル?いや違う.
250ドル?まだまだ.
400ドル?もう一声.
と,脅威の500ドル引きとなった.
率にすれば6割強.

うん.意味がわからん.

嬉しいがあまりにも値引きされてすぎている.

そもそもの話として
僕がここに入居したときに
家賃を25ドル負けてもらっている.

前に同じアパートの別の部屋を借りていたこともあり,
いいよ.前も家賃の滞納とかなかったしね.
25ドル負けてあげる
ということだった.

で,去年の12月に
長くいてくれてありがとう.
とさらに家賃を25ドル負けてくれた.

そして,今回のオマケである.

このオマケは今回だけだが
それにしても,いいのか?大家さん.

このメールをチェックしたのが
4月1日ということもあり,送信日を何度も
確認してしまった.

ちなみにこのメールを確認した時点で
すでに4月分の家賃は定額を払ってしまっていたので
大家さんに,新しく小切手を作るので
それは5月分にまわして下さい.とずうずうしくも
お願いしてみたら,了解をもらえた.

それにしても,なんて素晴らしい人だろう.

過去に何度となく引越してきたが
幸運にも悪い大家さんにあたったことがない.

もちろん借りるときにアパートの状況をみたりして
どのような大家さんかある程度予想はするわけだけど
中には全くもってやる気のない大家さんもいるわけで
これは運がいいといっていいだろう.

とりあえず今の大家さんは
アパート管理に不満もないし
ここでよかったと思う.

いやでも,なんだろう.
いきなりの値引きは逆に不安になってくる.

投稿者 カズ : 22:48 | 留学生活 | コメント (0) | -

2011年4月6日

ディズニープリンセス

先週の金曜から教授が
大学に来ていなかった.

普段,バケーションを取ったりするときは
事前に言ってくれるのだが,今回は特になし.

別に急な用があるわけでもないが
奥さんの容態が悪化したのか?などと
心配になってくる.

で,今日は大学に来ていたので
どうしたんですか?ときいてみれば
アメリカに住む息子夫婦のところに
遊びに行っていたそうだ.

なんだ.よかった.
奥さんもそこまで行く元気があるってことだ.

心配して損した.と笑える間は
きっと奥さんも大丈夫だろう.

さて,姉貴からお土産のリクエストがきた.

お土産というか買い物.

日本ではあまり売ってないから
そっちで売ってたら買ってきて.
というようなもので,なにかといえば
ディズニープリンセスグッズ.

姪っ子のための買い物となるのだが
これが難しい.

頼まれたのは単純なのだが
なにせわからない.

僕には,頼まれたシンデレラと白雪姫と
ジゼルとラプンツェルの主人公の顔が
パッとでてこない.

我が子のためにも
この前日本に帰ったときに覚えたのだが
その記憶もおぼろげに….

いや,その時は頑張ったのだ.
シンデレラに白雪姫.ベルにアリエル
と覚えていったのだ.

たいしたものだろう.
ググらなくてもこの名前がでてきただけでも
褒めてもらいたいものだ.

が,もう顔まではでてこない.

…なんかもう一人,二人いた気がする.
ジャスミンとオーロラ姫か.
これはググってしまった.

って,あれだ.
頼まれた中に今挙げた6人以外の名前がある.

誰だ?ジゼルって.

ラプンツェルという人は
意外にもわかったりする.

テレビで見た映画のCM.
髪が長い人だ

ジゼルってのは記憶にすらない.

グーグル先生にきいてみれば
魔法にかけられてというものらしい.

いわれてもわからない.
が,まあ,店に行けばわかるだろう
とトイザラスにいってみた.

してみれば,わかんねーんだな.

シンデレラがどれかすらわからない.

箱で名前を確認しないとわからない.
白雪姫はなんとかなったのだが
それ以外はきつい.

あれを見分ける子どもってのはすごい.

今日は下調べだったので
とりあえずどんなものがあるか見て
終わったのだが,これで次からはなんとかなるだろう.

まだうちの子には人形とか早いのだが
そのうち夢中になるのだろうか.

とりあえずその時期までには
それぞれの顔と名前を一致させておきたいものだ.

投稿者 カズ : 22:17 | 雑記 | コメント (0) | -

2011年4月2日

tax return - 2

夕食を作るのが面倒になり
近所のアフリカ系の店にいって
テイクアウトしてきた.

安くて味も悪くなく
ボリュームもあるのでなかなか好きなのだが
値段が1ドル値上げしていた.

前まで5ドルだったので,5ドルを渡すと
最近来てないね?
去年は5ドルだったんだけど,
今年から6ドルにしたんだ.といわれた.

まあ,6ドルでもいいのだが
この店のよくわからないのが
3年ほど前に一時6ドルにしていたことがあった.

それが再び5年ドルに戻って
また今年は6ドル.

そのうち5ドルにまた戻っていそうなのだが
はたしてどうなることやら.

とりあえず好きな店の一つなので
潰れないでいてほしい.

さて,tax returnをする前から
書類でトラブル続きだった
tax return.

ここでH&R blockでもトラブルか?
と思うかもしれないが,そこまで
ひどくはなかった.

ひどくはなかったというか
全然問題はなかった.

このtax returnの時期になると
H&R blockの支店がオープンする.

モールの中にすらブースを設けて行なっていたりするし
あらゆるところで見かけることになる.

僕が行っているところも
そんな支店の一つで,時期が終わると
店を閉める.

近くにある別の支店は時期が終わると
営業時間を大幅に縮小しながらもとりあえず
オープンはしていたりするのだが
そこは完全に閉店.

これは最初は知らなかったのだが
知っていれば,とりあえず何かしらの
トラブルが起きたときにすぐに相談しやすい
常にオープンしているほうにしただろう.

こういった閉店してしまうところでは
なにかあったらどうするかといえば
ダウンタウンにあるウィンザー支店に行く.

そこは閉店中の支店の全ての書類を持っているので
なにかあればすぐに対応してくれるのだが
わざわざダウンタウンまで行くことを考えれば
あまり賢い選択とはいえないだろう.

別に行く場所を変えたからといって
たいした不都合がでるわけでもないと思うのだが
それでも面倒なこともあり今年も同じ支店に出向いた.

本来は予約をすべきなんだろうけれど
誰を指定したらいいかわからない.

去年のようなトラブルはご免だから
去年受け持ってくれた人はどう考えても避けたい.

じゃあ,誰だ?となっても
誰も知らないので,じゃあ,もう予約なしでいいや
と店に向かった.

その日は店にいた人は3人.

1人は事務のような感じで受付をしていた.

残りは2人.

確認してみれば,1人は見覚えがあり
去年もたしか同じ支店にいたと思う.

といっても僕の担当となった人ではなく
経験豊富なアドバイザー的な役割.
つまりなにかトラブルがあれば,そこに顔を出して
対応するといったことをやっている人.

予約を取る人は間違いなくこの人を指定するだろう
と思われる.

もちろん予約がなければ,この人も
みてくれるんだろうけれど
行ったときはすでに先客がいた.

ではもう一人はというと
アジア系のおっちゃん.

この人はみたことがないので
勝手な想像だが,まだまだ経験が浅い人だろう.

恐らく経験豊富な人と浅い人と
いった構成になっていると思う.

この人か.大丈夫かしらん.
と思いつつ受付をしたら,僕の前に一人待っている
おっさんがいて,その人がアジア系の人のところにいった.

待っていると少しずつ人が増えていく.

基本的にその2人だけが実際の作業をしているので
順番で行けば,僕はその経験豊富なおばちゃんだ.

と思っていたら,そのおばちゃんの作業が終わった.

よし.と思ったら,僕の後にきた人が
その人の予約を取っていたらしく,優先されて
その人の下へ.

これはやはり予約を取るべきだったか.
と思いながら待つこと1時間.

アジア系の人のところ,いまだ終わらない.

というか,なにかトラブっている様子.
おばちゃんもかけつけ,お客にいろいろと
説明している.

やな予感がしていたんだ.
てか,いつまで待たせるんだ?
他に客も増えてきたぞ.と思っていたら
僕の名前が呼ばれた.

えっ?と思っていたら
受付の人がやってくれるらしい.

というか,勝手に受付の人にしていたが
名札を見てみれば,支店長となっていた.

支店長.

えっ!?

まあ,なんというか
問題があるわけがない.

できればもう少し早く
その重い腰をあげてほしかったが
作業自体はなんの問題もなく終わっていった.

受付はやはりこの人の仕事らしく
作業途中で何度も抜けたりしていたが
トラブルなく終わった.

戻ってきた額は過去最高.

想像をはるかに超えた額が戻ってきたのだが
まあ,去年は子どもが生まれたし,収入は少ないし
働いていたのは僕だけでしという状況だったので
大幅に減税を受けれたのがうれしい.

ちなみにアジア系の人のところは
僕が終わってもまだ作業は終わっていなかった.

そしておばちゃんは,一組み終わるごとに
新たな予約客が来ていて,とても予約なしの人をみる時間が
あるとは思えなかった.

やはり確実性を求めるなら予約をするのが一番だろう.

…もし来年ウィンザーでやるなら
僕はこの今年受け持ってくれた支店長を指名できるのだろうか?

僕が終わるぐらい前に,もう一人店の人がきて
作業を始めていたのだが,そのためか,この支店長.
僕が終わると再び受付業務に戻ってしまった.

やはり普段はやらないのだろうか?

予約は必要だと思うのだが,予約をして
名前がわからずに経験が浅い人に当たるのは最悪.

とりあえず名刺ももらったので
来年,チャレンジしてみるか.

投稿者 カズ : 22:34 | 留学生活 | コメント (0) | -

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