2007年12月6日

Balkan Bistro

チョコレートを貰った.

木曜に担当してたラボに
出席していた学生さんがくれたのだ.

と,ここでこれはもしかして…
と思う人もいるかもしれないが
残念ながらなにもない.

その日を担当していた僕と友達
2人にお礼として配ったそうだ.

ていうか,貰っていいのかしらん.

う~ん.ラボの試験も採点も含めて
全てがもう終わったからいいのかな.

まあ,教授経由でこれ渡しといてって
いわれたから,どうぞ.ときたので
きっと問題ないんだろう.

ありがたいこっちゃ.

トルコ料理屋さんの名前は
Balkan Bistroといって,
場所は3203 Peter St.になる.

パッと見は,レストランとは
思えない外見で,普通の家に見える.

でかでかと派手な看板があるわけでもなく
町の小さな料理屋さんって感じがする
レストランだ.

内装はというと,これが綺麗.

カジュアルな格好でも全然問題ないわけだけれども
ジャケットが必要なんじゃないかしらん
と思わせるような雰囲気が漂っていて
ちょっとゴージャス.

もし友達に教えてもらわなかったら
このレストランは発見できなかったと思うし
たとえ発見しても,なんか高そうだ
と入ることはなかっただろう.

ていうか,なかなか1人じゃ入りにくい
レストランだ.

3人で入ったときも,ちょっとその雰囲気に
圧倒され,普通の格好だけどいいのか?ていうか
店員さんどこ?みたいな感じで,高級感あふれる
店内をうろちょろしていた.

実際のところは,リーズナブルなお店で
10~15ドル程度.

もちろんそれ以上のものもあるし
お酒を頼めば別だが,基本的なお値段は
そんなもんだろう.

ちなみに,メイン料理にはご飯とサラダが
ついている.

このサラダはカナダらしく
サイドサラダの割りにボリューム
たっぷりだ.

閑話休題.
トルコ料理.

メニューを開き,なにを食べようかと
悩むわけだけれども,ものが想像できない.

トルコ語は全然わからないので
英語の説明を読むわけだが
なんとなくでしかつかめない.

だいたいこういったものは
中華でもそうなのだが,英語の説明を
読むと余計に混乱したり,実際のところ
説明になってなかったりする.

もちろん説明されているものが大部分なのだが
なにせトルコ料理自体よくわかってないので
完成形が頭に浮かんでこない.

とりあえずお酒を頼んで,
あまりの寒さに耐え切れず,
本日のスープも注文することに.

そして,初めてレストランでトルコ料理を
食べるわけだしいろいろ食べてみようというわけで
前菜も1つ頼むことにした.

頼んだのは,borekというものだったと思う.

春巻きみたいに細長く包まれたものが
揚げられてでてきた.

一口食べてみれば,サクッ♪との音が嬉しい.

中にはほうれん草が入っていた.

出来立ての熱々を頬張っているせいか
これが旨くてたまらない.

ビールとかあれば,最高のつまみ.

本日のスープは,トマトベースのスープ.

お好みでチーズを加えてねと言われたので
チーズを加えて食べてみれば,これもおいしい.

ほどよく溶けたチーズが,トマトスープに
非常にあう.

トマトの酸味がやや強いかなと思われる
スープだったが,チーズが入ることによって
まろやかになり,最高のでき.

前菜にスープ,そしてサラダで
ややお腹はくちくなってしまったわけだが
それでおしまいとはならない.

メイン.

僕が頼んだのは,Mantiという料理.

ニンニクが混じったヨーグルトベースのソースが
たっぷりとかかった料理で,具は
ニョッキみたいな小麦粉のお団子.

ちなみにニョッキとは味見をした友達がいった言葉で
僕が真っ先に思いついた似たような料理は
すいとんだった.

いや,小麦粉だけだと思うし
どっちかといえば,すいとんのほうが
近いわけだが,なんだかお洒落の度合いが違う.

まあ,いいんだけど.
すいとん,おいしいし.

そのニョッキもどきに,
肉団子らしきものも入っていて
なかなかこれが旨い.

トマトソースとヨーグルトソースも
絶妙で,モニュモニュする口触りがいい.

ご飯というよりは,久々に
パンがあればいいなと思った料理だ.

たぶんご飯には合わない.

白米ってのは万能な食べ物だが
このMantiってのものは,パンだな.

とはいえ,前菜にサラダ,スープときて
さらに具のすいとんもどきのおかげで
お腹はいっぱいなわけで,
パンがあったとしても食べることはできないわけだが.

他の人たちはそれぞれ別のものを頼んでいて
一人は,Koftaというメンチカツみたいなもの.
もう一人は,…なんだっけかな.
シチューみたいな料理を食べていた.

Koftaというのはたしか前菜のなかにも
見かけた気がするのだが,友達が頼んだのは
メインとしてのKofta.

油で揚げてある肉団子といえばいいのか
手っ取り早くメンチカツみたいといえばいいのか
よくわからないが,形はメンチカツに近かった.

中身は(たぶん)牛肉100%.

玉ねぎとかそういったものは
入っておらず,肉々しい味となっている.

ソースは特にかかっておらず,
最後のほうはつらそうだったが,
Mantiのヨーグルトソースをかけたり
シチューのスープ部分をかけたりして
友達は食べていた.

だいぶお腹いっぱいになったが
せっかくなのでデザートを頼み
晩御飯はおしまい.

なかなかおいしいというか
和食と違うのだが,日本人の口に
不思議に合うトルコ料理.

世界三大料理はさすが
と感じたそんな晩御飯だった.

ちなみに今日の写真.
左上:スープ
右上:borek
左下:manti
右下:サラダ(+お酒)
となっている.

投稿者 カズ : 23:34 | 留学生活

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