2011年4月21日
ポーランド-1
academic fairでの審査員.
後からいろいろきくと
なかなか面白い話が聞けた.
そもそもなんでacademic fairで
審査員なんかがいるか.というところ.
学校なのだから先生が採点すればいい.
普通に考えたらそうだ.
ようするに夏休みの自由研究みたいなもの.
それを飾って大学生を30人以上も呼んで審査を行なう.
その意味はというと,
この採点で優秀な点を取ったものを
市だか州だかのacademic fairに提出するそうだ.
過去にも同じように提出してきているそうだが
おかげで好成績を収めているらしい.
まあ,それはそうだろう.
学生とはいえ大学3年か4年以上の科学に関わっているものが
採点するのだから,それほどひどいことにはならないはずだ.
さらに今年からは今後のアドバイスまで求めるとなれば
なんていうかね.もうなんで,大学がそこまで?と思ってしまう.
のだが,実はこれは更に裏があるのだった.
さて,ポーランドにサンプリングに行ってきた.
というわけで,次回からポーランドでの
サンプリングについてふれたいと思うのだが
最初に行っておきたい.
今回,写真を合計で3枚しかとっていない.
それも全てサンプリングに関わる写真.
3枚.
別にカメラが壊れたわけでもない.
SDカードが一杯になってしまったわけでもない.
バッテリーが切れてしまったわけでもない.
普通にカメラが使える状態で3枚.
しかもサンプリング以外の写真がゼロ.
これが全てを物語っているといってもいいのだが
つまるところ,トラブル続きだったのだ.
それは,土曜日のこと.
予定では,土曜の15時半にデトロイト発
ニューヨーク経由でベルリン行きの便に乗る予定だった.
教授が予約していたエアポートタクシーは予定通りの時間に
教授を乗せてやってきた.
パスポートも忘れずに持っているし,I-94も事前にとってある.
国境を越えるのもそれほど時間がかからず
13時過ぎにデトロイト空港に着いた.
チェックインをして,セキュリティーを通れば
いい感じの時間にゲートにやってこれた.
しばらくすると,悪天候のため16時15分に変更になりました.
という放送が流れた.
まあ,それぐらいなら正直
普通に起こりえるレベルだ.
ベルリン行きの便の乗り継ぎ時間もまだ余裕はある.
さらにもう少し経つと,もしかしたら15時半に出れるかもしれません.
という放送が流れ,その後,15時半に出れるとは思わないでくださいときた.
結局,16時15分となったのだが
これではトラブルといわない.
そのトラブルは飛行機に乗ってからおきた.
飛行機に乗り,セーフティーの説明を受ける.
滑走路まで行き,さて出発だとなってからが長い.
30分ぐらいして,機長から放送があった.
こんなことは自分の機長人生初めてなのだが
JFKから5,6時間ほど待つように指示があった.
ここで待つことはできないので一度ターミナルに戻ります.
これはやな予感.やな予感というか
確実にニューヨークで乗る予定だった便は逃した.
面倒なことになったものだ.と思っていたら
ターミナルに機体が着いたのだが,そこで更なる放送が.
このフライトはキャンセルとなりました.
ゲートに行って,フライトの変更手続きを行なってください.
これが悪夢の始まりだったのだ.
投稿者 カズ : 22:06 | Poland