2007年12月30日
鍋
冬といえば鍋.
1人鍋も悪くはないが
やっぱり人数が多いほうが楽しいし
おいしい.
鍋食べたいねと友達と話していて
ついにデトロイトに行ってきたとき
その材料を仕入れてきた.
いやべつに単純に鍋をやるぐらいなら
カナダでもたいていのものはそろえる
ことはできるのだが,しかし,年末.
ちょっといいものを食べてもいいんじゃ
ないかという思いはあった.
ちょっといいもの.
で,鍋.
なんだろう.
…食材で結局一人10ドル超えたから
実際のところけっこうなもの.
自炊で10ドル超えるとか
しかも鍋で10ドル超えるとか
贅沢しすぎかもね.
しかし,絶妙な味加減に仕上がった
鍋は,お金なんぞ関係ないというレベルの
ものになったのだった.
その鍋は今日の写真になっている
わけだけれども,その正体はというと
あんこう鍋.
もちろんアンキモ入り.
他の具材はというと
シメジにオイスターマッシュルーム.
しらたき,焼き豆腐に長ネギ,白菜.
出汁は,鍋用のつゆに
味噌少々,醤油,酒,塩,味醂を
いれて,作った.
これがまずいわけがない.
あんこうが売っているのをみたときから
いつか作ろうかと話していたあんこう鍋.
まずはスープを作っていき
煮立ったら,湯通ししたあんこうと
アンキモを放りこむ.
続いて,これも湯通ししたしらたきをいれて,
キノコ類,焼き豆腐もいれていく.
最後に,白菜と長ネギをいれて
グツグツとしてきたら,完成.
もう匂いだけでご飯を食べれるんじゃないか
と思えるほどの匂いなのだが,そこで白飯はもったいない.
まずは鍋をたべて,そこに放りこみ
雑炊でしめるのが正しい姿.
というわけで,さっそく
器にとり,口に運ぶ.
…うまい!!
なんていう美味さ.
アンキモの濃厚な味もうまければ
あんこうそのものも美味い.
これらの出汁がでたスープも
うまいし,もちろんそれを十分にすった
白菜,長ネギもうまい.
いや,なんていうんだろう.
うまい以外の言葉が見つからない.
一人10ドル以上?だからどうした.
この美味さは尋常じゃない.
確実に,ウィンザーの日本食レストランよりも
美味いものができたと言い切れる.
うまいうまいと食べていると
体がポカポカとしてきた.
ヒーターを止めて,ふたたび箸を動かす.
少々一味を振りかけても
これがうまいんだ.
あっという間に底が見えてきた鍋.
ここから第2弾.
まずは牡蠣をいれる.
あんこうと牡蠣では喧嘩するかと
思い,同時にはいれなかった牡蠣を
このタイミングで投入.
さらに,残しておいた白菜,長ネギも
いれて,少々煮込む.
してみたら,これがさらに美味くなっている.
牡蠣とあんこうの出汁が絶妙な
関係を保っていて,プラス方向の化学反応を起こしてくれた.
そして,あらかた食べたら
ついにやってきた.
白飯の出番.
もちろんこれもデトロイトで
買ってきたこしひかり.
なんていう贅沢.
ていうか,このこしひかりは
僕が普段食べているものだったりする.
ご飯を入れて,溶き卵を流しいれ
グツグツとなれば,完璧な雑炊の出来上がり.
味はもういうまでもない.
うまい.
この一言で十分だ.
3人では少々多いかなとも思ったが
ちょうどいい分量だった.
次は,どの鍋をやろうか.
あんこうはちょっと贅沢だから
タラチリでもやるか.
いや,タラチリもカナダじゃ
贅沢っていえば贅沢なんだが.
あぁ,それにしても素晴らしい鍋だった.
問題はただ一つ.
この部屋(僕の部屋でやった)の匂いどうしよう.
ファブリーズがあまりきかない….
お腹が減ってしょうがないや.
投稿者 カズ : 22:58 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月29日
交換レート
大学行ったり遊んだりと
なかなか忙しい冬休み.
おまけにネットの具合があまり
よろしくなく,というか,
クリスマスで家を留守にしていた
地上階の人が戻ってきた途端
激重になったので,きっとやつらのせい.
なにをしてるんだ.いったい.
さて,いまアメリカドルとカナダドルは
ほぼ同じレートで交換できる(参考).
僕がカナダに始めてきたときは
1ドルが80円ぐらいで,1ドル100円計算で
計算すると,得するという非常にうれしい
状況だったのだが,現在では1ドル100円計算では
足がでるという非常にうれしくない状況.
ただカナダドルで給料を貰っているので
あまり円とカナダドルの交換レートは気にならない
わけだけれども,カナダドルと米ドルは関係ある.
アメリカに遊びに行くときに
はたして日本のクレカを使ったほうがいいのか
それともカナダドルをアメリカドルに両替して
もっていったほうが得なのか.
ほぼ1対1の関係なら
カナダドルをアメリカドルに両替したほうが
お得だろうとなるわけである.
そんなカナダドルが馬鹿みたいに
値上がった昨今だが,思わぬ弊害もでてる.
ボクシングデー(12月26日)に買い物に行ったときのことだ.
フラフラとお店をのぞいていると
カレンダーを売っている店があった.
50%オフ.
おぉ.2008年のカレンダーはまだ買ってないし
これは買うとするかと,品定め.
Emily Carr のカレンダーがあったので
それにして,レジにもっていった.
出てきた値段はたしかに半額.
だが,しかし,問題は別にあった.
お値段は,アメリカドルとカナダドルの両方
で表示してあった(あとポンド表示もあったけど).
アメリカドル:13.99
カナダドル:16.99
交換レートは1対1なんだからアメリカドルのほうから
半額にしてくれればいいのに,しかし,ここはカナダ.
当然ながらカナダドルのほうから
半額となる.
これはたいていの書籍などにもいえることで
こっちで売っている本は,ほぼ間違いなく
アメリカドルとカナダドルの2つの値段表示がある.
ここまでカナダドルが強くなるとは予想外
だったからなのかしらないが,この2つ.
もちろんカナダドルのほうが高い.
それを逆手にとって,うちの大学の本屋さんは
今月,本の値段はアメリカドルセールをやっていた.
たしかに安いけど,安くないような
なんとも微妙なセールだが,ありがたいこと.
いやだいたいカレンダーが半額で
手に入った時点で問題はなにもないのだが
なんだか損した気分.
釈然としない問題だ.
投稿者 カズ : 15:24 | - | コメント (0) | -
2007年12月25日
クリスマスパーティー
メリークリスマス!
というわけで,12月25日.
クリスマス.
教授の家のクリスマスパーティーに
誘われたのでお邪魔してきた.
家についたら,まずは
用意したプレゼントを
ツリーの下に置く.
なんか欧米のクリスマスって
感じがして素敵だ.
その後は,教授にスコッチを
いただき,談笑.
教授の息子さんといっても
僕より年上なのだが,コソコソと
やってきて,なにのんでるの?スコッチ?
あれか.親父の影響か.といっていたのは
おかしかった.
どうやら今までの学生,ほぼ全員
教授のおかげでスコッチ党になってるらしい.
その後は,ご飯を食べて,
デザートを食べて,プレゼント交換の時間.
コーヒーを飲みつつ,
プレゼントを渡したり貰ったりで
楽しい時間をすごしたら,解散となった.
さて,教授からのプレゼント.
去年はブランデーを頂いたのだが
実のところブランデーはけっこう苦手な部類.
まだまだ去年頂いたのが残っていたりする.
今年もブランデーだったら
どうしましょう.と思っていたら
今年は別のお酒を貰った.
Drambuie(ドランブイ)というお酒だ.
まったくもって飲んだことがないので
教授に,これなんなんです?ときくと
スコッチベースでハーブと蜂蜜がブレンドされている
リキュールと教えてもらった.
飲み方は,食後,シェリーグラス(だっけかな)に
そそいで,くぃっと飲むとのことだった.
そんなに大量に飲むものではなくて
食後にちょっとだけだよ
と言われたので,とりあえずそれに従おうと思う.
ていうか,少量でいいってことは
あれか.癖が強いってことかしらん.
とりあえずもう今日はかなり
できあがっているので,また明日.
1年経ってもまだなくならない
という状態にならなければいいなぁ.
40度だから傷むことはないだろうけれど.
そういったもんだいでもないし….
投稿者 カズ : 22:56 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月23日
猫
引越しがだいたい終わった.
というのを言い出して
もうけっこうな日にちが経ったが
そう.まだ終わってない.
8割方終わったとでもいえばいいのか.
そしてその2割は,明日やるみたいな
感じで永遠にこない…というのはさすがに
困るわけなのだが,やる気と時間がないので
なかなか最後の一歩までいかない.
しかし,今月中には出て行かないといけないので
今日ちょっと頑張り,その結果,本気出せば
あと1回で荷物を運べばおしまいの状況までもっていった.
うん.きっとあと2往復ぐらいするだろう.
そんなもん.でも,もうおしまいはみえた.
どんどん寂しくなっていく部屋をみるのは
少々感傷的な雰囲気になってしまうのだが
それとは対照的にどんどんごみごみしていく
新居をみていくと,気分は重たい.
世の中の整理整頓ができる人というのは
いったいどんな頭の構造をしているのだろうか.
永遠の謎だ.
さて,新居のお話.
以前いた家には洗濯機がなかったので
だいたい週に1度,コインランドリーに
行っていたのだが,新居には,洗濯機と
乾燥機がついている.
もう3年近く毎週コインランドリーに
行っていれば,なれたもんで,べつに
洗濯機がなくてもよかったが,あるに
こしたことはない.
なにより時間に関係なく(といっても
真夜中はマナー違反だろうが)使えるのが
素敵だ.
というわけで,洗濯をしに
設置してある部屋にいったときのこと.
洗濯物を洗濯機につっこんでいると
ニャ~というこえが聞こえてきた.
うん?と思って,ドアを見てみると
猫がいる.
そういえば,地上の人(自分の部屋はベースメント)は
猫を飼っていたなぁと思い出しながら
ふと思った.
おいおい.飼い主帰省中.
ずいぶんと寂しいらしく,
ドアのところでミャーミャーと
鳴いているのだが,実際のところ
地上の鍵は持っていないので
なにもすることはできない.
餌はきっとなんとかしてるんだろうと
信じて,ごめんね~といいつつ
洗濯場をあとにした.
かわいいなぁ.
鳴き声だけでやばい.
あの人懐こい声にやられない人は
この世に存在しないだろう.
鍵さえあれば,遊ぶのに….
洗濯場での出会い.
まともに会うこともなかったが
いつか一緒に遊ぶことができる日は
くるだろうか.
投稿者 カズ : 23:56 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年12月22日
スコッチ
クリスマス休暇に入った.
みんな帰省しているのだろう.
学生の町ウィンザーというわけではないが
やっぱり大学がある以上,学生もけっこういるわけで
若者の姿が町から消えている.
ガランとしたダウンタウンは
少々不気味なものでもある.
これが夏なら清々したとなるのだが
冬の寒空の下,活気がないのはどうも寂しい感じがする.
まあ,ゴチャゴチャしすぎているのも
よくないけどね.
さて,最近,教授の奥さんの調子が
あまりよくないということで
今年は教授のクリスマスパーティーには
呼ばれないと思っていた.
ところが,昨日のこと.
クリスマスはなにか予定ある?
ときかれたので,特にないですと答えると
じゃあ,今年もおいでと誘われた.
今年のは,例年のごとくでっかいものじゃなく
こじんまりとしたものになるけど
それでもクリスマスパーティーはやるからね
とのことだった.
ありがたいこと.
ありがたいことなのだが,
てっきりないものばかりだと思っていたから
プレゼントがない.
というわけで,プレゼントを買いに行ってきた.
ものは決まっている.
お酒.
お酒もいろいろあるが,スコッチだ.
LCBO(オンタリオ州の酒屋さん)に行って,
スコッチコーナーに向かうも,
どれがいいのかさっぱりとわからない.
教授の家に招待されたときは
スコッチを頂くのだが,自分じゃ買わない.
う~ん.
と散々頭を悩ませつつ
値段にも戸惑う.
このぐらいか.
いやでもそうなると
この1択になる.
もうちょっと頑張れば
選べる種類が増える.
あぁ.ていうか,種類が増えたところで
どれがいいかわからないじゃないか.
という出口の見えない迷路に
見事に迷い込み,最終的に少ない情報を
もとに選んでいった.
まずはお値段.
日ごろお世話になってるし
ここはちょっと頑張るとしよう.
しかし,これで選択肢が増えてしまった.
次に,教授がよく飲んでいるスコッチを思い出す.
それはJ&B.
ということは,きっと
シングルモルトじゃないほうがいい.
去年友達と一緒に買ったのは
ジョニーウォーカーのグリーン.
これもブレンドである
(去年はその友達に全てを
まかせ割り勘にした).
やっぱりブレンドだ.
よし,そしたら…どうしよう.
うんうん唸りながら
手に取ったのは,シーバスリーガルの12年.
これがいいのかわるいのか
さっぱりとわからないが
まあ,無難にいけるんじゃなかろうか.
箱に入っているほうが
見栄えがいいなぁと思っていたので
その条件も満たしてるし.
残念だったのは,ラッピングして
と頼んだら,もうクリスマス直前だし
ありませんといわれてしまったこと.
その代わりに,この袋を使えば?
と袋を薦められたのでそっちにした.
といっても,貰ったんじゃなくて,買ったわけだけどもね.
それでも,なんとかクリスマスに
間に合ったからよかったよかった.
あとは25日になる前に
ちょっと味見…とかいって
手を出さないように自己管理するだけだ.
…きっと大丈夫だ.
投稿者 カズ : 23:09 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月20日
ゴキブリ御殿
家に帰ろうとしたら
家を見失った.
いくら新居とはいえ
これはあまりにも情けない.
自分の家の前を通り過ぎ,
うん?と周りを見渡し
近くの家の番号を確認し,あぁ,まだこの先か
と思った5秒後,いやもう通りすぎてる!
と気がついた.
番号見て気がつかないってのは
あれだな.
相当重症.
考え事をしながら歩いていた
というのは理由になるだろうか.
来た道を戻りつつ
自分の家の3軒ほど前で
あれ?このへんのはずなのに…
とさらにボケたのはここだけの内緒.
疲れてたんだ.
さて,前回に続く
引越しの理由.
人数が増えたというのは
1つの理由だったのだが
もう1つ理由があった.
それは,ゴキブリ.
あまり綺麗とはいえない家だったが
僕が引越してきたときは,ゴキブリなんて
ものは存在しなかった.
だいたいカナダなんて寒い場所で
ゴキブリがいるとは思いもしないわけで
いくらカナダで一番南の都市,ウィンザーとはいえ
北海道と同じぐらいの緯度.
ゴキブリとは無縁だと信じていたし
実際のところ,いなかった.
だが,その状況は一編する.
大家がでていき,ある家族が入ってきてから
ゴキブリらしき姿を目にすることがでてきた.
最初は,うん?と思ったのだが
というのも,その姿は日本で見かける
ものとは少々異なっていたのだが,
ゴキブリはゴキブリ.
多少姿かたちが違っていようが,その多少の差で
急に愛おしくなったりするわけがなく
嫌悪感しかでてこない.
そこから長い戦いは始まっていくのであった.
まずは薬局でバルサンみたいなものが
ないかみてみたのだが,残念ながらそのような
便利グッズは見当たらない.
当時ルームメイトだった友達が
日本でコンバットを買ってきて設置してみたり
僕自身もホウ酸団子(ゼリータイプ)を買ってきたりしたのだが
これがまったくもって効果がない.
コンバットやホウ酸団子の名誉のためにいうならば
やっぱり日本のものは日本に住むゴキブリのためということなんだろう.
北米のゴキブリにはそれようのものが
必要に違いない.違いないのだが,売ってない.
そしたら,効果はあまりきたいできなくても
それでも日本のものを試す価値はあるというもので
上に挙げた設置タイプはダメだったが,まだ他にも手はある.
バルサン.
きっとこれならいけるはず.
と,日本から持ち出そうとしたら
空港で引っかかった.
スーツケースにいれたバルサン.
こいつでついにゴキブリに別れを
つげるときがきた.と思っていたら
○○様カウンターまでと呼ばれるではないか.
もちろんチェックイン後,
セキュリティーも通った後だ.
なんだ?と思いながらカウンターに行くと
自分のスーツケースがそこにはあった.
バルサン入ってません?ときかれたので
はい.入ってますというと,ダメなんですよ.
とのこと.
えぇ.マジですか.といっても
説明のところにちゃんと書いてあった.
バルサンって名前入りで….
スーツケースをあけてバルサンを取り出し
あぁ,せめてそのバルサンを取り出した余分な
スペースになにか別のものを詰めたいと思いつつ
スーツケースを閉じる.
バルサン持ち出し失敗.
ここで僕の試合は完全に終わった.
もうできることはない.
完敗.
実際のところは,大家にゴキブリが発生している.
なんとかしてくださいな.と頼んだりもしたのだが
これは残念ながら期待はずれと終わった.
やってきた大家さん.
普通に家を掃除をして帰っていく.
そして,一言.
キッチンとか綺麗にしておいてね.
…
……
えぇ!?なにしてんの?
それで,ゴキブリがいなくなるわけないじゃん.
普通の掃除でいなくなるぐらいなら
とっくに我が家からゴキブリはいなくなっているし
日本でも家庭から姿を消してるって話だ.
もちろんその後もゴキブリは元気に生活していて
その姿をみることもどんどん多くなってきた.
ある夜,キッチンにいって
電気をつけたら,ワサワサといて
思わず電気を消してしまった.
10匹とかいうレベルじゃない.
ワサワサワサ.
2,30匹はいたんじゃないか?
あんなに大量のゴキブリを家のキッチンで
見ることができるとは思ってもいなかった.
というか,ありえねー.
この瞬間,引越ししようと心に決めたのだった.
ゴキブリに占拠された家.
引越すのには十分な理由だ.
あの大量のゴキブリを前に
戦意をなくさない人はよほどの人.
これほど三十六計逃げるが勝ち
という言葉を身にしみたことはなかったのだった.
投稿者 カズ : 23:21 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月18日
鬼馬牛肉
昨日の続き(引越しの理由)は
また明日以降ということで.
さて,明後日,友達の一人が
日本に一時帰国するので
中華料理屋さんにご飯を食べに行ってきた.
中華料理屋さんというのは
けっこう面白いと思う.
というのは,英語併記のメニューは
どこもたいしてかわりばえしないものばかり.
そこに好きなものを見つけることが
できるならば,たいていどこの中華に入っても
それを頼むことができるだろう.
もちろん味は店によって変わるわけだけれども,
それでも,たいてい似たり寄ったりのものがでてくる.
中華というよりはカナダっぽいものも
メニューには多く,カナダ人にとって
無難(といっても,それでも苦手という人はいるが)
なものが多いのではないだろうか.
それが,ひとたび英語から離れると
なかなか面白い.
中国語だけのメニューに目を通すならば
そこには英語にはなかったメニューが広がり
また店によって,その種類は変わってくる.
カナダ人にとって中国語だけの
メニューは脅威以外のなにものでもないが
日本人にとっては多少の希望がそこにはある.
読むことはできないけれど
漢字を元に想像できるという強みがあるのだ.
例えば,牛という漢字がみえれば
それは牛肉料理だろうし,豆腐なら豆腐
蝦ならエビだろうと予想できる.
さらに,炒という文字がみえれば
それはきっと炒めてあるんだろうとも
予想できるわけで,なんとなくそのメニューが
見えてくるというわけだ.
英語メニューに飽きてきたら
想像力をフル活用して中国語メニューから
なにかを頼むというのは楽しいし
ワクワクするのだ.
というわけで,今回は主に
中国語メニューから選んだ.
その中の一つ.
全てわかる漢字なのだが
さっぱりとそのものが想像できない
ものがあった.
メニューは,鬼馬牛肉
鬼馬牛肉.
中国語の読みは知らないが
少なくても,牛肉を使っているのが
想像できるわけだが,なんだかへんてこな
ものがまえにくっついている.
なんだ?鬼馬って.
一つずつ漢字を見ていくならば
どれも意味はわかる.
鬼は鬼だ.
馬は馬.
牛は牛で,
肉ということになる.
でも,これが一つのメニューとなると
さっぱりと想像ができない.
確実にいえるのは,肉料理である
ということだろうか.
なまじ漢字がわかるだけに
非常に興味をそそられる鬼馬牛肉.
残念ながらカメラを持っていなかったのだが
とりあえず好奇心には逆らえず頼んでみた.
中国人のウェイターさんが
Beefといっていたので,馬肉じゃなくて
牛肉のようす.
して,実際に出てきたのは
なんていうんだろう.
牛肉の炒め物.
の上に,コッペパンかフランスパンか
しらないが,それの揚げたものがのっかっていた.
一口サイズになっているそれは
シーザーサラダでいうところのクルトン的存在か.
別にシーザーサラダでなくてもいいのだけれども
とりあえずクルトン.
ただ大きさが大きくて,
がっさりとそれが牛の炒め物の上に
のっかっているのだ.
炒め物自体は,なに味だろう.
オイスターソース?よくわからないが
普通に美味しかった.
問題はそのクルトンらしき存在.
一欠けらが一回の食事の限界.
大量の油をすっているそれは
サクッ,ジュワではなくて
ガリッ,ジワジワとでもいえばいいか.
クルトンもどきに関しては
ソースの味はまったくせずに
油の塊を食べている感じを受けた.
皿の上にあったものを全て食べたら
きっと1週間ぐらいなにも食べずに
生きていけるぐらいのカロリーがとれるのではないだろうか.
ちなみに,気になる鬼と馬.
その正体は料理の中に見出すことは
できなかったが,しかし,想像力を豊かにして
みるならば,こう考えることはできないだろうか.
フランスパンもしくはコッペパンを揚げて
輪切りにした断面は,円ではなくて楕円.
それが馬の顔の形に似ているといえなくもない.
もしくは,鬼の角.
ここで疑問なのは中国の鬼に
角が生えているのかどうかだが
それはおていおくことにしよう.
で,パンが馬だとすれば
鬼はなんだろう.
カロリーか.
あまりの揚げパンの強烈なパンチを
鬼であらわしているのか.
それとも,カリカリさ?
なんでそれが鬼かはしらないが….
鬼馬牛肉.
恐らく2度と注文することはないだろうが
いい経験となった.
次はなにを頼もうかな.
楽しみだ.
投稿者 カズ : 23:07 | 食べ物 | コメント (0) | -
2007年12月17日
引越しの理由
寒い.
-7度とか勘弁して欲しい.
-7度という気温だけでやる気は
すでにうせるわけだけれども
そこに風が吹き,体感気温は-14度となるわけだ.
とりあえず雪がやんだだけでも
ましか.
雨よりまだましとはいえ
やっぱり雪はないほうがいい.
あぁ,冬だ.
さて,新居に移動して約1週間が過ぎた.
まだ完全に移動できてなかったりするのだが
生活できるだけの状態は出来上がっている.
1週間過ごせば,良い面も悪い面も
だいたいみえてくるわけだが,
うん,それなりに満足といえるだろう.
なにより気楽なのがいいな.
前の家を移動した理由の一つに
人数の多さに閉口というのがある.
ていうか,今まで移動は2回してるわけだが,
必ずこの人数の多さというのは,その
理由の一つして入ってきている.
始めは寮で,あまりの人数の多さに
嫌気がさし,1ヶ月弱で出た.
これはラッキーといえるもので
つまりもともと1ヶ月の契約しか
結んでいなかったのだ.
1週間ずつ延ばせるけど…といわれたが
馬鹿を言え.だれがそんなことするか.
そしてラッキーといえるのは
たいていの人が1年契約を結ばなければ
ならないからだ.
なぜ僕が1ヶ月という単位で契約
できたかは知る由はないが
少なくても1年もあんなところにいたのでは
確実に脱走していただろう.
10人以上で1つのキッチンとか
絶対にありえない.
次の家はなかなかよかった.
3年近く住んだわけで
快適!とはいわないが
そこそこ気楽に過ごせた.
3年も住めばもう卒業まで
そこでもいいかなとすら思っていたのだが
そうはいかない自体がおきていたのだった.
その理由の1つが,人数というわけだ.
僕のほかに学生1人と家族が住んでいた.
この家族,旦那さんは中国で学生を
やっていたと思うわけで,奥さんと娘さんが
同じ家で暮らしていた.
これだけでも人数多いなぁと思っていたりも
したのだが,旦那さんが卒業したらしく
こっちにやってきた.
たった1人.
たった1人増えただけなのだが
これが増えたと実感できる多さなのだ.
特に,現在仕事を探しているところ
らしく,ほぼ毎日家にいる.
3ヶ月ぐらいか.
よく覚えてないが,朝(といっても昼)起きれば
おっちゃんがリビングでパソコンをしている.
家に帰ってみれても,朝と同じ景色が
広がっている.
うぜぇ.
そんなもん自分の部屋でやれってんだ.
また旦那さんが来る前は
その家族はよく週末,アメリカにでかけて
いたのだが,きたあとは,そんなこともなく
週末も家にずっといる.
一気に狭くなった感じがするのだ.
とはいえ,これは別にその人たちに
責任があるわけではない.
ちゃんと家賃を払って家を借りているわけだし
大家に文句を言うのが筋というものだろう.
(借りた当初,大家がいっていた人数は3人だったわけで
いまは+2のわけだしね)
が,もうそんなことはどうでもいい理由が
できてしまったので,ここは自分が移動するのが
得策だとわかり,引越しを決意したわけだ.
その理由は,日本なら,えっ?それで引越し?
と思えるものなのだが,僕が思うにカナダでは
十分な理由だろう.
実際に被害もでたし.
その理由とは…
長くなったので,また明日ということで.
投稿者 カズ : 23:59 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月15日
回転すし
ネットに繋がらなかったり繋がったり.
いやぁ.ストレスがたまる.
さて,先週のこと.
友達に教えてもらった
回転すしに行ってきた.
場所はウィンザー郊外.
車で30分ぐらいだろうか.
食べ放題で18ドルほど
とのことだったので
これは行く価値あり!
となるのは当然の流れ.
寿司食べ放題といえば
ロンドンだったのだが
2時間走らなくても,ご近所に
寿司食べ放題があるならば
それは素敵なこと.
ホームページを見てみるならば
なかなか広そうで,いい感じ.
…なのだが,細かくメニューをみていくと
うん?ここなんかもしかしてと
思ってしまうようなところもあった.
例えば,注文できないとか.
どういうことかといえば,
お店の人が勝手に流すので
それをとって食べてとうことらしい.
注文は受け付けませんよ.
シェフ任せですということらしい.
う~ん.どうも危険な香りが
しなくもないのだが,しかし,
食べ放題だし,店内は広そうだし
きっとどんどん握っていくんだろう
とポジティブに考えて,お店に向かった.
場所は事前にこれまたホームページで
確認していたので,案外すんなり到着.
到着しての感想.
なんだか,店が小さい.
僕の想像ではバーンと見事な店構えを
しているもんだと思ったら,
ホントにこのなかに回転すしがあるの?
と思えるほどのこじんまりとしたお店.
ただ周囲にお店はないし
看板はたしかにその店の名前だったので
とりあえず入ってみた.
すると,たしかに回転すし.
とはいえ,日本の一般的なものとは
少々異なる感じ.
水がぐるぐると流れていて
その上を,木製の船がプカプカと
浮かんでいる.
水流によって流れる舟の上に
お寿司が乗っていて,それを
とって食べるという方式のようだ.
ふむふむ.
席に座り,お茶を貰い
さっそくお寿司を取っていく.
ちなみに,味噌汁とかサラダとか
そういったものはない.
お惣菜であったのは
餃子とヤム(サツマイモみたいな芋)の天ぷら
だけで,他は1時間ほどいたが流れてくることはなかった.
餃子をとって食べてみるならば
これはなかなかのお味.
では,寿司はというと
…すくねぇ.
種類が少ねーよ.
握り寿司でその正体をみたのは
サーモン,鰻,マグロ(たぶんビンチョウ?)
だけだった.
巻き物は,カリフォルニアロールに
あとは,サーモンとクリームチーズの巻き物や
海老天が入った巻き物.ネギトロっぽいのもあったかな.
クリームチーズの類は他にもう1種類あったきが
するが,しかし,思うに寿司にクリームチーズというのは
あわない気がする.
カナダ人にとってはいいのかもしれないけどね.
クリームチーズのこってりとした感じが
魚のそしてお米のよさを完璧に壊している.
さらに,巻き物で,鰻を使ったものがあった.
鰻とくれば,キュウリを思い浮かべるかも
しれないけれど,ここのものは一味違う.
鰻とアボガド.
その結果はというならば,
大失敗.
こってりとこってりを
あわせるのはこれまた違ってると思うんだ.
お互いに喧嘩して
非常に残念なことになっている.
ちなみに,握りだが
種類は少ないのは上に書いたとおりだが
これまた全然流れてこないのだ.
注文を受け付けないシステムなので
流れてくるのを待つしかないわけだが
ここが味噌で,誰も何も取らなければ
お寿司を運ぶ船の数は限られているので,
何かを取り除いて,握りということはない.
つまり,見たことある寿司が
ずっとグルグルとまわっているのである.
とはいえ,握りだが,それがありがたるほど
旨いかといえば,残念ながらそんなわけでもない.
お酢が薄めの酢飯だったわけだが
それがガチガチなのだ.
日本にある自動寿司マシーンのほうが
よっぽど旨いシャリを作ってくれる.
ど素人がぎゅうぎゅうと握って
とりあえず寿司の形にしましたよ
という感じの握り寿司だった.
せっかく来たからと食べるわけだが
これ!というものがなく,というか
サーモンの握りもたいしてまわってこないので
ボチボチとつまんでいたら,なんとなくお腹いっぱいに.
締めに抹茶アイスと行きたいところだが
別料金か.
う~んと少々悩んでいたら
抹茶アイスを頼む別のお客さんを発見.
お店からの返事は,
まだ業者がきてなくて,
アイスはないの.
…えっ?夜の8時過ぎですよ.
業者がきてないって.
もう呆れて,声もでない.
18ドルなら,ロンドンのお寿司食べ放題のほうが
数倍マシだなと思いつつ,きっと今回の敗因は
行く前に久々のお寿司+食べ放題ということで
ハードルをあげすぎたことにあるだろうと思った.
所詮ウィンザーという気持ちでいけば
この品揃えでも,まあ,ウィンザーだしね.とか
そんなにショックは大きくなかっただろうが,
食べ放題=ロンドンの食べ放題のイメージ
さらにホームページの印象で大きくやられた.
話は飛ぶが,店のホームページを作った人は
すごいうまいと思う.
久々にしてやられたと思うほどの
うまくできたサイトだったわけだが
こんなにぼろくそ書いているので
リンクをはるのはやめておこうとおもう.
あ~,やっぱウィンザーじゃだめか.
ロンドンに行って,お腹いっぱい
お寿司を食べたいもんだ.
投稿者 カズ : 23:11 | - | コメント (0) | -
2007年12月13日
試験監督-愚痴
今日は試験監督の2本立て.
さらに朝8時半からと
夜7時からという非常にだるい
スケジュール.
ただそれも今日が何もなければ
今期の最後のGAの仕事なので
それを思えば多少はやる気がでてくる.
試験監視をやる人は
15分前に集合なので
8時15分までに会場入り.
ただこの朝の部は
2時間だけだったので
まだ楽だった.
夜の部が3時間.
3時間.
19時から3時間ということは
終わるのは22時.
試験監視で22時までとか
ホント勘弁して欲しい.
友達と愚痴りながら会場に行って
愚痴りながら会場を後にした
夜の部だった.
しかしながらよくわからないのが
なぜ3時間も必要なのかということ.
試験内容はマークシート.
ひねくりすぎてひっかけばかりなら
3時間必要かもしれないが,実際のところ
そんなにいやらしい問題でもない.
問題の中には,正誤の2択のものも
あったりするわけで,3時間?というのが
正直なところの感想だ.
実際のところ,3時間かかった生徒は
ごく一部だった.
開始30分で試験会場を出てもいいのだが
さすがに30分で出て行く学生さんはいなかった.
1時間ほど経つとちらほらと,1時間半ぐらいで
70~80%ほどの学生さんが席を立ち,
約2時間で9割以上の学生さんが終わっていた.
3時間いるんかね.
試験が終わったあとに友達と
話をしていたときに,友達が,
最後までいた一番後ろの3人組.ふざけてる.
答えを塗って,消して,また同じところを塗って
というのを1時間も繰り返していた.なに考えてんだ.
といっていた.
1時間.
これはもう狂ってるとしかいけないのだが
これは例外としておいて,思うに,2時間で終わらない人は
3時間かかっても終わらなんではなかろうか.
マークシートということは
答えを選ぶだけであり,正解が
そこに存在するわけだ.
正解を前に答えがはっきりしないということは
1時間考えてなんとかなるかといえば
たいていなんとかならないだろう.
ある人がいっていたが,
Multiple-choice(選択式)じゃなくて
Multiple-guess だ.
というのは正しいと思う.
結局,困ったらchoiceじゃなくてguess
するわけだしね.
3時間.
たいへんだった.
投稿者 カズ : 23:31 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月12日
火事騒動
新居でのネットの調子が悪いので
更新はちょっと不安定になります.
更新自体がもともと不安定なのはおいといて….
ていうか,どうしようかな.
このまま不安定のままだったら
自分で新たに回線を引くか
他の人と掛け合ってもうちょっとまともなものにするか.
前者だったら,それだけ余分に金が
かかるわけで,そしたら,この新居と
お別れということになるだろう.
そんなのするぐらいなら,
1 bedroomを借りたほうが
気楽で安くつくし.
できれば,後者か,一番いいのは
なんもせずに気がついたら解決してた
だけども,はたしてそんなことはあるのかしらん.
とりあえずあと2,3ヶ月様子を見てみるとするか.
リース契約は結んでないので
1ヶ月前に通達すれば,いつでも出れるわけで
そんなに焦ること必要はない.
そもそも家を探す学生にとっては
そんなに悪い状況じゃないような気がする.
というのも,現在のウィンザーの
景気は最悪.
1, 2週間前に新聞で見たのではっきりしていないが
カナダのトップ20の都市だか人口20万人以上の都市だか
忘れたが,その中で最悪の景気の状態だそうだ.
さらに2008年は今年以上に景気が悪くなることが
予想されていて,なんていうか,嬉しくない状況.
学生にはあまり関係ないけれど,
景気が悪くなれば犯罪だって増えるだろうし
いいことではない.
ウィンザーの場合,車産業の動向が
景気と直結している.今後この周辺の車産業が
復活する兆しは見えないので,こんな自体になってるわけだが
その影響か,空き家が増えてきてる.
For Rentの看板をよく見かけるし
それはもちろん学生用だけではないだろうけれど
明らかに供給過多の状態.
もちろん毎年学生は一定数が入ってくる
(もちろん出て行きもするが)ので
のんびりしていたらいい物件は早く消えていくのだろうけれど
それでも,焦る必要はないってことだ.
今のところからすぐにでも脱出したい
ってわけでもないし.
とりあえず春.
移動するかどうか決めるとするか.
さて,昨日のこと.
その日の分の試料整形が終わり
片づけをしていると,突如非常ベルの音が
聞こえてきた.
うん?火災?いや,たぶん誤報だな
と思いつつ,片付けを中止して,とりあえず
外に出てもいいようにコートを取りに.院生部屋に戻る.
地下にある工作室から院生部屋に戻る最中に
非常ベルの音は止まったので,よかったとか
思ったら,キャンパスポリスの人発見.
アラーム鳴ってるから,外に避難して
というではないか.
いや,今止まったやんとか思いつつ
外を見てみれば,消防車が2台ほど来てる.
マジかよと思いつつ,じゃあ,コートを取ってくるからと
告げると,急いでね.アラームが鳴ってんだよ.と
告げて,おっちゃんは部屋の確認に出かけていった.
22時半過ぎ.
それでも学生はやっぱりいて
担当していたラボの学生さんたちと,
なんだろうね.お前がタバコ吸ったんだろ!
とか,バカ話をしつつ,時間を潰す.
しばらく待っていたのだが,なにも変化はなかったので
建物に戻ってみると,消防車が建物から遠ざかっていくのが見えた..
訓練なのかいたずらなのか故障なのか
原因はさっぱりわからないが,いやはや,
えらい迷惑な出来事だ.
そもそもうちの建物から火事が起こるとすれば
どこが原因となるのだろうか.
…うちの研究室が怪しいな.
熱消磁とか安全だけど,変な試料(有機物を多量に含んだ試料)
とかいれたら,やばい.
もちろん注意はするわけだけどね.
一度起きれば,大惨事を招きかねない火事.
なにもなくてよかった.
投稿者 カズ : 20:01 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月10日
路面凍結
今日は朝から試験監督.
朝からってのは,ホントに朝からで
あって,基本夜型人間になってしまった今では
これがしんどい.
なにせ8時半からテスト開始.
教授が学会で留守なので,
自分ひとりだけの試験監督.
まあ,月曜に受け持ってるラボの子達なので
それほど緊張するわけでもないし,人数も4人なので
捌けない数でも全然ないわけだが,しかし,自分ひとりだけ
ということは,遅刻なんてしたらえらいこと.
少なくても10分前に部屋にいなくてはいけなくて
試験会場は今まで行ったこともない部屋.
7時半に家を出て,フラフラと彷徨いながら
部屋を見つけ出し,試験を開始.
座ると寝る危険性があるので,
お茶を片手に2時間,試験監督をやった.
あと2回.
だるい.
さて,ただいま引越し中.
いろんな事情により3年近く住んだ
家を後にして,新しい場所へ移動することに.
ベッドはついていたし,今の家も
ついていたので,巨大な荷物はないわけだけど
3年も住んでいれば,荷物は自然に増えるわけで
片付けとか準備と言うものを同時進行でやろうと
思っていたので,車を借りての作業となった.
まあ,車を返した今でも,まだ
引越しは完了していないわけだが
本といった重い荷物や大部分の服などの移動は完了.
移動先の掃除も一昨日やってしまい,
あとは持ち込んだ荷物をいかに収納していくか
頭をひねらせるだけだ.
引越しだるいといいつつ,車があれば
凍えるような寒さの中でも多少はマシに移動できる.
今の家と歩いて10分弱の距離だが
氷点下の中,何往復もするのはしんどいし
車は必須.
必須なのだが,昨日は久々に事故るかと思った.
荷物を運び,さて(元の)家に再び荷物を
取りに帰るかと,車を発進させたときのこと.
うん?なんかおかし…うわぁ
車がスーと滑った.
富山にいたとき,踏み切りで一旦停止しようとしたら
そのまま滑って,踏切内に突入したことがあったが
それ以来だろうか.あんなに滑ったの.
幸いなことに,前後に車はおらず
また人もいなかったため,事故をおこさずに
すんだが,あぶなかった.
もちろん滑ったのは車だけでなく
(マイナーな)車道とほぼ全ての歩道が
凍結していて,歩くのにも最新の注意が必要というか
実際のところ,荷物を運ぼうとしたらこけたわけだが.
(いろんな人が滑っていた)
あぁ,おそろしや,おそろしや.
やっぱり引越しは雪が降る前にやるべきだったと
ちょっと後悔した週末だった.
投稿者 カズ : 19:02 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月6日
Balkan Bistro
チョコレートを貰った.
木曜に担当してたラボに
出席していた学生さんがくれたのだ.
と,ここでこれはもしかして…
と思う人もいるかもしれないが
残念ながらなにもない.
その日を担当していた僕と友達
2人にお礼として配ったそうだ.
ていうか,貰っていいのかしらん.
う~ん.ラボの試験も採点も含めて
全てがもう終わったからいいのかな.
まあ,教授経由でこれ渡しといてって
いわれたから,どうぞ.ときたので
きっと問題ないんだろう.
ありがたいこっちゃ.
トルコ料理屋さんの名前は
Balkan Bistroといって,
場所は3203 Peter St.になる.
パッと見は,レストランとは
思えない外見で,普通の家に見える.
でかでかと派手な看板があるわけでもなく
町の小さな料理屋さんって感じがする
レストランだ.
内装はというと,これが綺麗.
カジュアルな格好でも全然問題ないわけだけれども
ジャケットが必要なんじゃないかしらん
と思わせるような雰囲気が漂っていて
ちょっとゴージャス.
もし友達に教えてもらわなかったら
このレストランは発見できなかったと思うし
たとえ発見しても,なんか高そうだ
と入ることはなかっただろう.
ていうか,なかなか1人じゃ入りにくい
レストランだ.
3人で入ったときも,ちょっとその雰囲気に
圧倒され,普通の格好だけどいいのか?ていうか
店員さんどこ?みたいな感じで,高級感あふれる
店内をうろちょろしていた.
実際のところは,リーズナブルなお店で
10~15ドル程度.
もちろんそれ以上のものもあるし
お酒を頼めば別だが,基本的なお値段は
そんなもんだろう.
ちなみに,メイン料理にはご飯とサラダが
ついている.
このサラダはカナダらしく
サイドサラダの割りにボリューム
たっぷりだ.
閑話休題.
トルコ料理.
メニューを開き,なにを食べようかと
悩むわけだけれども,ものが想像できない.
トルコ語は全然わからないので
英語の説明を読むわけだが
なんとなくでしかつかめない.
だいたいこういったものは
中華でもそうなのだが,英語の説明を
読むと余計に混乱したり,実際のところ
説明になってなかったりする.
もちろん説明されているものが大部分なのだが
なにせトルコ料理自体よくわかってないので
完成形が頭に浮かんでこない.
とりあえずお酒を頼んで,
あまりの寒さに耐え切れず,
本日のスープも注文することに.
そして,初めてレストランでトルコ料理を
食べるわけだしいろいろ食べてみようというわけで
前菜も1つ頼むことにした.
頼んだのは,borekというものだったと思う.
春巻きみたいに細長く包まれたものが
揚げられてでてきた.
一口食べてみれば,サクッ♪との音が嬉しい.
中にはほうれん草が入っていた.
出来立ての熱々を頬張っているせいか
これが旨くてたまらない.
ビールとかあれば,最高のつまみ.
本日のスープは,トマトベースのスープ.
お好みでチーズを加えてねと言われたので
チーズを加えて食べてみれば,これもおいしい.
ほどよく溶けたチーズが,トマトスープに
非常にあう.
トマトの酸味がやや強いかなと思われる
スープだったが,チーズが入ることによって
まろやかになり,最高のでき.
前菜にスープ,そしてサラダで
ややお腹はくちくなってしまったわけだが
それでおしまいとはならない.
メイン.
僕が頼んだのは,Mantiという料理.
ニンニクが混じったヨーグルトベースのソースが
たっぷりとかかった料理で,具は
ニョッキみたいな小麦粉のお団子.
ちなみにニョッキとは味見をした友達がいった言葉で
僕が真っ先に思いついた似たような料理は
すいとんだった.
いや,小麦粉だけだと思うし
どっちかといえば,すいとんのほうが
近いわけだが,なんだかお洒落の度合いが違う.
まあ,いいんだけど.
すいとん,おいしいし.
そのニョッキもどきに,
肉団子らしきものも入っていて
なかなかこれが旨い.
トマトソースとヨーグルトソースも
絶妙で,モニュモニュする口触りがいい.
ご飯というよりは,久々に
パンがあればいいなと思った料理だ.
たぶんご飯には合わない.
白米ってのは万能な食べ物だが
このMantiってのものは,パンだな.
とはいえ,前菜にサラダ,スープときて
さらに具のすいとんもどきのおかげで
お腹はいっぱいなわけで,
パンがあったとしても食べることはできないわけだが.
他の人たちはそれぞれ別のものを頼んでいて
一人は,Koftaというメンチカツみたいなもの.
もう一人は,…なんだっけかな.
シチューみたいな料理を食べていた.
Koftaというのはたしか前菜のなかにも
見かけた気がするのだが,友達が頼んだのは
メインとしてのKofta.
油で揚げてある肉団子といえばいいのか
手っ取り早くメンチカツみたいといえばいいのか
よくわからないが,形はメンチカツに近かった.
中身は(たぶん)牛肉100%.
玉ねぎとかそういったものは
入っておらず,肉々しい味となっている.
ソースは特にかかっておらず,
最後のほうはつらそうだったが,
Mantiのヨーグルトソースをかけたり
シチューのスープ部分をかけたりして
友達は食べていた.
だいぶお腹いっぱいになったが
せっかくなのでデザートを頼み
晩御飯はおしまい.
なかなかおいしいというか
和食と違うのだが,日本人の口に
不思議に合うトルコ料理.
世界三大料理はさすが
と感じたそんな晩御飯だった.
ちなみに今日の写真.
左上:スープ
右上:borek
左下:manti
右下:サラダ(+お酒)
となっている.
投稿者 カズ : 23:34 | 留学生活 | コメント (0) | -
2007年12月5日
トルコ料理
朝起きると,外を見ると
白銀の世界だった.
おぉ,雪だ.
と,お~という気持ちと
うわっ…という気持ちがまだまだ混ざる12月.
もう少し経つと,お~というちょっと
ワクワクした感じはどこか遠くに消え去り
だりぃ.春こねーかなとブツブツ文句をいうだけになる.
そんな今日の写真は,金曜にあった
サンタパレード後にとったもの.
近くといっても実のところそれほど近いわけでもないのだが
郵便局前の噴水が見事に凍っていた.
1時過ぎだろうか.
そりゃ寒いわけだ.
さて,サンタクロースパレードのあと
友達とトルコ料理を食べに行ってきた.
フランス料理,中華料理に続いて
世界三大料理の一つであるトルコ料理.
しかし,実際のところ,あまり
トルコ料理というものにはなじみがない.
…ていうか,あれだ.
フランス料理も自分にとっては
そんなに身近じゃない.
高いし.
でも,お金を出せば食べることができるわけで,
ウィンザーにもフランス料理屋はあるし
トロントとか東京でもいいわけだけれども
フランス料理にありつくのはけっこう簡単だったりする.
中華料理はいわずもがない.
超高級からお財布にやさしいレベルまで
また世界中のどこでも見つけることができる.
ただお腹を安く満たすだけの目的といっても
過言ではないレベルから,これぞ世界三大料理と呼べるものまで
幅広くそろっているのも忘れてはいけないとこだろう.
そんなフランス料理に中華料理と
身近に存在する料理の中で一つ異彩を放つのが
トルコ料理といっていいのではないだろうか.
トルコ料理ときいて,一番最初に思いつくのは
なんだろう.
パッと思いつくのは,ケバブである.
実際のところ,初めて食べたと思われる
トルコ料理は,ドイツで,ミュンヘン駅で朝ごはん
として購入したケバブだ.
串に刺されたくるくるまわる肉の塊から
肉を削げ落とし,パンに挟んで食べる.
おぉこりゃ旨いと少々感動しながら
食べたのを覚えている.
続いてのトルコ料理はなにになるんだろう.
アラビア系とインド系とギリシャ系が
入り混じってよくわからないことになっているのだが
シシケバブをトロント時代に食べたのは覚えている.
が,たしかインド料理屋さんで
食べたので,きっとあのときのシシケバブは
トルコ料理ではない.
ウィンザーのイラク料理屋さんでも,チキンケバブ
を食べたことがあるのだが,これもトルコ料理ではない.
とはいえ,上の二つは似たようなもんだろう.
ちなみに,カナダに来て初めてわかったのは
ケバブというとシシケバブをさすということである.
でっかい串ではなくて,焼き鳥よりでかいが
そんな串焼きにされたつくねみたいな(たぶん)羊肉が
でてくる.
ドイツで食べた,そして,ケバブとよばれていたものは
ドネルケバブと呼ばれるものらしい.
カナダでドネルケバブという名前は今まできいたことがないのだが
その代わりに,似たようなものとして,シャワールマという
食べ物をよくみかける.
アラブ料理だそうが,基本的にドネルケバブと変わらない.
でっかい串に刺さった肉塊をそぎ落としながら
ピタに挟み食べる.
ウィンザーではこのシャワールマが市民権を得ており
残念ながら大学近くではつぶれてしまったが(市民権を得てないという意見は受け付けない)
ダウンタウンにいけば,でっかい肉塊をみかけることは容易である.
また,ギリシャ料理のジャイロと呼ばれる
似たようなものをピタにはさんだ料理も
これまたそこらかしこに見つけることができる.
(こいつは大学周辺でもみかける)
他にトルコ料理といえば,
トルコアイスというものが存在するわけだが
残念ながら食べたことはない.
日本でどっかのメーカーが出していた
トルコ風アイスは好きだったが
トルコ風なわけで本物のトルコアイスではない.
トルコ風アイスにはいろんな味のものがあるが
実際のところ,本場トルコにはチョコレートとか
そういった変り種のトルコアイスは存在しないそうだ.
ケバブにトルコアイス.
もちろんこれだけではない.
三大料理がこれだけで終わるわけがない.
ないのだが,名前がさっぱりとわからない.
トルコ人の教授のホームパーティーに招待されたとき
奥さんが用意してくださったトルコの家庭料理を
食べたことがあるのだが,ではそれは?ときかれると
はたと困ってしまう.
おいしかったことだけは覚えているのだが
ではトルコ料理を食べたいからその教授に
夕食を招待してくれといえるほど,親しいわけでもないので
どうすればいいかといえば,レストランに行くのである.
トルコ人の友達が,つい最近,
トルコ料理屋さんを発見した!
美味しいし,値段もそれほど高くない.
といっていたので,では行ってみましょうとなったわけだ.
そんなわけで,明日に続くのである.
投稿者 カズ : 23:40 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年12月4日
パッチアダムス
紅白歌合戦の出場歌手が発表された.
今年は(も)帰らないので
あまり関係ないっていえばないのだが
年越しといえば紅白という図式が
頭の中にあるので,やっぱり気になる.
誰がでるんでしょと出場歌手を
みてみれば,“…”でおわった.
もちろん全員知らないとか
そんな自体には陥っていない.
陥っていないのだが,
限りなくあやしい人がいる.
特に若い人たちが
さっぱりとわからない.
もうこの若い人達という言い方が
26歳の人間がする発言とも思えないわけだけれども
それはおいておいて,なにこれ?
日本にいたら年越しだと気合を入れて
見ないな,きっと.
惰性でみるぐらい.
紅白ってこんなに魅力のない番組だっただろうか?
実は魅力がつまっているのだが,
それに気がついていない状態なのだろうか.
どうも後者のような気がしないのが
なんとなく残念だ.
さて,以前,ビデオを借りたのだが
忙しいのもあってすっかり忘れていた.
どこかの施設から借りているわけではないので
延滞料が発生するわけでもないのだが
いつまでも返さないのは人としてどうかという
お話になってきてしまう.
かといって,見ていないのに
返すのはせっかく貸してくれた人に失礼でもあるし
昨日,ちょっと気合を入れて,家に帰ってから見た.
1時からのビデオ鑑賞会である.
借りたビデオは,パッチ・アダムス.
知らなかったのだが
けっこう有名らしい.
以下,内容についてふれるので
気をつけてください.
実話を元に作られた物語だそうで
一言でいうならば,笑いを治療に取り入れ
奮闘するというのがあらすじ.
患者と壁を作り,無機質的な医者の態度に疑問を感じ
人と人との関係を大切にし,
ユーモアで心を通わせると同時に,金儲け主義の
医学界に疑問を感じ,医は仁術をめざす.
が,その姿勢は従来の医者には理解されがたく
また規律を無視し,自由奔放な態度が一部の人間から
反感を買う.
そこに,恋愛が絡んできて
物語は展開していくといった感じだろうか.
話としては,素敵で感動的なお話.
また実話が元というところが
話のレベルを一気に上げていると思う.
フィクションだったら,素敵な話ね.
こんなお医者さんどっかにいないかしらん
で終わる.
が,実際にいて,病院が存在するというのだから
その瞬間,現実と理想とがリンクして,おぉとなる.
個人的な感想でいえば,
いいお話だった.
でも,映画の後半部は好きではない.
見ていて,展開が早いなぁと思ったのだが
怒涛のように押し寄せる目まぐるしいイベントの数々.
あれよあれよという間に
医師会での演説が始まる.
で,この医師会での演説が問題だ.
素晴らしいことをいっているのはわかるのだが
べつにこの映画にそれは必要なのだろうか?
それまでのシーンで存分に流されていることを
そして,それらが気付きにくいかといえばそうでもなく
メッセージとしてちゃんと受け取れるレベルだと思うのだが
それが再び延々と繰り返されるのである.
感動させたいという意図があるのかどうか
知らないが,お腹いっぱい.
まるでカナダのケーキでも食べているかのごとく
くどく,見るだけでうんざりするそんな演説だと感じた.
グダグダで3時間ぐらいの映画にすればよかった
のにとか思ったが,きっとそれに賛同する人は少ないだろう.
でも,この映画はグダグダののんびりでいいと思うだけどね.
なかなか楽しい映画だった.
が,もう夜の1時から映画をみるとかやめよう.
次の日がつらすぎる.
投稿者 カズ : 21:57 | 雑記 | コメント (0) | -
2007年12月2日
サンタパレード
雨.
今日は珍しく暖かく
7度ぐらいなのだが,
一日雨だった.
0度前後でもいいから
晴れて欲しい.晴れなくても
せめて雪と思うのは,やっぱり雨の
もつ憂鬱さだろうか.
…なんて小難しい話をするわけでもなく
雨だと外に出るのが面倒だから.
雪なら払えばいいけれど
雨だと傘をささないといけないというのが
面倒だ.
さて,12月に入り
クリスマスの雰囲気が
街中に漂い始めた.
そんな昨日.
12月1日にウィンザーで
パレードがあった.
その名も,Santa Claus Parade
12月にピッタリのサンタクロースパレードだ.
39回目ということで
実は歴史があるサンタパレード.
詳しくは→こちら(注:英語)
もともとはこのパレードのことは
しらなかったのだが,友達を誘ってご飯でも
食べに行こうと思ったら,パレードのことを
教えてもらい,ついでにいったというわけだ.
18時開始のパレード.
どれだけの規模かしらなかったが
ダウンタウンを練り歩くわけでもないし
こんなクソ寒い中だれが見るんだろう
とか思っていたら,待ち合わせ場所に現れた
友達2人が口々に,道路がすごい込んでた.
というではないか.
マジで?と思いながら,パレードが通る
道までいってみれば,確かにすごい人ごみ.
基本子ども連れの家族が多いのだが
若者ももちろんいる.
サンタ帽子をかぶっている人もけっこういて
いやがうえにも気分は盛り上がってくるではないか.
時間としてはほぼピッタリの時間につき,
いまかいまかと待っていると,なんとサンタマジックが炸裂.
雪が降ってきた.
なんだ?すげーな.
どんな演出だよ.
湿度がそれほど高くもないので
日本のようにベチャベチャとした大きい
雪ではなく,小さなサラサラの雪.
クリスマスのパレードには
かかせない必需品の到着をまるで待っていたかのように
パレードの始まりを告げるサイレンが聞こえてきた.
(先導が白バイおよびパトカーなのでそのサイレン).
メリークリスマス!とパレードに参加している人も
沿道で見学している人も声高らかに叫び,
パレードは進行していく.
基本的に,カナダデーとかのパレードと一緒かな.
ブラスバンドがいて,消防や郵便,救急などといった
公務員の方々がいて,イベントものにはかかせない
各種企業協賛の山車がある.
降る続ける雪の寒さを忘れさせるようなパレード
といきたいところだが,そんなわけなく
というか雪が降ってくるとは思っていなかったので
防寒のレベルが甘く,さみいとメリークリスマスを
口語につぶやき,叫びながらパレードを眺めていた.
寒さのためかどうかは知らないけれど
カナダデーのパレードよりも長く感じたのだが
実際のところどうだったんだろう.
いい勝負をしていたことは間違いないと思う.
雪がなくてもうちょっと暖かければ
もっと楽しかったのかもしれないが
しかし,クリスマスらしさ.カナダらしさ
でいけば,間違いなかったパレードだった.
もちろんサンタのおじいさんもいたしね.
いまかいまかと待っていたら
ようやく列の最後尾に,登場したサンタクロース.
もったいぶりやがってと少々思いつつ
メリークリスマス!とはしゃいでいた.
パレードが終われば,降り続く雪の中
当初の目的である晩御飯.
最近できたというトルコ料理を
食べにいったのだった.
投稿者 カズ : 20:16 | - | コメント (0) | -