2007年12月5日

トルコ料理

朝起きると,外を見ると
白銀の世界だった.

おぉ,雪だ.

と,お~という気持ちと
うわっ…という気持ちがまだまだ混ざる12月.

もう少し経つと,お~というちょっと
ワクワクした感じはどこか遠くに消え去り
だりぃ.春こねーかなとブツブツ文句をいうだけになる.

そんな今日の写真は,金曜にあった
サンタパレード後にとったもの.

近くといっても実のところそれほど近いわけでもないのだが
郵便局前の噴水が見事に凍っていた.

1時過ぎだろうか.

そりゃ寒いわけだ.

さて,サンタクロースパレードのあと
友達とトルコ料理を食べに行ってきた.

フランス料理,中華料理に続いて
世界三大料理の一つであるトルコ料理.

しかし,実際のところ,あまり
トルコ料理というものにはなじみがない.

…ていうか,あれだ.

フランス料理も自分にとっては
そんなに身近じゃない.

高いし.

でも,お金を出せば食べることができるわけで,
ウィンザーにもフランス料理屋はあるし
トロントとか東京でもいいわけだけれども
フランス料理にありつくのはけっこう簡単だったりする.

中華料理はいわずもがない.

超高級からお財布にやさしいレベルまで
また世界中のどこでも見つけることができる.

ただお腹を安く満たすだけの目的といっても
過言ではないレベルから,これぞ世界三大料理と呼べるものまで
幅広くそろっているのも忘れてはいけないとこだろう.

そんなフランス料理に中華料理と
身近に存在する料理の中で一つ異彩を放つのが
トルコ料理といっていいのではないだろうか.

トルコ料理ときいて,一番最初に思いつくのは
なんだろう.

パッと思いつくのは,ケバブである.

実際のところ,初めて食べたと思われる
トルコ料理は,ドイツで,ミュンヘン駅で朝ごはん
として購入したケバブだ.

串に刺されたくるくるまわる肉の塊から
肉を削げ落とし,パンに挟んで食べる.

おぉこりゃ旨いと少々感動しながら
食べたのを覚えている.

続いてのトルコ料理はなにになるんだろう.

アラビア系とインド系とギリシャ系が
入り混じってよくわからないことになっているのだが
シシケバブをトロント時代に食べたのは覚えている.

が,たしかインド料理屋さんで
食べたので,きっとあのときのシシケバブは
トルコ料理ではない.

ウィンザーのイラク料理屋さんでも,チキンケバブ
を食べたことがあるのだが,これもトルコ料理ではない.

とはいえ,上の二つは似たようなもんだろう.

ちなみに,カナダに来て初めてわかったのは
ケバブというとシシケバブをさすということである.

でっかい串ではなくて,焼き鳥よりでかいが
そんな串焼きにされたつくねみたいな(たぶん)羊肉が
でてくる.

ドイツで食べた,そして,ケバブとよばれていたものは
ドネルケバブと呼ばれるものらしい.

カナダでドネルケバブという名前は今まできいたことがないのだが
その代わりに,似たようなものとして,シャワールマという
食べ物をよくみかける.

アラブ料理だそうが,基本的にドネルケバブと変わらない.

でっかい串に刺さった肉塊をそぎ落としながら
ピタに挟み食べる.

ウィンザーではこのシャワールマが市民権を得ており
残念ながら大学近くではつぶれてしまったが(市民権を得てないという意見は受け付けない)
ダウンタウンにいけば,でっかい肉塊をみかけることは容易である.

また,ギリシャ料理のジャイロと呼ばれる
似たようなものをピタにはさんだ料理も
これまたそこらかしこに見つけることができる.
(こいつは大学周辺でもみかける)

他にトルコ料理といえば,
トルコアイスというものが存在するわけだが
残念ながら食べたことはない.

日本でどっかのメーカーが出していた
トルコ風アイスは好きだったが
トルコ風なわけで本物のトルコアイスではない.

トルコ風アイスにはいろんな味のものがあるが
実際のところ,本場トルコにはチョコレートとか
そういった変り種のトルコアイスは存在しないそうだ.

ケバブにトルコアイス.

もちろんこれだけではない.

三大料理がこれだけで終わるわけがない.

ないのだが,名前がさっぱりとわからない.

トルコ人の教授のホームパーティーに招待されたとき
奥さんが用意してくださったトルコの家庭料理を
食べたことがあるのだが,ではそれは?ときかれると
はたと困ってしまう.

おいしかったことだけは覚えているのだが
ではトルコ料理を食べたいからその教授に
夕食を招待してくれといえるほど,親しいわけでもないので
どうすればいいかといえば,レストランに行くのである.

トルコ人の友達が,つい最近,
トルコ料理屋さんを発見した!
美味しいし,値段もそれほど高くない.
といっていたので,では行ってみましょうとなったわけだ.

そんなわけで,明日に続くのである.

投稿者 カズ : 23:40 | 雑記

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