2011年4月11日

審査員

今日の気温は17度.
一昨日の気温は14度.

では,昨日の気温はというと
27度.

27度.

夏.

意味がわからない.

まだ今年になってロンT一枚だけ
という日はなかったのだが
ロンTを通り越していきなりTシャツとなった.

晴天のまさに夏日だったため
ジョギングがてらリバーサイドにいってみれば
夏の格好をした人たちがあふれていた.

公園には自転車のアイス屋さんもいたし
まさに夏のウィンザーのリバーサイド.

いうまでもなく今日は筋肉痛となっているわけだけど
心地よい一日だった.

ちなみに明日からは12度前後だそうだ.

完全に気温がおかしい.

一体何が起きているのだろう.

さて,もうすでに1ヶ月も前になってしまったのだが
先月の初めのこと.

ボランティアをやってきた.

やってきたというか別にやる気もあまりなかったのだが
ほぼ強引に誘われやってきた.

その日は普通に大学に行き
いつも通りに自分の作業をしていた.

してみると,院生部屋の向かいの部屋にいる
教授がやってきた.

この教授.

僕がGAをやっていたプレートテクトニクス
ないしは応用地球物理学を担当していた教授なので
それなりに仲は良かったりする.

まあ,今回はそれが仇になったのだが.

その教授がやってきて,
カズ,明日時間ある?
某小学校のacademic fairの審査員をやってくれる人を
探しているんだけど,ボランティアで是非ともやってくれない?
ときいてきた.

あまりやる気はなかったのだが
誰も他にいない.是非ともお願い.と根気よく頼まれ
やることにした.

たしか去年まで人がいなかったら
GAで時間が余っている人がその時間を使って
行っていた気がする.

今期は院生の数が少なくなっていて
各担当のLabなりがけっこうキツキツになっているとは
きいていたけれど,そうか.そんな人もいないのか.

てか,明日って.

せめて3,4日前に知らせて欲しかった.

詳細をきいてみるならば,ウィンザーにある某小学校で
行なわれるacademic fairの審査員をしてほしい.
うちの学科と化学科から人がでる.うちの学科からは
その教授と,他に院生二人に学部生一人.

学校まではスクールバスがでるけれど
教授が運転していくからその車で行きましょう.
時間にして2時間ぐらい.
ついでに,簡単なお昼は向こうが用意してくれるとのこと.

まあ,やるからにはきちんとやりましょう.

幸いにもうちの学科から行く院生は
仲のいい友達二人.

というか,教授が中国系の人なのだが
その二人も中国人留学生.

僕以上に強烈なお誘いがあったというか
きっと断れなかった状態だったのだろう.

心中お察ししますとはこのことだ.

学部生の子は自分の車で行くとのことだったので
教授と自分.そして友達二人が教授の車でいくことに.

で,小学校で他の人たちと合流.

ここでわかったのだが,
化学科からの人数がえらいことになっている.

教授は一人なのだが,学生の数が30人近く.

なんだそりゃ.
ものすごい多い.それはスクールバスもでるわ.

小学校にある食堂に集まり
そこで説明を受ける.

なんでもグループ分けをして
それぞれが担当のところを審査して欲しいとのこと.

これはあくまで小学生の研究なので
質問も簡単なところから徐々に難しくしていき
答えられないと思ったらそこまで.
もちろん甘めの審査をしてくれとのこと.

まあ,簡単にいえば
空気を読めということだ.

で,グループ分けなのだが
ここで嫌な予感がした.

それは車内での教授との会話.

カズってもう卒業したっけ?
いや,一応公式には6月です.
あっ,そうか.まあいいか.小学校側には
学生じゃなくて,すでにPhDをもっている
Research Scientistとして伝えてあるから.

もうなんていうか.
グループ分け.当然のことながら
グループリーダーというものが存在する.

ここにいるのは,教授が二人に残りは学生.

6グループぐらいにわかれるのだが
グループリーダーに誰が選ばれるかといえば
もうそれは火を見るより明らかだ.

当然のことながらグループリーダーに選ばれた(ちなみに
友達もそれぞれグループリーダーに選ばれていた)のだが
さらにおまけがくっついてきた.

各グループ,担当するのは最高でも6つのプレゼンテーション.

だが,僕のグループだけなぜか8つ.

さらに今年から各プレゼンに対して点数をつけるだけでなく
よい点,悪い点,さらにアドバイスを最後に
グループリーダーがまとめて提出しろということに.

僕のグループは8つと採点するプレゼンが多いのだが
そのために審査員の数も多くしてあるといわれた.

って,それをまとめるのか.

しかもアドバイスとか.

始める前からどっと疲れがでてきた
そんなacademic fairだった.

投稿者 カズ : 22:11 | 留学生活

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