2010年9月28日
うがい
不覚にも風邪をひいてしまった.
季節の変わり目には必ずといっていいほど
風邪をひいてきていたのだが,去年と今年は
そんなことはなかった.
去年といえば,カミさんが妊娠中.
今年の頭は子どもが生まれたばっかと
気が張っていたためか調子を崩すことはなかったが
今回はさすがにダメ.
気が張っていないわけではないけれど
15度以上の寒暖の差に体がついていかず
また夜泣きの疲れもあってか鼻水が止まらない状況になっている.
さて,風邪の対処といえば
手洗いとうがいを僕はまっさきに思いつく.
豚インフルが流行ったときも
手洗いとうがいはしっかりしていたし
子どものころからそう教えられてきた.
それが普通だと思っていた.
のだが,どうやら世間一般で言うと
普通ではないらしい.
事の発端は,サンプリング中のこと.
その日のサンプリングが終わって
モーテルに帰り,手を洗ってうがいをしていると
教授が,カズってうがいをするの?ときいてきた.
もちろんです.子どものころから
外から帰ってきたら手洗いとうがいをするように
教えられてきました.というと,
へー,俺は子どものころうがいをして
じいちゃんにそれは無作法であるとめちゃくちゃ怒られたものだよ.
といわれた.
えっ?Impoliteなの?
それは知らなかった.というか
今まで目の前でやっていてごめんなさい.と思うも
うがいをしないのは気持ちが悪くてずっと続けていたのだが
思い起こせば,教授がうがいをしているところを見たことがない.
教授というか他の人がうがいしているのも
たった1度を除き,見たことがない.
その1度とは,泡盛を飲んだカナダ人の友達が
えらく酔っ払ってグダグダになりもどして
それからリステリンを使ってうがいをしていた.
まあ,リステリンの説明を読めば
リステリンでうがいをすれば
風邪に伴う喉の痛みの緩和するみたいなことが
かいてあるので,まったく行なわれないわけではないんだろうけれど
少なくとも日常的にやるものではないみたいだ.
で,wikipediaをみてみれば,
どうやらうがいという習慣があるのは
基本的に日本だけらしい.
英語の説明を読んでみれば,プラシーボ効果以上のことはない
見たいなことも書いてある.
が,やはり僕はうがいをしないと落ち着かない.
帰ってきて手を洗いうがいをして
初めて,くつろげる.
うがい.
カルチャーショックもいいところだ.
投稿者 カズ : 21:04 | 雑記 | コメント (0) | -
2010年9月25日
Mom2Mom
ウィンザーの気候がこのところおかしい.
30度近く上がったかと思えば
翌日は17度前後.
最低気温も15度ぐらいだったのが22度ぐらいまであがり
そして9度と一桁に落ちる.
気を抜いた瞬間,体調を崩しそうで怖いのだが
カナダの秋ってこんなんだっただろうか?
トロントのほうでは紅葉が始まっている由.
もう気温がバカみたいに上がることはなさそうで
(カナダの週間天気予報ほどあてにならないものはないが…)
これから順調にウィンザーも秋になっていくだろう.
外に出てお散歩できるのももう少し.
できる限り外に連れて行ってあげたい.
さて,今日は,mom2momというイベントにやってきた.
今回で3回目で,ようするに
フリーマーケットみたいなものだろうか.
恐らくウィンザーだけでなく
各場所ごとにやるんだろうけれど
けっこう人が集まるイベントだ.
具体的にどういうものかといえば
mom2momの名のとおり,いらなくなった服やおもちゃを
別のお母さんに売るというもの.
前回行ったときと似たような顔ぶれがあったので
売るほうはもしかしたら業者に近い人がいるのかもしれないが
とにかく服やおもちゃを安く売る.
あとは,地元でスリングや髪留めなどを
作っている人が宣伝を兼ねて売っていたり
保険屋さんとかそういった人たちもいたりする.
1番最初に行ったときは,いろんな業者のエキスポで
いろいろ試供品がもらえたり楽しかったのだが
どうやらそれは普段の姿ではなく特別なイベント.
2回目以降が通常の姿なのだろう.
入場料は1ドルだったり2ドルだったり.
で,その価値はあるかといえば
早く行けばあると思う.
やはり早く行けばいいものはあるわけで
遅く行けばいいものは売れてしまっている.
例えば10時半開始で,では10時40分ごろにでも行けば
といつものカナダの感覚で行くならばこれが大きな間違い.
10時半にいかないとダメ.
前回は入場制限がかかるほど混んでいたし
カナダ人が本気を出して攻めてくるイベントなのだ.
で,今回は,少々車のトラブルがあって
出遅れたもののけっこういいものが買えた.
本当に欲しかったものは
ほぼ売切れてしまっていて
状態の悪いものがチラホラと目に付いた程度.
安いとはいえ,状態の悪いものは買いたくないし
安全面でも心配だ.
というわけで,今回はそれは
諦めたわけだが,掘り出し物があった.
それが,レゴ.
日本から巨大な赤ちゃんでも遊べるレゴを
持ってきたのだが,それと同種類のレゴが
でていた.
最初は積み木かと思ったのだが
蓋を開けてレゴだと気がついた.
今,家にあるものと同じサイズ.
気になる値段は…2ドル!?
えっ?マジで?とおばちゃんにきいてみれば
2ドルだよとのこと.
2ドルで箱一杯のレゴ.
即決.
他にも,赤ちゃん用のドーム型おもちゃやら
ハロウィンのコスチュームやらパペットやらを購入.
これらは交渉したらまけてくれたので
ラッキーだった.
ドーム型おもちゃにいたっては
まけてくれて,おもちゃも一つつけてくれたしね.
この交渉できるのもいいところの一つじゃないかしらん.
残念ながら赤ちゃんの服はもう腐るほどあって
買っても無駄になってしまいそうな勢いなのだが
それでも中にはかわいいなぁという服がお手ごろな値段であった.
もちろん中には洗ってもちょっと…という服もあるわけだけどね.
大満足で買い物を終え,さっき
カミさんがレゴを洗ってくれた.
明日の朝,子どもはよろこんでくれるだろうか.
楽しみだ.
投稿者 カズ : 21:39 | 雑記 | コメント (0) | -
2010年9月21日
博士論文
しばらくのところ更新が滞っていたのだが
その理由はあげればきりがない.
とりあえず大きな理由の一つが
カミさんと子どもがウィンザーに戻ってきたことがある.
サンプリングで家を空けていた時期があったので
その前後で日本に一時帰国していたのだが
9月上旬に日本に迎えに行き,先週戻ってきたのだ.
そう,日本に迎えに行ってきた.
10日ほど日本ですごし
ウィンザーに帰って来たのが先週の月曜日.
しばらく見ていなかった我が子は
夜泣きが始まっていて,しんどいのなんの.
それでもやることはある.
博士論文の提出.
今週中に出してね.と秘書の人にいわれていたので
それに間に合うように頑張った.
間に合うようにと書いたけれど
これが実際のところ間に合うかどうかで
死活問題となってくる.
つまりお金の問題.
ウィンザーにきてから
学費と生活費は自分持ち.
大学でGAとRAをやって稼いでいる.
GAは学科というか大学が
RAは教授が支払ってくれるわけだけど
在学中ずっと払ってくれるわけでもない.
基本的に卒業が延びれば
そこで打ち切り.援助はなくなる.
例えば僕の先輩は
卒業が1年延び,最後の1年は
GAとRAが打ち切られた.
で,どうしたかといえば
奨学金を取ってきてなんとかやりくりしていたが
その奨学金は返す必要がある奨学金.
独り身ならまだしも
子どもまでいる状態でそれは無理といえるだろう.
というわけで,学科と教授と話した結果
今年いっぱい,つまりこの秋学期までは
GAとRAができるということで,今学期中の
卒業が厳命となっていたのだった.
提出期限は今週中.
そんな中,日本に10日ほど帰るのは
なかなかチャレンジャーなわけで
教授にも提出できなくてもそれはもう自分の責任だよ.
といわれていたが,なんとかした.
本当は日本に帰る前に提出したかったのだが
残念ながらそれは間に合わず.
最後の論文のまとめとそれに伴う今後の課題などが
残ってしまったが,1週間でなんとかなった.
これであとは審査会を待つだけなのだが
その間にやりたいことやらなくてはいけないことは
てんこもり.
とりあえず年内一杯は学生.
そのうちにできることはできるだけやっておきたいものだ.
投稿者 カズ : 21:11 | 留学生活 | コメント (0) | -