2008年7月25日

値段の違い

帰ってきてやることの一つに
メールチェックがある.

ドイツでは初日以外ネットに接続する
機会がなかったので,1週間近く放置していたことになる.

メールチェックしたくないなぁという
なんだかメール恐怖症になりつつ,受信してみれば
やっぱり大量のメール.

必要なものを見ていくのだがその中に,
明日(金曜日),朝9時から比抵抗探査をテストするから
きてね.というメールがあった.

…みなきゃよかった.

後悔してももう遅い.

去年,地球物理の巡検で比抵抗探査を担当していたので
テスト調査というのは自分には関係ないような気がするけれど
メールがきているということは,きっと手伝えということなのだろう.

どうしましょうと迷ったが,
とりあえず起きたらいこうと心に決めた.

で,残念というのかどうなのか難しいところだが
目が覚めてしまった.

これは別になにかイベントがあると
目覚まし時計が鳴る前に目が覚めてしまう
というようなことではない.

ではなにかといえば,時差ボケ.

今日は朝の5時ごろに目が覚めたので
昨日よりもまだマシといえるけれど
それでも早朝にはかわらない.

ドイツとの時差6時間がうらめしい.

一度目が覚めてしまうと寝れなくなってしまい
結局,そのまま起きて大学に向かった.

しかし,これはまだマシというべきかもしれない.

朝早く起きるともちろん夜も早く眠くなるのだが
ドイツではかなりしんどかった.

朝がしんどい.

それでもサンプリングの緊張感も手伝ってか
なんとか起きることができるのだが,一日のサンプリングが
終わった瞬間に,一気に眠気が襲ってくる.

だいたい16時ごろ.

まるで徹夜明けかのごとく強烈な睡魔がやってきて
最初の2日間ほどは行動がほとんどできなかったほどだ.

時差ボケに打ち勝つためには,そこで
昼寝をしてはダメなんだろうけれど,なかなか
そうもいかないのが難しいところ.

なにか画期的な時差ボケ解消法があればいいのに.

いったいあと何回誕生日を迎えたら
それが可能になるのだろうか.

未来はもうちょっと先のようだ.

さて,旅行でもなんでもそうなのだが
外に出かけ,外食中心となると
一気に野菜を取る量が減る.

全くもって自慢できることではないが,
もともとの食生活でも十分といえるほど取っていない.

これがさらに減ることになれば
いくらマルチビタミン・ミネラル剤を
飲んでいるといっても,体にいいわけがない.

なにか野菜を手軽に取れる料理はないかしらん
と考えて,頭に浮かんだ料理は,カレー.

たいていの野菜は問題なく具となるし
夏にカレーはもう定番みたいなもの.

さっそく作りましょうと思ったが
お肉がない.

肉なしカレーはいくら野菜をメインとして
作るとしても,なんだか物足りない.

かといって,遠くのスーパーまで行くのは
面倒くさいしと近くの小さなスーパーに
大学帰りに寄ってみた.

頭にあったのは,ひき肉を使ったカレー.

さっそくお肉コーナーにいってみれば
ひき肉の入ったトレイは空になっていた.

あら,どうしましょう.と考えていると
店の兄ちゃんが,いらっしゃい.と声をかけてくる.

ひき肉はもう売り切れ?ときくならば
いや,今からまた作るからという返事が.

じゃあ,300gぐらいくださいなといって
みていると,隣に並んでいた
シチュー用の肉をとって,それを使ってつくり始めた.

新鮮だよ~といってくれたのだが
少々疑問がわいてきた.

それは,値段.

シチュー用の肉は,1ポンド3.6ドルぐらいだった.

それを使って作ったひき肉は
1ポンド2.8ドルほど.

なんでだ.

どこでどうなると値段が安くなるのだろう.

ひき肉にすると日持ちが悪くなるから
さっさとさばきたいのか.
それとも,別の肉もそこにまぜているのだろうか.

気にするときりがないし
安く買えてラッキーぐらいに思っておきたいのだが
勘ぐってしまう.

食べ物.

なかなか難しい問題だ.

投稿者 カズ : 23:11 | 雑記

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