2008年3月31日

歯ブラシ

日本から海外にでて
毎回不思議に思うのは時差.

特にカナダの場合,同じカナダ国内でも
時差があるわけで,もうそれは
なんとも不思議なもんである.

もちろんカナダと日本では
時差があるわけで,オンタリオと
日本ではサマータイムの現在で
13時間の差.

日本が4月1日を迎えても
こっちはまだ3月31日である.

普段はたいした違いが生まれるわけでもないけれど
イベントがあったりする日は,なかなか
面倒くさいことになる.

今日もいつも通りに大学に来て,
お昼ご飯を食べつつ,ネットを徘徊.

…様子が異なる.

???と頭の中に?マークを浮かべつつ
ハッと気が付けば,日本は4月1日か.

いろんなサイトがエイプリルフール仕様に
なったりするわけだけれども,こっちはまだ
3月31日.

なんとも不思議だ.

さて,カナダに来て困ったことの
一つに,歯ブラシがある.

日本で使っていたのは
ヘッドが極小のもの.

たしか歯医者さんで
ヘッドはなるべく小さいもののほうが
いいと聞いて,元来,歯医者が嫌いな僕は
素直にそのアドバイスに従ったというわけだ.

歯医者なんて日本でも行きたくないのに
それがカナダとなれば,よほどのことがない限り
いきたいとは思わない.

ここはやはり極小ヘッドのブラシで
と思ったのだが,カナダではそれがない.

小さいサイズで日本の普通サイズと
同じではなかろうか.

とりあえず普通の歯ブラシのサイズは
でかすぎて,使いたいとも思わない.

小さいものでも,まだ物足りなさを
覚えるほどだ.

というわけで,日本に帰ったときに
極小ヘッドのものを3,4本買ってきたのだが
それももってたかがしれている.

どうしたものかと思いつつ
歯ブラシコーナーをうろついていると
ちょうどいいものが目に入ってきた.

電動歯ブラシ.

100ドルとかする高いやつは
ちょっと購入するには勇気がいるけれど
30ドルぐらいのものなら,それほど
頑張らなくても手は届く.

電動なら手で動かすより小刻みに動くだろうし
やっぱりヘッドは少々大きいが,これで代用が
きくんじゃないだろうか?と30ドルのものを買った.

同じメーカーから3種類か4種類ぐらいの
ヘッドの種類があったけれど,僕が買ったのは
ヘッドが振動しますよ~というもの.

このヘッド.

もちろん取替えが可能で
本体はそのままで,ヘッドを付け替えていけば
ずっと使えるものだ.

で,そろそろブラシが広がってきたので
ドラッグストアにいって,換えブラシを探した.

…ない.

ほかの3種類はあるのに,僕の買った
タイプだけが綺麗にない.

たぶん売り切れているわけではなくて
その換えブラシのスペースすら見当たらない.

どうして.

本体は売っているのに,なぜに
換えブラシは売ってないのだ.

まさか,本体を買えというのか.

しかし,それは大幅な損.

どうしよう.
しばらくしたら,入荷するのだろうか.

とりあえず日本から持ってきた
最後の1本を使うこととした.

これがダメになる前に
換えブラシはでるだろうか.

もしなかったらどうしよう.

付け替えブラシがでているタイプを買うか
それとも,本体を買いなおすか.

いっそのこと,メーカーを変えてみても
いいかもしれない.

歯.

もう歯医者に行かなくてすむなら
できる限りのことはしたい.

…日本で電動歯ブラシ買ってくるか.
換えブラシも大量に買い込んで.

それが一番かもしれないとか
ちょっと思った.

投稿者 カズ : 23:25 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年3月30日

餃子もどき

今日は音楽家の友達のリサイタルがあった.

4月30日ということだったので
明日か.とばかり思っていたのだが
どうやら4月30日は今日だったようだ.

4月30日という日付をきいたとき
なぜだか頭の中で,月曜日かと思い込んでしまったので
あやうく逃すところだった.

別の友達から,今日終わった後,飯食いいく?
という話がきて助かった.

なんで間違えたんだろう.

さっぱりと理由はわからない.

とにかく,無事にそのリサイタルを
ききにいけたのでよかった.

リサイタルそのものも非常によかったし.

さて,今日は日曜日.

日曜日といえば,料理の日.

…なんだかここ最近,雑記が
料理関連のことしか書いてないような
気がしなくもないが,それは気にしたら
負けだということにしておきたい.

で,今日は冷蔵庫の整理を目的とした
料理をした.

冷蔵庫を覗けば,キャベツと
上海皮(シュウマイの皮?)がある.

キャベツに上海皮.

キャベツはどうとでもなるけれど
上海皮の使い道には頭を悩ませる.

前回のピザを作ってもいいのだが
なにせ,1ポンドの上海皮を買ってきた(それしかなかった)わけで
つまるところ50枚ぐらい入っているのではないだろうか.

現在のところ,ピザをつくって,10枚ほど
消費したが,ハムはなくなってしまったし
残り全てをそれで消費させるのはしんどい.

しかもキャベツもなくならない.

やはりここは原点に戻るべきか.

つまり,餃子やシュウマイといったもの.

ニラはなかなか手に入りにくいので
ニラの代わりにネギを使用.

白菜はないけれど,
使ってしまいたいキャベツで代用

…いけそうだな.

思ったら行動なわけで,お店に行って
足りないものを買ってきた.

豚挽き肉にニンニク・ネギ.

家にキャベツがあるので
これで十分だろう.

そんなわけで,調理開始.

まずはキャベツをみじん切りにして
塩でもんで,15分ほど放置.

水をギュッとしぼったら
キャベツの準備は完了だ.

続いて,ネギ.

これは小口切りにして,水をしぼった
キャベツの入っているボールに放りこむ.

さらにニンニクをみじん切りにして
それもボールの中へ.

豚挽き肉もいれて,そこに
ショウガも投入.

そしたら,酒と醤油,ごま油,
サラダ油,塩コショウ,片栗粉を
適当にいれて,よくかき混ぜる.

これで種は完成.

あとは,餃子の形にしていけばいいだけだ.

…あっ,ここで弱点を発見.

僕の持っている皮は,
餃子の皮ではなくて上海皮.

つまり,餃子用の丸ではなくて
四角い形をしているのだ.

どうしよう.巧くとじれない.

不器用世界選手権にでたら
けっこういい線いくことは間違いないぐらいの
不器用さを誇る僕である.

丸くても怪しいのに,四角で
巧くいくわけがない.

どうしたもんか.

が,ここで悩むというのは
時間の無駄というもの.

悩んでうまくいくわけもないし
かといって,もう種はできているので
後戻りもできない.

ここは一つ,簡単な方法を取ることにした.

つまり,四角な皮をいかして
パタパタと折りこんで,小判型のものをつくる.

だいたい,キャベツ・ネギたっぷりで,
白菜・ニラはなし.

皮も餃子の皮ではなくて上海皮という時点で
“餃子”を作る気はないのである.

あくまで餃子らしきものを作れればそれで
満足であって,本来の目的は,キャベツと
上海皮の使用にあるのだ.

というわけで,自分を納得させれば
あとは簡単.

上海皮の上に種をのっけて,
水を使いつつ,折っていけばいいのである.

あぁ,餃子の形にうまくいかない.
というような悩みは,初めからないわけで
それほど複雑な模様を作らずとも
目標は小判型.

ガンガンと種がなくなるまで作っていく.

どれほど作っていただろうか.
記憶にないが,35個作った時点でちょうど種がなくなった.

上海皮はまだ少々残っていたが,
それもあと少し.

ずいぶんと厚かったそれは
だいぶ量を減らし,十分に目標は
達成できたといっていいだろう.

一気に焼くことはできないので
何回かに分けて焼いていった.

熱したフライパンにサラダ油をひいて
餃子もどきをのっけて,キツネ色になるまで焼く.

焼けたら,お湯を加えて弱火に落とし,蒸し焼き.

4,5分焼いたら,蓋(といっても,蓋をもってないので
アルミホイルでカバーしていたわけだけど)をとって
火を中火に戻し,水分を飛ばしつつ,焼く.

このときにごま油をたらして
香り付けとパリパリ感をつける.

いい感じになったら,完成となるわけだ.

お弁当にもっていけるように
下味をけっこうしっかりつけていたのだ
これがなかなかどうしておいしい.

ご飯は進むし,味もなかなか餃子らしさがでてる.

白菜ではなくキャベツを使ってたり
ニラの代わりにネギをたっぷり入れてたりするのだが
特に違和感なく食べられるのである.

小判型でも別に自分が食べる分には
まったくもって問題ないし.

とりあえずいくつか食べたが,
まだお弁当でもっていくとして
3日分はある.

餃子週間が明日から始まっていく.

投稿者 カズ : 23:11 | - | コメント (0) | -

2008年3月28日

ピザ

今日もハム料理.

ナポリタンにしようと思ったが
パスタを茹でるのが面倒だったので
ご飯を使った料理にすることにした.

ハムとご飯.

炒飯か?とちょっと考えたものの
よく考えたら,昨日・一昨日と
炒飯をお弁当にしてもっていっている.

3日連続炒飯はどうかと思うので
ちょっと目先を変える.

…ケチャップ?

ケチャップを使ったご飯の使用法は
チキンライスが真っ先に頭に浮かんでくる.

和の鶏飯(鶏の炊き込みご飯)も好きだけれども
洋のチキンライスもけっこう好きだ.

しかし,あれは鶏の脂の旨みがきいているわけで
ハムの場合,それがないのでは?とも思える.

が,ナポリタンの場合,ハムでもいけるし
パスタがご飯に変わったぐらいで,いきなり
食べられないものに変化することはないだろうと
ケチャップライスを作った.

みじん切りにした玉ねぎと人参,それに
マッシュルームにハムで作ったそれは
けっこうおいしくて成功だったわけだけれども
はたしてなんと呼ぶのだろうか.

チキンライスは,鶏とご飯のケチャップ炒めだ.

これに習うならば,ハムライス.

…なんか違う.
どこからくるかわからないが
僕は少なくても違和感を感じる.

しかし,うまい言い方が思いつかない.

ハム入りケチャップライス.

まあ,こんなところか.

さて,先週の日曜だったか.
いや土曜だったか.

新しい料理に挑戦した.

そもそもの始まりは
金曜日の料理持ち寄り誕生日会.

なにを作ろうかと悩んでいたら
その料理を教えてもらったのだ.

簡単でおいしそうだったので
さっそく試してみてもよかったのだが
自分が作ったことのない料理を
いきなりお披露目するほど腕に自信はない.

が,試してみたい気持ちはある.

ということで,中華食材店に
いったときに,その材料を買ってきたというわけだ.

買ってきたのは
餃子(シュウマイ)の皮.

教えてもらったのは,餃子の皮を使う方法だったが
売っていた餃子の皮より,シュウマイの皮のほうが
見た感じおいしそうだったので,そっちを選んだ.

ちなみに,シュウマイシュウマイといっているが
僕はシュウマイの皮をよくわかっていない.

矛盾しているかもしれないが
それは,僕が買った皮が四角だったことから
シュウマイじゃないの?それ.といわれ
あぁなるほど.餃子は丸かと気が付いたしだいである.

そういえば店に売っていた餃子の皮と書かれたものは
丸かった記憶があるのだが,僕の買ったやつには
漢字で餃子の二文字は付いていなかった.

書かれていた名前は,上海皮.

上海がなんなのか.いや,都市というのはわかるが
はたして料理において上海がなんなのか知る由はないけれど
英語で,Dumpling Wrappers とかかれていていたので
餃子とかシューマイとかその辺に使われるのは間違いないだろう.

してみて,餃子かシューマイかで
大きな違いが生まれるかといえば,
餃子の皮を使って作ったことがないので
断言はできないが,ほとんど差はないと思われる.

つまり,飲茶系の皮ならなんでもいいのではないだろうか.

餃子を作って残った皮でとか,
そんなんで十分であって,僕みたいにもともと
これを作るために買ってくると,大量に残った皮を
どうやって食べきるか頭を悩ませることになる.

と,まだ料理についてふれていなかった.

その教えてもらった料理とは,上に写真であるけれど,
餃子の皮ピザ(面倒なので,以下餃子の皮で統一).

これが,早い安い美味いの三拍子そろった
ものなのである.

準備するものは,餃子の皮と
あとはピザにのせるもの.

僕は,例の900gのハムを切ったものと
玉ねぎを用意した.

あとは,チーズ.

チーズは正直普段食べないので
どれを買っていいのか全くもってわからなかったが
とりあえず,チェダーチーズを買っておいた.

ちょうどスーパーでピザミックスのチーズが
売り切れていたので,イタリアンミックスというけったいな
ものにするか,チェダーにするか,はたまた
モッツァレッラにするか店内をグルグル回りながら
15分ぐらい悩んでしまったのだが,結局
よくわからずなんとなくチェダーを手に取った.

食べた感じ普通だったので
とくに外れを引いたわけではなかったようだ.

閑話休題.

ピザソースがあればそれをつかってもちろんいいわけだけれども
家でピザなんて作ったことがない僕にとって,
わざわざピザソースを買ってくるのは,なんだか敷居が高い.

というわけで,ケチャップで代用.

餃子の皮にケチャップを出して
スプーンでのばす.

のばしていたら,なんだかケチャップだけで
いいのか心配になってきたので,
万能調味料(?)である,マヨネーズの登場.

ケチャップの上に,マヨネーズをだして
それも同様に広げた.

あとは,薄切りにしたハムと玉ねぎを
ちらして,最後にチーズをのっければ
準備完了である.

オーブンにいれて,5分から10分ぐらいだろうか.

こげるのも嫌だったので,それほど高い温度
(300°Fぐらい)にせず,焼いた.

縁がグワッとあがってきて,焼き色がつき
チーズがとろけてきたら,完成.

あとは,アチアチと口に運ぶだけである.

皮がサクサクのパリパリでおいしく
またチーズとハム,玉ねぎがソースと混じって
ピザらしさを演出している.

餃子の皮は小さいので,あまりいろいろ
のせることができないのが残念だけれども
しかし,逆に考えれば,お手軽なオードブル.

好きなものをのせればいいんだし
味も間違いない.

あえていうなら,弱点は
家で作ってどっかに持っていくというのは
なかなか難しいというところだろうか.

重ねて持っていくのはきびしいし
冷めてしまう.

しかし,パーティーの場所で作ることが
できるなら,つまり,オーブンさえあれば
問題なく作れるわけで,それもさほど
大きな問題ではないだろう.

お手軽でおいしい餃子の皮ピザ.

ゼヒともお試しあれ.

投稿者 カズ : 23:41 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年3月27日

ハム

桑田選手が引退を発表した.

巨人といえば,斉藤・
槇原・桑田の三本柱がどうしても
頭に浮かんでくる.

安心してみていられた投手陣の
最後の一人が引退するというのは
なんとも残念だ.

できるならばカナダにいる間に
メジャーで投げる桑田を生で見たかったものだ.

残念だけれども,仕方がない.

お疲れ様でした.

さて,前回に続く話は
ハムのお話.

この一週間というか先週からだっただろうか.

ほとんど毎日ハムを食べている.

食べなかった日は,カレーを作った日ぐらいか.

なぜこんなハム生活を送っているかといえば
それは,一言でいえば,ハムが安かった.
これにつきる.

半額シールのくっついた600gの牛肉を買う一週間前のこと.

スーパーにいくと,ハムが売っていた.

半額シールはついていなかったが
代わりに,セールという文字が棚にみえた.

そう.広告の品.

どれどれと眺めてみるならば
なかなかおいしそうなハム.

ただ量が多い.

900g.

もう1kgといってもいいぐらいの量なわけで,
正直,一人ぐらしの人間が買うものでもないだろう.

しかし,その塊のハムは
非常に魅力的だった.

これを分厚く切って,ハムステーキでも
作ったら,おいしいだろうなぁ.

頭の中は,ハムステーキでいっぱい.

ふと我に返り,値段を見てみる.

4.99ドル.

やすっ!

さすが広告の品だけのことはある.

900gのハムの塊が約500円.

見た感じ美味しそうなハムだし
これを逃したら,後悔する.

気が付けば,カゴに入っていた.

そして,その日からハムの日々が続いたのだ.

一度封を切ったら,冷凍していいのかわからないので
早めに食べることを心がけたわけだけれども
1人暮らしには多すぎた.

3日連続で朝食にハムエッグを食べたり
(その後,もう1度作ったので計4回)
キャベツと一緒に炒めてみたり
新料理(詳細は後日)に挑戦してみたり
といろいろやったが900gの壁はでかい.

と,ここでお気づきの方もいるだろう.

肝心のハムステーキはどうなったのだ
と.

実際のところ,900gのハムを買う動機と
なったそれは,すっかり頭の中からきえて
結局食べたのは,1週間以上経ってからの
火曜日となった.

…まあ,そんなもんだ.

とりあえず,あと少し.

たぶん1食.いや2食分.

まだまだまだハムはある.

投稿者 カズ : 23:08 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年3月25日

ステーキ

日曜日の朝(昼)にカレーを食べた.

夜はイースターディナーに招待されたので
カレー以外のものを食べたわけだけれども
月曜の朝と夜はカレー.

今日の朝もカレー.

あと1食分あり,今日の夜も
カレーといくかと思っていたけれど
なんだか大学からの帰り道
妙に食べる気がなくなってしまった.

口に入れればモグモグと食べるんだろうけれど
やっぱりせっかくならば美味しく食べたい.

というわけで,別のものを食べたわけだけれども
明日の朝はカレーの予定.

…きっといけるはず.

それにしても,昔なら1週間,3食とまでは
いかずとも,1日2食ぐらいならいけたのだが
なんともなまったものだ.

というか,無性にチャーハンが食べたくなってきた.

明日のお弁当は焼きそばでも作ろうかと思っていたが
チャーハンに切り替えだ.

このチャーハン食べたい病.

明日のお昼1食でなんとかおさまるだろうか.
…なんだかまだ続きそうな気がする.

さて,昨日と今日と,お弁当は
ちょっと贅沢だった.

ステーキ.

昨日は,半額で買ってカレーに突っ込んだ
牛肉を切り分けておいたもの.

片面に塩コショウをして,包丁で
パンパンペンと肉をたたいたのち,食べやすい
サイズに切り分ける.

お弁当には箸をもっていっているので
予め切っておかないと,食べにくくなってしまうのだ.

熱したフライパンに放りこんで
お酒を振りかけたら,ちょっと放置.

で,ひっくり返して,また焼く.

お弁当なのでミディアムとか少々怖いが
焼きすぎてしまうのもなんだか残念.

というわけで,いい感じになったら
野菜を入れる.

野菜は玉ねぎとニンニクの芽.

これはオーブンでじっくりと焼いておいたものだ.

オーブンで焼いた玉ねぎは
甘くて美味しいなぁと思っていたので
今回はそんな風にしてみた.

そんなわけで,フライパンにいれたのは
炒めるためではなくて,主に味付けのため.

いい感じにでている肉汁を使わないのは
もったいなさすぎる.

本当はニンニクと醤油でいいんだろうけれど
あいにくニンニクはきらしていたので,
ニンニクが入っている焼肉のタレで代用.

あまりいれると焼肉のタレ一色の味になってしまうので
香り付け程度とあとは醤油も.

ジュージューといわせれば
それで完成.

味はといえば,かなり美味しかった.

肉もそれなりにさしが入っていただけあって
やわらかくジューシー.

味付けも手前味噌だが
ご飯にピッタリのニンニク醤油風味だった.

大満足なステーキ弁当だったわけだが
今日も引き続きステーキとあいまったのだった.

とはいえ,牛肉は使い切ってしまったので
今日は,ハムステーキ.

このハムも安かったのだが
それについては,また明日に続くのであった.

投稿者 カズ : 21:52 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年3月24日

イースターの影響

土曜日,買い物に行ってきた.

金曜,日曜とイースターで
お店が休みだったため,土曜日に
いってきたというわけだ.

なにを食べようかと考えつつ
肉コーナーに差し掛かったとき
半額マークが目に入ってきた.

半額ってことは,よくて翌日
たいてい当日の賞味期限であり
ひどいと過ぎていることもある.

どんなもんだろうと思いつつ
半額シールがくっついているお肉に
目を通せば,なんかいつもと様子が異なる.

牛肉だったのだが,肉の色が
まだいい感じ.

…おかしい.
いつもは賞味期限ギリギリで
色も変わってきてしまっている場合が多いのだが
今回はそんなことがない.

うん?と思いつつ,パッケージをみてみれば
賞味期限,24日までとなっていた.

まあ,今日までなのだが,
お店にいったのは土曜日であって
まだ2日も先にきれるものが,半額ってのは
どう考えてもおかしい.

なにがおきた?と頭をひねってみたわけだが
その謎は,なんとなくとけた.

つまり,今日はEaster Monday.

このお店がEaster Sundayに引き続き
Easter Mondayもお休みとなるならば
もう売るときがないというわけだ.

そんなわけで,2日ほど早いけれど
どうせなら半額で売ってしまおうという魂胆で
休みの中日である土曜日(金曜日もGood Fridayでお休み)に
半額シールが貼られたわけだ.

約600gの牛肉.

けっこうな量だが,しかし
カレーを作ってしまえば,大部分は消費できる.

見た感じ,日本人向けの肉だ.

つまり,カナダ人が好む赤身ではなくて
けっこう脂肪分が入っている部分.

綺麗なさしとまではいわないが
なかなか美味しそうに脂肪が入っているではないか.

もともとカナダ人が好んで食べない部分なので
安いわけだけれども,それがさらに半額になっている.

どんくらいかといえば,半額価格で
100gで50セントほどだ.

賞味期限はまだまだあり,
見た目はさしが入っておいしそうな部位.

600gと量は多いが,
絶対的にお財布にやさしいお値段.

迷う必要がどこにあろうか.

カゴに放りこみ,レジへ.

家に帰りさっそく作ったのは,カレー.

お肉を全て使うのはさすがに多すぎると感じたので
150-200gほどをきりとって,それはお弁当用に,
残りはカレーの具となった.

カレーはジャワカレーの辛口.

具は,牛肉とたっぷりの玉ねぎと人参.
そしてマッシュルーム.

カレーの定番といえば,ここに
ジャガイモが加わるわけだけれども
最近は面倒になっていれない.

傷みやすいともきいたし
それほど僕の中でジャガイモの
重要度ってのは高くなかったりする.

あったらあったでうれしいし
ジャガイモ自体はかなり好きなお芋
だったりするんだけどね.

焦がさないように玉ねぎを炒めて
作ったカレーはかなりおいしい.

お肉もやわらかくて,カレーと
抜群の相性をみせている.

残念なのは,大学にお弁当として
持っていくのが,少々勇気がいるというところか.

院生部屋の自分の席でたいていお弁当を
ひろげるわけだけれども,院生部屋を
カレーの匂いで充満させるというのは
なんとも気が引ける.

というわけで,今日のお昼は
あまりの牛肉を使って別料理を作ってもっていった.

そのお話はまた今度ということで.

投稿者 カズ : 23:07 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年3月23日

イースター・ディナー

今日はイースター.

イースターといえば
クリスマスの次に大きな行事らしく
つまり,家族みんなであつまって
お食事などをするそうだ.

普段は実家に帰省しているという
マグネグループの助教授の人が
今年は帰っている時間がないということで
僕らラボのメンバーをイースター・ディナーに
招待してくれた.

人生で初めてのイースター・ディナー.

なんともワクワクしてくる.

学生5人でその助教授の家へ
みんなで割り勘して買った
花とワインをもって出かけた.

バスで30分ほどの距離.

降りる場所がよくわからないので
バスの運転手さんにここについたらおしえて
といって,あとはぼんやりとのっていた.

16時ごろに到着.

家の見学ツアーに参加して
(こっちではたいていホストの人が
家の中を案内してくれる),リビングルームで
おしゃべり.

18時ごろからイースター・ディナー.

といっても,伝統的な形ではないそうだ.

ハムを食べるのは昨日書いた通りだが
助教授の人はハムが苦手の様子.

そんなわけで,チキン.

つけあわせは,野菜のオーブン焼きと
クスクス.

チキンは,2種類で,コショウなどをお肉の間にいれて
巻き込んだやつと,スパイス系を巻き込んだもの.

せっかくだから小さい切れをそれぞれ1つずつもらってみた.

感想は,やっぱりスパイス系は苦手で
単純にコショウのほうがおいしかった.

前菜には,サツマイモのスープがでてきた.

助教授の人曰く,
サワークリームを落として食べるのが
美味しいらしいが,ちょっとそれは
遠慮してしまった.

なんだかサツマイモとサワークリームという
組み合わせはイメージが悪すぎる.

ジャガイモとサワークリームなら
いいんだけどね.

そのまま頂いたそのサツマイモのスープだが
これがおいしかった.

サツマイモそのものの味はそれほど
前面にでておらず,だけれども,風味はある.

サツマイモはあまり得意な食べ物ではないのだけれども
これはけっこう好きだった.

ちなみに作り方だが
箱から出して温めるだけ.

全くもって料理のヒントになってない
作り方である.

あえていうならば,有機栽培の
サツマイモを使うってところか.

もちろんヒントになってないのは
百も承知だ.

閑話休題.

スープ,メインときたら
締めは,デザート.

チェリータルトなどを頂いた.

その後は,だいたい21時ごろまで
リビングでダラダラと会話.

バスはすでになくなっていたので
助教授に送ってもらって帰ってきたというわけだ.

イースター・ディナー.

僕はなにかイースターだから
特別なもの,Thanksgiving Dayにおける七面鳥
のようなものをイメージしていたが
実際のところそうでもなかった.

もちろんハムなど食べて伝統的なことを
する人もいるのだろうけれど,実際のところ
どれぐらいの人がそれに従ってるかわからない.

ただそれよりも,みんなが集まって
ご飯を食べて,話をしてってほうが
メインではないかと感じた.

なかなか楽しい経験だった.

投稿者 カズ : 22:49 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年3月22日

ツナじゃが

今週末はイースター.

昨日(金曜日)は,Good Friday,
明日(日曜日)は,Easter Sunday
明後日(月曜日)は,Easter Monday
となる.

祝日となっているのは昨日のGood Friday
だけだけれども,たいてい土曜も休みなわけで
金・土・日の3連休となるわけだ.

日本語ならば感謝祭.

キリスト教の人にとっては
かなり重要なものなのだろうけれど
僕にとっては単純なお休み.

上にもリンクを張ったが,感謝祭を英語版のWikipediaでみれば
恐ろしいほどの充実度であって
イースターという存在の大きさがわかる.

イースターといえば
復活を意味する卵,イースターエッグが
有名だ.

あとは,ウサギ.

とりあえず,ウサギをどうにかするのは
困難なわけだけれども,イースターエッグのほうは
やろうと思えばなんとかなる.

とはいえ,装飾を施すのはイースターエッグに限らず
大の苦手なので,卵の形をしたチョコレートを買ってきた.

マーブルチョコの卵版といえばいいだろうか.

なかなかおいしく実はけっこう好きだったりする.

また,日本語のWikipediaによると
“西方教会と東方教会では、伝統的に四旬節および大斎の
期間中禁じられていた肉、乳製品、卵(東方教会では魚肉も)
が復活祭の日に初めて解禁になるため、復活祭の正餐の食卓には
これらの動物性食品が並ぶ。”とのことらしい.

なんという偶然か.

僕の今日の朝食のメニューは,
ハムエッグ.

いつのまにやらイースターを
満喫していたらしい.

さて,昨日は,パーティーがあった.

誕生日会.

今月2人誕生日で来月2人誕生日.

来月は忙しくなるだろうからと
まとめて誕生日会.

もうこの年齢になってくると
別にそれほどテンションがあがるわけでもないが
僕のそのうちの1人に入っていた.

で,その誕生日会.

料理持ち寄り方式だった.

なにを作ろうかと頭を悩ましたのだが
なかなか思いつかない.

みんな日本人学生なので,別に
これはちょっと外国人にはきついかな?
というふうな悩みは起きないのだが,
人それぞれ,いろんな趣味趣向があり
それを全て満たそうとするとほとんど
選択肢がなくなる.

しかも,昨日は,Good Fridayで
軒並みカナダのスーパーはお休みという
悲劇も重なった.

とはいえ,中国食材店はあいていたので
何個か頭にメニューを思い浮かべつつ
そこを訪れる.

…やべぇ.なにもない.

本当は魚の煮付けを作ろうと思っていたのだが
それに適した魚が見当たらない.

いちお冷凍で魚は売っているわけだけど
今まで食べたことがあるかどうかもわからない
魚に手を出すわけにはいかない.

気を落としつつ,家に帰り
あらためて台所を見渡せば
いちお料理はできそう.

ということで,作ったのは
ツナじゃが.

肉じゃがの肉をシーチキンに
変えたものだ.

シーチキン.

こいつがけっこう曲者だ.

カナダで普通に売られているものは
水煮タイプ.

あっさりしていてそっちのほうが
好きという人もいるとは思うが,
僕は油漬けのほうが好きだ.

あっさりしすぎているというか
なんというか.

物足りない.

というわけで,ちょっと今回は奮発.

デトロイトで買ってきた
日本産の油漬けのシーチキンを使用.

やっぱりこっちのほうがおいしい.

まずは鍋にシーチキンの油をいれて
そこにジャガイモ,人参,玉ねぎを放りこみ
炒める.

そして,出汁と醤油,お酒,砂糖
をいれて煮込む.

グツグツとしてきたら,
ツナとみりんをいれて,さらに弱火で
ジャガイモがやわらかくなってくるまで
煮れば,完成.

それほど時間もかからないし
お肉を使ったものとはまた一味違った感じで
これはこれでおいしい.

お世辞も入っているのだろうけれど
けっこう好評だった…と思う.

曰く,主夫の味だそうだ.

ツナじゃが,肉じゃが.

やっぱ日本の味は
ほっとする.

投稿者 カズ : 19:52 | 食べ物 | コメント (2) | -

2008年3月20日

筋トレ

肩こり対策として筋トレをはじめた.

僕のやっている筋トレが肩こりにきくのか
そもそもどれほど肩こりにたいして筋トレが
有効なのかはもちろん知る由もない.

とりあえず筋肉つけたらなんとかなるんじゃない?
という単純な発想からだ.

2日に1回のペースを目標にはじめたそれは
今のところ1回だけ2日開いてしまったが
それ以外は順調にきている.

筋トレをやって気付いたことは
自分の体力のなさ.

と同時に,富山時代に7つほど年上の
先輩の言っていたことが頭に浮かぶ.

30を超えると,今までと同じ量をたべると
それが腹回りにくっついてくる.
というお言葉.

まだその先輩の(当時の)年齢には追いつかないけれど
自分の体をみてみれば,その言葉を強く実感してしまう.

というわけで,今日も筋トレ.

ヒィヒィいいながら筋トレを終え
シャワーを浴びえて,さてとと腰をおろしたら
突然ミロを飲みたくなった.

ここ10年以上飲んだ記憶がないのだが
なぜか飲みたくなったミロ.

その味もなんとなく覚えているし
おそらくその記憶の味はあっているような気がする.

子どものころは大好きだったのだが
いつからか飲まなくなってしまった.

たしかカナダにも売っていたと思うわけで
手に入れようと思えば手に入れることが
できるわけだが,はたしてミロを購入して
…カナダサイズなのかどうかはしらないが,
それを全部飲み終えることができるのだろうか.

そんなに早く傷むことはないだろうから
焦って飲む必要はないと思うのだが,それでも
ある程度は飲まなくてはいけないだろう.

嫌いではなく,むしろ好きな部類に入るので別に苦ではないのだが
普段あまり砂糖が入った飲み物を飲まないため
継続して飲む気はおきない.

缶ジュースで売っていたりすればそれを買えばいいのだが
日本で見た記憶はあっても,カナダでは残念ながらない.

というか,ふとミロを飲みたくなる日が
これからさきどれぐらいあるかも疑問があって
過去の経験からいくならば,この先5,6年は少なくても
ないような気がする.

それとも筋トレをしていたら
ふと飲みたくなる日がまたやってくるのだろうか.

ちなみに肝心の肩こりだが
あまり状態は変化していない.

…まあ,いいか.

投稿者 カズ : 22:05 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年3月18日

靴下

中華料理屋さんにいったとき
他にお客さんがいなかったこともあり
店のおばちゃんとちょっと話をした.

どこ出身なの?
から始まる会話.

日本です.

ええぇぇ.
インドネシアじゃないの!?

違いますよ.日本です.

ほんとに?インドネシアかマレーシアだと
ばかり思ってたよ.

そーなんですか?
韓国人にみえるってのはいわれたことが
あるんですけどね.

いや,それはない.
韓国人はないわ~.
絶対にインドネシアだよ.

そーなんですか.
インドネシア人の知り合いは
そんなにいないんでよくわかんないんですけどね.

と続いていったわけだが
そうか.韓国人ではなくてインドネシア人か.

韓国人の友達にすら
初めて会ったときに韓国人かと思ったよ
といわれたことがあるのだが,そうやら
現状ではインドネシア人らしい.

なるほどなるほど.

年齢によって変わってきたのかしらん.
それとも,髪型とかその他の要素か.

…って,おい.
日本人.僕は日本人.

やっぱり日本人だと思ったよ
といわれる日はいつかくるのだろうか.

さて,今日は試験監視の仕事があった.

試験会場へ行き,問題用紙を配ったりして
その後,不正行為がないか質問がないかを
チェックする.

前のほうでチェックしていたのだが
ふと一番前の座席に座っている人に
なんか違和感を感じた.

うん?とか思っていると,その原因を発見.

靴をはいていない.

靴下だ.

まあ,別にそれはいい.

珍しくないかといえばそうでもないが
靴を脱いでリラックスしてテストを受けたいってのは
わからなくもない.

が,その靴下が色違い.

色違い.

どうなの.それ.

せめてそこはちゃんと
あわせましょうと思ってしまった.

ちなみに,その人.

靴下でいた理由は
試験が終わったときに判明した.

ローラーブレード.

ローラーブレードで大学に来ているようで
それをはいてテストを受けるわけにはいかない
ってことで,ローラーブレードをぬいで
靴下でテストを受けてたというわけだ.

実は,ローラーブレードを持った人は
その人以外にもう1人いたりした.
(やっぱり靴下だった).

ローラーブレードで登校.

やっぱりここはカナダだ.

投稿者 カズ : 23:13 | 留学生活 | コメント (4) | -

2008年3月17日

チンゲン菜

今日はSt.Patrick's Day

簡単に言うならば,緑の日.

緑色の服をきて,緑色のビールを飲んで
アイリッシュの音楽に合わせて楽しく
飲みましょうというわけだ.

とりあえず詳しくは明日.

さて,日本にいたときあまり食べなくて
こっちに来てから食べるようになった
食材はけっこうある.

その中の1つにチンゲン菜がある.

日本にいたときもあれば食べたのだが
べつにそれほど好んでいたわけでもない.

スーパーで買うことはなかったし
中華料理で入っていたら,食べるぐらいのものだった.

ウィンザーに来て急に食べるように
なったかといえばそうでもなくて,
やっぱり中華料理であれば食べたぐらい.

ただ近くの叉焼を売っている店で
叉焼のご飯のせを頼むと,つけあわせで
チンゲン菜がのっていて,それはおいしいなぁ
と思っていた.

あの茹でた感じのチンゲン菜いいなぁ
と思っていたのだが,ようやくその謎がとけた.

それは,壇ふみと阿川佐和子の太ったんでないのッ!?
という本を読んでいたときのこと.

阿川佐和子の項目の1つ,カンタンの極み
というところででてきた.

それは芥藍(かいらん)という中国野菜の
調理法を説明していたところで,引用するならば

芥藍は,沸騰したお湯の中へ,塩ひとつまみ,
ショウガのヘタ,サラダ油大さじ二,三杯を落とし
そこへ菜っ葉を入れて,硬めに茹で,お皿に乗せて
カキ油をタラタラッとかけて食べるとおいしいですよ

とのこと.

別にその芥藍である必要はなくて
青菜系ならばだいたい応用はきき
チンゲン菜もその中の一つだ.

チンゲン菜の場合もやっぱり
硬めがよくて,さっとお湯に通すぐらいで十分.

ショウガは別になくてもよくて
沸騰したお湯に,サラダ油をちょこっといれて
塩を入れて,チンゲン菜を放りこむだけでいい.

オイスターソースもいらなくて
わずかな塩味でどんどんたべれる.

阿川佐和子流にいうならば,
キラキラ油でお化粧したぴかぴか青々野菜が
切りなく食べられる.である.

この食べ方を覚えて以来,
チンゲン菜を買うようになったし
阿川佐和子様々.

茹でるときにサラダ油を足すという
単純にしてなかなか思いつかない方法.

お試しあれ.

投稿者 カズ : 22:48 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年3月13日

ラボあれこれ

木曜はラボの日.

もう3年目だろうか.

問題はほとんど変わっていないので
準備もだいぶ楽になってきているのだが
しかし,今回のやつは毎年少々苦戦しているラボ.

いちお苦しい解釈をしてみたのだが
どうも納得がいかない.

が,考えれば考えるほど
これ地球科学的におかしくね?と
思える問題だ.

これはさすがにダメだろうということで
教授のところにいってきた.

もうこの問題忘れちゃった
といいつつ問題をみる教授.

ちなみに,このラボは
この教授はほとんど問題を作成していない.

使い回しであったり,
専門書からの問題であったりする.

で,今回のラボは
ちゃんとした答えが,つまり
僕自身が作成した答えではなく
オフィシャルな解答が唯一存在するラボである.

閑話休題.
問題を眺める教授.

続いて答えを見る.

う~ん.これおかしい.
ありえない.

と唸るわけだけれども
でもこの解答が間違っているのは…
ともいう.

なんだろう.ということで
悩みつつ,教授が答えをだした.

それは僕がたどり着いたものと
ほぼ一緒で,けっこう苦しい.

さらに学生をかなり混乱させる.

つまり,実際は○○だけど
ここでは××という前提があるから
これはこうなる.という風になるのだ.

ラボの内容はその前提さえなければ
プレートの動きを理解するうえで
けっこういいもんだと思うし,なかなか
面白い内容だと思うんだけどね.

毎年けっこう質問が来る内容だったのだが
今年は1人からしかその部分の質問は来なかった.

これは僕の説明レベルがあがった
というよりは,学生の姿勢にあるんじゃなかろうか.

決してレベルが低いというわけではなくて
なんだか今週は別の授業の中間テストがあったそうで
そっちの勉強が忙しく,今日提出の宿題を持ってきている
学生さんも少なかった.

来週の月曜でいいですか?

ときかれたほどだ.

ちなみに,その答えは,
別にいいけど減点するよ~
だ.

ひでぇというブーイングもきたが
もともと今日提出のもの.

しっかりとやってきて提出している人も
いるわけで,週末をはさむ月曜提出では
あまりにもそれは不公平.

ラボの初日に教授が
1日提出遅れるごとに10%の減点と
明言しているわけだしね.

とはいえ,そこは基本,甘い採点の僕.

中間テストとかあったなら,まあしょうがない.
明日(金曜)中に持ってきたら,減点はやめよう.
ただし月曜になったら減点.ということにしておいた.

それをきいた学生さん.
ちょっと急いでやってくるといって
さっさとラボを離れていってしまったというわけだ.

今回のラボはなかなか面倒なので
恐らく月曜のOffice hourは忙しくなりそうだ.

投稿者 カズ : 23:31 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年3月12日

牛丼

今日のお弁当は手抜き.

NoviのOne World Marketで買ってきた
冷凍の牛丼の具を使って
お手軽牛丼とあいまった.

この牛丼の具.

もちろんというか
当然というかアメリカ産.

ただしメーカーは味の素.

といっても,日本からの輸入ではなくて
現地法人(Ajinomoto USA)だ.

お値段は2.99ドルで
量はけっこうなもの.

余裕で1人前はある.

お湯で温めるか電子レンジでチンするか
というお手軽なのもいい.

院生部屋には電子レンジがあるので
ご飯をタッパに入れてもっていき
軽く温めて,この牛丼の具を上にのせて
再び温めればそれだけでいいのだ.

味も,さすがは味の素.

日本で食べてもまったくもって
文句がないレベルではないだろうか.

味のしみた牛肉と玉ねぎがおいしい.

汁が少々すくない気がするけれども
味付けがやや濃い目なので,問題はない.

値段と味を考えたら3ドルでこれは
かなりうれしい.

カナダで売っていたら,月に3,4回は
食べてしまいそうだ.

味の素USA.

カナダにも進出してきてくれないかなぁ.

いや,いちお味の素の製品はたまに
売ってるのをみたりするけれど
常にあるわけでもなく,また種類が豊富というか
たいていあっても1種類とか2種類ぐらいじゃないだろうか.

あぁぁ.カナダとアメリカ.
その差ははてしなくでかい.

投稿者 カズ : 22:41 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年3月11日

いろんなトラブル

デトロイトに行ったときに
スポンジで餡を包んだお菓子を買った.

餅入りで餡子の種類は2種類という
なんとも素敵なお菓子.

餅入りというところに
ひかれたのはいうまでもないのだが
これがしてやられた.

餅がはいってねええぇぇぇ.

もしかしたら,溶けて
餡と融合しているのか
それとも日本のお菓子にテンションがあがって
餅に気が付かなかったのか.

いろいろと可能性を考えてみたが
どう考えても,どこをどうかじってみても
餅のもの字も見つからない.

いやもしかしてとたまたま僕が食べた
やつがはずれで…とも考えたが
どう考えても,5個中5個(2種類の餡のうち両方とも)
というのはありえないだろう.

これが偶然だとするならば
僕は今すぐにでも宝くじを買うべきだ.

ていうか,なにこれ.
どうしたらいいの.

日本の会社に苦情をいっていいの?

でも,袋と一緒に現品をお送りください.
代品を送料とともにお送りしますとなっているけれど
実際のところ,カナダから送られても困るでしょ.

てか,代品はどうでもいいけれど
もし送料が返ってこなかったら
こちらはえらい出費になるぞ.

泣き寝入りか.泣き寝入りが一番なのか.

いや,おいしかったから
別にそれほど悔しいわけでもないけれど
なんだかショック.

残り3つ.

これに期待をしていいのだろうか.

さて,最近,肩こりがひどい.

ここ最近はよくなったと
油断していたら,再び襲ってきやがった.

日本なら指圧にでも駆け込むのだが
なんだかカナダの指圧は信用できない.

もうなんていうか気分の問題.

針とかも中国人のお店なら
本場中国でいいのかもしれないが
やはり日本がいい.

それも一度やってもらったことがあるお店がベスト.

食ならばいろいろチャレンジするのだが
それが針となった瞬間,保守的に
ガチガチの保守的になる.

やはり身体に何かをするというのは恐怖である.

しかし,ほっておいても治らない
ような気がするので,とりあえず
筋トレをしてみることに.

ネットで適当に探すと,約30分間の筋トレを発見.

さっそくやってみた.

…ムリ.

死んじゃう.死んじゃう.
てか,30分なんてできないから.
こんなの考えたやつバカじゃねーの?

とへたれつつ,できる限りやってみて
朝起きてみれば,立派な筋肉痛.

筋肉痛で痛いし,やっぱり肩こりで痛いし
泥沼への第一歩を踏み出してしまった
気がするのはのせいだろうか.

とはいえ,たった1日で結論を
出すのは間違いというもので,
もう少し続ける予定.

肩こりが治るかわからないが
少なくても筋肉はつくだろう.

まあ,それも悪くはない.

投稿者 カズ : 23:04 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年3月9日

夏時間

昨日,買い物に行ってきた.

買ってこようと思ったのは
鶏肉と人参.

作ろうと思ったのは
シチューだった.

が,家に帰ってきて
ぼんやりとしていたら
だんだんと気分が変わっていく.

シチュー.

なんか違う気がするなぁと
結局,台所にたって作ったのは
鳥の炊き込みご飯.

久々の気がするが
これがおいしい.

干ししいたけを水でもどして
だしと戻した椎茸を両方もちろん使う.

人参とマッシュルームを入れて
煮立ってきたら,鶏肉をいれ,
醤油,味醂,酒,塩,砂糖で
味つけして,しばらく煮る.

あとは研いでおいたご飯に
いれて,炊けば完成.

モモ肉の場合,骨付きしか
売っていないので,ちょっと面倒なのだが
労力に見合った美味しさは十分にえられた.

3合炊いたのでたっぷり
楽しむとしよう.

さて,今日からDaylight Saving Time
が始まった.

なにかといえば,いわゆる
サマータイムのこと.

去年からだっただろうか.
あまり記憶にないのだが
1ヶ月ほど早くなった.

春が近づいてきたとはいえ
昨日,一昨日と雪が降ってたし
今日も氷点下の気温.

なにがサマータイムだ
と悪態をつきたいぐらいだ.

さらには,時計の針を
1時間進めるわけで,
僕はいつのまにか1時間を失ったことになる.

この1時間はそのまま
自分の睡眠時間に影響を及ぼしてくるため
かなりまずい.

朝の貴重な5分が…というレベルではなく
1時間が不可抗力にすっとんでいくのだ.

あぁ,おそろしや.

時計を変えるという面倒くささも
あるしね.

それほど時計を持っているわけでもないが
とりあえず家中の時計を1時間進ませないと
えらいことになる.

面倒なぁと思いつつ,さらに
面倒なのは,アメリカの州でもあるらしいが
カナダでも一部の州,場所は
サマータイムをとりいれていないという現状.

例えば,サスカチュワン(の大部分)

もう州ごとにではなくて
国全体がサマータイムになれば
混乱もしなくなるんだろうけれど
たぶんそんなことはないだろうなぁ.

まあ,サスカッチュワンにお世話になることは
いまのところないので,実際に自分の生活に
それが影響するかといえばそうでもないのだが.

もちろんサマータイムには
良い面もあって,例えば,交通事故とか
犯罪の軽減に繋がるだろう.

今日,17時半ごろ外を歩いていたが
外はまだまだ明るかった.

これは当然で,昨日なら16時半に
あたる時間なわけで,1時間日が伸びたことになる.

暗くなるのが遅ければ,
事故も減るだろうし,また明るいほうが
軽犯罪などが起きにくいだろう.

エネルギー関係の影響は
よくわからない.

探せばきっちりとした統計データが
あるのかもしれないが,それを調べるのは
面倒すぎる.

特に去年から1ヶ月早めたことによる影響ってのは
そろそろまとめられているはずなので
それが全体としてどれぐらいの影響を与えているのか.

天候が変化すればエネルギー使用量とかも
変わるのだろうけれど,それらのファクターを取り除いた
場合において,統計学的に優位な差がでているのか気になる.

まあ,去年1年のデータでは
そこまで詳しく議論できるのかはしらないけれどね.

サマータイム.

なんだかんだでやっぱりよくわからない.

もういっそう1年中,サマータイムでも
生活になんか支障がでてくるのかしらん
とも思う.

けったいな存在だ.

投稿者 カズ : 20:20 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年3月8日

シンプル

昨日というか一昨日は
けっこうぼけていたのだが
それは昨日書いたこと.

お米を研いで水を入れ忘れるという
生涯ではじめての失敗を犯した.

どうやら一昨日の夜は
けっこう疲れていた…ということに
したいのだが,実は昨日の朝も
ちょっとやってしまっている.

水が入っていない炊飯器を目にし
しょうがないので,水を入れて
ご飯を炊いた.

朝ごはんを食べて,後片付けをし
その後やることは,歯を磨いたり
といった朝の支度だ.

いつもどおりの手馴れた作業.

ヒゲをそって,電気カミソリを洗って
アフターシェイブローションを手に取る.

手に取る.

なにかおかしい.

目を凝らすまでもなく,手に握られていたのは
整髪料のジェルだった.

…いや.まだギリギリセーフ.

顔に塗る前というか,その前の段階で
気付いたのだから.

なんか持った感じがおかしい
そこで気が付くというのは重要であって
こんくらいよく…はないけど,たまにあること.

少なくても生まれて初めてという
わけではなかったので,それほど大きな
ショックはなかった.

まあ,もちろん間違えたのは事実であって
凹んだけれど.

さて,最近というかカナダに来て
食べたいなぁと時々無性に思うものがあった.

日本ではごく一般的で,カナダだろうが
作ろうと思えば,どこの国でもたいていは
作れるはずのもの.

が,作ってもそれを食べることができるか
どうかというのは別問題であって
正直,日本でも100%大丈夫かといえばそうでもないだろう.

シンプルにして奥深き
その料理の名前は
卵かけご飯.

好き嫌いはともかく
多くの日本人が一度は口に
いれたことがある料理ではないだろうか.

実家でもそれほど頻繁ではないが
時々食べた.

タレは醤油の一択.

トッピングはなし.

これが僕の基本.

旅館などででてくる場合は
小鉢に卵を割りいれて,かき混ぜてから
ご飯にかける形式をとるけれど
普段は,ご飯に穴を開け,そこに卵を割りいれ
醤油をかけてかき混ぜるという方式をとる.

ちなみに小鉢にいれるときも
醤油はご飯に卵をかけてからかけることがおおい.

もちろん醤油は目分量.
テキトーが一番美味しい.

おそらく人それぞれ,
卵かけご飯の食べ方というのが
あると思うわけで,それは
Wikipedia卵かけご飯の充実振りに
現れているといっても過言ではない.

この卵かけご飯にかける情熱というのは
おそらく外国人には理解できないものだろう.

そもそも生卵を食する時点で
顔をしかめると思う.

生卵は,サルモネラ菌による
食中毒のリスクが伴っていて
これが恐ろしいところである.

生で食べることを想定していない
日本国外では,基本的に
卵かけご飯を食べることは避けたほうが
いいだろうし,事実さけてきた.

が,食べたい.

無性に食べたくなるのが
卵かけご飯だ.

冷蔵庫に卵は入っている.

しかも,オメガ3が含まれている
ちょっと高級な卵だったりする.

これで卵かけご飯を食いてーなぁ
と思うわけだが,なかなか一歩が踏み出せない.

どうしたもんかと思っていたら
一つ閃いた.

よく考えたら,けっこうカナダでは
半熟卵を食べている.

目玉焼きもガチガチになるまで焼くことが
多いかといえばそうでもなく,むしろ
けっこう黄身はとろとろ.

それにこんがり焼いたトーストを
つけて食べるのである.

しかし,半熟の玉子焼きを
ご飯の上にのせるのはやっぱりちょっと違う.

いや,それはそれで美味しいのだが
ちょっと違う.

ってことは,半熟卵か.

…実のところをいうと,半熟卵というのは
けっこう苦手だったりする.

食べるのはすきなのだが,
作るのは苦手.

なにせ殻に包まれたそれを
目で確かめることはできないし
実際にどれぐらいの状況かよくわからない.

固ゆでのむせる感じが大嫌いなので
半熟を目指すのだが,たいてい途中で
心配になってしまい,結局半熟までも
いってない状況がけっこう覆い.

ここでさらに失敗を重ねて
完璧な半熟卵を作れるようになって
それをご飯の上へ.というような根性が
あればいいのだが,残念ながら僕は
そんなものは持ち合わせてない.

その技術を身につける前に
楽にそれをなんとかクリアできないか
と考える人間だ.

なんかないかしらん.と頭をめぐらせて見れば
一つ,思い出した卵料理がある.

ポーチドエッグ.

簡単にして最高.

カナダで2回ほど,オーストラリアで
何回だろう.自分で作ったりもしていたので
けっこう食べたこの料理.

ゆで卵より短時間でかつ
中身がみえるという安心感.

出来上がりは半熟で
ご飯の上にのせれば,卵かけご飯
っぽいものが食べられるはずだ.

そもそもポーチドエッグは僕の経験では
マフィンの上にのせて食べる(Eggs Benedict)ことが多く
つまり,ここではマフィンをご飯に変えた状態.

ポーチドエッグの食べ方としても
それほど間違っていないと断言してしまっても
いいのではないだろうか.

作り方は簡単で,
お湯を沸かし,塩とお酢をいれる.

お酢は白身が拡散するのを防ぐ役割があるそうだ.

別に味付けをするわけでもないので
少量で十分.

卵を静かに落としたら,気合をいれて
箸を動かして,白身が黄身の周りにくるようにする.

白身が固まってきたら,取り出して
本来は布巾で水気をとるようなのだが
そんなものは面倒なので,ご飯の上へ.

お醤油をかけて,グチャグチャと
かき混ぜれば,完成である.

これがうまい.

もともと醤油と黄身の交じり合った
味が好きなので,箸が止まらないのである.

ポーチドエッグもかなりありだなと
思ったのだが,やっぱりこれも
新鮮な卵は必須だろう.

まあ,日本でもサルモネラ菌の
可能性はあるわけだし,もし
当たったら運が悪かったと諦めるしかないか.

ポーチドエッグ.

日本にお住まいの方も
ぜひともトライしてもらいたい.

投稿者 カズ : 22:36 | 食べ物 | コメント (0) | -

2008年3月7日

ヤカン

ほぼ毎朝やっていること.

それはご飯を炊くことだ.

前日の夜にお米を研いでおいて
朝起きたら,スイッチをいれる.

毎朝研いでもいいのだが
お米を水につけておく時間が
もどかしく,前日に用意しておくのだ.

だいたい寝ぼけていても
フラフラと炊飯器のところに
歩いていき,コンセントを突っ込んで
炊飯モードに.

ちなみに,コンセントは通常は抜いてあったりする.

というのも,安物の単純な炊飯器のため
保温か炊飯モードしかなく,
電源のオンオフはない.

そのために使わないときは
コンセントを抜いておく必要があるのだ.

閑話休題.

今朝ももう何度繰り返したかわからない
ことの繰り返し.

起きて,炊飯器のところへ行き
コンセントを….

あれ?

なんかおかしい.

いつもしてあるはずの蓋が
あいている.

うん?と思いながら
炊飯器の中を覗いてみるならば
そこにはお米.

昨晩,研いでおいた
お米が入っている.

が,水が入ってない.

なんで水をいれるのを忘れたんだろう.
こんなの生まれて初めてだ.

お米を研いで,水をいれて
蓋をする.

飽きるほど繰り返してきた作業.

なぜ昨日,水を入れ忘れたのか
さっぱりとわからない.

あぁ.困ったもんだ.

さて,話は戻ってお茶.

普段,お茶を飲むときに
急須ではなくお茶パックを使うのは
前回書いたとおり.

お茶葉があって,お茶パックがあって
これでお茶を飲むのが十分かといえばそうでもない.

肝心なもの.お湯がぬけている.

お湯なんてものは
水を沸かせばいいだけなので
簡単に手に入るのだが,
お湯を沸かす手段が問題だ.

単純に考えれば,ヤカンだろうか.

ヤカン.

実家にはもちろんあるわけだけれども
富山の1人暮らし時代から僕はヤカンをもっていなかった.

その代わりに持っていたのが
電気ポット.

再加熱もできて便利だったのだが
使ったのは最初の数ヶ月…も使っただろうか.

1ヶ月ぐらいだったかもしれない.

まず定期的なクエン酸洗浄が面倒だったし
さらに,日常でそれほどお湯を使わなかったので
保温しているだけムダ.

使うときだけ,水入れて沸騰させても
いいのだが,なんだかわざわざ水を入れて
セットして,残ったのを捨てて
という一連の作業がばかばかしくなってきた.

そんなわけで,電気ポットは
とりあえずテーブルに上にあるものの
使うことなく,放置されていた.

で,代わりに使ったのが鍋だった.

ヤカンを買ってもよかったが
べつに片手鍋で湯を沸かせばこと足りることに
気がつき,ずっとそれで代用していた.

それは,ウィンザーでの生活でも変わっていない.

お湯が必要になったら,
片手鍋でわかす.

たいていそれで十分だ.

が,富山時代と現在で異なる状況が一つある.

それは,鍋の数だ.

富山時代は片手鍋だけで
サイズが異なるものを3つほど持っていたが
現在は,フライパン一つに片手鍋一つ.
あとは小さな土鍋が一つだけだ.

ここで問題がおきてきて,それは
例えば,カレーを作った場合.

片手鍋を占領している間
湯を沸かす手段がなくなる.

パスタならフライパンでゆでてもいいのだが
お茶を飲むためのお湯となると
あまりフライパンは向かない.

小さな土鍋も,僕の注ぎ方が悪いのかわからないが
以前に,コップにいれようとしたら,ジャバジャバこぼれ
大損害を受けたので,それっきりお湯を沸かすという
目的以外では使うことはない.

ではどうするかといえば,ひたすらガマン.

カレーなどをタッパに移せるような
量になるまで,お湯はガマンとなる.

これがやっぱりなにかと不便で
なにかほしいなぁと最近はよく思うようになってきた.

電気ポットかもう一つ,片手鍋か.

電気ポットは掃除が面倒というか
そもそもクエン酸洗浄とかついているのかもわからないので
悩みどころだ.

水入れてセットしてほっとけばいい
ってのは,楽なんだけどね.

お湯を沸かす手段.

そろそろマジメに考えてみようかしらん.

投稿者 カズ : 23:05 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年3月5日

お茶パック

昨日夜,心配したとおり
今日の朝はけっこう雪が積もっていた.

なにせベースメントの入り口のドアを
あけようとしたら,ちょっと雪が
邪魔をしたくらいだ.

まあ,そんなに高いところに
位置しているわけでもないのでしょうがないと
いえばしょうがないのだが,ちょっと焦った.

もし開かなかったらどうしてたんだろう.

大学休んでもよかったのかしらん.

さて,今年になってよく飲んでいるものがある.

緑茶.

もともと大学ではよく緑茶を
買っていたのだが,それは正直
たいしておいしくもない代物.

たいていジャスミンが入っていたりして
緑茶100%ではなかったし,味も香りも
慣れ親しんだ静岡のお茶に比べれば
物足りなかった.

忘れていた静岡の味.

わざわざ送ってもらったお茶を
飲んだときの幸せは言葉では
あらわせないほどだ.

香りが味が懐かしき故郷を
思い起こさせてくれる.

やっぱり緑茶はいいもんだ.

大感謝.

で,その緑茶だが
僕は急須をもっていない.

そもそも富山で一人暮らしを
始めたころから,急須なんぞもっていなかった.

いや,もしかしたら富山時代は
もっていたかもしれないが,ほとんど使うことはなかった.

理由は単純で,洗うのが面倒.

複雑怪奇な構造をもつ急須から
綺麗に茶渋を落とすなんて
どこぞの手品師の協力が必要,
もしくは,ベテラン主婦にでも頼まなければ
ならないわけで,そもそも
そこまでしてお茶をいれる必要もなかった.

自販機にいけば,お茶が買えるのである.

が,カナダではそうはいかない.

自販機なんてそもそも滅多にないし,
そこに緑茶がある可能性は
限りなくゼロに近い.

ただ急須は売っているし,他にも
お茶をいれるようなものはあるのだが
洗うのを考えると躊躇してしまう.

ではどうやってお茶を飲んでいるかといえば
世の中には僕のような面倒ぐさりが多いようで
ちゃんと便利なものがある.

お茶パック.

これだ.

これにお茶葉をサラサラサラといれて
コップに放りこみ,お湯をそそげば
あら簡単.それだけでおいしい緑茶の出来上がりとなる.

お茶パック自体は腐るものでもないし
また重いものでもないので,日本に帰ったときに
けっこう買ってきてあって,当分,お茶を
飲むのは困らないぐらいある.

急須を使うことはないので
茶渋と格闘する手間は一気にへるし
…それでも,コップと茶渋の対決は残っているが,
片付けもお茶パックをそのままゴミ箱に
入れるだけですむので簡単この上ない.

お茶葉も少量で十分だし
このお茶パックを開発した人は
ノーベル賞を受賞するべきだと思う.

コタツと互角,いやカナダにコタツはないから
それ以上の発明だな.

お茶パック.

あるとちょっと便利なものの
一つだと思う.

投稿者 カズ : 23:28 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年3月4日

朝,家をでるときは
まだ雪はなかった.

ここ2,3日暖かく
また雨も降ったことから
だいぶ雪はとけていた.

とはいえ,昨晩から少々冷え込んだので
地面がツルツルになっていたれど.

転ぶところまではいかないものの
何度か滑りつつ大学にいった.

何時ごろだろうか.
気が付けば,雪が振り出していた.

まだ雪が降るかぁと思いつつ
作業をしていたのだが,今回は
一味違っていた.

帰宅の時間.
だいたい22時ちょっと前.

校舎のドアをあけると
そこは白銀の世界だった.

…やべぇ.

どれぐらいの時間,積もっていたかしらないが
除雪されていない雪の中を進む羽目に.

しかも視界が悪すぎる.

たっぷり水気を含んだ重たい雪ではなくて
サラサラの雪だったのだが,それが強い風に
よって暴れ狂い,視界を奪う.

そして,体温もうばう.

気温自体はそれほど低くなく-4度ぐらい.
ただ風が強く体感気温は-13度.

いや,実際のところもっと寒く感じた.

てか,久々に歩いていて,頭痛がしてきた.

顔全体に雪が降り注ぎ,冷たい風が
そこに追い討ちをかける.

まるで冷凍庫に頭を突っ込んで
歩いているかのごとく冷える冷える.

頭を下げて歩こうとすれば
眼鏡の上部の隙間から水が入ってきて
それが目に入り,涙目.

散々だ.

ちなみに,やっぱりというか当然というか
この地域一帯に警報がでている.

一つは,Winter storm warning
もう一つは,Snowfall warning

詳しい内容を読む気力は全くないのだが
とりあえず明日の朝にかけて,大荒れになりそうだから
気をつけてとのことだろう.

これが今季最後の雪だったらいいのに….

投稿者 カズ : 23:28 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年3月3日

3月3日

長かった論文作業の終わりが
ようやく見えてきた.

といっても,実際のところは
投稿してからがホントの戦いみたいな
ところもあるのだが,それでも
投稿できるところまでもってこれたのは
素直にうれしい.

これでようやく別の作業に
とりかかれるといったもんだ.

さて,今日は3月3日.

ひな祭り.

とはいえ,カナダにひな祭りがあるわけでもないし
女の子のお祭りにたいして,それほどひな祭りだぁと
テンションがあがるわけでもない.

むしろ耳の日とでもいって,
パンの耳でもかじっていたほうが
よっぽど3月3日らしいかもしれない.

パンの耳といえば,カナダで
パンの耳をみたことがない.

…なんだかおかしな日本語だ.

パンには耳がくっついていて
それは日本だろうがカナダだろうが
変わりはない.

見かけないのは,袋詰めにされた
パンの耳だけの存在.

日本のパン屋さんだと
無料だったり格安で売っていたり
するところもある.

子どものころ,母親が時々かってきて
それを油であげ,砂糖をふりかけて
おやつとしてだしてきたこともあった.

サクサクでなかなかおいしい.

そんなパンの耳がカナダで見かけない理由は
ふと考えてみれば,至極単純.

つまり,サンドイッチを作るときに
耳を落とさないのである.

食パンに具材を挟む.

基本はそれだけ.

自分で作るときは面倒なのでパンの耳を
切り落とすことはないのだが,べつに
店で売っているものも,落とされていることはない.

オードブルででてくるようなサンドイッチは
たしか耳がついてなかったと思うわけだけど
日常で食べるようなものは,耳付きが普通のはずだ.

というわけで,パンの耳好きの人にとっては
少々もどかしい環境なのかもしれない.

…ひな祭りからだいぶ話がそれてしまった.

姉がいるので,実家にはお雛様がある.

何段飾りか記憶にないが
とりあえず何段かにはなっていた
記憶はある.

だが,僕らが成長するにつれ
だんだんと飾るスペースもなくなっていき
いつしかお内裏様とお雛様だけが
飾られるようになっていった.

ちなみに,お内裏様が腰にさしている
剣は,曲がっていたりする.

原因はいわずもがな僕だろう.

お雛様自体にはたいして興味がなくても
その腰にある剣には興味を示すのは
男子とて当然といえば当然.

隠れて遊んで,曲げてしまった
とくるのもこれまた必然といえるだろう.

そんなお雛様.

姉貴が結婚して家を出て行った
今年も飾られているのだろうか.

…あれっていつまで飾るものなんだろう.

3月3日を過ぎても片付けないと
婚期が遅れるという迷信があるが
結婚してしまえば関係ないしなぁ.

でも,そんな迷信があるってことは
結婚するまでなんだろうか.

よくわからないが,飾られなくなるのは
なんとなく寂しい感じがする.

いつまでもちょっと曲がった剣を腰にさした
お内裏様とお雛様がいてほしいもんだ.

投稿者 カズ : 23:06 | 雑記 | コメント (0) | -

2008年3月2日

石狩鍋

最近,ちょっと暖かくなってきた気がする.

ほとんど気温が二桁行く日はなく
まだまだ氷点下の日々が続くのだが
なんとなく冬の終わりを感じる.

空気が変わってきたというか
たまに3,4度の気温のとき
外の空気をすうと,そんな感じがする.

あぁ.いいもんだ.

さて,一昨日の鍋.

そもそも鍋をやろうという
話がでたのは,アメリカに遊びに行ったときだった.

豊富な日本食材を目の前に
鍋をやりたいね~となった.

問題は,なにを作るかというところ.

鶏肉以外の肉を食べない人が
いるので,すき焼きなどは却下.

とりあえず魚介類はみんないけるので
それでいくことに.

年末に引き続き,あんこう鍋
も考えたが,考えている間に
あんこうが売切れてしまった.

肝はまだ残っていたが
肝だけというのも寂しい.

海鮮でなににしようと考えつつ
しかし,1週間後となると保存のきくものが
いいということもある.

となると,ここで買えるものはかって
あとはカナダでそろえるものとなる.

その答えは,鮭.

鮭ならカナダでも手に入るし
鍋の具としては申し分ない.

して,鮭の鍋とくれば
なんだろう.

酒かすかとも思ったが
酒かすが見当たらない.

店員さんにきくも
…こういうときに日本語が通じるのは便利だ.
なにせ酒かすなんて英語はしらないし,
ちょっと切らしていますとの返事.

しかし,酒かすがなくとも
鮭の鍋はいける.

味噌をつかって,石狩鍋.

これも間違いがない.

味噌スープのもとを買うかどうか.
だれが保存しておくか.会計はどうするか.
で悩みつつ,とりあえず個人の買い物が終わった後
別に鍋に必要なものを買うかという結論になったのだが
個人の買い物が終わった時点で,お店閉店.

結局,鍋用のものは
まったくもって買えなかった.

が,石狩鍋なら
カナダでも具材はそろえることができる.

味噌はあるし,出汁も
だれかしらもっている.

僕が昆布出しのもとを
別の人がほんだしを提供して
完璧.

白菜やこんにゃく,人参,ジャガイモ
といったものは,買えるし
鮭もいける.

…と思ったら,鮭で躓いた.

普段は生鮭や冷凍物を売っている
店に行った友達から,見つからないと
連絡がきた.

えぇ.鮭がない石狩鍋は
なんとも寂しい.

どっか別の店に…と思っていると
再び連絡がはいり,なんかあった
とのこと.

冷凍で鮭が一本みつかった.

内臓や頭はとられている状態.

ただ値段がおかしい.
どうしよう.とのことだった.

値段がおかしい.

それはどんな状況なのだろうか.

馬鹿みたいに高いのか安いのか.

今回は後者だった.

1本の鮭.

…正確には,pink salmon
つまり,カラフトマスで鮭ではなかったのだが
とにかく1本のマスでいくらかといえば,

2ドル.

明らかにおかしな値段.

店員が付け間違えたか
はたまた冷凍なので,もう何ヶ月も
売れずに残っていたものなのか,よくわからないが
とにかく一本のマスが2ドルという破格のお値段.

あやしすぎる.

日本で冷凍のマスが一本
200円だったら,買うことはないだろう.

絶対になにかある.と思って
少なくても僕は手に取ることはない.

が,他に魚もないことだしと
買出し組みは手に取った.

はたして会計を済ませてみるならば
それはやっぱり2ドルで買えたそうだ.

メインとなる魚が2ドル.

6人で一匹は十分な量なのだが
やっぱり不安は残る.

結局のところ,買出しにいった張本人が
毒見となった.

その結果,うまいというか普通に食べる
とのことだったので,石狩鍋(もどき)は完成した.

もどきとつけたのは
鮭ではなくてマスだから.

深い理由はない.

結論からいえば,その石狩鍋もどきは
非常に美味しかった.

魚は普通に食べれたし
なにより他の野菜たちがおいしかった.

カナダにある材料で鍋が
できるってのはうれしい.

それにやはり一人鍋ではできない
たくさんの具材を使ったおいしさというのが
あるのが素敵なところだ.

石狩鍋.

次はちゃんとした鮭を使って
やってみたい.

投稿者 カズ : 23:13 | 留学生活 | コメント (0) | -

2008年3月1日

白菜と豚バラの重ね煮

今の家に引越してきて
楽になったのは,洗濯.

地上の人とシェアしているので
いつでも好きなときとまではいかないが
たいてい使いたいときに洗濯機を使える.

洗濯機はベースメントにないので
地上にいかないといけないが
それでも,コインランドリーまで
わざわざ行かないで済むというのは
非常に大きい.

別にコインランドリーも遠かったわけではないが
それでも,家にあるかそうでないかの
違いは十分になる.

そんな洗濯なわけだが
なんか癖が抜けなくて
結局1週間に1回というペースに
なっている.

量によっては2回まわすこともあるが
それは続けてやってしまうし,
コインランドリー時代から続く
週一ペース.

別に洗濯が嫌いというわけではないんだけどね.

富山時代は乾燥機がなく
また干すことのできるスペースも限られていたので
1,2日に1回,つまりほぼ毎日洗濯をしていたりした.

なんとなく溜めるのが嫌いというか
やはり干す場所そして大量の洗濯物を
畳む面倒くささを考えると,毎日少しずつ
やったほうがマシというわけだ.

が,ウィンザーではそうはいかない.

最初の数週間過ごした寮にしかり
その後,約3年お世話になった家にしかり
コインランドリーだった.

つまり,金がかかる.

富山時代も水代がバカにならなかったのでは?
と疑問を持つ方もいるだろうが,そこは大丈夫.

アパートで共同の洗濯機だったため
共益費に全て含まれていた.

ドアの目の前に洗濯機があったため
ほぼ毎日使えたという次第だ.

そんな使い放題の状況から
一変したカナダ.

毎日コインランドリーに
行く時間もなければ,お金もない.

洗濯機も乾燥機も大きいし
一週間分ぐらいなら余裕でいける.

というわけで,ウィンザーに来てからは
1週間に一回となってしまったわけだ.

現在では新しい家で
コインランドリーに行く必要もなく
もちろん洗濯機・乾燥機の使用に
お金がかかるわけでもないのだが
なにせ時間を考えるとやる気が起きない.

というか,そもそも
平日に洗濯をしよう.という気が
まったくもってなくなってしまった.

やっぱり洗濯・乾燥で
1時間半ぐらいかかるのが
ネックだな.

洗濯して外に干しておくなら
実質,洗濯の30分ぐらいで済む.

乾燥機の中に放りこんで
大学に行ってもいいのだが,
それでは他の人に迷惑だ.

カナダ生活.

このまま周一洗濯生活が
続きそうだ.

さて,昨日は友達の家で鍋をやった.

6人で突いたのだが
けっこうな量.

鍋も余ったが,使わない材料も
でてきてしまった.

そこで,参加した人が
それぞれ持って帰ることに.

僕は,白菜半分を貰ってかえった.

さてさて,白菜.

どうやって食べようかしらん.

と考えていたのだが
なかなか思いつかない.

白菜自体はけっこう好きな野菜で
鍋物には必須.

さらには,漬物にしてもおいしいし
八宝菜みたいな感じで,炒めても
おいしい.

半分に切った白菜なので
あまり放置はしておきたくないし
料理をするならば,週末を利用して
一気に使い切ってしまいたいところ.

鍋続きになるのもどうかと
思ったが,結局煮てしまうことにした.

煮る.

ここまでは決定した.

では,具体的にどうするかという
問題が次にやってくる.

クリームシチューっぽくするか
ポトフっぽくするか.

とにかく半分の白菜を
使い切ってしまいたい.

両方とも白菜はいれるが
白菜がメインかといえば
そうでもない料理.

あれこれと悩んだ末に出した答えは
豚肉と白菜の重ね煮.

これしかあるまい.

そうときまれば善は急げ.

買い物に行って,豚バラスライス(300gぐらい)
を買ってくる.

日本で売っているような
豚バラスライスの厚さではなく
もっと厚いのだが,そこはもうしょうがない.

妥協.

まずは白菜を洗って
芯をとる.

で,横に半分にきって
鍋の底に敷き詰めた.

そこに,一口大に切った
豚バラを乗っけて
さらに白菜を上に乗せる.

この白菜と豚バラの繰り返し.

最後は白菜でかぶせて
と思ったら,予想以上の白菜の量に
すべては入りきらなかった.

まあ,煮えてくればかさも減るし
そこで残りはいえれればいいだろうということで
残りはまな板に残しつつ,調理開始.

白菜から水分がでるからきっと
大丈夫なんだろうけれど,やっぱり
焦げは心配どころ.

焦げた瞬間,料理は台無しになるし
ここは,安全策をとって,お酒と水を
少々加える.

もちろん,よほどの白菜でない限り
白菜から水はでるわけでそんなに
ジャブジャブ入れる必要はないだろう.

さらに塩をパッパと振りかけて
コショウも少々いっておく.

そしたら,蓋を閉めて
あとは最初,中火ぐらいで
煮えてきたら弱火に落として
コトコトと煮ていけばいい.

何回か不安になったので
鍋を時々振ったが,弱火だったこともあり
また白菜から大量の水がでてきたこともあり
焦げ付く心配は無用だった.

煮えてきたら,残りの白菜もいれて
あとはそれが煮えるのを待つばかり.

で,完成となるわけだが
ふと思ったのは,どうやってこれを食べようか.
ということ.

ポン酢や大根おろしといったので
頂いてもいいんだろうけれど,両方とも手元にない.

もちろんそのまま塩味でもいいのだが
なんかご飯のおかずとしては物足りなさを感じる.

どうしたもんかと思いつつ
結局,なにかにつけて食べるのではなく
スープそのものに味付けをすることにした.

まずは出汁.

ヒガシマルのうどんスープ
1袋いれることに.

そこに,醤油と味醂を適当にいれて
塩コショウで味を整える.

…うまい.

やばい.白菜も肉もスープもうまい.

最後に,小口きりのネギを
ドサッと入れれば,完成だ.

白菜はやわらかく味もしっかりしみている.
豚バラは,プリプリなのだがこれまたやわらかく
口に入れるとホロッとくずれていく.

スープは豚の出汁と白菜の甘みが
たっぷり入っていて,これが最高.

一味をパラッとかけて
ちょっと辛味を加えてみれば,
ご飯のおかずにならないわけがない.

簡単だし白菜もたっぷり取れるし
温まるしで,大満足の料理となった.

また春が来る前に
もう1度ぐらいやってもいいかもしれない.

投稿者 カズ : 23:05 | 食べ物 | コメント (0) | -

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