2008年8月2日
禁酒
ネットが使えた.
接続はかなり悪いけれど
それでもメールチェックぐらいはできる.
さすがは企業のキャンプといったところだろうか.
なにせ僕が泊まったホワイトホースの宿には
ネットが各部屋になかったのだから.
(もちろんホワイトホースにもネット接続可のホテルはある)
ホワイトホースからセスナで1時間半.
基本,飛行機でしか入れないようなところなのに….
いやはや,すごいものだ.
企業のキャンプに泊まるのは
オーストラリアのセンチュリーがそうだったように
初めてではなく,2回目.
ただ北米では初めてだ.
で,意外というか,むしろ当然というべきなのか
よくわからないけれど,意外な規則があった.
それはオーストラリアではなかったのだが
教授曰く,北米ではごく一般的な規則らしい.
それはなにかというとアルコールの禁止.
センチュリーでは毎朝飲酒検査があったが
それでも夜は,パブでみんなお酒を飲んでいた.
飲酒検問があるだけでも,厳しいんだなと
思ったが,こちらはそれ以上だった.
まあ,会社側がアルコール禁止にするのは
理にかなっているだろう.
二日酔いで仕事にでられては,安全面でも規律面でも
好ましくない.
さらに,お酒が入れば,喧嘩などのいざこざが
起こる可能性が増し,それならば最初から禁止してしまえば
いいお話だ.(ちなみに喧嘩も禁止条項の中に入っている).
もちろんこれらの規律は,そこに滞在する人は従わなくては
ならないわけで,自分たちも例外ではない.
で,納得がいった.
サンプリングにでかけたら
なによりもまず酒屋さんを探し
スコッチを1本手に入れる教授が
ホワイトホースで酒屋さんにでかけなかったのだ.
そこで僕が,サンプリング先でお酒飲みたいんで,
酒屋さんいきませんか?いう風に提案するのも
どんだけ飲兵衛だって話で(もちろん行けば,なにかしら買うけれど),
そんな話はしなかった.
まさか教授が禁酒しているとは思わないし
そもそもホワイトホースではビールを飲んでいたので
そんなわけがないわけで,珍しいなと思っていたのだが
そういう事情があったとは.
勉強になった.
ちなみに教授も初めて北米の企業キャンプに
でかけたときは,それを知らなくて,結局
ホテルにお酒を預かってもらったらしい.
いやそれにしても,サンプリング後の一杯がないとは.
なんともしんどい一週間になりそうだ.
投稿者 カズ : 19:30 | 留学生活