2008年4月30日

火災報知機

先週,冬学期が終わった.

秋・冬学期の喧騒はどこに
いったのか.

一転して静かなキャンパス.

緑の芝生が鮮やかで,
閑静としたキャンパスというのは
最高といえる.

学部生の子達のなかには
こんな素晴らしい大学の姿を知らない人も
いるのではないだろうか.

なんかもったいないような気がする.

さて,家に帰ったら,ピーという
バカでかい音がきこえてきた.

うん?とか思いつつ部屋に入り
またしばらくすると,ピーという
けたたましい音.

なんだと思いつつ,そんな
バカでかい音をだすものは
1つしか思いつかないわけで
原因は火災報知機.

しかしながら,今までオーブントースターで
魚を焼いたときも鳴ったことはなかったし,
そもそも家にいない間になったというのは
かなりやばいのではなかろうか.

とはいえ,別に火事の様子は見当たらない.

なんだろう?ととりあえず
換気をしてみるも,一定時間を置いて
ピーと大音量でなりやがる.

どうやら部屋にいても害はなさそうだけれども
しかし,警告音の音量には閉口する.

これを無視して眠ることは
さすがの僕にもできない.

なんだろう?ってか,電源はどこだ?
と適当にいじっていたら,悲劇がおきた.

テストボタンを押してしまったのだ.

けたたましく鳴り響く警報.

うるさい.手のひらぐらいの大きさの
どこからこれほど大きな音がでてくるのか?
と思えるほどの大きさ.

やばい,やばい,やばい.

これはやばすぎる.

うるさいと思いつつ,とめる方法も
わからないので,鳴り止むまで待った.

1分も鳴ってないような気がしなくもないが
しかし,そのあまりの大音量にびっくりした僕は
数分にも思えた.

永久に続くと思われたテスト警報が鳴り止み
ようやく安堵の時間がきたと気を抜いた瞬間,
ふたたびピーという警報音.

うるせぇ.

ていうか,原因はなんだよ.

と思っていたら,今回の
警報音はオマケがあった.

女の人の声で,No Battery
といってるではないか.

正確にはNo Batteryのあとに
なにかいっていたが,恐らくそれは
フランス語.

まあ,その部分は重要ではなく
電池切れというその言葉が重要.

そして,これは2つの大きな情報を
僕にくれた.

1つは,当然だが,この警報音が
電池切れを示しているということ.

たかが電池切れぐらいでこんな
バカでかい音を流すなと思うが
まあ,電池が切れてしまったら,
火災報知機としての役割は果たさないわけで
けたたましくお知らせする必要があるのだろう.

そして,もう1つの重要な情報は
こいつが,電池によって動いているということだ.

天井にくっついていたので
どこかに電源があるかと思っていたが
そうではなかった.

つまり,いままで経験したことはないが
普通に料理をしていて,鳴り出した場合
電池を引っこ抜けばいいというわけだ.

前に住んでいた家がそうだったのだが
換気扇を使わないで,たとえばお湯を沸かしただけで
火災報知機がなるレベルだった.

オール電化なので別にガスに反応しているわけではないし
キッチンはリビングと繋がっているので,それほど
換気が滞っていたとも思えないのだが,あまりの敏感さに
驚いたものだ.

というか,大家さんですら
料理をするときは,電池を外しておく
といっていたほどだ.

今の場所は,どんな料理をしても
鳴ったことがないので,その必要はないだろうけどね.

とりあえず,電池がなくて警告音が
なっているのなら話は簡単である.

電池を抜けばいいのだ.

それで音はとまる.

そして,電池を買ってきて
いれればいいのだ.

さっそく火災報知機を天井から取り外し
(グルグル回したら簡単に外れた),
電池を引っこ抜いた.

電池を見てみるならば,単三電池3本.

単三電池なら何本かあったなぁと思い
部屋を漁るなら,ちょうどでてきた
単三電池3本.

これはいい.これで全てが解決
と電池をはめたら,最後の最後に罠が仕掛けられてた.

完全に油断したところで,
電池が入りましたという確認だろうか.

ピーというバカでかい警報音が
1度鳴った.

…あぶない,あぶない.
あやうくせっかくいれた電池を
引っこ抜いて,報知器をゴミ箱にたたきこむところだった.

せめて確認音は,もっと小さい音でも
よかったのではないか.

電池をいれた瞬間に鳴るわけで
体(耳)が報知器のそばにあるのだから.

勘弁してほしい.

投稿者 カズ : 20:22 | 雑記

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