2008年7月29日

いよいよ明日,ユーコンに出発する.

なんというか時差ボケがまだ治ってないのだが
ここに追い討ちをかけて,時差ボケがやってくる.

大丈夫だろうか.

まあ,今回は教授も一緒のサンプリングなので
サンプリングそのものに関してはたいてい心配はしていない.

そもそも今回のユーコンのサンプリングは
教授一人の予定だった.

僕がドイツに行き,教授がユーコンに行く.

こんな予定だったのだ.

ところが,予定は未定とはよく言ったもので
ユーコンでのサンプリングが予想よりも
ハードなものになりそうだったのだ.

これは嬉しい誤算で,古地磁気的には
良い試料がとれそうになったといったほうがいいだろう.

が,仕事量が増えるということは
教授一人ではしんどいということ.

そこで,僕もご一緒することになったのだ.

ご一緒するのはいいのだけれども
スケジュールはけっこうきつきつ.

そして忙しいときに限って用事というのは
どんどん入ってくるのが世の常というもの.

サンプリングの準備,自分の研究のほかにも,
ある装置の使い方講習があるからそれにでて.とか,
この装置の使い方教えて.とか,あっちの装置の使い方を教えて
とかこの数日間で一気に入ってきた.

残念ながら最優先は,ユーコンの準備.
続いて,自分の研究.

誰かに使い方を教えるのは一番最後になるのだが,
その辺は理解をしてもらうとして,時間がないからムリ!
とほとんどを断ることにした.

ユーコンから帰ってきてからとしたが,
実際のところユーコンから帰ってきたら
まずはその4日後にひかえたセミナー発表の準備があるので
やっぱり装置云々は後回しになるだろう.

時間がかからないものならすぐにでもやるんだけどね.
例えば,2時間以上かかるのを教えてくれとなると
なかなかしんどくなってくる.

測定中はそこにいなくても,測定前と測定後の
準備と解析で時間をさかなきゃいけないし,
結局のところ測定が終わるまで大学にいけないといけないわけだしね.

とりあえずまずは無事にユーコンから帰ってくること.
そして,直後のセミナーを気合で乗り切ること.

秘書の人に,無茶するね.大丈夫?と
心配されてしまったが,なんとかするしかない.

なんだか夏休みの終わり,8月31日がひたすら
続いている感じがする今年の夏.

秋学期になっときに充実してたといえるように
がんばるとしよう.

投稿者 カズ : 18:18 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年7月28日

GPS

ユーコンへ向けての支度が
昨日から始まっている.

ドイツに行ったときと同じ
と思いきや,荷物は少々増える.

例えば寝袋を持ったり
ヘルメットを持ったりと.

これらはいうまでもなく
場所をとるもので,限りあるスペースに
どうやって収めようか頭を悩ませるのだが
必要なものなのでなんとかしないといけない.

どうしたらいいのだろう.

さて,今回はGPSも持って行く.

ドイツでは基本,地下での活動となったため
GPSは使えない.

オーストラリアも似たようなものだったので
実に2年ぶりにスイッチをいれることになる.

教授がGPSを持ってきたときに
これ衛星を認識しないけど,とりあえず確かめてみて
といわれた.

認識しない?なんで?と思いつつ
電池をかけて電源をいれてみる.

No Position

確かにダメだ.

教授はもうこれ古いからね
といっていたけれど,古いから使えない
ってのは納得がいかない.

困ったときは説明書.

ザラッと目を通すと
10分ほど待ってみて
というような解決策が載っていた.

なるほど.さっきは5分ほど待ったが
何一つ認識しなかった.

これはダメかと思ったが
どうやら10分ぐらい待たないといけないらしい.

再び建物の外に出て
ぼんやりと認識するのを待つ.

GPSを傍らに置き,ぼけ~と
日向ぼっこしていたら,友達がやってきた.

なにしてんの?日向ぼっこなんて珍しいね.

ときかれたので,GPSが正しく動くか
待ってるんだよね.と説明.

日向ぼっこしているように見せ掛けて
いちお仕事してるんだと笑いつつ
適当に話をして,15分ほど経ったころだろうか.

ようやくGPSが動き出した.

さっそく教授に動きましたよ~と報告すると
すでに諦めていたのか驚いていたけれど,
動くなら動くのに越したことはない.

じゃあ,持って行こうとなった.

電源入れてもすぐに認識しないってのは
初めて経験したのだけれども,だいたい
どのGPSでもそうなのだろうか?

とりあえず原因としては古いからではなくて,
2年という長期間の間,使ってなかったからだと思う.

今回の経験で,とりあえず認識しなかったら
認識するまで10~15分まで放置というのが
頭の中にできた.

ただこれってこのGPSだけかもしれないけれど,
最初の10分間は,なにも変化が起きなかった.

ひたすらNo Positionが表示されているだけで
あたかもトラブルをかかえているように見える.

せめて認識中とか表示してくれれば
…いやでも10分待つってけっこう心配になってくる.

なんとかならないものだろうか.

というか,深読みをするならば
もしかしたら教授はこれを気に新しい
GPSを買おうとしていたのかもしれない.

1999年製のGPS.

確かに古いのだが,使えるうちは
新しいのを買うのはもったいない.

もし使えないのなら,新しいのを買う必要があり
それはちゃんとした理由がつく.

教授に報告したときの驚きを見ると
もしかしたら余分なことをしてしまったのかもしれないが
緯度経度を知るぐらいなら,古くても問題ないだろう.

他の人はいったいどのタイミングで
GPSを買い換えたりするのだろう.

下取り制度でもあればいいのに
とかふと思った.

投稿者 カズ : 23:25 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年7月27日

The Police

なかなか時差ボケが治らない.

ドイツから帰って来たばかりということもあり
週末はのんびりしようと家でグダグダ
やっているのもいけないのかもしれない.

お腹が減ればご飯を食べ,眠くなれば
ベッドに潜り込んで昼寝.
免税で買ってきたスコッチ片手にまったりと.

平日にやれば確実にダメ人間なのだが
週末だしと自分を納得させる.

やることはあるんだけどね.

ただ今月30日にユーコンに出発という
強行日程がドイツから帰ってきたら
組み込まれていたので,ここで休んでおかないと
本当にぶっ倒れそうな気がする.

時差ボケが治ったと思ったら
ユーコンに行って再び時差ボケに
襲われるんだろうなぁ.

ただしんどいけれど
ユーコンはユーコンでけっこう楽しみに
しているのも事実.

観光ができるとは思っていないけれど
普通の人は一生入らないようなところに行くので
大自然は十分に満喫できるだろう.

どんな感じなのか.
ワクワクしてくる.

さて,昨日はやっぱり今日同様
グダグダ過ごしていた.

ただ家に引き篭もっていたわけではなく
多少なりとも夏を満喫したといえるだろう.

友達に誘われて,デトロイト郊外で
行なわれたライブに行ってきたのだ.

The Police

知っている人は知っているバンドだろう.
年代でいえば,僕の年代より,父親の年代のほうが
よく知っていると思う.

が,年代に関わらず有名な
ロックグループといえると思われる.

とか書きつつ,僕は知らなかった.

知らなかったのになぜ行ったかといえば
なんとなくという以外に答えはない.

まあ,去年のこと.
マリリンマンソンという名前しかしらない
友達を半ば強引に誘ってライブに行ったことがあり
今回はその友達にポリスのライブに誘われたことも
あるかもしれない.

結局僕を含めて4人で行ったのだが
僕以外は熱烈かどうかはしらないが
みんなけっこうなファン.

車の中でポリスの曲がかかり
これが有名な曲と何曲か教えてもらったが
僕にはさっぱりだった.

とりあえずライブなんて曲をしらなくても
雰囲気だけで楽しめるだろうというのもある.

場所は,去年マンソンのライブでも行った
DTE Energy Center.

マンソンのときは座席席を買ったけれど
今回は座席席の後方に位置する芝生席.

座席は指定だけど,芝生の場合は自由だ.

芝生の理由は,もうすでにいい席がなかったこともあるが
けっこう高かったそうでもある.

なにせ芝生席でも50ドル弱しているのだ.

ポリスというバンドは知らなかったが
これだけでもけっこう有名バンドなんだな
というのがわかる.

まずはせっかくデトロイトにいったのだから
夕飯を食べていこうと,和食を食べに.

一茶という串系のお店にいき
いろいろ料理を楽しむ.

各種の焼き鳥と焼酎ロックの組み合わせは最高だ.

僕としてはそれだけでもすでに
満足してしまったのだが,他の3人はそうもいくはずはない.

19時半開始のライブで,店を出たのが20時ごろ.

前座とかいるだろうし,今回のライブは
ポリスだけではなく,Elvis Costelloとの共同みたいな
感じだったので,余裕はあるだろうとの予想のもとだ.

ちなみに,Elvis Costelloというのも有名らしいが
いうまでもなく僕は全く知らなかった.

工事中のハイウェイに翻弄されつつも
21時ごろ会場に到着.

駐車場は満車状態.

ものすごい人気があるだなと感じつつ
なんとか車をとめ,外にでてみると
音楽が聞こえてくる.

始まっているなぁと僕は思うわけだが
他の3人の様子はどうも違う.

ポリスだ!

もう始まってる!!ということで
走りつつゲートに向かっていく.

どうやら始まって5曲ぐらいやっているとのこと.
(後できいた話では,昔の曲がほとんどで
有名な曲はS.O.Sというものぐらいだったそうだ)

全速力で走っていってもいいのだが
しかし,これがないと始まらないというものがある

ビール.

ビール片手に友達と会場へ入って行けば
超満員だった.

座席席はもちろん芝生席もほとんど
隙間がみえないほど人人人の山.

おぉ.すげーなと感心しつつ
開いている場所を探して歩いていき
結局,芝生席の柵のところ.
最前列に立つことにした.

先にも書いたが特にしっている曲があるわけでもないので
のんびりとライブを楽しむことにした.

激しい曲があるわけでもなかったので
大はしゃぎすることもなく,
終始楽しい雰囲気が漂っているライブだったと思う.

僕達がついてからは,けっこう有名な曲を
やっていたそうだ.

僕がかろうじて覚えてた曲をあげるならば
Every Little Thing She Does Is Magic とか
De Do Do Do, De Da Da Da とか.

また意外なことに,アンコールが3回もあった.

1回目のアンコールでたしか3曲やり
これで終わりかと思ったら,2回目のアンコール.
ここでもたしか2曲やり,最後は完全に終わり!
みたいな締めがあった.

だが,止まらぬ観客の声援にギターの人が答え
メンバーを呼び戻し,最後の最後の1曲.

どこまでが計画だったのかしらないが
これがなかなかよかった.

ポリス.

今回のライブでファンになったかといえば
別にそんなこともないし,今後,CDを買うこともないだろう.

でも,楽しかった.
また機会があれば行ってみたいと思う.

投稿者 カズ : 19:36 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年7月25日

値段の違い

帰ってきてやることの一つに
メールチェックがある.

ドイツでは初日以外ネットに接続する
機会がなかったので,1週間近く放置していたことになる.

メールチェックしたくないなぁという
なんだかメール恐怖症になりつつ,受信してみれば
やっぱり大量のメール.

必要なものを見ていくのだがその中に,
明日(金曜日),朝9時から比抵抗探査をテストするから
きてね.というメールがあった.

…みなきゃよかった.

後悔してももう遅い.

去年,地球物理の巡検で比抵抗探査を担当していたので
テスト調査というのは自分には関係ないような気がするけれど
メールがきているということは,きっと手伝えということなのだろう.

どうしましょうと迷ったが,
とりあえず起きたらいこうと心に決めた.

で,残念というのかどうなのか難しいところだが
目が覚めてしまった.

これは別になにかイベントがあると
目覚まし時計が鳴る前に目が覚めてしまう
というようなことではない.

ではなにかといえば,時差ボケ.

今日は朝の5時ごろに目が覚めたので
昨日よりもまだマシといえるけれど
それでも早朝にはかわらない.

ドイツとの時差6時間がうらめしい.

一度目が覚めてしまうと寝れなくなってしまい
結局,そのまま起きて大学に向かった.

しかし,これはまだマシというべきかもしれない.

朝早く起きるともちろん夜も早く眠くなるのだが
ドイツではかなりしんどかった.

朝がしんどい.

それでもサンプリングの緊張感も手伝ってか
なんとか起きることができるのだが,一日のサンプリングが
終わった瞬間に,一気に眠気が襲ってくる.

だいたい16時ごろ.

まるで徹夜明けかのごとく強烈な睡魔がやってきて
最初の2日間ほどは行動がほとんどできなかったほどだ.

時差ボケに打ち勝つためには,そこで
昼寝をしてはダメなんだろうけれど,なかなか
そうもいかないのが難しいところ.

なにか画期的な時差ボケ解消法があればいいのに.

いったいあと何回誕生日を迎えたら
それが可能になるのだろうか.

未来はもうちょっと先のようだ.

さて,旅行でもなんでもそうなのだが
外に出かけ,外食中心となると
一気に野菜を取る量が減る.

全くもって自慢できることではないが,
もともとの食生活でも十分といえるほど取っていない.

これがさらに減ることになれば
いくらマルチビタミン・ミネラル剤を
飲んでいるといっても,体にいいわけがない.

なにか野菜を手軽に取れる料理はないかしらん
と考えて,頭に浮かんだ料理は,カレー.

たいていの野菜は問題なく具となるし
夏にカレーはもう定番みたいなもの.

さっそく作りましょうと思ったが
お肉がない.

肉なしカレーはいくら野菜をメインとして
作るとしても,なんだか物足りない.

かといって,遠くのスーパーまで行くのは
面倒くさいしと近くの小さなスーパーに
大学帰りに寄ってみた.

頭にあったのは,ひき肉を使ったカレー.

さっそくお肉コーナーにいってみれば
ひき肉の入ったトレイは空になっていた.

あら,どうしましょう.と考えていると
店の兄ちゃんが,いらっしゃい.と声をかけてくる.

ひき肉はもう売り切れ?ときくならば
いや,今からまた作るからという返事が.

じゃあ,300gぐらいくださいなといって
みていると,隣に並んでいた
シチュー用の肉をとって,それを使ってつくり始めた.

新鮮だよ~といってくれたのだが
少々疑問がわいてきた.

それは,値段.

シチュー用の肉は,1ポンド3.6ドルぐらいだった.

それを使って作ったひき肉は
1ポンド2.8ドルほど.

なんでだ.

どこでどうなると値段が安くなるのだろう.

ひき肉にすると日持ちが悪くなるから
さっさとさばきたいのか.
それとも,別の肉もそこにまぜているのだろうか.

気にするときりがないし
安く買えてラッキーぐらいに思っておきたいのだが
勘ぐってしまう.

食べ物.

なかなか難しい問題だ.

投稿者 カズ : 23:11 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年7月24日

温泉

一日のんびりしてしまった.

大学に行こうかとちょっと思ったけれど
それは今日が金曜日だとばかり思っていたから.

木曜だと気がついたときの衝撃は
はかりしえないものがあって
その瞬間,一日オフが決定した.

といっても,疲れや時差ボケがあり
大学にいったとしても,教授に挨拶して
帰ってくる予定だったけれど.

この時差ボケというのは困ったもので
昨日は21時過ぎに寝て,目が覚めたのが4時過ぎ.

飛行機の中で映画を見すぎて寝ていなかったこともあり
12時間以上寝ようと思っていたのに
勝手に目が覚めてしまうのはしんどい.

ただ疲れているのに変わりはなく
結局その後,昼寝を2回ほどしてしまった.

まだ疲れが取れたとはいえないず
こんなときはのんびりと温泉にでも行きたい.

温泉といえばロッキーのほうにでも
いかなければないかと思っていたのだが
どうやら案外近くにもあるようだ.

それは僕の中ではスキーができるところ
という認識しかなかったのだが,ブルーマウンテン
というところ.

トロントの北西に位置していて
上にも書いたけれど,スキーといえば
ブルーマウンテンというぐらいの場所.

とはいえ,別にスキー環境が素晴らしいかといえば
そうでもないらしく,トロントのそばでほかにないから
スキーといえば…となっているそうだ.

あまりの混み具合にトロントの知り合いは
あんなところ行くぐらいなら,もうちょっとお金だして
BCにでも行ったほうが雪質もいいし,よっぽどマシだ
といっていたぐらいだ.

スキーに興味がほとんどなく,
さらにそれが混んでいて,近いといえ
ウィンザーからだと5時間以上かかるところに
行く理由は全くなく,まだ行ったことはないし
たぶんこれからも行くことはないと思っていた.

が,飛行機の中で読んだ雑誌の中で
一気に興味がわいてきた.

その雑誌ではオンタリオ特集をやっていて,その中に
La Scandinave Spa Blue Mountain
という施設が紹介されていた.

雑誌によると約20万㎡(東京ドーム4個分)もの
敷地だそうだ.

ちなみに東京ドーム4個分という表し方からわかるように
日本語の機内雑誌である.

この東京ドームであらわすのは
なんとも懐かしいのだが,実際のところ
東京ドームの大きさが感覚としてつかめてないので
よくわからない.

まあ,広いよ.ということを
いいたいのだろし,誰もそれ以上のことを
望んでいないだろう.

閑話休題.
雑誌の写真を見るとなんとも
行きたくなってくるわけで
さっそくホームページをチェックしてみた.

ふむふむ.

お風呂が42ドル.

マッサージもあって,一番安いので
115ドル(お風呂付)か.

…安くはないな.

それでも年に1回ぐらいは
お風呂を楽しみにいっても罰は当たらない
レベルだろう.

また19歳以上の年齢制限があり
これは嬉しい.

せっかくくつろぎに行って
お子様がはしゃいでいたら
リラックスできないしね.

ちなみに当然のごとく
水着は必須である.

水着で温泉というのは
いまだに違和感があるのだが
これはしょうがないだろう.

う~ん.行ってみたい.

冬にブルーマウンテンにスキーに誘われたら
スキーなんぞ1回もせずに,一日いやその日数だけ
ここに引き篭もっていたいぐらいだ.

たぶんスキー一式を借りてリフト券を買うのと
ここに一日引き篭もるのでは,値段は同じぐらいだろうし,
値段がたとえ高くても,スキーよりも数百倍魅力的だ.

ブルーマウンテン.

行く理由が一つできた.

投稿者 カズ : 22:24 | 雑記 | コメント (2) | -

2008年7月23日

帰宅

ドイツでのサンプリングがようやく終わった.

移動を含めて8日間だったのだが
あっという間だった.

詳しくはまた後日ということなのだが
なかなか楽しくも疲れたサンプリングだった.

残念ながらこちらのドリームプランを
達成することはできなかったが,
このへんはもうしょうがない.

ベストは尽くしたし,トラブルらしい
トラブルもなかったし,よかったとしよう.

細かいトラブルはあげればきりがないけれど….

ふう.疲れた.

投稿者 カズ : 23:59 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年7月15日

ユーロ

昨日,教授が部屋にやってきて
bad newsといってきた.

なんだ?と思ったら,なんと
教授のパソコンがぶっ壊れたらしい.

パソコンから異音が聞こえてくるらしく
どうやらHDDが壊れたみたいとのこと.

そりゃ大変だと思ったが,教授は
パソコンを買った店に持って行くらしく
特に僕はなにかできるわけでもない.

で,今日のこと.

教授のところへ用事があったら
電話中だった.

なにやら笑い声がきこえてくるが
電話中にお邪魔するのはマナー違反.

とりあえず部屋の外で待ち
電話が終わると中に入っていった.

してみると,電話の内容を教えてくれる教授.

家電屋さんからの電話で,
パソコンは壊れてなかったとのこと.

ただネズミが発見されたそうだ.

いかにしてネズミが教授のパソコンに
進入したかは知る由がないが,ネズミちゃん.

電源をいれると暴れだしたということで
それが異音の原因.

幸いにもどこにも影響はなく
データ類も無事だとのこと.

すぐさま他の人たちにも伝えられ
爆笑となったのだが,いやはやネズミが原因だなんて.

パソコンだけにマウスとは切っても切れない
縁だけれども,まさか本物が忍び込むとは思いも寄らなかった.

さて,明日はいよいよドイツ出発の日.

やっぱりというかなんというか
前日に荷物を詰め込むことに.

なにがいるんだろう.
1週間.洗濯機はあるのかしらん?
などと思いつつ,適当につめ
旅行用のバックパックは満タン.

半分ほどがサンプリング用品で
埋まっているわけだけれども
やはりハンマーやノミは重たい.

幸いにも空港までタクシーで移動.
その後もレンタカーと背負って移動することが
ほとんどないのだが,それでも肩こりに苦しむ
体にとってはちょっとしんどい.

それにしてもそんな荷物よりしんどいのが
ここのところのユーロ高.

7月16日現在の1ユーロの値段は166円.

カナダドルもそれほどかわらなく
ユーロの高さにはうんざりしてしまいそうになる.

いくら教授が出してくれるといっても
無駄遣いはできないし,そもそも立て替えておかないといけないので
あまり使いたくもない.

そういえば海外の場合,食事代などは
どうなるんだろう.と教授にきいてみた.

アメリカやオーストラリアはだいたい
カナダドルと似たようなレートなので
問題なかったが,ユーロはけっこう違うのだ.

カナダドルでだいたいこのくらい使っていいよといわれたが
念を押されたことがある.

ドイツはユーロだからね.
いまどのくらいのレートかしらないけど
ムリにその値段に押さえなくていいから.
つか,ちゃんと食うもん食えよ.

あとなにか足りないもがあったら買ってしまえ.
ムダにあがいて時間を消費するのが一番のムダだ.
サンプリングを成功させるのが目的であって
1セント,1ドルを節約するのが目的じゃないから.

とのこと.

うれしいことだ.無駄遣いをできるのがうれしいわけでもないし
するつもりは毛頭ないけれど,お金を心配しつつサンプリングに
挑む必要がないというのは,精神的に楽だ.

というのは,別に誰というわけでもないが,
全ての教授がうちの教授のような考え方をもっているわけでもないし
逆のことをいうような人もいるだろうから.

準備はだいたい整った.
あとは寝て起きて,ちょっと必要なものを
買ってくれば準備完了といったとこだろうか.

出発まで24時間をきった.
はたしてどうなるのか.
不安はあるものの楽しみでもある.

投稿者 カズ : 23:35 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年7月14日

ありがとう

Noviに買い物に行ったとき
偶然にもウィンザーでお世話になった
あるご夫妻にお会いできた.

突然だったにもかかわらず
夕食へご招待していただき,
楽しい時間を過ごした.

感謝感謝なのだが,あまりにも
今の自分と異なるその生活は,なんだか
不思議な感じがした.

さて,さすがはアメリカというべきは
はたまた生活レベルの差なのかしらないが
そのお宅では,NHKが入っていた.

海外向けのNHK.

オーストラリアでも見たことがあるので
その存在自体には驚かないけれど
羨ましくは思う.

ご自由にどうぞというお言葉に甘え
テレビを見てみるならば,やっていたのは
野球の録画放送.

ヤクルト対中日の試合だった.

何年ぶりかのプロ野球中継を見ていたのだが
なんとも不思議な感じがする.

パッとみて感じたのは,野球選手の
人たちがみんな線が細いこと.

メジャーリーグに慣れすぎていて
日本人みんな細く見えた.

テレビをつけたときは9回で
同点のまま延長に突入したのだが
放送はそこで終了.

その後は,篤姫(の再放送)が
始まったのだが,これがさっぱりと
わからない.

大河ドラマというよりドラマ関係は
途中から見るというのはなかなか
話についていけない.

まだ自分に馴染みのある歴史人物なら
なんとなくわかるけれど,篤姫ときいても
どこのどなたかわからないので,さっぱりだ.

奥さんに内容を説明していただいて
なんとなくわかったのだが,テレビを見つつ
ビリヤードをはじめたので,結局よくわからなかった.
(リビングにビリヤード台があるなんて素敵だ)

よくわからなかったが,
海外だなと思ったのは,英語字幕が
ついていたこと.

野球の中継は日本語だけだったのだが
篤姫には英語字幕がついていた.

時代劇に英語字幕の存在がなかなか面白く感じたのだが
見ていて思ったのは,日本語の難しさ.

日本語を英語に翻訳する.

もちろんその逆も難しいのだが
特に日本語の多様さというのは
その雰囲気を伝えるのに苦労するのではないだろうか.

例えば,自分をさす言葉も,
私,僕,俺,我,わし,それがし,などなど
いろんな方法がある.

それぞれ雰囲気が異なってくるし
それが文章全体の味付けとなってくる.

それに引き換え,英語だと
上の自分をさす言葉は,I だけで
日本人からすると面白みが感じられない.

それを強く感じたのが,篤姫が
部下のだれかに言った一言.

“大儀であった.”

その字幕はというと

“Thank you very much”

…なんか違うんだよな.
言いたいことはわかるし,間違ってない.
でも,大儀であった.という言葉にある
重さがThank you very muchには感じられない.

日本語.

やっぱ難しいもんだ.

投稿者 カズ : 23:14 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年7月13日

ドイツ

昨日は,友達とNoviに
買い物に行ってきた.

国境は友達がI-94を取得する必要があったので
やや時間が必要だったが,珍しく本気をだした
国境警備の人たちのおかげで特に問題なく終わった.

いつも窓口は大量にあれど,稼動しているのは
2つか3つという状態だったのだが,昨日は
あまりの長蛇の列のせいかどうかしらないが
すべての窓口がフル稼働した.

おぉ.とあまりの光景に感動しそうに
なってしまった.やればできるんだよね.やっぱり.

無事に国境を越え,高速に乗ろうとすると
いきなりの大渋滞.

原因はよくわからないが,
おそらく全面工事の様子.

片側4車線ある高速を上下線共に
全面工事する理由がいまいちわからない.

で,迂回路がわかりにくく,というか,
工事をしているならもっとはっきり具体的に
表示をだせという話で,わかりにくい表示によって
次々に高速に乗ってきた人たちが高速を下りるために大渋滞.

幸いにもナビを持っている友達だったので,高速を下りたあと,
ちょっと下道を走り,渋滞を避けての移動となった.

ナビってやっぱり便利だ.

さて,オーストラリアの旅日記でも
更新しようとオーストラリアの
ガイドブックを手に取ろうとしたとき
ふとドイツのガイドブックが目に留まった.

あれ?持ってきてたっけ?と
いつかわからないが日本から持ってきた
ガイドブックを手に取り,パラパラとめくっていく.

レンタカーの部分があったので
フムフムと腰をすえて読み始める.

…やばい.なんだか妙に不安になってきた.

5年ほど前,ドイツに旅行に行ったけれど
そのときは電車と飛行機の旅.

旅行中タクシーすら使った記憶がなく
ほとんど自動車に乗っていない.

バスに往復1回といったところか.

なので,自動車を使った移動となると
もう初めてに等しい.

ただでさえ自動車の運転には
神経を使うのに,空港に着いたら
すぐさまレンタカーを借り200km弱の運転が
まっているのは,もう考えただけで胃が痛くなってくる.

とはいえ,僕以外だれがいくかといえば
誰もおらず,今さら嫌ともいえない.

いや,なんだかこう書くと
嫌々ながらいくのかと誤解されてしまいそうだが
不安なだけであって,そうでもない.

もともとドイツという国は
自分の好きな国の一つだ.

一番初めに訪れた海外の国は
カナダだったのだが,おそらく
一番最初に行ってみたいと思った国は
ドイツであろう.

なぜドイツかといえば
ドイツの○○に憧れていた
というようなことはなく
北杜夫の影響といえよう.

北杜夫の本をむさぼるように読み
ドイツ語を大学に行ったら取ろうと思ったし
ドイツにも行ってみたいと思うようになった.

そもそもこうやって旅行が好きで
一人でフラフラと移動するようになったのは
北杜夫の本があったからといえるだろう.

往々にして勝手に憧れを抱いていると
現実にそこに行ったとき,現実とのギャップに
愕然とすることがあるけれど,幸運にも
それはなかった.

なんとなくだが,冬に行ったことが
正解だったのではないだろうか.

実際に体験した凍える寒さのドイツというのは
なんとなく冷たく暗い僕の持っていたイメージと
合致し,なんだか嬉しく思ったことを覚えている.

今回は夏に行くことになったのだが
はたしてどうなのだろうか.

ドイツという国にげんなりして帰るのか.
それとも,やっぱドイツはいいなぁという
感想をもって岐路に着くのか.

出発は明後日だ.

投稿者 カズ : 22:44 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年7月11日

引越し

引越しが終わった.

なかなかだるかったが
終わってみればすっきりだ.

先週末から新居に居住の場所を移していたので
今週はこまごまとしたものの移動.

毎日大学行く途中で家にでっかいバッグを置いていき
帰りにバッグに物を詰めて帰るというのいうが
約1週間続き,ようやく終わるメドがったので
大家に連絡して鍵を渡した次第だ.

特にトラブルなく終了.

急ぎだったのかわからないが,鍵を渡して
家賃のレシートを貰って,それでおしまい.

部屋のチェックとかはまったくなく
といっても,昨日,シャワーのヘッド部分交換のために
僕が留守の間に大家が僕の部屋(水道の元栓がそこにある)
に入っているので,そのときにチェックしていたのかもしれないが
とにかく,この夏はどうするの~?みたいな話をして
あっさりと終了した.

これはうれしい.

前回の引越し時はそもそも大家さんが
家にいなかったこともあり,大家さんの友達で
その家に住んでいた家族の人に鍵を預け
メールでそれを知らせただけだった.

カナダでは出て行くときに家のチェックなど
ないのだろうか?

少なくとも敷金や礼金というシステムはないと
思うので,敷金が返ってこないというトラブルもない.

多くのケースで入居時にデポジットとして
1ヶ月分の家賃を前払いしておくというのがあるが
これは別に敷金や礼金の類ではない.

ちゃんと最後の月にそれを割り当てることが
できて,無駄なく使われる.

あえていうならば,リース契約だろうか.

例えば,12ヶ月契約を結んでしまった場合,
その途中で出て行こうとするならば,
違約金を請求されてしまう.

回避法としては,サインしないことか,
あとは,引き継げる人を探すか,もしくは又貸しをするか.

又貸しはどうなんだろう.
やっている友達がいたが,禁止しているところもあるのかしらん.

僕のところは少なくとも,又貸しはやめてくれ
といわれている.

リースがないところだし,又貸しをする理由はないのだが
例えば,夏の間だけ誰かに貸す.というようなことを
する人もいるらしい.

実際のところ,ネットで家を探してみると
夏の間だけ格安で貸し出し.というのを
けっこう見かけたりしたりもする.

僕は自分の部屋を他人に2,3ヶ月使わせるというのは
性に合わないので,それは考えたこともなかった.

ただ夏の期間,長い人になると4ヶ月ほど.
まるまる使わないとなると,その分の家賃が無駄になり
そういったことをする人はでてきてもしょうがないのかもしれない.

とにかくリース契約だけは面倒なものなので,
僕が部屋を選ぶとき,リースがないことを
最低限の条件の一つとしている.

今のところは上にも書いたけれど
特に契約というものはなく,出る2ヶ月前に
教えてくれといわれただけだ.

いつまでここにいるかわからないが
とりあえず当面はここにいるだろう.

引越しほど面倒くさいものはない.

荷物をまとめて,運んで,整理して.

この一連のことをこなしていくと,
時間がどんどん過ぎて行き,さらに
その後なにもやる気がなくなる.

まだ冬ではなかっただけマシか.

バカみたいに寒い中を荷物を運ぶのは
きついなんてものじゃないし,車で運ぶにしても
雪などが邪魔をして,一苦労してしまう.

次の引越しはいつだろうか.

とりあえずその心配は必要になったらするとしよう.
鬼に笑われてしまう.

投稿者 カズ : 23:59 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年7月9日

アルコール

今年27歳になった.

といっても誕生日はとっくの昔に
すぎさっているわけだが,もう20代
半ばといえなくなってきてしまった.

昔は年を取ることを楽しみにしていたのだが
この年になるともう別にそんな楽しみもない.

カナダでは25歳にならないとレンタカーを
借りることができない(借りれても保険料が高くつく)ため
25歳になったときは嬉しかったが,そこまでだ.

年を取るにつれて…なんていうと
まだ20代の若造がといわれてしまいそうだが
年を取るにつれていろいろ好みなどが変わってきた.

例えばアルコール.

日本にいたときは,ビールか杏露酒を
主に飲んでいた.

ウィンザーにきたときは
杏露酒がないので,基本的にビール.

教授の家に招待されたときは
スコッチを頂いていたが,
それ以外のときはビールを飲んでいた.

それが,1,2年したらビールを
離れるようになってしまった.

最初の一口はいいが.ダラダラと飲む
ビールはそれほど美味しいとは感じられず,
またビールを飲むとなぜか速攻で酔っ払ってしまう.

変わりに飲み始めたのは
ジンリッキーやウォッカ(スミノフ),ウィスキーのロック.

ジンリッキーは自分では作らないが
クラブなどにいったときはよく飲んでいた.

その中で今も飲んでいるのは
ウィスキーのロックで,特に
カナディアンクラブがお気に入りとなっている.

ほかにも,カルーアをロックで飲んだりするが,
そんなこと日本では考えられなかっただろう.

教授には悪いけれど,当初はたいして
おいしいと思わなかったスコッチも
最近ではその香りのよさがわかるようになり
自分でも買うほどになってしまった.

買うのはもちろん教授お気に入りのJ&B.

また焼酎,特に芋焼酎もここ2年ほどで
好んで飲むようになった.

逆にアルコール類で苦手なのは
日本にいたときからだが,ワイン.
特に赤ワインは大の苦手だ.

またブランデーも苦手なままで
このへんは年を取ったからといって
たいしておいしいと感じられない.

が,年を取って…なのかどうかはわからないが
前はまずいと思ったものが,ここ最近急に
おいしいと感じるものがあった.

それは,Drambuieというお酒.

自分で買ったものではなくて
クリスマスに教授からプレゼントされたものだ.

上にまずいと書いたが,えっと.なんていうか.
自分の口に合わなかったと訂正しようかと思うけれど
でも,きっと教授も大量に飲むものではなくて
食後にショットで飲むものといっていたので
気分を害することはないだろう.

最初,それを一口飲んだときは
これはやっぱりショットで一気に飲み干さないと
きついという乾燥をもった.

蜂蜜やハーブ,スパイスなどが混ぜられている
ウィスキーで,僕の理解では,ようするに
養命酒みたいなものではないか.というもの.

良薬かどうかはしらないが,良薬口に苦し
というし,が,そこまでして飲むものでもないだろう
としばらく棚の中で眠っていた.

ここ1ヶ月ぐらいだろうか.

妙に疲れていて,これは飲まなくてはやってられない
というような状況だったのだが,そこで
久々にDrambuieに手を出したのだった.

クリスマス以来となったそれは
なぜだかしらないが,癖になる味に変貌していた.

蜂蜜由来の甘さがあり,ハーブ類の
奇妙な味は,おいしい!とはいえないが
なにかまた飲みたくなってくる感じ.

で,今日,今までストレートでチマチマ
飲んでいたのだが,ロックで飲んでみた.

してみたら,これがおいしい.
癖になる妙な味から,おいしいという味に
変化したのだった.

誕生日を迎え,年を取って
味覚が変化し,まずいから癖になる味に
変化したのかわからない.

が,これ以外にも,たとえば
ポテトチップスでは,塩味を好むようになった
とか味覚に変化がでてきている.

いつかブランデーを楽しめる日はくるのだろうか.

よく漫画などでみるブランデーを片手に
優雅なひと時をすごすというのは
なんとなく憧れでもある.

これからさらに年齢を重ねるにつれどうなるのか.
たかだか半年ほどでガラッと印象がかわった
Drambuieの例があるとさっぱりと予想がつかない.

まあ,それもまた楽しみではあるかもしれない.

10年後.何を飲んでいるのだろうか.

投稿者 カズ : 23:50 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年7月7日

厄日

夜,引越しの続きをちょっとやって
お腹が減ったので,夕食を買いに外にでかけた.

23時過ぎ.

そりゃお腹が減るのも道理というもの.

一番近くのアフリカン・インディアン料理屋さんに
いってみる.

OPENの文字を確認して中に入り
テイクアウトしたいんだけど.と伝える.

返事は,もう今日はなんも残ってないから
また昼間きてね.とのこと.

出尽くしているのなら,OPENの灯りを消せ
とか思いつつ,文句をいっても
ないものはしょうがないので別の店へ.

中華料理屋へ.

この店はあまり好きな味ではないのだが
背に腹はかえられない.

12時だか朝の4時までだか開いているはずの
店で,ちゃんとOPENの灯りも確認.

なに食べよう?と思いつつ
扉に手をかけたら,鍵がかかっていた.

…なんでだ.

鍵をかけてもいいけれど
それなら店の明かりを落とすなり
OPENの灯りを消すなりなんとかしろって.

これは今日は外食するなというサインか?
と思いつつ,お腹が減っているので
近くのピザチェーン店へ.

OPENの灯りありで,さすがはチェーン店.
ちゃんとやっている.

ホッとしてピザのコンボを頼んだのだが
どうやら今日は厄日だったらしい.

最後の最後で目を疑うようなことがおきた.

それはコンボのセットメニューの
フライドポテトについて.

揚げあがったポテトを
…えっ?紙袋に直接投入!?

マジで?フライドポテト用の袋なり
ボックスじゃなくて,茶色の普通の紙袋?

pizzapizzaってこんなんだっけ?
いや違うでしょ.ポテトを頼んだことは
過去に2,3回しかないけれど,たしか紙袋ってことはなかったぞ.

唖然としつつ,ごく普通に渡されたので
そのまま帰ってきてしまった.

なんだろう.こんな日ってあるんだ.

投稿者 カズ : 23:45 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年7月6日

初体験

引越しが8割方終わった.

車を持っている友達が
手伝ってくれたこともあり
けっこう順調に荷物は運び出せた.

で,問題発生.

どこにしまおう….

引越し前の予想では,余裕でいけるだろう
とタカをくくっていたのだが,どうやら
僕の予想は外れたらしい.

ここにこれをおくと…あぁ.ダメだ.
取り出しにくい.したらば,これをこうして.
という感じで,試行錯誤を繰り返しつつの作業.

衣装ケースを追加で買いに行ったりしていたら
1日があっという間に終わってしまった.

とりあえず持ってきたものの
片付けは終わったが,しかし,元の家には
まだもうちょっとだけ残っている.

置くスペースはあるのだが
そこはアクセスが容易ではないので
なんとか考えないといけないな.

改めて元の部屋の広さを実感したわけだが
その前の部屋はさらに広かった.

なんだかこのままいくと
次もし引越すことがあれば,ウサギ小屋に
なってしまいそうだが,はたしてどうなるのだろうか.

とりあえず引越しを考えているかといえば
そうでもないし,住めば都という言葉もあるし
きっと一週間もすれば,気にならないだろう.

それにしても,一人で住むには十分な広さなのに
狭いと文句を言うようになったとは.

いやはや,贅沢になったものだ.

さて,今回引越しをして
初めて買ったものがある.

今まで持っていたことはあったが
一度も使ったことはなかった.

それは,マウスパッド.

大学と家で別々のマウスを使っているのだが
両方共に光学式のマウス.

大学ではそのまま机の上を
家でも,机の上で動かしていた.

最初の家で使っていたときは
寝転がって使っていたので
机とはいかず,またカーペットだったので
床の上で使うこともできなかったが,
面倒だったので,ダンボールを使っていた.

引越しと同時にダンボールを卒業し
机の上となったのだが,今回の引越しでは
それが悪い方向にでたみたいだ.

新居には机があるので,以前と同様に
机の上に光学式マウスをおいて
使おうとおもったのだが,どうも反応が悪い.

動きがにぶいし,これはストレスがたまっていけない.

机の表面の模様に原因があると思われるが
とにかくなにかする必要があった.

再びダンボールにもどってもよかったが
手ごろなサイズのダンボールがなかったことと
机の上にダンボールでは疲れるだろうということで
生まれて初めてマウスパッドというものを買ってみた.

日本にいたときも,マウスパッドは使っておらず,
パソコンを使い始めて…何年だ?

10年ぐらいになるのかしらん.

ついにそのときがきたようだ.

といっても,どれがいいかさっぱりとわからない.

それほど種類があるわけでもない
マウスパッドコーナーで,どれにしようかと悩んだ.

悩んだ結果,ハンドレスト付きのものに.

ハンドレスト付きのものは2種類あり
10ドルほど値段差があったが,プニプニと
ハンドレスト部分をいじってみるならば
高いほうが気持ちよく,ここは10ドルをケチるべきではないと
高いほうを買ってみた.

まだハンドレストがついててよかった
と思えるほどつかってはいないが,
マウスの動きは格段によくなった.

マウスパッド.

意外と便利なものかもしれない.

投稿者 カズ : 23:25 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年7月5日

セミナー発表の内容

引越しが始まった.

7月中に今住んでいるところをでればいいのだが
下旬はサンプリングなどで家にほとんどいない気がするので
サンプリングが始まる前に終わらせてしまおうと
そんなわけで,今日から引越し.

今日は主に引越し先の掃除.

今までずっとカーペットの部屋に
住んでいたのだが,今回の場所は
フローリング.

雑巾掛けができるのはうれしい.

床や棚を拭き,少々荷物を運んだら
本日の仕事はおしまい.

メインの作業は明日で
車を持っている友達に荷物を
運ぶのを手伝ってもらう予定だ.

とはいえ,歩いて5分かかるかどうかの
距離に引越しなので,大物さえ運んでしまえば
あとは大学帰りにもちょこちょこ寄って
終わらせることも可能だろう.

ウィンザーに来て4回目の引越し.

最初は寮に3週間.

で,部屋を借りることになったのだが
その後は,だいたい徒歩5分圏内への移動となった.

なぜ同じような場所に居続けるのかといえば,
それは地理的条件によるところが大きい.

よくいうのは,デトロイトとウィンザーを結ぶ
Ambassador Bridgeという橋の西側のほうが
治安がよろしくないということ.

もちろん川のこちら側と向こう側ほどとの
治安の差はないけれども,橋の西側に住んでた
友達が2回も泥棒被害にあえば,住む気はなくなる.

そんなわけで,部屋探しをするときは
橋の東側で徒歩15分圏内ぐらいを
条件で探したりするので,
引越ししてもだいたい似たような場所になってしまう.

とはいえ,場所自体は便利なので
似たようなところで十分だ.

食べ物屋さんやバーが近くにあり,
大学も近くにあり,ドラッグストアがあり
普段は使わないけれど小さなスーパーもある.

バス停も近くだし,ウィンザーで
これ以上の環境を望むのも贅沢というものだろう.

とりあえず来週中には引越しを終わらせたい.

頑張るとしよう.

さて,再来週行くサンプリングの行き先は
ドイツ.

もともとは別の場所をメインにドイツはオマケ程度だったのだが
諸事情によって,ドイツのみに変更となった.

1週間のサンプリングの予定なのだが,
サンプリングというものは,期間に関わらず
でかけてしまうとそこで研究が途切れてしまう.

できる限り,中途半端にはしたくないのだが
そこにやることが一つでてきた.

セミナー発表.

夏中にやってしまいたいと考えていたが
測定に夢中になっていたら,すっかり
後回しになってしまった.

今回のセミナー発表は
自分の研究外の論文発表.

研究外といっても,古地磁気から
離れる必要はない.

ないけれど,せっかくだから
古地磁気以外の地球物理をやろうと
地震に関して発表しようと思っていた.

考えていたのは,短期予知に関して.

特に電磁気学的手法を用いた短期予知について
やろうかなと思っていたのだが,
思わぬ問題が発生した.

うちの教授がいい顔をしない.

これサイエンスなの?

…はい.といっても,
実際のところなかなか難しい問題だ.

まだまだ発展途上の分野だと僕は
理解しているのだが,そのために
いろんなところがまだ不明瞭.

例えば,異常が観測されたとして
そのメカニズム.

メカニズムがはっきりしないのは
根本的な問題といえるだろう.

そんなわけで,教授は
やってもいいけどね.
でも,問題がありすぎるし
もうちょっと別のものでもいいんじゃない?
とのアドバイス.

ここで,いや.どうしても僕はこれが
やりたいのです.と強気に出てもいいのだが,
指導教授があまりいい顔をしない状況での
強硬はあまり得策とはいえない.

地震という内容に関しては
いいんじゃない?ということだったので
予知ではなくて,速報のほうに切り替えた.

日本で去年から一般にも提供され始めた
緊急地震速報だ.

ヤフーなどでも時々ニュースになり
今日もニュースになっていた.

それは,速報を聞いたのは1割強
という残念なニュース.

日本にいないので,どれだけ
政府が緊急地震速報の宣伝をしているのか
わからないが,1割強というのは少ない.

数秒でも事前に揺れがくるとわかっていれば
地震による被害は大幅に軽減できるだろう.

宣伝の仕方が悪いのか,そもそも
テレビやラジオなどをつけてなかったという
受信環境の問題なのか.

おそらくどちらともだろうが,
しかし,上にあげたニュース内の
速報を聞いた人の対応を見てみると
恐らく起こるだろうと思われたことが起きている.

様子を見たという人の多いこと.

地震が来るという心構えがあるないとでは
多少違うのかもしれないが,それでも
地震速報が有効に使われているかといえば
そうでもないだろう.

ただ僕も初めて聞いたなら
様子を見そうなところはある.

マジで?と思っているうちに
数十秒経ってしまっているのが落ちだろう.

他にも問題はあるわけだが
しかし,システムとしては優秀なシステムだ.

地球化学を専門にしている人が多いので
セミナーではどんな質問がくるのかよくわからないが
まずはその前に教授が気に入ってくれるかどうか.

こっちに変えましたといったときは
いいんじゃない?といってくれたが
はたしてどうなるかまだわからない.

ある程度,こんなことを発表しますと
まとめないと教授もアドバイスの仕様がないだろう.

ある程度まとめる….

時間がない.
サンプリング前にやるとするならば
時間がなさすぎる.

扱っている緊急地震速報なだけに
時間がわずかしかない.

お後がよろしいようで.

投稿者 カズ : 23:48 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年7月3日

ブラジルプリン風味

今部屋にカレンダーが3つある.

1つは自分で買ったもので
後の2つはもらいもの.

貰い物のほうは,Noviで年末年始に
買い物したときに貰ったものである.

せっかく貰ったからととりあえず
部屋に飾ってあるのだけれども
そもそもそれほど広くもない部屋.

自分が買ったカレンダー1つあれば
こと足りる.

とりあえず冷蔵庫と壁に
貰い物のやつをつけてあるのだが
気付いたら5月のままだった.

めくったところで,この先
それら貰い物のカレンダーを使うかといえば
たぶんそんなことはないだろうけれど
気がついてしまったからにはめくっておく.

店などで貰ったカレンダーというのは
いったいどうすればいいんだろう.

使えばいいのだが,使い先がない場合,
とりあえず壁にくっつけとけばいいのだろうか.

捨てるのもなんとなくもったいないし.

なかなかやっかいな存在な気がしなくもない.

さて,今日の夕方.

甘いものが欲しくなり,外に買い物に出かけた.

といっても,OLみたいと富山時代に
揶揄されたこともあるほどの自分.

机を探せば当然のごとくお菓子がでてくる.

特濃ミルクコーヒーキャンディーに
Sour Gummy Buddiesというすっぱいグミ.
さらには,Laura Secord のチョコレート.

これだけあって何が不満なのだ?と
思う人もいるかもしれないが,
チョコレートが,それも日本のチョコレート菓子が
食べたくなってしまったのだ.

幸いにも,というかダイエットを常日頃心がけている
人間には不幸にもといったのほうが正しいのかもしれないが
中華食材店が大学のそばに1軒ある.

上に書いたコーヒー飴もそこで買ったもの.

歩いて10分程度の距離で
気分転換で歩いていくのも悪くない.

思い立ったが吉日というわけで
さっそくお財布をズボンにねじ込み
行ってきた.

さてなにを買おうかと迷っているさまは
まるで小銭を握り締め駄菓子を吟味する
お子様のようだが,現実には駄菓子なんて存在せず
やや高めの日本製お菓子を目の前に,さてどれにしようと
頭を悩ませるおっちゃんである.

たしか前に来たときは
メルティーキッスが売ってたような気がしたが
さすがに7月となると売っていないか.

ポッキーにしようか.
いや,こっちの大福も気になる.

えっ?ドリアン大福!?

…ないない.なにもみてない.

三時のおやつにそんな不可思議なもの.
あるわけがない.

と思いつつ気がついたら…と話が続くと思ったら
大間違いであり,だれがそんなもの買うか.

一つならまだしも,箱に複数個入っている
ようなものは,外した場合,しんどすぎる.

さらに院生部屋で食べるので,
味はともかく,においの問題というのは
かなり大きいわけで,一時的に部屋を追い出されるならまだしも
その嗅いだことがないが,強烈というドリアン臭さが
自分の机にこびりついた場合,悲惨なんてもんじゃない.

一度食べてみたいとは思うけれど
食べるならば,ひどいことをいうようだが
自分の部屋(自分が関係している部屋)以外で.

というわけで,ドリアン大福は華麗にスルーして
大福かポッキーかで迷っていると
なんだか珍しいものが目に入ってきた.

それはポッキーなのだが,
見たことがない箱.

なんだ?と手に取ってみると
期間限定となっていて,お味は
ブラジルプリン味と書かれている.

ブラジルプリン?なんだそれ?
と思い,箱の裏側を見てみるならば
英語とフランス語の成分表示・原材料表示の
シールがペタリと貼られていてよくわからない.

読めた日本語部分は,
ーティング.
ました.
ください.
この言葉だけ.

これだけでは,ブラジルプリンというものが
なんなのかさっぱりとわからない.

予想できるのはブラジルプリンというなにかを
コーティングして,中略,お楽しみください
となるのだろうということだけ.

再び表の絵柄にもどってみるならば
ブラジルプリン味と書かれた真上に
それらしきものの絵がかかれている.

円形で中心に穴が開いており
まるでシフォンケーキみたいな感じ.

プリンみたいなプヨプヨした感じはせず
輪切りにしたバームクーヘンを横たえた
硬い感じを受けたが,それは絵だからしょうがないかもしれないし
ホントに硬いのかもしれない.

とにかくよくわからない.

が,プリンと名がつく以上,それほど
外すことはあるまいと,買ってきて
さっそくおやつとした.

味は…甘い.カラメルの香りが
プリンらしさを出している気がする.

ただカラメルの香ばしい香りというよりは
さらに甘ったるい香りというか,普通のプリンより
甘い感じがしなくもない.

ただ別にそこに文句があるわけでもなく
へ~とか思いつつ手を伸ばしていたら,
あっという間に一袋なくなってしまった.

なんなんだろう.
ブラジルプリン.

ポッキーというお菓子からそのものを
想像するのは,僕には不可能に近かったので
ググってみた.

ふむふむ.
どうやら,コンデスミルク入りの
プリンのことをいうようだ.
ココナッツミルクをいれることもあるらしい.

なるほどね.いわれてみればコンデスミルクの風味
というか甘さが入っていない気がしなくもない
(たぶんココナッツミルクは入ってないと思う)が
それを確かめるには,もう一袋あける必要があり
それは明日のお楽しみとなるわけだ.

ブラジルプリン.

とりあえず甘そうというのだけはわかった.

いつか本物を食べてみたいものだ.

投稿者 カズ : 23:36 | 食べ物 | コメント (0) | -

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