2008年2月16日

ハヤシライス

買い物に行って
洗濯をしていたら
なんだか1日が終わってしまった.

1日の締めはやはり料理.

何を作ろうかと考えたときに
頭に浮かんできたのは,前回同様
スープ系の料理.

1回作れば,4,5皿分にはなるし
失敗しなければ,これほど楽なことはない.

では,なにを作ろうか?
という問題がでてくる.

とりあえず可能性としてありえないのは
ブイヤベース.

もう2度と作ることはないと思う.

しっかりしたものを
ちょっと食べてみたいとは思うけれど
自分で作れる気がしない.

ブイヤベースがないとするなら
無難にカレーかそれともシチューか.

いちお両方,ルーは持っているので
作ろうと思えばどちらも作れる.

コンソメさえあればできる
ポトフも捨てがたい.

う~んと悩んでいる時ってのは
なかなか実のところ楽しいのだが
いつまでも悩んでいるわけにもいかない.

買い物にいかないと.

というわけで,秘密の食料箱を
ガソゴソとあさりつつ,何にしようと
考えていたら,あるものが目に入ってきた.

ハヤシライス.

…これしかない.

というわけで,ハヤシライスに決定.

いちお分量を見てみると
5皿分らしい.

これはいい感じの量だ.

ハヤシライスに必要な玉ねぎは
買い置きがあるので,牛肉とマッシュルームを買ってきた.

本当は牛肉の薄切りがあればいいのだが
残念なことにそんなものはありゃしない.

いや,正確にはあることはあるのだが
冷凍でお値段高め,しかもたいして美味くない
ときているので,それだったら,自分で
それなりの大きさに切ったほうがマシというわけだ.

カナダの場合,牛肉は赤身のほうが
高いような気がする.

脂肪混じりの部分のほうが安く手に入り
そして,僕はそっちのほうが好きだ.

というわけで,脂肪混じりの買ってきたお肉を
適当な大きさにきっていく.

玉ねぎも薄切りにして
ついでに,人参も適当な大きさにきった.

たぶん正統なハヤシライスには
人参は入っていないだろう.

箱の後ろの作り方にも
玉ねぎと牛肉しか書いてなかったし.
(マッシュルームはお好みでみたいな感じだった).

ただ実家ででてきたハヤシライスには
人参が入っていたし,栄養を考えた場合
そっちのほうがいいと思う.

なにせカレーでもなんでもいいのだが
基本的に一品作ればそれだけ.

サラダなどといった付け合せは面倒で
作らないので,できる限り野菜は鍋の中に
一緒に入れておきたい.

というわけで,人参.

ついでにいうと,
箱の後ろに書いてあった分量は無視した.

牛肉にしろ玉ねぎにしろ
だいたい2倍の量.

いや,明らかに物足りない
ような気がしたんだよね.

5皿分で,玉ねぎ(大)1個.牛肉175gとか.

もしかしたら,ハヤシライスは
具ではなくて,スープのほうを楽しむもので
だから具は少なめなのかもしれないのだが
そんなことはお構いなしだ.

玉ねぎにしろ牛肉にしろ
マッシュルームにしろ,火を通せば
小さくなってしまうし,最初ちょっと多かったかな?
と思えるぐらいが,一番いいと思う.

作り方は簡単で,基本的に
カレーと一緒.

玉ねぎを炒めて,いい感じになったら
マッシュルームと人参を投入.

で,もうちょっと炒めたら
牛肉とお酒を入れて,さらに炒める.

その後,お水を入れて,
アクを取りながら煮込む.

ルーを入れるときは,一度火を落として
しっかりと溶かして,あとは味を整える.

ケチャップやお醤油,赤ワインの代わりに
ブランデーなどを適当にいれつつ,
グツグツとしてきたら完成だ.

ご飯の上にたっぷりとかけて
ハヤシライスのできあがり.

お味はというと,これが美味い.

牛肉が薄切りではないので
ちょっと肉々しい感じがしてしまったが
それでも何一つ問題はない.

ブイヤベースもどきと比べるならば
天と地の差があるできばいだった.

翌日以降の食事も楽しみだし
やっぱりこうでなければいけない.

ブイヤベース.

あれはとりあえず
記憶の奥底に封印しておくことにしよう.

投稿者 カズ : 22:23 | 食べ物

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