2008年4月4日
フランス語圏
カナダとはご存知の通り
英語とフランス語の2ヶ国語が
公用語である.
飛行機とか2ヶ国語で放送があるし
カナダ国歌も英語とフランス語.さらには
それが混ざっているバイリンガルバージョンもある.
(興味がある人は→こちらでmp3できくことができる)
さらに,カナダのジャーナルなら,
英語,フランス語のどちらで投稿しても
問題ないはずだ.
…少なくても地学系のジャーナルは
どっちでもいけるし,要約部分は
両方で書かれている(英語で投稿すれば
要約部分はフランス語に翻訳してもらえる).
英語圏の子どもでも,学校でフランス語を
習わなくてはいけないし,圧倒的に英語圏の勢力が
強いのは事実だが,フランス語の存在は無視できない.
上に圧倒的に英語勢力が強いと書いたが
フランス語圏はあるわけで,ケベック州だ.
聞いた話では,ケベックで話されるフランス語は
100年前ぐらいのフランス語で,現在のフランスで話されている
フランスとは少々異なる.
つまり,古臭い感じがして,
ケベックの人たちはあまりフランス人とは話したがらない
とのこと.
これが本当かどうかフランス語を
まったくもって勉強したことがない僕は知る由はないが,
閉じられたケベックのフランスが古風てのはきっと本当だろう.
言語学とかやってる人には
おもしろかったりするのかしらん.
まあ,古風だろうが最新だろうが
フランス語にはかわりなく,僕はさっぱりとわからない.
とはいえ,ここオンタリオは英語圏なので
普段は英語だけでまったくもって問題ない
(英語そのものに問題があるのはこの際ふれないでおこう)
わけだけれども,やっぱりここはカナダ.
フランス語でのトラブルは避けられなかった.
5月にケベックで学会がある.
宿の予約をしようと思ったのだが
トラブル発生.
個人情報や日付を入力して
Submitのボタンを押したら
なにか足りなかったのかそれとも
エラーが起きたのかわからないが
もとの場面にもどった.
上になにか文字が書かれていたので
きっとなにかが足りなかったんだろうけれど
画面上にはフランス語.
もともとフランス語のサイトで,
英語ボタンをおして,英語に切り替えての
作業だったのだが,どうやらエラーがでて
再入力画面に戻ると,フランス語になるらしい.
しかし,ここで慌てるような僕ではない.
落ち着いて,英語ボタンを押せばいいのだ.
ポチッ.
英語版がでてきた.
さっきまで入力していた内容が
全部消えて,新しいシートとして.
…えっ?なんで??
もう1度入力してもいいのだが
なにが足りないかもわからないし
クレカ情報もいれているので
何度も繰り返しやりたくないというのが本音.
けっきょく今日のところはやめてしまった.
フランス語圏.
おそろしや,おそろしや.
投稿者 カズ : 23:07 | 留学生活