2008年2月12日

携帯パニック

ようやくブイヤベースもどきを
食べ終えた.

1日置いたら,味がおちついて
それなりに食べれるものになっていた.

口に運べばそんなにまずくないのだが
においがダメ.

お腹が減っていても,食欲を
増進させることはないそのにおいが
ブイヤベースのものなのか,それとも
適当に味を整えた結果なのか知る由もないが
とりあえず鼻につき,しんどかった.

スープ系で新しいものに
挑戦するのは危険と再認識.

一気にたくさん作れるが
失敗するとえらいことになる.

無難なもの.

カレーぐらいが一番だ.

さて,先週に引き続き
今週も試験監視の仕事がある.

試験監視というのは,楽といえば楽.
ただ不正行為は防がないといけないので
気楽といえばそうでもない.

まあ,なにもなければ
のんびりと見回るだけですむので
ラボをやるよりは遥かに楽なのはいうまでもない.

そう.なにもなければ.

先週のこと.

とある授業の試験監視をしているときに,
ちょっとしたトラブルが起きた.

試験中,誰かの携帯が鳴った.

なんだかコーランのような着信音.

といっても,これはもう適当な発言で
ようするに中東系の音楽が鳴り響いた.

おいおい.電源きってもなく
マナーモードにもしてなく
しかもなんだこの面白着メロは?
と探すも,最初はだれかわからなかった.

しばらくすると,再びノスタルジックな
着信音が鳴り響く.

で,その携帯の持ち主を発見.

当然のごとく,電源を切るようにいったが
その本人の携帯ではないようで
電源の切り方がわからないというではないか.

えっ?自分のじゃないの?
それはどういう状況だ?と思いつつも
携帯の電源の切り方なんて
世界共通じゃないのか?という考えも頭に浮かぶ.

お願い,電源切ってと頼まれたので
とりあえず受話器を切るほうのマークを
長押ししてみる.

…切れない.

と,再び鳴り出した.

うぜぇ.このへんてこ音楽がうざさを倍増させやがる.

僕がうざいと思うだけならいいのだが,
明らかに試験の妨害.

電話を切ることはできるので
切って,いじくる.

あっ,側面に電源ボタン発見.
これか!と思って押してみると
画面は真っ暗になった.

よしっと思って,その子に
返した瞬間,またまた電話.

シャレになってない.

その子に断りをいれ,
携帯をもって試験会場外へ.

いじって,いじって
なんとかなったかな?と思って
その人に返した10分後.

またまた電話が.

別部屋を見に行っていた教授が返ってきたので
その教授と一緒に,なんとか電源を
落とそうとするが,さっぱりわからない.

電源が切れたように見せ掛けて
実のところ切れてない.

いけたかな?と思うと
また鳴り出すみたいなそんな状況だったので
その子も,もうどっかに放り出してきて
といったが,しかし,捨てるわけにもいかない.

が,鳴るたびに笑いが起きる状態で
このままでは明らかにテストの進行に障害が.

電池パックでも引っこ抜いて
強引に電源を落とすかと考えていたら
もう何度きいたかわからないメロディーがなりだした.

せめてマナーモードにとか思いつつ
適当にいじくり倒したら
今までなんも受け付けなかった
タッチパネルが,操作可能となった.

よしっ.ということで
電源を落とし,事なきをえた.

30分以上かかったけどね.

あとでその子がいっていたのだが
その電話.誰かの忘れ物だったらしい.

席に着いたら,携帯があったが
テストがすぐに始まってしまう.
というわけで,テスト終了後に渡すという
話をしてあったそうだが,
持ち主がそれを無視して電話を掛けまくってきた
というわけだ.

空気を読めよ.持ち主め.

携帯はかなり新しい携帯で,タッチパネル式.
ウィンドウズも入っていて,なんか携帯というより
PDAといったほうが正解なのだろうか.

しかし,たかが電源をきるだけで
これほど苦労するとは.

もっとシンプルにできなかったものかしらん.

テクノロジーの進化も考えものだ.

投稿者 カズ : 23:48 | 留学生活

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